本格的に寒さと乾燥が厳しくなる前に、癒しておきたい夏の肌ダメージ。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第11回は、お疲れ肌回復レシピです。
普通のもち麦よりさらに強いもちもち感が魅力の「紫もち麦」と、レンコンのシャキシャキした歯ごたえが楽しい餃子を、さっぱりとした梅風味に仕上げました。
肌の材料、コラーゲンたっぷりの鶏肉と、そのコラーゲンの「分解」「吸収」「再合成」を助けるビタミンC豊富なレンコン、脂質の酸化を防ぐビタミンEたっぷりの梅干し、ごま油、もち麦。
肌のダメージを癒し、再建するための栄養素を、皮の中にぎゅっと閉じ込めた、この時期にうれしい美肌餃子です。
もちもちとシャキシャキのW食感で、しっかりと歯ごたえがあるので、よく噛めば小顔エクササイズ効果も期待できるでしょう。
【材料・餃子20〜30個分】 ※( )内は摂れる栄養素
A
鶏ももミンチ 80g(コラーゲン・ミネラル・鉄分)
レンコン 80g(ビタミンC・ポリフェノール・カリウム)
紫もち麦 30g(ビタミンB、E・鉄分・カルシウム)
梅干し 12〜15g(可食部)(ビタミンE)
醤油 小さじ1弱
ごま油 大さじ1/2(ビタミンE)
餃子の皮 20〜30枚
【準備】
・紫もち麦を茹でる
紫もち麦に水200mlと塩少々を加え、煮立ってから蓋をして弱火で20分茹で、火を消して20分、蓋をしたまま蒸らす
・レンコンは5mm幅程度のスライスにして水にさらし、粗みじんに切る
・梅干しは種を除き、滑らかに叩いておく
【作り方】
1 具材、調味料をすべて混ぜ、30分ほど寝かせ馴染ませる
2 餃子の皮で包み、ごま油で焼く
【ポイント】
油を広げたフライパンに餃子を並べ、火をつけたら熱湯を注ぎ、蓋をして蒸し焼きにする。レンコンは火が通りづらいため、通常の肉餃子やニラ餃子より多めのお湯
で蒸してください。
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。
今回のレシピに使用した商品
紫もち麦
http://tamachanshop.jp/201611/2322