カテゴリー: 秋のレシピ

  • 食べるスキンケアvol.51美容食材!椎茸レシピ「贅沢しいたけピザ」

    食べるスキンケアvol.51
    美容食材!椎茸レシピ「贅沢しいたけピザ」

    鍋物や煮物など、秋冬のグルメにぴったりの「椎茸」。実はおいしいだけでなく、美容食材としても優秀なきのこです。

    食物繊維・β-グルカンは、腸内環境を整え、お通じ改善&免疫力アップに効果的。美肌や骨づくりに欠かせないビタミンB1、B2、Dも豊富です。きのこ特有のエリタデニンという成分には、総コレステロール値を下げる働きも期待されています。

    和のイメージが強い椎茸ですが、今回は洋風アレンジに挑戦してみましょう。干し椎茸を贅沢にたっぷり使った、上品なピザのご紹介です。味噌やゴマを使ったピザソースによって、ほんのり和風テイストも味わえます。

    トッピングのモッツァレラチーズも、低カロリー&高タンパクで、アミノ酸やカルシウムが豊富。さらに栄養豊富な緑黄色野菜・ルッコラをたっぷり乗せて、よりヘルシーに仕上げました。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    干し椎茸 4~5枚/20g前後 
(β-グルカン・ビタミンD・B群・エリタデニン他)

    水 200ml

    ピザ生地 1枚 ※1

    バター 5g

    ルッコラ 適量(βカロテン・ビタミン・ミネラル)

    モッツァレラチーズ 適量(タンパク質・ビタミンB12)

    A・ソース材料

    |お好きな味噌 大さじ1/2(必須アミノ酸・ミネラル)

    |干し椎茸の戻し汁 小さじ1

    |マヨネーズ 小さじ1

    |すりゴマ 小さじ1(セサミン)

    ※1 ピザ生地は市販のものでも可。手作りする場合は記事後半を参照

    作り方

    〈下準備〉

    ・干し椎茸を戻す

    干し椎茸は軽くゴミをとる程度にサッと水洗いし、水200mlに浸けて一晩冷蔵庫に置き、しっかり戻す。(ジップ式保存袋を使うと、少ない水で戻せるので戻し汁の濃度が上がります。なるべく空気を抜いて封をしてください)

    ・ ピザ生地を準備する

    市販のものを使っても良いですが、手作りする場合は記事後半のレシピを参考にしてください

    1 オーブンを250℃に予熱する(※2)

    2 椎茸を厚めの細切りにし、バターで炒める

    3 Aのソース材料を全て混ぜ合わせ、ピザ生地に塗る

    4 2とモッツァレラチーズを乗せる

    5 余熱しておいたオーブンで5分程度焼く ※2

    6 チーズがとろりと溶けたら、仕上げにルッコラをトッピングする

    ※2 オーブン温度・焼き時間は、手作りピザ生地を基準に記載しています。市販のピザ生地を使う場合は、商品に合わせて調整してください

    余裕のある方は、ぜひピザ生地から手作りしてみてください。ここにも椎茸の戻し汁を使うため、さらに奥深い風味を楽しめます。

    〈ピザ生地の材料〉

    強力粉 80g

    薄力粉 40g

    ドライイースト 小さじ1/2

    干し椎茸の戻し汁 80ml(目安)

    オリーブオイル 大さじ1

    塩 ひとつまみ

    打ち粉 適量

    〈作り方〉

    1 ボウルに強力粉・薄力粉・ドライイーストを入れ、軽く混ぜ、人肌に温めた椎茸の戻し汁を加え、ざっくりと混ぜ合わせる。(粉の種類や、気温・湿度・乾燥具合によって、戻し汁の量は調整してください)

    2 水分が粉になじんだら、オリーブオイルと塩ひとつまみを加え、手でまとめるように混ぜる。粉っぽさがなくなり、表面が滑らかになるまでしっかりと捏ねて生地をまとめる


    3 生地をボウルから捏ね台(まな板でOK)に移し、転がしたり打ちつけたりしながら、生地にハリと弾力が出るまで捏ねる


    丸くまとめた生地を指先で軽く押したとき、じんわりと戻ってくるくらいが目安です

    4 生地をボウルに戻し、濡れ布巾をかけ、さらにふんわりとラップをする。オーブンに発酵機能があれば40℃で30分、なければ部屋の暖かいところで1時間~1時間半ほど置き、発酵させる

    ★うまく発酵すると、生地が1.5倍程度にふくらみ、ふんわりとした様子になります

    5 オーブンを260℃に予熱する

    6 発酵した生地に打ち粉をし、手やめん棒で直径25センチ程度の円に伸ばしたら、表面にフォークなどでランダムに穴を空ける

    ★穴を空けるのは、生地がふくらみすぎるのを防ぐためです。それでもふくらんでしまった場合は、焼き上がりにラップをかけると落ち着きます

    7 余熱していたオーブンで10分程度焼く

    ▼オーブン温度・時間の目安

    ・ピザ生地を発酵させるとき

     40℃/30分

    ・手作りのピザ生地を空焼きする

     260℃/10分

    ・具材を乗せて焼くとき

     250℃/3~5分

    ※上記の温度と時間は、あくまで目安です。オーブンの種類、部屋や生地の温度・湿度などによって、発酵加減や火の通り方は異なってきます。生地の状態を見ながら調整してください

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.49ぽかぽか美容鍋「タッカンマリ風!コラーゲンたっぷり鍋」

    食べるスキンケアvol.49
    ぽかぽか美容鍋「タッカンマリ風!コラーゲンたっぷり鍋」

    手足やお腹の冷えが悩ましい今日この頃。

    「万病の元」とも言われる冷えは、美容にとっても大敵です。毎日の食卓では、体を温めるものを積極的にいただくようにしたいですね。

    今回は、鶏肉、きのこ、生姜など、体を温める食材を使った“ぽかぽか鍋”レシピのご紹介。鶏のコラーゲンたっぷりで、美容にも嬉しい鍋です。

    本場のタッカンマリは鶏を一羽丸ごと使いますが、骨つき鶏で代用することで、より手軽に、しかし本格的なコク深いスープを取ることができます。

    つゆや薬味も韓国風にしていますが、日本の水炊きのほうがお好きな方は、ポン酢と柚子胡椒などでお召し上がりください。パクチーやニラなどの香草をたっぷり使うと、エスニックな味わいをお楽しみいただけます。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    〈鶏スープ〉

    骨つき鶏肉 400g(タンパク質・コラーゲン・ビタミンA・B群・K)

    水 3カップ

    酒 1/2カップ

    生姜 1片(ジンゲロール・マグネシウム)

    にんにく 1片(アリシン・ビタミンB6)

    〈鍋具材〉

    白舞茸 1パック(ナイアシン・ビタミンD・食物繊維)

    豆苗 1パック(β-カロテン・ビタミンB群、K・食物繊維)

    レタス 1玉(ビタミンC、E・カリウム・食物繊維)

    クコの実 適宜(ビタミンB1、B2・アミノ酸)

    緑豆春雨 適宜

    〈つゆ・薬味〉

    みらいのしょうが 適宜(ジンゲロール・ショウガオール)

    醤油 適量

    酢 適量

    コチュジャン 適量

    ニラ 適量

    パクチー 適量

    ゴマ 適宜

    作り方

    1 鍋にスープの材料をすべて入れて水から温める。沸騰したら20分、アクを取りながら煮る

    2 野菜を入れ、好みのつゆと薬味でいただく

    3 シメは、水で戻した緑豆春雨を加えて煮る

    ※「みらいのしょうが」は鍋で煮るのでなく、食べる直前に加えた方が鮮烈な香りを楽しめます

    ※具材の白舞茸、豆苗、レタスは、どれも火の通りが早くあっさりといただけるのでオススメですが、お好みの野菜にアレンジいただいて結構です

    ※春雨は芋デンプンの春雨でも可ですが、緑豆春雨の方が豆苗の風味と相性が良くなります

    このレシピに使用した商品

    みらいのしょうが

    みらいのしょうが

    九州産の黄金生姜でつくった、生姜パウダー。黄金生姜を蒸して熟成させた「黒ショウガ粉末」をブレンドしたことで、辛味と風味、ぽかぽかの巡り成分が倍増しています。毎日の料理・ドリンクに加えて、いつでもどこでも「温活」を楽しんで。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.48飲む美容液「キウイとアボカドのスムージー」

    食べるスキンケアvol.48
    飲む美容液「キウイとアボカドのスムージー」

    国産のキウイがおいしい季節です。

    カリウムを豊富に含むキウイは、代謝の落ちやすい寒い時期のむくみ対策に最適。ビタミンCの美肌効果にも期待できる、理想的な美容食材です。中でもオススメはゴールドキウイ。特にビタミンC含有量が多く、ジューシーな甘さが魅力です。

    そんなキウイと、「食べる美容液」とも呼ばれるアボカドをたっぷり使ったスムージーは、朝食にもぴったりの爽やかな飲み心地。

    その他の野菜や果物も、美肌に良い栄養が豊富な素材ばかりです。さらに、アミノ酸や葉酸などの美容に嬉しい栄養を摂れる甘酒で、コク深く複雑な甘みを加えました。

    材料 (1人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    〈下の層〉

    アボカド 45g(ビタミンC・B2・E)

    バナナ 50g(カリウム・ビタミンC・B群)

    カシューナッツ 10g(ビタミンB1・オレイン酸・ミネラル)

    牛乳 50ml(タンパク質)

    甘酒 10g(アミノ酸・葉酸・ビタミンB群)

    レモン汁 小さじ1(ビタミンC)

    冷たい水 50ml

    〈上の層〉

    ゴールドキウイ 30g(カリウム・ビタミン・食物繊維)

    セロリ 10g(カリウム・ビタミンU・食物繊維)

    パイナップル 10g(ビタミンC・ビタミンB1・食物繊維)

    甘酒 10g

    冷たい水 50ml

    〈飾り用〉

    レモンスライス 適宜

    ミント 適宜

    作り方

    1 下の層の材料をすべてミキサーに入れ、なめらかになるまで撹拌してグラスに注ぐ

    2 上の層の材料をすべてミキサーに入れ、同じく撹拌して1の上に静かに注ぐ

    3 レモンスライス、ミントを飾る

    ※上下の層は、好みで混ぜながらお飲みください

    ※甘酒(10g)はハチミツ(小さじ1)に変更してもOKです

    ※バナナやパイナップルなどは冷凍したものを使うと、手軽に冷たいスムージーができます

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.47抗酸化力向上レシピ「干しきのこと鮭のブルスケッタ」

    食べるスキンケアvol.47
    抗酸化力向上レシピ「干しきのこと鮭のブルスケッタ」

    グッと寒くなってきて、冷えや乾燥による肌荒れが気になりますね。今回は秋にぴったりの、肌の老化を防ぐ栄養たっぷりレシピをお届けします。

    秋になると食べたくなるきのこですが、そのまま食べるより干したほうがビタミンDがぐんとアップして旨味も倍増です。やり方は簡単。買ってきた時の袋から出して、ほぐして半日から1日の間、日光に当てるだけ。

    そして、寒い時期に特においしい鮭。アスタキサンチンなどの栄養が豊富で、高い抗酸化力で老化につながる活性酸素を減らしてくれます。そんな美容や健康にうれしい効果が注目され、鮭は近年「スーパーフード」や「食べる美容液」なんて呼ばれることも。見逃せない美容食材です。

    これらを組み合わせたボリュームたっぷりのブルスケッタは、ランチにもおつまみにもぴったりなので、ご家族みんなに喜んでいただけるでしょう。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    ▼干しきのこ用

    しめじ 1パック(ビタミンC・ビタミンD・ビタミンB群)

    エリンギ 1パック(ナイアシン・ビタミンD・β- グルカン)

    舞茸 1パック(タンパク質・ビタミンD)

    ▼きのこのオイル煮用

    オリーブオイル 50cc

    水 50cc

    ニンニク 1片

    鷹の爪 1本

    ドライトマト(あれば) 10g

    醤油 小さじ2

    ▼ブルスケッタ用

    鮭(うす塩/切り身) 2切(タンパク質・アスタキサンチン)

    バゲット(ソフトタイプ) 2枚

    パセリ 適宜

    黒胡椒 適宜

    下準備

    〈下準備1〉干しきのこ

    きのこ類はすべて根を切り落とし、ほぐしてザルなどに広げ、日光に当てておく。

    半日~1日ほど経って、ある程度水分が飛んだらOK。

    〈下準備2〉きのこのオイル煮

    ニンニクは潰し、鍋に醤油以外の材料を入れて弱火にかけ、香りが立ったら干しきのこ、醤油を入れて混ぜる。

    蓋をして5~6分煮て、全体がクタッとしたら火を止める。

    ※一晩寝かせると味が馴染むので、できれば前日に準備する

    きのこのオイル煮は、瓶に詰めて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。

    きのこのオイル煮は、瓶に詰めて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。千切りキャベツやパスタ、ご飯にのせてもおいしく召し上がれます。そのままより、一度火を通すと香りが立ちます。

    「干しきのこと鮭のブルスケッタ」作り方

    1 鮭は骨を取り、フライパンで両面焼く。この時、きのこのオイル煮を一緒に焼き、鮭にきのこの香りを移す

    2 バゲットは2~3cm厚に切り、こんがりトーストしておく

    3 1をバゲットに乗せ、パセリ、黒胡椒を振る

    バゲットに乗せてると手軽に美味しくいただけます。

    たっぷり具を乗せるため、バゲットはソフトタイプを使い、固くなる前にいただきましょう。鮭ときのこのオイル煮を一緒に焼くことで、鮭にきのこ香りが移って味のなじみがよくなります。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.46美肌食材の和食レシピ「こんにゃくのくるみ味噌田楽」

    食べるスキンケアvol.46
    美肌食材の和食レシピ「こんにゃくのくるみ味噌田楽」

    「胃のほうき」とも言われるこんにゃくですが、お腹のお掃除やダイエットだけでなく、肌にも良いことをご存知ですか?

    こんにゃく芋に含まれる「グルコシルセラミド」という成分は、肌の潤いを守る美肌成分。ただし、精製されたこんにゃく粉にはほとんど含まれていないので、潤い補給をしたい方は、こんにゃく芋をそのまま使用した「生芋」タイプを選びましょう。

    今回は、そんな生芋こんにゃくを使用したレシピ。

    料亭などではお馴染みの「田楽」が、家庭でも簡単に作れます。肌のターンオーバーに働きかけるくるみと、発酵食材である味噌を合わせて、最強の美肌メニューが完成しました。

    材料 (3~4人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    生芋こんにゃく 1枚(セラミド・食物繊維・カルシウム)

    なす・里芋など(お好きな野菜)

    すりごま(飾り用) 少々

    〈田楽味噌〉

    味噌 20g(タンパク質・アミノ酸・ミネラル・ビタミン)

    マーマレード 20g(ビタミンC、E)

    くるみ 10g(オメガ3脂肪酸・ポリフェノール・ビタミン)

    すりごま 小さじ1(セサミン・カルシウム・リノール酸・オレイン酸)

    作り方

    1 こんにゃくは洗って一枚丸ごと下ゆでし、斜め格子状に隠し包丁を入れ、一口大に切り分ける

    2 なすは揚げる、里芋は蒸すなど、野菜を下ごしらえして、一口大に準備する

    3 ボウルに田楽味噌の材料をすべて入れ、混ぜ合わせる(くるみは手で割りながら入れる)

    4 1と2それぞれに3を乗せて、すりごまを飾る

    ※味噌はご家庭にあるもので結構ですが、赤味噌など味の個性が強いものほど田楽向きです

    ※田楽味噌は、ほかにも椎茸、大根、たけのこ、生麩、豆腐、厚揚げなど、さまざまな食材に合います

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.45美肌づくりメニュー「しらすとクリームチーズご飯」

    食べるスキンケアvol.45
    美肌づくりメニュー「しらすとクリームチーズご飯」

    季節の変わり目は、肌も体も疲れ気味。

    深刻な美容トラブルが起きる前に、毎日の食事から肌修復に役立つ栄養をしっかり摂っていきたいですね。

    でも、あまり手のかかる料理を毎日続けるのは大変だから、今回はとても簡単でおいしい丼メニューです。

    肌にも嬉しいカルシウムやビタミンDが豊富なしらすと、ビタミンAやタンパク質が豊富なクリームチーズ。そこに、きゅうりで食感のアクセントを加え、ジェノベーゼソースで洋風に味付けました。あっという間に作れる手軽さと、やみつきになるほどおいしい意外な組み合わせ。ぜひお試しください。

    材料 (1人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    ご飯 1膳(200g程度)

    しらす干し(ちりめんじゃこでも可) 2~3g(カルシウム・ビタミンD)

    クリームチーズ 40g(ビタミンA・タンパク質・カルシウム)

    きゅうり 1.5cm程度(カリウム)

    ジェノベーゼソース(市販品)適宜

    作り方

    1 クリームチーズは1cm角、きゅうりは5mm角のダイスに切る

    2 器に熱々のご飯を盛り、きゅうりを散らし、クリームチーズ、しらす干しの順に盛り付ける

    3 仕上げにジェノベーゼソースをかける

    ※クリームチーズとしらす干しに塩気があるので、ジェノベーゼソースは味を見ながら少しずつかけてください

    手軽ながらも、栄養たっぷりの「しらすとクリームチーズご飯」。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.19血流・冷え対策メニュー「いりこアンチョビとじゃがいものタパス」

    食べるスキンケアvol.19
    血流・冷え対策メニュー「いりこアンチョビとじゃがいものタパス」

    寒さで唇や肌の色が、沈んでいませんか。手先や足先の冷えで、寝つきが悪くなっていませんか。寒い季節は、いつも以上に血流のことを考えて、食材を選びたいですね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第19回は、血行を良くして体を温める前菜。

    熱々はもちろん、冷めてもおいしいおつまみメニュー。いりこをアンチョビ風に加工するアレンジで、いつもの食材が新鮮にいただけます。

    いりこは鉄分やカルシウムが豊富で、血を増やし、元気に流します。じゃがいもは、その鉄分を体に吸収しやすくするビタミンCが豊富。熱に弱いとされるビタミンCですが、じゃがいものビタミンCは過熱に強いのです。

    【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素

    〈いりこアンチョビ〉

    いりこ 30g(ヘム鉄・ビタミンD)

    オリーブオイル 大さじ3

    すりおろしニンニク 大さじ1・1/2

    じゃがいも 大きめ1個(ビタミンC・ミネラル・カリウム)

    乾燥パセリ 適宜

    塩・ブラックペッパー 各適量

    【作り方】

    〈下準備〉

    「いりこアンチョビ」を用意する。いりこにオリーブオイル、すりおろしニンニクを和えて冷蔵庫で一晩寝かせる

    1 洗って皮ごと食べやすい大きさに切ったじゃがいもを、軽く水洗いする

    2 フライパンに下準備で浸けたオイルを鍋に敷き、オイルが温まったらじゃがいもを入れ、端が透きとおってきたら下準備した「いりこアンチョビ」を加え弱火でじっくり火を通す

    3 火がほぼ通ったら塩をふり弱めの中火にし、余計な水分をペーパーで吸い取り、カラッと仕上げる

    4 器に盛りつけ、乾燥パセリと塩・こしょうを振る

    ※いりこアンチョビはそのまま食べてもおいしく、これだけ炒めてもおいしいおつまみになります

    ※いりこアンチョビは、冷蔵庫で1週間程度日持ちします

    ※いりこの出汁が出たオイルも調理にご活用ください

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 食べるスキンケアvol.18しいたけでアンチエイジングレシピ「干ししいたけカレー」

    食べるスキンケアvol.18
    しいたけでアンチエイジングレシピ「干ししいたけカレー」

    空気が冷たく、乾燥する日々が続きますね。肌の乾燥はシワにつながるため、特に保湿には気をつけたい季節です。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第18回は、内側から潤いを保ち、乾燥やシワを遠ざけるアンチエイチングカレー。

    しいたけは、乾燥した過酷な環境でも生命を維持し、カラカラに乾燥させても、水で戻せばプリプリに蘇る驚異的な保湿力を持ちます。それは「β-グルカン」や「トレハロース」といった保湿・保護成分のおかげ。

    そこにごぼうや里芋など、和の食材を使ってカレーを作りました。お肉を使わない低カロリーレシピながら、野菜の出汁で滋味深く仕上がりました。

    【材料・5〜6皿】 ※( )内は摂れる栄養素

    A

    干ししいたけ 10個(30g程度)(ビタミンD・葉酸)

    ごぼう 太め30cm(ミネラル・ポリフェノール・イヌリン)

    里芋 300g(ガラクタン・カリウム・ビタミンC)

    B

    だし汁 300ml

    しいたけの戻し汁+水 600ml

    たまねぎ 大1個(ビタミン・ミネラル・硫化アリル)

    生姜 15g

    カレールー 3片

    カレー粉 大さじ1

    クミンパウダー 小さじ1

    サラダ油 適宜

    米 3合

    三十雑穀 赤 大さじ3

    〈トッピング〉

    レタス

    ゆで卵

    乾燥パセリ 各お好みで

    【作り方】

    〈下準備〉

    ・干ししいたけを水で戻しておく(黒く固い部分だけ取り除き、石づきは使用します)

    ・サラダ油で玉ねぎを飴色に炒める

    ・だし汁を取る

    ・生姜を千切りにする

    〈当日〉

    1 お米を洗い、三十雑穀を混ぜて炊飯器にセット。炊き始める

    2 Aを食べやすい大きさに切り、ごぼうはさっと洗っておく

    3 ごぼうを表面が透き通る感じになるまで炒める(5分程)

    4 3に2と飴色玉ねぎ、生姜を入れBで煮込む

    4 野菜に火が通ったら(15〜20分程)一度火を止め、カレールーを溶かす

    5 カレー粉とクミンパウダーを入れ、ひと煮込みする(5分程)

    6 皿に盛り付け、レタスとゆで卵、乾燥パセリを添える

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 食べるスキンケアvol.17血行促進レシピ「レバーと旬野菜のハーブバターグリル」

    食べるスキンケアvol.17
    血行促進レシピ「レバーと旬野菜のハーブバターグリル」

    日を追うごとに気温が下がり、手足のかじかむ季節になりました。風邪やインフルエンザはもちろん、肌のくすみやシワなどの肌トラブルにも気をつけたいですね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第17回は、肌に血液をしっかり届けるための、血行促進ハーブグリル。

    寒さで全身の血行が悪くなると、指先など末端が冷えるとともに、顔色が悪くなったり肌に酸素や栄養が届かずカサつき、シミやシワが増えるなどさまざまな肌老化につながります。

    そこで、体内への吸収率が高いヘム鉄の豊富なレバーと、じっくり焼いた季節の根菜類で、体を内側から温めて、冬に滞りがちな血流を元気に促進します。

    【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素

    レバー 200g(ヘム鉄・ビタミンA,B1,B2・葉酸)

    カブ 中1個(ビタミンC・カリウム)

    さつまいも 1本(ビタミンB1,C・カリウム)

    レンコン 1節(ビタミンC・ポリフェノール・カリウム)

    かぼちゃ 1/4個(ビタミンA,C,B群・カリウム)

    エリンギ 2本

    塩 適量

    〈ハーブバター〉

    バター 40g

    お好きなハーブ 小さじ1

    すりおろしニンニク 小さじ1

    【作り方】

    〈下準備〉

    ・バターを室温に戻し、刻んだハーブとすりおろしたニンニクを混ぜておく

    ・レバーはひたひたの牛乳につけ、30分ほど経ったら軽く洗っておく

    1 食べやすい大きさに切ったレンコン、さつまいも、かぼちゃを、油をしいたフライパンでじっくりと焼き、火が通ったら軽く塩を振り、ハーブバターを絡める

    2 カブ、エリンギ、レバーも同様に焼き、火が通ったら軽く塩を振り、ハーブバターを絡める

    ※レバーにはハーブバターを多めに絡めるとおいしいです

    ※ハーブはディルやローズマリー、オレガノ等、香りの高いものがオススメです。乾燥でも良いですが、フレッシュの方が色がきれいです

    ※ハーブバターは冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。色々なお肉や野菜に合うので、ご活用ください。香りがポイントなので、早めの消費をオススメします

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 食べるスキンケアvol.16手肌を守る、片付け簡単レシピ「炊飯器でルーロー飯」

    食べるスキンケアvol.16
    手肌を守る、片付け簡単レシピ「炊飯器でルーロー飯」

    手荒れが気になる季節ですね。料理の後の洗い物は毎日のことだから、なるべく負担を減らしたいものです。栄養をしっかり摂りながら、なるべく少ない洗い物で済む料理はいかがでしょうか。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第16回は、栄養いっぱい&ボリューム満点ながら、洗い物はミニマムな丼メニュー。

    本来ルーロー飯は、鍋で長時間煮込んだ具材を使った本格的な台湾料理ですが、このレシピでは手間暇を極限まで省き、炊飯器だけで作ってしまいます。

    コラーゲンたっぷりの豚肩ロースと、アミノ酸が豊富な椎茸、血行促進の生姜・ニンニクを使っているので、お肌にも嬉しいレシピです。

    【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素

    白米 1合

    もち米 1合

    チンゲンサイ 適宜

    ピーナッツ 適宜

    〈A〉

    豚肩ロース 300g(コラーゲン・タンパク質・ビタミンB群)

    水で戻した干し椎茸 3枚(アミノ酸)

    しいたけ戻し汁 大さじ1

    ネギ 10cm(アリシン・硫化アリル)

    うずらの卵 6個(タンパク質)

    醤油 大さじ2

    酒 大さじ2

    生姜 1片

    ニンニク 1片

    砂糖 大さじ2

    八角 1個

    【作り方】

    〈前日の準備〉

    ・豚肉は細切り、ネギはみじん切り、生姜は千切り、ニンニクはすりおろす

    ・ジッパー式保存袋に材料Aをすべて入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる

    〈当日〉

    1 白米ともち米を混ぜて研いでおく

    2 前日に仕込んだAをクッキングシートに二重に包む。漏れないようフチを折り込んで包んでください

    3 1の米を炊飯釜の半分に寄せて入れ、空いたスペースに2の包みを沈めるように置いたら、通常の白米と同じ水の量・炊飯時間で炊く

    4 炊き上がったらすぐ具材の包みを取り出す(※時間が経つと、シートが破れやすくなります)

    5 丼にご飯を盛り、具材をのせて、レンジ加熱したチンゲンサイと砕いたピーナッツを飾る

    ※工程3で炊飯器のエコモードやお急ぎ炊飯を使用すると、機種により肉に火が通らないことがあります。万一お肉が生煮えだったときは、電子レンジなどで再加熱を行なってください

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 食べるスキンケアvol.15保湿&体あたためレシピ「根菜ときのこのアラビアータグラタン」

    食べるスキンケアvol.15
    保湿&体あたためレシピ「根菜ときのこのアラビアータグラタン」

    体の冷えは、万病のもとと言われます。血流が悪くなり、肌荒れも気になりますね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第15回は、秋になると特に食べたくなるきのこを使った、あったか保湿グラタン。

    トマトでじっくりコトコト煮込んだ野菜やきのこを、大人も子供も大好きなグラタンにしました。

    肌の保湿に良いとされるチーズをかけて、こんがり焼き上げてください。たっぷりの根菜は大きめにカットして、食べ応えをアップするとさらに満腹感が増します。

    火の通りにくい根菜ですが、レンジで一気に火を通さず、根気よくフライパンで焼くことで旨味が存分に引き出されます。時間と手間をかけて、ぜひ季節の味わいを楽しんでください。

    【材料・3~4人前】 ※( )内は摂れる栄養素

    レンコン 100g(ビタミンC・ポリフェノール・カリウム・ムチン)

    さつまいも 80g(ビタミンB1・ビタミンC・カリウム)

    エリンギ 大1本(ビタミンD・ナイアシン)

    しめじ 1パック(ビタミンD・ビタミンB1、B2・リジン・ナイアシン)

    舞茸 1パック(ビタミンB群・カリウム・ナイアシン)

    ウインナー 5~6本(タンパク質)

    トマトの水煮缶 400g(ビタミンA・リコピン・ビタミンC、E)

    ニンニク 1片(タンパク質・ミネラル・アミノ酸)

    唐辛子 適量(カプサイシン)※お子様も食べる場合はお好みで

    タイム 適量

    塩・こしょう 各適量

    シュレッドチーズ 適量

    〈ホワイトソース〉

    バター 40g

    小麦粉 大さじ3

    牛乳 400ml

    塩・こしょう 各適量

    【作り方】

    〈ホワイトソース〉

    1 牛乳を鍋か電子レンジで人肌に温める

    2 鍋にバターを入れ弱火で溶かす

    3 ほぼ溶けたところに小麦粉を入れ、焦げないよう気をつけながらへらで混ぜる

    4 温めた牛乳を1/4程度入れてさっと混ぜ、残りの牛乳を一気に入れる

    5 絶えずかき混ぜながら、7~8分弱火で加熱を続ける

    6 へらを動かしたとき、鍋底が一瞬見える程度の硬さになったら火を止める

    〈具材の下準備〉

    ・根菜は一口大の乱切りにする

    ・きのこは食べやすい大きさにほぐしておく

    ・ニンニクはみじん切りにしておく

    1 フライパンに油を敷き、根菜を火が通るまで蒸し焼きにする

    2 鷹の爪を半分にちぎり、種ごと(お好みで)入れ、ニンニク、きのこを入れ、軽く塩をする

    3 きのこがしんなりし出したら、ウインナーとトマト、タイムを入れ、トマトが煮立ったら2分程度煮込む

    4 塩・こしょうで味を整える

    5 耐熱皿に入れ、ホワイトソースをかけチーズをのせたら、チーズが溶けるまでオーブンやオーブントースターで焼く

    ※タイムは乾燥でもフレッシュでも良いです。お好みでオレガノやローズマリーなど、何でも。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 食べるスキンケア vol.14カサカサ肌撃退「かぼちゃのガレットサンド」

    食べるスキンケア vol.14
    カサカサ肌撃退「かぼちゃのガレットサンド」

    もうすぐハロウィンですね。手作りのかわいいお菓子を楽しんでみませんか。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第14回は、ホットケーキミックスで作る、失敗のないしっとりクッキーレシピ。

    見た目も可愛いガレットサンド。かぼちゃの自然な甘みが美味しい、大人も子供も大好きな味です。

    抗酸化作用や、血行を促進して体を温める働き知られるココアと、体内でビタミンAに変わり、肌づくりをサポートするβ-カロテンたっぷりのかぼちゃ。女性ホルモンを整えるかぼちゃの種など、美肌に嬉しい素材を豊富に使ったスイーツをご紹介します。

    かぼちゃの自然な甘みが美味しいガレットサンドは、大人も子供も大好きな味です。

    【材料】 ※( )内は摂れる栄養素

    ★直径6cmのセルクル型で7個分

    〈クッキー生地〉

    ホットケーキミックス 200g

    バター 50g

    砂糖 25g

    卵 1/2個(約26g)(必須アミノ酸・カロチノイド)

    牛乳 小さじ1

    アーモンドプードル 20g(ビタミンE・ミネラル)

    カカオパウダー 大さじ2(ポリフェノール・鉄・ビタミンB群)

    かぼちゃの種 適宜

    (卵の残り半分はクッキーの艶出しに使用)

    〈かぼちゃクリーム〉

    かぼちゃ 150g(ビタミンA,C,B群・カリウム)

    砂糖 大さじ2

    バター 10g

    クリームチーズ 50g(ビタミンA,B1,B2,D・葉酸・カルシウム)

    【準備】

    ・バターを電子レンジで1分ほどかけて溶かす

    ・オーブン皿にオーブンシートを敷く

    【作り方】

    〈クッキー生地〉

    1 バター、砂糖、卵、牛乳を混ぜる

    2 1に残りの材料を混ぜる。このとき1を半分に分け、かぼちゃの種を混ぜ込んだ生地と、混ぜ込まずに種を上にトッピングする生地に分けてもOK

    3 しっかりと混ぜ合わせたらラップに包み、1時間ほど寝かせる

    4 3を麺棒で厚さ7mm程度に伸ばし、セルクル型で抜きオーブンシートに並べる。型で抜けなくなった残りの生地は手で丸める(セルクル型がなければすべて手で丸める)

    5 生地の表面に卵液を塗る

    6 170度で温めたオーブンで16〜18分焼く

    ※かぼちゃの種はなくても良いですが、生地に混ぜ込む際はたっぷり入れるとおいしいです

    ※型抜きした後に再度30分ほど冷蔵庫で冷やしてから焼けば、シャープな仕上がりになります

    〈クリーム〉

    1 かぼちゃを電子レンジで、潰せる程度に柔らかくする

    2 温かいうちに、他の材料を入れて混ぜる

    3 クッキーもクリームも冷めたら、たっぷりとサンドする

    ★ハロウィン仕様で、お子さまと一緒にアイシングやチョコペンで顔を描くのもおすすめ。その際は艶出しの卵液は塗らないほうがきれいに仕上がります

    ※かぼちゃの甘さによって砂糖を調整してください

    ※冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいです

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

    今回のレシピに使用した商品

    ▼素焼きかぼちゃの種

    http://tamachanshop.jp/201510/1069

    ▼カカオパウダー

    http://tamachanshop.jp/201612/2517

  • 食べるスキンケア vol.6夏の紫外線ダメージ回復「イチジクゼリー」

    食べるスキンケア vol.6
    夏の紫外線ダメージ回復「イチジクゼリー」

    この夏は、健康や安全まで脅かすほどの酷暑に見舞われましたが、地域によりようやく、秋の気配を感じ始めている方もあるでしょうか。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第六回は、輝くお肌をつくるデザート。

    溜まりに溜まった紫外線ダメージから、肌を救うお助けスイーツです。

    古代ローマでは「不老不死の果物」とまで呼ばれた、果物の女王・イチジク。

    メラニン抑制効果のあるアルブチンが豊富に含まれる、この時期に本当に嬉しい果物です。

    アントシアニンなどの抗酸化物質も含まれるので、肌を老化させる体内の活性酸素も排出してくれます。

    お通じを助けるペクチンも豊富なので、肌を内側から、あの手この手で輝かせてくれる最強フルーツと言えるでしょう。

    そんな、肌にうれしい栄養たっぷりのイチジクを、コラーゲンでコーティングしたゼリーは、この時期にぴったりの美肌デザートです。

    白ワインで煮て、大人の味に仕上げました。

    イチジクの代わりに、桃で作ってもおいしくできます。

    イチジクゼリー (4個分)

    【材料】

    A イチジク(アルプチン・アントシアニン・鉄分・ペクチン) 可食部分200g

      キビ砂糖(カリウム・カルシウム・マグネシウム) 大さじ2

      白ワイン(鉄分・マンガン) 200cc

      粉寒天(食物繊維) 小さじ1/4

    粉ゼラチン(グリシン) 2.5g

    お湯 50cc

    こなゆきコラーゲン 大さじ1

    はちみつ(カルシウム・ビタミンB1、B2・葉酸、鉄分) 小さじ1

    水 煮詰めた水分等と合わせて300cc

    ※イチジクを桃に代えてもおいしくできます。

    【作り方】

    1 Aを鍋に入れ煮立ったら弱めの中火で5分煮る。

    2 50ccのお湯にゼラチンを振り入れ水分に浸透させておく。

    3 1の果物をゼリー用の容器に入れる。

    4 煮詰めた水分にはちみつ、2を入れ、300ccになるように水を足す。

    5 4にこなゆきコラーゲンを入れる。

    6 3に5を優しく入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で半日ほど冷やし固める。

    ※イチジクや桃にはたんぱく質分解酵素が含まれ、固まりにくい場合があるため、ゼラチンだけでなく寒天を加えています。環境により固まりにくい場合は、煮詰める時間や冷やす時間を長くして調整してください。

    古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、

    広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。

    「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。

    地域野菜のPRなどを手がけるとともに、

    季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

    今回のレシピに使用した商品

    こなゆきコラーゲン

    こなゆきコラーゲン