2019.10.15

食べるスキンケアvol.47
抗酸化力向上レシピ「干しきのこと鮭のブルスケッタ」

curator
Hadamanma編集部

グッと寒くなってきて、冷えや乾燥による肌荒れが気になりますね。今回は秋にぴったりの、肌の老化を防ぐ栄養たっぷりレシピをお届けします。


秋になると食べたくなるきのこですが、そのまま食べるより干したほうがビタミンDがぐんとアップして旨味も倍増です。やり方は簡単。買ってきた時の袋から出して、ほぐして半日から1日の間、日光に当てるだけ。


そして、寒い時期に特においしい鮭。アスタキサンチンなどの栄養が豊富で、高い抗酸化力で老化につながる活性酸素を減らしてくれます。そんな美容や健康にうれしい効果が注目され、鮭は近年「スーパーフード」や「食べる美容液」なんて呼ばれることも。見逃せない美容食材です。


これらを組み合わせたボリュームたっぷりのブルスケッタは、ランチにもおつまみにもぴったりなので、ご家族みんなに喜んでいただけるでしょう。



材料 (2人前)

※( )内は摂れる栄養素


▼干しきのこ用

しめじ 1パック(ビタミンC・ビタミンD・ビタミンB群)

エリンギ 1パック(ナイアシン・ビタミンD・β- グルカン)

舞茸 1パック(タンパク質・ビタミンD)


▼きのこのオイル煮用

オリーブオイル 50cc

水 50cc

ニンニク 1片

鷹の爪 1本

ドライトマト(あれば) 10g

醤油 小さじ2


▼ブルスケッタ用

鮭(うす塩/切り身) 2切(タンパク質・アスタキサンチン)

バゲット(ソフトタイプ) 2枚

パセリ 適宜

黒胡椒 適宜



下準備

〈下準備1〉干しきのこ

きのこ類はすべて根を切り落とし、ほぐしてザルなどに広げ、日光に当てておく。

半日~1日ほど経って、ある程度水分が飛んだらOK。


〈下準備2〉きのこのオイル煮

ニンニクは潰し、鍋に醤油以外の材料を入れて弱火にかけ、香りが立ったら干しきのこ、醤油を入れて混ぜる。

蓋をして5~6分煮て、全体がクタッとしたら火を止める。

※一晩寝かせると味が馴染むので、できれば前日に準備する

きのこのオイル煮は、瓶に詰めて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。

きのこのオイル煮は、瓶に詰めて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。千切りキャベツやパスタ、ご飯にのせてもおいしく召し上がれます。そのままより、一度火を通すと香りが立ちます。



「干しきのこと鮭のブルスケッタ」作り方

1 鮭は骨を取り、フライパンで両面焼く。この時、きのこのオイル煮を一緒に焼き、鮭にきのこの香りを移す


2 バゲットは2~3cm厚に切り、こんがりトーストしておく


3 1をバゲットに乗せ、パセリ、黒胡椒を振る

バゲットに乗せてると手軽に美味しくいただけます。

たっぷり具を乗せるため、バゲットはソフトタイプを使い、固くなる前にいただきましょう。鮭ときのこのオイル煮を一緒に焼くことで、鮭にきのこ香りが移って味のなじみがよくなります。




レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)


「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。


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Edited byHadamanma編集部