いよいよ年の瀬。年賀状に大掃除、仕事納めなどやることいっぱいで、大忙しの日々でしょう。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第23回は、大勢で集まるときに作りやすいオーブン料理です。簡単にできて、目にも華やかなミートローフ。ぜひおせちにプラスしてみてくださいね。
大人も子供も大好きなお肉と卵の料理は、たんぱく質がたっぷり。野菜たっぷりのソースを添えて、栄養バランスを整えました。サルサソースとサグ(ほうれん草)カレーソースの2種類で、飽きずに楽しめます。
【材料・5〜6人前/20×11×7.5cmパウンドケーキ型】 ※( )内は摂れる栄養素
〈ミートローフ〉
合挽きミンチ 600g(たんぱく質)
玉ねぎ 小1個(ビタミン・ミネラル・硫化アリル)
A
卵 1個(タウリン・システイン)
パン粉 大さじ1
牛乳 大さじ4
塩 小さじ1強
コショウ 少々
ナツメグ 小さじ1/2
ゆで卵 3〜4個
〈サルサソース〉
トマト 100g(ビタミンA、C、E・リコピン)
カラーピーマン 1個(ビタミンC)
玉ねぎ 1/4個
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ1
レモン汁 小さじ2
バルサミコ酢 小さじ1
〈サグカレーソース〉
ほうれん草 50g(鉄分・βカロテン・ビタミンC)
重曹(あれば) 大さじ1
水 100cc
ガラムマサラ 小さじ1/2
クミン 小さじ1
チリパウダー 小さじ1
すりおろししょうが 小さじ1
ニンニク 1片
ヨーグルト 大さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 少々
バター 5g
【作り方】
〈ミートローフ〉
1 玉ねぎをみじん切りし、しんなりするまで炒める
2 ボウルに粗熱をとった1とミンチとAを入れ、よく混ぜる
3 型に2のタネを隙間なく入れる。その際、どこで切っても真ん中に来るようゆで卵をタネの中に並べ埋める
4 予熱なし250℃のオーブンで30〜40分焼く。竹串を刺して透明な肉汁が付いたらOK
〈サルサソース〉
材料をすべて細かいみじん切りにし、混ぜる
〈サグカレーソース〉
1 お湯(分量外)を沸かし、ほうれん草を茹でて2cm長さに切り、ミキサーかブレンダーで撹拌する。茹でる時、重曹を入れると色よく仕上がる
2 1を鍋に入れ、その他すべての材料と合わせて弱火でじっくり温める。温まったらすぐ火を消し、煮込みすぎないこと
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。
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