2018.09.20

ケミカル or ノンケミカル? 私に合った日焼け止め、どう選ぶ?

curator
Hadamanma編集部

あの酷暑が嘘のように、ひんやりとした秋の空気が爽やかですね。


さて、こんな時期に油断しがちなのが、日焼け対策。照りつけるギラギラの日光がなくても、紫外線という化学光線は日々降り注いでいます。特に、肌の乾燥を招く紫外線A波は、早朝から注いでおり、通勤通学のお肌を攻撃しています。


出かける前に必ず、日焼け止めを塗りましょう。





ケミカルとノンケミカルはどう違うの?

市販の日焼け止めは、敏感肌用、子供用など、「ノンケミカル」が人気のようです。確かに「ケミカル」より「ノンケミカル」のほうが、肌に優しそうな印象がありますね。


では、ケミカルとノンケミカルは何が違い、どう使い分ければ良いのでしょうか。


日焼け止めに含まれる、紫外線カット成分は二種類。

「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」です。


紫外線散乱剤は、紫外線を反射して防ぎ、紫外線を肌に届けないようにするもの。紫外線吸収剤は、紫外線を一度吸収した後、熱エネルギーに変化させて放出します。


ケミカルとノンケミカルの各紫外線に対する反応

反射するだけの散乱剤はノンケミカルと呼ばれ、肌への負担が少ないとされます。それに対して吸収剤は、化学反応により肌に紫外線が当たるのを防ぐため、ケミカルと呼ばれます。肌の弱い方には、この化学反応によって生じる物質が刺激となるケースもあるため、「ケミカルな紫外線吸収剤は、肌に悪い」というイメージも広がっています。


しかし、散乱剤にも吸収剤にもそれぞれにメリットとデメリットがあるため、これだけで「ノンケミカルの方が日焼け止めとして優れている」とは言い切れません。


散乱剤は、主成分そのものが「白い」という特徴を持っているため、UVカット効果を高めようと配合量を増やすと白浮きしやすくなります。そのためつけ心地が重く、ムラになりやすい場合があります。また、スポーツなどで汗をかくと流れやすいので、肌にやさしい反面、長持ちしにくいというデメリットもあります。


吸収剤は、無色透明な液状の素材なので、白浮きせず、サラサラと伸びが良いものが多いです。またUVカット効果が高くてもつけ心地が軽く、最近は技術的な改良が進み、肌への負担も軽いものが増えています。


ケミカルとノンケミカルの違い



肌が弱い人は、ノンケミカルでなきゃダメ?

肌への刺激は少ない方が良いけれど、高いUVカット効果もほしい。使い心地も良いものでくちゃ! そんな人には、ケミカルでありながら肌への普段を極力少なくした、優しい日焼け止めがオススメです。


それが、「ひにまけぬ」

ひにまけぬ

紫外線吸収剤は配合されていますが、それが直接肌に当たらないよう、シルクのベールで包んでいるのです。吸収剤が紫外線と化学反応を起こして刺激物質が発生しても、それが直接肌に当たることがないため、刺激が少ない。


SPF50+の日焼け止めを、レジャーだけでなく一年中、毎日使ってほしいというコンセプトで作られた、高いUVカット効果を持ちながら肌への負担は少ない日焼け止めです。スルスルと伸びの良いテクスチャで白浮きもせず、塗りやすいのも特徴です。


さらに、植物エキスを豊富に配合し、美容効果も高めました。つけ心地の良さと日焼けを防ぐ力をしっかりと実現した上で、普段使いしやすいようあえてウォータープルーフにせず、30℃以上のぬるま湯でやさしく落とすことができます。



シチュエーションに合わせて選びましょう。

このように、極端に肌が敏感な方でない限り、今の日焼け止めはすべてのケミカルタイプが刺激的で肌に悪いということはありません。


長時間の屋外レジャーの時だけはウォータープルーフタイプを使うとか、肌が刺激を感じやすくなっている日はノンケミカルを選ぶなど、日焼け止めも、大切な肌と相談しながら選ぶと良いでしょう。


ただし、どんな高スペックな日焼け止めでも、時間の経過とともに酸化して刺激物に変化してしまうという部分は同じです。家に帰ったら、できるだけ早く洗い落とすことも忘れずに。


特に、日焼け止めの上にファンデーションを重ねていたり、皮脂がたくさん出て汚れを感じたりする時は、必ずクレンジング+洗顔を行いましょう。なるべく早いメイク落としは、美肌への近道です。

日焼け止めの後は、クレンジング+洗顔が大切

また、商品によりますが、日焼け止めが充分なUVカット効果を発揮するのは1シーズン程度です。古い日焼け止めクリームを塗り続けるのはやめて、3〜4カ月ごとに新しいものを使うようにしましょう。1シーズンで1本きちんと使い切るためにも、毎日塗りたいですね。


次回は、夏とは違う、秋冬の日焼け止めの塗り方のポイントをお話しします。どうぞお楽しみに。

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