「美しい肌」と聞いて、あなたが思い浮かべるのはどんな肌でしょう?
色白な肌、若い頃の肌、女優さんのような肌など、いろいろな「美肌」が浮かんできますね。
実は美容業界でよく知られている「美肌の条件」があります。
それは、「う・な・は・だ・け」。
この言葉、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。美容のプロ達が「これこそ美肌を決定づける条件」と考える5つの条件です。
この呪文のような言葉は、一体なんでしょう?
ぜひ、この機会に「う・な・は・だ・け」をチェックしてみましょう!
肌の状態を知るバロメーター。
「う・な・は・だ・け」は、5つの美肌条件の頭文字をとったものです。
①「う」=「潤い」
角質層の水分量と油分のバランスがとれており、みずみずしく潤っている肌
潤いのもとは水分であり、キープするのが油分です。これらのバランスがうまく取れていると潤いが保たれます。
ですが、肌の水分量は生まれたときがピークで、加齢とともに減っていく一方です。だから年齢を重ねるごとに潤い補給&持続のケアが大切になってきます。
②「な」=「なめらか」
肌のキメが細かく均一に整っており、すべすべしている肌
肌の表面は丘と山が連なるように溝が走っており、その溝が均一に走っている状態が理想です。その溝がいわゆるキメ。キメが乱れていると肌表面がガタガタで化粧ノリも悪くなりがち……。この溝が細かく均一に整った肌は、保水力が高く、肌色も明るく見えます。
対策としては、やはり潤いを与えるケアが必要です。
③「は」=「ハリ」
ターンオーバーがスムーズに行われており、引きしまっている肌
新しい細胞に入れかわるターンオーバーが正常に行われている肌は、表面が健やかな細胞で覆われている状態です。
新陳代謝がスムーズだと、古い角質が表面にたまりにくく、水分保持力もアップ。保湿はもちろん、質の良い睡眠、紫外線対策、良質なタンパク質摂取などでターンオーバーを正常化すると、シワやたるみに負けないハリへとつながります。
④「だ」=「弾力」
重力に負けず、元に戻ろうとする力を持っている肌
弾力とは、指で触れたときに跳ね返そうとする力。これが弱まると、たるみの原因に……。
弾力のある肌と深く関わるのが真皮です。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった弾力成分を生み出す真皮を健やかにするには、やはり内側からの食事ケアが大切になってきます。
⑤「け」=「血行」
くすみや色むらのない、血液のめぐりがよい肌
肌の成長に欠かせない栄養は、日々の食事から摂取します。そして、その食べ物の栄養を肌へと運んでくれるのが血液です。
肌に栄養がきちんとめぐるよう、血流を良くすることがとても重要です。この流れがスムーズであればあるほど、血色が良くなり、くすみ知らずのツヤ肌に。
この5つが、美容の専門家が考える「美肌の条件=う・な・は・だ・け」です。
いかがでしたか?
こうして5つの条件を改めて見てみると、「美しい肌」とは、「健康な肌」なのだと実感しますね。
肌が根本から健やかな状態というのは、それだけ肌トラブルが起きにくいというもの。
「う・な・は・だ・け」の揃った肌を目指すには、外からの保湿ケア、内からの栄養ケア、そして健康的なライフスタイルなんですね。
どれも美肌にとって欠かせないものなのです。
ぜひ、これからのケアで「う・な・は・だ・け」を意識してみませんか?