カテゴリー: 魚料理

  • 食べるスキンケアvol.47抗酸化力向上レシピ「干しきのこと鮭のブルスケッタ」

    食べるスキンケアvol.47
    抗酸化力向上レシピ「干しきのこと鮭のブルスケッタ」

    グッと寒くなってきて、冷えや乾燥による肌荒れが気になりますね。今回は秋にぴったりの、肌の老化を防ぐ栄養たっぷりレシピをお届けします。

    秋になると食べたくなるきのこですが、そのまま食べるより干したほうがビタミンDがぐんとアップして旨味も倍増です。やり方は簡単。買ってきた時の袋から出して、ほぐして半日から1日の間、日光に当てるだけ。

    そして、寒い時期に特においしい鮭。アスタキサンチンなどの栄養が豊富で、高い抗酸化力で老化につながる活性酸素を減らしてくれます。そんな美容や健康にうれしい効果が注目され、鮭は近年「スーパーフード」や「食べる美容液」なんて呼ばれることも。見逃せない美容食材です。

    これらを組み合わせたボリュームたっぷりのブルスケッタは、ランチにもおつまみにもぴったりなので、ご家族みんなに喜んでいただけるでしょう。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    ▼干しきのこ用

    しめじ 1パック(ビタミンC・ビタミンD・ビタミンB群)

    エリンギ 1パック(ナイアシン・ビタミンD・β- グルカン)

    舞茸 1パック(タンパク質・ビタミンD)

    ▼きのこのオイル煮用

    オリーブオイル 50cc

    水 50cc

    ニンニク 1片

    鷹の爪 1本

    ドライトマト(あれば) 10g

    醤油 小さじ2

    ▼ブルスケッタ用

    鮭(うす塩/切り身) 2切(タンパク質・アスタキサンチン)

    バゲット(ソフトタイプ) 2枚

    パセリ 適宜

    黒胡椒 適宜

    下準備

    〈下準備1〉干しきのこ

    きのこ類はすべて根を切り落とし、ほぐしてザルなどに広げ、日光に当てておく。

    半日~1日ほど経って、ある程度水分が飛んだらOK。

    〈下準備2〉きのこのオイル煮

    ニンニクは潰し、鍋に醤油以外の材料を入れて弱火にかけ、香りが立ったら干しきのこ、醤油を入れて混ぜる。

    蓋をして5~6分煮て、全体がクタッとしたら火を止める。

    ※一晩寝かせると味が馴染むので、できれば前日に準備する

    きのこのオイル煮は、瓶に詰めて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。

    きのこのオイル煮は、瓶に詰めて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。千切りキャベツやパスタ、ご飯にのせてもおいしく召し上がれます。そのままより、一度火を通すと香りが立ちます。

    「干しきのこと鮭のブルスケッタ」作り方

    1 鮭は骨を取り、フライパンで両面焼く。この時、きのこのオイル煮を一緒に焼き、鮭にきのこの香りを移す

    2 バゲットは2~3cm厚に切り、こんがりトーストしておく

    3 1をバゲットに乗せ、パセリ、黒胡椒を振る

    バゲットに乗せてると手軽に美味しくいただけます。

    たっぷり具を乗せるため、バゲットはソフトタイプを使い、固くなる前にいただきましょう。鮭ときのこのオイル煮を一緒に焼くことで、鮭にきのこ香りが移って味のなじみがよくなります。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.45美肌づくりメニュー「しらすとクリームチーズご飯」

    食べるスキンケアvol.45
    美肌づくりメニュー「しらすとクリームチーズご飯」

    季節の変わり目は、肌も体も疲れ気味。

    深刻な美容トラブルが起きる前に、毎日の食事から肌修復に役立つ栄養をしっかり摂っていきたいですね。

    でも、あまり手のかかる料理を毎日続けるのは大変だから、今回はとても簡単でおいしい丼メニューです。

    肌にも嬉しいカルシウムやビタミンDが豊富なしらすと、ビタミンAやタンパク質が豊富なクリームチーズ。そこに、きゅうりで食感のアクセントを加え、ジェノベーゼソースで洋風に味付けました。あっという間に作れる手軽さと、やみつきになるほどおいしい意外な組み合わせ。ぜひお試しください。

    材料 (1人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    ご飯 1膳(200g程度)

    しらす干し(ちりめんじゃこでも可) 2~3g(カルシウム・ビタミンD)

    クリームチーズ 40g(ビタミンA・タンパク質・カルシウム)

    きゅうり 1.5cm程度(カリウム)

    ジェノベーゼソース(市販品)適宜

    作り方

    1 クリームチーズは1cm角、きゅうりは5mm角のダイスに切る

    2 器に熱々のご飯を盛り、きゅうりを散らし、クリームチーズ、しらす干しの順に盛り付ける

    3 仕上げにジェノベーゼソースをかける

    ※クリームチーズとしらす干しに塩気があるので、ジェノベーゼソースは味を見ながら少しずつかけてください

    手軽ながらも、栄養たっぷりの「しらすとクリームチーズご飯」。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.26真冬の乾燥対策・潤いメニュー「海老とサーモンのメープルマスタード」

    食べるスキンケアvol.26
    真冬の乾燥対策・潤いメニュー「海老とサーモンのメープルマスタード」

    寒い冬。空気が乾いて肌の乾燥も気になりますね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第26回は、内側からたっぷり潤うレシピ。鮭にはコラーゲンがたっぷりです。また海老とサーモンの赤い色を構成する「アスタキサンチン」は、高い抗酸化作用で知られ、サプリメントや化粧品にも使われる美容成分です。

    ホーロー製のバットで調味液に漬け込めば、そのままオーブンに入れられ洗い物も少なく済みます。簡単なのにレストランのようにおいしいメインディッシュです。

    【材料・1人前】  ※( )内は摂れる栄養素

    サーモン 100g (コラーゲン・ビタミンA、D、E)

    海老 6尾 (アスタキサンチン)

    ベビーリーフ 適宜

    〈調味液〉

    メープルシロップ 1/4カップ

    砂糖 大さじ1

    粒マスタード 大さじ1

    白味噌 小さじ1

    米酢 大さじ1

    醤油 小さじ1 1/2

    おろしニンニク 小さじ1

    【作り方】

    〈下準備〉

    オーブンを200℃で予熱しておく

    海老の頭を落とす

    1 調味液の材料をすべて混ぜ合わせる

    2 サーモンと海老を30分漬け込む

    3 予熱したオーブンで2を8〜10分焼く(ホーローのバットならそのまま、なければ耐熱の器に調味液ごと移して)

    4 器にベビーリーフと3を盛りつける

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 食べるスキンケアvol.19血流・冷え対策メニュー「いりこアンチョビとじゃがいものタパス」

    食べるスキンケアvol.19
    血流・冷え対策メニュー「いりこアンチョビとじゃがいものタパス」

    寒さで唇や肌の色が、沈んでいませんか。手先や足先の冷えで、寝つきが悪くなっていませんか。寒い季節は、いつも以上に血流のことを考えて、食材を選びたいですね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第19回は、血行を良くして体を温める前菜。

    熱々はもちろん、冷めてもおいしいおつまみメニュー。いりこをアンチョビ風に加工するアレンジで、いつもの食材が新鮮にいただけます。

    いりこは鉄分やカルシウムが豊富で、血を増やし、元気に流します。じゃがいもは、その鉄分を体に吸収しやすくするビタミンCが豊富。熱に弱いとされるビタミンCですが、じゃがいものビタミンCは過熱に強いのです。

    【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素

    〈いりこアンチョビ〉

    いりこ 30g(ヘム鉄・ビタミンD)

    オリーブオイル 大さじ3

    すりおろしニンニク 大さじ1・1/2

    じゃがいも 大きめ1個(ビタミンC・ミネラル・カリウム)

    乾燥パセリ 適宜

    塩・ブラックペッパー 各適量

    【作り方】

    〈下準備〉

    「いりこアンチョビ」を用意する。いりこにオリーブオイル、すりおろしニンニクを和えて冷蔵庫で一晩寝かせる

    1 洗って皮ごと食べやすい大きさに切ったじゃがいもを、軽く水洗いする

    2 フライパンに下準備で浸けたオイルを鍋に敷き、オイルが温まったらじゃがいもを入れ、端が透きとおってきたら下準備した「いりこアンチョビ」を加え弱火でじっくり火を通す

    3 火がほぼ通ったら塩をふり弱めの中火にし、余計な水分をペーパーで吸い取り、カラッと仕上げる

    4 器に盛りつけ、乾燥パセリと塩・こしょうを振る

    ※いりこアンチョビはそのまま食べてもおいしく、これだけ炒めてもおいしいおつまみになります

    ※いりこアンチョビは、冷蔵庫で1週間程度日持ちします

    ※いりこの出汁が出たオイルも調理にご活用ください

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 食べるスキンケア vol.12 美髪レシピ「彩りフムスのブルスケッタ」

    食べるスキンケア vol.12
    美髪レシピ「彩りフムスのブルスケッタ」

    夏の紫外線ダメージを受けているのは、肌だけでなく髪も同じです。野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第12回は、海藻よりも髪に良い、アミノ酸たっぷりのツヤ髪レシピ。

    フムスとは、トルコ、ギリシャ、キプロス、イスラエル、パレスチナなど中東の広い地域で食べられている伝統的な家庭料理。

    元は茹でたひよこ豆にニンニクやオリーブオイルを加えたシンプルな料理ですが、今回はそこに野菜の彩りを加えて、パーティにもぴったりの豪華な一皿になりました。

    【材料・4人分】

    A

    茹でひよこ豆 200g(亜鉛・葉酸・鉄分・ビタミンB群)

    オリーブオイル 大さじ2

    ねりごま 30g(ビタミンE・カルシウム・ミネラル)

    豆乳 40cc(タンパク質・カルシウム)

    塩 小さじ1/2

    レモン汁 小さじ1/2(ビタミンC)

    コリアンダー、クミンパウダー、チリペッパー 各小さじ1/2

    アボカド 60g(ビタミンB・ミネラル・リノール酸・リノレン酸)

    茹でビーツ 30g(ビタミンA、C、B群・葉酸・ポリフェノール)

    いわし 適宜(含硫アミノ酸)

    小麦粉 適宜

    揚げ油 適宜

    小さめのスプラウト 適量(ビタミンC・葉酸)

    バゲット 1本

    【作り方】

    1 Aをミキサーやフードプロセッサーでよく撹拌する

    2 1から60g取り、アボカドと一緒にさらに撹拌する

    3 1から80g取り、茹でたビーツと一緒にさらに撹拌する

    4 いわしを三枚におろし、少なめに塩を振り、小麦粉をつけて揚げる

    5 バゲットを4mm幅程度にスライスし、焼く

    6 バゲットに3色のペーストを塗り、4を乗せ、スプラウト、チリパウダー(分量外)を散らす

    ※いわしは、オイルサーディンでも代用できます

    古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。