2020.01.16

まるで荒野? 冬のカサカサ肌をレスキュー!
目指せ、もっちりやわらかマシュマロ肌

curator
Hadamanma編集部

外に出れば北風がビュービュー、室内ではエアコンの風が吹きつけて、私たちの肌から大切な潤いを奪い取っていく、厳しい季節です。

冬の肌悩みは、やっぱり「乾燥」!


せっかく念入りに保湿したのに、夕方気づけば目元に、口元に、まるで荒野のようなひび割れが……! 恐ろしい話です。

NG習慣5 気になる毛穴をタオルでこする

粉拭きや化粧崩れも気になりますが、それより深刻なのは、肌が固くなり老化が進むこと。潤いがなくなると肌はバリア力を失い、とても敏感になってさまざまな肌トラブルを起こしやすくなります。


固くゴワついた「ひび割れ肌」を、ぷるぷる弾む「やわらかマシュマロ肌」にするために、今日からしっかりと対策しましょう。




塗る前に、落とす!
保湿の要は「洗顔」にあり。



年代を問わず、多くの人が悩む「乾燥」トラブル。

特に空気中の湿度が下がるこの季節は、普段乾燥肌ではない人でも、カサつきが気になってくるのではないでしょうか。何度も化粧水を重ね付けして、乳液、オイル、美容クリームと、フルコースで念入りにケアしている方も多いことでしょう。


もちろんそういった「補う」ケアも重要ですが、もうひとつ気をつけていただきたいのは、その前の「洗顔」!

NG習慣1 朝の洗顔に、洗顔料は使わない

洗面所の冷たい水がイヤで、朝晩の洗顔が億劫になっていませんか? 冬場はあまり汗をかかないし、乾燥肌の刺激になってはいけないからと、洗顔をかるく済ませている方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、それでは逆効果。汚れがうまく落とせていないと肌が荒れて乾燥が進んでしまいますし、良い化粧品を使っていても、せっかくの保湿・美容成分の浸透が妨げられてしまうのです。


潤い肌づくりの第一歩は、洗顔から。カチコチに固くなった荒野にいきなり肥料を撒くのではなく、まずはたっぷり水をあげて「ほぐす」イメージで、しっかり洗いましょう。

泡洗顔の前に、しっかりすすぎ洗い!

汚れをしっかり落とすために、洗顔料を使う前に、角質層が水を吸って柔らかくなるまで「すすぎ洗い」をしてみてください。冷たい水は刺激となることもあるので、人肌程度のぬるま湯を使います。


汚れが落ちやすい状態になってから泡洗顔を行うと、洗い上がりが全然違うはずですよ。


▼正しい洗顔方法は? こちらもチェック!

すっぴん力を上げる! 正しいクレンジング&洗顔法


毎日のスキンケア・ルーティンの中で、汚れ落としはおざなりにしやすい行程です。固くゴワついた冬肌を柔らかくするためにも、もう一度正しい手順をおさらいして、毎日ていねいな洗顔を心がけたいですね。




保湿している“つもり”にご注意!
「量」と「つけ方」を見直そう。



汚れをしっかり落としたら、次は保湿です。


乾燥対策のため、高保湿なしっとりタイプの化粧品を使っている方も多いでしょう。でも、それだけで油断は禁物。的確な使い方ができていないと、せっかくの保湿効果も半減してしまいます。今一度、正しい化粧水の使い方を見直してみましょう。


特にしっとりタイプの化粧品を使っていると、リッチなテクスチャに安心して、使用量が少なすぎる方もたまにいらっしゃいます。きちんとメーカーの規定量を使っているかどうか、もう一度確認してみてくださいね。



特にひどく乾燥する季節は、規定量をまんべんなくつけたあと、少し時間をおいてから気になるところに重ねづけしていくのも効果的です。


コットンパックなど、応用のテクニックを試してみるのも良いでしょう。週に一度のスペシャルケアを、冬の間は三日に一度にするなど、厳しい季節を乗り切る工夫をしてみてください。



化粧水だけでなく、乳液やオイルで油分補給も忘れずに。油分でフタをして水分の蒸散を防ぎ、肌をもっちりと柔らかく保ってくれます。マシュマロ肌づくりには欠かせないステップですね。





乾燥しやすいポイントは、
刺激要因を取り除こう

春は温度が変わりやすいので肌が敏感になったりトラブルがあることも

顔の中でも乾燥しやすいのが、目元・口元。

もともと皮膚が薄いところなのに、よく動かし、さらにポイントメイクも行うため、乾燥や肌荒れが起きやすい部分です。


メイク残りやこすり洗いによる刺激はトラブル悪化の原因です。落ちにくいポイントメイクは専用のリムーバーできちんと落とすこと。できるだけこすらないように、洗い方も見直してみてください。

あまり荒れているときはメイクを少しお休みして、清潔に保つことを第一に心がけましょう。



また、鼻をかむことが多い冬は、小鼻周りの皮剥けに悩む方も多くいらっしゃるでしょう。何度もティッシュが触れることで潤いが奪われ、摩擦によって皮膚が傷ついてしまうのです。顔の凸凹部分は手が届きにくいところなので、洗顔料の洗い残しやスキンケア不足が原因となって肌荒れしている場合もあります。


細かいところまで忘れずに、丁寧に洗顔、すすぎ、スキンケアしてあげましょう。皮剥けがひどいところ、乾燥で固くなったところにはクリームやバームを塗って、しっかり保護してあげてくださいね。




食品屋さんのオススメ!
内側からも潤う、「食べるスキンケア」

自分が美味しいと思うものを食べて、リフレッシュ

スキンケアは、外側からのお手入れだけではありません。体は食べたもので作られるので、美しい肌のために健康的な食生活は欠かせません。まじめにスキンケアしているのになかなか肌の調子が戻らないと思ったら、一度食事の栄養バランスも見直してみましょう。

食べ物がおいしい季節ですが、年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎの影響が残る時期でもあります。宴会料理は糖質やアルコールが多い一方で、野菜は少ない傾向にあります。ビタミン・ミネラル不足が続くと、肌荒れは治りにくく、健康な肌も作られにくくなりますね。


さらに気をつけたいのが、タンパク質不足。冬太りしないように肉料理を控えたヘルシーメニューを心がけている方もいらっしゃるかもしれませんが、お肉の摂取が少なくなると、肌づくりの大切な材料であるタンパク質やコラーゲンが不足しがち。原料不足の肌は新陳代謝が低下し、ハリや弾力もなくなってしまいます。潤いを失った肌は、ゴワゴワの「ひび割れ肌」へまっしぐら!


あまりお肉を遠ざけず、野菜と一緒にバランスよく食べれば、代謝や体温も上がりやすくなり、肌づくりもスムーズに行われるようになります。

どうしてもお肉を控えたいときは、豆腐や納豆などの大豆製品を食べたり、プロテインを活用したりして、タンパク質補給を他で意識しましょう。




●Recommend

タンパクオトメ

タンパクオトメ

女性に不足しがちなたんぱく質と栄養素をたっぷり補える、“美容専門”プロテイン。運動やダイエット時の栄養補給はもちろん、食べ過ぎた翌日や栄養不足時のリセットにもおすすめ。


九州まーめん

糖質の摂りすぎが気になる方に! 九州産大豆のみを使用した、大豆100%麺なら、糖質をしっかりオフしながら、良質な大豆タンパク質も摂取できる。


タンパク質と同時に、適度に摂取したいのが「脂質」。

適度な油分が補給できていないと、お肌がカサつきやすくなります。高カロリーな動物性の油ではなく、お魚やナッツなど、不飽和脂肪酸の多い食材がおすすめ。体の中でもサラサラのヘルシーなオイルを補給しましょう。


ななつのしあわせミックスナッツ

「美容の油」が豊富なナッツは、潤い肌づくりにも嬉しい食材! 少量ながら良質なタンパク質を含んでいるので、ヘルシーおやつとして常備しておきたい。


フラックスシード

アマニオイルの原料でもある、スーパーフード。必須脂肪酸であるα-リノレン酸や、ポリフェノールの一種であるリグナン、そして豊富な食物繊維が、美と健康をサポート!



* * *


ひび割れた荒野のように乾燥した肌を、マシュマロみたいにふわふわのもっちり肌へ。肌にとっていちばん厳しい季節だからこそ、普段よりさらに愛情をかけて、お手入れしてあげたいですね。


食事を楽しんで、じっくりお風呂に入ったあとは丁寧に保湿して。外から内から、トータルなスキンケアをしていきましょう。


肌の状態は毎日違いますし、生活習慣や環境、年齢とともに肌質が変わることもあります。今日の肌に、潤いは足りているか? いま使っている化粧品は、本当に自分に合っているか? 時折見直したいものですね。


忙しい大人にはそんな当たり前のことが難しいときもありますが、一生そばにいる、大切な自分のお肌です。誰よりも手をかけてかわいがって、抱きしめたくなるふわふわの肌にしてあげましょう!

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Hadamanma編集部
Edited byHadamanma編集部