春になると、美容関係の雑誌や広告に「ゆらぎ肌」という言葉がよく登場します。この言葉に象徴されるように、春は特に美容トラブルが起きやすい季節。
では、具体的にはどんなことが原因になっているのでしょうか?
これから全4回のシリーズで、そのトラブルの主な原因と、トラブル別の対策を連載しますので、この季節の影響を受けやすいデリケートなお肌の方は、ぜひご覧ください。
春の美容トラブルの主な原因
1 朝晩と毎日の「寒暖差」
2 種類も数も増える「飛来物」
3 「紫外線」の増加
4 さまざまな「環境の変化」
では早速、今回は「寒暖差」についてお話しします。
暑い・寒いだけじゃない! 肌にも過酷な、春の「寒暖差」。
昼間は暑かったのに、夜は急に冷え込んで風邪をひきそう。
昨日は暖かかったのに今朝、雨が上がったら底冷えしてた!
そんな気温の差が1日の間にも起こり、日々連続して起こる季節ですね。調節できる服装を心がけていらっしゃる方も多いことでしょう。
春は毎日の気候の変化が激しく、寒暖差が体にこたえる季節です。朝晩と日中の気温差も大きいので、いつでも温度調節できる服装を心がけている方も多いことでしょう。冷たい風の吹く屋外と、暖房の効いた室内を出入りすることも少なくありません。
しかもまだまだ乾燥する時期でもあるので、寒暖差と乾燥のWパンチで、お肌にとっては大変ツライ状況です。しかもこの時期は、ちょうど「お肌の切り替え」シーズン。肌がもっともデリケートになる季節なのです。
「冬肌」から「夏肌」へ、お肌の切り替えシーズン。
実は、人の肌は寒い季節と暑い季節で、違う機能を持っています。Hadamanmaはそれを、「冬肌」「夏肌」と呼び分けています。
冷たい空気や乾燥の中で、体温や潤いを保とうと働く「冬肌」に対して、「夏肌」は汗や雑菌、強い紫外線への抵抗力が強くなります。いずれも防御型の機能ではありますが、守り方が違います。
春先の肌は、ちょうどこの「冬肌」と「夏肌」の切替えを行っているのです。
そんな時期に、時間帯によって暑かったり寒かったり、じめじめしたり乾燥したり、といった厳しい変化に晒されると、異なる防御力を一気に求められるため、肌はどちらに合わせて良いのか分からず対応しきれなくなって、誤作動を起こしがちになります。
こうして引き起こされるのが、春のゆらぎ肌。
肌が敏感になってしまい、刺激に抵抗できず炎症を起こしたり、かゆみやひりつきなど、普段と違うトラブルを起こしやすくなるのです。
寒暖差対策には、水分と栄養をしっかり補給!
もし、いつもと違う肌トラブルが起きたときは、デリケートな肌に余計な刺激を与えないようにスキンケアを見直しましょう。メイクアップもできるだけシンプルに。お肌を強くこすったり、熱いお湯を当てたりといった、肌の刺激となる行為はなるべく避けてください。
次々に襲ってくる刺激に抵抗するためには、根本的に肌を強くする必要があります。
潤い不足になって乾燥すると、ますますお肌の防御力は弱まってしまうため、いつもよりしっかり保湿してください。食事による栄養補給も、健康的なお肌づくりには欠かせません。
水分と栄養で肌をしっかり満たして、優しくいたわってあげましょう。
春先の乾燥したデリケート肌に、たっぷりの潤いと栄養を届けるスキンケアをご紹介します。
Hadamanma Cosmeticsの「とれたてベジローション」と「ぜいたくベジミルク」は、自然食品屋さんが作った、保湿化粧水&美容乳液です。どちらも食べ物や自然由来の栄養成分たっぷりで、すこやかなお肌づくりをサポートします。
保湿力の高いセラミドは、植物由来とヒト由来の2種類を配合。保水力と美容効果の高い椎茸のエキスや、酵母や酒粕などの発酵パワーも取り入れました。皮脂に近いホホバ種子エキスが、肌を健やかに保ちます。
栄養いっぱいのスキンケアで、春の寒暖差に負けない美肌づくりに取り組んでみませんか?
次回は、増え続ける「春の飛来物」からの影響と対策をお伝えします。
空気中を飛び交っている、目に見えない花粉や化学物質から大切な肌を守るために、今すべきことは何でしょう。来週の更新をお楽しみに。
▼全4回連載「春は肌トラブルの宝庫!」シリーズ
Vol.1 寒暖差で、肌が敏感に!?