春間近とは言え、毎日寒いですね。体調を崩してはいらっしゃいませんか。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第30回は、寒さに負けない体を作るぽかぽかメニューです。生姜に含まれるショウガオールと、鶏肉のタンパク質が冷えやすい体を穏やかに温めてくれます。
体を温めて血流が良くなると、肌にも栄養や酸素が行き渡ります。さらに野菜のビタミンも一緒に摂ることで、コラーゲンの吸収が良くなります。くすみがちな冬の肌を、生き生きと元気にしましょう。
【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素
鶏ミンチ 150g(ミネラル・鉄分・コラーゲン)
レッドオニオン 1/2個(ポリフェノール・硫化アリル)
たけのこ 100g(アミノ酸・カリウム)
にんにく 1片
オイスターソース 大さじ1
ナンプラー 大さじ1
シーズニングソース(なければ醤油) 小さじ1
乾燥バジル 小さじ2
みらいのしょうが 小さじ1
ご飯 適宜
〈トッピング〉
卵 2個
ミックスリーフ 適宜
ミニトマト 適宜(ビタミンA、C、E・リコピン)
赤カブ 適宜(アミラーゼ)
かぼす 適宜
【作り方】
1 レッドオニオン、たけのこ、にんにくはみじん切りにして油を敷いたフライパンで炒め、鶏ミンチを加えて炒める。肉の色が変わったらオイスターソース、ナンプラー、シーズニングソースで味付けする
2 火を止めてから乾燥バジル、みらいのしょうがを加えて混ぜる
3 フライパンをサッと拭き、目玉焼きを作る
4 器にご飯とミックスリーフをよそい、2をかけて3をのせる。トマト、カブ、かぼすをトッピングする
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。