日焼けだけじゃない!
10年後の肌を左右する「光老化」とは?

日焼けの季節、毎日きちんとUVケアできていますか? 日焼け止めを塗る習慣のない方や、「別に日焼けしても良いかな」と考えて、特に対策されない方も少なくありません。

でも、紫外線を避けなければならない理由は、単に「日焼けで黒くならない」ためだけではありません。

実は、紫外線は「あなたを老けさせる」大きな原因なのです。

いま紫外線をどれだけ対策するかが、10年、20年後の肌年齢を大きく左右します。

今回は、少し怖い「光老化」のお話です。

人は「光」で老化する!?

「紫外線を浴びすぎると、肌に良くない」

それはなんとなく分かっていても、その具体的なメカニズムをご存知ですか?

代表的な影響はもちろん肌が黒くなる「日焼け」ですが、紫外線は、肌内部の大切な組織までを壊してしまうのが怖いところ。

地上に届く紫外線はA波(UVA)とB波(UVB)がありますが、中でもUVAは肌の奥・真皮にまで達して肌細胞を傷つけます。

真皮では、コラーゲンやエラスチンという成分が網のように張っていて、肌のハリや弾力を保っていますが、UVAによってこれらが破壊されると、潤いやハリがなくなり、たるみ・シワの原因になります。

これが、「光老化」のメカニズムです。

UVAの怖いところは、はっきりとした日焼けの自覚がなくても、じわじわと肌細胞を傷つけて老化を進行させるところ。

一年を通じて降り注いでいる上に、雲や普通のカーテン・ガラスでは遮断されないので、「冬だから」「曇っているから」「室内だから」と油断しているうちに、徐々に影響は蓄積し、いつの間にか深いダメージが肌に現れてくるのです。

全然嬉しくない、まさに「負の貯金」!

シミ、シワ、たるみ、毛穴の開き、乾燥、くすみ……

紫外線ダメージの貯金がもたらすのは、悲しい老化現象ばかり。

今すぐに影響が出ないものだからといって、油断は禁物です。

「光老化」を防ぐには?
毎日のUVケアで、未来の美肌づくり!

肌老化の外的要因のうち、なんと80%は紫外線による影響だと言われています。

しかし逆に言えば、UVケアをしっかり行っていれば、肌老化をかなり軽減できるということですね。

日焼け止めは夏だけでなく、一年中。

特に紫外線の増える春夏は日傘を併用するなどして、きちんとガードしたいですね。

室内にも影響するUVAへの対策として、紫外線カット機能のあるカーテンを吊るしたり、でかけない日もスキンケアの最後に日焼け止めだけは塗っておいたり、常日頃からのケアがものを言います。

毎日コツコツと紫外線対策を行うことが、未来の美肌を作るカギなのです。

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小麦肌美人も、UV対策は欠かさない!?

日焼けくらい、別に気にしない! と思っていた人も、将来「早く老ける」と聞いたら、ちょっと紫外線が気になってきたのでは?

とはいえ、小麦色のツヤ肌に憧れる方もいるでしょう。しかし美しい小麦肌をつくるには、やみくもに日差しを浴びれば良いわけではありません。

日焼けをしたい人たちがよく塗っている「サンオイル」は、日焼けを促進しているように思われがちですが、実は“日焼け止め”の一種。

ボトルをよく見ると、通常の日焼け止めよりかなり低い数値ですが、SPF値が記載されていることが確認できるでしょう。紫外線による炎症(やけど)を防ぎ、肌ダメージを軽減しながらキレイに焼くためのアイテムなのです。

紫外線は、浴びすぎると美容に悪影響が出るだけでなく、皮膚ガンなど重大な病気を引き起こすこともあります。日焼けしたい人も、サンオイルなどを上手に活用しながら、きちんとUVケアを行うようにしてくださいね。

毎日のこまめなケアが、将来の美しいあなたを作ってくれるでしょう。

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