2018.06.08

肌の見た目、今すぐ変えたい!
〜2 化粧水バシャバシャ使い〜

curator
Hadamanma編集部

肌の見た目を今すぐ変えるためのスキンケア、第一回目は「落とす」でした。
メイクや汚れを一刻も早く落とすこと。
油溶性洗顔(クレンジングミルクやクレンジングクリーム)と
水溶性洗顔(フェイスウォッシュパウダーや洗顔フォーム)のW洗顔。
たっぷりのすすぎで、角質層の水を全部入れ替えることの大切さをお話ししました。
次は、「潤す」。保湿のお話です。


保湿で、これだけはやっていただきたい、重要なポイントとは?


「化粧水をたっぷり使う」ということです。
これだけでも、肌の見た目は大きく変わってくると言っても過言ではありません。
とにかくたっぷりと! 2週間ほどで、十分に肌の変化を実感するはずです。


実は多くの方が使う化粧水の量は、理想量より圧倒的に少ないのです。
メーカーが推奨する化粧水の量を確認したことはありますか?
えっ!こんなに多いの?と思う方も多くいらっしゃるでしょう。
これは、メーカーが化粧品の消費を早めて売り上げにつなげるために言っているのではありません。
化粧水をたっぷり使って、丁寧に、徹底的に、角質層を保湿成分で満たす。
まずは、これだけでも徹底してみてください。
これがお肌を変えるポイントなのです。
高級美容液を使うよりも、こちらの方がよほど効果的かも知れません。
今回は、その方法を詳しくお話しします。



多くのメーカーの推奨する化粧水の量は5ml。
小さじ1杯程度です。



化粧水をたっぷり使うと、いいこといっぱい。

保湿のポイントは、下記の3つです。


1 洗顔後できるだけ早く、コットンでたっぷりと化粧水をつける。

2 乾燥しがちな部位には、重ねて保湿。

3 化粧水の浸透を待って、乳液。気になる部位には重ねづけ。


え、たったこれだけ?と不安になるかも知れません。
化粧水と乳液の他に、美容液やクリームなど、何種類も使っている方もあるでしょう。
年齢とともに、シンプルケアでは足りなくなって……という声も聞こえます。
でも、まずは基本の化粧水と乳液。
大切なのは、その使い方なのです。
時間がないからパパッとつけて、はいおしまい、とやっていませんか?
化粧水は手のひらに出して、サッと馴染ませるだけでクリームを塗っていませんか?


量をたくさん使う保湿には、こんなにいいことがあるんです。


●つねに角質層に水分たっぷり。


●まず見た目の、肌の質感が違ってくる。潤いや透明感、肌のツヤ、柔らかさが出てくる。


●乾燥しにくい。


●潤いが角質層にたっぷりあると、刺激に強くなる。紫外線や大気汚染などの刺激にも強くなる。(乾燥していると紫外線も奥まで入って来やすい)


●刺激に強いので、ダメージを受けにくく、肌はさらに健康に。






手指よりコットン保湿を推奨する理由。


洗顔の後は、まず化粧水で肌をクールダウンしましょう。
お風呂上がりなど、火照った赤い肌をそのままにしては乾燥のもと。
そして化粧水は、手ではなくぜひコットンを使って肌にあげてください。
コットンを使う理由はいくつかあります。
まず、手の温度で化粧水を蒸発させないためであり、
顔の細かい凹凸やシワの間までしっかりと潤いを届けるためでもあります。
また、手の角質は顔の角質より厚く、化粧水をより吸収するので、
顔につけられる量が減ってしまうのです。すると、何度も何度も繰り返さなくては、
コットンと同じ量の化粧水を使えないということになり、不経済です。
また、パッティングするとき指の力が直接肌に当たると、肌を傷めてしまいます。



具体的な方法は、まずコットンにバシャバシャとたっぷり化粧水を出し、
軽く押さえるようにして顔全体になじませます。
次にコットンを指に挟み、そっと肌に当て、肌から5mmほど浮かせてまた肌に当てる。
この動きを小刻みに、優しく繰り返します。強く叩かないよう気をつけて。
肌に手が吸いつくような感触になるまで、これを繰り返してください。
こうして、角質層の奥、すみずみまで保湿します。



朝は、しっかりと水分が入りきって、肌に水滴が出るくらいまでが目安。
夜は、お風呂上がりなら、火照った肌がおさまり、ひんやりとするまでが目安。


冷房の風に直接当たったなど、特に乾燥が気になる日はローションマスクも効果的。
化粧水をひたひたに染み込ませたコットンを、気になる部分に5分ほど貼るだけ。
高価なパックや専用のマスクを買う必要はありません。



化粧水の量が少ないと、乾いたコットンの繊維で肌を傷つけてしまいます。コットンがひたひたになるくらいが目安。気になる部分には数回に分けて重ねましょう。



乳液は、化粧水が浸透してから。

ざっと全体を保湿しただけで、すぐに乳液を重ねるのも、良くありません。
顔や首の部分によって、乾燥を感じやすい場所には化粧水を数回重ねます。
肌表面から水分のテカリがなくなり、指に吸いつくような感覚になるのを待って
次のステップに進みます。化粧水がまだテカテカ表面に残っているのに
すぐ乳液を重ねてしまっては、成分が充分に浸透しないからです。


乳液を適量手のひらにとって、顔だけでなくデコルテまで塗り広げます。
首から胸元にかけてのデコルテには、年齢が出やすいので
乳液の滑りを活用して、マッサージするのは良いケアです。
手で、軽くおさえてなじませてください。
乾燥が気になる部分には重ねづけします。



浴室を出てすぐ保湿できるよう、洗面台に化粧水を置き、
馴染んだころに乳液を塗るため、リビングに乳液を置くのも有効なアイデア。
乾燥の気になる方は、洗面台とリビングや自室のドレッサー両方に
化粧水を置いておいても良いでしょう。
たっぷりの化粧水を、ご馳走のように肌に与えていれば、
高価な美容液など必要ないと思えるかも知れません。



使い続けて、肌に合わなくなってきたら?

ずっと使っていて、物足りなさを感じるようなら、まずは量を多くしてみましょう。
肌にしみるなど何らかの違和感が出てきた場合は、使用を控えてください。
赤くなったり、ピリピリ染みる部分などには使用しないようにしてください。
またそれほど酷い症状でなければ、清潔な飲料用水(浄水)で
濡らしたコットンに化粧水を含ませたり、乳液を薄めて使用する方法もおすすめです。



『Hadamanma Cosmetics』の化粧水と乳液は、食べ物由来成分をたっぷり配合して作られています。ていねいにケアをすればするほど、肌がしっかりと潤ったことを感じていただけるはずです。


いかがでしたでしょうか?
「化粧水をたっぷり使う」
「保湿を徹底することが、肌の未来を守る」
これは、肌の見た目を変えるために、いちばん効果的であり、すぐ実践できることです。
続けることで、ツヤ、透明感が変わってくるのを感じていただけるはずです。
ぜひ、取り組んでみてください。


では、次回は「守る」。
肌の敵と、敵から身を守る方法について、お話ししますね。


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