手足やお腹の冷えが悩ましい今日この頃。
「万病の元」とも言われる冷えは、美容にとっても大敵です。毎日の食卓では、体を温めるものを積極的にいただくようにしたいですね。
今回は、鶏肉、きのこ、生姜など、体を温める食材を使った“ぽかぽか鍋”レシピのご紹介。鶏のコラーゲンたっぷりで、美容にも嬉しい鍋です。
本場のタッカンマリは鶏を一羽丸ごと使いますが、骨つき鶏で代用することで、より手軽に、しかし本格的なコク深いスープを取ることができます。
つゆや薬味も韓国風にしていますが、日本の水炊きのほうがお好きな方は、ポン酢と柚子胡椒などでお召し上がりください。パクチーやニラなどの香草をたっぷり使うと、エスニックな味わいをお楽しみいただけます。
材料 (2人前)
※( )内は摂れる栄養素
〈鶏スープ〉
骨つき鶏肉 400g(タンパク質・コラーゲン・ビタミンA・B群・K)
水 3カップ
酒 1/2カップ
生姜 1片(ジンゲロール・マグネシウム)
にんにく 1片(アリシン・ビタミンB6)
〈鍋具材〉
白舞茸 1パック(ナイアシン・ビタミンD・食物繊維)
豆苗 1パック(β-カロテン・ビタミンB群、K・食物繊維)
レタス 1玉(ビタミンC、E・カリウム・食物繊維)
クコの実 適宜(ビタミンB1、B2・アミノ酸)
緑豆春雨 適宜
〈つゆ・薬味〉
みらいのしょうが 適宜(ジンゲロール・ショウガオール)
醤油 適量
酢 適量
コチュジャン 適量
ニラ 適量
パクチー 適量
ゴマ 適宜
作り方
1 鍋にスープの材料をすべて入れて水から温める。沸騰したら20分、アクを取りながら煮る
2 野菜を入れ、好みのつゆと薬味でいただく
3 シメは、水で戻した緑豆春雨を加えて煮る
※「みらいのしょうが」は鍋で煮るのでなく、食べる直前に加えた方が鮮烈な香りを楽しめます
※具材の白舞茸、豆苗、レタスは、どれも火の通りが早くあっさりといただけるのでオススメですが、お好みの野菜にアレンジいただいて結構です
※春雨は芋デンプンの春雨でも可ですが、緑豆春雨の方が豆苗の風味と相性が良くなります
このレシピに使用した商品
「みらいのしょうが」
九州産の黄金生姜でつくった、生姜パウダー。黄金生姜を蒸して熟成させた「黒ショウガ粉末」をブレンドしたことで、辛味と風味、ぽかぽかの巡り成分が倍増しています。毎日の料理・ドリンクに加えて、いつでもどこでも「温活」を楽しんで。
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。