2019.02.14

本当は怖い「冬の日焼け」!?
夏とは違うUV対策とは。

curator
Hadamanma編集部

冬になると、夏より手薄になりがちな日焼け対策。

特に何もしていない方、季節を問わず同じ対策しかしていない方も、いらっしゃるかもしれません。しかし、夏と冬では陽射しの質も注ぎ方も違います。正しくケアで<きていないと、気がつかないうちにじわじわとダメージが蓄積しているかも!?


今回は、美しい肌づくりに欠かせない“真冬の紫外線対策”についてお話しします。



冬の日焼け止め、なぜ必要?
この時期の紫外線が怖い理由。

冬にも日焼け止めが必要な理由は、いくつかあります。ここではその代表的な理由と、正しい対策をご紹介します。



1. 弱い陽射しでも、紫外線はたっぷり!


陽射し自体は弱くても、冬も紫外線への油断は大敵です。

特に肌のハリを奪いシワの原因になる「UV-A」は、冬の曇りの日でもしっかり降り注いでいます。また、夏は暑いため陽射しを避けようとしますが、冬はあたたかな陽射しが心地よく、ついつい夏以上に日光を浴びていることも。


また、冬は夏より低い位置からの日照が多いため、ななめや横からの、日傘や帽子では防ぎにくい紫外線が肌に当たるようになります。


夏場と秋冬の日差しの大きな違い。夏場は地面に対し70〜87度程の位置だが、秋冬は23〜40度と低い位置に太陽がある

特に顔の側面はメイクでもカバーしきれないので、日焼け止めを塗っていないととても無防備。気づかないうちにじわじわと焼けてしまいます。あごの下や首、手脚などにも、日焼け止めを塗りましょう。


顎の下や首、手足もしっかりと日焼け止めを塗りましょう



2. かさかさ乾燥で、ダメージ倍増!

かさかさ乾燥で、さらに紫外線ダメージが倍増!

この時期、特に気になる「乾燥」。

かさかさに乾燥した肌は、バリア機能が低下する上に代謝機能も乱れがち。そんな時に紫外線を浴びると、肌機能が回復しにくく、シミやシワ、くすみに繋がりやすくなります。


もともと私たちの肌は、夏場は紫外線に強い抵抗力を持っていますが、冬はその力が弱まります。そこに乾燥ダメージが加わると一層無防備な状態となるので、冬場の比較的おだやかな陽射しでも、夏以上のダメージを受ける可能性があるのです。


紫外線が「しわ・しみ・たるみ・くすみ」などの悩みの原因に。



3. 雪焼けにも、油断は禁物!

雪焼けに要注意!

北国の方やスキー、スノーボードをする方にはお馴染みの「雪焼け」。積もった白い雪が白い雪はよくできたレフ板のような働きをして、紫外線を反射することで起こる日焼けです。


この反射率は90%とも言われているため、直射日光+反射光を浴びると、普通の2倍近くもの紫外線ダメージを受けることになります。美しい銀世界では、実は上から下から横からと、紫外線が全身をくまなく襲っているのですね。


この冬、大寒波に襲われ例年より雪深い地域も多いようです。日焼け止めを塗っていない乾燥肌で、雪景色の中に出かけることのないよう、ご注意ください。




冬の日焼け止め、使い方&選び方は?

そんなわけで、冬でも毎日しっかりと日焼け止めを使う大切さがお分かりいただけたと思いますが、気をつけたいのが、夏場とは違うその使い方


「冬の陽射し」の項でもお話したように、冬の紫外線は低い位置からまんべんなく降り注ぎますので、顔の正面だけでなく、耳の後ろやうなじ、あごの下、鼻柱といった細かいところまで、ていねいに日焼け止めを塗るようにしましょう。「ファンデーションを塗らない部分にも塗る」ことを意識してみてください。


日焼け止めを塗り残しやすい、「耳の後ろ・うなじ・あごの下、鼻柱」は忘れずにしっかりと

▼こちらも併せてチェック!

秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?



また、冬だからといって少なく使うと日焼け止めの効果が出ないので、規定量をしっかり使ってください。特に日焼けしやすいTゾーンや頰には、重ねづけもおすすめです。


最後に、日焼け止めの選び方。夏は、汗などで流れにくいウォータープルーフタイプや、強烈な紫外線から守る力の強い日焼け止めが理想ですが、冬に使う日焼け止めの最大のポイントは、「保湿力」ですね。


乾燥した肌はトラブルの元ですから、保湿力のある優しい日焼け止めが必要です。たっぷりと潤いを与えながら、紫外線をケアしてくれるものを選びましょう。



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ひにまけぬ

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自然食品屋さんが植物のバリア力をヒントにつくった、お肌に優しい日焼け止め。SPF50+という高スペックながら、潤いたっぷりで美容液代わりにも使えるので、季節を問わずに用意しておきたい。



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冬の日焼け止めの大切さ、お分かりいただけましたでしょうか。


美しさを保つためには、日々の積み重ねが何よりも大切。真皮の奥深くまで届いて長期戦でダメージを与えてくるUV-Aの多い季節だからこそ、丁寧なケアで5年後、10年後の肌を守りたいですね。

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