日差しが強くなる時期にこそ、気をつけたいのが食事です。紫外線ダメージから肌を守ってくれる栄養を、毎日きちんと摂れたら良いですね。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第38回は、水滴をまとったような姿が目にも涼しく、高い美肌効果も嬉しい「アイスプラント」を美味しくいただけるサラダです。
アイスプラントに豊富なβ-カロテンは体内の活性酸素を抑え、肌や粘膜を健康に保ってくれる抗酸化成分。さらにコラーゲンの主成分であるアミノ酸・プロリンや、多くのミネラルも含有しています。
また、加熱しても壊れにくいゴーヤーのビタミンCがコラーゲンの働きを助け、みずみずしく弾力のある肌を守ります。今回は、手作りドレッシングに「こなゆきコラーゲン」を使って、さらに美容効果をアップさせました。
【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素
アイスプラント 適量(β-カロテン・ミネラル・アミノ酸)
ズッキーニ 1/2本(β-カロテン・ビタミンB2・C)
ゴーヤー 1/2本(ビタミンC・βカロテン・食物繊維)
インゲン豆 3〜5本(タンパク質・ビタミンB2)
レモン 1/2本(ビタミンC)
〈ドレッシング〉※作りやすい分量
こなゆきコラーゲン 小さじ1(コラーゲンペプチド)
レモン果汁 50ml(ビタミンC)
オリーブオイル 50ml
すりおろし玉ねぎ 50g(硫化アリル)
酢 大さじ1
はちみつ 小さじ2
塩 少々
【作り方】
1 ドレッシングの材料をすべて合わせ、よく混ぜておく
2 ズッキーニとゴーヤーは7mm厚さ程度の輪切りにし(ゴーヤーはタネを除く)、インゲン豆は長さを半分で斜めに切る
3 2を、オリーブオイルを使ってじっくり焼く。生でも食べられる野菜だが、こんがり焼き目をつけると見栄えも味も良い
4 食べやすくちぎったアイスプラントと3のグリル野菜を、皿に彩りよく盛り付ける
5 ドレッシングをかけ、スライスしたレモンを飾る
※ドレッシングには刻んだグリーンオリーブを混ぜても美味しいです
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。
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