紫外線や雑菌による美容ダメージが気になる夏、毎日の食事から、美肌づくりに励みたいものですね。
今回は、美肌食材である「味噌」をつかったレシピ。ひんやりさっぱりいただける、宮崎の郷土料理・冷や汁はいかがでしょうか。
暑い時期、できるだけ調理も簡単に済ませられるように、魚を焼いたり、すり鉢を使ったりする手間をかけず、手軽に冷や汁らしい風味を出すため、アンチョビのコクを利用するアイデアのご提案です。
良質な必須アミノ酸が豊富で美肌に良い味噌を、夏の肌に嬉しいトマトと一緒に。豆乳をプラスすることで大豆の栄養を強化し、味もまろやかになります。見た目も新しい洋風の冷や汁、ぜひお楽しみください。
【材料・2人前】※()内は摂れる栄養素
きゅうり 10cm(カリウム・ビタミンK・ビタミンC)
塩 ひとつまみ
味噌 大さじ2(カリウム・マグネシウム)
だし汁 200ml
練りゴマ 小さじ2(すりゴマでも可)(ミネラル・カルシウム・鉄分)
アンチョビ 5g程度(カルシウム・ビタミンD・リン)
豆乳 50ml(大豆イソフラボン・サポニン)
スプラウト 1パック
ミニトマト 6個(ビタミンC・リコピン)
ごはん 茶碗2杯分
【作り方】
〈下準備〉
・きゅうりを薄切りにし、分量の塩を振ってしんなりしたら水気を絞っておく。
・ミニトマトは4等分にカットしておく。
1 温かいだし汁に味噌、練りゴマ、叩いたアンチョビを混ぜて溶き、冷めたら豆乳、きゅうりを入れて冷蔵庫で冷やしておく
2 温かいごはんを器によそい、氷を加えた1をかけ、ミニトマトとスプラウトをトッピングする
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。