2018.09.27

秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

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Hadamanma編集部

ギラギラの夏だけでなく、秋も冬も大人の肌に日焼け止めは必須。美意識の高い皆さまなら、きっとご存知ですね。


秋の陽射しは、夏より弱く感じるかも知れませんが、波長の長いUV-Aが肌の奥まで届いて、シミやしわの発生に大きく影響を与えるので油断できません。


それでは、秋冬と夏場では、効果的な日焼け止めの塗り方が違うというのは、ご存知ですか?


今回は、季節ごとの日焼け止めの塗り方と注意点についてお話しします。



秋冬の穏やかな陽射しの特徴を知る。

1 陽射しの角度による問題


夏場と秋冬での、陽射しの大きな違いとは、その強さだけでなく、射す角度。太陽が高い位置から照りつける夏と違い、これからどんどん陽射しは低くなります。


夏場と秋冬での、陽射しの大きな違い。

つまり、肌に感じる陽射しは穏やかに優しくなりますが、真上からだけでなく、斜めから横からと、さまざまな角度から紫外線が肌に当たるわけです。


日傘や帽子では簡単に防げない、いろいろな角度の日光。その紫外線は、鼻や額などの高い位置だけでなく、顎下や首、手脚などにも直撃しています。



2 陽射しの質による問題


さらに、肌のハリを奪いシワの原因となる UV-Aの積算量は、夏場より秋から春にかけてのほうが多いというデータもあります。UV-Aは波長が長く、皮膚の奥まで入り込んで強力な光老化(フォトエイジング)を起こさせます。


具体的には、

・角質層の保湿力を減弱させて、乾燥を引き起こす

・表皮のターンオーバーを遅らせて、肌の滑らかさを低下させる

・メラニンを増加させて、シミやくすみを増やす

・真皮のコラーゲンをはじめ、ヒアルロン酸なども減少させて、ハリや弾力を低下させる→たるみ・シワを増加させる



涼しいからといって油断できないのが、この時期の紫外線なのです。



刷り込んではダメ。軽く広げましょう。

怪我したところに軟膏を塗りこむように、日焼け止めクリームを刷り込んでいませんか? それでは日焼け止め成分が薄く広がってしまい、効果は半減します。正しい塗り方は、軽くトントンと軽く置くように塗り広げます。


顔なら額、両頰、鼻、顎に点で置いて、均一にムラなく塗るようにしましょう。ゴシゴシと指で塗り込まないように注意してください。この時、特に注意すべきことは下記。


・塗り直しをしないから、朝しっかりとムラなく。


これからの季節は、涼しくて汗をかかない分、こまめな塗り直しをしなくなる人が多いでしょう。そのため、朝のメイク前にしっかりとムラなく塗っておくことが大切です。


・油分はしっかり馴染ませてから、少しずつ塗る。

肌が乾燥する季節は、朝のスキンケアで入浴やクリームなどの油分を多めに使うことが増えます。このとき油分が肌に馴染みきっていないと、その上に塗る日焼け止めがよれたりムラになったりします。


スキンケアで塗った油分がしっかりと馴染んでから、日焼け止めを塗るよう注意しましょう。


・うなじや耳の後ろも忘れずに。

光老化をしっかり防ぎたいのに、つい塗り忘れがちなのが「うなじ」と「耳の後ろ」、「あごの下」「鼻柱」です。首は見た目年齢を左右する大事なポイントなので、きちんと守ってあげましょう。


見た目年齢を左右する大事なポイント

日焼けは乾燥を進めるお肌の大敵。

これからの寒い時期は、乾燥が気になる方も多いでしょう。日焼けは、その乾燥をさらに加速させるのです。この時期は、日焼け止めを全身徹底させることと、十二分な保湿が、未来の肌のために何より大切。


今夜も、しっかりと保湿してお休みくださいね。

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