2018.11.27

食べるスキンケアvol.19
血流・冷え対策メニュー「いりこアンチョビとじゃがいものタパス」

curator
Hadamanma編集部

寒さで唇や肌の色が、沈んでいませんか。手先や足先の冷えで、寝つきが悪くなっていませんか。寒い季節は、いつも以上に血流のことを考えて、食材を選びたいですね。


野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第19回は、血行を良くして体を温める前菜。


熱々はもちろん、冷めてもおいしいおつまみメニュー。いりこをアンチョビ風に加工するアレンジで、いつもの食材が新鮮にいただけます。


いりこは鉄分やカルシウムが豊富で、血を増やし、元気に流します。じゃがいもは、その鉄分を体に吸収しやすくするビタミンCが豊富。熱に弱いとされるビタミンCですが、じゃがいものビタミンCは過熱に強いのです。




【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素

〈いりこアンチョビ〉

いりこ 30g(ヘム鉄・ビタミンD)

オリーブオイル 大さじ3

すりおろしニンニク 大さじ1・1/2


じゃがいも 大きめ1個(ビタミンC・ミネラル・カリウム)

乾燥パセリ 適宜

塩・ブラックペッパー 各適量



【作り方】

〈下準備〉

「いりこアンチョビ」を用意する。いりこにオリーブオイル、すりおろしニンニクを和えて冷蔵庫で一晩寝かせる


1 洗って皮ごと食べやすい大きさに切ったじゃがいもを、軽く水洗いする


2 フライパンに下準備で浸けたオイルを鍋に敷き、オイルが温まったらじゃがいもを入れ、端が透きとおってきたら下準備した「いりこアンチョビ」を加え弱火でじっくり火を通す


3 火がほぼ通ったら塩をふり弱めの中火にし、余計な水分をペーパーで吸い取り、カラッと仕上げる


4 器に盛りつけ、乾燥パセリと塩・こしょうを振る


※いりこアンチョビはそのまま食べてもおいしく、これだけ炒めてもおいしいおつまみになります

※いりこアンチョビは、冷蔵庫で1週間程度日持ちします

※いりこの出汁が出たオイルも調理にご活用ください






レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)


「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

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