2018.06.01

肌の見た目、今すぐ変えたい!
〜1 角質層の丸洗い〜

curator
Hadamanma編集部

肌を美しくするためには、食事や生活習慣全体から整えることが必要です。
……と、分かってはいても、やっぱり今すぐきれいになりたい!
早く変化を実感したい!というのが本音ですよね。
だからまずは、見た目を今すぐ変えるためのスキンケアについてお話しします。
肌は、表面の角質層と、その奥の真皮で構成されています。
見た目を最も左右するのは、もちろん表面の角質層。
ここを徹底的に美しくするだけでも、肌の見た目は大きく変化してくるのです。

 

角質層を、正しく洗いましょう。

肌の印象をもっとも左右するのは、メイクでなく「素肌」ですね。
どんなに凝ったメイクも、荒れた肌の上では魅力半減。明るくつややかな素肌があれば、ノーメイクでも美しく、シーンに合わせたメイクも素敵に映えます。
角質層が乾燥していると、メイクもカサカサに見えますし、角質層が汚れていると、日焼けしていなくても肌のトーンが暗くくすんで見えます。


さて、角質層はわずかティッシュ1枚分の厚みしかありません。
しかし、「層」という字が示す通り、それはビニールのようにつるんとした1枚の存在でなく、角質細胞がおよそ14層積み重なっています。当然そこには水分が染み込みます。長時間プールで泳いでいると指先がふやけますね。あれは角質層が水分を含んで膨張した状態です。一日働いた後の角質層には、皮脂やメイク、ホコリなどの汚れも一緒に染み込んでいます。

 

角質層は美容成分を吸い込むように、皮脂やメイク、大気中の汚れなどを含んだ汗も吸い込んでしまいます。これをきちんと落とさなければ、肌トラブルの原因に!


たったティッシュ一枚分の薄さでも、これだけの汚れがしみ込んでしまいます。ですから、まずはこの層を徹底的に丸洗いして、左の状態に戻しましょう。それだけでもお肌の見た目は、大きく変わってきます。

 

お手入れの基本は、以下の3ステップ。

落とす

潤す

守る

 

今回は、中でも基本中の基本、「落とす」について詳しくしたいと思います。

 

ズバリ、三つの洗うコツ!

 

休日を、一日すっぴんで過ごしたとしても、空気中の汚染物質や自分の汗、皮脂などで一日の終わりの肌は汚れています。肌の疲れを翌日に残さないため、特にメイクをしている日の洗顔は、帰宅したら一刻も早く行いたいものです。時間が経つと化粧品や汗などが酸化し、肌への刺激となるからです。洗い方一つ変えるだけでもお肌は変わってきます。

 

1 クレンジング&予洗い

2 プラス20回のすすぎ

3 洗顔は、一刻も早く!

 

1 予洗い

角質層にはメイクや汗、皮脂で汚れた水も染み込んでいます。試しに、コットンにクレンジングを含ませて拭いてみると、メイクにはない色の汚れも付いて来るのが分かるでしょう。これらが肌からツヤを奪い、どんより暗く見せているのです。クレンジングの後に、しっかりと予洗いして、角質層を柔らかくふやかせば、奥まで染みこんだ汚れも落としやすくなります。

   

2 プラス20回のすすぎ

クレンジングと洗顔料のW洗顔が基本ですが、いずれもすすぎが重要です。泡がすべて落ちたと感じてから、プラス20〜30回流水ですすいでください。角質層に染み込んだ、汚れた水を丸洗いするのです。たっぷりのきれいな水に入れ替えるイメージで洗いましょう。汚れ残りは、肌の生まれ変わりを邪魔します。徹底的にきれいな水に入れ替えたことで、化粧水の効果も大きく変わってくるでしょう。浄水器を使用するのも有効です。これだけでもお肌がきれいになっているのを実感できるはずです。

   

3 洗顔は、一刻も早く!

そして、これらの洗顔は、帰宅後すぐに行うことが大切。メイクの油分や皮脂が酸化すると、活性酸素を含む有害物質に変化します。その時間が長いほどダメージに。365日の積み重ねで肌へのダメージは深刻化します。これらの影響から、一刻も早く肌を解放してあげましょう。それだけでも、毎日の積み重ねで、お肌は変わってきますよ。

   

おまけ情報:古いタオルは、肌を傷める原因に。

洗顔後のタオルは、なるべく洗いたてを使いたいものです。古いタオルは繊維が固くなっているため、肌を傷つける原因になります。なるべくおろしたての柔らかいタオルを洗顔用にしましょう。
こすると肌を傷め、赤みの原因になります。四つ折りにしたタオルを筒状に丸めて、ふわりと押しつけるように水分を吸わせると、刺激が少なく肌を傷めません。小鼻の周り、髪の生え際などにも水滴を残さないよう、丁寧に拭いてください。しっかりと水分を取り除くことで、この後の化粧水の浸透を良くします。

さあ、今夜の洗顔の参考にしていただけますか? 少し面倒ですが、ここにしっかりと手をかけてあげることが、肌をイキイキと元気にします。洗顔に手を抜くと、この後の保湿のパワーがダウンするのでもったいない! きちんと実践すれば、2週間ほどあれば、変化を実感できると思います。ぜひ、試してみてください。


では、次回は「潤す」。
大切な保湿について、お話ししますね。

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