2019.09.12

季節の変わり目は要注意!
乾燥だけじゃない、秋肌トラブルの原因とは

curator
Hadamanma編集部

肌のカサつきに秋の訪れを感じて「ああ、もう夏のスキンケアでは足りないのね」と、しっとりタイプの化粧水や保湿クリームを取り出す。

そんな哀しい乾燥肌に、お悩みではありませんか。


秋に肌コンディションが悪くなるのは、やっぱり空気が乾燥しているから? もちろんそれも大きな要因ですが、実は原因は他にもあるんです。

季節の変わり目には、さまざまなトラブル要因が次々に私たちの肌を襲います。どんなものがあるかチェックして、ぜひ対策していきましょう。



トラブル要因1
夏肌から冬肌への切り替わり

季節の変わり目は、肌が不安定な状態が続きます。

実は、もっとも大きな要因は環境でなく、私たち自身にありました。


夏のあいだは紫外線や暑さ、汗や雑菌への抵抗力優位だった肌ですが、冬には乾燥や寒さから身を守り、体温や潤いを保つ肌になります。その切り替わり期間である秋の肌は、戦闘力も落ちつつ守備力も完全ではない、不安定で弱い状態になっていると考えられます。


そして、季節が秋へ移ろうとき、真っ先に気になり始めるのが「寒暖差」。時節の挨拶でも「朝晩寒くなりましたね」などと言われるように、日中は汗ばむほど暑くても、明け方は毛布が必要なほど冷えるのが、この時期の気候の特徴です。


冬肌へ切り替わる途中の不安定な状態に加え、激しい寒暖差が続くと肌が対応しきれなくなって、普段より敏感になってしまうのです。体なら上着を一枚持ち歩いたり、オフィスに膝掛けを置いたりすることで対応できますが、顔はそうはいきません。


激しい寒暖差に日々さらされるままにしていると、肌のターンオーバーは乱れがちになり、肌細胞が順調に生まれ変わってくれません。放っておくと、シミやくすみ、赤み、シワなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。


敏感肌の人はもちろん、そうでない人もこの時期は肌トラブルを起こしやすいので、特に注意が必要です。




トラブル要因2
肌の奥に残る夏ダメージ

肌の奥には、夏に受けたダメージがひそんでいます

さらに、この時期は夏の間に蓄積された肌ダメージがあることも、忘れてはいけません。


強い日差しによる紫外線ダメージ、食欲減退によるたんぱく質不足など、深刻なダメージが肌の内部で滞っていることは、前回の記事でもお伝えした通りです。


▼こちらもご参照ください。

「秋を迎える前に!
原因別『夏バテ肌』6つのレスキュー法」

https://hadamanma.com/archives/2036


肌の奥のシミのもとやインナードライなどは、汗ばむ夏の間は気づきづらいものですが、秋になるとだんだん実感を伴ってきます。特に空気が乾燥する秋は、そんなトラブルを実感しやすい季節と言えるでしょう。


暑い時期には入浴の際に湯船に浸からず、シャワーだけで済ませていた方も多いと思いますが、シャワーだけでは体がしっかり温まらず、代謝が悪くなります。夏の間に溜まった老廃物が、吹き出物の原因になる可能性もあります。


また、汗や皮脂を拭くため1日に何度もハンカチや汗拭きシート、あぶらとり紙を肌に当てたり、念入りな洗顔を繰り返したり、良かれと思ってしていたことが摩擦を与え、肌を傷つけてしまったかもしれません。


こうして見ると、夏は肌トラブルの種でいっぱいの季節なんですね。




トラブル要因3
知らず知らずに陥っている、水分不足

水分をたっぷり摂って、内側から潤いを与えましょう。

秋の肌について、夏との意外な違いがもうひとつ。

それは「水分不足」です。


暑くて汗をかく夏は、喉が渇いて皆さんよく飲み物を口にしますね。汗をいっぱいかいたあとは熱中症や脱水症状を起こさないようにと、多くの方が意識的に十分な量の水分を摂っていたことでしょう。

しかし涼しい秋になると、さほど汗もかかないので水分補給を意識しなくなり、知らず知らずのうちに水分摂取が少なくなります。


でも実は、秋になっても私たちはかなり汗をかいています。夏と違って空気が乾燥していて、かいた汗がすぐに蒸発するため実感しづらいのですが、日中の暑い時は無自覚にたくさん汗をかいて、体内の水分が奪われています。


そうしたことが続くと、いつの間にか体内の水分が不足気味になります。

当然、肌にも潤いが足りていません。肌のバリア機能は、水分が十分に行き渡っていてこそ本領を発揮できます。水分不足のカサついた状態では、外からの刺激にも弱くなってしまうのです。




繊細な季節の曲がり角。
効果的な秋のスキンケア方法は?

秋もしっかり保湿ケアを!

以上のように、秋は気がつきにくいところに肌トラブルの要因が潜んでいます。

意識してケアをしていく必要がありますね。


夏と冬の境目は、肌がデリケートになりやすい時期なので、普段のクレンジングから保湿の仕上げまで、スキンケアをいつも以上にていねいに行いましょう。


決してこすらず、やさしく。コットンや清潔な柔らかいタオルを使うようにして、メイクに使うブラシやスポンジも、ときどき専用の洗剤で丁寧に洗って、清潔に保ちましょう。


特に保湿は重要です。カサカサに乾いた肌は、乾燥や冷気といった刺激に弱く、ダイレクトにダメージを受けてしまいますが、たっぷりと潤った肌は刺激に対して柔軟です。


そして何より、美しい肌づくりのため食事による栄養補給も忘れずに。

Hadamanmaがいつも申し上げている通り、毎日のスキンケアの効果を最大化するためには、体の内側からも元気になることが大切です。旬の野菜や、タンパク質豊富な食材を積極的に取り入れましょう。


▼こちらもご参照ください。

「それでも焼けてしまったら…
5つの日焼け肌レスキュー法」

https://hadamanma.com/archives/1755


「秋の乾燥に負けない。
乳液パックのディープケア」

https://hadamanma.com/archives/1108


「冬の美肌を目指して!
秋から始める『ビタミンA』摂取のススメ」

https://hadamanma.com/archives/1091




最後に、繊細なお肌にもやさしく使えるお役立ちアイテムをご紹介します。


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こなゆきコラーゲン クレンジング

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肌が不安定で敏感になりやすい秋ですが、きちんとケアすれば日焼けも戻せて美肌になれるチャンスの時期でもあります。おしゃれや旬のグルメを楽しみながら、ハッピーな冬支度を始めましょう。



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Edited byHadamanma編集部