カテゴリー: 正しいお手入れ方法

洗い方やすすぎ方などスキンケアの基本的な動作と、各商品の正しい使い方

  • 脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?乾燥の季節のうるうるパーツケア

    脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?
    乾燥の季節のうるうるパーツケア

    顔は毎日鏡で見るし、スキンケアもしているけれど、首は? 手足は? 背中は?と言うと、いまひとつ自信のない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    特に寒い季節は、お風呂上がりにもすぐに服を着てしまい、全身の保湿を怠ってしまうこともあるかもしれません。

    でも、この季節こそ乾燥対策が重要! 乾燥状態が長く続くと、くすみやシミ、シワの原因になってしまいます。春夏の肌は、冬作られるのです。来年の春夏シーズンに自信を持って「肌見せ」できるように、いまからしっかりボディケアしておきたいですね。

    今回は、冬場の“全身保湿”について、パーツごとのケア方法を考えます。

    顔から首、デコルテまではひと続きですが、すべてをしっかりスキンケアしている人は少ないのではないでしょうか?

    首元は露出の機会が多く、紫外線や乾燥などのダメージを受けやすいため、シワやたるみ、くすみといったトラブルが目立ち、年齢が出やすい部位です。できるだけ、顔と同レベルのスキンケアがほしいところですね。首のケアについては過去にも詳しく特集しているので、ぜひそちらもチェックしてください。

    冬の間は洋服で隠れるので日焼け止めは必要ないかもしれませんが、毎日の保湿ケアはしっかり行いましょう。空気の乾燥はもちろん、ハイネックやマフラーといった衣類による摩擦や、静電気などの刺激によって、肌が荒れやすい時期です。

    顔のケアと同じ流れで、化粧水、乳液をたっぷりデコルテまで塗り広げて、やさしく潤いを与えてあげましょう。

    また、皮脂分泌が活発な体の正中線沿いにあるデコルテは、ニキビもできやすい場所です。胸元や首まわりは洗い残しやすいところなので、毎日のお風呂でしっかり洗うようにしてください。寝間着や寝具もこまめに交換して、清潔を保つこと。それでもニキビができてしまったら、早めにケアしてあげましょう。

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    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    とれたてベジローション」「ぜいたくベジミルク

    食品屋さんがつくった、保湿化粧水と美容乳液。宮崎産の原木椎茸から抽出した椎茸エキスをはじめ、ハトムギやキクラゲなど、多数の「食」由来の成分を贅沢に使用しています。天然ヒト型セラミドやヒアルロン酸など、潤い成分もたっぷりだから、リッチな使い心地で冬の乾燥ケアにも活躍します。

    美しい背中は、ドレスなどを着たとき本当に素敵です。しかし自分では見えづらく、普段は服で隠れていて気を配りにくいところ。

    特に多いトラブルは「背中ニキビ」です。お風呂に入るとき、鏡に映してチェックしてみてください。ニキビや毛穴開き、ブツブツができてはいませんか?

    その主な原因は「雑菌」。顔と同じ「アクネ菌」の繁殖もありますが、治りにくい背中ニキビの場合は「黄色ブドウ球菌」や「マラセチア菌」が毛穴に入り込み、炎症しているケースが多いそう。

    これらはもともと人の体にいる常在菌ですが、紫外線や乾燥といった外的ダメージやホルモンバランスの乱れなどによって体が弱ると、増殖して肌トラブルの原因になると言われています。乾燥する冬場は体調も崩しやすいですし、チクチクする素材の服を我慢して着ていたために、皮膚に細かい傷がついて雑菌が入りやすくなっていることも。

    また、お風呂での洗い残しも肌荒れの原因です。

    特にシャンプーやトリートメント剤が十分にすすげておらず、背中についたままになっている方が多いようです。洗う順序は、髪が先。トリートメントまでしっかりと洗い流し、髪の長い方は背中に髪が触れないよう高い位置でまとめてから、ボディをしっかりと洗ってくださいね。

    背中は特に見えづらいところですが、泡が残らないように、お風呂から上がる前にはしっかりと洗い流すことも大切です。

    洗い方も、肌の状態に合わせて対応を。

    この季節は乾燥で肌が弱っている方も多いでしょうから、普通のバスアイテムさえ刺激になってしまう場合があります。いつもの洗い方を続けて肌の調子がイマイチなときは、やさしいコットンタオルや手洗いに切り替えたり、石鹸やボディーソープを見直してみたり、自分の肌と相談してみるようにしましょう。

    乾燥肌の人は、熱いお風呂にも注意が必要です。

    高温のお湯に長く浸かると、皮脂やセラミドといった大切な肌の潤い成分が流出してしまいますし、肌がほてると乾燥が加速します。お湯の温度はなるべく40℃以下に設定して、長くても15〜20分程度で上がるようにしましょう。

    保湿効果のある入浴剤を使ったり、ベビーオイルをお湯に垂らして入るのも乾燥予防になりますね。

    お風呂上がりには、背中にも保湿ケアすることをおすすめします。顔と同じ化粧水や乳液はもちろん、ボディローションやミルクなど、ボディケア用品を活用しましょう。手の届きにくいところだけに、お風呂上がりの良いストレッチになりますね。

    体が硬くて届かない!という方は、化粧水をスプレーボトルに詰め替えてパジャマを着る前にシュッと吹きかけるだけでも違います。なかには、調理用のシリコンヘラを使っているという人も! ちょっと工夫して、背中のかゆみやブツブツ、ニキビを防ぎましょう。

    ※雑菌の増殖による背中ニキビは、セルフケアだけで改善が難しい場合があります。どうしても治りが悪いときは、早めに皮膚科に相談するか、市販されている背中ニキビ用の治療薬などを活用してください

    腕や脚は体の中でも油分が少ない部位なので、特に乾燥によるかゆみやくすみ、毛穴の開きといった悩みが出やすいところ。肘や膝の黒ずみが気になっている方も多いのではないでしょうか。

    乾燥や、それによるかゆみ、毛穴目立ちは保湿で対策! くすみは血行不良によるものも多いので、マッサージで対策できます。

    肘・膝の黒ずみも、乾燥により角質が溜まってしまうことが原因。常に水分や油分を補い、マッサージをすることでターンオーバーを促進しましょう。また、肘をつく癖があると、常に刺激を受けるため皮膚が厚くなり、色素沈着も起きやすくなります。一度、座っている時の姿勢を見直してみるのも良いですね。

    顔に化粧水や乳液を塗ったり、手にハンドクリームを塗ったりするたびに、余った化粧品を手脚に伸ばしておくと、だんだんと肌がやわらかく、なめらかになってくるものです。

    お風呂上がりは、服を着る前にしっかり保湿を。

    冬場は脱衣所も寒く湯冷めしやすいので、理想はあたたかい浴室内で体を拭いて、そのままケアしてしまうこと。高温多湿になりやすい浴室に化粧品を長期保管することはおすすめできないので、お風呂に入る前に、脱衣所の手が届きやすいところにボディローションやオイル、クリームなどをあらかじめ準備しておくと便利です。

    服を着たあとにもできるケアとして、ふくらはぎマッサージもおすすめです。

    血液を流すイメージでマッサージ

    「第二の心臓」とも言われるふくらはぎをマッサージすることは、脚の保湿とは別に全身の血行を促し、体をあたためる効果もあります。

    クリームをたっぷり使って保湿するついでに、心臓に血液を戻すイメージでしっかりマッサージしてください。血流が良くなり、くすみがちだった脚の色が白くなるのがわかるでしょう。むくみ対策にもなりますよ。

    パーツケア、最後にご案内するのは、手・指です。

    体の中でも特に働き者なのに、意外とないがしろにされがちなパーツ。首と同じく年齢が出やすいところですし、特に冬場はささくれやあかぎれなど、乾燥によるトラブルが多くなります。指先までしっかりうるうるにしてあげたいですね。

    やはり、役に立つのはハンドクリームです。この時期は常に持ち歩いて、手洗いのあとやカサつきを感じたとき、こまめに塗り直せるようにしたいですね。ささくれが気になる指先、爪の付け根や周囲、節くれ立ちやすい関節には、念入りに重ね塗り。これが手のエイジングケアになります。

    台所仕事をするときは、連続して水やお湯を扱うため、なかなか保湿が追いつきませんね。キッチンにもハンドクリームを置いてこまめに塗るのが理想ですが、それもなかなか難しい場合も多いでしょう。

    水仕事で手が荒れる原因は、洗剤によって手肌の皮脂やセラミドなど、潤いの成分まで奪われてしまうから。特に寒い時期は冷たい水での作業はつらいですし、油汚れが落ちやすいようにと、お湯を使って食器を洗う方が少なくありません。

    しかし、背中の項目でお話したように、熱いお湯では余計に潤いが奪われてしまうので、ますます乾燥を悪化させる原因になります。お風呂のときと同じく、熱すぎる温度は避けて。とはいえ、冷たいのもつらいですから、35℃前後の“熱くも冷たくもない”ぬるま湯が良いですね。

    手肌にやさしい洗剤を使ったり、水や洗剤に直接触れないようにゴム手袋を使ったりと、できる限り手肌の潤いを奪わない工夫をしましょう。

    そして、作業がひと段落つくごとにハンドクリームで潤いの補填をしてあげましょう。

    特にカサつきがひどい人や、ハンドクリームのベタつきが苦手な人は、化粧水で保湿してから少量のクリームを塗っても気持ち良いものです。最近では化粧水テクスチャのクリームや、ベタつきの気にならないクリームもありますので、好みのテクスチャを探してみてはいかがでしょうか。

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    とろける木の実ハンドクリーム

    とれたて果実手ハンドクリーム

    https://hadamanma.com/archives/2273

    安心の“食べ物”由来の成分たっぷりの、何ともおいしそうなレシピで作られたハンドクリームです。7種のナッツオイルたっぷりでリッチに潤う「とろける木の実ハンドクリーム」と、果汁が弾け、まるで化粧水のようにみずみずしく潤う「もぎたて果実手ハンドクリーム」。冬のカサつく肌に、食品屋さんのハンドケアをどうぞ。

    ところで、毎日清潔なハンカチを持ち歩いていますか?

    今はエアータオルやペーパータオルを置いているトイレが多いため、ハンカチを忘れても困ることは少なくなりましたね。

    しかし、冬の乾燥から手肌を守るなら、備え付けのエアータオルだけで済ませるのは不十分です。細かい指の股や爪の間に水気が残っていると、そこから乾燥の原因に。「濡れたままにすると、濡らす前より乾く」! これを肝に銘じましょう。

    ある程度水気を飛ばしたら、きちんとタオルやハンカチで細かいところまでしっかり拭き取って、ハンドクリームで丁寧にケアしてあげてくださいね。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    * * *

    ボディケアの習慣がない方にとっては、今回紹介した方法も、はじめは面倒に思うかもしれません。でも、毎日、全身をくまなくお手入れすることで、不調にもいち早く気づけるようになりますし、自分を手のひらで大切にいたわることで、心のリラックスにもつながります。

    きちんと手をかければ、肌は必ず答えてくれるもの。昨日よりキレイな自分に気づいたら、きっと楽しく続けられるでしょう。ぜひ今日から、全身保湿を習慣にしてくださいね。

  • 肌タイプ別、乾燥対策!潤いスキンケアと食事のアドバイス

    肌タイプ別、乾燥対策!
    潤いスキンケアと食事のアドバイス

    赤ちゃんを見ると、その吸いつくようにきめの細かい肌の美しさに、思わずうっとりしてしまいますね。私たちも、生まれた頃はそうだったはず。なのに、いつの間にこんなにいろいろな肌悩みを抱えるようになってしまったのでしょう。

    生まれたての赤ちゃんの肌は、水分たっぷりで油分とのバランスも取れている理想的な状態。トラブル肌の多くは、この水分と油分のバランスが崩れていると言われます。解決のためには、まず自分のトラブルタイプを知りましょう。

    今回は、トラブルタイプ別のスキンケアをはじめ、食品屋さんならではの「食」改善のアドバイスもご紹介してまいります。

    1. 慢性的な「乾燥肌」タイプ

    常に油分が少なくて、水分も少ない。典型的な「乾燥肌」タイプ。

    顔全体が乾燥し、手触りがカサカサ・ゴワゴワしたり、白っぽく粉吹きしてポロポロと薄皮が剥がれたりしやすい人です。特に洗顔や入浴の後は、つっぱり感などの不快感を覚えることもあるでしょう。

冬に限らず、夏場でも乾燥悩みが続く人も少なくありません。ひどくなると、かゆみやほてり、ひび割れやあかぎれなど、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。

    乾燥ダメージが深まると老化を加速させてしまうので、一刻も早くケアしてあげたいですね。こういったタイプは、水分と油分の両方が不足している状態なので、念入りな水分補給と、それを逃さないように油分での保護が必要です。

    まずは、水分を補うための丁寧な保湿ケア。自分が思っているよりもたっぷりの化粧水を使いましょう。メーカーの規定量を守って、特にカサつくところには追加して二度三度と重ねづけを。角質層が柔らかくもっちりと吸い付く感触になるまで、潤いを補ってあげます。

    しっかり潤ったら、水分が逃げないように油分でフタをします。乳液やクリーム、オイルなどを活用しましょう。

    高保湿タイプの化粧品を使っているのに、乾燥が改善されない……というときは、もしかすると化粧水のつけ方や、油分のフタが十分にできていない可能性があります。毎日のことでつい惰性になってしまいがちなスキンケア。たまに見直すと、改善点が見つかるかもしれません。

    スキンケアを見直したら、次は食事

    このタイプの方は、肌の保水力を高めて、低下気味のターンオーバーを活発にするために、有効な栄養を普段からたっぷり補給していきましょう。


    とにかく、美肌づくりに欠かせないのは「タンパク質」。肌細胞の材料になる大切な栄養です。肉、魚などの動物性タンパク質と、大豆などの植物性タンパク質があるので、バランスよく摂っていきましょう。

    よく聞く「アミノ酸」や「コラーゲン」も、タンパク質の一種です。肌の保水力をアップしたいなら積極的に摂取したいですね。コラーゲンの体内合成には「ビタミンC」も重要なので、ぜひ一緒に摂取してください。

    ビタミン類は美肌づくりに欠かせません。ビタミンCはもちろん、皮膚や粘膜をすこやかに保つ「ビタミンA」、血行促進と新陳代謝をUPさせる「ビタミンE」、そして肌代謝をサポートする「ビタミンB群」に注目です。

    Aは緑黄色野菜や、レバー、魚介類から。Eはナッツ類やアボカドに豊富です。ナッツやアボカドは良質な油分も摂取できるので、乾燥肌の方には特におすすめの食材。B群はレバーなどの肉や魚介類で摂取できます。

    各栄養素は普通の食事から摂るのが理想的ですが、鉄分やビタミンB群など食材からは摂取しにくいものもあるため、効率的に摂取したい場合はサプリメントを活用しましょう。中でもコラーゲンは「コラーゲンペプチド」を選ぶと、吸収効率が良いと言われています。

    食材をいろいろご紹介しましたが、特に魚はタンパク質、ビタミン、ミネラル、そして細胞膜を作るのに役立つ不飽和脂肪酸も摂れる、栄養の宝庫です。ヘルシーですし、美しくなりたいなら毎日でも食べたい食材ですね。

    ●Hadamanmaの栄養マメ知識!

    ダイエットの観点から避けられがちな「」ですが、実は保水成分として体に水分を抱え込む性質を持っています。だから、糖質をカットすると抱えていた水分を排出するので、急速に体重が減るのです。むくみは減りスッキリしますが、体内の水分量が極度に減って、肌の潤いやハリが失われる原因になることも。

    ダイエットやボディメイク目的の糖質制限はあくまで適度に行いましょう。もし実践するときは、十分な水分補給を心がけて。バランスの良い食事を、腹八分目で続けていきたいですね。

    2. 部分的に乾燥しやすい「混合肌」タイプ

    全体が乾いているわけではなく、目元・口まわりだけ乾燥しやすい人。「混合肌」とも言われるタイプです。

    目元、口まわりはそもそも顔の中でも皮膚が薄く、「弱い」部分です。体の不調が表れやすく、乾燥しやすいポイントなので、加齢とともにシワもできやすいのです。

    弱いところなのにポイントメイクを施す場所でもあるため、摩擦刺激を与えやすく、肌荒れの原因となります。アイシャドウやライナーなど、強く擦るような塗り方をしていませんか。また、髪の毛が触れることも多く、知らず知らずのうちにダメージが蓄積している可能性があります。

    顔の凹凸部分のため、スキンケアにムラが出やすいところでもあります。細かいところに洗い残しがあったり、化粧水がきちんと行き届いていなかったり……そんな小さなことの積み重ねが、ポイント乾燥や肌荒れを招いていることも。

    また、口まわりは乾燥しているのにニキビができる場合があります。乾燥によって角質層のターンオーバーが乱れ、毛穴がつまりやすくなることが主な原因とされます。あるいは胃腸の調子が悪かったり、ストレスなどでホルモンバランスが乱れたりすることでも、皮脂が過剰分泌される場合もありますが、肌が乾燥していると、より症状を悪化させてしまうのです。

    このタイプの方の改善方法は、下記のようなことが考えられます。

    まず目元・口まわりは顔の中でもっともデリケートな部位ということを念頭に、毎日のスキンケアを丁寧に行いましょう。化粧水や乳液も塗りムラがないように、細かいところまでしっかりケアしてあげます。摩擦にならないように、特にやさしく行いましょう。

    特に目の周りにかゆみや乾燥が出やすい人の中には、ポイントメイクの洗い残しが原因となっている人もいらっしゃいます。しっかりマスカラやメイクをした日は、専用のリムーバーを活用するなどして、クレンジングを念入りに。逆に、薄化粧の日はあまり強いリムーバーを使わず、優しく落としてあげてください。できるだけ刺激を与えないことが大切です。

    スキンケアやメイクには、いつも清潔な道具を使いましょう。メイクブラシやスポンジ、チップをこまめに洗い、古くなったら交換するなどして、清潔に保つようにしてください。

    そして、普段の生活の中でもなるべく顔を触らない。汚れた手で、うっかりほおづえをついたり、まぶたをこすったりしていないか、自分のクセをチェックしてみましょう。目元やフェイスラインに髪の毛が触れないようにまとめておくのも効果的です。

    目元、口まわりの肌荒れはホルモンバランスの乱れが主な原因ということもあるので、睡眠などの生活習慣を見直すことで、改善が期待できます。

    3・脂性肌? 実は「隠れ乾燥」タイプ

    テカりやすい脂性肌の方は、乾燥とは無縁だと思いがちですが、肌がベタついているからと言って、潤っているとは限りません。ベタつきと潤いはまったく別もの。もしかするとベタつく皮膚の内部で、「隠れ乾燥」が進んでいるかもしれません。

    皮脂は多いけれど、肌内部の水分が少ないという方はよくいらっしゃるものです。テカテカと脂っぽいのに、ハリがなくシワシワしている、肌色がくすみがち、といった方はこのタイプを疑ってみましょう。肌の水分量が少ないのに、油分は多いタイプです。

    実は乾燥しているのに、それに見合ったケアがきちんと行われていないため、肌が乾燥から身を守ろうと皮脂を過剰分泌しているのです。男性によく見られますが、スキンケアの習慣のない方にも多い状態です。

    春は温度が変わりやすいので肌が敏感になったりトラブルがあることも

    こういった方は乾燥肌の自覚がなく、ベタベタする基礎化粧が苦手なため、使う化粧水の量が少なすぎたり、乳液のステップを省いたりして保湿を軽くしてしまいがち。そうして肌はますます皮脂を分泌するという、悪循環に陥りやすいのです。

    こまめにあぶらとり紙でケアするだけではなく、基本的なスキンケアを見直してみましょう

    化粧水は、一度メーカーの規定量を見直し、いつもより多めに使ってみてください。潤いをたっぷり行き渡らせたら、乳液でしっかり水分を閉じ込めてあげましょう。ベタつきを怖がって薄く伸ばすようなつけ方をすると意味がないので、たっぷりつけることが基本です。

    スキンケアの他にできる対応策としては、基本的には1の乾燥肌タイプと同じく、水分保持力が高く、栄養たっぷりの食事を心がけましょう。タンパク質、コラーゲンなど肌の原料になるものを意識的に摂ることで、ハリやくすみが改善されてきます。また、ビタミンB群をしっかりと摂取することで、皮脂分泌の抑制になり、タンパク質代謝にも効果的です。

    * * *

    美肌の敵である乾燥にも、タイプがあることがわかりましたね。しかし、季節や年齢によって、肌タイプが変化することもあります。

    私は脂性肌だから、私は乾燥肌だからと決めつけて、変化に気づかず何年も同じスキンケアをしていると、いつの間にか暗くくすんだ肌になってしまう、深いシワが刻まれるなど、深刻な肌トラブルを抱えてしまうかもしれません。

    毎日のスキンケアを、しっかりと鏡を覗き込んで行い、肌を細かくチェックして変化に気づくようにしましょう。肌は、丁寧に手をかければかけるだけきれいになるものです。変化を楽しみ、毎日すこやかに美しくお過ごしください。

  • 働く「手」は、老けやすい?ハンドクリームの正しい塗り方で、うるすべ手肌へ!

    働く「手」は、老けやすい?
    ハンドクリームの正しい塗り方で、うるすべ手肌へ!

    11月。空気が乾燥し、手肌のカサつきが気になるシーズンになりました。

    そんなときに役立つアイテムが、先日Hadamanmaから新たに発売されましたが、もうチェックされましたか? 「とろける木の実ハンドクリーム」と「もぎたて果実手ハンドクリーム」です。

    手荒れの悩みが多くなる秋冬こそ、ぜひ、ハンドケアも見直しを。そこで今回はこの新しい2つのハンドクリームを活用しながら、毎日やっていただきたい「ハンドケアの基本」をご紹介します。

    実は、手は顔以上に年齢が出やすい「老け」ポイント。

    衣服に守られることのない手は、常に外気に晒されて紫外線を浴び続けています。さらに、汚れはもちろん水や洗剤、紙、スマホと、さまざまな材質のものに触れ続けることで、少しずつダメージを蓄積しているのです。

    もしかすると体の中で、もっとも酷使されていると言っても過言ではないパーツかもしれません。そんな働き者の手には、本当は顔と同じか、それ以上のケアが必要なのです。

    特に空気が乾燥する秋冬は、ひび・あかぎれなどの手肌の悩みが増えます。そんなトラブルが出た時はもちろん、そうなる前から毎日スキンケアして、指先まで潤った美しい手肌を保ちたいですね。

    乾燥から守る、だけじゃない!
    ハンドクリームで「手の美容」に取り組もう。

    手肌も、顔と同じように化粧水や乳液でケアしても良いのですが、忙しい日中や外出先で、手を洗ったり、洗い物をしたりするたびに化粧水や乳液を取り出して……というのは、現実的に難しいですね。また、いろんな刺激から手肌を守るため、高いガード力もほしいところです。

    そこで役立つのが、保水と保護の機能を備えた「ハンドクリーム」です。

    ハンドクリームは手肌に潤いを与え、乾燥や刺激から守るためのアイテムですが、最近では美容機能の高い製品も増えてきました。

    Hadamanmaの「木の実」「果実手」ハンドクリームも、保湿・保護・そして美容の三つを叶えるために、安心な食べ物や植物由来の美容成分たっぷりで作られています。かさつきを癒し、手肌を守りながら美容まで叶えてくれる。年齢の出やすい手にとって、これほど心強いものはありませんね。

    では、ハンドクリームをしっかり活用するために、まずは基本の使い方を確認してみましょう!

    意外と知らない?
    ハンドクリームの基本の使い方

    1.いつでもどこでも、こまめにケア!

    塗り方のポイントは、まずこまめに塗ること。

    外出の前後、仕事の合間、家事や入浴後、おやすみ前などを習慣づけて、ほかにもかさつきが気になったらその都度塗るようにしましょう。乾燥対策だけでなく、ダメージへの保護になります。

    塗りたい時に手元にないと、つい「ま、後でいいか」となりがち。家中のあちこちに置く、化粧ポーチに入れておく、オフィスのデスクにも常備するなど、欲しい時に必ず持っておくようにすると良いですね。

    ベッドサイドや職場のデスク、持ち歩くポーチの中にハンドクリームを常備することをお勧めします。

    2.手指を清潔にして、温めよう

    ハンドクリームを塗る前には、手を清潔にします。顔に化粧水を塗る前に、洗顔するのと同じですね。

    仕事の合間など、いちいち手を洗いに立つのが億劫な場面でも、ウェットティッシュで拭いて手指を清潔にしてからハンドクリームを塗ると、浸透力が違いますし、容器に残っているクリームも清潔に保つことができます。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    オフィスなどには除菌用アルコールが常備されていることも多いものですが、刺激の強いアルコール消毒は肌の乾燥に拍車をかけてしまいます。できるならノンアルコールタイプで手肌にやさしいものを使うか、普通の手洗いをしっかり行ってください。手を洗って水気を拭き取るときは、肌を傷つけないようゴシゴシ強くこすらず、柔らかいハンカチやタオルでポンポンとやさしく水気を押さえましょう。

    また、ハンドクリームを塗る前には、できるだけ手を温めておきます。油分の多いハンドクリームは冷えた手では伸びが悪くなりますし、冷えきってカサカサになった手は角質が固くなっているので、せっかくのハンドクリームがうまく浸透しません。

    手洗いを冷水でなく、ぬるま湯で行うと一石二鳥です。熱いお湯で洗うと、必要な皮脂まで奪われて乾燥するので、「熱くも冷たくもない」温度に抑えておきましょう。時間があれば、手全体を1分ほど蒸しタオルで包んで温めておくと血行が良くなり、角質層がほどよく柔らかくなってハンドクリームが浸透しやすくなります。

    3.ハンドクリームは、手の甲から広げる!

    準備ができたら、いよいよハンドクリームを塗っていきます。

    「木の実」「果実手」ハンドクリームの場合、1回分の目安は大体1円玉大。乾燥が気になるときはもちろん多めに使ってもOKです。

    寒い時期はハンドクリームが固くなっていることがあるので、一度手のひらで包んで温め、柔らかくしてから使ってください。

    クリームは手の甲から伸ばしていきましょう。

    全体にクリームが行き届くように、まんべんなく塗り広げます。

    ささっと広げて終わるのでなく、よくなじむようにかるく揉み込みながら塗っていくと効果的です。ただしゴシゴシこすらず、クリームですべらせながら、やさしく行ってください。

    4.指の先、爪までしっかりと。

    広いところのあとは、指へ。美容効果の高いハンドクリームはネイルケアにも最適。爪までしっかり塗りこみましょう。

    ささくれやあかぎれの予防にもなるので、爪の横や生え際、関節のシワの間など、細かいところにもしっかりと行き渡るようにしてください。

    よりしっかりネイルケアしたい場合は、先にキューティクルオイルを塗っておいてからハンドクリームでフタをするように使うと効果的です。

    これで、基本のケアは完了です。

    潤いが物足りないところや、手荒れが特に気になる部分、乾燥がひどく皮膚が硬くなっているようなところには、たっぷりと二度塗り、三度塗りをしましょう。

    いつものハンドクリームも、こうしてしっかり使うと、きっと潤い方が全然違うはず。ハンドクリームを塗りながら軽くマッサージをすると、血行促進になって冷えも解消できますし、リラックス&リフレッシュ効果もあるので、ちょっと休憩したいときや、おやすみ前のケアとして是非取り入れてくださいね。

    「木の実」と「果実手」、使い分けは?

    ハンドクリームの基本の塗り方を踏まえて、Hadamanmaの「木の実」&「果実手」ハンドクリームの使い分け方と特徴をご紹介します。

    まず「とろける木の実ハンドクリーム」は、保湿と美容効果が高いので、特に手肌のエイジングケアがしたい方にイチオシです。また、しっとりと保護力の高いハンドクリームをお探しの方にもおすすめです。

    こっくりとしたクリームですが、驚くほど伸びが良いので少量でもしっかり手肌を守ることができるでしょう。塗っているときは油分がしっかりした印象ですが、塗ってしばらくすると、つけているのを忘れるくらいにサラサラの仕上がりになります。

    もぎたて果実手ハンドクリーム」は、さっぱりとした潤い感が特徴のクリーム。あまり重い感触のハンドクリームが好きではない方や、よりみずみずしい潤いがほしい時におすすめ。使用感はさっぱりしていますが、保湿・保護力は「木の実」と同等レベルです。

    塗り広げていくと手肌の熱に反応して潤いが出てくるので、この水っぽさがあるうちに手肌全体にクリームをなじませましょう。指先まで塗り込んで少し経つと、次第に水気が落ち着き、しっとりとクリームの保護力が発揮されます。

    どちらも保湿・保護力は高いので、お好きな使用感で選んでいただくと良いでしょう。日中や春夏はさっぱりした「果実手」、夜や秋冬は「木の実」でしっかり美容ケア。そんな使い分けも良いですね。

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    とろける木の実/もぎたて果実手ハンドクリーム

    7種のナッツとはちみつの力でしっとりと潤う「木の実」と、化粧水+クリームの効果でさっぱり潤う「果実手」。ともにお顔用の高級クリーム品質。長くしっかりうるおうのに、塗ってすぐにスマホを触れるほどサラリとした仕上がりで、働く手を荒れとダメージから守ります。

    毎日の食器洗いも、スキンケアに。

    季節を問わず、食器洗いなどの水仕事が原因で手荒れに悩んでいる方も多いでしょう。作業の前後にハンドクリームでこまめにケアするのも大切ですが、キッチン洗剤自体を肌に優しいものに見直してみるもの良いかもしれません。

    「食器用洗剤で手が荒れるのは仕方のないこと」と諦めず、「手肌用の“スキンケアソープ”で食器を洗う」と、大胆に発想を転換してはいかがでしょうか。

    手肌に優しいのに、食器の汚れをしっかり洗い上げる食器用洗剤「サラエステ」

    食品屋であるタマチャンショップが作った「サラエステ」は顔も全身も洗えるほど、化粧品レベルに手肌にやさしい、化粧品レベルの洗剤です。手肌の潤いを奪わず、むしろケアしながら、“食器も”洗うことができるというユニークなアイテム。

    洗浄成分はすべて植物由来で、赤ちゃん用製品に使われるほど優しいものを採用。手肌を刺激から守る7種類のハーブエキスを配合するなど、手肌へのやさしさをとことん考えて作られています。

    もともとはシャンプーの開発技術者が、手荒れに困っている美容師さんのために開発したもの。汚れは洗浄成分で包み込んで落とし、手肌には保湿成分を残してなじませる画期的なハイブリッド手法。

    毎日の水仕事は避けられないもの。手荒れに悩んでいる方は、ぜひこういったアイテムも検討してみてはいかがでしょうか。

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    サラエステ

    キッチンをエステに!? 自然食品屋さんがつくった、お皿を洗える、新発想のスキンケアソープ。手肌と自然にやさしい洗浄成分で、使うたびに肌を美しく整えます。

    * * *

    手荒れが特に気になる季節です。乾燥状態に長く晒すことは、顔と同じで深刻なシワやくすみの原因となります。こまめにハンドクリームで潤いを与え、大切にケアしてあげましょう。

    
もし、オフィスで紙を触る機会が多ければ指サックをしたり、外出時は清潔な手袋をつけたりと、日頃から手肌をいたわってあげたいですね。


    この冬、Hadamanmaから発売された二つの自信作が、デリケートな皆さまの手肌を守るため、お役に立てることを願っています。

  • 化粧水の「本当の使い方」でさらなる「すっぴん力」アップへ!

    化粧水の「本当の使い方」で
    さらなる「すっぴん力」アップへ!

    空気の乾燥がますます加速する秋。肌のかさつきが気になってくる頃ですね。

    さて、乾燥対策といえば何よりも「保湿」が大切ですが、本当に正しく効果的なケアができているか、ここで一度確認してみませんか。

    今回はスキンケアの要である「化粧水」について、詳しくお話しします。

    いまさらと思われるかもしれませんが、毎日のスキンケアルーティンの中で当たり前の化粧水は、意外とおざなりになりがちな行程です。いつもなんとなく「パパッとつけて終わり!」になっていませんか?

    化粧水を正しく使えていないと、潤いが十分に肌に行き渡らず、しかもすぐに蒸発して、余計に肌が乾燥する原因になることも……。本格的な乾燥シーズンを前に、角質層にしっかり潤いを届けるため、正しい化粧水の使い方をマスターしましょう!

    スキンケアで欠かせない化粧水の意味って?

    毎日のスキンケアで欠かせない化粧水。でも、その詳しい働きや保湿のメカニズムをちゃんと把握できている人は、意外と少ないかもしれません。

    化粧水の役割は、肌に水分と保湿成分を与えること。保湿することで角質を柔らかくして、肌の調子を整える効果があります。

    よく「肌に化粧水が浸透する」と言いますが、実際に化粧水が届くのは「角質層」まで

    そもそも肌は、大きく「表皮」と「真皮」に分けられますが、表皮はさらに細かく4層に分かれており、一番外側にあるのが「角質層」です。その厚みはわずか0.02〜0.03mm程度! ティッシュ1枚よりずっと薄いんですね。

    この角質層が、肌の保湿機能バリア機能を担っています。肌内部からの水分蒸散を防ぎながら、外部の刺激や異物から体を守ってくれています。

    ▼肌の仕組みについて、さらに詳しくはこちら

    これだけは知っておきたい!『お肌のしくみ』基本編

    そんな角質層をすこやかに保つため、活躍するのが化粧水

    赤ちゃんのように、新陳代謝が盛んで潤った肌であれば何もつけなくても良いかもしれませんが、大人になると日々のメイクによる刺激や、生活習慣の乱れ、紫外線によるダメージ、加齢による保湿成分の減少など、さまざまな要因が重なって、自力だけでは肌の潤いを保てなくなります。

    角質層が乾燥すると、肌のバリア機能が衰えて、紫外線など外部からの刺激を受けやすくなったり、ターンオーバーが乱れて肌荒れしたり、ハリがなくなったり……老化をはじめ、さまざまな美容トラブルが起こってしまいます

    だから、乾燥して硬くなってしまった肌に化粧水で潤いを補って、角質を柔らかく整える必要があるのです。カサカサに枯れた大地に、ジョウロで水をあげるイメージですね。

    水分を与えるだけで良いなら、水で十分じゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。化粧水がただの水と違うのは、保湿成分美容成分を含んでいるところ。

    角質層に入った水分は、時間の経過とともに蒸散します。乾いて、潤いが逃げてしまうんですね。水分を逃がさず、さらに肌内部からの水分蒸散を防ぐために、化粧水に配合されている保湿・美容成分が働くのです

    特に、肌内部にも存在するセラミドNMFの成分(アミノ酸や尿素など)は、化粧水の保湿成分としても人気です。肌との親和性が高く、角質層の保湿効果を補って、柔らかく潤う肌づくりをサポートしてくれます。

    単純に水分で湿らせるだけではなく、しっかり「保湿」できるように、保水力の高い成分が入った化粧水を選ぶと良いでしょう。

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    Hadamanmaとれたてベジローション

    とれたてベジローション

    食由来の保湿・美容成分をたっぷり配合した、保湿化粧水。人肌になじみやすい天然ヒト型セラミド(醤油粕由来)と、植物性セラミドをダブルで配合しました。さらに、保水力の高い椎茸エキスや、アミノ酸、米麹や酵母による発酵のチカラをフル活用。潤いあふれる健やかな肌に導きます。

    化粧水の役割が分かりましたが、重要なのはその使い方です。肌の表面にパパッと濡らすようなつけ方では、十分に角質層全体を潤すことはできません。

    長時間、水や湯に手を浸けていると、指先がシワシワになりますよね。時間をかけて水分が角質層に侵入した結果です。化粧水も同じく、じっくり丁寧につけることで潤いが角質層に浸透します

    そこでHadamanmaがおすすめするのは、コットンを使って化粧水をつける方法

    1.化粧品を「正しく使う」こと

    手でつけるのも良いのですが、気づかないうちに手のシワや指の隙間に化粧水が流れて、適量を顔に届けられていないことがあります。コットンなら、化粧水をしっかりとどめておけます

    また、手のひらでは頰や額などの広い面は塗りやすいですが、小鼻や口周りの凹凸部分には塗りムラがでやすく、水分が行き届きにくいもの。毛穴が気になったり、乾燥して粉を吹いたりしやすいのは、そういった部分ではありませんか?

    そんなところも、コットンだと均一に塗ることができます

    そして化粧水には、日焼けやお風呂上がりでほてった肌をクールダウンさせる役割もあります。手のひらで温まってしまったら、その効果も半減ですね。コットンなら、余計な熱も伝わりません

    手だとつい短時間で済ませがちですが、コットンを使うと比較的丁寧にスキンケアを行うようになるので、角質層にじっくり潤いを浸透させることができます。

    ただし、コットンを使うときは「絶対にこすらないこと」「強く叩かないこと」が鉄則。間違った使い方をすると、摩擦によって肌を傷つけてしまいます。

    では改めて、コットンを使った化粧水の「正しい使い方」を確認していきましょう!

    化粧水をつけるのは、洗顔後やお風呂上がりすぐ! 肌が乾かないうちに行うことが大切です。脱衣所や洗面台に化粧水を置いておくと楽ですね。

    そして大切なのは、化粧水の量。少ないと角質層全体を潤すことができませんし、乾いたコットンの繊維で肌を傷つけてしまうので、コットンがひたひたになるくらいたっぷり使いましょう。

    まずは化粧水のメーカーの規定量を確認してください。3〜4プッシュとか、500円玉大を数回とか、商品によって書き方は違いますが、多くの化粧水が約5ml(小さじ一杯)程度を推奨しています。

    実際に測ってみると、「こんなに多いの?」と思われるかもしれません。この量を手のひらで一気に顔に乗せようとすると、半分以上こぼれ落ちてしまうので、もし手でつける場合は少しずつ分けながら使うことが大前提。その点でも、コットンを使う方が効率が良いですね。

    「高価な化粧水だからもったいない」と、ちびちび使っていたら結局十分な効果を得られず、せっかくの化粧品がかえってもったいないことになってしまいます。かけた値段分、あるいはそれ以上の満足感を得るためには、適量を守り、手間をかけることが大切なのです。

    コットンは柔らかく、厚みのあるものを選びます。中指と薬指の2本にのせて、人差し指と小指で両端をはさんで使いましょう。小鼻などの細かい部分をケアするときは、コットンを畳んだり、中指一本にかけて使ってください。

    音が出るほど強く叩くようにパッティングするのは、肌の刺激になるので絶対にNG!

    コットンは小刻みに動かし、肌から5mm以上浮かさないイメージで、肌にやさしく当てていきましょう。じっくり繰り返すことで、角質層のすみずみまで潤いが行きわたります。

    規定量でも潤いが足りないと感じときや、乾燥が気になる部分には、化粧水を追加して重ねづけするのも良いですよ。

    どこまですれば十分な保湿と言えるか、一つの目安としては顔全体がひんやりとクールダウンされていること。そして、肌がもっちりと手のひらに吸い付くようになったらOKです。

    最後に手のひらで顔をやさしく包み込んで、しっかりと潤いを押し込んでください。柔らかく潤った肌を、いつくしむように。

    家事や子育て、仕事に忙殺されて、どうしてもゆっくりスキンケアしていられない!という場合は、シートマスクコットンパックを活用してはいかがでしょうか。最初は面倒に感じられるかもしれませんが、慣れてしまえば、顔に貼ったまま他のことができるので便利です。

    化粧水でしっかり潤いを届けたあと、大切なのは「油分」の補給です。化粧水をどんなにたっぷり使っても、潤いが蒸散してしまっては意味がありません。乳液やオイル、クリームで水分を閉じ込めましょう

    ときどき、脂性肌だからといって化粧水だけで済ませてしまう人がいます。本当にそれで肌の調子が良くなっていれば問題ありませんが、もしも皮脂のベタつきが解消されない場合は、「インナードライ」になっている可能性も。

    油分でフタをしないことで、水分が蒸散して肌内部が乾き、それを補うために皮脂が過剰分泌しているのです。いつものケアで肌状態がよくならないときは、化粧水乳液という、スキンケアの基本ステップを振り返ってみると良いですね。

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    天然ヒト型セラミドをはじめ、3種のナッツオイルや、宮崎県産の原木椎茸エキスなど、優れた保湿成分をたっぷり配合。食の栄養をつめこんだ「集中美容乳液」です。

    乳液を使ったコットンパックや、たっぷりの潤いを味方に軽くマッサージするのもも効果的です。乾燥シーズン、時間に余裕があるときはぜひ試してみてくださいね。

    * * *

    今回はスキンケアの基礎である化粧水について、大ボリュームでお届けしました。

    前回の「クレンジングと洗顔」の話に引き続き、化粧水による保湿も「すっぴん力」を鍛える大切なステップです。忙しい毎日の中で、つい惰性になりがちな部分ではありますが、ここを意識して丁寧に行うことで、明日の肌が変わります。

    乾燥も寒さも、肌に潤いがあれば怖くありません。ダメージを老化につなげないために、今からすっぴん力を蓄えて、厳しい冬に備えましょう!

  • 「すっぴん力」を上げる!正しいクレンジング&洗顔法

    「すっぴん力」を上げる!
    正しいクレンジング&洗顔法

    毎日欠かすことのできない、クレンジングや洗顔。クタクタに疲れているときや、忙しくて手いっぱいのときは、つい手間だなぁ、めんどくさいなぁ、と思ってしまうこともありますね。

    でも、美容の基本は「落とす」こと。

    「化粧したまま寝ると肌が荒れてしまう!」

    「洗顔をきちんとしないと、くすんで老け顔になる!」

    そんなイメージをお持ちの方は多いと思います。では、クレンジングや洗顔をきちんとせずに過ごしていたら、私たちの肌では具体的にどんなことが起きるのでしょう? 今回は、クレンジングや洗顔の大切さと、正しいやり方をしっかり見直してみましょう。

    洗顔不足はなぜ悪い?
    肌荒れのメカニズム。

    気になる肌荒れの原因は?

    1日を終えた肌の表面には、さまざまな汚れが付着しています。

    お化粧をしている方なら朝塗った日焼け止めやファンデーションが残っているでしょうし、何もしていなくても、自分自身の汗や皮脂、古い角質などの汚れがたまったり、空気中の埃や花粉が付着したりして、肌は必ず汚れてしまいます

    それらの汚れは時間と共に酸化したり、混ざりあって化学反応を起こしたりすることで、肌に刺激を与えるようになります。顔を洗わずに寝てしまうということは、そんな刺激物質をつけたままにするということ。当然、肌には大変な負担となります。

    また、汚れが肌表面に留まっていると、毛穴をふさいで吹き出物などの炎症を引き起こすほか、正常な肌のサイクル(ターンオーバー)を邪魔するので、きれいな肌が作られなくなります。古い角質が蓄積してゴワゴワした厚い皮膚になり、くすみやシミ、シワやたるみにもつながってしまいます。不潔な状態は、老化の原因にもなるんですね。

    肌が汚れていると、さまざまな美容トラブルの原因となります。

    そればかりか、こんな状態の肌では、どんなに良い化粧品を使っても美容成分がしっかり浸透できず、十分な効果を発揮できません。もったいないですね。

    常に肌を清潔に保っていれば、化粧水や美容液がスイスイ浸透し、角質層をしっかりと潤してくれます。ターンオーバーも正常に行われるようになり、いつもピカピカ素肌。

    これが、「すっぴん力」です。すっぴん力さえあれば、濃いファンデーションで肌を隠さなくて良いし、やみくもに化粧品を取り替えてお金をかける必要もありません。明るく透明感のある素肌で、より美しく、若々しくなれるはずですね。

    「帰宅後すぐ」が基本!
    クレンジングで1日の汚れを落とそう。

    では、すっぴん力を向上させるための「正しいクレンジングと洗顔法」とは?

    ポイントを具体的にご紹介していきましょう。

    まずは洗うタイミング。

    1日を過ごした肌には、前述した通り、汚れと刺激成分がたっぷりと付いています。手を洗うのと同じように、顔も「帰宅後すぐ」に洗って、汚れから解放してあげましょう。

    帰宅後、すぐにクレンジング・洗顔をしてお肌を解放しよう!

    よく手を洗ったあと、油溶性の汚れを落とすためにクレンジングをします。

    クレンジングはメイク汚れだけでなく、角栓の詰まりや化学的な大気汚染物質なども落としてくれます。

    メイクをせず1日外出もしなかった日は、肌質によっては泡洗顔だけで済ませても良いかもしれませんが、日焼け止めを塗ったならクレンジングもしてください。また、皮脂分泌が多めでニキビや角栓詰まりができやすい方も、泡洗顔の前にクレンジングで皮脂をリセットするのも良いですね。

    オイルやミルクタイプなど、いろいろなクレンジングがありますが、肌質に合わせて好みのものを選んでください

    クレンジング力が強いオイルベースのものは、濃いメイクをしっかり落としたい日や、皮脂や角栓が気になる時に向いています。ただし必要な潤いまで奪うこともあるので、乾燥しやすい方にはミルクやジェルなど、肌にやさしいタイプがおすすめです。基本はミルクやジェルで、Tゾーンはオイルなど、部位によって使い分ける方法もあります。

    自分のお肌に合ったクレンジングを選びましょう。

    シートタイプのものはとても便利ですが、肌をこすりやすく、洗い流すものと比べて汚れ落ちが十分でない場合もあるので、なるべく常用は避けた方が良いでしょう。

    また、オイルやミルクでも汚れ落ちがいまいち、という方は、使い方が誤っている可能性があります。商品によって量や使い方は細かく違う場合があるので、メーカーの説明をしっかり読んで使いましょう。
    特に、手や顔が濡れた状態でクレンジングを使っても、汚れとクレンジング剤が十分になじみません。濡れた手でもOKという商品でない限り、乾いた状態でクレンジングしましょう。逆に、クレンジング剤を洗い流す際は、まず少量の水でクレンジングと水をなじませる「乳化」の一手間を忘れずに。きちんと乳化できていないと、せっかくの汚れ落ちが半減する場合があります。

    クレンジングや洗顔の際、よく耳にするタブーは「強くこすらない!」「指でゴシゴシ触らない!」ということ。

    こすりすぎを防ぐため、マスカラやアイライナーなどを使用している方は、先にポイントメイクを専用リムーバーで落としておきましょう。この時も、ゴシゴシこすると色素沈着を招きますので、優しく行ってくださいね。

    洗顔の前に「たっぷり予洗い」しよう!

    洗顔の前にたっぷり予洗いをしよう

    泡洗顔の前に大切なのは、「予洗い」です。洗顔料を使う前に、きれいな水でしっかりとすすぎ洗いを行いましょう。クレンジングのあとはもちろん、朝の洗顔前にも大切なステップです。

    ここを手抜きせず丹念に行うことで、角質層が柔らかくなり、スムーズに汚れを落とせるようになります。

    予洗いは溜めた水でなく、流水で行いましょう。水の温度は冷たすぎず、熱すぎず、35°C前後の人肌くらいが、肌に刺激を与えず、汚れが落ちやすい温度です。

    特にクレンジングのあとは、指先に感じるヌルつきがなくなってからも、さらに数回すすいでおきます。クレンジングが肌に残っていると泡洗顔の邪魔になってしまうため、角質層の汚れをリセットするつもりで、しっかりとすすぐことが大切です。

    泡洗顔の前に、しっかりすすぎ洗い!

    正しい洗顔のポイントは
    「泡だて」と「プラス20回のすすぎ」

    たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。

    予洗いがしっかりできたら、続いて泡洗顔です。

    クレンジングをしっかりすれば泡洗顔はいらないのでは? と思ってしまいますが、クレンジングが油溶性の汚れを落とすのに対して、泡洗顔には古くなった角質や皮脂、汗やホコリなど、水溶性の汚れを落とす役割があります。

    洗顔料は、きめの細かい泡をたっぷりと作ってから肌に乗せましょう。

    この時に水分が多すぎると、すぐに流れてしまう、柔らかい泡しかできません。ボリューム不足でつぶれやすい泡だと肌をこする原因になりますし、粗い泡では毛穴の汚れもしっかり落とせません。

    ちょっとずつ水分を加減しながら、キメの細かいもっちり泡を作るようにしてください。泡立てネットや洗顔用の泡立て器を使うと簡単です。

    手のひらに乗せた泡が、ひっくり返しても簡単に落ちないくらいの弾力を持っている状態が理想です。

    たっぷりの泡を肌の上で転がすように洗いましょう

    この泡を指の腹で転がすようなイメージで洗います。たっぷりの泡で顔全体を包むようにして、肌を直接指でこすらないことがポイント。デリケートな肌を、優しく洗ってあげましょう。

    たっぷりのきめ細かい泡で洗いましょう。

    頬やおでこといった顔の広い範囲はもちろん、Tゾーン、小鼻のキワや口元などの細かい凸凹部分までしっかりと。髪の生え際、首や耳の周辺などまで洗い残しのないようにします。

    そして、しっかりとすすぎを行いましょう。

    ここが不十分で肌トラブルが起きている方も多いので、「泡が落ちたな」と思ってからもプラス20回を目安に、たっぷりの流水ですすいでください。

    泡が落ちてからプラス20回すすぎましょう。

    角質層の中の水を全部入れ替える気持ちで、きれいな流水を使って顔中すみずみまですすぎましょう。この時、浄水器の水を使えたら理想的です。

    すすいだ後は、必ず鏡を見ながら顔を左右に振って、生え際やあごのラインまで泡や汚れの残りがないかチェックしましょう。すすぎ残しが吹き出物の原因になる場合もあります。

    清潔なタオルでやさしく水分をとりましょう

    タオルで顔を拭くときも、ゴシゴシこすらずにやさしく水分をおさえるだけ。せっかくきれいにした肌を汚してしまわないように、タオルは洗いたての清潔なものを使ってくださいね。

    肌が乾かないうちに、素早く化粧水&乳液での保湿ケアしましょう。

    「やりすぎ」で肌刺激に?
    美容意識が高い人ほど陥りがちなNGポイント。

    正しい洗顔方法で、ダメージを最小限に抑えましょう

    クレンジング・洗顔の正しいステップをご説明してきましたが、最後にちょっと見落としがちな、意外なNGポイントをご紹介します。

    1・時間をかけて「やりすぎ」ている

    力が強すぎる・雑すぎるクレンジングがいけないことは、皆さんよくご存知ですが、美容意識が高い人が陥りがちな失敗として特に多いのは、「丁寧すぎる」クレンジング。その念入りな行為が、かえって肌に刺激を与えていることがあるのです。

    たとえばあなたは、クレンジングや洗顔料を顔に乗せてから洗い流すまで、どのくらいの時間をかけていますか?

    しっかり丁寧に……と思うあまり、3分、5分と時間をかけている人がいらっしゃいますが、クレンジングや洗顔料はあまり長く肌に乗せていると負担になり、乾燥の原因にもなります。

    クレンジングも泡洗顔も、目安は1分程度。

    長く乗せているほど汚れが落ちるわけではないので、優しく手早く行いましょう。力の入りやすい人差し指ではなく、中指と薬指の二本をくっつけた状態で使うと、軽い力で洗うことができます。

    ……………………………………………………………………………………

    2・化粧品の「量」が少ない

    それから見落としがちなのが、使う「化粧品の量」です。

    高くて良いものだからと、ちまちまと使っていませんか? 少量でも十分だと、自己判断で量を加減していませんか?

    クレンジングや洗顔料は、量が少ないと指が肌に直接触れやすくなり負担になりますし、第一、十分な効果が得られません。適切な量は製品により異なりますので、きちんとメーカーの推奨量を確認して使うようにしましょう。

    ……………………………………………………………………………………

    3・「洗いすぎ」にも要注意

    汚れをきちんと落とすことは大切ですが、「洗いすぎ」によって乾燥やくすみを招くこともあります。きれいにしたいからと、1日に何度も必要以上に洗ったり、毛穴の黒ずみを落とそうと洗浄力の強いアイテムを使い続けたりしていないでしょうか。

    必要以上の洗顔は肌をこすって傷つけてしまいますし、皮脂を奪いすぎるのもよくありません。
    もともと、皮脂は肌が自分自身を守るためのバリア機能として分泌しているものなので、洗いすぎていると肌のバリア機能が弱まり、潤いが逃げて乾燥しやすい肌になってしまうのです。

    また、乾燥肌を守ろうとして皮脂が過剰分泌されるようになり、余計に角栓詰まりを起こしやすくなることがあります。

    ご存じのようにスキンケアに厳密な決まりはありません。肌質やその日の体調、季節、天候などの状況と相談しながら、必要なケアを行うのが理想です。

    基本は、朝も夜も泡洗顔を行うのがおすすめですが、肌質や調子によっては、朝はすすぎ洗いだけの方が具合が良いという場合もあるでしょう。

    クレンジングや洗顔料を選ぶときも、クチコミや評判に頼りすぎず、「今の自分の肌に合うかどうか」を基準にしたいですね。

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    Hadamanma こなゆきコラーゲンクレンジング・こなゆきコラーゲン フェイシャル

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    こなゆきコラーゲン フェイシャル

    アミノ酸・コラーゲン・岩塩などの「食」の成分で作った、ミルクタイプのクレンジングと、弱酸性の洗顔パウダー。デリケートな肌にもやさしくなじみながら、汚れをしっかり落とします。

    * * *

    少し長くなりましたが、今回はクレンジングと洗顔の基本をおさらいしました。

    毎日のことなので面倒くさく感じることもあると思いますが、「汚れを落とす」ことは一番の美への近道です。

    「調子どう?」「今日は疲れたね」と自分の肌に語りかけるように、指先で肌の状態を確認しながら、肌が満足してくれるまで丁寧なケアを行ってくださいね。

  • 秋の髪は疲れている!?ダメージを回復する、髪と頭皮のヒーリング法

    秋の髪は疲れている!?
    ダメージを回復する、髪と頭皮のヒーリング法

    秋のはじまり、髪のコンディションはいかがですか?

    そういえば最近髪がパサパサしてるかも……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。秋は、髪トラブルの声が多く聞かれるシーズンです。

    髪には、肌以上に年齢が出るとも言われます。念入りにスキンケアをして、ばっちりメイクしておしゃれしていても、髪がボサボサでは台無しですね。美しい髪は、あなたの魅力を引き出してくれます。ダメージヘアはいち早くケアして、秋冬も美しく過ごしましょう。

    秋になると髪がボサボサ……
    その原因は「夏の蓄積ダメージ」!

    夏の蓄積ダメージで、髪の毛がいつのまにかパサパサになっている人も多いのでは?

    なぜ、秋はこんなに髪のダメージが気になるのでしょう。

    実はその大きな原因は、夏の間に蓄積したダメージ。太陽を浴びて日焼けしてしまったのは、肌だけではありません。

    見た目に分かりにくくても、実は髪も肌以上に日焼けしています。体の中でもっとも太陽に近いのに日焼け止めをつけにくいので、ダイレクトに紫外線の攻撃を受け続けてしまうのです。

    髪の表面を覆っている「キューティクル」はタンパク質を主成分にしているので、紫外線を浴びると変性して硬くなり、艶が失われ、手触りも悪くなります。さらに夏の間、海水浴やプールを楽しんだ方は、海水や塩素によってさらに髪が傷んでいるでしょう。

    秋になって外気が乾燥してくると、そんな夏の蓄積ダメージが一気に目立ちはじめます。ご自身の髪を触ってみてください。ベストコンディションの時と比べて、パサパサ、キシキシ、ゴワゴワしていませんか?

    傷んでしまった髪は、そのままにしておくとますます悪化します。これからさらに本格的な乾燥シーズンになる前に、早めのケアに取り組みたいですね。

    ヘアダメージ原因は「頭皮」にも?

    「頭皮」のダメージケアこそ、健康な髪の第一歩。

    髪が荒れる要因は、「毛」の部分だけでなく、その土台の「頭皮」にもあります。

    気づきにくいですが、夏ダメージは頭皮にも蓄積しています。よく見ると、分け目の部分が赤く日焼けしていませんか? また、顔や手足ほど頻繁に洗ったり拭いたりできない分、汗や皮脂がこもって弱りがちに。

    頭皮は、健やかな髪を育てる大切な土壌です。頭皮の健康状態は、これから生える髪に大きな影響を与えます。弱った頭皮から健康的な髪が生えてくることは期待できませんね。

    特に30代以降のヘアトラブルは、髪が「生える前」、つまり頭皮に原因の大半があるとさえ言われています。美しい髪でいたいなら、まず頭皮をケアすることが必須条件なのです。

    髪と頭皮の夏ダメージ、
    アフターケアはどうする?

    夏から蓄積してきたさまざまなダメージが、秋の髪トラブルの原因ということがわかりました。では、実際はどのようにケアしていけば良いのでしょうか。

    まずは髪の毛。日焼けした髪はキューティクルが傷んで、髪内部の潤いや栄養が逃げてしまっています。この時期は特に、いつもよりも保湿・補修効果の高いシャンプーやトリートメントを選び、しっかり髪に水分と栄養をチャージしましょう。

    まずは保湿・修復力の高いシャンプーやトリートメントでしっかりとケアしましょう。

    そして頭皮を健康に保つためにも、ぜひ「正しいシャンプー法」も見直しを

    せっかく質の良いシャンプーやトリートメントを使っても、間違った方法でケアしていてはもったいないですね。

    シャンプー前のブラッシングやぬるま湯での予洗いなど、一手間を加えるだけで、頭皮の汚れ落ちが良くなり、髪へのダメージも最小限に。ドライヤーのかけ方でも、髪の仕上がりは格段に違ってきます。

    ヘアケア用品を変えたけどいまいち効果が出ない……というときは、是非いつものシャンプーから見直してみてくださいね。

    清潔ですこやかな頭皮のために、まず見直したいのが「シャンプー」

    ▼正しいシャンプー&ヘアケア方法は、こちらをチェック!

    頭皮の雑菌を撃退! 美しい髪をつくるシャンプー&マッサージ

    夏の髪ダメージから復活し、ツヤ髪を取り戻す方法

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    Yasaiシャンプー・Yasaiヘアパック

    YASAI シャンプー&ヘアパック

    野菜たんぱくなど、食べ物由来の濃厚な栄養がたっぷり。ダメージを補修し、髪に潤いを与えます。「子供の髪みたい」「髪が元気になった」との声も寄せられる、人気のヘアケアシリーズです。

    秋冬にはフケやかゆみといった頭皮の悩みも増えてきますが、正しいケアをして常に清潔に保っていれば、改善もしやすいはずです。加齢などにより、どうしても栄養が足りないと感じた時は、頭皮専用の化粧品を活用して、潤いや栄養ををしっかり補給してあげましょう。

    (※どうしてもフケやかゆみの改善が見られない場合は、早めに皮膚科へ相談を!)

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    Kusakiスキャルプシャンプー

    Kusakiスキャルプシャンプー

    美髪を育む健康な頭皮へ導く、食品屋さんのスキャルプケア。15種類のECOCERT認証オーガニック植物オイル・エキスを使用した頭皮のためのシャンプーです。

    髪のパサつきがどうしても気になる時は、洗い流さないタイプのトリートメントを活用してください。特にヘアオイルは、パサパサ髪をまとめるだけでなく、乾燥ダメージから髪を守ってくれます。お風呂上がり、お出かけ前、外出先でも、パサつきが気になるところにしっかりなじませておきましょう。

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    髪サラダ うるツヤタイプ・さらツヤタイプ

    髪サラダ

    シベリアモミやアルガンオイルをはじめとする天然植物オイルでつくった、食品屋さんのヘアオイル。たったひと塗りで、パサパサ・ギシギシ髪をさらりと美しいツヤ髪へ導きます。

    豊かな艶をたたえた美しい髪は、美人度を格段に上げてくれるものです。厳しい夏を過ごして体や肌以上に疲れている髪と頭皮をねぎらい、そのがんばりにご褒美をあげて、元気を取り戻してもらいたいですね。

    肌をケアするように、髪と頭皮もしっかりとケアして、いつまでも美しく育ってもらいましょう。

  • 秋を迎える前に!原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    秋を迎える前に!
    原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    肌も夏バテする? 夏の終わりは、トラブル急増!

    ずいぶん秋めいてきた地域もあると思いますが、夏の終わり、お肌の調子はいかがでしょうか。蒸し暑かった今夏。過酷な季節をくぐった肌も、ぐったり「夏バテ」していませんか?

    たとえば、朝起きたばかりなのに肌ツヤが悪く、くすみを感じたり。原因のわからない吹き出物ができたり。毛穴が目立ってきたり、シミが濃くなってきたり……

    今回は、そういった夏の肌トラブル原因を細かく分析し、今からできるレスキュー法までご案内いたします。本格的な秋になる前に、夏ダメージをしっかりケアしていきましょう!

    原因1 紫外線

    原因1 紫外線

    この夏も紫外線の強い日が続きましたね。

    地上に降り注ぐ紫外線にはUVAUVBがありますが、そのどちらも5~8月が紫外線量のピークでした。気をつけていても、レジャー先でうっかり日焼けしてしまった方も多いのではないでしょうか。

    紫外線は黒い日焼けだけでなく、お肌にたくさんのダメージを与えます。

    生活紫外線」と呼ばれるUVAは、波長が長いため雲や窓ガラスを通過し、気づかないうちにじわじわと肌の真皮層までダメージを与えます。大切なハリや潤い成分を破壊し、肌老化の大きな原因に。

    波長が短いUVBは「レジャー紫外線」とも呼ばれ、短時間で肌表面に強いダメージを与えます。大量に浴びるとヒリヒリと赤く炎症を引き起こし、皮膚ガンなどの原因にもなります。

    UVの図解

    紫外線から細胞を守ろうとメラニン色素が生成されるので、お顔全体がくすんだ印象に。はっきりと日焼けした自覚がなくても、なんとなくお肌がごわついたり、かさついたりするのは、紫外線ダメージのせいかもしれません。

    【レスキュー法】

    ダメージをいち早くケアするため、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートしましょう。

    まずは、日頃のスキンケアでしっかり潤いを与えて。潤い不足だと肌の修復がうまくいかず、本来のバリア機能も十分に働きません。日に焼けて火照った肌をクールダウンするためにも、化粧水をたっぷり使ってください。軽いやけどや炎症状態になっていることもあるので、余計な刺激を与えないようにやさしくお手入れしてくださいね。

    食生活では、たんぱく質やビタミンCを積極的に摂取しましょう。紫外線ダメージを受けた肌細胞の修復を助ける、大切な美肌成分です。ビタミンCには黒くなったメラニン色素を薄くする働きもあります。

    もちろん、これから秋になっても紫外線は降り注ぎ続けるので、毎日の日焼け止めもお忘れなく。

    原因2 乾燥

    原因2 乾燥

    インナードライ」という言葉をご存知でしょうか。「隠れ乾燥」とも言いますね。

    汗で肌表面がしっとり濡れていたり、皮脂でテカっていたりすると気がつきにくいのですが、潤って見えるのは表面だけで、肌の奥は乾いていることが多いのです。インナードライになると、かゆみが出たり、ニキビやあせもなど炎症を起こしやすくなります。

    原因はいろいろあるのですが、まずひとつは、汗をかくので体内の水分が奪われやすいこと。自覚なく脱水状態になっている人は少なくありません。
    次にエアコン。涼しい室内は空気が乾燥していて、特に風があたる席では絶えず肌表面の水分が奪われ続ける状態になります。さらに前述したような紫外線のダメージによって、お肌の潤いを抱え込む力が弱まり、乾燥しやすくなっています。

    そして、ベタベタするからと保湿をおざなりにしてしまうのも、大きな原因のひとつ。油断しているうちに、知らぬ間に肌の奥がどんどん乾いているかもしれません。

    【レスキュー法】

    やはり、もっとも大切なのは保湿ケア。化粧水をたっぷり使うのはもちろん、乳液も忘れずに。この季節は乳液のベタつきを嫌う方も多いのですが、油分でフタをすることで潤いを肌に閉じ込めることができます。毎日たっぷりの化粧水で水分補給したら、オイルや乳液を上手に使って油分の調整を。

    また、肌の奥の潤いを復活させるため、肌の材料となるコラーゲンやタンパク質をしっかりと摂ることも欠かせません。

    食欲が落ちやすい夏は、知らず知らずに栄養不足に陥っている人も少なくありません。その影響は時間差で肌に表れてくるので、摂りそびれた栄養を補給するためにも、毎食の栄養バランスには気をつけていきましょう。

    原因3 毛穴の開き

    原因3 毛穴の開き

    暑い日が続くと気になってくるのが、毛穴

    気温や湿度が上がると皮脂分泌が活発になり、毛穴が開きやすくなります。紫外線やエアコンの乾燥によっても、肌のキメが乱れて毛穴が目立つようになります。

    そこに皮脂などの汚れが詰まると、ザラつきやポツポツ黒ずんだイチゴ鼻の原因に。夏バテで肌のターンオーバーが乱れるのも、角質がつまりやすくなる原因です。悪化するとニキビなどの炎症になることもあります。

    【レスキュー法】

    やはり、毛穴の汚れをしっかり落とすことが大切です。もうしばらくは残暑が続き、汗や皮脂などで肌が汚れやすいため、毎日の洗顔をていねいに行いましょう。

    洗顔の様子

    洗顔の際は、絶対に刺激を与えないように「やさしく」行うのがポイント。どんなに角栓が気になっても、毛穴のいじりすぎはNG!ゴシゴシこすったり、無理やり毛穴をつつくような行為は肌を傷つけ、かえって毛穴を目立たせてしまいます。

    洗顔料をたっぷり泡だてて、軽い力でくるくると洗いましょう。人差し指など力を入れやすい部分を使わず、中指と薬指の腹を使うと良いですよ。洗顔前に蒸しタオルなどで顔を温めて(熱いタオルは必ず冷まして!)肌を柔らかくしておくと、汚れ落ちも良くなります。

    もちろん、こちらも保湿が重要です。冷たい化粧水で、毛穴を引き締めながら水分をしっかりと与えましょう。肌の油分が足りないと皮脂の過剰分泌の原因になるので、乳液やオイルも活用してくださいね。

    原因4 汗と雑菌

    紫外線や乾燥ほど注目されないものの、夏の肌トラブルの大きな原因になっているのが、と、それによる雑菌の繁殖です。

    汗にはわずかながら塩分やアンモニアなどが含まれているため、弱っている肌にはそれだけで刺激になることがあります。特に水分が蒸発するとその濃度が高くなるので、かゆみやヒリヒリ感が生じやすくなります。ベタベタ汗にはホコリ汚れも付着しやく、さらなる刺激となる場合も。

    そして弱酸性の肌に対して汗はアルカリ性のため、かいた汗を放っておくと肌のpHバランスが乱れて雑菌が繁殖しやすくなります。かいたばかりの汗は臭いが気にならないのに、時間が経つと汗臭くなりますね。これは雑菌が繁殖したせい。

    保湿や洗顔に気をつけているのに、最近顔のかゆみや吹き出物が気になる……という方は、汗や雑菌の影響を受けているかもしれません。

    【レスキュー法】

    汗トラブルを解決するには、清潔さを保つのが一番!

    9月になると大分涼しくなりますが、日によっては夏が戻ったように暑い日もあるでしょう。じんわりかいた汗の方がベタつきやすく、肌刺激にもなりやすいと言われています。汗をかいたら、ハンカチやタオルでこまめに拭き取りましょう。使い捨ての汗拭きシートも便利です。

    汗を拭く女性

    そして、帰宅したらすぐに洗顔。クレンジングとたっぷりの泡洗顔で汚れをしっかりリセットして、肌を清潔に保つようにしてください。

    原因5 冷え

    原因5 冷え

    意外と多くの人が悩んでいる、夏の冷え。これも、肌トラブルの要因です。

    夏の間、冷たい食べ物や飲み物ばかり口にして、内臓から冷やしていませんでしたか。つい薄着で出かけてしまい、オフィスのエアコンに震えていませんでしたか。

    体が冷えると代謝が下がり、ターンオーバーが乱れて肌ツヤにも悪影響が出ます。お肌の生まれ変わりがうまくいかないと、紫外線や乾燥ダメージもうまく修復できません。

    【レスキュー法】

    「寒い」と思う前に、日頃から体を冷やさないような生活を心がけましょう。

    部屋の冷やし過ぎに注意して、オフィスにはストールや靴下を常備しておくと便利です。これからの時期は1日のうちの温度変化も激しいので、脱ぎ着しやすい羽織ものを持ち歩き、上手に体温調節を。

    入浴はなるべくシャワーで済ませず、湯船に浸かって芯から温めるようにしましょう。マッサージで血行を促すのも効果的です。

    普段の水分補給でも、常温や温かい飲み物をチョイスしたり、生姜の入ったブレンドティーなどを常備したり、体を冷やさないように気をつけてください。

    体を冷やさないように温かいドリンクを飲むのもおすすめ。

    また、炭水化物(糖質)を控えると代謝がアップすると言われていますが、完全にカットすると逆効果に。脂質を制限しすぎるのも、冷えの原因になります。夏、無理なダイエットによって糖質や脂質を制限しすぎることで、かえって冷えを招いているかもしれません。バランスの良い食生活も忘れずに。

    原因6 栄養不足

    原因6 栄養不足

    暑くて疲れていると、食欲も減退しがち。お肉が好きな人も、この時期はちょっと敬遠してしまいませんか。

    そんなわけで、タンパク質やビタミン類が不足していないかチェックしてみてください。昨日、お肉やお魚は食べましたか? 野菜は足りていますか? そうめんや冷やし中華など、さっぱりした麺料理ばかり食べていると、栄養にも偏りが出てしまいます。

    タンパク質は、肌の材料。紫外線や乾燥によりダメージを受けた肌を修復するのに、必要不可欠な栄養です。それを肌に活かすためにまた絶対必要なのが、ビタミン類。これらが不足した状態では、当然キレイな肌は作られません。

    【レスキュー法】

    結局は、バランスの良い健康的な食事がいちばん、ということになりますね。「分かってはいるけれど、なかなか……」という方、どうぞHadamanmaの美容レシピ「食べるスキンケア」連載も参考にしてください。

    →これまでのレシピ記事は、こちらからチェック!

    毎日の食事でどうしても取りこぼしがちな栄養は、市販のサプリメントで補っても良いでしょう。その際は、できるだけ品質が良く、原材料など信頼できるものを選びたいですね。

    ●Recommend

    タンパクオトメ

    タンパクオトメ

    ソイ+ホエイのWタンパク質に、25種以上の美容素材を配合した、美容専門プロテイン。選べるフレーバーで、おいしく楽しみながら栄養補給が可能に。スポーツ時はもちろん、ダイエットの置き換え食や、不足しがちな栄養を補う美容食としてもおすすめです。

    * * *

    ようやく秋が見えてきました。

    「夏バテ肌」を「秋枯れ肌」にしないために、大切なのは毎日の生活習慣。丁寧なお手入れと栄養たっぷりの食事が、明日の肌を決めるのです。

    毎日鏡を覗いて「今日のわたしは輝いているかな?」とスマイルチェックしましょう。がんばっている自分のお肌の不調にいち早く気づいて、大切にケアしてあげてくださいね。

  • アンチ「首」エイジング?!見落としがちな首のスキンケア。

    アンチ「首」エイジング?!
    見落としがちな首のスキンケア。

    一年でいちばん肌の露出が増える季節。首回りの開いたカットソーやサマーセーターを着た時に、ふと気になるのが、首やデコルテ

    首は、顔に劣らない「老け見え」ポイントです。

    普段、スキンケアやメイクのときに顔ばかりチェックして、首から下を見落としてはいませんか。

    露出の多い季節、どこから見ても若々しく輝けるように、今回は「」のスキンケアを見直してみましょう。

    「首が老ける」のは、なぜ?

    首にたるみやシワがあると、一気に老けて見えますよね

    昔から「首に年齢が出る」とはよく聞く話ですね。

    どんなに若々しくきれいなお顔でも、そのすぐ下がたるみの目立つシワシワ首だと、一気に老けて見えるものです。

    どうしてそんな“老け首”になってしまうのでしょうか。そこには、いくつかの原因があります。

    原因1・スキンケア不足

    顔は毎日ていねいに化粧水をパッテイングして、乳液もたっぷりつけて……と気をつけている方も、首は見落としていませんか。

    露出の増える季節は特に、首は顔と同じように洋服に守られず常に外気にさらされるので、紫外線や乾燥、大気汚染などのダメージを受けやすくなります。

    お顔はきれいなのに、首にブツブツ・ゴワゴワと肌トラブルが起こってしまうのは、スキンケア不足が原因かもしれません。

    首・デコルテまでしっかりスキンケアしてみずみずしい状態を保ちましょう

    スキンケアは、首元からデコルテ(胸元)まで行いましょう

    顔と同じように、化粧水でたっぷり潤いを与えて、乳液やクリームで油分のフタをして、しっかり潤いを閉じ込めてあげましょう。

    原因2・うっかり日焼け

    美容の大敵・紫外線前回の記事でお伝えした通り、紫外線は肌老化の最大の原因です。当然、首も例外ではありません。

    顔や手足にはしっかりと日焼け止めを塗っていても、意外と見落としがちなのが、首やデコルテです。特に、首の後ろやあごの下は、塗り忘れやすいポイント。

    夏の終わりに首の後ろだけどんよりと黒ずんでしまった、ということのないように、首回りもしっかりとUVケアを行ってください。露出する部分には、毎日きちんと日焼け止めを塗るようにしましょう。

    耳周りや顎下・首の後ろも塗り忘れがないよう日焼け止めをしっかり塗りましょう

    もちろん、日焼け止めを塗った後は、しっかりとクレンジングして洗い残しのないよう気をつけましょう。メイク落としや洗顔の際は、首やデコルテまで洗うよう習慣づけられると良いですね。

    ●Recommend

    「ひにまけぬ」と「やさいのおまもりUVクリーム」

    やさいのおまもりUVクリーム」「ひにまけぬ

    食品屋さんがつくった、お肌にやさしい日焼け止め。野菜由来エキス配合の「やさいのおまもりUVクリーム」は、ウォータープルーフ仕様で夏のレジャーにもおすすめ。植物由来エキスたっぷりの「ひにまけぬ」は、季節を問わず日中美容液としても活躍します。

    原因3・姿勢の悪さ

    しかめ面で過ごすと眉間にシワができやすいように、首のシワやたるみの大きな原因は、姿勢の悪さ。うつむいた姿勢で、上半身が固まっていませんか。

    特に近年はスマートフォンやノートパソコンを使う機会が増え、猫背になる方が増えているようです。姿勢が悪いとシワが寄るだけでなく、リンパの流れが滞ってむくんだり、筋力の衰えによってたるんだり。同じ姿勢が続くと肩こりの原因にもなって、まったく良いことがありません。

    丸まった背中をまっすぐに伸ばし、美しい姿勢を保ちましょう。すっと胸を張り、肩を少し後ろに引いて過ごすよう心がけて。

    カチコチの筋肉をほぐしてリンパの流れを良くするために、セルフマッサージを行うのも良いですね。簡単に行えるマッサージをご紹介します。

    顎下〜耳裏までのフェイスラインや鎖骨〜首筋を通って肩までやさしくマッサージをしましょう

    ※マッサージの前に、乳液やマッサージクリームをたっぷりつけましょう

    1・あご下から耳裏までのフェイスラインを優しく引き上げる

    2・鎖骨から首筋を通って耳の下まで引き上げて、そのまま肩へなでおろす

    この動きをそれぞれ3回ずつ繰り返し、リンパを流しましょう。4本指をそろえ、指の腹や手のひらを使ってマッサージします。ゴシゴシこすらず優しくなでるように行ってください。

    * * *

    毎日きちんとスキンケアすることで、顔と首のギャップにギョッとする、ということも少なくなるでしょう。血行やリンパの流れごと改善していけば、健康的にイキイキとした美しさを保つことができます。

    ぜひこの夏から、毎日の習慣に「首のスキンケア」を取り入れていってくださいね。

  • 化粧崩れは「化粧前」に防ぐ!1日を美しくする、夏の朝スキンケア

    化粧崩れは「化粧前」に防ぐ!
    1日を美しくする、夏の朝スキンケア

    暑い日が続き、メイク崩れが悩ましいですね。

    朝、化粧をしている最中から汗でベタベタして、ファンデーションが塗りづらい!ということもあるでしょう。せっかくきれいに仕上げていても、ちょっと時間が経つと皮脂ですぐドロドロになってしまう……

    汗や皮脂に強い夏用のコスメを使うのも手ですが、いつものメイクを崩れにくくするポイントは、実は化粧そのものでなく、その前に行う「スキンケア」にあるのです。

    ドロドロと過剰な皮脂。
    原因は、実は「乾燥」!

    夏は「インナードライ」に要注意!

    ウェットにベタついているように見えても、実は乾いているのが、夏の肌。インナードライという言葉をご存じの方も多いでしょう。

    夏は紫外線ダメージやエアコンなどの影響で、隠れ乾燥が進みやすい季節ですが、秋冬に比べると保湿ケアは油断しがち。

    乾いた肌は自らを守ろうと過剰に皮脂を分泌してしまうので、余計にベタベタ・ドロドロになるという悪循環に陥っています。

    メイク前の丁寧な保湿ケアこそ、1日中サラサラ肌で過ごせる秘訣。

    夏も、とにかく保湿をしっかりと! 化粧水で潤いを届けるだけでなく、油分で「潤いを閉じ込める」のも大切なので、乳液もきちんと使いましょう。

    ベタつきを嫌がって乳液を少なめにする方も多いと思いますが、まずは一度メーカーの規定量(推奨量)をしっかりと使って、肌によく馴染ませたあと、ベタつくところだけをやさしくティッシュオフすると良いでしょう。

    おでこや鼻はテカテカになるのに、目元や口周りは乾燥してしまう、という部分乾燥・混合肌の方は、部位によって保湿や油分補給の量を調整して。

    ベタつきやすいTゾーンは、化粧水の重ね付けやローションパックなどで、特に念入りな水分補給を行い、油分は軽めに。カサつきやすいUゾーンは、たっぷり保湿したあと、乳液やクリームなどの油分補給をしっかりと行いましょう。

    化粧水や乳液は
    「冷やして」使おう

    ベジローション&ベジミルク

    お風呂上がりや暑い日は、汗に邪魔されてスキンケアがなかなか浸透せず、化粧にも手間取りますね。何をするでもなく汗が噴き出し、なかなか引いてくれず、顔がベタベタ……急いでいる時などたまりません。

    そんな時は、化粧水や乳液などのスキンケア用品を冷やしておいて、ケアと同時に「クールダウン」を図るのも一案です。ボトルごと、冷蔵庫に保管してみませんか。

    コスメの品質も保たれて、一石二鳥です。

    ただ、いくら冷やしておいても、温かい手に出した時点で化粧品は一瞬で温まってしまいますので、手に直接取らずにコットンを使うのがおすすめです。

    NG習慣4 強いパッティングで、化粧水を肌に叩きこむ

    冷やした化粧水で丁寧にパッティングしたり、冷やしたシートマスクでじっくりと肌を落ち着かせながら、潤いをしっかり仕込むことで、その後の化粧ノリが良く、日中の皮脂分泌も落ち着きます。

    ●Recommend

    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    とれたてベジローション」「ぜいたくベジミルク」


    Wセラミドや椎茸エキスなど、質の高い保湿成分を贅沢に配合した、保湿化粧水&保湿美容乳液。潤いと栄養をたっぷり届ける“お肌のごちそう”です。

    明日からさっそく丁寧なスキンケアに取り組めるように、いつもより5分だけ早起きしてはいかがでしょうか。潤いたっぷりのお肌を作って、化粧崩れ知らずの美しい夏を過ごしたいですね。

  • うねり・ひろがり・ボサボサ……梅雨の髪悩みはなぜ起きる?

    うねり・ひろがり・ボサボサ……
    梅雨の髪悩みはなぜ起きる?

    湿度が高く、雨の多いこの季節には、髪のまとまりが悪くなりますね。うねり、ひろがり、ボサボサ、パサパサ……

    せっかく朝きれいにスタイリングしても、雨の中を出かけるとすぐにうねうね、大爆発。おしゃれストレスの高い日々です。

    先日、梅雨の「頭皮ケア」の話をお届けしましたが、今回は髪の毛のケアについてお話しします。

    なぜ、雨や湿気の多い時期は、こんなに髪がまとまらないのか? なぜ一生懸命スタイリングしても、すぐにボサボサ髪になってしまうのか?

    メカニズムを知って上手に対処することで、梅雨もツヤツヤの美しい髪をキープできるでしょう。

    梅雨の髪は、なぜうねる?

    梅雨の髪は、なぜうねるかご存知ですか?

    湿度た髪がうねる原因は、何でしょうか。

    これは、髪の毛のモイスチャーバランス、つまり水分のバランスが乱れることにより起こる現象です。

    よく、美しい髪を「潤いがある髪」と表現しますが、実は髪の水分は多すぎても少なすぎても好ましくなく、美しい髪には一定のモイスチャーバランスが重要です。

    しかし梅雨の時期は、大気の水分を髪が吸って水分過多になったり、また一方でエアコンの効いた屋内では乾燥により潤いが奪われたりと、過剰な「水分の出入り」が起きています。

    このような状態になると、髪が本来持つ「くせ」が出やすくなるのですが、この「くせ」自体も、遺伝的な要因で起こっている人は実は少なく、ほとんどが後天的なダメージによるもの。

    もっとも多いのは、ヘアアイロンによる熱ダメージや、カラーリングやパーマによる傷みでしょう。

    髪の毛が痛む原因はヘアアイロンやカラーリング・パーマなどがもっとも多い

    そもそも健康な髪は、内部がタンパク質を主体とした成分で満たされていて、表面もタンパク質を主成分とした「キューティクル」にしっかり覆われて守られています。

    しかし、ダメージヘアはこのキューティクルが開いて剥がれやすくなっており、髪内部の成分や栄養が外へ流れ出てしまいます。すると当然、髪の中はスカスカに。

    当然パサパサ・ボサボサになりますし、湿度の多い場所に行くと、今度は髪内部に余計な水分が入り込みやすく、膨張してうねりが出てしまうのです。

    キューティクルが正常な髪と傷んだ髪:傷んだ髪はキューティクルが開き、そこから水分が入り髪の毛がうねりやすくなります。

    頭皮のダメージも、くせ毛の一因。

    また、食事や生活習慣の乱れ、間違ったシャンプーやケアによって頭皮の状態が悪化したり、加齢で皮膚がたるんだりすることで「毛穴が変形」し、くせ毛になるケースもあります。

    変形した毛穴から生えた髪の毛は、健康な髪と比べると断面が歪んで凸凹になっています。これが、ねじれ・うねりの原因。

    頭皮のダメージで毛穴が変形し、くせ毛になるケースもあります

    髪の表面が凸凹と均一ではないので、何らかの原因でキューティクルが開くと、水分を吸いやすい部分と乾燥しやすい部分にばらつきが出て、髪がうねうねと暴れ出してしまうのです。

    梅雨時期の美髪はどのように叶えればよいのでしょうか

    さあ、原因がわかったところで、どのように梅雨の美髪を叶えれば良いのでしょうか。

    実は特別難しいことではありません。簡単なポイントを抑えるだけで、あなたも梅雨の髪を味方にすることができます。早速今夜から取り組める方法をご紹介しましょう。

    まずは、ダメージをケアしよう。

    ダメージヘアでも、歪みによるくせ毛でも、いずれにしても大切なのは、髪の潤いを守って理想的なモイスチャーバランスを保つこと。乾燥やダメージをしっかりケアしてあげましょう。

    使うのは、保湿・修復力の高いシャンプーやトリートメント。髪にしっかり栄養と潤いを与えて、キューティクルを整えるのです。

    まずは保湿・修復力の高いシャンプーやトリートメントでしっかりとケアしましょう。

    ジメジメした季節は、さっぱりするタイプが気持ちよくてつい保湿をおざなりにしがちです。が、乾燥ダメージが原因となってうねうね・ボサボサになっている人の場合は、あえてしっとり保湿のできるタイプを使う方が、まとまりが良くなることがあります。自分の髪の状態と相談しながら、本当に合うものを選ぶと良いでしょう。

    ●おすすめ商品

    Yasaiシャンプー・Yasaiヘアパック

    Yasaiシャンプー&ヘアパック

    野菜たんぱくなど、食べ物由来の濃厚な栄養たっぷりのシャンプー&トリートメント。ダメージを補修し、髪に潤いを与えます。

    そして、正しいシャンプーの手順や頭皮ケアの方法を見直し、これから生える髪の毛がまっすぐ育つように環境を整えていきましょう。

    正しいシャンプーの手順を見直しましょう。

    ▼こちらもぜひ、ご参照ください!

    頭皮の雑菌を撃退! 美しい髪をつくるシャンプー&マッサージ

    夏の髪ダメージから復活し、ツヤ髪を取り戻す方法。

    髪をコーティングして、水分バランスを整える

    ヘアケアの基本はバスタイムですが、この時期は髪の水分量を一定に保つために、アウトバスのケアや、お出かけ前のスタイリングも大切です。

    ヘアオイルなどで髪をコーティングして、水分バランスを整える

    ヘアオイルや洗い流さないタイプのトリートメントで適度な「油分」を与えることで、髪内部の潤いを守りながら、外部からの余計な水分の出入りを防ぎます。油分はベタつきだと思われがちですが、大切な潤いを守るためには適度な量が必要です。お肌の乳液やクリームと同じですね。

    オススメは、スタイリングにも活用できるヘアオイル。頭皮からは自分の皮脂が出るので、ヘアオイルは毛先を中心に塗り込みます。髪の表面や前髪は、最後にオイルが残った手で軽くさわる程度でOK。

    外出先にも持ち歩けば、エアコンなどによるパサつきが気になるときも、こまめにケアできて安心です。

    ●おすすめ商品

    髪サラダ うるツヤタイプ・さらツヤタイプ

    髪サラダ

    アウトバスケアにもスタイリングにも使える保湿ヘアオイル。モミやナッツ、オリーブ、アルガンオイルなど、数種類の天然ハーブオイルを配合。少量でうるツヤの髪へ仕上げます。

    潤いがあり、艶やかに輝く髪は、きっとあなたの美しさをランクアップしてくれます。ジメジメと鬱陶しい季節だからこそ、軽やかになびく美髪を磨きたいですね!

  • 雑菌に負けない美肌へ!梅雨のビューティハック

    雑菌に負けない美肌へ!
    梅雨のビューティハック

    今年もじめじめシーズンがやってきました。

    洗濯物は乾きにくいし、外出のたびに雨具の心配をしなければならないし、この時期が苦手な方も多いことでしょう。

    気温・湿度が高くじめじめした環境は、雑菌にとってはパラダイス。お風呂や窓がカビやすかったり、朝作ったお味噌汁が夜には食べられなくなったりと、この時期はカビや腐敗の心配が尽きません。

    実は、雑菌の影響が心配なのは、お肌も同じ。

    汗や皮脂分泌が増える梅雨は、肌表面で雑菌が繁殖しやすく、いつもよりも吹き出物や肌荒れが起こりやすくなります。また、間違ったケアや何気ない生活習慣が、さらなるトラブルを招いてしまっているかも?

    梅雨も美しくあるために、今回は、普段の生活習慣から基本のスキンケアまでを見直してみましょう!

    1 そのタオル、洗いたてですか?

    一度使ったタオルはこまめに交換しましょう。

    たとえば今朝、洗顔後に使ったタオル。昨日から続けて使っているものではありませんでしたか? フェイスタオルだけではありません。今使っている枕カバーやシーツを、最後に交換したのはいつでしょうか?

    一度でも使ったタオルや寝具は、汗や皮脂が付着し、そこから雑菌が繁殖します。雑菌だらけのタオルや枕に、デリケートな顔を押し付けていては、せっかくの洗顔も台無しです。

    タオルは何日も続けて使わず、こまめな交換を。枕カバーの交換が面倒ならば、枕の上にタオルを敷いて、タオルだけ毎日取り替える方法もあります。一年でいちばん菌が活発なこの時期は、身の回りのものをより清潔に保つように心がけたいですね。

    2 汗はこまめに拭きましょう。

    汗がきになる季節。こまめに拭き取りましょう。

    これからどんどん汗の量が増える時期ですが、こまめに汗を拭くことも、美肌を保つポイントです。

    汗をかいたまま放置すると、雑菌が繁殖して肌荒れや臭いの原因になりますし、汗が蒸発する際に肌の水分を奪って乾燥を招くことがあります。また、汗ばんだ肌には大気中のホコリや汚染物質が付着しやすいため、アレルギー反応を起こす人も少なくありません。

    清潔なハンカチなどでやさしくふんわりとこまめに汗を拭きます。

    清潔なハンカチやタオルでこまめに汗を拭きましょう。ゴシゴシこすらず、ふんわり優しく押さえるように拭き取れば、肌に余計なダメージを与えません。

    暑い時期だけでも、汗拭きタオルと手拭きハンカチを分けることは衛生面で理想的です。

    3 顔を触るクセ、ありませんか?

    顔を触るクセがある人は触らないように心がけましょう。

    頬杖をついたり、髪をかきあげたり、鼻をこすったり。無意識に顔まわりを触るクセのある人は多いものです。

    顔の皮膚は、特に薄くデリケート。あちこちに触って雑菌のついた手指でひんぱんに触れていると、刺激を受けてトラブルが起こりやすくなります。何気ないクセで、顔を触っていないか気にしてみましょう。

    肌が敏感なときは、髪の毛が触れるだけでも刺激になることがあります。ピンで留めたり、すっきりまとめ髪にしたり、顔に髪がかからないヘアスタイルにするのも良いですね。

    4 何よりもまず、洗顔で清潔に!

    毎日の洗顔を見直して、すっきり清潔に!

    いろいろ工夫しても、どうしても雑菌が増えやすいのがこの季節。肌を元気に保つことで、多少のことには負けない強さを備えることが何より大切です。

    まずは、毎日の「洗顔」から見直しましょう。朝と晩はしっかり丁寧に洗顔します。

    特に、1日を過ごした肌には汗や皮脂、空気中から付着した汚れがいっぱい。暑い季節は開いた毛穴に汚れが詰まりやすく、雑菌が繁殖しやすくなっています。帰宅したらあちこち触らず、まずは洗面所へ直行してクレンジングと洗顔をする習慣を。

    しかし、ベタつきを取ろうとゴシゴシ洗ったり、洗いすぎたりすると、肌を傷つけ、必要以上に潤いを奪ってしまいます。たっぷりの泡で、優しく洗いましょう。

    毛穴の開きやニキビは一朝一夕で良くなるものではありませんが、毎日適切なケアを続けていれば、必ずきれいになっていくはずです。

    ●おすすめ商品

    とれたてベジローション

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    こなゆきコラーゲン フェイシャル

    アミノ酸・コラーゲン・岩塩などの「食」の成分で作った、ミルクタイプのクレンジングと、弱酸性の洗顔パウダー。肌にやさしくなじみながら、汚れをしっかり落とします。

    5 じめじめ時期も、たっぷり保湿を!

    じめじめしていても「保湿」は怠らずに!

    そして、すこやかな肌のためには、保湿が何より大切!

    梅雨や暑い時期にはベタベタするからと、保湿を控えてしまう人がいますが、実は紫外線やエアコンの除湿機能などの影響で、肌の内側は乾きがち。ベタついて潤っているように感じても、実際は肌内部は潤い不足の「インナードライ」になっている方が少なくありません。

    保湿が足りないと、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されて、かえってベタついてしまいます。

    キメが乱れて、毛穴悩みなどがさらに悪化しかねません。

    正常な皮脂コントロールのためにも、化粧水できちんと潤いを与えた後は、乳液やクリームでしっかり保湿を行いましょう。

    ●おすすめ商品

    ぜいたくベジミルク

    
「とれたてベジローション」


    ぜいたくベジミルク

    圧倒的な保水力を持つ椎茸エキスをはじめ、Wセラミドや、保湿効果の高い数種類の植物由来エキスを配合しました。肌に潤いと栄養をたっぷりと与えて、すこやかな肌に導きます。

    「雑菌が繁殖」と言うと、とても怖いイメージがあるかも知れませんが、肌を健康に保つこと、そして肌に触れるものをなるべく清潔に保つことで、充分に防げるものです。

    肌荒れや吹き出物の予防・対策に欠かせない事柄ですので、ぜひ毎日の習慣を見直してみてくださいね。

    うっとうしい季節を、気持ちよく、美しく、乗り切りましょう!

  • 頭皮の雑菌を撃退!美しい髪をつくるシャンプー&マッサージ

    頭皮の雑菌を撃退!
    美しい髪をつくるシャンプー&マッサージ

    5月も後半となり、早くも夏のような天気が続いています。もう半袖やノースリーブで過ごしている方も多いことでしょう。

    汗をかいて、頭皮のムレや皮脂が気になる季節でもありますね。気温が高いため、雑菌も繁殖しやすくなっています。

    頭皮の不潔さ・不健康さは、ニオイやフケ、薄毛の原因にもなります。正しく清潔な状態が保たれていないと、美しい髪も作られません。

    しっかりと頭皮ケアを行いましょう。今回は、正しい頭皮ケアの方法です。

    汗をかいて、頭皮のムレや皮脂が気になる季節でもありますね。

    基本は洗髪! 正しいシャンプー法とは。

    清潔ですこやかな頭皮のために、まず見直したいのが「シャンプー」

    清潔ですこやかな頭皮のために、まず見直したいのが「シャンプー」です。

    髪の毛だけでなく、頭皮の汚れをしっかりと落として、清潔に保つこと。これが基本中の基本です。

    正しいシャンプーの方法を、再度確認してみましょう。

    1 シャンプー前のひと手間が大切!

    ていねいにブラッシング。ほつれ、汚れを取りのぞきましょう。

    ●ブラッシング

    丁寧なブラッシングは、髪のもつれやからみを解くだけでなく、大まかなホコリを事前に取り、頭皮の皮脂汚れなどを浮かせて落としやすくする効果があります。

    同時に、頭皮の血行を促進するため、健康な髪の育成を助けます。

    ●予洗い

    シャンプー前には髪を濡らすだけでなく、たっぷりのぬるま湯でしっかりとすすぎ洗いを行いましょう。そうすることで細かなホコリや、頭皮の余分な皮脂や汗が事前に流れるので、シャンプーの泡立ちが格段に良くなり、汚れ落ちの効果もアップ。

    髪の毛だけでなく「頭皮」をしっかりと洗うイメージで、シャワーですすぎながら指の腹を使って揉み込むように洗います。

    2 しっかり泡立てたシャンプーで、頭皮をもみ洗い。

    細かな泡でもみ、もみ。頭皮を丁寧にもみ洗いしましょう。

    いよいよシャンプーを行いますが、泡だて不足は汚れ落ちを悪くします。きめ細かな泡をたっぷり作り、頭皮をしっかりと洗いましょう。

    ワックスなどの整髪料を使っているときや、特に頭皮汚れがひどい時は泡が立ちづらいものです。1度目のシャンプーで大まかな汚れを取れば、2度目は豊かに泡立つので、ここで頭皮を丁寧に洗います。

    予洗いの時と同じように、指の腹を使って頭皮をもみ洗いしましょう。汚れを落とすだけでなく、血行促進も期待できます。頭皮を丁寧に洗っていれば、髪の毛は軽く指を通すだけでOK。泡が伝って自然にきれいになるものです。

    ●おすすめ商品

    Kusakiスキャルプシャンプー

    Kusaki スキャルプシャンプー

    
新鮮な草木の恵みたっぷりの、頭皮ケア用のシャンプー。髪の土台である頭皮をすこやかにするため、15種類もの植物エキスを配合し、頭皮の負担となる成分は極力カット。頭皮を美しく整え、潤いを与えます。

    3 トリートメントは、毛先を中心に。

    じっくりと栄養補給。毛先を中心に、トリートメントしましょう。

    シャンプー後のコンディショナー(リンス)やトリートメントの目的は、栄養補給や髪の保護、髪のきしみを防ぎ指通りを良くするなど、どれも「髪の毛」への働きかけ。決して「頭皮」に働きかけるものではありません。

    逆に、頭皮にたっぷりつけてしまうと、せっかくシャンプーでスッキリさせた毛穴を塞いでしまいます。頭皮にはつけず、髪の中間〜毛先を中心につけるようにしてください。

    4 洗い残しは、汚れと同じ。すすぎはしっかりと!

    たっぷりバシャバシャ。頭皮を中心にしっかりすすぎます。

    最後にしっかりとすすいで、シャンプーやトリートメントを残さないようにします。せっかくしっかり洗っても、すすぎ残しがあっては台無し!

    汚れが残ると髪の傷みの原因になるだけでなく、毛穴の詰まり、フケやかゆみ、においの原因になります。

    特にトリートメントは、美髪成分を残そうとあえて流しすぎないようにする人がいますが、洗い流さないタイプでない限り、これはNG。髪にもみこんだ後の洗い残しは、頭にとっては異物でしかありません。時間が経つと化学変化してダメージの原因になりますし、枕やタオルを汚して、余計な肌トラブルを招くことも考えられます。

    頭皮を中心に、毛穴と髪の汚れをすべて洗い流すつもりですすぎましょう。ヌルつきが残らないくらいしっかりとすすぎます。熱いお湯ですすぐと乾燥するため、40℃以下のぬるま湯をたっぷり使いましょう。

    5 自然乾燥はNG。ドライヤーを上手に使おう。

    根元に当て、「温風」と「冷風」を交互に。根元が乾けば、自然と全体も乾いてきます。

    暑い時期になるとドライヤーを避ける人、髪が傷むと思い自然乾燥に任せている人はいらっしゃいませんか。

    濡れ髪は傷みやすいだけでなく、長時間湿ったままの頭皮は雑菌が繁殖しやすくなります。特に暑い時期は、ニオイの原因にもなり、頭皮環境の悪化はきれいな髪の生育を邪魔します。

    頭皮を中心にタオルドライをした後は、ドライヤーを使って、髪の根元から乾かします。根元が乾けば自然に髪全体が乾いてくるので、髪の中間〜毛先は、乾きが足りない時に軽く仕上げのブローをする程度でOK。

    温風と冷風を交互に使えば髪が熱くなりすぎず、キューティクルを引き締めながら乾かすことができます。

    血行促進! セルフ頭皮マッサージ

    血行促進!セルフ頭皮マッサージ

    髪の土台である頭皮が凝って、ガチガチになってしまっていると、健康的できれいな髪は作られません。マッサージでほぐして血行を促し、常にすこやかな頭皮に整えましょう。

    頭皮と顔の皮膚はひとつながりですから、頭皮を健やかに保つことで、目尻やフェイスラインの引き上げなど、老け顔ケアが期待できます。

    マッサージする際は爪を立てず、指の腹や親指の付け根のふくらんだ部分を使います。オイルや頭皮用のトリートメントを使ってもOK。

    ①側頭部〜後頭部をてのひらで押しながら円を描くように揉む②頭頂部の気持ちのいいところをじっくり押し回す③後頭部〜首の付け根を指の腹や手のひらでじっくりと揉む

    ・側頭部〜後頭部

    こめかみ横から、じっくりと後頭部まで揉みます。手のひらで頭皮をグーッと押しながら、ゆっくりと円を描くように揉んで、頭皮のコリをほぐしましょう。

    ・頭頂部

    リラックス効果のあるツボがあります。気持ちの良いところをじっくり押し回して、緊張をほぐします。

    ・後頭部〜首の付け根

    指の腹や手のひらを使ってじっくりと揉みます。首や肩の緊張をほぐして血行を良くすることで、肩こりも取れ、頭皮にも酸素や栄養が行き渡ります。

    毎日のバスタイムで汗や汚れをしっかりと落とせば、気持ちもさっぱりして、ストレスも洗い流されるようです。

    気持ちよくマッサージを楽しみながら、これから始まるじめじめシーズンや紫外線に負けない、健康的なツヤ髪を育てましょう。

  • それでも焼けてしまったら…5つの日焼け肌レスキュー法

    それでも焼けてしまったら…
    5つの日焼け肌レスキュー法

    ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか?

    楽しかったけれど、紫外線をたくさん浴びて日焼けしちゃった!という人も、いらっしゃることでしょう。

    紫外線は日焼けだけでなく、シミやシワなどの原因にもなります。活性酸素を生み出し、細胞を酸化させ肌老化を進めるからです。

    そうならないように、いかに早めにケアに取り組むかが大切です。

    もし日焼けしてしまっても適切なケアを早く行えば、美肌は取り戻せます! 今日はその方法について詳しくお話しします。

    その日の日焼け、その日のうちに。帰宅後にしたいこと。

    1 ほてった肌をクールダウン。

    たっぷりの化粧水で、クールダウン

    日焼けして赤くなった肌は、炎症を起こしてほてっています。肌の内部が熱くなっているので、まずはこれをクールダウンする必要があります。洗顔後の化粧水は肌に水分を与えるだけでなく、このクールダウンの助けになります。夏場だけでも、化粧水を冷蔵庫などの涼しい場所に保管していても良いですね。

    また、化粧水はコットンでつけることをおすすめします。手でつけてしまうと、手のひらの温度が伝わって化粧水がぬるくなる上、肌の奥まで届く前に一部蒸発してしまうリスクが高まるのです。

    コットンを使うことで熱をシャットアウトし、化粧水によるクールダウン効果を高めましょう。

    ただし、日焼けで炎症を起こしている肌はとてもデリケート。コットンでこすったり強く叩いたりして傷つけないよう、パッティングは優しくそっと押さえるように行ってください。

    2 化粧水は、ケチらずたっぷりと。

    紫外線を受けた肌は、ダメージを負って乾燥しやすくなっています。

    肌を補修するためには潤いが絶対に必要ですし、乾燥した肌は紫外線ダメージをさらに受けやすくなるので、この時期は特に保湿が大切です。

    化粧水は規定量を、たっぷり使いましょう。きちんと潤いをチャージできていないと、紫外線ダメージを後々まで残すことになります。

    規定量は商品によって違うので、改めて注意書きを見て、自分がふだん使っている量に問題がないか見直してみてはいかがでしょうか。

    フェイスマスクを使うのも、手軽でひんやり気持ち良いものです。

    3 乳液で潤いにフタをしよう。

    乳液でしっかり、潤いを閉じ込める

    暖かくなってくると、ベタつきを気にして乳液を控えてしまう人がいますが、乳液を塗らないと、せっかく塗った化粧水の効果が半減すると言われています。

    水分は蒸発するとき、周囲の水分を一緒に持って行ってしまうので、かえって乾燥するのです。

    化粧水で潤いを与えたら、乳液でしっかりとフタをしましょう。

    美容効果の高い乳液や美容液を使うことで、肌に栄養を与えることもできます。

    4 血行促進のため、マッサージを。

    マッサージをすることで血行が促されます。

    マッサージで血行を促すと、肌のターンオーバーが促進されます。乳液やクリームでケアをするついでに、軽くマッサージをしてみましょう(※)。

    顔の中心から外へ、軽い力で押し、耳の下から首元・デコルテ・鎖骨まで撫でるようにリンパを流します。

    力を入れてゴシゴシこすらないよう、指〜手のひらに乳液やクリームをたっぷりつけて、肌表面に優しくすべらせるように行ってください。

    ※ただし強い日焼けダメージで肌が炎症し、赤みやほてりの症状があるときは、マッサージが刺激となることがあります。マッサージは炎症の症状が治ってから行ってください。

    ▼さらに詳しいマッサージ方法はこちら

    『血行促進で肌トーンアップ!「乳液マッサージ」という新習慣。』

    5 内側からの栄養ケア。

    栄養をたっぷり摂って、内側からケア。

    外側からのケアはもちろんですが、美肌をつくるためには、たっぷり栄養補給をして体の内側からもケアすることも大切。日焼けしたな、と思った夜は、特にビタミンを中心に、肌づくりに必要な栄養をたっぷり摂りましょう。

    ビタミンCは、還元作用によってメラニン発生を抑制するとともに、体内でのコラーゲン生成をサポートするので、ぜひコラーゲンと一緒に積極的に摂りたいですね。

    また、酵素やポリフェノール補給のために、色の濃い野菜をたくさん摂るのも良いでしょう。野菜ジュースやラタトゥイユなどにすると、手軽にたくさん摂れますね。

    ●おすすめ商品

    
「みらいのこうそ

    こなゆきコラーゲン

    日差しをたっぷり浴びた日の美容ケアには、このゴールデンコンビがおすすめ。

    数十種類の野菜果物の発酵エキスに、体内酵素を元気にする補酵素(ビタミンC)をたっぷり配合した「みらいのこうそ」が、純度100%・低分子コラーゲンペプチドの「こなゆきコラーゲン」の働きを最大限に助けます。

    これからしばらく、日焼けが気になる季節が続きます。日焼け止めクリームを塗る予防策だけでなく、紫外線を浴びてしまったあとの対応策も、いろいろあるのですね。

    さまざまな方法で日焼け予防・肌老化対策を行っていれば、未来の肌もきっと元気。焼けたくないからと楽しいことを我慢するのではなく、しっかりと対策しながら、思いきり太陽の下で羽根を伸ばしてくださいね!

  • 春は肌トラブルの宝庫!Vol.3 春の紫外線、どう防ぐ?

    春は肌トラブルの宝庫!
    Vol.3 春の紫外線、どう防ぐ?

    日に日に暖かく、おでかけも楽しくなってくる季節ですね。厚いコートや帽子を脱いで、薄着になる機会も増えてくるでしょう。

    しかし夏に向けて日差しが強くなると、当然、紫外線もどんどん増加します。実はとっても怖い「春の紫外線」、対策は万全ですか?

    春の肌トラブル対策シリーズ、今回は春の紫外線とその防ぎ方について、詳しくお話しします。さっそく今日のお出かけ前から、チェックしてみてください。

    なぜ怖い? 油断大敵な「春の紫外線」。

    真夏に紫外線ケアをするのは一般的ですが、今の時期はどうでしょうか。

    ギラギラと眩しい太陽が照りつける真夏と比べて、まだ涼しく曇り空も多い春は、いまひとつ紫外線を実感しづらいもの。日焼け止めを塗らずに出かけている人も多いのではないでしょうか。

    でも日焼けは、暑い晴れの日だけに起こるものではありません

    「太陽=紫外線」というイメージから、太陽光線の多さ(暑さ)=紫外線の多さと考え、太陽が照りつける暑い日にしか紫外線ケアをしない人もいらっしゃるようですが、太陽の熱は赤外線によるもので、紫外線は別物。春のぼんやりとした曇りの日、風の冷たい中であっても、紫外線はたっぷり降り注いでいるのです。

    春は紫外線が強くなり始める時期。

    特にこの季節は、夏に向けてどんどん紫外線量が急上昇しています

    中でも「UVA」の量は、すでに真夏並み。UVAは大量に浴びても、ヤケドのように赤くなったりヒリヒリしたりはしないものの、UVBよりも波長が長いため、肌の奥・真皮層にまで入り込みます。そして肌のハリツヤに大切な成分や細胞を破壊して、シワ・たるみを引き起こし、じわじわと肌を老化させていくのです。

    さらに、春に紫外線ダメージを受けやすい原因は、私たちの肌のほうにもあります。

    前々回お話ししたように、春の肌は冬から夏への切り替えどき。

    冬肌は角質層が薄くメラニン量も少ないため、紫外線へのバリア力が弱まっています。そんな状態で強い紫外線を浴びてしまうと、肌の奥まで紫外線が侵入し、ダメージをたっぷり受けてしまうのです。

    そうした理由からも、春という季節は、実は一年でもっとも日焼け対策を丁寧に行わなければならない時期なのです。

    「紫外線=悪者」? いいえ、違います。

    紫外線はダメージを与えるだけではありません。

    とはいえ、紫外線を浴びたくないからといって、こんなに素敵な季節に部屋の中で引きこもっていてはもったいないですね。「紫外線」というと、美容の敵、肌に有害といったイメージで語られがちですが、プラスとマイナス両面があって、極端に避けすぎるのも良くありません。

    太陽由来の紫外線を浴びると、体内でビタミンDが生成されます。また、太陽光を浴びると体内時計が整って、心の安定のために大切なセロトニンというホルモンが分泌されると言われています。

    また紫外線には強力な天然の殺菌作用があるので、雑菌の繁殖を抑え、臭いも防いでくれます。

    日焼けや肌老化など怖い側面はあるものの、上手にケアしながら、太陽を気持ちよく浴びたいですね

    日焼け止めは「適量」を「こまめに」塗ろう。

    紫外線ケアの基本は、やっぱり日焼け止め。おでかけ前はもちろん、日当たりの良い室内で過ごす時も、油断せずに日焼け止めを塗ってください

    日焼け止めはこまめに塗り直そう

    大切なのは、塗る量。うっすらと塗っても効果は期待できません。メーカー規定量をきちんと見て、ゴシゴシ伸ばさずトントンとやさしく肌に乗せるように、ていねいに塗りましょう。顔も手足など、見えるところだけでなく、耳やあご下などのフェイスライン、首の後ろなど、見えにくいところまできちんと塗ってくださいね。

    そして、朝に一度塗って終わりではなく、こまめに塗り直すことも忘れずに。

    汗やこすれで、日焼け止めの効果はどんどん薄れてしまいます。特に汗ばむ季節は日焼け止めが流れやすいので、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを選ぶのも良いですね。ハンカチやタオルで汗を拭き取ったあとは、日焼け止めも塗り直すよう心がけましょう。

    ▼日焼け止めや紫外線について、さらに詳しくは過去記事もチェック!

    UVA・UVBとは? 赤い日焼けと黒い日焼けはどう違う?


    意外と知らない紫外線のおはなし

    日焼け止めのSPFやPAってどんな意味があるの?

    紫外線を防ぐお手入れのために、知っておきたいUVケア

    焼けてしまったお肌は、食べてケア。

    紫外線ダメージを受けたら、食べてケア。

    日焼けした、つまり紫外線によってダメージを受けてしまった肌を修復するには、修復に必要な材料を体内に摂り入れることが重要です。肌づくりに必要な栄養を日々の食事で摂るようにすれば、内側からのケアもばっちりですね。

    特に、紫外線ダメージによって発生した活性酸素をケアするためには、抗酸化作用の高い栄養素に注目したいところです。いろいろ難しそうに聞こえるかもしれませんが、皆さんよくご存じの栄養素ばかりですので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてくださいね。

    1 ビタミンC

    強力な還元作用のあるビタミンCは、メラニン色素の発生を抑え、無色化を促す働きがあります。また、体内でのコラーゲン生成を助けてくれるので、お肌づくりには欠かせません。体内にとどまる時間が短く、消費量がとても多い栄養素なので、毎日たっぷり摂りたいものです。

    ビタミンC:レモン・ピーマン・キウイ・ブロッコリーなど

    ※柑橘類の一部には光毒性物質(ソラレン)を持つものがあるので、夜に食べるのがおすすめです。

    2 ポリフェノール/カロテノイド(リコピン)

    植物が、紫外線や酸化ダメージから身を守るために作り出す成分。中でもトマトに含まれるリコピンは特に抗酸化作用が高く、活性酸素の働きを抑えるので日焼けケアに最適です。人の体では作り出せない成分なので、食事で積極的に摂りましょう。




    ポリフェノールやカロテノイド豊富な食材:ブルーベリー・ぶどう・トマト・カシス・ナス

    3 ビタミンE & ビタミンA

    抗酸化作用が高く、美容のビタミンと呼ばれるビタミンEは、肌のターンオーバーをサポートしてくれるので、ビタミンCと一緒に摂取したいものです。ビタミンAは、抗酸化作用と免疫力を高めるので、日焼け後のケアに取り入れたい栄養素です。



    ビタミンE・ビタミンA:ほうれん草・アーモンド・レバー・アボカド・人参

    ●おすすめ商品

    
「いのちのワイン

    18種類ものポリフェノールを配合した美容ドリンクパウダー。ビタミンCとEの栄養機能食品でもあるので、紫外線ダメージケアに最適です。水に溶かすと、ほんのりブドウ風味が楽しめます。ノンアルコール。

    せっかくの春です。こんな素敵な季節を、黒づくめの完全武装ではもったいない! 正しく紫外線対策を行って、柔らかな風や明るい日差しのよく似合う、軽やかなおしゃれを思いきり楽しみましょう。

    次回は、意外なところにも潜んでいる「春独特のストレス」についてお伝えします。

    肌トラブルの原因は、気候の変動だけではありません。知らず知らずに受けているストレスの正体と、対策を考えます。来週の更新も、どうぞお楽しみに!

    ▼全4回連載「春は肌トラブルの宝庫!」シリーズ

    Vol.1 寒暖差で、肌が敏感に!?

    Vol.2 花粉・黄砂・PM2.5から肌を守る

    Vol.3 春の紫外線、どう防ぐ?

    Vol.4 春独特のストレスを解消しよう

  • 春は肌トラブルの宝庫!Vol.2 花粉・黄砂・PM2.5から肌を守る

    春は肌トラブルの宝庫!
    Vol.2 花粉・黄砂・PM2.5から肌を守る

    日に日に「飛来物」が増える春。

    一歩外に出ると、花粉や黄砂に苦しみ、窓を開けているだけでも何だか分からないホコリに目や鼻をいじめられて、マスクを手放せない方もいらっしゃることでしょう。

    実はこれらの飛来物は、肌にとっても天敵。涙目やクシャミだけでなく、肌荒れの原因にもなっていること、ご存じですか。

    春の美容トラブルシリーズ第二回は、種類も数も増える「春の飛来物」についてお話しします。うららかで過ごしやすい一方、肌にとっては過酷な季節をどう乗り切るか、考えてみます。

    「春の飛来物」は、肌荒れの一因。

    花粉、黄砂、PM2.5などの大気汚染

    意外と自覚していない方も多いのですが、花粉症で肌荒れを起こすケースは少なくありません。花粉などのアレルゲンは、鼻や目の粘膜だけでなく肌の弱い部分にも刺激を与えて、トラブルの原因になります。

    また、春先に増える黄砂PM2.5などの化学汚染物質と結びつくことで、そのアレルギー性が増すとも言われ、さらに紫外線を浴びるとより強い刺激物質に化学変化し、肌に深刻なダメージを与えてしまいます。

    そんなものがフェイスパウダーのように肌にぴったりはりつき、毛穴に入り込むなんて……想像するだけで、顔がむず痒くなってきますよね。

    うららかで美しい春ですが、私たちの肌は、日々そんな刺激に満ちた空間を生きているのです。

    付着物を、優しくしっかり洗い流す。

    帰宅後すぐに肌に付着した刺激物を洗い流しましょう

    そんな環境から肌を守るには、帰宅したら一刻も早く、刺激物をしっかりと落とすこと。もちろん、ダブル洗顔必須です。

    クレンジング:ミルクタイプなど肌に優しいものを。

    まずは、クレンジング。その役割は、油性汚れを落とすこと。外で付着した刺激物、化学物質を取り除くことができます。刺激によって肌がデリケートになっているので、クレンジング剤はミルクタイプなど肌に優しいものを選び、肌をこすらないようにたっぷり使いましょう。

    洗顔:たっぷりの泡で洗いましょう。

    クレンジング剤を洗い流したあとは、泡洗顔。しっかり泡立てた洗顔料で、余分な皮脂や古い角質、残ったクレンジング汚れを取り除いていきます。さまざまな刺激によってターンオーバーや皮脂コントロールも乱れがちな時期なので、このステップでお肌を整えてあげましょう。

    ●おすすめ商品

    Hadamanma こなゆきコラーゲンクレンジング・こなゆきコラーゲン フェイシャル

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」

    「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    ミルクタイプのクレンジングと、弱酸性の洗顔パウダー。アミノ酸・コラーゲン・岩塩など、肌に近い成分構成で作っているから、デリケートなお肌にもやさしく使えます。

    そして洗った後はすぐに、弱った肌を守るために、保湿をたっぷりと行なってください。

    ●おすすめ商品

    「とれたてベジローション」

    「ぜいたくベジミルク」

    食べもの由来の栄養を詰め込んだ、保湿化粧水&美容乳液。優れた保水力を持つ椎茸エキスや、醤油粕由来のセラミド、数種の植物エキスで、潤いとハリのあるお肌へ導きます。

    飛来物を、なるべく遠ざけるために。

    もちろん、あらかじめ飛来物から肌を守ることも大切です。

    外出するときは、必ず日焼け止めや保護クリームで、肌にバリアを塗ってください。飛来物が直接肌につかないようにすることで、ダメージを最小限に抑えることができます。

    日焼け止めを塗るときは、全体につけた後、シミなどトラブルのできやすい部位に重ね付けしましょう。

    トラブルのできやすいところは重ねづけ。

    髪や服の付着物にもご用心!

    飛来物は顔だけでなく、髪の毛や服にも付着します。目には見えなくとも体にたっぷりついたアレルゲンを、そのまま室内に持ち込まないようにしましょう。

    顔だけでなく服や髪などにも飛来物が付着しています。

    帰宅時は、玄関の外で衣服をはたいてアレルゲンを落とし、上着やストールは部屋に入る前に脱ぐようにします。間違っても、コートを着たまま部屋に入り、まずベッドに腰掛ける、なんてことのないようにしてくださいね。その後いくら丁寧にお風呂で体をきれいにしても、寝具に刺激物質が付いていては台無しです。

    外気に触れたバッグなども、なるべく入浴後の時間を過ごす部屋、特にベッド周りには置かないようにしましょう。部屋に持ち込むときは、布やティッシュでホコリを拭き取ると良いですね。

    当然ながら、髪の毛も汚れます。

    髪をかきあげた手で肌を触ることが、肌荒れの原因になるかもしれません。帰宅したら一度髪を梳いてアレルゲンを落とし、なるべく早いタイミングで入浴し、全身をきれいに洗うと安心ですね。

    次回は、「増加する紫外線」への対策をお伝えします。夏に向けて紫外線がどんどん増加するこの季節に、どんな予防や対策ができるでしょうか。来週の更新をお楽しみに!

    ▼全4回連載「春は肌トラブルの宝庫!」シリーズ

    Vol.1 寒暖差で、肌が敏感に!?

    Vol.2 花粉・黄砂・PM2.5から肌を守る

    Vol.3 春の紫外線、どう防ぐ?

    Vol.4 春独特のストレスを解消しよう

  • 春は肌トラブルの宝庫!Vol.1 寒暖差で、肌が敏感に!?

    春は肌トラブルの宝庫!
    Vol.1 寒暖差で、肌が敏感に!?

    春になると、美容関係の雑誌や広告に「ゆらぎ肌」という言葉がよく登場します。この言葉に象徴されるように、春は特に美容トラブルが起きやすい季節。

    では、具体的にはどんなことが原因になっているのでしょうか?

    これから全4回のシリーズで、そのトラブルの主な原因と、トラブル別の対策を連載しますので、この季節の影響を受けやすいデリケートなお肌の方は、ぜひご覧ください。

    春の美容トラブルの主な原因

    1 朝晩と毎日の「寒暖差」

    2 種類も数も増える「飛来物」

    3 「紫外線」の増加

    4 さまざまな「環境の変化」

    では早速、今回は「寒暖差」についてお話しします。

    暑い・寒いだけじゃない! 肌にも過酷な、春の「寒暖差」。

    昼間は暑かったのに、夜は急に冷え込んで風邪をひきそう。

    昨日は暖かかったのに今朝、雨が上がったら底冷えしてた!

    そんな気温の差が1日の間にも起こり、日々連続して起こる季節ですね。調節できる服装を心がけていらっしゃる方も多いことでしょう。

    春は毎日の気候の変化が激しく、寒暖差が体にこたえる季節です。朝晩と日中の気温差も大きいので、いつでも温度調節できる服装を心がけている方も多いことでしょう。冷たい風の吹く屋外と、暖房の効いた室内を出入りすることも少なくありません。

    しかもまだまだ乾燥する時期でもあるので、寒暖差と乾燥のWパンチで、お肌にとっては大変ツライ状況です。しかもこの時期は、ちょうど「お肌の切り替え」シーズン。肌がもっともデリケートになる季節なのです。

    「冬肌」から「夏肌」へ、お肌の切り替えシーズン。

    実は、人の肌は寒い季節と暑い季節で、違う機能を持っています。Hadamanmaはそれを、「冬肌」「夏肌」と呼び分けています。

    冷たい空気や乾燥の中で、体温や潤いを保とうと働く「冬肌」に対して、「夏肌」は汗や雑菌、強い紫外線への抵抗力が強くなります。いずれも防御型の機能ではありますが、守り方が違います。

    冬肌→寒さ・乾燥に対応/夏肌→汗・雑菌・紫外線に対応

    春先の肌は、ちょうどこの「冬肌」と「夏肌」の切替えを行っているのです。

    そんな時期に、時間帯によって暑かったり寒かったり、じめじめしたり乾燥したり、といった厳しい変化に晒されると、異なる防御力を一気に求められるため、肌はどちらに合わせて良いのか分からず対応しきれなくなって、誤作動を起こしがちになります。

    こうして引き起こされるのが、春のゆらぎ肌。

    肌が敏感になってしまい、刺激に抵抗できず炎症を起こしたり、かゆみやひりつきなど、普段と違うトラブルを起こしやすくなるのです。

    春は温度が変わりやすいので肌が敏感になったりトラブルがあることも

    寒暖差対策には、水分と栄養をしっかり補給!

    もし、いつもと違う肌トラブルが起きたときは、デリケートな肌に余計な刺激を与えないようにスキンケアを見直しましょう。メイクアップもできるだけシンプルに。お肌を強くこすったり、熱いお湯を当てたりといった、肌の刺激となる行為はなるべく避けてください。

    次々に襲ってくる刺激に抵抗するためには、根本的に肌を強くする必要があります。

    潤い不足になって乾燥すると、ますますお肌の防御力は弱まってしまうため、いつもよりしっかり保湿してください。食事による栄養補給も、健康的なお肌づくりには欠かせません。

    水分と栄養で肌をしっかり満たして、優しくいたわってあげましょう。

    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    春先の乾燥したデリケート肌に、たっぷりの潤いと栄養を届けるスキンケアをご紹介します。

    Hadamanma Cosmeticsの「とれたてベジローション」と「ぜいたくベジミルク」は、自然食品屋さんが作った、保湿化粧水&美容乳液です。どちらも食べ物や自然由来の栄養成分たっぷりで、すこやかなお肌づくりをサポートします。

    保湿力の高いセラミドは、植物由来とヒト由来の2種類を配合。保水力と美容効果の高い椎茸のエキスや、酵母や酒粕などの発酵パワーも取り入れました。皮脂に近いホホバ種子エキスが、肌を健やかに保ちます。

    栄養いっぱいのスキンケアで、春の寒暖差に負けない美肌づくりに取り組んでみませんか?

    次回は、増え続ける「春の飛来物」からの影響と対策をお伝えします。

    空気中を飛び交っている、目に見えない花粉や化学物質から大切な肌を守るために、今すべきことは何でしょう。来週の更新をお楽しみに。

    ▼全4回連載「春は肌トラブルの宝庫!」シリーズ

    Vol.1 寒暖差で、肌が敏感に!?

    Vol.2 花粉・黄砂・PM2.5から肌を守る

    Vol.3 春の紫外線、どう防ぐ?

    Vol.4 春独特のストレスを解消しよう

  • 正しい「洗顔術」で春ニキビにさよなら!

    正しい「洗顔術」で
    春ニキビにさよなら!

    長い冬が終わり、新しい季節のはじまりです。

    しかし春の肌はとてもデリケートで、何かとトラブルが起きやすいもの。せっかくの新生活、ぽつぽつニキビがあっては悲しいですね。

    美しい肌作りの基本は、「正しい洗顔」です。ここが間違っていると、後のケアも効果半減でとてももったいないですし、汚れ残りは正常な肌づくりを邪魔して、さらなる肌トラブルを引き起こします。

    春を美しい肌で気持ちよく過ごすために、普段の洗顔が正しいものか、ここで一度見直してみましょう!

    家に帰ったら、すぐに「洗顔」を!

    家に帰ったらまっさきに洗顔をしましょう

    おでかけから帰宅後、真っ先に「洗顔」できているでしょうか?

    1日過ごした肌の表面には、想像以上に汚れと刺激物質がいっぱい。メイクした日はもちろん、すっぴんで過ごしていても大気汚染の影響を受けますし、皮脂の酸化などで、肌は刺激を感じています。一刻も早く汚れを落として、疲れた肌を労わってあげたいですね。

    ではここで、基本の洗顔法を見直してみましょう。

    あなたの普段の洗顔は、正しくできているでしょうか?

    1 クレンジング&予洗い

    クレンジング:油性汚れを落とします。こすらずやさしくなじませましょう

    まずはクレンジング。油性の汚れにアプローチするので、メイクだけでなく、皮脂汚れや化学的な大気汚染物質なども落としてくれます。メイクをしなかった日は、やさしいタイプのクレンジングを使うと良いですね。

    肌をこすらないように、クレンジングは規定量をしっかり使いましょう。落ちにくいポイントメイクは専用リムーバーを使用して丁寧に落としてください。ゴシゴシこすると色素沈着の原因になるので要注意!

    また、油分を含んだクレンジングは、流す前の「乳化」を忘れずに。油と水は本来混ざり合わないため、いきなり水で流しても油性汚れは十分に落とせません。少量の水をクレンジングとよくなじませ、白っぽくとろりとした感触になってから洗い流しましょう。

    ●おすすめ商品

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    肌にやさしい、ミルクタイプのクレンジング。植物由来の洗浄成分が、油性汚れにしっかりなじんでするりと落とします。

    クレンジングが肌に残らないように、ヌルつきを取るだけでなく、角質層の汚れを一度リセットするつもりで流水でしっかりすすいでください。

    予洗い:ヌルつきがなくなっても流水でしっかりと洗います

    この「予洗い」は、次の泡洗顔のために大切なステップ。朝にクレンジングをしない時も、予洗いをしっかり行うことで、角質層が柔らかくなって洗顔で汚れを落としやすくなります。

    2 泡だて洗顔

    泡洗顔:きめ細やかなたっぷりの泡で優しく洗います

    次に行うのは、泡洗顔。汗や古い角質など、水性汚れを落とす作業です。

    ここで大切なのは、洗顔料をしっかりと泡立てること。粗い泡や、ボリュームの不足した泡では、手指で直接肌をこする原因になる上、毛穴奥の汚れをキャッチすることができません。

    泡だてネットなどを使って、少なめの水でしっかりと泡立てると、キメの細かい泡を作ることができます。洗顔中に流れにくい、しっかりとした泡を立てるのが理想です。

    たっぷりの泡を肌の上で転がすように洗いましょう

    この泡を指の腹で転がすようなイメージで洗います。たっぷりの泡で顔じゅうを包むようにして、肌を直接指でこすらないことがポイント。デリケートな肌を、優しく洗ってあげましょう。

    ●おすすめ商品

    こなゆきコラーゲン フェイシャル

    春先のデリケートな肌に、やさしい洗顔を。お肌にいいものは残しながら、汚れはしっかり落とす「理想の洗顔」を目指した洗顔パウダーです。

    3 すすぎはプラス20回

    泡が落ちたらプラス20回すすいで角質層の中の水を入れ替えます

    クレンジングを落とす時と同様、大切なのはすすぎ。

    汚れ残りは、肌の生まれ変わりを邪魔します。泡が完全に落ちたと感じてからも、プラス20回、流水でしっかりとすすぎましょう。角質層の中の水分を全部入れ替える気持ちで、しっかりと落とすことが大切です。

    しっかりとすすぎましょう

    髪の生え際・あごの下・耳の後ろなど、すすぎ残しのないように、鏡でしっかりチェックしましょう。しっかりきれいにすすぐことで、化粧水の効果も大きく変わってくるでしょう。

    4 清潔なタオルで優しく拭く

    タオルを丸めてふんわり優しく押し当てるようにします

    せっかくきれいに洗った顔を、使い回しのタオルで拭いては台無し。洗顔後は、洗いたての清潔なタオルを使ってください。

    しっかりと洗い上げた肌はふやけてとても柔らかく、普段以上に繊細になっています。タオルはできるだけ柔らかいものを選び、水滴をオフするときは決してゴシゴシこすらないように気をつけたいですね。分厚く畳むか、丸めた状態にしたタオルを、ふんわりと優しく押し当てるように使いましょう。

    もちろん、洗顔後の保湿はしっかりと行ってください。

    美意識の高い読者の皆さんなら、きっと毎日洗顔も丁寧に行っていることと思いますが、これを機に、さらに洗顔の時間を大切にしていただければうれしいです。

    洗顔は、どんな高級化粧品よりも、高額エステよりも重要な、最高のスキンケアです。明日の肌を左右する大切な時間ですから、毎日楽しみながら丁寧に行ってくださいね。

  • やってはいけない!NGスキンケア6選。

    やってはいけない!
    NGスキンケア6選。

    今のあなたの スキンケアは、いつから続けているものですか? そのスキンケアで、あなたの肌はベストなコンディションを保っていますか?

    人の肌は季節や環境、また年齢でも変わり続けています。また、医療研究や美容技術の進歩で、スキンケアのセオリーや常識が塗り変わることも多いもの。

    良かれと思って続けているケアが逆効果だったり、ケア内容と肌年齢が合わなくなったりしないよう、ときどき見直すことが大切です。

    今回は、こんなNG習慣がないかな?と振り返ってみましょう。

    NG習慣1 朝の洗顔に、洗顔料は使わない

    NG習慣1 朝の洗顔に、洗顔料は使わない

    夜はしっかりダブル洗顔していても、朝は洗顔料を使わず、水洗いだけで済ませていませんか? 特に乾燥や敏感肌が気になる方に多いようです。洗いすぎると必要な潤いまで奪ってしまうから、水洗いの方が肌に良さそうなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

    しかし、メイクや外出をしていなくても、夜の間にお肌は意外と汚れているもの。

    寝ている間にも汗や皮脂は常に分泌されますし、前晩のスキンケアで使った基礎化粧品の成分が、それらと混ざって肌の表面で酸化や化学変化を起こしていることもあります。こういった汚れは、水洗いだけでは落とすことができません。

    そんなものを肌に残したまま上からメイクを重ねたり、外出して紫外線を浴びたりしたら、肌荒れの原因になりますね。朝のスキンケアの効果を最大化するためには、まずはしっかり泡洗顔をして、夜に溜まった汚れをリセットしましょう。

    必要な潤いはキープできるように、朝の洗顔料はできるだけ刺激の少ない、お肌にやさしいものを選ぶと良いですね。

    朝の洗顔料はできるだけ刺激の少ない、お肌にやさしいものを選ぶと良いですね

    ただし、どうしても肌が弱くて洗顔料を使えない方や、水洗顔の方が肌に合う方もいらっしゃるかもしれません。もし水洗いだけで済ませるときは、「すすぎの回数」に気をつけてください。

    ちょっと濡らしただけでは、汚れはきちんと落とせません。たっぷりの流水で(39℃以下のぬるま湯がおすすめ)、最低でも20〜30回はしっかりとすすぎましょう。角質層の水分を全部入れ替えるような気持ちで洗ってくださいね。

    そして洗顔のあとは、しっかり保湿を忘れずに。

    ●おすすめ商品

    こなゆきコラーゲン フェイシャル

    コラーゲンや塩、アミノ酸など、肌に近い成分で作った洗顔パウダー。やさしい洗浄成分で、肌に必要な潤いを保ちながら、汚れはすっきり落とします。


    NG習慣2 脂性肌だから、化粧水や乳液はあまりつけない

    NG習慣2 脂性肌だから、化粧水や乳液はあまりつけない

    すぐに脂が浮いてテカテカしてしまう悩みのある方の中には、乳液を避けたがる方がいらっしゃいますが、化粧水や乳液を使わない、あるいは少ししか使わないでいると、かえって脂性肌が悪化することがあるので、おすすめできません。

    そもそも皮脂が分泌されるのは、肌内部の潤いを守るため。洗顔後に十分な保湿ケアがされていないと、潤い不足を感じた肌は、これ以上乾燥させないためにがんばって余計に脂を出してしまいます。これが、脂性肌の原因の一つです。

    外からたっぷり水分と油分を与えてあげることで、次第に皮脂の過剰分泌を抑えられます。脂性肌でも化粧水と乳液は規定量を使って、しっかり保湿ケアに取り組んでみましょう。

    NG習慣3 熱いシャワーで洗顔してしまう

    NG習慣3 熱いシャワーで洗顔してしまう

    ダメと頭で分かっていても、つい手軽でやってしまいがちなシャワー洗顔。お風呂で、シャンプーのついでに洗ってしまうのは、確かに楽ですよね。
    でも、シャワー洗顔は肌を老化させます

    まずは「温度」。体を温める気持ちの良い温度は、顔に当てるには熱すぎます。熱いお湯は、肌に必要な油分まで洗い流してしまうので、肌の乾燥を進めます。皮脂の取りすぎによる乾燥はタルミを招くので、要注意です。

    それから、シャワーの「水圧」も、肌にとってはダメージが大きいものです。お風呂で柔らかくふやけた肌にとっては、特に強い刺激になってしまいます。

    面倒でも流水をきちんと手ですくって、パシャパシャと顔にかけて洗うようにしましょう。お湯の温度も、35度前後のぬるま湯がおすすめです。

    NG習慣4 強いパッティングで、化粧水を肌に叩きこむ

    NG習慣4 強いパッティングで、化粧水を肌に叩きこむ

    洗顔後、コットンを使って化粧水をつけるのは良いのですが、しっかり奥まで浸透させようと強く叩き込んだり、ゴシゴシ擦ったりしていませんか。これはNG

    顔の表皮はとても薄く、角質層はわずかティッシュ1枚分の厚みしかありません。しかも、洗顔後の肌はとってもデリケート。そこにペチペチ・ゴシゴシと刺激を与えてしまっては、お肌に良いはずがありませんね。その刺激が、やがてシワやたるみ、乾燥、シミなど、さまざまな肌トラブルの原因となってしまいます。

    化粧水をたっぷりコットンに染みこませたら、肌から5mm以上は離さないようにしながら優しくパッティングしてください。時間のあるときは、しばらくコットンを貼り付けてパックしても良いですね。乾燥が気になるところに5分ほど貼れば、乾燥シワ対策になります。

    お肌をいたわるように、やさしくスキンケアしてください。

    NG習慣5 気になる毛穴をタオルでこする

    NG習慣5 気になる毛穴をタオルでこする

    「いちご鼻」と呼ばれる毛穴の黒ずみや、ぽこっと飛び出した角栓。気になりますよね。ついしっかりクレンジングして洗い落そうとしたり、引っ張れば取れそうだからとタオルでこすったりしがち。

    でも、それでは根本的な解決にはならないどころか、かえって症状を悪化させてしまいます。

    タオルで顔を拭く時は絶対にゴシゴシせずに、やさしく押し当てるように。

    毛穴が目立ってくるのは、肌のターンオーバーの乱れや、乾燥、色素沈着など、さまざまな原因によるもの。解決するには、肌全体の代謝を上げてターンオーバーを整え、お肌をすこやかに保つことが大切です。ていねいな洗顔、スキンケアはもちろん、肌の材料になるコラーゲンと、その働きを助けるビタミンCなどの栄養をしっかり摂ること。

    そしてタオルで顔を拭く時は絶対にゴシゴシせずに、やさしく押し当てるように。タオル自体も清潔で、柔らかいものを使いましょう。

    ▼毛穴ケアの詳細は、こちらもチェック!

    毛穴の目立たない肌をつくるには? 食事とスキンケアの法則。

    NG習慣6 何年も同じスキンケアを続けている

    NG習慣6 何年も同じスキンケアを続けている

    あれこれ迷ったり悩んだりして、やっと見つけたベストスキンケア! それが永遠に自分を輝かせてくれると信じたいですよね。でも、季節ごとにも体調によっても年齢によっても、合うスキンケアは変わるものです。

    中学生の時かわいかったセーラー服やお下げ髪が似合わなくなるように、お肌のケアも変化するのが当たり前。

    季節や体調、年齢によって、肌状態はどんどん変化していきます。

    最近くすんできたかな?とか、乾燥しやすくなったかな?と思ったら、毎日のスキンケアを見直してみましょう。使うアイテムをまるごと変えなくても、使い方や使う量を変えたり、悩みに応じた美容効果をプラスすることで、改善することもあります。

    特に、年齢肌は潤いやハリが不足してくるので、若い頃よりも保湿に重点を置いて。外側からのお手入れだけでなく、内側から「食」によるケアも意識すると良いですね。

    今のスキンケアを永遠と信じずに、その時々の肌の声を聴いてあげましょう。

    ***

    毎日のスキンケアは、きれいになるためのとても楽しい時間です。でもちょっとした勘違いのせいで、せっかく手をかけた努力がムダになっては勿体ないですね。

    もしNG習慣があった方は、今日からスキンケアを見直してみて。正しくケアしてきれいになって、もっと大切にしたくなる肌になりましょう。明日のあなたが、今日よりきれいでありますように。

  • バレンタインには手をつなごう!手足の先まで全身うるおう冬になる。

    バレンタインには手をつなごう!
    手足の先まで全身うるおう冬になる。

    もうすぐバレンタインデー。大切なデートの約束をしている人もいらっしゃるでしょう。そんな日に、思い切ってつないだ手がカサカサしていたり、乾燥しすぎて指先が触れた瞬間にバチバチ!なんてこと、絶対に避けたいですね。

    だから、今回のテーマは全身の保湿です。お顔だけでなく全身をしっかりケアして、バレンタインはいつにも増して「うるうるつやつや」の肌でイキイキと輝いていたいですね!

    1 バスタイムで、全身あったか&うるおいチャージ

    バスタイムは、全身のケアに最適な時間。

    でもこの時期は湯上りの寒さから、ついついボディケアもそこそこに厚着をしてしまいがちです。保湿をせずに服を着ると、ほてって蒸れるだけでなく、それが乾くときに肌表面の水分まで奪って余計に乾燥してしまいます。そうならないために、まずはゆっくり湯船に浸かり、体の芯までしっかり温めて。血圧や心臓などのリスクがない方は、ぜひ「全身浴」を習慣にしてください。

    冬は、体をあたためる入浴剤がたくさん出ていますし、美容や保湿効果があるものを選べば、手っ取り早く全身スキンケアができますね。湯船に植物性のオイルを数滴垂らすだけでも、乾燥を防ぎ、温もりが持続しやすくなるのでおすすめです。

    熱いお湯に短時間浸かるより、低めの温度にじっくり浸かったほうが、お肌への刺激も少なく湯冷めもしにくくなります。飽きずに長時間浸かれるように、ジップ袋などに入れて防水したスマホや本、飲み物などをトレイに乗せて持ち込んでも良いですね。

    また、体をゴシゴシ洗いすぎると、必要な皮脂まで奪ってしまうことがあります。湯船にしっかり浸かるだけでもある程度の汚れや皮脂は落とせるので、特にひどい乾燥肌にお悩みの方は、この時期はスポンジでなく手のひらで洗う、ボディソープの使用を週2回くらいに抑えるなど、試してみてはいかがでしょうか。足や脇など、ニオイや汚れが気になるところ以外はお湯洗いを基本にして、石鹸やボディソープを使う場合も、冬場は保湿効果の高いものを選びたいですね。

    2 お風呂上がりは、全身しっとり対策を!

    お風呂から出ると、肌はすぐに乾燥し始めます。特にしっかりと温めた肌はどんどん水分が蒸発するので、保湿のタイムリミットは30分程度とも言われています。ボディケアは湯上りすぐに始めましょう!

    ボディミルクやクリーム、オイルなどを、背中や腰回り、ひじやひざなど、乾燥やかゆみの気になるところを中心に全身に塗ります。もし脱衣所が寒ければ、浴室内でケアするのもおすすめですが、高温多湿の浴室内は化粧品の保管には不向きですので、使用するたびに持ち込むようにしましょう。

    ●ボディローション

    いわゆる化粧水です。肌に潤いを与えますが、油分がないので冬場の乾燥ケアには物足りないかもしれません。そのあとにミルクやクリームで蓋をすると、潤いが持続します。

    ●ボディミルク・ボディクリーム

    ボディミルクは乳液です。水分と油分のバランスが良く伸びが良いので、全身に使いやすいでしょう。ただ、乾燥しやすい部分や特に乾燥しやすい方には、より保湿力の高いボディクリームがおすすめ。テクスチャに合わせて、デイケアはミルク、ナイトケアはクリームと使い分けても良いでしょう。

    ●ボディオイル

    保湿力が高く、肌を柔らかくしてくれ、マッサージにも使えます。お風呂上がりに体を拭く前、オイルを塗り広げて体にすりこむと、潤ったもっちり肌になります。

    3 指先までしっとりするには?

    冬はひび・あかぎれなど、手の悩みも多くなります。せっかくのバレンタインデート、指先までうるうるの手で、自信を持って挑みたいですね。

    指先までうるおいをしっかりと閉じ込めるなら、とにかく濡れたらすぐにしっかり拭き取り、こまめにハンドクリームを塗ることです。

    お手洗いの後は備え付けのエアータオルだけでなく、ハンカチを使って指の股や爪の間の水気もしっかりと拭き取りましょう。お湯や洗剤を使った食器洗いの後は、特に乾燥しやすいにも関わらず、すぐに次の家事に取りかかってしまい保湿が後回しになりがち。キッチンにハンドクリームを置いて、ついでにすぐ塗れるようにしておきましょう。

    「濡れたままにすると、濡らす前より乾く」!これを肝に銘じましょう。

    ハンドクリームを塗る際は、手指だけでなく爪の根元まで軽くマッサージするようにつけると、指先が温まり、ささくれなどのケアにもなります。ネイルケアをしっかりしたい時は、先にネイルケア専用のオイルを塗ってから、ハンドクリームを塗りましょう。

    おすすめ商品

    手粧水

    
化粧水とクリームがダブルで働く、顔と同発想のハンドケア。豊富な植物エキスの力で、手肌にたっぷり潤いを与え、やさしく守ります。ベタつきが苦手な方にも、ひどい手荒れに悩んでいた方にも、選ばれているハンドクリームです。

    乾燥に悩む季節ですが、日々の丁寧なケアでしっかり潤っていたいですね。来たるバレンタインデーに向けて、うるうるつやつやな肌を磨きましょう!

  • パチパチにさよなら! 美髪のための静電気対策。

    パチパチにさよなら! 美髪のための静電気対策。

    下敷きで髪をこすって、静電気遊びをしたことはありませんか。冬場は特に髪の毛がモワモワと立ち上がって、面白かったものです。

    子供のころは楽しかった静電気も、大人には不快でしかありません。冬場は特に静電気が起こりやすく、セーターを脱いだりドアノブを触ったりするたびに、痛い思いをしている方も多いでしょう。

    それだけでなく、特に大人の女性にとって静電気はヘアケアの天敵。乾燥した髪に、バチバチの静電気はさらなるダメージを与えてしまいます。

    静電気が髪に与える深刻な影響

    静電気の影響で髪の毛にダメージが与えられることも。

    静電気は一年中発生しているのですが、湿度が高く汗をかきやすい夏と比べて、乾燥した冬は電気の逃げ道となる水分が少ないため、体に電気がたまりやすくなります。

    冬の乾燥した髪の毛も、静電気がたまりやすい場所。

    静電気が発生すると、髪が広がってヘアスタイルがまとまりづらいだけでなく、髪表面のキューティクルが剥がれやすくなり、髪にダメージを与えることもあります。

    キューティクルが剥がれるとクシの通りが悪くなり、枝毛や切れ毛になりやすくなります。

    キューティクルが剥がれると、そこからタンパク質や水分が流れ出し、さらにパサつきが悪化します。また、静電気で毛先がもつれたり絡んだりすると、クシ通りが悪くなり、枝毛切れ毛になりやすくなります。

    さらに、静電気を帯びた髪や頭皮はホコリを吸い寄せてしまうため、汚れがち。空気中のホコリの中には、さまざまな雑菌も混じっていますから、それが頭皮の皮脂と化学反応を起こすことで、頭皮にダメージを与え、健康な発毛の妨げになります。

    パチパチして不愉快なだけでなく、静電気は多くの髪ダメージを引き起こす原因になるのですね。

    パチパチにさよなら!3つのケアで、静電気を防ごう。

    1 とにかく保湿ケアが第一!

    静電気のケアにはとにかく「保湿」がカギ!

    静電気を防ぎたければ、まずは髪をしっかり保湿すること! 乾燥ダメージは静電気の大好物です。

    毎日のお風呂では、いつもより丁寧にヘアケアに取り組んでみて。パサパサが気になる人は、普段のシャンプーやトリートメントを見直し、保湿やダメージ補修効果の高いものを使ってみましょう。

    ●おすすめの商品


    Yasaiヘアパック

    Yasaiヘアパック

    食べ物由来の濃厚な栄養たっぷりの、贅沢なトリートメント。ダメージを補修し、髪に潤いを与えます。

    アウトバスのトリートメントや、ヘアオイルも効果的です。

    お風呂上がりはもちろん、おでかけ前にもひと塗りしておきましょう。髪の潤いを守り、パサつきを落ち着けることで、帯電を防ぐことができます。

    ●おすすめの商品


    髪サラダ

    髪サラダ(ヘアオイル)

    数種類の天然ハーブオイルを配合。ひと塗りでうるツヤの髪へ仕上げます。

    また、部屋の乾燥も静電気を招きます。

    加湿器などを使って50%以上の湿度を保つようにすると、髪や衣服が帯電しても、空気中の水分を伝って自然に放電されやすくなります。加湿器のない部屋でも、洗濯物を室内干しや、お風呂上がりのバスタオルを椅子の背にかけるだけで、室内の湿度を上げることができます。

    2 帯電しにくい髪環境をつくろう

    髪と衣服との摩擦で、パチパチと静電気が起こることも多いですね。

    綿や麻などの帯電しにくい素材を選びたいところですが、特に暖かい冬服には帯電しやすい素材が多く、避けてばかりもいられません。そこで、髪と衣服の摩擦を少なくするため、髪を結んでまとめるだけでもかなり違います。

    髪の毛を結んでまとめるだけでも帯電を防ぐことができます。

    髪と衣服との接触面を減らせるだけでなく、髪同士の摩擦も抑えられるので、静電気やダメージ予防に効果的。最近は静電気防止のヘアゴムも開発されているので、気になる方は探してみては。

    また、髪のパサつきが気になったときは、ブラッシングで髪を整えましょう。

    髪のもつれや絡みが取れるだけでなく、余計なホコリを取り、皮脂を髪全体になじませることでパサつきが抑えられるので、静電気が発生しにくくなります。適度なブラッシングは頭皮にも良い刺激になります。

    乾燥の時期は、一気にブラシを通そうとすると髪にダメージを与えることがあるので、まず毛先から優しく丁寧にほぐして、ゆっくり全体をとかすようにしましょう。

    またブラシを選ぶ際、プラスチック素材のものは静電気が発生しやすいので、豚毛ブラシやツゲのクシなど、ナチュラルな素材のものがおすすめです。

    ブラシの素材はプラスチックではなく豚毛やツゲなどのナチュラルな素材がおすすめ

    3 食事で、すこやかな髪を目指そう

    食事で髪に嬉しい栄養をしっかり摂ろう。

    静電気に負けないために、食べ物の栄養から元気な髪を育てることも大切です。

    髪の大部分はケラチンというタンパク質で構成されているので、まずは肉や魚、卵、大豆などから、タンパク質やアミノ酸をしっかり補いましょう。また、ミネラルも重要。カルシウムやカリウムをはじめ、特に亜鉛は、髪の強い味方です。亜鉛は牡蠣や豚レバーに豊富ですので、毎日は難しい食材ですが機会のあるとき積極的に食べたいですね。

    そのほか、モズクやワカメに含まれるフコイダンや、ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜に豊富なビタミンA(βカロテン)も、髪に良い栄養です。

    おやつをスナック菓子からチーズやナッツ類にするだけでも、タンパク質やミネラル分を補給しやすくなります。プロテインやサプリメントなど、補助食品を活用するのも良いですよ。

    美しい髪をつくるには、まずバランスのとれた健康的な食生活が大切。髪の静電気ダメージが気になる冬も、やっぱりヘルシーな食事が良いのですね。

    ●おすすめの商品


    タンパクオトメ

    タンパクオトメ

    ソイ&ホエイのWタンパク質に、ビタミン・ミネラル、美容成分をたっぷり配合。女性のための美容プロテインです。

    ***

    髪が広がるだけでなく、潤いや栄養まで奪ってしまう、怖い静電気。

    保湿以外にも、いろいろな対策ができることが分かりました。静電気にお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した習慣を取り入れて、不快なパチパチを遠ざけましょう。

  • 代謝アップでキレイになる! 冬の「ぽかぽかボディ」作戦。

    代謝アップでキレイになる!
    冬の「ぽかぽかボディ」作戦。

    お正月明け、なかなか体型が戻らないとお悩みではありませんか。

    イベント続きの冬は外食やご馳走の機会も多いので、「冬=太る」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。でも実は、冬はダイエットには最適なシーズン。体温を維持するために基礎代謝が上がる冬は、本当なら痩せやすい季節なのです。

    にも関わらず、食事量を減らしても痩せられない!という人は、冷えなどによって代謝が低迷しているのかも。この冬もっとキレイになりたいなら、代謝がアップする「ぽかぽかあったかボディ」を目指しましょう!

    痩せたいなら、体を温めよう!
    ダイエットに大切な「代謝」とは。

    同じ食事・運動量でも痩せやすい人と痩せにくい人がいたり、若い頃と生活は変わらないのに歳を取ると太ってしまったり。若い頃は簡単に戻せていた体重も、なかなか落とせないと感じる方も多いでしょう。これらの違いは、「基礎代謝」にあると考えられます。

    「基礎代謝」とは、私たちが生きる上で必要な、最小限のエネルギーのこと。息をしたり、内臓が働いたり、体温を保ったりといった生命活動に使われます。基礎代謝が高ければ、じっとしていても多くのエネルギーが消費されるため、「基礎代謝が高い=痩せやすい体」と言えます。

    基礎代謝は加齢によっても下がっていくのですが、もうひとつ、代謝を下げる大きな原因が、女性にも多い「冷え」。体温と代謝は深く関わっているので、体温が上がれば代謝も上がり、逆に体温が下がると代謝も下がってしまいます。

    冷えは、ダイエットの妨げになることがあります。

    本来であれば、冬は、寒くても体温が維持できるように身体がエネルギーを使うため、基礎代謝が上がるのですが、体が冷えていると代謝は下がってしまいます。つまり痩せづらくなるのですね。

    痩せやすい体になりたいなら、まずは体を温めましょう。温まって代謝が上がれば、スリムになるだけでなく、お肌のターンオーバーも整ってキレイになるので、嬉しいことだらけですね。

    それでは、ぽかぽかボディを作る、簡単な4つの方法をご紹介します!

    ぽかぽかボディをつくる、4つの方法

    1 カンタンな運動で、筋肉をつくろう!

    筋肉をつけることで血行促進をサポートします。

    「筋トレ」というと抵抗のある方が多いと思いますが、基礎代謝をあげたいなら、やっぱり適度な運動は欠かせません。

    筋肉は熱をつくるので、筋肉量が少ないと冷えやすく、代謝も悪くなってしまいます。女性に冷え性が多いのも、男性よりも筋肉量が少ないからと言われています。

    全く運動の習慣がない人は、まずはウォーキングやストレッチなど、簡単なものからはじめてみて。凝り固まった体をほぐすだけでも、血の巡りがよくなって体がぽかぽか温まります。

    オフィスやご自宅でもできる、簡単なストレッチ&筋トレをご紹介します。すべての動きを、息を止めずにすることが大切です。

    ●肩コリをほぐす肩甲骨体操

    顔の前で、手首をクロスさせ手の甲同士を合わせます。そのまま手をゆっくり前へ。なるべく遠くへ伸ばしたり、目の前に戻したりを繰り返します。肩甲骨が開いて肩がほぐれます。

    ●座ったまま足あげ体操

    イスに座ったまま、ほんの10cm程度、両足を浮かせて20秒キープ(膝の間は少し開けて)。腹筋にぐっと力が入り、なかなか良い運動になります。

    ●こっそりデスク持ち上げ運動

    背筋を伸ばしてイスに座り、机の裏側に両手を当てたら、そのまま押し上げるように腕全体に力を入れ、数十秒キープ。腕と肩を鍛えます。(デスクをひっくり返さないように注意!)

    ●思いきり、伸び!

    立った状態で、両手を組んで手のひらを空に向け、ぐーっと高く伸びましょう。そのまま、体伸ばしながら左右に振ります。体温が上がるのを感じるまで、しっかり動いて。

    2 食事で代謝アップ! あたため食材&糖質オフ

    食の力で体を温めましょう。

    
毎日の「食」からも、体をあたためる習慣を。無理な食事制限によるダイエットはストレスになり、保温に必要な筋肉や脂肪まで奪い、余計に冷えを促進させます。カロリーオーバーしないように気を付けながらも、きちんと食べて動くダイエットをしたいものですね。

    単純に温かい料理を食べるだけでなく、その食材も意識して。生姜や根菜は、あったか食材として有名ですね。シナモンや山椒、クローブなどの体を温めるスパイスやハーブを活用するのも良いでしょう。

    根菜スープ:しょうが、大根、人参など ハーブティー:シナモン、山椒、クローブなど

    ●おすすめの商品

    みらいのしょうが

    九州産の黄金生姜の栄養が濃縮した、生姜100%パウダー。いつもの料理や飲み物にさっと加えて、手軽に温活を実践できます。

    また、近年流行している「糖質オフ」も、実は代謝アップの鍵。

    炭水化物(糖質)を制限することによって、脂肪を燃やしエネルギーにする体質になっていきます。ダイエットにも効果的なので女性には嬉しいですね。ただし、脂質が不足しすぎるとかえって冷えを招くので、適度に「良質な油」を摂取するようにしましょう。

    糖質オフができて、適度に脂質を摂取できるオススメの食材は、ナッツ大豆。良質なタンパク質と脂質がたっぷりの美容食材なので、おやつや料理に取り入れてみましょう。

    ナッツの良質な脂質やタンパク質もおすすめ。

    ●おすすめの商品


    ななつのしあわせミックスナッツ」「ななつのしあわせミックス煎り豆

    こだわりの産地から厳選した7種のナッツ/煎り豆をミックス。美容・健康にうれしい無塩・無油で、スナック感覚で楽しめます。

    3 ゆったりバスタイムで、代謝アップ!

    お風呂に入るのは、一番てっとりばやく全身を温める方法です。シャワーだけで済ませている人は、できるだけ湯船にじっくり浸かるようにしましょう

    お風呂は血の巡りが良くなるだけでなく、リラックスすることで自律神経の乱れなども改善されます。温浴効果を高めるため、冬向けの入浴剤を使うのも良いですね。

    湯船につかって体をじっくりと温めましょう

    お風呂上がりは温かい場所で体をよく拭き、髪も濡れたままで過ごさないなど、冷やさないための工夫を。冷たいドリンクも体を冷やすので、なるべく温かいもので水分補給して。

    ストレッチや、ボディクリームでのマッサージも血行促進になってぽかぽか効果を高めます。

    4 着ぶくれはNG! 軽やかな服装で出かけよう

    冬も、動きやすい軽やかな服装を。

    寒いからと言って、やみくもに何枚も重ね着して着ぶくれしたり、暖房の効いた部屋ばかりに閉じこもったりしていませんか。

    記事の前半で「冬は体温を維持するため、基礎代謝が上がる」と書いた通り、身体は寒い外気に触れると、体温や代謝を上げようとします。しかし、厚着や暖房に慣れて寒さを感じにくい状態が続くと、このせっかくの身体の機能がうまく働きません。

    そもそも着ぶくれしていてはおしゃれではないし、締め付けや重さが肩こりの原因にもなります。軽やかな服装で外に出て、適度に寒さに身を晒すことで、自らあたたまる力を鍛えましょう。

    動きやすい格好でウォーキングやジョギングに出かけるのは、寒さに身を慣らしつつ筋力アップにもなるのでオススメです。

    とは言え、無理をして風邪を引いては大変です。昔からよく言われる「首・手首・足首」の「3首」を冷やさないように、マフラーや靴下などで防寒対策を。どうしても冷えが気になる日は、腰やお腹にカイロを貼ってあたためるのも有効です。

    ポイントを抑えて温めれば、厚着をしすぎない軽やかなファッションでも、冷え知らずの冬を過ごせるでしょう。

    ***

    いかがでしたか?

    体が温かいと、気持ちもほぐれてご機嫌な冬を過ごせます。心も体も、ぽかぽかあったか美人を目指しましょう。

  • 新年は、もっと美しく。タイプ別美容ガイド2019

    新年は、もっと美しく。
    タイプ別美容ガイド2019

    肌のお悩みは、人それぞれ。すべてを一刀両断に解決する特効薬はありません。

    また、同じ人でも年齢によって悩みも内容も変化することがあります。「今まで使っていた化粧品が、どうも合わなくなってきた」、「今までのお手入れでは足りない気がする」……そんな小さな変化に、気づいていますか?

    新年を迎えたこのタイミングで、一度肌悩みを見直し、これからのお手入れを考えてみてはいかがでしょうか。

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    ▼悩み別に、解決方法をチェック!

    1)赤み・毛穴の目立ち

    2)シミ・くすみ

    3)乾燥

    4)脂性・ニキビ

    5)シワ・たるみ

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    1 赤み・毛穴の目立ち

    顔の赤み毛穴の目立ちは、メイクではなかなか隠しにくい悩みの一つですね。

    体質的な敏感肌や病気の可能性もありますが、メイクや過剰なスキンケアによる刺激が原因になっていることも。一度、日頃のスキンケアを見直してみませんか。赤みも毛穴悩みも、改善への近道は「やさしい洗顔」と「しっかり保湿」です。

    まず、赤みは肌が炎症を起こして大変デリケートになっているので、刺激は避けたいところ。赤みを隠そうと念入りにメイクするあまり、余計な刺激が加わってより症状が目立ってしまう、ということもあります。

    毛穴悩みも、気になるからといってゴシゴシ洗いすぎると、刺激でかえって毛穴が開いたり、色素沈着を起こしたりするため要注意です。

    赤みや毛穴が目立つ部分は、刺激を与えないように気をつけましょう。

    化粧品はできるだけ刺激の少ないものを選び、肌をこするようなメイクは控えて。洗顔やクレンジングは肌をいたわるように、優しく行います。毛穴汚れを落とすだけでなく、肌を清潔に保つことで肌のバリア力を回復させましょう。

    洗顔後は、柔らかなタオルを使って、こすらず抑えるように水気を拭き取ること。そして十分に保湿をすることで、ターンオーバーが整い、毛穴も徐々に目立たなくなってくるはずです。

    
▼こちらの記事も合わせてチェック!

    「毛穴の目立たない肌をつくるには? 食事とスキンケアの法則」

    ▼赤み・毛穴悩みさんにおすすめのアイテム

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」

    トロリとした柔らかなミルクタイプのクレンジングで、メイクを優しく包んでオフ。


    「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    お肌に近い成分で作った粉洗顔で、潤いを保ちながら、汚れをすっきり洗い流しましょう。

    2 シミ・くすみ

    シミくすみの大きな原因のひとつが、紫外線。紫外線を浴びると、肌内部では細胞を守るためにメラニンが大量に作られ、肌全体が日焼けをしてくすんでしまいます。

    それでもターンオーバーが正しく行われていれば、メラニンは自然と垢となって剥がれ、肌も元の色に戻ります。しかし、加齢やホルモンバランスの影響でターンオーバーが乱れたり、肌トラブルでメラニンが一部で過剰生成されたりすると、シミとなって残ってしまうことがあるのです。

    紫外線・乾燥対策はしっかりと行いましょう。

    また、乾燥でキメが荒くなることでも肌はくすんで見えますし、メイク汚れや誤ったスキンケアによって色素沈着を起こしている場合も。寒い季節は血行不良にも要注意です。

    
シミ・くすみの対策として、冬も油断しないで紫外線対策をすること。そして正常なターンオーバーを促すために、肌を清潔に保ち(お手入れの際は優しく!)、コラーゲンビタミンCを積極的に摂取し、内側からのケアにも取り組みましょう。

    適度な運動や入浴で体をあたためる習慣をつけると、血行がよくなるだけでなく、ホルモンバランスや代謝が整い、ターンオーバーの促進にもなりますよ。

    ▼シミ・くすみ悩みさんにおすすめのアイテム

    ひにまけぬ

    「ひにまけぬ」

    高いSPF効果でありながら、お肌にやさしい日焼け止め。年中バッグに入れておきたいアイテムです。

    3 乾燥

    ちゃんと保湿しているのに、夕方には乾燥して小鼻周りが粉を吹いたり、ほうれい線がくっきり目立ったり……冬場は特にひどくなる方もいらっしゃるでしょう。乾燥には、外側と内側から、Wの対策が必要です。

まずは外側、化粧水と乳液による保湿ですが、たんに保湿力の高いアイテムに変えるだけでなく、その使い方も見直してみましょう。

    実は、トラブル肌の方の多くが、化粧水や乳液を正しく使えていないことが多いのです。基本をおさらいすると、「保湿しているつもりが、全然足りていなかった!」という発見があるかもしれません。

    ▼関連記事で、スキンケアの基本をチェック!

    「化粧水のバシャバシャ使い」

    「乳液パックのディープケア」

    そして、うるおいを逃さないためのお肌づくりを内側から。

    食事でも乾燥対策を。「コラーゲン・タンパク質」「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」

    タンパク質コラーゲンを摂取するために、乳製品や大豆製品、お肉、卵、魚などを毎日の食事に取り入れましょう。粘膜を保護するビタミンA、コラーゲンの生成を助けるビタミンC、血行や新陳代謝を良くするビタミンEも、潤い肌を支える栄養素です。

    ▼乾燥悩みさんにおすすめのアイテム

    とれたてベジローション

    
「とれたてベジローション」

    新鮮な食の栄養を、たっぷり配合。椎茸エキスの保水力とWセラミド配合で、お肌に潤いを与えます。


    4 脂性・ニキビ

    顔がテカテカとべたついてしまうオイリー肌(脂性肌)。メイクもくずれやすいし、ニキビもできやすくて悩ましいですね。遺伝的な体質による部分も大きいですが、お手入れで改善する場合もあります。

    オイリー肌だからといって、洗浄力の強いクレンジングで念入りに洗い、さっぱりタイプの化粧水を使い、べたつくのが嫌だから乳液は使わない。そんなお手入れは、実は逆効果かもしれません。

    雑菌の繁殖を防ぐために洗顔は大切ですが、過度な洗顔で大切な角質を剥がしたり、潤いまで流してしまうと、肌のバリア機能が低下し、さらなる肌トラブルの原因に。油分を補っていないため、肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

    オイリー肌でも、優しい洗顔十分な保湿を心がけましょう。最初は乳液などのベタつきに抵抗があるかもしれませんが、だんだんと皮脂バランスが整ってくるはずです。

    しっかりと保湿を心がけましょう

    また、食生活にも気を配って。チョコレートなど砂糖の多い食べ物や、バターや生クリームといった動物性脂肪の多いもの、小麦粉・白米などの精製した穀物、過度なアルコール摂取などは、オイリー肌を悪化させる天敵です。

    5 シワ・たるみ

    目元などのちりめんジワほうれい線など、若い頃には考えられなかった肌老化。たるみも含め、シワは皮膚だけでなく筋肉や皮下組織を含む、顔全体の構造が変化して起こります。

    残念ながら、加齢によるシワ・たるみは、基本的には避けることができません。生きて来た証ではありますが、なるべく穏やかにゆっくり刻みたいものです。

    乾燥はシワ・たるみを加速させるので、まず日々のスキンケアにしっかりと取り組んでみましょう。週末など時間のある日は、なるべくパックなどで入念な保湿ケアを。マッサージは適度にやると効果的ですが、誤ったやり方ではシワやたるみを促進させてしまいます。正しい方法をしっかりチェックしましょう。

    ▼関連記事で、マッサージの方法をチェック!

    「血行促進で肌トーンアップ!乳液マッサージという新習慣。」

    気になるシワ・たるみはスキンケアを見直してみましょう

    また、たるみは真皮を支える役割を果たす線維成分であるコラーゲンエラスチンが緩むことによって起こります。紫外線はそれらを壊すもとなので、まず徹底した紫外線対策を。そしてコラーゲンやビタミンCの積極的な摂取を心がけましょう。


    そして何よりも、眉間にできる不機嫌な表情ジワを作らないよう、しかめっ面せず、なるべく日々を機嫌よく穏やかに過ごしたいものですね。



    ▼シワ・たるみ悩みさんにおすすめのアイテム

    ぜいたくベジミルク

    「ぜいたくベジミルク」

    食の栄養を詰め込んだ、美容乳液。椎茸エキス、ヒト型セラミド、ナッツオイル配合で、お肌を整えながら潤いを守ります。

    * * *

    どんな肌悩みにも、きっと改善策はあり、またぴったりのアイテムもあります。

    悩みを諦めず、年齢のせいにせず、2019年はもっと美しいあなたになりましょう。

  • クリスマス間近!聖夜に向けたツヤ髪づくり。

    クリスマス間近!
    聖夜に向けたツヤ髪づくり。

    肌だけでなく、髪にも厳しい乾燥の季節です。北風だけでなく暖房の風にも、日々潤いを奪われて、髪はパサつきがち。さらに寒さで血管が縮んで、酸素や栄養が毛根に行き渡りにくいという三重苦。

    でも、もうすぐクリスマス。そんなことは言っていられません。しっかりとケアをして、うるうるキラキラの艶髪で、特別な日を迎え撃ちましょう!

    まず敵を知る。パサパサ髪の原因とは?

    冬のヘアダメージの原因は、第一に乾燥。

    湿度が低いうえに、室内は暖房でさらに乾燥しているため、髪は常にカラカラの空気に襲われています。また、寒い時期は体を温めるために熱いお風呂に入る方も多いですが、シャワーの温度も熱々にしていると髪の潤いまで洗い流してしまいます。

    乾燥した髪は、キューティクルがはがれやすくなり、その隙間から潤いが逃げてしまうのです。切れ毛や枝毛が起こりやすくなり、見た目にもパサつきが目立つようになります。

    血行不良と栄養不足も、パサパサ髪の原因。冬は汗をかきにくい季節だからと、シャンプーの回数を減らしていませんか?

    ただでさえ寒くて血行が滞りがちなのに、シャンプー時の頭皮マッサージの機会が減ることで、ますます血流が悪くなり、毛根の栄養状態が悪くなってしまうのです。

    そんな厳しい冬の中、どうすれば美しい髪になれるのでしょうか?

    艶髪ポイント1
    毎日のバスタイムで、丁寧なヘアケアを!

    丁寧に汚れを落として、トリートメントでしっかりと補修

    美しい髪づくりを決めるのは、毎日のバスタイム。「髪の汚れを落とす」「潤いを与える」「潤いを閉じ込める」この3ステップが、艶髪づくりに欠かせません。順にチェックしていきましょう。

    1.シャンプーで、頭皮の汚れを落とす

    

まずは頭皮を整えて、髪が健康的に育つ土壌をつくりましょう。シャンプーのときは髪の汚れを落とすだけでなく、頭皮マッサージをしっかりと行い、血液や栄養、酸素が行き渡っていることをイメージしましょう。





    地肌をマッサージするようにシャンプーします。

    

ぬるま湯で髪をしっかりすすいだあと、よく泡立てたシャンプーで頭皮を優しく洗います。こするのではなく、指の腹で頭皮を揉み込むように洗うのがポイント。







    

頭皮を清潔にすることは、気になるフケやニオイの対策にもなるので、クリスマスの接近戦の前に、きちんとケアしておきたいですね。いつものシャンプーを使うのも良いですが、頭皮ケア用のヘアケア用品を使うのも効果的です。








    Kusakiスキャルプシリーズ(シャンプー&マッサージオイル)

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髪の「土壌」を育てる、植物生まれのスキャルプケア。

    


2.トリートメントで、潤いを与える




    シャンプーをしっかりすすいだあとは、トリートメントを忘れずに。シャンプーが汚れを落とすのに対し、トリートメントは髪の内部に栄養成分を届けてダメージを修復し、潤いを与えます。トリートメントは頭皮にはつけず、毛先から丁寧につけていきましょう。





    頭皮につけず、毛先を中心に塗りましょう。

    トリートメントをつけるときの、スペシャルな方法をご紹介します。



    まずは、髪の毛一本ずつにムラなくつける裏ワザ。
    毛先全体にトリートメントをつけたあと、指一本分程度の毛束を片手に取り、もう片方の手で数回手ぐしを入れるようにしてトリートメントをなじませます。これを繰り返すことで、髪一本一本がトリートメントを纏うようになります。

    丁寧にトリートメント。

    しっかりなじませたあと、できるだけ時間を置きましょう。
蒸しタオルで包むことで、スチームエステのような効果を狙うことができます。湯船に浸かって体を温めながら過ごすと良いですね。



    洗い流しはしっかりと、トリートメント剤を髪に残さないようにすすぎましょう。





    Yasaiヘアパック

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Yasaiヘアパック

    食べ物由来の濃厚な栄養で、贅沢なヘアパックを。

    3.ヘアオイルで潤いを閉じ込める



    特にパサつく、まとまらない、ツヤがほしいといった悩みがある方には、ヘアオイルがおすすめ。

    

ヘアオイルは、髪に潤いを閉じ込め、ダメージから髪を守る働きをする心強いアイテム。お風呂上がりのドライヤー前につけると、熱ダメージや過乾燥を防いでくれます。

    お出かけ前にはスタイリング剤や保湿ケアとしても活躍。流行の濡れたような質感のスタイリングも、ヘアオイルなら簡単に叶えることができます。

    ヘアオイルをつけるときのポイントは、まず手のひらにワンプッシュをしっかり伸ばし、髪の内側から塗り広げていくこと。いきなりベタッと髪の表面につけると、髪が脂っぽくなるので要注意です。まずは全体になじませたあとに、気になるところに薄く重ねづけていくようにしましょう。


    髪サラダ

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髪サラダ

    
数種類の天然ハーブオイルを配合。ひと塗りでうるつや髪へ。


    また、全身の血行は頭皮にも影響します。さっとシャワーだけで済ませるのではなく、なるべく日頃からゆっくりと湯船に浸かって、血行を促進しましょう。代謝が上がると頭皮のターンオーバーも促進され、栄養が隅々まで行き届きやすくなります。

    毎日の丁寧なバスタイムで、美しい髪を作っていきたいですね。

    艶髪ポイント2
    髪の材料を、しっかり補給。

    短期間で効果的なのは外側からのケアですが、せっかくなら内側から長期的なケアもはじめてみませんか?


    髪の基本成分は、ケラチン。その素になるのは、上質なアミノ酸を含むタンパク質です。まずは髪の材料を補給するため、肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などを毎日食べるようにしましょう。

    美しい髪の毛を作る為にはタンパク質・ヨード・ビタミンA・Eが効果的

    髪の発育に良いヨードを含む食品もおすすめ。わかめ、ひじき、昆布などの海藻類に豊富です。

    さらに血行を助けるビタミンAやビタミンE。緑黄色野菜や玄米、植物性の油などを積極的に摂りたいものです。青魚も、血液を固まらせにくくするEPAが含まれた、血流に良い食べ物です。

    艶髪ポイント3
    頭の防寒対策で、ダメージから髪を守ろう。

    冬の寒さで、頭皮の血管も縮こまります。血行不良の状態が続くと当然栄養状態も悪くなり、次に生えてくる髪の健康が奪われやすくなります。

    真冬にセーターや分厚いコートで防寒対策をするように、頭もなるべく温かい帽子などで守ってあげてください。

    帽子をかぶることで紫外線ダメージをカット

    帽子をかぶることで、北風などの乾燥や、外気汚れ、紫外線ダメージなどから髪を守ることもできます。

    ただし頭皮が蒸れるのは良くないので、暖かい室内で長時間汗をかくようなら無理は禁物。また、帽子も清潔なものをかぶるようにしましょう。

    静電気が発生しやすい時期なので、できるだけ髪の摩擦が少なくなるように、髪を結っておくのも効果的。帽子と合わせて、おしゃれにスタイリングを楽しんでみてくださいね。

    * * *

    うるうるツヤツヤの髪なら、薄化粧でもとっても華やかに見えますよね。そんな憧れの髪に近づくために、厳しい冬こそきちんとケアしたいですね。

    冬本番。寒さは女性につらいですが、おいしく食べて、しっかり体を温めて、美しさに磨きをかけて、笑顔で乗り切ってください。そうすれば春にはきっと、去年よりきれいになっているはず!

  • グッタリくたびれお肌に、癒しのスペシャル・コットンパック!

    グッタリくたびれお肌に、
    癒しのスペシャル・コットンパック!

    年の瀬押し迫る中、仕事にお付き合いにプライベートにお忙しいことでしょう。宴席も増え、お疲れ気味ではありませんか。

    また、寒さと乾燥にさらされる季節でもあります。内からも外からも、お肌がくたびれてしまうこの冬を、なんとか乗り切って美しさを維持したいものですね。

    今回は、いつもの化粧水で今夜からできる、癒しのコットンパックをおすすめします。週末やお出かけの前日だけでも、この冬から取り入れてみませんか? ツヤ肌なら、きっとパーティがもっと楽しくなりますね。

    コットンパックに期待できること

    化粧水は手よりもコットンでつける方が、よりまんべんなくすみずみまで化粧水を浸透させることができます。さらに時間をおく「コットンパック」は、さらなる浸透を期待できます。

    化粧水がしっかりと行き渡れば、キメが整い角質が柔らかくなって、乾燥による毛穴の開き、大人ニキビなどが改善されるでしょう。乾燥はくすみやちりめんジワの原因でもあるので、肌の加齢にブレーキをかけるために、毎日は無理でも、できるだけ頻繁に行いたいものです。

    では、基本的なコットンパックの方法をご紹介します。

    1 めくれる大判タイプのコットンを使う

    顔をしっかり覆える大判タイプがおすすめです。

    コットンパックには、フチのない、めくれるタイプの大きなコットンが使いやすいでしょう。

    薄いコットンの間に綿を挟んでフチを止めてあるタイプのコットンは、厚すぎて重みですぐに落ちてしまいますし、フチの部分が固くて肌にフィットしません。また、顔をしっかり覆えるように、大判タイプがおすすめです。

    フチのないコットンのほうがコットンパックにぴったり。

    めくれる大判コットンが見つからない時は、薬局やドラッグストアで「脱脂綿(カット脱脂綿)」として販売されているものでも良いでしょう。コットンよりも安く手に入ります。

    既にお持ちの普通サイズのコットンを使う場合は、枚数を増やしたり、繊維と平行方向に引っ張って伸ばしたりすると良いでしょう。

    2 パック前にしっかりと洗顔し、保湿する

    パックの前に汚れをしっかり洗い流し、保湿をしましょう

    コットンパックを始める前に、化粧水の浸透を高めるため、しっかりとした洗顔が必須です。クレンジングと洗顔を丁寧に行い、柔らかいタオルで優しくしっかりと水滴を拭き取りましょう。そして、いきなりパックするのでなく、化粧水を顔全体になじませ整えましょう。

    3 コットンの貼り方

    それでは、いよいよ具体的なコットンパックのやり方です。

    コットンの端まで化粧水をたっぷり染み込ませてから、一枚ずつ丁寧にめくります。脱脂綿の場合は厚さが均等になるように、薄く裂きましょう。裂いて5枚くらいまで増やせると良いですが、難しい場合はコットン枚数をプラスして、顔全体に貼れる数を用意します。これを乾燥しやすい場所に貼っていきます。

    コットンを伸ばしながら貼ります。

    まず、左右の目の下に貼ります。このとき、顔の中心からコットンを伸ばしながら、ほお全体を覆うように貼ると、ぴたっと密着します。それから、額にも一枚広く貼りましょう。残る鼻周りと顎にも貼り、顔全体がコットンで覆われるようにします。

    特に乾燥がひどい場合は、この上からラップで包むと、さらにしっかりとした浸透が期待できるでしょう。

    コットンパックの時間は、化粧水の保湿力にもよりますが、大体3分前後。いずれの場合も、5分以上放置するとコットンの乾燥がはじまり肌から水分を奪ってしまうので逆効果です。長時間貼りっぱなしにしないよう気をつけてください。

    4 乳液やクリームで、潤いを閉じ込める

    乳液やクリームでしっかりと水分に蓋をしましょう

    化粧水は、乳液や美容液などと違い、水分の蒸発を防ぐ油分が配合されていないものが多いため、たとえ丁寧なパックでしっとりしたとしても、そのままでは水分の蒸発を免れません。せっかく浸透させた水分を逃さないため、すぐに乳液や保湿クリームなどを使ってケアしましょう。

    いかがでしたか?

    乾燥の季節だからといって、特別なクリームや高価な化粧品を買い足さなくても、いつもの化粧水の使い方を少し工夫するだけで、見違えるようなツヤ肌になれるかも知れません。いつもの化粧水のポテンシャルを最大限に引き出すために、ぜひお試しいただきたいと思います。

    また、さらなるディープケアとしては、以前にご紹介した乳液パック(リンク:https://hadamanma.com/archives/1108)も有効です。併せてご参照ください。

    オススメ商品:とれたてベジローション

    Hadamanmaとれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

  • もう乾燥も怖くない! 冬のメイク崩れ対策テクニック。

    もう乾燥も怖くない! 冬のメイク崩れ対策テクニック。

    イベントシーズン到来。忘年会やパーティ、イベントなど目白押しのこの季節を忙しくお過ごしのことでしょう。

    そんなときのメイク崩れは、ストレスですね。ランチ終わりに鏡を覗くとTゾーンがテカっていたり、仕事が終わってお出かけ前に口の周りが乾燥したり、シワの溝にファンデーションが入り込んでいたりしたら、がっかりですよね。

    楽しいパーティに出かけるなら、いつもよりもキレイに過ごしたいもの。

    そこで今回は、「化粧崩れしにくいメイク法」と、「乾燥メイク崩れの効果的なお直し法」の2点についてまとめます。

    崩れにくいメイク法をご紹介します。

    1 朝はまず、崩れにくいメイク法を採用。

    ひどく崩れてしまったメイクを直すのは、なかなか大変。朝のメイク時、ちょっと一手間を加えると、メイク崩れしにくい肌に仕上げることができます。肌タイプ別にご案内します。

    乾燥肌さん

    暖房や冷たい北風などの影響で、冬の肌は乾燥が進みがち。ひどい時は、痛みを感じるほど乾燥するという方もおいででしょう。

    乾燥すると、特にほうれい線が目立ってきます。また目尻、おでこなど、表情豊かによく動くところほど、シワが目立ってしまいます。

    そこで、ファンデーションの塗り方にひと工夫します。

    ・均一に塗るのではなく、シワが目立つ部分は薄くのばす

    ・パウダリータイプでなく、リキッドやクリームタイプを選ぶ

    もちろん、ベースメイクの前前には保湿ケアをしっかり行っておくことが大前提。化粧水・乳液はしっかりとお肌になじませて。化粧水は一度塗ったあとに少し時間をおいて、重ねづけするのも良いですね。乳液パックもおすすめです。

    乾燥肌さんは、保湿が一番大切。保湿力の高い下地を使用しましょう

    下地も、保湿力の高いものを。ただし塗りムラはメイク崩れの原因になるので、適量を均一に伸ばすのがポイントです。

    オイリー肌さん

    Tゾーンはテカリや化粧崩れが気になるのに、Uゾーンは乾燥する……悩ましいですね。実はこのTゾーンのテカリも、乾燥が原因。乾いた肌を守るために、必要以上に皮脂が分泌されている可能性があります。オイリー肌だからといって、朝の保湿ケアを怠らないようにしましょう。

    またファンデーションは、乳液や化粧下地がお肌に十分馴染んでから乗せるようにします。どうしても時間がない時は、ティッシュで軽くオフするのもOKです。

    Tゾーンなど、化粧崩れしやすいところは、特にファンデーションの後にルーセントパウダーなどでしっかり押さえておきましょう。

    オイリー肌さんは、仕上げにルーセントパウダー等でテカリやすいところを押さえておきましょう

    2 崩れてしまったメイク、きれいに直すには?

    どんなに朝しっかりと対策しても、やはり長時間が経過すると必然的にメイクは崩れてきてしまいます。

    メイク崩れを軽くティッシュオフしてお直し……という方法では、乾燥したメイク崩れはキレイになりません。また、ティッシュオフだけでは汚れの上からメイクを重ねることになるので、余計に肌が汚くなってしまうこともあります。

    一度クレンジングして、最初から美しくメイクし直したい!と思うこともあるでしょう。確かにそれが理想ですが、現実的ではありませんね。

    そこで、おすすめしたいのが、「乳液」を使ったメイク直し法。

    Hadamanma 乳液「ぜいたくベジミルク」

    乳液をコットンに含ませ、メイクの崩れた部分を一度優しく拭き取り、その上からファンデーションを塗り直します。乳液が乾燥をケアし、メイク直しがきれいにできます。

    アイメイクや口角の口紅など、細かい箇所のお直しは、乳液を含ませた綿棒で拭き取ってから行います。一度パウダーでおさえて肌を整えて色を乗せると、きれいに仕上がります。

    冬の「ケータイ乳液」は、あれこれお役立ち!

    乳液を持ち歩く習慣のない方もいらっしゃるかと思いますが、この時期の乳液はいろいろと重宝するので、小さな容器に小分けしてポーチに入れておくことをお勧めします。

    乳液を小分けにして、ポーチに入れて持ち歩くのもオススメ

    日中は普段の薄化粧、夜は豪華なパーティメイクでお出かけする日もあるでしょう。そんな時、一度きちんとベースメイクを整えてからメイクを施すことで、華やかなメイクがより一層引き立つはずです。

    ぜひ今回ご紹介したメイク崩れ対策のテクニックを、今年のパーティシーズンから取り入れてみてください。

  • 血行促進で肌トーンアップ!「乳液マッサージ」という新習慣。

    血行促進で肌トーンアップ!「乳液マッサージ」という新習慣。

    リフトアップや血行促進に効果的なマッサージ。美しい肌づくりのために、毎日の美容習慣として取り入れたいところですが、やり方によってはメリットもデメリットも生じます。

    誤ったマッサージは、肌老化を招く危険をはらんでいます。今一度、正しく効果的な手順を確認して参りましょう。

    手軽な「乳液マッサージ」のポイントと注意点。

    一般的に、マッサージは専用のクリームやオイルで行うのが良いとされています。それは、肌に浸透しにくい化粧品を使うことで、指の滑りを保てるからです。

    しかしここでご提案するのは、いつもの「乳液」を使ったマッサージ。専用クリームやオイルに比べて肌になじんで浸透しやすい化粧品ですから、たっぷりの量を使用することと、短時間(2〜3分が目安)で行うことがポイントになります。

    たっぷりの乳液でマッサージしてあげましょう

    マッサージで期待できること

    1 血行促進
 肌細胞に酸素や栄養が行きわたり、同時に不要な老廃物が取り除かれます


    2 新陳代謝がアップ
 肌のターンオーバーがスピーディになり、くすみにくくなります


    3 筋肉の疲労回復
 表情ジワが軽減され、自然な表情が取り戻せます


    4 潤いとハリ
 使用する乳液の効果が上がり、なめらかで潤いのある肌になります

    効果的なマッサージは、血行を促進するため、気になる肌ぐすみを解消し、クリアにしてくれます。たっぷりの乳液を使えば、指滑りも良くなり潤いもしっかり届けられます。

    ただし、お肌はとってもデリケート。顔の表層の毛細血管は、少しの刺激で傷つきやすいもの。強くこすると炎症を起こし、赤みやシミの原因になったり、肌が敏感になったり、さらには刺激から保護するため肌が厚くなってしまうこともあります。

    また、顔の筋肉=表情筋も、体の筋肉に比べて特殊で衰えやすい、繊細な作りをしています。誤った方法でマッサージを行うと、かえってシワやたるみの原因になることも。

    ですからあくまでも、優しく「さする」程度を心がけ、絶対に強くこすらないことが最大のポイントです。指に力を入れないよう、また、同じところを何度もこすりすぎないよう気をつけましょう。そして、乳液はたっぷりと使うこと。

    それでは、具体的な方法をご紹介します。

    活き活きとした表情を維持する、フェイシャルマッサージ

    乳液マッサージの方法

    ・ほおを下から上へ持ち上げながら円を描くようにくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って4回)


    ・口角を引き上げるようにくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って2回)


    ・小鼻の周りを下から上へ引き上げながらくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って2回)


    ・目の周りを下から上へ優しくくるくるマッサージ(中指と薬指を使って軽い力で1〜2回)


    ・おでこを下から上へ引き上げながらくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って2回)


    1〜5を2、3セット繰り返す。※やりすぎ注意

    〈ポイント1〉

    指が滑るようにたっぷりの乳液を使うこと。途中で指の滑りが悪くなったら、乳液を追加します

    〈ポイント2〉

    指の動きは、顔の「下から上」「内から外」を意識する

    〈ポイント3〉

    こすりすぎ、やりすぎに注意。肌にダメージを与えないように、やさしく短時間で済ませること

    全身に血を巡らせる、ボディマッサージ

    お風呂上がりの血行が良い状態での全身マッサージがおすすめ。

    いくら顔を丁寧にマッサージしていても、血流は全身のものですから、体が滞っていては効果が半減します。ボディマッサージも行いましょう。

    体は顔と比べて血管・筋肉ともに大きいため、ある程度力を加えてもOKです。肌を潤わせて滑らかにするだけでなく、むくみや疲れを和らげるには、手足の先端から付け根に向かって、擦り上げたり揉んだりします。

    先端から付け根に向かってマッサージするのは、末端から心臓に近い方へ血を送るためです。心臓に向かって流れる静脈の血行が滞ると、疲れが残りやすくなり、むくみの原因になるからです。

    お風呂上がりの、体が温まって血行が良くなったところで、乳液やボディクリームを使って行なってください。暖かい部屋で、血流を意識して行いましょう。

    いかがでしたか?

    冷えによって血行が滞りやすい季節こそ、なるべく意識して血流促進したいものですね。もちろん、体をあたためる食事や適度な運動も重要です。

    厚手のルームウェアやもこもこのスリッパなど、寒い時期をあたたかくしてくれるものに囲まれる秋冬ならではの贅沢を楽しみながら、健康で美しくお過ごしください。

    Hadamanma ぜいたくベジミルク

    ぜいたくベジミルク

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-emulsion/

    「食」の栄養をつめこんだ乳液で、フェイシャル&ボディマッサージ、始めませんか。しいたけの高い保湿力で、秋冬の乾いたお肌に潤いを与えます。

  • 秋の乾燥に負けない。乳液パックのディープケア

    秋の乾燥に負けない。乳液パックのディープケア

    日に日に寒くなり、乾燥が気になるこの季節。

    秋冬の季節は、春夏とは使う化粧品自体を変えて保湿に励んでいる方もいらっしゃることでしょう。

    しかし普段から良い製品を使っているのであれば、スキンケアに重要なことは何を使うかより、どう使うか。

    今までのケアでは乾燥が気になるからと、よりリッチなテクスチャの化粧品に手を広げるよりも、今手元に持っている化粧品を効果的に使いましょう。

    手作りパックは化粧水だけじゃない。

    市販のフェイスマスクやコットンを使ったローションパックは、今や常識。日常的に行なっている方も多いでしょう。

    しかし、「乳液パック」はいかがですか。

    肌に浸透する化粧水と違って、肌表面にとどまる乳液にはべたつきを感じると、つい避けてしまう方もあるかも知れません。

    しかし、水分と油分をバランスよく配合した乳液は、肌にうるおいをキープするための、大切なアイテム。

    一度やってみたらその仕上がりはうれしくなるくらい。肌がぷるんと喜ぶのが分かるでしょう。

    こんな方にオススメです。

    1 乾燥が気になる方

    2 毛穴やたるみが気になる方

    3 化粧ノリが落ちた気がする方

    今日から始める乳液パック

    乳液パックは簡単。ですが、まずはしっかりとした洗顔と、化粧水でのたっぷり保水が前提です。

    拭き取り洗顔で済ませてすぐパック、などということがないようにしましょう。時間のある日は、ローションパックの後に行うディープケアもオススメです。

    洗顔後化粧水で肌を整え、顔全体に乳液をたっぷり塗ります。さらにたっぷりの乳液を肌に乗せ、化粧水か浄水を染み込ませたコットンかティッシュで顔を覆い10〜15分ほど置きましょう

    1 洗顔後、化粧水で肌を整える

    2 顔全体に乳液をたっぷり塗る。

    3 さらにたっぷりの乳液を、肌の上に乗せる

    4 化粧水か浄水を染み込ませたフェイスマスクかコットンで顔を覆い、10〜15分ほど置く

    5 マスク(コットン)を剥がす。ベタつきが気になるようならティッシュで優しくオフする

    特別な日の前の「Specialケア」二枚のラップで鼻から上と下を覆います。

    フェイスマスクやコットンの代わりに、ラップで覆うディープケア。鼻の部分に穴をあけるか、2枚のラップの鼻の上と下に貼りつけます。保温されるため乳液が角質層により浸透しやすくなります。

    ※ただし、顔が火照りやすい方は、コットンやフェイスマスクのパックのほうがオススメです。

    朝のケアにもプチ乳液パックをプラス!

    丁寧に化粧水を染み込ませたあと、乾燥が気になるところに乳液パックをしましょう

    忙しい朝にも、カサつきが気になるときは乳液パックを軽くプラスしましょう。

    いつもの洗顔、化粧水の後、コットンに化粧水か浄水を染み込ませ、乳液を乗せてカサつく部分に貼りつけます。

    コットンが乾いてきたと感じたらすぐ剥がし、顔全体に乳液をなじませてからいつもの下地を塗り、メイクを行います。

    コットンを貼っている間にお弁当を作ったり、出かける準備を整えるなどして、忙しい時間を有効活用してください。

    もちろん、帰宅後の素早い洗顔は絶対条件。陽射しや皮脂の影響で、メイクは肌表面で化学変化を起こしています。なるべく早く落としてあげましょう。

    Hadamanmaの化粧水・乳液の保湿セット。

    Hadamanmaのオススメは、たっぷりの「とれたてベジローション」の後「ぜいたくベジミルク」で乳液パック。肌が生まれ変わるのを感じてください。

    とれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

    ぜいたくベジミルク

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-emulsion/

  • 夏の髪ダメージから復活し、ツヤ髪を取り戻す方法。

    夏の髪ダメージから復活し、ツヤ髪を取り戻す方法。

    夏が終わると、髪のダメージはかなり進んでいます。日焼け止めで守られている肌以上に、強い紫外線や汗、海水などの栄養で傷んでいるのです。パサつき、枝毛・切れ毛、カラーの褪色で、髪は悲鳴を上げています。

    加えて、これから乾燥しやすい時期になると、乾燥する時期特有のトラブルも起きやすくなります。

    肌と同じくらい、髪は見た目の印象を大きく左右するパーツ。艶やかで豊かな髪は、印象アップに大きく貢献します。早くダメージを取り除いて、健康的なツヤを取り戻したいですね。

    肌と同じで、髪の美容も「内から」と「外から」のアプローチが必要です。今回は、正しい髪のダメージ補修法についてお話しします。

    食べるヘアケア。海藻が良いって本当?

    昔はよく、ワカメや昆布を食べると黒々とした髪が生えてくると言われていました。確かにミネラルは髪に良い栄養ですが、髪に届くのはごくわずか。海藻類の黒っぽい色が、日本人の黒髪のイメージに近く髪に良いと思われていただけかもしれません。

    髪の主成分は、アミノ酸が結合してできた「ケラチン」と呼ばれるタンパク質です。ケラチン合成のために、食事からタンパク質を摂取することが、髪には良いのです。

    摂取したタンパク質は、胃でアミノ酸に分解され、吸収されます。これがケラチンとして再合成されるためには、ビタミンやミネラルといった栄養のサポートが必須です。美しい髪のためには、野菜や果物も必要ということです。

    食べるヘアケア 海藻が良いって本当?

    ビタミンC

    アミノ酸は、胃で分解され血液に送り込まれますが、きちんと髪まで届けるためにはビタミンCが必要。野菜や果物も積極的に摂るようにしましょう。

    ビタミンB

    皮膚のターンオーバーを支えるビタミンBは、当然ながら、頭皮の新陳代謝にも欠かせない栄養素です。豚肉やレバー、アボカドに豊富に含まれています。

    ビタミンE

    ビタミンEの抗酸化作用は血液を元気にします。魚卵やモロヘイヤ、赤ピーマン、ゴマ、ブロッコリーなどに含まれます。油で吸収率が高まる特徴があります。

    イソフラボン

    さらに、女性ホルモンに似た成分として人気のイソフラボンを多く含む大豆は、薄毛に悩む人にもうれしい栄養素。元気な髪を育てるために、大豆製品は毎日摂りたいですね。

    鉄分・亜鉛

    鉄分は、健やかで丈夫な髪を作るために欠かせない栄養分。亜鉛は、アミノ酸をケラチンへ合成するために働きます。鉄分はほうれん草やレバーに、亜鉛は牡蠣や豚肉に多く含まれています。

    髪を美しくするためには、様々な食材をバランスよく摂る必要があります

    こうして見ると、髪を美しくするためには、さまざまな食材をバランスよくいただく必要があるということが、よく分かりますね。

    ちなみに、コーヒーやお酒を摂りすぎると、カフェインやタンニンの影響で体内の栄養、特に鉄分の吸収を阻害します。飲み過ぎには注意したいですね。

    髪の土壌「頭皮」のケアも忘れずに。

    ヘアケアで見落としがちなのが「頭皮」づくり。健やかな髪を育てるための「土壌」になる頭皮も、タンパク質でできています。頭皮は、いわばお肌の延長にあります。

    髪の土壌「頭皮」のケアも忘れずに。

    頭皮は皮脂分泌量が多いため、実は体の中で一番汚れがたまりやすいところ。栄養摂取でインナーケアして整えつつ、頭皮の汚れもしっかり落とし、清潔に保つことを意識しましょう。

    土壌を豊かに耕すために、質の良いシャンプーを使用し、マッサージオイルでしっかりと毛根を刺激することで、頭皮を柔らかく保ちましょう。

    シャンプーするときは、事前にていねいにブラッシングを。こうすることで、汚れが浮いて洗いやすくなります。シャンプーは、爪でなく指の腹を使って、前から後ろへと頭皮をマッサージするように洗います。

    地肌をマッサージするようにシャンプーします。

    そしてすすぐ時は、髪の泡を取るだけでなく、髪の根元・地肌からしっかりと。シャンプーよりも時間をかけて、しっかり洗い残しのないようにすすぎましょう。

    頭皮にシャンプーが残っていると、毛穴詰まりやフケの原因に。綺麗な髪を育てるために、頭皮を美しくしてくださいね。

    髪を劇的に変える、スペシャルヘアパック。

    市販のトリートメントを使用したことのある方は多いと思いますが、なじませてすぐにすすぐ、または10分ほど放置してすすぐと説明されている商品が一般的です。

    しかし、この時期に特にオススメしたいスペシャルケアは、「Yasaiヘアパック」を使った、スペシャルヘアパック。

    髪を劇的に変える、スペシャルヘアパック「Yasaiヘアパック」

    10分でもサラサラを実感できますが、せっかくなので、ここはもっと長い時間パックしたいところ。オススメは、30分以上です。以前、商品撮影のため2時間パックしたモデルさんは、その後1週間サラサラが続き、寝ぐせもつかなかったそうです。

    忙しくて2時間はさすがに無理でも、いつもより長い時間のパックを実践すれば、有効成分がしっかりと浸透し、まるで生まれ変わったように若返った髪に、うっとりしていただけるはずです。

    トリートメントは、頭皮に付けないように気をつけましょう。毛先を中心にたっぷり塗って、指を使って髪の毛一本一本に行き渡らせてください。

    頭皮に付けず、毛先を中心に塗りましょう。

    そして重要なのは、加温です。温めることで有効成分の浸透を促進します。

    ゆっくりお風呂を楽しめるときに、トリートメントをつけた髪をシャワーキャップやホットタオルで巻いて、湯船でゆっくり30分、半身浴をしましょう。

    髪に加温してたっぷり栄養を行き渡らせます。

    長く湯船に浸かるのが苦手な方は、お風呂を出る前にトリートメントを塗布。シャワーキャップかホットタオルをターバンのように巻いて、30分間ゆっくり過ごしましょう。

    サウナなどに入るときこそ加温のチャンス! 髪にトリートメントを塗布し、ターバンして、できるだけ長くサウナに入りましょう。イオン吸着&科学的吸着&熱による吸着で、髪しっとり。

    トリートメントを髪によく浸透させたら、流水でよくすすぎましょう。アウトバス用(洗い流さないタイプ)ではないトリートメントが髪に残ったままだと、成分が変質し、頭皮や髪を傷める原因になることも。

    ヌルつきがなくなるまで、よくすすぎましょう。しっかり浸透させていれば、すすいだ後も髪のしっとり感は残ります。

    お湯の温度は38℃を目安に…

    そしてしっかり洗い流した後は、生乾きのまま放置せず、すぐ乾かしましょう。タンパク質は熱により弱く変質します。極力熱を加えないよう、事前にしっかりとタオルドライしてドライヤーの時間を短くします。

    乾かす時は、熱が一カ所に当たりすぎないように、ドライヤーと髪の距離を20cmくらい離し、ドライヤーを常に振りながら当てると、熱ダメージも加わりにくく、全体を乾かすことができます。

    乾かすのは、根元から。根元だけを乾かすつもりでドライヤーを当てていても、毛先は自然にある程度乾いてきます。

    ドライヤーを振りながら、根元に風を当てましょう。

    できれば週に一度はこのディープケアを行い、補修効果を高めていただきたいところです。

    髪にも野菜を。Hadamanmaのヘアケア。

    Hadamanmaが提案するヘアケアは、野菜や植物の力で髪の美しさを引き出すもの。ヘアケアにも、食べ物の栄養を取り入れて、自然から豊かで艶やかな美しさをいただきましょう。

    洗いながら補修する、野菜のヘアエステ

    Yasai シャンプー&ヘアパック

    http://tamachanshop.jp/201506/298

    髪の「土壌」を育てる、植物生まれのスキャルプケア。

    Kusakiスキャルプシリーズ(シャンプー&マッサージオイル)

    http://tamachanshop.jp/201506/225

    ていねいなケアで、秋冬も美しい髪で過ごしましょう。

  • 秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    ギラギラの夏だけでなく、秋も冬も大人の肌に日焼け止めは必須。美意識の高い皆さまなら、きっとご存知ですね。

    秋の陽射しは、夏より弱く感じるかも知れませんが、波長の長いUV-Aが肌の奥まで届いて、シミやしわの発生に大きく影響を与えるので油断できません。

    それでは、秋冬と夏場では、効果的な日焼け止めの塗り方が違うというのは、ご存知ですか?

    今回は、季節ごとの日焼け止めの塗り方と注意点についてお話しします。

    秋冬の穏やかな陽射しの特徴を知る。

    1 陽射しの角度による問題

    夏場と秋冬での、陽射しの大きな違いとは、その強さだけでなく、射す角度。太陽が高い位置から照りつける夏と違い、これからどんどん陽射しは低くなります。

    夏場と秋冬での、陽射しの大きな違い。

    つまり、肌に感じる陽射しは穏やかに優しくなりますが、真上からだけでなく、斜めから横からと、さまざまな角度から紫外線が肌に当たるわけです。

    日傘や帽子では簡単に防げない、いろいろな角度の日光。その紫外線は、鼻や額などの高い位置だけでなく、顎下や首、手脚などにも直撃しています。

    2 陽射しの質による問題

    さらに、肌のハリを奪いシワの原因となる UV-Aの積算量は、夏場より秋から春にかけてのほうが多いというデータもあります。UV-Aは波長が長く、皮膚の奥まで入り込んで強力な光老化(フォトエイジング)を起こさせます。

    具体的には、

    ・角質層の保湿力を減弱させて、乾燥を引き起こす

    ・表皮のターンオーバーを遅らせて、肌の滑らかさを低下させる

    ・メラニンを増加させて、シミやくすみを増やす

    ・真皮のコラーゲンをはじめ、ヒアルロン酸なども減少させて、ハリや弾力を低下させる→たるみ・シワを増加させる

    涼しいからといって油断できないのが、この時期の紫外線なのです。

    刷り込んではダメ。軽く広げましょう。

    怪我したところに軟膏を塗りこむように、日焼け止めクリームを刷り込んでいませんか? それでは日焼け止め成分が薄く広がってしまい、効果は半減します。正しい塗り方は、軽くトントンと軽く置くように塗り広げます。

    顔なら額、両頰、鼻、顎に点で置いて、均一にムラなく塗るようにしましょう。ゴシゴシと指で塗り込まないように注意してください。この時、特に注意すべきことは下記。

    ・塗り直しをしないから、朝しっかりとムラなく。


    これからの季節は、涼しくて汗をかかない分、こまめな塗り直しをしなくなる人が多いでしょう。そのため、朝のメイク前にしっかりとムラなく塗っておくことが大切です。

    ・油分はしっかり馴染ませてから、少しずつ塗る。

    肌が乾燥する季節は、朝のスキンケアで入浴やクリームなどの油分を多めに使うことが増えます。このとき油分が肌に馴染みきっていないと、その上に塗る日焼け止めがよれたりムラになったりします。

    スキンケアで塗った油分がしっかりと馴染んでから、日焼け止めを塗るよう注意しましょう。

    ・うなじや耳の後ろも忘れずに。

    光老化をしっかり防ぎたいのに、つい塗り忘れがちなのが「うなじ」と「耳の後ろ」、「あごの下」「鼻柱」です。首は見た目年齢を左右する大事なポイントなので、きちんと守ってあげましょう。

    見た目年齢を左右する大事なポイント

    日焼けは乾燥を進めるお肌の大敵。

    これからの寒い時期は、乾燥が気になる方も多いでしょう。日焼けは、その乾燥をさらに加速させるのです。この時期は、日焼け止めを全身徹底させることと、十二分な保湿が、未来の肌のために何より大切。

    今夜も、しっかりと保湿してお休みくださいね。

  • 秋のスキンケアを考える。(夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    秋のスキンケアを考える。
    (夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    「危険な暑さ」と連日報道されるほどの酷暑に苦しんだ夏も終わり、過ごしやすい時期が来ましたね。

    この夏は、楽しくお過ごしになりましたか?

    夏の終わり、秋の初めは、スキンケアで最も大事な時期です。

    夏のダメージはとても大きいのですが、特に今夏は猛暑で、高温による影響が強かったので、なるべく早く、しっかり回復させたいですね。

    冬は、乾燥という刺激がやってきます。

    その前の秋にしっかりお肌の元気を取り戻すことが大切。

    今回は、夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア、食でのケア、2回にわたって両方から取り上げていきます。

    今回は化粧品編です。

    夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア

    夏のダメージって?

    まず、夏の名残は、肌にどんな変化を及ぼしているのでしょうか。

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    なぜ、そうなるの?

    夏のダメージを受けた肌を放っておくと、いったいどんな状態になってゆくのでしょうか。

    原因別に、その影響を考えてみましょう。

    1.汗によるダメージ

    ・汗をかいてそのままにしておくと、肌のPHバランスが崩れてアルカリ性に傾き、刺激に敏感になります。

    ・毛穴の皮脂詰まりから、菌に対して弱くなった肌ではニキビや吹き出物が悪化しやすくなるのです。

    ・毛穴の開きも目立つようになります。

    2.紫外線によるダメージ

    ・メラニンの増加でシミ、くすみが増え、ニキビ跡やそばかすも濃くなります。

    ・保護作用によって角質が厚くなり、ゴワゴワとざらついて、透明感も失われます。

    ・角質の保湿因子がダメージを受けるので、肌が乾燥します。

    ・表皮細胞のはたらきが低下し、ターンオーバーのサイクルが遅れます。

    ・真皮細胞のはたらきが低下し、コラーゲンなどの組織のダメージで、肌のハリ、弾力が低下します。

    紫外線によるダメージ

    強い紫外線を浴びて肌が赤くなるサンバーンは、きちんと冷やせばそのうち白く戻りますが、サンタンは放っておくと、上記のような恐ろしい肌ダメージを引き起こすのです。

    3.温度・湿度によるダメージ

    ・クーラー病で自律神経が乱れ、肌の機能全体が低下します。
結果、ターンオーバーの遅れ、保湿力の低下、真皮コラーゲンの生産低下などが起こります。

    参照記事:エアコンに負けない肌づくり。
https://hadamanma.com/archives/801

    ・外気温で汗をかいた後、室内のクーラーで乾燥するため汗の処理が不足しがちになり、乾燥や敏感肌の原因を作ります。

    4.栄養不足と冷えによるダメージ

    ・暑さで食欲が低下して、食べ物はあっさり・さっぱりしたものに偏るため、油脂類に多く含まれるビタミンAとビタミンEが不足しがち。

    ・冷たいものの飲み過ぎやクーラーで体が冷えて血液循環が悪化。

    ・胃腸が弱り、栄養の吸収不足が起こり、肌への栄養と酸素供給が悪くなります。その結果、表皮のターンオーバーが遅れて角質の乾燥、肥厚が起こり、ハリや弾力が低下します。

    ・栄養や酸素が不足すると肌の抵抗力が低下して、刺激に敏感になります。

    5.手入れ不足によるダメージ

    ・夏は汗や皮脂の分泌が多くて肌表面がしっとりするため、潤いがあると感じて保湿を怠りがち。

    ・イベント続きで忙しく、疲れて帰宅後のケアを短時間で済ませてしまうことで、潤い不足から乾燥、かさつき、くすみが生じやすくなります。

    秋口のスキンケアのポイント

    保湿をたっぷり丁寧に。

    時間差でW使いも有効!

    いつもの化粧水パッティングを、時間差でもう一度行う“W使い”を。

    ダブルで行うことで、肌の奥までしっかりと保湿しましょう。

    時間のあるときは、ローションパックもオススメ。

    コットンやマスクを使って行いますが、この時期は特に、乾いてきたコットンにローションを継ぎ足して、5〜10分置くと良いでしょう。
化粧水を使うタイミングは、洗顔直後。
なるべく時間を置かず、すぐにつけることも忘れずに。

    優しくマッサージ。

    乳液も、時間差でW使いを!

    乳液やクリームは、普段の使用量を顔全体に伸ばした後、指先の力を抜いて顔の中心から外に向けて優しくマッサージするようになじませます。

    さらにその上から、普段の使用量の半分くらいを、乾きやすい部分を中心に重ね塗りしましょう。

    秋口のスキンケアのポイント

    いかがでしたか?

    今日は、この時期特に気をつけて行いたい外からのスキンケアについて、お話ししました。

    これらのケアは、夏のダメージに対策すると同時に、これから来る厳しい冬への備えにもなります。

    どうぞこの時期のスキンケアタイムを、大切にお過ごしください。

    次回は、食のケア「秋のスキンケアを考える(夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)」をお届けいたします。

    今日のお肌の調子はいかがですか。

    今夜もきちんとしっとりを実感して、お休みください。

  • 食と化粧品で日焼けを戻そう。

    食と化粧品で
    日焼けを戻そう。

    毎日毎日、本当に暑い日が続きます。

    毎日きちんと日焼け止めを塗っていても、毎日しっかり洗顔をしていても、残ってしまういやな日焼け。

    肌は日々生まれ変わるから、いつかは白くなる。

    そう思っていませんか?

    日焼けをそのままにしておくと、シミやくすみ、肌のごわつき、肌老化などにつながります。

    くすみのない白い肌に戻すためには、食と化粧品両方でのケアが大切です。

    身体も肌も、食べたものでできているのですから、どちらが欠けても理想には近づけません。

    暑いけれど、秋は目の前。

    残すのは素敵な夏の思い出だけにして、肌の記憶はきれいに消してしまいたいですね。

    まずは「ていねいな」洗顔。

    なぜ、丁寧な洗顔が必要なのでしょうか。

    それは、汚れが溜まると肌の生まれ変わりを邪魔するため、ターンオーバーが乱れがちになるからです。

    ターンオーバーが乱れると、日焼けでどんよりくすんだ肌は、一向に透明感を取り戻せません。

    夏場は特に、皮脂や汗が多く分泌され、肌表面で酸化しやすくなっています。

    それらが洗い残されると、ターンオーバーが乱れるのはもちろんのこと、肌にもダメージを与えてしまいます。

    まずは徹底的な洗顔が基本です。

    特に重要なポイントは、次の五つ。

    1 予洗いはタイミングよく、しっかりと!


    通常皆さんも、クレンジングと洗顔料を使って正しく二度洗いをしていると思います。

    大切なのは、「予洗い」のタイミングです。

    まずはメイクや油性の汚れを落とすために、クレンジングを行います。

    使うクレンジング剤によりますが、基本的にこの時には、手や顔を濡らしません。

    乾いた手でクレンジングオイルやジェルを優しくなじませます。

    あまり長くマッサージをせず、しっかりと馴染んだらすぐに洗い流しましょう。

    予洗いのタイミングは、ここです。

    べたつきが取れたらすぐに洗顔料を手に取るのではなく、クレンジングを洗い流す時に、水やぬるま湯を何度も顔にかけます。

    こうすることで、角質層にしっかりと水分を含ませ柔らかくふやかすのです。

    次に水性の洗顔料をよく泡だてて使うことで、角質層の奥まで洗うことができます。

    2 泡だてはしっかり、指の力は10g。


    紫外線のダメージを受けた肌は、敏感になっています。

    洗顔料をしっかりたっぷり泡だてて、分厚い泡を転がすように使って、手指が直接肌に触れないように洗います。

    この時、肌に加わる力は10gを越えないこと。

    力を入れてこすると、肌の持つバリア機能を乱すこともあります。

    一度、キッチンスケールの上を洗顔しているつもりでマッサージしてみてください。

    ちょっと力を入れると、すぐに10gを超えてしまうこと、お分かりいただけると思います。

    3 シャワー洗顔するなら鉄則はこれ!


    暑い日は湯船に浸からず、シャワーだけという方も多いでしょう。

    そんなとき、やってしまいがちなシャワー洗顔。

    洗顔料を一気に流せて、確かに楽なものです。

    しかし、高い温度のお湯を直接顔に当てたり、強い水圧で肌を刺激したり、良いことはありません。

    どうしてもシャワーで洗いたい方は、体を洗う時とは温度も水圧も変えて、体温より低い温度の水を、弱い水圧で当てるように気をつけましょう。

    4 アイメイク落としはゆっくりと。


    アイライナーやマスカラやアイシャドウ。

    おしゃれなメイクは、特にアイメイクに凝っています。

    汗で落ちないようウォータープルーフタイプのマスカラを使っている人も多いでしょう。

    落ちにくいからってゴシゴシ洗っては、小じわの元です。

    洗顔前に専用リムーバーであらかた落としておくとか、他の部位より時間をかけて優しく洗うなど、年齢の出やすい目元だけに、普段から手をかけてあげましょう。

    5 タオルも肌には刺激物!

    角質層の奥まで水分を入れ替えて、しっかりと洗い上げたぴかぴか肌。

    一日でいちばん美しい肌ですが、同時にこの時いちばん敏感になっています。

    ゴワゴワのタオルで拭いたり、こすったりすると簡単に傷がつきます。

    刺激を感じた肌は、自らを守ろうと硬くなり、色素沈着を起こします。

    これではせっかくのお手入れが台無し。

    ふっくら柔らかい、乾いたタオルで、ポンポンと肌を軽く押さえるように拭きましょう。

    何よりも、保湿が命。


    日焼け戻しには、保湿が不可欠です。

    なぜでしょう?

    理由は洗顔と同じで、乾燥した肌のターンオーバーは低下し、メラニン色素を溜めてしまうから。

    また、肌が乾燥していると、紫外線ダメージをさらに受けやすくなってしまうのです。

    ですからこの時期、丁寧な保湿が特に必要です。

    正しい保湿の方法は、下記の記事をご参照ください。

    化粧水ばしゃばしゃ使いで肌、変わる。

    https://hadamanma.com/archives/668

    お風呂で洗顔をした場合、まだまだ肌がほてっていることがありますね。

    日焼けは軽いやけどですから、ほてったままでは乾燥が進み、なかなか治りません。

    しっかりと冷水で冷やしたり、ほてりがきになる日は氷で冷やすなどして、しっかりと熱を取ってください。

    体温も上がりがちなこの季節は、せっかく与えた化粧水も乾きがちです。

    意識して、たっぷりとあげてください。

    化粧水も、クールダウンの役割を果たします。

    たっぷりと与えてしっかりと冷やしてあげましょう。

    コットンにひたひたに染み込ませて肌に5分ほど貼る、化粧水パックも有効です。

    しっかりと冷やしてしっとりと吸い付くようなうるおいを感じたら、乳液を。

    暑いから、べたつくのがイヤだと言って、乳液の量を減らしすぎると、せっかくの化粧水が乾燥してしまいます。

    きちんとたっぷりと与えて、乾いた肌を包んであげてください。

    ●化粧水パックのススメ!

    コットンにひたひたに染み込ませて肌に5分ほど貼る、化粧水パックも有効です。

    しっかりと冷やしてしっとりと吸い付くようなうるおいを感じたら、乳液を。

    ●乳液の量にご注意!

    暑いから、べたつくのがイヤだと言って、乳液の量を減らしていませんか? それではせっかくの化粧水が乾燥してしまいます。

    夏こそ、きちんとたっぷりと乳液を与えて、乾いた肌を包んであげてください。

    洗顔後だけでなく、夜寝る前に、乳液が乾いていたらさらにつけるのも有効です。

    汗でべたついているのを、うるおっていると勘違いしては危険。

    保湿は、充分すぎるくらいがちょうど良いのです。

    食べ物でも、日焼け戻しを!

    化粧品でのお手入れをご説明してきましたが、これまでも、それだけでは不十分と繰り返してきました。

    お肌の生まれ変わりを活発にするには、まず、お肌の細胞そのものを元気にすることが大切。

    これらは「食べ物」でしか元気にできないのです。

    以前にもご紹介しましたが、人間の身体は、約60兆〜80兆個の細胞でできていて、細胞内部の大半は「水分」で、細胞の外側、細胞膜は「油分」(脂質)です。

    参照記事

    https://hadamanma.com/archives/754

    つまり、細胞の大半は水分と脂質でできていて、それが新陳代謝によって常に新鮮な状態に保たれています。

    ところが、日焼けにより肌内部で活性酸素が発生すると、それは肌を酸化させ、ダメージどころか新陳代謝まで鈍らせます。

    細胞の酸化と戦うには、「水分」「脂質」両方への対策が必要だということです。

    毎日の食事に、積極的に取り入れましょう。

    特に摂りたい栄養素2つ

    水分の酸化を防ぐビタミンC

    細胞内の水分の酸化を防ぎ、メラニン生成を抑制するビタミンCは、主に野菜や果物に多く含まれています。


    ビタミンCは水溶性で、熱に弱いので、茹でたり水に浸けすぎることで減少してしまいます。生で食べるのがオススメですが、茹でることで量を食べられるメリットもあります。切る前に茹でる(断面から流出しやすいため)、加熱時間を短縮するなど、ビタミンCの流出を防ぐよう考慮しましょう。

    油分の酸化を防ぐビタミンE

    細胞内の脂質の酸化を防ぐビタミンEは、主にナッツ類や植物油、大豆、雑穀、緑黄色野菜にも多く含まれています。


    具体的な食材は下記記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/754

    さらに、お肌の「生まれ変わり」を活発にするには?

    もちろん、これらの栄養素だけを摂っていれば良いということではなく、大切なのはバランス。

    ビタミンA、B群、鉄分、コラーゲンもこの時期には特に摂りたい栄養素です。

    まんべんなく、さまざまな食材を摂るよう心がけたいですね。

    いかがでしたか?

    大人の肌は、子供のように放っておいても元気を取り戻してくれません。

    紫外線の刺激も、日焼け以外のいろんな形で残しがちなので、しっかりとケアしてあげましょう。

    大丈夫。

    肌は、きちんとしたらきちんと答えてくれます。

    答えを感じたら、手をかけることが楽しくなるはずです。

    明日の輝く自分のために、今日もしっかり手をかけましょう。

    次回は、「日焼けを戻そう、美白レシピ」。

    食べて美しくなる、野菜料理家・古金さんからのすてきな提案です。

    どうぞお楽しみに。

  • 毛穴の目立たない肌をつくるには?食事とスキンケアの法則。

    毛穴の目立たない肌をつくるには?
    食事とスキンケアの法則。

    Tゾーンや小鼻周りに起こりやすい、いやな毛穴の開き。

    どうすれば改善・予防できるのでしょうか。

    すぐに思いつくのは丁寧な洗顔!保湿!

    確かにその通りなのですが、残念ながらそれだけでは、大人の肌は輝きません。

    大切なのは、肌の内側からと外側からの、理にかなったスキンケア。

    食と化粧品の両面から、トータルケアをお伝えします。

    なぜ、毛穴が目立ってくるの?

    ちゃんとお手入れしているつもりなのに、

    なぜ毛穴って目立ってくるのでしょうか。

    毛穴の汚れを徹底的に落とすため、洗顔が大切だと思う方もあるでしょう。

    確かに洗顔も重要ですが、それだけではありません。

    まずは、毛穴が目立つ原因を考えましょう。

    原因1 皮脂の過剰分泌

    大量の皮脂が分泌されると、毛穴の周りの角質層が皮脂に覆われてしまうため、古い角質層が落ちにくくなり硬くなります。

    触るとざらつきを感じるなら、それは正常に落ち切れなかった古い角質。

    毛穴から出た皮脂が角質層を覆い、古い角質が剥がれ落ちることなく溜まってしまい、盛り上がってしまうのです。

    毛穴まわりだけ剥がれない角質が積み重なり、厚く、硬くなった状態ですね。

    これがあるとターンオーバーが乱れ、肌の生まれ変わりが鈍って、毛穴が目立ってきます。

    洗顔が正しく行われず、毛穴まわりの皮脂や汚れを落としきれていない場合も、このような状態になります。

    原因2 乾燥

    全体は乾燥しているのに、毛穴にだけ皮脂が多く、同じ箇所にニキビを繰り返すという方もあるでしょう。

    肌の表面には皮溝(ひこう)と皮丘(ひきゅう)と呼ばれる部分があり、これらがいわゆる「肌のキメ」を形成しています。

    「キメが細かい」肌というのは、皮丘に水分がたっぷり含まれてふっくらとしており、皮溝の幅が狭くなった肌のことです。

    このような肌の質感はなめらかでツヤがあり、毛穴も目立ちません。

    しかし乾燥すると、皮丘はしぼみ、皮溝の幅が広がり、肌はデコボコとして毛穴が目立つようになります。

    原因3 お肌のたるみ

    加齢に伴い、肌が弾力やハリを失うと、毛穴が垂れ下がり、涙型・縦型になり目立ってきます。

    こうなると、もう肌の表面の問題ではありません。

    肌の内側のたるみ、ハリや弾力不足から毛穴が目立ってきているのです。

    化粧品での外側のケアでなく、食事を通した内側からのお肌づくりで解決しましょう。

    開いた毛穴は、元に戻らないの?

    開いてしまった毛穴は、残念ながら、

    魔法のように瞬間的に閉じることはできません。

    しかし、お肌の外側からと内側からのケアをしっかりすれば、

    徐々に目立たなくすることは可能です。

    【1】 化粧品のケア

    まずはともかく、角質層を徹底的にケアすることが重要です。

    1 洗顔でターンオーバーを活発に!

    不十分な洗顔で汚れを残すと、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を鈍らせ、毛穴まわりの角質を厚く硬くしてしまいます。

    まずは、毎日の丁寧な洗顔で、汚れをきちんと落とすことが、毛穴を目立たなくするための第一工程です。

    時間が経つと、皮脂汚れの酸化が進みます。

    帰宅したらなるべく早く、汚れを落としましょう。

    汚れを落としたいからと言って、ゴシゴシこすっては逆効果です。

    刺激を与えないよう、優しく丁寧に。

    正しい洗顔法は、以前の記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/629

    2 しっかり保湿して絶対乾燥させない!

    化粧水、乳液を正しく使って、乾燥に強い肌づくりをしましょう。

    チャッチャッと表面を濡らすだけでなく、コットンを使って角質層全体をうるおすことが大切です。

    正しい保湿法は、以前の記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/668

    【2】食事のケア

    お肌のたるみに関しては、化粧品による外側からのケアではどうにもなりません。

    毎日の食事に気をつけましょう。

    ・肌をつくるための、材料となる栄養素

    ・乾燥に負けないため、肌の水分と脂質のバランスを保つ栄養素

    これらをバランスよく栄養を摂ること。

    特に下記の栄養素が重要です。

    〈肌の原料〉

    ・コラーゲン…豚足、鶏皮、手羽先、軟骨、牛すじ、ゼラチンなど

    〈肌のコンディションを保つ〉

    ・ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど

    〈脂質、水分の代謝調整役〉

    ・ビタミンB群

    ビタミンB1…豚肉、うなぎ、たらこ、ナッツ類など

    ビタミンB2…豚レバー、鶏レバー、牛レバー、牛乳など

    ビタミンB6…かつお、まぐろ、バナナなど

    ビタミンB12…牡蠣、さんま、あさり、ニシンなど

    〈酸化ダメージを回復〉

    ・ビタミンC…野菜、柑橘類など果物、焼き海苔など

    ・ビタミンE…植物油、ナッツ類など

    〈肌細胞にしっかり酸素を届ける〉

    ・ヘム鉄…豚レバー、鶏レバー、牛もも肉、しじみ、あさりなど

    「毛穴の目立たない肌づくり」とは、「元気な肌づくり」そのものなのです。

    日頃からの十分な栄養摂取と、洗顔と化粧品による丁寧なケアで、毛穴の目立たないキメの細かいツヤ肌は作られます。

    そしてなるべく甘いもの、脂っこいものを避けて、季節の、色の濃い野菜を摂ること。

    緑黄色野菜には、肌に必要なβカロテンが豊富です。

    たっぷり摂ることで、新陳代謝が上がり、肌が整ってきます。

    スキンケアは外側と内側両方のケアが基本ですが、特に毛穴の開きに関しては、角質層の奥の真皮の問題が無視できないのですね。

    夏は特に、色の濃い野菜が美味しい季節。

    楽しくもりもり食べることが、毛穴の目立たないきめ細かい肌づくりになるなんて、おいしい話だと思いませんか。

    今日も、おいしく楽しくきれいになりましょう!

  • エアコンに負けない肌づくり。(乾燥・冷え対策)

    エアコンに負けない肌づくり。(乾燥・冷え対策)

    夏です! 海に山にイベントもたくさんで、楽しい季節。

    でも汗や皮脂がどっと出る暑さ、紫外線、ホコリ、クーラーと、

    お肌にとっては難敵だらけの季節でもあります。

    汗や皮脂で汚れがちな上に、紫外線の刺激で酸化が進み、

    さらにクーラーの風による乾燥も避けづらいですね。

    肌は、毎日声にならない悲鳴を上げているかも!?

    今回は、夏の難敵の中でも特に深刻な、

    エアコンによる「乾燥と冷え」について取り上げます。

    夏の寒さに備えましょう。
    オフィスの冷えは美肌の敵!


    この時期、キンキンに冷房を効かせているオフィスはありませんか。

    筋肉量が少ない女性は、自分で熱を作り出しにくいため

    体感温度が男性より2度、人によっては3〜5度も低いと言われています。

    男性の多い職場では、どうしても冷房の設定温度が低くなりがち。

    タイトスカートで寒い思いをしながら、

    冷房の温度設定を上げてくださいと言えない方もあるでしょう。

    クーラー病と言って、自律神経が乱れ頭痛や腰痛、便秘や下痢になる

    危険性もあります。

    そして何よりも、大切な「肌」に大きなダメージを与えるのです。

    クーラーがお肌に与える悪影響

    クーラーの危険①

    肌からツヤや輝きを奪います。

    クーラーによる冷えは、自律神経を乱し、全身の働きを低下させます。

    すると肌細胞の働きも低下します。女性ホルモンや成長ホルモンを

    低調にし、肌の滑らかさ、キメにも悪影響を及ぼします。

    クーラーの危険②

    肌がくすむ。硬くなる。

    体温の低下は血液循環を悪くし、肌のターンオーバーも遅れがちに。

    角質層の循環が悪くなった肌はくすみ、弾力は低下します。

    クーラーの危険③

    多くの肌トラブルの元凶・乾燥。

    何よりもクーラーの風は肌表面の水分を奪い、クーラーで乾燥した

    部屋の空気は肌全体の水分を蒸発させます。乾燥は肌荒れ、シワ、たるみ、

    シミ、皮脂の過剰分泌によるニキビなど、多くの肌トラブルを招きます。

    1 化粧品ケアのポイント

    乾燥に負けない元気な肌を作るには、徹底的な保湿が必要です。

    肌表面に注力して、毎日、常に最高の状態をつくり上げます。

    それが乾燥や冷えだけでなく、紫外線などの刺激にも強い肌なのです。

    特に洗顔、保湿は丁寧に。基本的なケアですが、

    ここを地道に行うことが、何よりも健やかな肌をつくる王道。

    洗顔の仕方、化粧水、乳液の使い方を再度復習して、徹底してみましょう。

    (参照記事)

    角質層の丸洗い

    https://hadamanma.com/archives/629

    化粧水のバシャバシャ使い

    https://hadamanma.com/archives/668

    さらに有効なのは、

    (1)マスクによる徹底保湿

    肌に化粧水をあげた後、さらにマスクに化粧水をたっぷり含ませて

    パックがわりにしたり、コットンに化粧水を含ませて

    乾燥しがちな目元や口元に貼ったりしても良いですね。

    専用のパックをわざわざ買わなくてもできる、肌と心の癒しタイムです。

    (2)追い乳液

    夏場はベタつきを嫌って、乳液の量を減らしがちな方も

    いらっしゃるかも知れません。しかし刺激の多い夏こそ、

    乳液で丁寧に保湿することで、お肌をダメージから守れるのです。

    Uゾーンは、特に念入りに。気になる方は、一度なじませた後。

    さらに重ね塗りをしてください。

    2 食事ケアのポイント

    乾燥や冷えに強い肌を作るには、すべての栄養バランスが特に重要です。

    断片的に栄養を摂るのではなく、さまざまな栄養素を作用させることで

    夏の過酷な環境に耐えられる、底力のある強く、元気な肌がつくられます。

    バランスの良い食事の中でも、特に意識して摂っていただきたい栄養素は

    〈肌の原料〉

    ・コラーゲン…豚足、鶏皮、手羽先、軟骨、牛すじ、ゼラチンなど

    〈肌のコンディションを保つ〉

    ・ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど

    〈脂質、水分の代謝調整役〉

    ・ビタミンB群

    ビタミンB1…豚肉、うなぎ、たらこ、ナッツ類など

    ビタミンB2…豚レバー、鶏レバー、牛レバー、牛乳など

    ビタミンB6…かつお、まぐろ、バナナなど

    ビタミンB12…牡蠣、さんま、あさり、ニシンなど

    〈酸化ダメージを回復〉

    ・ビタミンC…野菜、柑橘類など果物、焼き海苔など

    ・ビタミンE…植物油、ナッツ類など

    〈肌細胞にしっかり酸素を届ける〉

    ・ヘム鉄…豚レバー、鶏レバー、牛もも肉、しじみ、あさりなど

    「乾燥や冷えに強い肌づくり」とは、「元気な肌づくり」そのものなのです。

    日頃からの十分な栄養摂取と、洗顔と化粧品による丁寧なケアで、

    夏の刺激に強い、元気な肌は作られます。

    積み重ねることで、肌の状態が変わり、この秋からの肌に大きく差が出ますよ。

    食べ物で内側から温めよう。

    また、夏でもなるべく温かい飲み物を飲みましょう。

    苦手な方は、せめて常温の飲み物に慣れると良いですね。

    コーヒーや砂糖など、体を冷やすものはなるべく避けて

    普段の食事も、体を温めるものを意識して摂ると良いでしょう。

    1.暑い地域のものより寒い地域のもの

    2.地上のものより地下のもの

    3.加工物より素材そのもの

    食生活による美容・インナービューティは、スキンケアの要。

    体を温めると血流も良くなります。

    皮膚細胞は血液から栄養や酸素を受け取って働き、

    不要になった二酸化炭素や老廃物を血液に戻すので

    血行が良くなると、当然肌の輝きも変わってきます。

    くれぐれも、体を冷やさないでください。

    会社にロッカーがあるなら、ぜひカーディガンや肩掛けを常備、

    足元も、靴下を履く、温かい素材の室内履きを用意するなど

    対策しましょう。こっそり腹巻を巻いても良いですね。

    どうか今日からは、乾燥と冷えに注意してお過ごしください。

    いかがでしたか?

    お肌の敵は、日焼けだけではないのですね。

    夏は乾燥しやすい上に、紫外線ダメージがあるから肌を老化させやすい。

    でもこの季節さえ乗り切れば、秋まで美肌を維持できます。

    次回は先週に引き続き、おいしく食べてきれいになれる

    「食べるスキンケアシリーズ」の第二弾。

    「乾燥対策レシピ」をお届けします。

    日々のケアは、未来の美しい自分に贈る、素敵なプレゼント。

    面倒くさがるのはもったいないから、毎日を大切に楽しみましょう。

    今夜もしっかり保湿して、早めにお休みくださいね。

  • 肌の見た目、今すぐ変えたい! 〜3 刺激から、徹底的に逃れよう。〜

    肌の見た目、今すぐ変えたい!
    〜3 刺激から、徹底的に逃れよう。〜

    肌の見た目を今すぐ変えるためのスキンケア、第二回目は「潤す」でした。
    たっぷりの化粧品を使って、贅沢に肌を保湿することが大切。
    角質層のいちばん奥までしっかりと潤すことで、
    見た目の透明感、ツヤ、柔らかさといった、肌の質感が変わるのです。
    さらに、潤いをしっかりと閉じ込めていれば、乾燥しにくく、
    刺激にも強くなれます。乾燥した肌には、刺激が入りやすいのです。

     

    さて今回は、肌の見た目を今すぐ変える3ステップの最終章、「守る」。
    紫外線をはじめとする外部からの刺激から、肌を守る方法です。

     

    生きていればどうしても避けられない、肌への刺激。
    しかし刺激を受けないよう、また刺激を受けた肌へのケアを徹底することで
    肌老化のマイナス要因を限りなくゼロに近づけましょう。
    するとダメージを受けた肌の状態も回復し、見た目は大きく変わってくるのです。

     

    最大の敵、それは紫外線。

    太陽の光の中には赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線があり、
    中でも紫外線はその波長の長さによってA波(UVA)とB波(UVB)、C波(UVC)に分けられます。
    紫外線は、化学光線とも呼ばれ、物の性質を変化させる力の強い光です。
    中でも波長の長いA波が肌や物に与える影響は強く、
    C波はオゾン層に阻まれ、地上に届くことはありません。
    地上に届く紫外線のうち、肌の奥まで届くのがA波、
    肌を赤くするのがB波です。

     

    B波は、長時間の日光浴で真っ赤に焼けたり水ぶくれができたり、
    いわゆる「サンバーン」の原因となりますが、日傘や帽子を使うなど
    直射日光を肌に当てないようにするだけで、ある程度防ぐことができます。
    一方、肌に深刻な影響を与えるA波は、早朝から降り注いでいます。
    肌に急激な変化は与えないものの、シミやしわの発生に大きく関わります。
    A波はB波の20倍以上も地上に届いており、ガラスなどの物質を通り抜けやすいので
    日当たりの良い屋内でも、肌はその影響を受け続けているのです。

    UVケアのポイントは、下記の3つです。

     

    1 日焼け止めは早朝から必須。

     

    2 ハンカチはガーゼなど柔らかいものを使う。

     

    3【重要】一刻も早く落とし、十分に保湿する。

     
     

    下記に詳しく解説します。

     

    1 日焼け止めは早朝から必須。

    前述のように、紫外線A波は太陽が出ている間じゅう降り注いでいます。
    炎天下だけでなく、外出前からきちんと日焼け止めを塗りましょう。

     

    2 ハンカチはガーゼなど柔らかいものを使う。

    タオル地や綿素材などのハンカチは、汗などを拭いたときに
    日焼け止めまで一緒に拭き取ってしまうので、ガーゼなどの柔らかいハンカチを持ち歩きましょう。
    塗り直しのタイミングは、日中を過ごす場所や天候にもよりますが
    一日中屋外で過ごす時や、汗を何度も拭くような日は、
    二時間おきくらいに塗り直すのが理想です。

     

    3【重要】一刻も早く落とし、十分に保湿する。

    日焼け止めは、肌に負担がないとは言いきれません。
    しかし、肌荒れを気にして日焼け止めを避けていては、
    紫外線という強い化学光線による、より深刻な影響を受けてしまいます。
    一日が終わって家に帰ったとき、まず何をしますか?
    5年後、10年後も若々しい肌を保つために、まずメイクを落としましょう。
    なぜそれが大切なのでしょう?

     
     

    肌の表面では「メイク成分」と「皮脂」と「汗」、そして空気中の「汚れ」が
    混ざり合い、紫外線を浴び、時間が経過するとともに酸化が進みます。
    こうして、一日が終わるころには、刺激の強い化学物質に変化しているのです。

    夕方6時に帰宅してすぐにメイクを落とすのと、
    夜10時にお風呂でやっと洗顔するのとでは、4時間の開きがあります。
    この4時間のタイムラグを1年積み重ねると、なんと1460時間。
    10年で14600時間。
    こんなに長い時間、化学物質を肌に乗せて放置しては
    肌の劣化スピードが加速するのは当然のことですね。

     

    重要な日焼け対策、保湿。

     

    日焼けの後は、まず冷やしましょう。洗顔後の仕上げすすぎを、
    冷たい水でいつもより丁寧に行うと良いでしょう。
    日焼けは軽いやけどのようなもの。しっかりと冷やすことで腫れや炎症を防ぎます。
    海水浴や屋外作業などで特に焼け方の激しいときは、氷水で冷やした
    布タオルを当てるなど、火照りが完全に引くまで冷やしてあげましょう。

     

    そして、丁寧な保湿。乾燥の気になる冬場と同じくらい、しっかりと。
    紫外線ダメージで敏感になっていますから、強くパッティングしたり
    こすったりせず、コットンを使って優しくたっぷりと化粧水を浸透させます。
    日焼け直後の肌は、水分の蒸発が早くなっていますから、化粧水が逃げないよう
    乳液もたっぷりと塗って、保護してあげてください。

    正しいケアは、ターンオーバーと言われる肌の生まれ変わりを促進するので、日焼けダメージから素早く回復できます。そのための保湿を、毎日しっかりと。

     

    紫外線ダメージは、シミやニキビ跡を直撃。

     

    ニキビ跡が黒く、または赤黒く残ってしまっている、ソバカスがある、
    またシミが気になるという方は、特に紫外線に要注意です。
    そういう部分に紫外線が当たると、シミやニキビ跡は濃くなります。
    ヒリヒリ、ムズムズするような刺激は感じなくても、
    シミ、ソバカスやニキビ跡は、紫外線の影響で微弱炎症を起こすのです。
    こうした場所は、特に敏感なため、表皮の細胞を作る基底層にあるメラノサイトが
    紫外線が真皮に入り込むのを防ごうとして、より多くのメラニンを生成。
    肌が本来持つ防衛機能ですが、それがシミやそばかすを増やし、濃くしてしまうのです。
    こする、触るなどの刺激にも敏感になっていますので、ほかの部分より
    優しく接するようにしましょう。洗顔の際も、こすらず泡を転がすように。

    シミやソバカスのケアは、他の部分より優しく、刺激を与えないように行いましょう。

     

    日傘や帽子、袖のある服で紫外線B波を防ぎ、日焼け止めや保湿で紫外線A波の影響から肌を守りましょう。

     

    3回に分けて、見た目を今すぐ変えるスキンケアをお話ししました。
    お肌の見た目をもっとも左右するのは角質層。
    いちばん効果の出やすいこの部分、徹底的に磨くこと。
    そうしてまずは、ご自身の肌の底力を感じてください。
    昨日より明るい素肌に気づけたら、
    もっともっときれいになりたい!と思えるはずです。
    いっしょに、スキンケアを楽しみましょう。

     

    今夜も、しっかり洗顔、保湿をしておやすみください。

  • 肌の見た目、今すぐ変えたい! 〜2 化粧水バシャバシャ使い〜

    肌の見た目、今すぐ変えたい!
    〜2 化粧水バシャバシャ使い〜

    肌の見た目を今すぐ変えるためのスキンケア、第一回目は「落とす」でした。
    メイクや汚れを一刻も早く落とすこと。
    油溶性洗顔(クレンジングミルクやクレンジングクリーム)と
    水溶性洗顔(フェイスウォッシュパウダーや洗顔フォーム)のW洗顔。
    たっぷりのすすぎで、角質層の水を全部入れ替えることの大切さをお話ししました。
    次は、「潤す」。保湿のお話です。

    保湿で、これだけはやっていただきたい、重要なポイントとは?

    「化粧水をたっぷり使う」ということです。
    これだけでも、肌の見た目は大きく変わってくると言っても過言ではありません。
    とにかくたっぷりと! 2週間ほどで、十分に肌の変化を実感するはずです。

    実は多くの方が使う化粧水の量は、理想量より圧倒的に少ないのです。
    メーカーが推奨する化粧水の量を確認したことはありますか?
    えっ!こんなに多いの?と思う方も多くいらっしゃるでしょう。
    これは、メーカーが化粧品の消費を早めて売り上げにつなげるために言っているのではありません。
    化粧水をたっぷり使って、丁寧に、徹底的に、角質層を保湿成分で満たす。
    まずは、これだけでも徹底してみてください。
    これがお肌を変えるポイントなのです。
    高級美容液を使うよりも、こちらの方がよほど効果的かも知れません。
    今回は、その方法を詳しくお話しします。

    多くのメーカーの推奨する化粧水の量は5ml。
    小さじ1杯程度です。

    化粧水をたっぷり使うと、いいこといっぱい。

    保湿のポイントは、下記の3つです。

    1 洗顔後できるだけ早く、コットンでたっぷりと化粧水をつける。

    2 乾燥しがちな部位には、重ねて保湿。

    3 化粧水の浸透を待って、乳液。気になる部位には重ねづけ。


    え、たったこれだけ?と不安になるかも知れません。
    化粧水と乳液の他に、美容液やクリームなど、何種類も使っている方もあるでしょう。
    年齢とともに、シンプルケアでは足りなくなって……という声も聞こえます。
    でも、まずは基本の化粧水と乳液。
    大切なのは、その使い方なのです。
    時間がないからパパッとつけて、はいおしまい、とやっていませんか?
    化粧水は手のひらに出して、サッと馴染ませるだけでクリームを塗っていませんか?

    量をたくさん使う保湿には、こんなにいいことがあるんです。

    ●つねに角質層に水分たっぷり。

    ●まず見た目の、肌の質感が違ってくる。潤いや透明感、肌のツヤ、柔らかさが出てくる。

    ●乾燥しにくい。

    ●潤いが角質層にたっぷりあると、刺激に強くなる。紫外線や大気汚染などの刺激にも強くなる。(乾燥していると紫外線も奥まで入って来やすい)

    ●刺激に強いので、ダメージを受けにくく、肌はさらに健康に。

    手指よりコットン保湿を推奨する理由。


    洗顔の後は、まず化粧水で肌をクールダウンしましょう。
    お風呂上がりなど、火照った赤い肌をそのままにしては乾燥のもと。
    そして化粧水は、手ではなくぜひコットンを使って肌にあげてください。
    コットンを使う理由はいくつかあります。
    まず、手の温度で化粧水を蒸発させないためであり、
    顔の細かい凹凸やシワの間までしっかりと潤いを届けるためでもあります。
    また、手の角質は顔の角質より厚く、化粧水をより吸収するので、
    顔につけられる量が減ってしまうのです。すると、何度も何度も繰り返さなくては、
    コットンと同じ量の化粧水を使えないということになり、不経済です。
    また、パッティングするとき指の力が直接肌に当たると、肌を傷めてしまいます。


    具体的な方法は、まずコットンにバシャバシャとたっぷり化粧水を出し、
    軽く押さえるようにして顔全体になじませます。
    次にコットンを指に挟み、そっと肌に当て、肌から5mmほど浮かせてまた肌に当てる。
    この動きを小刻みに、優しく繰り返します。強く叩かないよう気をつけて。
    肌に手が吸いつくような感触になるまで、これを繰り返してください。
    こうして、角質層の奥、すみずみまで保湿します。


    朝は、しっかりと水分が入りきって、肌に水滴が出るくらいまでが目安。
    夜は、お風呂上がりなら、火照った肌がおさまり、ひんやりとするまでが目安。

    冷房の風に直接当たったなど、特に乾燥が気になる日はローションマスクも効果的。
    化粧水をひたひたに染み込ませたコットンを、気になる部分に5分ほど貼るだけ。
    高価なパックや専用のマスクを買う必要はありません。


    化粧水の量が少ないと、乾いたコットンの繊維で肌を傷つけてしまいます。コットンがひたひたになるくらいが目安。気になる部分には数回に分けて重ねましょう。

    乳液は、化粧水が浸透してから。

    ざっと全体を保湿しただけで、すぐに乳液を重ねるのも、良くありません。
    顔や首の部分によって、乾燥を感じやすい場所には化粧水を数回重ねます。
    肌表面から水分のテカリがなくなり、指に吸いつくような感覚になるのを待って
    次のステップに進みます。化粧水がまだテカテカ表面に残っているのに
    すぐ乳液を重ねてしまっては、成分が充分に浸透しないからです。

    乳液を適量手のひらにとって、顔だけでなくデコルテまで塗り広げます。
    首から胸元にかけてのデコルテには、年齢が出やすいので
    乳液の滑りを活用して、マッサージするのは良いケアです。
    手で、軽くおさえてなじませてください。
    乾燥が気になる部分には重ねづけします。


    浴室を出てすぐ保湿できるよう、洗面台に化粧水を置き、
    馴染んだころに乳液を塗るため、リビングに乳液を置くのも有効なアイデア。
    乾燥の気になる方は、洗面台とリビングや自室のドレッサー両方に
    化粧水を置いておいても良いでしょう。
    たっぷりの化粧水を、ご馳走のように肌に与えていれば、
    高価な美容液など必要ないと思えるかも知れません。

    使い続けて、肌に合わなくなってきたら?

    ずっと使っていて、物足りなさを感じるようなら、まずは量を多くしてみましょう。
    肌にしみるなど何らかの違和感が出てきた場合は、使用を控えてください。
    赤くなったり、ピリピリ染みる部分などには使用しないようにしてください。
    またそれほど酷い症状でなければ、清潔な飲料用水(浄水)で
    濡らしたコットンに化粧水を含ませたり、乳液を薄めて使用する方法もおすすめです。


    『Hadamanma Cosmetics』の化粧水と乳液は、食べ物由来成分をたっぷり配合して作られています。ていねいにケアをすればするほど、肌がしっかりと潤ったことを感じていただけるはずです。

    いかがでしたでしょうか?
    「化粧水をたっぷり使う」
    「保湿を徹底することが、肌の未来を守る」
    これは、肌の見た目を変えるために、いちばん効果的であり、すぐ実践できることです。
    続けることで、ツヤ、透明感が変わってくるのを感じていただけるはずです。
    ぜひ、取り組んでみてください。

    では、次回は「守る」。
    肌の敵と、敵から身を守る方法について、お話ししますね。

  • 肌の見た目、今すぐ変えたい!〜1 角質層の丸洗い〜

    肌の見た目、今すぐ変えたい!
    〜1 角質層の丸洗い〜

    肌を美しくするためには、食事や生活習慣全体から整えることが必要です。
    ……と、分かってはいても、やっぱり今すぐきれいになりたい!
    早く変化を実感したい!というのが本音ですよね。
    だからまずは、見た目を今すぐ変えるためのスキンケアについてお話しします。
    肌は、表面の角質層と、その奥の真皮で構成されています。
    見た目を最も左右するのは、もちろん表面の角質層。
    ここを徹底的に美しくするだけでも、肌の見た目は大きく変化してくるのです。

     

    角質層を、正しく洗いましょう。

    肌の印象をもっとも左右するのは、メイクでなく「素肌」ですね。
    どんなに凝ったメイクも、荒れた肌の上では魅力半減。明るくつややかな素肌があれば、ノーメイクでも美しく、シーンに合わせたメイクも素敵に映えます。
    角質層が乾燥していると、メイクもカサカサに見えますし、角質層が汚れていると、日焼けしていなくても肌のトーンが暗くくすんで見えます。

    さて、角質層はわずかティッシュ1枚分の厚みしかありません。
    しかし、「層」という字が示す通り、それはビニールのようにつるんとした1枚の存在でなく、角質細胞がおよそ14層積み重なっています。当然そこには水分が染み込みます。長時間プールで泳いでいると指先がふやけますね。あれは角質層が水分を含んで膨張した状態です。一日働いた後の角質層には、皮脂やメイク、ホコリなどの汚れも一緒に染み込んでいます。

     

    角質層は美容成分を吸い込むように、皮脂やメイク、大気中の汚れなどを含んだ汗も吸い込んでしまいます。これをきちんと落とさなければ、肌トラブルの原因に!

    たったティッシュ一枚分の薄さでも、これだけの汚れがしみ込んでしまいます。ですから、まずはこの層を徹底的に丸洗いして、左の状態に戻しましょう。それだけでもお肌の見た目は、大きく変わってきます。

     

    お手入れの基本は、以下の3ステップ。

    落とす

    潤す

    守る

     

    今回は、中でも基本中の基本、「落とす」について詳しくしたいと思います。

     

    ズバリ、三つの洗うコツ!

     

    休日を、一日すっぴんで過ごしたとしても、空気中の汚染物質や自分の汗、皮脂などで一日の終わりの肌は汚れています。肌の疲れを翌日に残さないため、特にメイクをしている日の洗顔は、帰宅したら一刻も早く行いたいものです。時間が経つと化粧品や汗などが酸化し、肌への刺激となるからです。洗い方一つ変えるだけでもお肌は変わってきます。

     

    1 クレンジング&予洗い

    2 プラス20回のすすぎ

    3 洗顔は、一刻も早く!

     

    1 予洗い

    角質層にはメイクや汗、皮脂で汚れた水も染み込んでいます。試しに、コットンにクレンジングを含ませて拭いてみると、メイクにはない色の汚れも付いて来るのが分かるでしょう。これらが肌からツヤを奪い、どんより暗く見せているのです。クレンジングの後に、しっかりと予洗いして、角質層を柔らかくふやかせば、奥まで染みこんだ汚れも落としやすくなります。

     
     

    2 プラス20回のすすぎ

    クレンジングと洗顔料のW洗顔が基本ですが、いずれもすすぎが重要です。泡がすべて落ちたと感じてから、プラス20〜30回流水ですすいでください。角質層に染み込んだ、汚れた水を丸洗いするのです。たっぷりのきれいな水に入れ替えるイメージで洗いましょう。汚れ残りは、肌の生まれ変わりを邪魔します。徹底的にきれいな水に入れ替えたことで、化粧水の効果も大きく変わってくるでしょう。浄水器を使用するのも有効です。これだけでもお肌がきれいになっているのを実感できるはずです。

     

     

    3 洗顔は、一刻も早く!

    そして、これらの洗顔は、帰宅後すぐに行うことが大切。メイクの油分や皮脂が酸化すると、活性酸素を含む有害物質に変化します。その時間が長いほどダメージに。365日の積み重ねで肌へのダメージは深刻化します。これらの影響から、一刻も早く肌を解放してあげましょう。それだけでも、毎日の積み重ねで、お肌は変わってきますよ。

     
     

    おまけ情報:古いタオルは、肌を傷める原因に。

    洗顔後のタオルは、なるべく洗いたてを使いたいものです。古いタオルは繊維が固くなっているため、肌を傷つける原因になります。なるべくおろしたての柔らかいタオルを洗顔用にしましょう。
    こすると肌を傷め、赤みの原因になります。四つ折りにしたタオルを筒状に丸めて、ふわりと押しつけるように水分を吸わせると、刺激が少なく肌を傷めません。小鼻の周り、髪の生え際などにも水滴を残さないよう、丁寧に拭いてください。しっかりと水分を取り除くことで、この後の化粧水の浸透を良くします。

    さあ、今夜の洗顔の参考にしていただけますか? 少し面倒ですが、ここにしっかりと手をかけてあげることが、肌をイキイキと元気にします。洗顔に手を抜くと、この後の保湿のパワーがダウンするのでもったいない! きちんと実践すれば、2週間ほどあれば、変化を実感できると思います。ぜひ、試してみてください。

    では、次回は「潤す」。
    大切な保湿について、お話ししますね。

  • SPF・PAって?「正しいUVケア」で、紫外線を防ごう!

    SPF・PAって?
    「正しいUVケア」で、紫外線を防ごう!

    前回、紫外線には種類(UVA・UVB・UVC)があること、その種類によって肌トラブルも対策法もさまざまであることをお話しました。

    紫外線を防ぐお手入れは、もはや必須……!

    それでは『正しいUVケア』とは、どんなものでしょうか? 改めて聞かれると、案外難しいものです。

    「とりあえず出かける時に日焼け止めを塗っておけば大丈夫でしょ?」そう思ったそこのあなた! 実はUVケアにもコツがあるんです。

    UVケアの基本は、
    肌を太陽光にさらさないこと。

    「すぐそこまでの外出だから」「洗濯物を干すだけだから」「今日は曇っているから」「ひなたには出ないから」

    こうしたちょっとした油断が、太陽光を直接浴びてしまう一因です。

    紫外線はほんの短い時間でも体内に蓄積されてしまいます。紫外線から肌を守るために重要なのは、肌を直接太陽光にさらさないことなんです。


    UVケア効果のある洋服を選んだり、出かける時は帽子や日傘で紫外線をカットしたり、ちょっとした対策でも、積み重なると大きな差が出てきます。

    そんなUVケアの中でもっとも身近なケアといえば、日焼け止め。美肌の大敵・紫外線を防ぐためにも、日焼け止めを上手に使いたいものですね。

    日焼け止めって、
    どう選んだらいいの?

    日焼け止めといっても、店頭にはたくさんの種類があって迷ってしまいませんか?

    紫外線の量は季節や生活シーンによって変わってくるので、いつも一定というわけではありません。だからこそ、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのがコツです。

    もっとも大きな判断基準となるのが「SPF」「PA」の表示。この2つがきちんと表示されている日焼け止めを選びましょう。


    まずは「SPF」。

    これは肌が赤くなるサンバーンを引き起こす「UVB」による日焼けを、どれだけ遅らせることができるのかを表しています。数値が大きいほどUVBに対する防御効果が高く、日焼け止めを塗っていない時と比べて、UVBによる炎症を遅らせることができるのです。

    例えば、日焼け止めを塗らない状態で紫外線を浴びたら、約20分で肌が赤くなる人の場合。SPF20の日焼け止めを塗った場合、【SPF20×20分=400分】で、約400分=6時間半ほどは、UVBによる日焼けが抑制されるということなんですね。

    SPFの数値が高くなるほどカット効果は強くなり、現在の最高値はSPF50+です。

    SPF値は高ければ高いほど良い! と思いがちですが、お出かけシーンに合わせてSPF数値を使い分けるのもオススメです。

    洗濯物を干す、近所へ短時間お買い物へ行く。このくらいならSPF15~20でもOK。一日中外出して数時間は日焼け止めの塗り直しができなかったり、海や山など紫外線をしっかり浴びそうな場所に行く時は、SPF30以上は欲しいところです。

    次は、+マークで表される「PA」。

    「PA」はUVAをガードし、肌が黒くなるサンタンをどれほど遅らせられるかを数値化しています。

    PA+、PA++…と、プラスの表示が増えるごとに紫外線カット力が高くなり、現在の最高値は「PA++++」です。

    日焼け止めを選ぶ時はついついSPFの数値ばかり気にしてしまいますが、肌を黒くしたくない人は、ぜひPAにも注目してください。

    「SPF」と「PA」の表示をきちんと確認し、日焼け止めの使用シーンはもちろん、肌への刺激や優しさでも選びたいですね。

    日焼け止めによるUV効果を
    最大限に発揮させるコツは?

    そしてもう一つ大切なのが、“日焼け止めの塗り方”。

    「ちゃんと出かける前に日焼け止めを塗ったのに、日焼けしちゃった!」

    そんな経験はありませんか?

    どんなに良い日焼け止めを使っても、塗り方や使う量に問題があったら、せっかくの効果がうまく発揮されません。ぜひ、日焼け止め効果を最大限に引き出す「正しい使い方」を習得してください。

    まずは、塗る量

    ちょっとの量をちゃちゃっと塗って終わり! となっていませんか? ぜひ、メーカーが推奨する量をしっかり使いましょう。たっぷりムラなく伸ばして塗るのが基本です。

    そして、塗る場所も大切。

    ついつい、自分が塗りやすいところや、目に映る範囲だけに塗って満足してしまいがちですが、「見えづらいところ」こそが塗りそこねポイント。お顔なら、フェイスラインやあごの下、耳まわりや首の後ろなど、見えにくい部分もしっかり塗りましょう。

    一度塗ったらOKではありません。塗り直しと、そのタイミングも重要です。

    日焼け止めはどんなにしっかり塗っていても、汗をかいたり、こすったりすることで徐々に剥がれ落ちてしまいます。メイク直しの時など、できれば2~3時間ごとに塗り直すようにしましょう。これはウォータープルーフタイプでも同じ。こまめな塗り直しが、美肌を守る上で大切です。

    最後に、お肌のための日焼け止めワンポイントアドバイス!

    紫外線は肌を乾燥させるので、日焼け止めを塗る前には乳液やクリームなどでしっかりと保湿ケアをしておきましょう。また、肌を守ってくれる日焼け止めですが、紫外線を受けると刺激物質に変質します。酸化した皮脂や汗と混ざると、お肌に良いことはありません。帰宅後はできるだけ早く落としましょう。

    タマチャンショップがオススメする、
    体の中からのUVケア。

    日焼け止めによる「外からのUVケア」はもちろんですが、Hadamanma(タマチャンショップ)では、「内からのUVケア」もオススメしています。

    紫外線を浴びると体内で活性酸素が増え、どうしてもシミ・そばかすなどの一因になってしまいます。

    ビタミンCやポリフェノールなど、抗酸化作用の高い栄養たっぷりの食べ物を積極的に摂って、体の内側から、日差しに負けないお肌を育てましょう。

    内と外、WのUVケアこそ、美しく健やかな肌を育む近道!

    日焼け止めを正しく使いこなしながら、栄養いっぱいの食を楽しむ。Hadamanma流のUVケアをはじめてみてくださいね。