タグ: 乾燥対策

  • 食べるスキンケアvol.55 美容食材!ナッツレシピ「ミックスナッツ焼売」

    食べるスキンケアvol.55 美容食材!
    ナッツレシピ「ミックスナッツ焼売」

    美しい肌に欠かせない、ハリとツヤ。その素となるコラーゲンを体内でしっかり作り出すための材料となる栄養を、普段の食事からしっかり補ってあげたいですね。

    体内コラーゲンの材料となるのが、「タンパク質」「ビタミンC」「鉄」。これらをすべて含む強い味方が、ナッツです。アーモンド、くるみ、カシューナッツなど、いろんな種類がありますが、いずれも美肌効果や抗酸化作用のある栄養をバランスよく含みます。モデルさん達がよくおやつにしているのも、納得ですね。

    今回は7種類のナッツが入った「ななつのしあわせミックスナッツ」を使って、アレンジ焼売をつくります。体を温める生姜も入れて、ホカホカといただきましょう。

    材料 (3〜4人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    豚ひき肉 180g(ビタミンB1、B2、A、E)
    ななつのしあわせミックスナッツ 50g(タンパク質・ビタミン・ミネラルなど)
    玉ねぎ(すりおろし) 80g
    みらいのしょうが 5g(ジンゲロール・ショウガオール)
    ごま油 小さじ2
    醤油 小さじ1
    塩 ひとつまみ
    こしょう 少々
    焼売の皮 20~25枚

    作り方

    ナッツはお好みの粗さに砕きます

    1) ナッツはミルやすり鉢で細かく砕くか、みじん切りにする(大きさはお好みで。粗めに砕いても食感が楽しめます)

    2) 焼売の皮以外の材料をすべてボウルに入れ、白っぽく粘りが出るまでよくこねる

    3) 2を焼売の皮で包み、形を整えたら、ナッツ(分量外)をトッピングする

    【包み方のポイント】

    利き手でない方の手を筒状に丸め、親指と人差し指の輪の上に焼売の皮をセットします。利き手でスプーン大さじ1程度の具を取り、皮に乗せたら、輪に押し込むように包み込み、しっかりと形を整えてください


    4) 蒸し器に、フォークで穴をあけたクッキングシートを敷き、3を並べ、湯気の上がった鍋に置いて8~10分蒸す


    トッピングはお好みのナッツでOKですが、ピスタチオはややかたくなるため、それ以外のナッツがオススメです。トッピングするナッツによって、風味の違いが楽しめます。

    ▼今回のレシピに使用した商品



    ななつのしあわせミックスナッツ
    アーモンド、くるみ、カシューナッツなど、7種類のナッツを贅沢にミックス。健康にうれしい無塩・無油の無添加ナッツは、そのまま食べるのはもちろん、料理やお菓子づくりにも大活躍!


    みらいのしょうが
    九州産生姜を100%使用した、無添加の生姜パウダー。普段の料理やドリンクに少量入れるだけで、ぽかぽかのジンジャーメニューに早変わり!

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 食べるスキンケアvol.54乾燥対策レシピ「かぼちゃとタンパクオトメのスコーン」

    食べるスキンケアvol.54
    乾燥対策レシピ「かぼちゃとタンパクオトメのスコーン」

    今回のテーマは、内側からの乾燥対策! 美肌づくりに欠かせない「タンパク質」を効率よく補給できる、植物性プロテイン入りのスコーンをご紹介します。

    発酵いらず、混ぜて焼くだけのスコーンは、手軽にできてボリュームもたっぷりの嬉しい一品。ベースにプロテインを使うことで、タンパク質補給を叶えます。

    さらに、具材も栄養いっぱいに。
    かぼちゃには肌の健康を保つビタミンB群や、コラーゲンの生成を促すビタミンCも豊富。クリームチーズもビタミンが多く、肌の老化や乾燥を防ぐセレンも含まれています。さらに豆乳で抗酸化物質イソフラボンをプラス。
    肌の喜ぶ朝食ができました。

    材料 (4切分)

    ※( )内は摂れる栄養素

    A
    |薄力粉 150g
    |全粒粉 50g
    |ベーキングパウダー 大さじ1弱
    タンパクオトメ やさいプロテイン100 大さじ2(植物性タンパク質)

    かぼちゃ 140~15g(βカロチン・ビタミンB群、C)
    クリームチーズ 50g(ビタミンB2、セレン)
    豆乳 80ml
    塩 小さじ1/2
    無塩バター 25g
    オリーブオイル 25ml

    作り方

    〈下準備〉
    かぼちゃは7mm角にカットし、電子レンジ600wで1分半加熱。粗熱が取れるまで放置する

    1)Aを合わせて粗めのざるで1回ふるい※、塩とよく冷えたバターを入れ、指でつぶしながら粉と混ぜ合わせ、細かなそぼろ状にする

    2)1の真ん中をくぼませ、オリーブオイルと豆乳を入れ、スケッパーなどで切るように混ぜる

    3)2にかぼちゃと1cm角に切ったクリームチーズを混ぜる

    4)生地をまとめ、20×10cmの長方形に整え、ラップして冷蔵庫で20分寝かせる

    5)4を4等分にカットする

    6)200度で18~20分焼く

    ※工程1では、スコーン独特のざっくりした食感を出すため粗めのざるを使用します。ざるに残った全粒粉はそのまま加えてください。こねすぎるとグルテンが出て食感が悪くなるのでご注意ください

    ざくざくと美味しいスコーン

    ▼今回のレシピに使用した商品
    タンパクオトメ やさいプロテイン100
    食品屋さんの美容プロテインシリーズに、植物性100%のやさいプロテインが登場。大豆をはじめ、えんどう豆やブロッコリーなどの野菜素材をもとに、ベジタリアンの方にも嬉しい植物性プロテインをつくりました。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?乾燥の季節のうるうるパーツケア

    脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?
    乾燥の季節のうるうるパーツケア

    顔は毎日鏡で見るし、スキンケアもしているけれど、首は? 手足は? 背中は?と言うと、いまひとつ自信のない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    特に寒い季節は、お風呂上がりにもすぐに服を着てしまい、全身の保湿を怠ってしまうこともあるかもしれません。

    でも、この季節こそ乾燥対策が重要! 乾燥状態が長く続くと、くすみやシミ、シワの原因になってしまいます。春夏の肌は、冬作られるのです。来年の春夏シーズンに自信を持って「肌見せ」できるように、いまからしっかりボディケアしておきたいですね。

    今回は、冬場の“全身保湿”について、パーツごとのケア方法を考えます。

    顔から首、デコルテまではひと続きですが、すべてをしっかりスキンケアしている人は少ないのではないでしょうか?

    首元は露出の機会が多く、紫外線や乾燥などのダメージを受けやすいため、シワやたるみ、くすみといったトラブルが目立ち、年齢が出やすい部位です。できるだけ、顔と同レベルのスキンケアがほしいところですね。首のケアについては過去にも詳しく特集しているので、ぜひそちらもチェックしてください。

    冬の間は洋服で隠れるので日焼け止めは必要ないかもしれませんが、毎日の保湿ケアはしっかり行いましょう。空気の乾燥はもちろん、ハイネックやマフラーといった衣類による摩擦や、静電気などの刺激によって、肌が荒れやすい時期です。

    顔のケアと同じ流れで、化粧水、乳液をたっぷりデコルテまで塗り広げて、やさしく潤いを与えてあげましょう。

    また、皮脂分泌が活発な体の正中線沿いにあるデコルテは、ニキビもできやすい場所です。胸元や首まわりは洗い残しやすいところなので、毎日のお風呂でしっかり洗うようにしてください。寝間着や寝具もこまめに交換して、清潔を保つこと。それでもニキビができてしまったら、早めにケアしてあげましょう。

    ●Recommend Item

    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    とれたてベジローション」「ぜいたくベジミルク

    食品屋さんがつくった、保湿化粧水と美容乳液。宮崎産の原木椎茸から抽出した椎茸エキスをはじめ、ハトムギやキクラゲなど、多数の「食」由来の成分を贅沢に使用しています。天然ヒト型セラミドやヒアルロン酸など、潤い成分もたっぷりだから、リッチな使い心地で冬の乾燥ケアにも活躍します。

    美しい背中は、ドレスなどを着たとき本当に素敵です。しかし自分では見えづらく、普段は服で隠れていて気を配りにくいところ。

    特に多いトラブルは「背中ニキビ」です。お風呂に入るとき、鏡に映してチェックしてみてください。ニキビや毛穴開き、ブツブツができてはいませんか?

    その主な原因は「雑菌」。顔と同じ「アクネ菌」の繁殖もありますが、治りにくい背中ニキビの場合は「黄色ブドウ球菌」や「マラセチア菌」が毛穴に入り込み、炎症しているケースが多いそう。

    これらはもともと人の体にいる常在菌ですが、紫外線や乾燥といった外的ダメージやホルモンバランスの乱れなどによって体が弱ると、増殖して肌トラブルの原因になると言われています。乾燥する冬場は体調も崩しやすいですし、チクチクする素材の服を我慢して着ていたために、皮膚に細かい傷がついて雑菌が入りやすくなっていることも。

    また、お風呂での洗い残しも肌荒れの原因です。

    特にシャンプーやトリートメント剤が十分にすすげておらず、背中についたままになっている方が多いようです。洗う順序は、髪が先。トリートメントまでしっかりと洗い流し、髪の長い方は背中に髪が触れないよう高い位置でまとめてから、ボディをしっかりと洗ってくださいね。

    背中は特に見えづらいところですが、泡が残らないように、お風呂から上がる前にはしっかりと洗い流すことも大切です。

    洗い方も、肌の状態に合わせて対応を。

    この季節は乾燥で肌が弱っている方も多いでしょうから、普通のバスアイテムさえ刺激になってしまう場合があります。いつもの洗い方を続けて肌の調子がイマイチなときは、やさしいコットンタオルや手洗いに切り替えたり、石鹸やボディーソープを見直してみたり、自分の肌と相談してみるようにしましょう。

    乾燥肌の人は、熱いお風呂にも注意が必要です。

    高温のお湯に長く浸かると、皮脂やセラミドといった大切な肌の潤い成分が流出してしまいますし、肌がほてると乾燥が加速します。お湯の温度はなるべく40℃以下に設定して、長くても15〜20分程度で上がるようにしましょう。

    保湿効果のある入浴剤を使ったり、ベビーオイルをお湯に垂らして入るのも乾燥予防になりますね。

    お風呂上がりには、背中にも保湿ケアすることをおすすめします。顔と同じ化粧水や乳液はもちろん、ボディローションやミルクなど、ボディケア用品を活用しましょう。手の届きにくいところだけに、お風呂上がりの良いストレッチになりますね。

    体が硬くて届かない!という方は、化粧水をスプレーボトルに詰め替えてパジャマを着る前にシュッと吹きかけるだけでも違います。なかには、調理用のシリコンヘラを使っているという人も! ちょっと工夫して、背中のかゆみやブツブツ、ニキビを防ぎましょう。

    ※雑菌の増殖による背中ニキビは、セルフケアだけで改善が難しい場合があります。どうしても治りが悪いときは、早めに皮膚科に相談するか、市販されている背中ニキビ用の治療薬などを活用してください

    腕や脚は体の中でも油分が少ない部位なので、特に乾燥によるかゆみやくすみ、毛穴の開きといった悩みが出やすいところ。肘や膝の黒ずみが気になっている方も多いのではないでしょうか。

    乾燥や、それによるかゆみ、毛穴目立ちは保湿で対策! くすみは血行不良によるものも多いので、マッサージで対策できます。

    肘・膝の黒ずみも、乾燥により角質が溜まってしまうことが原因。常に水分や油分を補い、マッサージをすることでターンオーバーを促進しましょう。また、肘をつく癖があると、常に刺激を受けるため皮膚が厚くなり、色素沈着も起きやすくなります。一度、座っている時の姿勢を見直してみるのも良いですね。

    顔に化粧水や乳液を塗ったり、手にハンドクリームを塗ったりするたびに、余った化粧品を手脚に伸ばしておくと、だんだんと肌がやわらかく、なめらかになってくるものです。

    お風呂上がりは、服を着る前にしっかり保湿を。

    冬場は脱衣所も寒く湯冷めしやすいので、理想はあたたかい浴室内で体を拭いて、そのままケアしてしまうこと。高温多湿になりやすい浴室に化粧品を長期保管することはおすすめできないので、お風呂に入る前に、脱衣所の手が届きやすいところにボディローションやオイル、クリームなどをあらかじめ準備しておくと便利です。

    服を着たあとにもできるケアとして、ふくらはぎマッサージもおすすめです。

    血液を流すイメージでマッサージ

    「第二の心臓」とも言われるふくらはぎをマッサージすることは、脚の保湿とは別に全身の血行を促し、体をあたためる効果もあります。

    クリームをたっぷり使って保湿するついでに、心臓に血液を戻すイメージでしっかりマッサージしてください。血流が良くなり、くすみがちだった脚の色が白くなるのがわかるでしょう。むくみ対策にもなりますよ。

    パーツケア、最後にご案内するのは、手・指です。

    体の中でも特に働き者なのに、意外とないがしろにされがちなパーツ。首と同じく年齢が出やすいところですし、特に冬場はささくれやあかぎれなど、乾燥によるトラブルが多くなります。指先までしっかりうるうるにしてあげたいですね。

    やはり、役に立つのはハンドクリームです。この時期は常に持ち歩いて、手洗いのあとやカサつきを感じたとき、こまめに塗り直せるようにしたいですね。ささくれが気になる指先、爪の付け根や周囲、節くれ立ちやすい関節には、念入りに重ね塗り。これが手のエイジングケアになります。

    台所仕事をするときは、連続して水やお湯を扱うため、なかなか保湿が追いつきませんね。キッチンにもハンドクリームを置いてこまめに塗るのが理想ですが、それもなかなか難しい場合も多いでしょう。

    水仕事で手が荒れる原因は、洗剤によって手肌の皮脂やセラミドなど、潤いの成分まで奪われてしまうから。特に寒い時期は冷たい水での作業はつらいですし、油汚れが落ちやすいようにと、お湯を使って食器を洗う方が少なくありません。

    しかし、背中の項目でお話したように、熱いお湯では余計に潤いが奪われてしまうので、ますます乾燥を悪化させる原因になります。お風呂のときと同じく、熱すぎる温度は避けて。とはいえ、冷たいのもつらいですから、35℃前後の“熱くも冷たくもない”ぬるま湯が良いですね。

    手肌にやさしい洗剤を使ったり、水や洗剤に直接触れないようにゴム手袋を使ったりと、できる限り手肌の潤いを奪わない工夫をしましょう。

    そして、作業がひと段落つくごとにハンドクリームで潤いの補填をしてあげましょう。

    特にカサつきがひどい人や、ハンドクリームのベタつきが苦手な人は、化粧水で保湿してから少量のクリームを塗っても気持ち良いものです。最近では化粧水テクスチャのクリームや、ベタつきの気にならないクリームもありますので、好みのテクスチャを探してみてはいかがでしょうか。

    ●Recommend Item


    とろける木の実ハンドクリーム

    とれたて果実手ハンドクリーム

    https://hadamanma.com/archives/2273

    安心の“食べ物”由来の成分たっぷりの、何ともおいしそうなレシピで作られたハンドクリームです。7種のナッツオイルたっぷりでリッチに潤う「とろける木の実ハンドクリーム」と、果汁が弾け、まるで化粧水のようにみずみずしく潤う「もぎたて果実手ハンドクリーム」。冬のカサつく肌に、食品屋さんのハンドケアをどうぞ。

    ところで、毎日清潔なハンカチを持ち歩いていますか?

    今はエアータオルやペーパータオルを置いているトイレが多いため、ハンカチを忘れても困ることは少なくなりましたね。

    しかし、冬の乾燥から手肌を守るなら、備え付けのエアータオルだけで済ませるのは不十分です。細かい指の股や爪の間に水気が残っていると、そこから乾燥の原因に。「濡れたままにすると、濡らす前より乾く」! これを肝に銘じましょう。

    ある程度水気を飛ばしたら、きちんとタオルやハンカチで細かいところまでしっかり拭き取って、ハンドクリームで丁寧にケアしてあげてくださいね。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    * * *

    ボディケアの習慣がない方にとっては、今回紹介した方法も、はじめは面倒に思うかもしれません。でも、毎日、全身をくまなくお手入れすることで、不調にもいち早く気づけるようになりますし、自分を手のひらで大切にいたわることで、心のリラックスにもつながります。

    きちんと手をかければ、肌は必ず答えてくれるもの。昨日よりキレイな自分に気づいたら、きっと楽しく続けられるでしょう。ぜひ今日から、全身保湿を習慣にしてくださいね。

  • 肌タイプ別、乾燥対策!潤いスキンケアと食事のアドバイス

    肌タイプ別、乾燥対策!
    潤いスキンケアと食事のアドバイス

    赤ちゃんを見ると、その吸いつくようにきめの細かい肌の美しさに、思わずうっとりしてしまいますね。私たちも、生まれた頃はそうだったはず。なのに、いつの間にこんなにいろいろな肌悩みを抱えるようになってしまったのでしょう。

    生まれたての赤ちゃんの肌は、水分たっぷりで油分とのバランスも取れている理想的な状態。トラブル肌の多くは、この水分と油分のバランスが崩れていると言われます。解決のためには、まず自分のトラブルタイプを知りましょう。

    今回は、トラブルタイプ別のスキンケアをはじめ、食品屋さんならではの「食」改善のアドバイスもご紹介してまいります。

    1. 慢性的な「乾燥肌」タイプ

    常に油分が少なくて、水分も少ない。典型的な「乾燥肌」タイプ。

    顔全体が乾燥し、手触りがカサカサ・ゴワゴワしたり、白っぽく粉吹きしてポロポロと薄皮が剥がれたりしやすい人です。特に洗顔や入浴の後は、つっぱり感などの不快感を覚えることもあるでしょう。

冬に限らず、夏場でも乾燥悩みが続く人も少なくありません。ひどくなると、かゆみやほてり、ひび割れやあかぎれなど、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。

    乾燥ダメージが深まると老化を加速させてしまうので、一刻も早くケアしてあげたいですね。こういったタイプは、水分と油分の両方が不足している状態なので、念入りな水分補給と、それを逃さないように油分での保護が必要です。

    まずは、水分を補うための丁寧な保湿ケア。自分が思っているよりもたっぷりの化粧水を使いましょう。メーカーの規定量を守って、特にカサつくところには追加して二度三度と重ねづけを。角質層が柔らかくもっちりと吸い付く感触になるまで、潤いを補ってあげます。

    しっかり潤ったら、水分が逃げないように油分でフタをします。乳液やクリーム、オイルなどを活用しましょう。

    高保湿タイプの化粧品を使っているのに、乾燥が改善されない……というときは、もしかすると化粧水のつけ方や、油分のフタが十分にできていない可能性があります。毎日のことでつい惰性になってしまいがちなスキンケア。たまに見直すと、改善点が見つかるかもしれません。

    スキンケアを見直したら、次は食事

    このタイプの方は、肌の保水力を高めて、低下気味のターンオーバーを活発にするために、有効な栄養を普段からたっぷり補給していきましょう。


    とにかく、美肌づくりに欠かせないのは「タンパク質」。肌細胞の材料になる大切な栄養です。肉、魚などの動物性タンパク質と、大豆などの植物性タンパク質があるので、バランスよく摂っていきましょう。

    よく聞く「アミノ酸」や「コラーゲン」も、タンパク質の一種です。肌の保水力をアップしたいなら積極的に摂取したいですね。コラーゲンの体内合成には「ビタミンC」も重要なので、ぜひ一緒に摂取してください。

    ビタミン類は美肌づくりに欠かせません。ビタミンCはもちろん、皮膚や粘膜をすこやかに保つ「ビタミンA」、血行促進と新陳代謝をUPさせる「ビタミンE」、そして肌代謝をサポートする「ビタミンB群」に注目です。

    Aは緑黄色野菜や、レバー、魚介類から。Eはナッツ類やアボカドに豊富です。ナッツやアボカドは良質な油分も摂取できるので、乾燥肌の方には特におすすめの食材。B群はレバーなどの肉や魚介類で摂取できます。

    各栄養素は普通の食事から摂るのが理想的ですが、鉄分やビタミンB群など食材からは摂取しにくいものもあるため、効率的に摂取したい場合はサプリメントを活用しましょう。中でもコラーゲンは「コラーゲンペプチド」を選ぶと、吸収効率が良いと言われています。

    食材をいろいろご紹介しましたが、特に魚はタンパク質、ビタミン、ミネラル、そして細胞膜を作るのに役立つ不飽和脂肪酸も摂れる、栄養の宝庫です。ヘルシーですし、美しくなりたいなら毎日でも食べたい食材ですね。

    ●Hadamanmaの栄養マメ知識!

    ダイエットの観点から避けられがちな「」ですが、実は保水成分として体に水分を抱え込む性質を持っています。だから、糖質をカットすると抱えていた水分を排出するので、急速に体重が減るのです。むくみは減りスッキリしますが、体内の水分量が極度に減って、肌の潤いやハリが失われる原因になることも。

    ダイエットやボディメイク目的の糖質制限はあくまで適度に行いましょう。もし実践するときは、十分な水分補給を心がけて。バランスの良い食事を、腹八分目で続けていきたいですね。

    2. 部分的に乾燥しやすい「混合肌」タイプ

    全体が乾いているわけではなく、目元・口まわりだけ乾燥しやすい人。「混合肌」とも言われるタイプです。

    目元、口まわりはそもそも顔の中でも皮膚が薄く、「弱い」部分です。体の不調が表れやすく、乾燥しやすいポイントなので、加齢とともにシワもできやすいのです。

    弱いところなのにポイントメイクを施す場所でもあるため、摩擦刺激を与えやすく、肌荒れの原因となります。アイシャドウやライナーなど、強く擦るような塗り方をしていませんか。また、髪の毛が触れることも多く、知らず知らずのうちにダメージが蓄積している可能性があります。

    顔の凹凸部分のため、スキンケアにムラが出やすいところでもあります。細かいところに洗い残しがあったり、化粧水がきちんと行き届いていなかったり……そんな小さなことの積み重ねが、ポイント乾燥や肌荒れを招いていることも。

    また、口まわりは乾燥しているのにニキビができる場合があります。乾燥によって角質層のターンオーバーが乱れ、毛穴がつまりやすくなることが主な原因とされます。あるいは胃腸の調子が悪かったり、ストレスなどでホルモンバランスが乱れたりすることでも、皮脂が過剰分泌される場合もありますが、肌が乾燥していると、より症状を悪化させてしまうのです。

    このタイプの方の改善方法は、下記のようなことが考えられます。

    まず目元・口まわりは顔の中でもっともデリケートな部位ということを念頭に、毎日のスキンケアを丁寧に行いましょう。化粧水や乳液も塗りムラがないように、細かいところまでしっかりケアしてあげます。摩擦にならないように、特にやさしく行いましょう。

    特に目の周りにかゆみや乾燥が出やすい人の中には、ポイントメイクの洗い残しが原因となっている人もいらっしゃいます。しっかりマスカラやメイクをした日は、専用のリムーバーを活用するなどして、クレンジングを念入りに。逆に、薄化粧の日はあまり強いリムーバーを使わず、優しく落としてあげてください。できるだけ刺激を与えないことが大切です。

    スキンケアやメイクには、いつも清潔な道具を使いましょう。メイクブラシやスポンジ、チップをこまめに洗い、古くなったら交換するなどして、清潔に保つようにしてください。

    そして、普段の生活の中でもなるべく顔を触らない。汚れた手で、うっかりほおづえをついたり、まぶたをこすったりしていないか、自分のクセをチェックしてみましょう。目元やフェイスラインに髪の毛が触れないようにまとめておくのも効果的です。

    目元、口まわりの肌荒れはホルモンバランスの乱れが主な原因ということもあるので、睡眠などの生活習慣を見直すことで、改善が期待できます。

    3・脂性肌? 実は「隠れ乾燥」タイプ

    テカりやすい脂性肌の方は、乾燥とは無縁だと思いがちですが、肌がベタついているからと言って、潤っているとは限りません。ベタつきと潤いはまったく別もの。もしかするとベタつく皮膚の内部で、「隠れ乾燥」が進んでいるかもしれません。

    皮脂は多いけれど、肌内部の水分が少ないという方はよくいらっしゃるものです。テカテカと脂っぽいのに、ハリがなくシワシワしている、肌色がくすみがち、といった方はこのタイプを疑ってみましょう。肌の水分量が少ないのに、油分は多いタイプです。

    実は乾燥しているのに、それに見合ったケアがきちんと行われていないため、肌が乾燥から身を守ろうと皮脂を過剰分泌しているのです。男性によく見られますが、スキンケアの習慣のない方にも多い状態です。

    春は温度が変わりやすいので肌が敏感になったりトラブルがあることも

    こういった方は乾燥肌の自覚がなく、ベタベタする基礎化粧が苦手なため、使う化粧水の量が少なすぎたり、乳液のステップを省いたりして保湿を軽くしてしまいがち。そうして肌はますます皮脂を分泌するという、悪循環に陥りやすいのです。

    こまめにあぶらとり紙でケアするだけではなく、基本的なスキンケアを見直してみましょう

    化粧水は、一度メーカーの規定量を見直し、いつもより多めに使ってみてください。潤いをたっぷり行き渡らせたら、乳液でしっかり水分を閉じ込めてあげましょう。ベタつきを怖がって薄く伸ばすようなつけ方をすると意味がないので、たっぷりつけることが基本です。

    スキンケアの他にできる対応策としては、基本的には1の乾燥肌タイプと同じく、水分保持力が高く、栄養たっぷりの食事を心がけましょう。タンパク質、コラーゲンなど肌の原料になるものを意識的に摂ることで、ハリやくすみが改善されてきます。また、ビタミンB群をしっかりと摂取することで、皮脂分泌の抑制になり、タンパク質代謝にも効果的です。

    * * *

    美肌の敵である乾燥にも、タイプがあることがわかりましたね。しかし、季節や年齢によって、肌タイプが変化することもあります。

    私は脂性肌だから、私は乾燥肌だからと決めつけて、変化に気づかず何年も同じスキンケアをしていると、いつの間にか暗くくすんだ肌になってしまう、深いシワが刻まれるなど、深刻な肌トラブルを抱えてしまうかもしれません。

    毎日のスキンケアを、しっかりと鏡を覗き込んで行い、肌を細かくチェックして変化に気づくようにしましょう。肌は、丁寧に手をかければかけるだけきれいになるものです。変化を楽しみ、毎日すこやかに美しくお過ごしください。

  • 化粧水の「本当の使い方」でさらなる「すっぴん力」アップへ!

    化粧水の「本当の使い方」で
    さらなる「すっぴん力」アップへ!

    空気の乾燥がますます加速する秋。肌のかさつきが気になってくる頃ですね。

    さて、乾燥対策といえば何よりも「保湿」が大切ですが、本当に正しく効果的なケアができているか、ここで一度確認してみませんか。

    今回はスキンケアの要である「化粧水」について、詳しくお話しします。

    いまさらと思われるかもしれませんが、毎日のスキンケアルーティンの中で当たり前の化粧水は、意外とおざなりになりがちな行程です。いつもなんとなく「パパッとつけて終わり!」になっていませんか?

    化粧水を正しく使えていないと、潤いが十分に肌に行き渡らず、しかもすぐに蒸発して、余計に肌が乾燥する原因になることも……。本格的な乾燥シーズンを前に、角質層にしっかり潤いを届けるため、正しい化粧水の使い方をマスターしましょう!

    スキンケアで欠かせない化粧水の意味って?

    毎日のスキンケアで欠かせない化粧水。でも、その詳しい働きや保湿のメカニズムをちゃんと把握できている人は、意外と少ないかもしれません。

    化粧水の役割は、肌に水分と保湿成分を与えること。保湿することで角質を柔らかくして、肌の調子を整える効果があります。

    よく「肌に化粧水が浸透する」と言いますが、実際に化粧水が届くのは「角質層」まで

    そもそも肌は、大きく「表皮」と「真皮」に分けられますが、表皮はさらに細かく4層に分かれており、一番外側にあるのが「角質層」です。その厚みはわずか0.02〜0.03mm程度! ティッシュ1枚よりずっと薄いんですね。

    この角質層が、肌の保湿機能バリア機能を担っています。肌内部からの水分蒸散を防ぎながら、外部の刺激や異物から体を守ってくれています。

    ▼肌の仕組みについて、さらに詳しくはこちら

    これだけは知っておきたい!『お肌のしくみ』基本編

    そんな角質層をすこやかに保つため、活躍するのが化粧水

    赤ちゃんのように、新陳代謝が盛んで潤った肌であれば何もつけなくても良いかもしれませんが、大人になると日々のメイクによる刺激や、生活習慣の乱れ、紫外線によるダメージ、加齢による保湿成分の減少など、さまざまな要因が重なって、自力だけでは肌の潤いを保てなくなります。

    角質層が乾燥すると、肌のバリア機能が衰えて、紫外線など外部からの刺激を受けやすくなったり、ターンオーバーが乱れて肌荒れしたり、ハリがなくなったり……老化をはじめ、さまざまな美容トラブルが起こってしまいます

    だから、乾燥して硬くなってしまった肌に化粧水で潤いを補って、角質を柔らかく整える必要があるのです。カサカサに枯れた大地に、ジョウロで水をあげるイメージですね。

    水分を与えるだけで良いなら、水で十分じゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。化粧水がただの水と違うのは、保湿成分美容成分を含んでいるところ。

    角質層に入った水分は、時間の経過とともに蒸散します。乾いて、潤いが逃げてしまうんですね。水分を逃がさず、さらに肌内部からの水分蒸散を防ぐために、化粧水に配合されている保湿・美容成分が働くのです

    特に、肌内部にも存在するセラミドNMFの成分(アミノ酸や尿素など)は、化粧水の保湿成分としても人気です。肌との親和性が高く、角質層の保湿効果を補って、柔らかく潤う肌づくりをサポートしてくれます。

    単純に水分で湿らせるだけではなく、しっかり「保湿」できるように、保水力の高い成分が入った化粧水を選ぶと良いでしょう。

    ●Recommend

    Hadamanmaとれたてベジローション

    とれたてベジローション

    食由来の保湿・美容成分をたっぷり配合した、保湿化粧水。人肌になじみやすい天然ヒト型セラミド(醤油粕由来)と、植物性セラミドをダブルで配合しました。さらに、保水力の高い椎茸エキスや、アミノ酸、米麹や酵母による発酵のチカラをフル活用。潤いあふれる健やかな肌に導きます。

    化粧水の役割が分かりましたが、重要なのはその使い方です。肌の表面にパパッと濡らすようなつけ方では、十分に角質層全体を潤すことはできません。

    長時間、水や湯に手を浸けていると、指先がシワシワになりますよね。時間をかけて水分が角質層に侵入した結果です。化粧水も同じく、じっくり丁寧につけることで潤いが角質層に浸透します

    そこでHadamanmaがおすすめするのは、コットンを使って化粧水をつける方法

    1.化粧品を「正しく使う」こと

    手でつけるのも良いのですが、気づかないうちに手のシワや指の隙間に化粧水が流れて、適量を顔に届けられていないことがあります。コットンなら、化粧水をしっかりとどめておけます

    また、手のひらでは頰や額などの広い面は塗りやすいですが、小鼻や口周りの凹凸部分には塗りムラがでやすく、水分が行き届きにくいもの。毛穴が気になったり、乾燥して粉を吹いたりしやすいのは、そういった部分ではありませんか?

    そんなところも、コットンだと均一に塗ることができます

    そして化粧水には、日焼けやお風呂上がりでほてった肌をクールダウンさせる役割もあります。手のひらで温まってしまったら、その効果も半減ですね。コットンなら、余計な熱も伝わりません

    手だとつい短時間で済ませがちですが、コットンを使うと比較的丁寧にスキンケアを行うようになるので、角質層にじっくり潤いを浸透させることができます。

    ただし、コットンを使うときは「絶対にこすらないこと」「強く叩かないこと」が鉄則。間違った使い方をすると、摩擦によって肌を傷つけてしまいます。

    では改めて、コットンを使った化粧水の「正しい使い方」を確認していきましょう!

    化粧水をつけるのは、洗顔後やお風呂上がりすぐ! 肌が乾かないうちに行うことが大切です。脱衣所や洗面台に化粧水を置いておくと楽ですね。

    そして大切なのは、化粧水の量。少ないと角質層全体を潤すことができませんし、乾いたコットンの繊維で肌を傷つけてしまうので、コットンがひたひたになるくらいたっぷり使いましょう。

    まずは化粧水のメーカーの規定量を確認してください。3〜4プッシュとか、500円玉大を数回とか、商品によって書き方は違いますが、多くの化粧水が約5ml(小さじ一杯)程度を推奨しています。

    実際に測ってみると、「こんなに多いの?」と思われるかもしれません。この量を手のひらで一気に顔に乗せようとすると、半分以上こぼれ落ちてしまうので、もし手でつける場合は少しずつ分けながら使うことが大前提。その点でも、コットンを使う方が効率が良いですね。

    「高価な化粧水だからもったいない」と、ちびちび使っていたら結局十分な効果を得られず、せっかくの化粧品がかえってもったいないことになってしまいます。かけた値段分、あるいはそれ以上の満足感を得るためには、適量を守り、手間をかけることが大切なのです。

    コットンは柔らかく、厚みのあるものを選びます。中指と薬指の2本にのせて、人差し指と小指で両端をはさんで使いましょう。小鼻などの細かい部分をケアするときは、コットンを畳んだり、中指一本にかけて使ってください。

    音が出るほど強く叩くようにパッティングするのは、肌の刺激になるので絶対にNG!

    コットンは小刻みに動かし、肌から5mm以上浮かさないイメージで、肌にやさしく当てていきましょう。じっくり繰り返すことで、角質層のすみずみまで潤いが行きわたります。

    規定量でも潤いが足りないと感じときや、乾燥が気になる部分には、化粧水を追加して重ねづけするのも良いですよ。

    どこまですれば十分な保湿と言えるか、一つの目安としては顔全体がひんやりとクールダウンされていること。そして、肌がもっちりと手のひらに吸い付くようになったらOKです。

    最後に手のひらで顔をやさしく包み込んで、しっかりと潤いを押し込んでください。柔らかく潤った肌を、いつくしむように。

    家事や子育て、仕事に忙殺されて、どうしてもゆっくりスキンケアしていられない!という場合は、シートマスクコットンパックを活用してはいかがでしょうか。最初は面倒に感じられるかもしれませんが、慣れてしまえば、顔に貼ったまま他のことができるので便利です。

    化粧水でしっかり潤いを届けたあと、大切なのは「油分」の補給です。化粧水をどんなにたっぷり使っても、潤いが蒸散してしまっては意味がありません。乳液やオイル、クリームで水分を閉じ込めましょう

    ときどき、脂性肌だからといって化粧水だけで済ませてしまう人がいます。本当にそれで肌の調子が良くなっていれば問題ありませんが、もしも皮脂のベタつきが解消されない場合は、「インナードライ」になっている可能性も。

    油分でフタをしないことで、水分が蒸散して肌内部が乾き、それを補うために皮脂が過剰分泌しているのです。いつものケアで肌状態がよくならないときは、化粧水乳液という、スキンケアの基本ステップを振り返ってみると良いですね。

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    Hadamanma ぜいたくベジミルク

    ぜいたくベジミルク

    天然ヒト型セラミドをはじめ、3種のナッツオイルや、宮崎県産の原木椎茸エキスなど、優れた保湿成分をたっぷり配合。食の栄養をつめこんだ「集中美容乳液」です。

    乳液を使ったコットンパックや、たっぷりの潤いを味方に軽くマッサージするのもも効果的です。乾燥シーズン、時間に余裕があるときはぜひ試してみてくださいね。

    * * *

    今回はスキンケアの基礎である化粧水について、大ボリュームでお届けしました。

    前回の「クレンジングと洗顔」の話に引き続き、化粧水による保湿も「すっぴん力」を鍛える大切なステップです。忙しい毎日の中で、つい惰性になりがちな部分ではありますが、ここを意識して丁寧に行うことで、明日の肌が変わります。

    乾燥も寒さも、肌に潤いがあれば怖くありません。ダメージを老化につなげないために、今からすっぴん力を蓄えて、厳しい冬に備えましょう!

  • 食べるスキンケアvol.46美肌食材の和食レシピ「こんにゃくのくるみ味噌田楽」

    食べるスキンケアvol.46
    美肌食材の和食レシピ「こんにゃくのくるみ味噌田楽」

    「胃のほうき」とも言われるこんにゃくですが、お腹のお掃除やダイエットだけでなく、肌にも良いことをご存知ですか?

    こんにゃく芋に含まれる「グルコシルセラミド」という成分は、肌の潤いを守る美肌成分。ただし、精製されたこんにゃく粉にはほとんど含まれていないので、潤い補給をしたい方は、こんにゃく芋をそのまま使用した「生芋」タイプを選びましょう。

    今回は、そんな生芋こんにゃくを使用したレシピ。

    料亭などではお馴染みの「田楽」が、家庭でも簡単に作れます。肌のターンオーバーに働きかけるくるみと、発酵食材である味噌を合わせて、最強の美肌メニューが完成しました。

    材料 (3~4人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    生芋こんにゃく 1枚(セラミド・食物繊維・カルシウム)

    なす・里芋など(お好きな野菜)

    すりごま(飾り用) 少々

    〈田楽味噌〉

    味噌 20g(タンパク質・アミノ酸・ミネラル・ビタミン)

    マーマレード 20g(ビタミンC、E)

    くるみ 10g(オメガ3脂肪酸・ポリフェノール・ビタミン)

    すりごま 小さじ1(セサミン・カルシウム・リノール酸・オレイン酸)

    作り方

    1 こんにゃくは洗って一枚丸ごと下ゆでし、斜め格子状に隠し包丁を入れ、一口大に切り分ける

    2 なすは揚げる、里芋は蒸すなど、野菜を下ごしらえして、一口大に準備する

    3 ボウルに田楽味噌の材料をすべて入れ、混ぜ合わせる(くるみは手で割りながら入れる)

    4 1と2それぞれに3を乗せて、すりごまを飾る

    ※味噌はご家庭にあるもので結構ですが、赤味噌など味の個性が強いものほど田楽向きです

    ※田楽味噌は、ほかにも椎茸、大根、たけのこ、生麩、豆腐、厚揚げなど、さまざまな食材に合います

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 季節の変わり目は要注意!乾燥だけじゃない、秋肌トラブルの原因とは

    季節の変わり目は要注意!
    乾燥だけじゃない、秋肌トラブルの原因とは

    肌のカサつきに秋の訪れを感じて「ああ、もう夏のスキンケアでは足りないのね」と、しっとりタイプの化粧水や保湿クリームを取り出す。

    そんな哀しい乾燥肌に、お悩みではありませんか。

    秋に肌コンディションが悪くなるのは、やっぱり空気が乾燥しているから? もちろんそれも大きな要因ですが、実は原因は他にもあるんです。

    季節の変わり目には、さまざまなトラブル要因が次々に私たちの肌を襲います。どんなものがあるかチェックして、ぜひ対策していきましょう。

    トラブル要因1
    夏肌から冬肌への切り替わり

    季節の変わり目は、肌が不安定な状態が続きます。

    実は、もっとも大きな要因は環境でなく、私たち自身にありました。

    夏のあいだは紫外線や暑さ、汗や雑菌への抵抗力優位だった肌ですが、冬には乾燥や寒さから身を守り、体温や潤いを保つ肌になります。その切り替わり期間である秋の肌は、戦闘力も落ちつつ守備力も完全ではない、不安定で弱い状態になっていると考えられます。

    そして、季節が秋へ移ろうとき、真っ先に気になり始めるのが「寒暖差」。時節の挨拶でも「朝晩寒くなりましたね」などと言われるように、日中は汗ばむほど暑くても、明け方は毛布が必要なほど冷えるのが、この時期の気候の特徴です。

    冬肌へ切り替わる途中の不安定な状態に加え、激しい寒暖差が続くと肌が対応しきれなくなって、普段より敏感になってしまうのです。体なら上着を一枚持ち歩いたり、オフィスに膝掛けを置いたりすることで対応できますが、顔はそうはいきません。

    激しい寒暖差に日々さらされるままにしていると、肌のターンオーバーは乱れがちになり、肌細胞が順調に生まれ変わってくれません。放っておくと、シミやくすみ、赤み、シワなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。

    敏感肌の人はもちろん、そうでない人もこの時期は肌トラブルを起こしやすいので、特に注意が必要です。

    トラブル要因2
    肌の奥に残る夏ダメージ

    肌の奥には、夏に受けたダメージがひそんでいます

    さらに、この時期は夏の間に蓄積された肌ダメージがあることも、忘れてはいけません。

    強い日差しによる紫外線ダメージ、食欲減退によるたんぱく質不足など、深刻なダメージが肌の内部で滞っていることは、前回の記事でもお伝えした通りです。

    ▼こちらもご参照ください。

    「秋を迎える前に!
    原因別『夏バテ肌』6つのレスキュー法」

    https://hadamanma.com/archives/2036

    肌の奥のシミのもとやインナードライなどは、汗ばむ夏の間は気づきづらいものですが、秋になるとだんだん実感を伴ってきます。特に空気が乾燥する秋は、そんなトラブルを実感しやすい季節と言えるでしょう。

    暑い時期には入浴の際に湯船に浸からず、シャワーだけで済ませていた方も多いと思いますが、シャワーだけでは体がしっかり温まらず、代謝が悪くなります。夏の間に溜まった老廃物が、吹き出物の原因になる可能性もあります。

    また、汗や皮脂を拭くため1日に何度もハンカチや汗拭きシート、あぶらとり紙を肌に当てたり、念入りな洗顔を繰り返したり、良かれと思ってしていたことが摩擦を与え、肌を傷つけてしまったかもしれません。

    こうして見ると、夏は肌トラブルの種でいっぱいの季節なんですね。

    トラブル要因3
    知らず知らずに陥っている、水分不足

    水分をたっぷり摂って、内側から潤いを与えましょう。

    秋の肌について、夏との意外な違いがもうひとつ。

    それは「水分不足」です。

    暑くて汗をかく夏は、喉が渇いて皆さんよく飲み物を口にしますね。汗をいっぱいかいたあとは熱中症や脱水症状を起こさないようにと、多くの方が意識的に十分な量の水分を摂っていたことでしょう。

    しかし涼しい秋になると、さほど汗もかかないので水分補給を意識しなくなり、知らず知らずのうちに水分摂取が少なくなります。

    でも実は、秋になっても私たちはかなり汗をかいています。夏と違って空気が乾燥していて、かいた汗がすぐに蒸発するため実感しづらいのですが、日中の暑い時は無自覚にたくさん汗をかいて、体内の水分が奪われています。

    そうしたことが続くと、いつの間にか体内の水分が不足気味になります。

    当然、肌にも潤いが足りていません。肌のバリア機能は、水分が十分に行き渡っていてこそ本領を発揮できます。水分不足のカサついた状態では、外からの刺激にも弱くなってしまうのです。

    繊細な季節の曲がり角。
    効果的な秋のスキンケア方法は?

    秋もしっかり保湿ケアを!

    以上のように、秋は気がつきにくいところに肌トラブルの要因が潜んでいます。

    意識してケアをしていく必要がありますね。

    夏と冬の境目は、肌がデリケートになりやすい時期なので、普段のクレンジングから保湿の仕上げまで、スキンケアをいつも以上にていねいに行いましょう。

    決してこすらず、やさしく。コットンや清潔な柔らかいタオルを使うようにして、メイクに使うブラシやスポンジも、ときどき専用の洗剤で丁寧に洗って、清潔に保ちましょう。

    特に保湿は重要です。カサカサに乾いた肌は、乾燥や冷気といった刺激に弱く、ダイレクトにダメージを受けてしまいますが、たっぷりと潤った肌は刺激に対して柔軟です。

    そして何より、美しい肌づくりのため食事による栄養補給も忘れずに。

    Hadamanmaがいつも申し上げている通り、毎日のスキンケアの効果を最大化するためには、体の内側からも元気になることが大切です。旬の野菜や、タンパク質豊富な食材を積極的に取り入れましょう。

    ▼こちらもご参照ください。

    「それでも焼けてしまったら…
    5つの日焼け肌レスキュー法」

    https://hadamanma.com/archives/1755

    「秋の乾燥に負けない。
    乳液パックのディープケア」

    https://hadamanma.com/archives/1108

    「冬の美肌を目指して!
    秋から始める『ビタミンA』摂取のススメ」

    https://hadamanma.com/archives/1091

    最後に、繊細なお肌にもやさしく使えるお役立ちアイテムをご紹介します。

    栄養たっぷりのスキンケアコスメ

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」・「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    こなゆきコラーゲンフェイシャル
」

    人肌に近い成分で、大切な潤いを守りながら汚れを落としてくれる、ミルクタイプのクレンジングと弱酸性の洗顔パウダー。毛穴の奥まですっきりと洗い肌を清潔に保つことは、日焼け戻しにも大切です。

    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    とれたてベジローション

    ぜいたくベジミルク」


    Wセラミドや椎茸エキスなど、質の高い保湿成分を贅沢に配合した、保湿化粧水&保湿美容乳液。潤いと栄養をたっぷり届ける“お肌のごちそう”です。

    自然食品屋さんの美容・健康ドリンク

    「美粉屋シリーズ」

    美粉屋」シリーズ

    自然食品屋さんがつくった、栄養たっぷりの美容・健康ドリンクパウダー。さまざまな種類があるので、自分のほしい栄養を楽しみながらチョイスできます。

    タンパクオトメ

    タンパクオトメ

    「タンパクオトメ」は、不足しがちなタンパク質と美容成分を配合した、美容のためのプロテイン。運動習慣だけでなく、普段の美容食をしても活躍します。

    肌が不安定で敏感になりやすい秋ですが、きちんとケアすれば日焼けも戻せて美肌になれるチャンスの時期でもあります。おしゃれや旬のグルメを楽しみながら、ハッピーな冬支度を始めましょう。

  • 食べるスキンケアvol.44ビタミン&コラーゲンスイーツ「みらいのレモンプリン」

    食べるスキンケアvol.44
    ビタミン&コラーゲンスイーツ「みらいのレモンプリン」

    やっと厳しい夏が過ぎかけていますが、気になるのはお肌に残る夏のダメージ。今日は、夏の疲れを癒すレモンプリンのレシピをご紹介します。強い紫外線を浴びてダメージを受けた肌に、肌作りに欠かせないビタミンとコラーゲンを届けましょう。

    今回は、栄養を効率的に摂れるように、食品屋・タマチャンショップで人気の美容ドリンクパウダーを活用します。

    ベースのレモンプリンには、国産原料100%の「こなゆきコラーゲン」を使用。ほとんど無味無臭の低分子コラーゲンペプチドなので、料理の味を邪魔しません。

    ビタミンたっぷりの酵素ドリンク「みらいのこうそ」を使ったゼリーを重ねることで、さらに栄養を強化しながら、味も見た目もすっきり爽やかに仕上げました。

    【材料 4個分】 ※( )内は摂れる栄養素

    〈レモンプリン〉

    レモン汁 大さじ3(ビタミンC)

    牛乳 150ml(カルシウム)

    卵 2個(タンパク質)

    こなゆきコラーゲン 大さじ1(コラーゲンペプチド)

    砂糖 大さじ3

    バター 15g

    ゼラチン 小さじ2

    水(ゼラチン用) 50ml

    〈酵素のゼリー〉

    水 100ml

    みらいのこうそ 小さじ1/2(ビタミンC、B、L-システイン)

    砂糖 小さじ1

    ゼラチン 小さじ1/4

    水(ゼラチン用) 大さじ1

    【作り方】

    レモンプリン→酵素のゼリーの順番で作っていきます。

    〈レモンプリン〉

    1 ゼラチンを、分量の水につけてふやかしておく

    2 ボウルに卵を割り、白身を切るようにしっかり泡だて、牛乳と混ぜ合わせて濾す

    3 2を絶えず混ぜながら、1滴ずつ垂らすようにゆっくりとレモン汁を加える

    4 3にバターと砂糖を加え、ボウルごと湯煎にかけ、卵が固まらないよう絶えず混ぜながら、5分程度とかしながら温める

    5 湯煎から上げて、1でふやかしておいたゼラチンと「こなゆきコラーゲン」を入れ、溶かす

    6 冷めたら器に移し、冷蔵庫で3時間ほどしっかり冷やし固める

    ※牛乳は低温殺菌やノンホモ(ホモジナイズ不使用)を使用されると、プリンが固まりにくくなることがあります

    〈酵素のゼリー〉

    1 鍋に分量の水を入れ、沸騰したら「みらいのこうそ」を入れ、ひと煮立ちしたら火を止める

    2 残りの材料をすべて入れ、よく混ぜて溶かす

    3 粗熱が取れたら、冷やし固めていたレモンプリンの上に静かに注ぎ、さらに一晩冷やし固める

    ※「みらいのこうそ」を加えることで、通常よりゼラチンが固まりにくくなっています。様子を見ながら冷やす時間を調整してください。

    ※加熱によって多少ビタミン類に影響が出ることがあるので、より栄養をたっぷり補いたい場合は「みらいのこうそ」をごく少量の水で溶き、ソースのように仕上げにかけても良いです。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 秋を迎える前に!原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    秋を迎える前に!
    原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    肌も夏バテする? 夏の終わりは、トラブル急増!

    ずいぶん秋めいてきた地域もあると思いますが、夏の終わり、お肌の調子はいかがでしょうか。蒸し暑かった今夏。過酷な季節をくぐった肌も、ぐったり「夏バテ」していませんか?

    たとえば、朝起きたばかりなのに肌ツヤが悪く、くすみを感じたり。原因のわからない吹き出物ができたり。毛穴が目立ってきたり、シミが濃くなってきたり……

    今回は、そういった夏の肌トラブル原因を細かく分析し、今からできるレスキュー法までご案内いたします。本格的な秋になる前に、夏ダメージをしっかりケアしていきましょう!

    原因1 紫外線

    原因1 紫外線

    この夏も紫外線の強い日が続きましたね。

    地上に降り注ぐ紫外線にはUVAUVBがありますが、そのどちらも5~8月が紫外線量のピークでした。気をつけていても、レジャー先でうっかり日焼けしてしまった方も多いのではないでしょうか。

    紫外線は黒い日焼けだけでなく、お肌にたくさんのダメージを与えます。

    生活紫外線」と呼ばれるUVAは、波長が長いため雲や窓ガラスを通過し、気づかないうちにじわじわと肌の真皮層までダメージを与えます。大切なハリや潤い成分を破壊し、肌老化の大きな原因に。

    波長が短いUVBは「レジャー紫外線」とも呼ばれ、短時間で肌表面に強いダメージを与えます。大量に浴びるとヒリヒリと赤く炎症を引き起こし、皮膚ガンなどの原因にもなります。

    UVの図解

    紫外線から細胞を守ろうとメラニン色素が生成されるので、お顔全体がくすんだ印象に。はっきりと日焼けした自覚がなくても、なんとなくお肌がごわついたり、かさついたりするのは、紫外線ダメージのせいかもしれません。

    【レスキュー法】

    ダメージをいち早くケアするため、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートしましょう。

    まずは、日頃のスキンケアでしっかり潤いを与えて。潤い不足だと肌の修復がうまくいかず、本来のバリア機能も十分に働きません。日に焼けて火照った肌をクールダウンするためにも、化粧水をたっぷり使ってください。軽いやけどや炎症状態になっていることもあるので、余計な刺激を与えないようにやさしくお手入れしてくださいね。

    食生活では、たんぱく質やビタミンCを積極的に摂取しましょう。紫外線ダメージを受けた肌細胞の修復を助ける、大切な美肌成分です。ビタミンCには黒くなったメラニン色素を薄くする働きもあります。

    もちろん、これから秋になっても紫外線は降り注ぎ続けるので、毎日の日焼け止めもお忘れなく。

    原因2 乾燥

    原因2 乾燥

    インナードライ」という言葉をご存知でしょうか。「隠れ乾燥」とも言いますね。

    汗で肌表面がしっとり濡れていたり、皮脂でテカっていたりすると気がつきにくいのですが、潤って見えるのは表面だけで、肌の奥は乾いていることが多いのです。インナードライになると、かゆみが出たり、ニキビやあせもなど炎症を起こしやすくなります。

    原因はいろいろあるのですが、まずひとつは、汗をかくので体内の水分が奪われやすいこと。自覚なく脱水状態になっている人は少なくありません。
    次にエアコン。涼しい室内は空気が乾燥していて、特に風があたる席では絶えず肌表面の水分が奪われ続ける状態になります。さらに前述したような紫外線のダメージによって、お肌の潤いを抱え込む力が弱まり、乾燥しやすくなっています。

    そして、ベタベタするからと保湿をおざなりにしてしまうのも、大きな原因のひとつ。油断しているうちに、知らぬ間に肌の奥がどんどん乾いているかもしれません。

    【レスキュー法】

    やはり、もっとも大切なのは保湿ケア。化粧水をたっぷり使うのはもちろん、乳液も忘れずに。この季節は乳液のベタつきを嫌う方も多いのですが、油分でフタをすることで潤いを肌に閉じ込めることができます。毎日たっぷりの化粧水で水分補給したら、オイルや乳液を上手に使って油分の調整を。

    また、肌の奥の潤いを復活させるため、肌の材料となるコラーゲンやタンパク質をしっかりと摂ることも欠かせません。

    食欲が落ちやすい夏は、知らず知らずに栄養不足に陥っている人も少なくありません。その影響は時間差で肌に表れてくるので、摂りそびれた栄養を補給するためにも、毎食の栄養バランスには気をつけていきましょう。

    原因3 毛穴の開き

    原因3 毛穴の開き

    暑い日が続くと気になってくるのが、毛穴

    気温や湿度が上がると皮脂分泌が活発になり、毛穴が開きやすくなります。紫外線やエアコンの乾燥によっても、肌のキメが乱れて毛穴が目立つようになります。

    そこに皮脂などの汚れが詰まると、ザラつきやポツポツ黒ずんだイチゴ鼻の原因に。夏バテで肌のターンオーバーが乱れるのも、角質がつまりやすくなる原因です。悪化するとニキビなどの炎症になることもあります。

    【レスキュー法】

    やはり、毛穴の汚れをしっかり落とすことが大切です。もうしばらくは残暑が続き、汗や皮脂などで肌が汚れやすいため、毎日の洗顔をていねいに行いましょう。

    洗顔の様子

    洗顔の際は、絶対に刺激を与えないように「やさしく」行うのがポイント。どんなに角栓が気になっても、毛穴のいじりすぎはNG!ゴシゴシこすったり、無理やり毛穴をつつくような行為は肌を傷つけ、かえって毛穴を目立たせてしまいます。

    洗顔料をたっぷり泡だてて、軽い力でくるくると洗いましょう。人差し指など力を入れやすい部分を使わず、中指と薬指の腹を使うと良いですよ。洗顔前に蒸しタオルなどで顔を温めて(熱いタオルは必ず冷まして!)肌を柔らかくしておくと、汚れ落ちも良くなります。

    もちろん、こちらも保湿が重要です。冷たい化粧水で、毛穴を引き締めながら水分をしっかりと与えましょう。肌の油分が足りないと皮脂の過剰分泌の原因になるので、乳液やオイルも活用してくださいね。

    原因4 汗と雑菌

    紫外線や乾燥ほど注目されないものの、夏の肌トラブルの大きな原因になっているのが、と、それによる雑菌の繁殖です。

    汗にはわずかながら塩分やアンモニアなどが含まれているため、弱っている肌にはそれだけで刺激になることがあります。特に水分が蒸発するとその濃度が高くなるので、かゆみやヒリヒリ感が生じやすくなります。ベタベタ汗にはホコリ汚れも付着しやく、さらなる刺激となる場合も。

    そして弱酸性の肌に対して汗はアルカリ性のため、かいた汗を放っておくと肌のpHバランスが乱れて雑菌が繁殖しやすくなります。かいたばかりの汗は臭いが気にならないのに、時間が経つと汗臭くなりますね。これは雑菌が繁殖したせい。

    保湿や洗顔に気をつけているのに、最近顔のかゆみや吹き出物が気になる……という方は、汗や雑菌の影響を受けているかもしれません。

    【レスキュー法】

    汗トラブルを解決するには、清潔さを保つのが一番!

    9月になると大分涼しくなりますが、日によっては夏が戻ったように暑い日もあるでしょう。じんわりかいた汗の方がベタつきやすく、肌刺激にもなりやすいと言われています。汗をかいたら、ハンカチやタオルでこまめに拭き取りましょう。使い捨ての汗拭きシートも便利です。

    汗を拭く女性

    そして、帰宅したらすぐに洗顔。クレンジングとたっぷりの泡洗顔で汚れをしっかりリセットして、肌を清潔に保つようにしてください。

    原因5 冷え

    原因5 冷え

    意外と多くの人が悩んでいる、夏の冷え。これも、肌トラブルの要因です。

    夏の間、冷たい食べ物や飲み物ばかり口にして、内臓から冷やしていませんでしたか。つい薄着で出かけてしまい、オフィスのエアコンに震えていませんでしたか。

    体が冷えると代謝が下がり、ターンオーバーが乱れて肌ツヤにも悪影響が出ます。お肌の生まれ変わりがうまくいかないと、紫外線や乾燥ダメージもうまく修復できません。

    【レスキュー法】

    「寒い」と思う前に、日頃から体を冷やさないような生活を心がけましょう。

    部屋の冷やし過ぎに注意して、オフィスにはストールや靴下を常備しておくと便利です。これからの時期は1日のうちの温度変化も激しいので、脱ぎ着しやすい羽織ものを持ち歩き、上手に体温調節を。

    入浴はなるべくシャワーで済ませず、湯船に浸かって芯から温めるようにしましょう。マッサージで血行を促すのも効果的です。

    普段の水分補給でも、常温や温かい飲み物をチョイスしたり、生姜の入ったブレンドティーなどを常備したり、体を冷やさないように気をつけてください。

    体を冷やさないように温かいドリンクを飲むのもおすすめ。

    また、炭水化物(糖質)を控えると代謝がアップすると言われていますが、完全にカットすると逆効果に。脂質を制限しすぎるのも、冷えの原因になります。夏、無理なダイエットによって糖質や脂質を制限しすぎることで、かえって冷えを招いているかもしれません。バランスの良い食生活も忘れずに。

    原因6 栄養不足

    原因6 栄養不足

    暑くて疲れていると、食欲も減退しがち。お肉が好きな人も、この時期はちょっと敬遠してしまいませんか。

    そんなわけで、タンパク質やビタミン類が不足していないかチェックしてみてください。昨日、お肉やお魚は食べましたか? 野菜は足りていますか? そうめんや冷やし中華など、さっぱりした麺料理ばかり食べていると、栄養にも偏りが出てしまいます。

    タンパク質は、肌の材料。紫外線や乾燥によりダメージを受けた肌を修復するのに、必要不可欠な栄養です。それを肌に活かすためにまた絶対必要なのが、ビタミン類。これらが不足した状態では、当然キレイな肌は作られません。

    【レスキュー法】

    結局は、バランスの良い健康的な食事がいちばん、ということになりますね。「分かってはいるけれど、なかなか……」という方、どうぞHadamanmaの美容レシピ「食べるスキンケア」連載も参考にしてください。

    →これまでのレシピ記事は、こちらからチェック!

    毎日の食事でどうしても取りこぼしがちな栄養は、市販のサプリメントで補っても良いでしょう。その際は、できるだけ品質が良く、原材料など信頼できるものを選びたいですね。

    ●Recommend

    タンパクオトメ

    タンパクオトメ

    ソイ+ホエイのWタンパク質に、25種以上の美容素材を配合した、美容専門プロテイン。選べるフレーバーで、おいしく楽しみながら栄養補給が可能に。スポーツ時はもちろん、ダイエットの置き換え食や、不足しがちな栄養を補う美容食としてもおすすめです。

    * * *

    ようやく秋が見えてきました。

    「夏バテ肌」を「秋枯れ肌」にしないために、大切なのは毎日の生活習慣。丁寧なお手入れと栄養たっぷりの食事が、明日の肌を決めるのです。

    毎日鏡を覗いて「今日のわたしは輝いているかな?」とスマイルチェックしましょう。がんばっている自分のお肌の不調にいち早く気づいて、大切にケアしてあげてくださいね。

  • 日焼け・乾燥肌の回復に!コラーゲンの正しい摂り方とは?

    日焼け・乾燥肌の回復に!
    コラーゲンの正しい摂り方とは?

    コラーゲン研究の最新情報!
    本当に効果的な方法が明らかに。

    お盆も過ぎ、秋は目の前だというのに、まだまだ暑い日が続きますね。

    高温多湿、強烈な紫外線、エアコンの乾燥など、肌にとってはかなり過酷な季節を過ごす中で、体だけでなく肌もバテてきているかもしれません。秋を迎える前に、夏の疲れをリセットしたいものですね。

    そこで、今回注目するのは「コラーゲン」。

    化粧品でも健康食品でもよく耳にするコラーゲンですが、なぜ肌に良いとされるのか、実はよくご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。「肌にいい!」と言われる一方で「塗っても食べても意味がない」と噂されるなど、意外と分からないことも多いですよね。

    近年、コラーゲン研究の進展はめざましく、新たな事実が次々と分かってきています。それを知ると、今までの常識と違う印象をお持ちになるかもしれません。

    この機会に、最新の情報ともに効果的なコラーゲンの摂り方を学びましょう。きっと、夏のお疲れ肌のダメージ回復に役立つはずです。

    ハリ・ツヤ肌に欠かせない!
    「コラーゲン」の正体は?

    そもそも「コラーゲン」は、タンパク質の一種。

    体を作っているとても重要な成分で、特に肌に関して言えば、ハリやみずみずしさを支える大切な要素です。

    具体的に言うと、人の肌は一番外側の「表皮」、その下の「真皮」、さらに「皮下組織」の三層から成っているのですが、真皮の実に70%を占めるのが、コラーゲン。繊維状のコラーゲンがエラスチンやヒアルロン酸などと複雑に絡み合うことで、肌の弾力や潤いを保っているのです。その様子は、よくベッドのスプリングに例えられます。

    肌の図解

    いわば「お肌の土台」。コラーゲンなしにハリ・ツヤ肌はあり得ず、もちろん、お疲れ肌の回復にも欠かせないわけです。不足したら大変ですね。

    また、コラーゲンは優れた保湿成分で、化粧品にもよく使用されています。

    しかし、化粧品は一般的に肌を美しく整えるものなので、コラーゲン配合の化粧品を肌の外側にいくらつけたからといって、肌細胞の中のコラーゲンが増えるわけではありません。

    そこで、「コラーゲンを食べる」ことが大切になるわけです。

    「食べても意味がない」はウソ?
    コラーゲンの本当の話。

    コラーゲンはタンパク質の一種。

    体内のコラーゲンを増やすため、コラーゲン豊富な食事やサプリメントを摂って内側からアプローチする。昔からメジャーな美容法ですね。

    でも気になるのが、ときどき聞かれるこの言葉。

    「コラーゲンを食べても、肌のコラーゲンにはならない。だからコラーゲンを食べても無意味!

    これはウソ? それともホント?

    確かに、経口摂取したコラーゲンは、体内で消化されるときにアミノ酸に分解されてしまうので、「食べたコラーゲンが“そのまま”肌のコラーゲンになって定着する」ことはありません。

    しかし私たちの体は、食べたコラーゲンを材料にして「自らコラーゲンを作り出す」力を持っています。

    近年の研究でも「コラーゲンを摂取すると体内のコラーゲン産生が促進される」ことが分かっており、コラーゲンを食べるのは決して無意味ではありません。

    「私たちの体は、食べたものから作られている」

    Hadamanmaを運営する食品屋・タマチャンショップが以前からお伝えし続けてきたメッセージですが、美肌づくりにおいても同じことが言えるのです。

    毎日の食事で、
    たっぷりコラーゲン補給!

    普段の食事でコラーゲン摂取といえば、やはりお肉をいただくのがもっとも手軽で身近な方法です。

    特にコラーゲンが多いとされるのは、豚足や豚耳、牛すじ肉やテールなど。うなぎやスッポンもコラーゲン食材です。毎日は難しいですが、機会があればいただきたいものですね。

    Hadamanmaの「食べるスキンケア」連載でも、これまでコラーゲン豊富なレシピをたくさんご提案しています。

    美味しくて、きれいになれるメニューばかり。ぜひチェックしてくださいね。

    コラーゲンが多いとされるのは、豚足や豚耳、牛すじ肉やテールなど。うなぎやスッポンもコラーゲン食材です。

    ▼エスニックな肉料理で、夏ダメージ対策!

    コラーゲンたっぷり鶏肉ケバブ

    ▼日焼けからの復活肌レシピ

    もち麦入り鶏レンコン餃子

    ▼コラーゲン入りメニューで、ダメージ肌にも潤いを

    ワンタンわかめスープ

    もっと効果的にコラーゲンを!
    「ペプチドで摂る」という新発想。

    毎日健康的な食事を摂るのも大切ですが、より効率的にコラーゲン補給を目指したいなら「コラーゲンペプチド」を活用するのも良いでしょう。

    そもそも、動物性の食材に含まれているコラーゲンは、分子レベルで見ると沢山のアミノ酸が連なって三重のらせん構造を形づくっています。このままでは消化・吸収されにくいため、効率的に取り入れるには、かたまりをほぐす必要があります。

    まずコラーゲンを加熱し、分解するとゼラチンになります。コラーゲン=プルプルとしたイメージも、このゼラチンによるものでしょう。そこからさらに酵素で分解したものが、コラーゲンペプチドです。

    コラーゲン:多くのアミノ酸が繋がっている状態。ゼラチン:コラーゲンを加熱し、抽出・分解されたもの。コラーゲンペプチド:ゼラチンからさらに細かく酵素分解したもの。アミノ酸:一つあたりのサイズはコラーゲンの1/3000

    少し前までは、経口摂取したコラーゲンは一度 “すべて”アミノ酸に分解され、必要に応じて体内でコラーゲンに再合成されると言われていました。これはタンパク質を摂取しても同じなので、「わざわざコラーゲンの形で食べなくても、肉や大豆を食べていれば十分」と考える人も多かったのです。

    しかし最近では、コラーゲンはすべてがアミノ酸に分解されるのではなく、一部はペプチドの状態になって、体内のコラーゲンやヒアルロン酸の生成に役立っていることがわかっています。

    そして最初からペプチドを摂取した場合は、コラーゲン(タンパク質)のように「アミノ酸へ分解→体内でコラーゲンに再合成」という工程が要らないため、より効率的に吸収、活用され、満足な美容効果を得られるという研究結果も出ています。

    もちろん、アミノ酸も骨や内臓など体づくりのあらゆる材料になるので、肉や大豆などの高タンパク食品を食べるのは大切なこと。バランスの良い食生活が何よりの美肌作りの秘訣です。しかし、より集中的に夏のお疲れ肌をケアしたいとき、美肌づくりの効果を実感したいときは、コラーゲンペプチド摂取が効率的というわけです。

    コラーゲンペプチドは普通の食材では難しいので、サプリメントを活用しましょう。世の中にはいろんなコラーゲンサプリメントがありますが、種類や質によっては実感がまったく違ってくるので、素材や製法をしっかりと確認して、品質の良いものを選んでくださいね。

    そして、さらに効率的に美肌をつくるため、プラスしたいのが「ビタミンC」です。

    ビタミンCとコラーゲンは、
    美容の黄金コンビ!

    食べたコラーゲンを材料に、体内でコラーゲン産生するのに欠かせないのが「ビタミンC」。

    アミノ酸やコラーゲンペプチドを肌内部のコラーゲンとして組み立てる際に働く体内酵素を、ビタミンCがサポートしてくれます。せっかく摂ったコラーゲンを無駄なく美肌に活かすため、ぜひ一緒にビタミンCを補給するようにしましょう。

    ビタミンCは体内でのコラーゲン生成を強力にサポート

    体内のコラーゲンは加齢とともに減少しますし、ビタミンCはそもそも体内では作られない栄養です。どちらも毎日の食事でしっかりと摂取することが大切になってきます。

    特に、体が疲れたりストレスを感じたりしているときは、ビタミンCが多く消費されると言います。過酷な気候が続く今の時期、お疲れ肌を回復するためにも、コラーゲンと共にビタミンCをたっぷり摂るようにしましょう。

    ビタミンCは夏野菜や果物に豊富なので、旬の味覚を楽しみながら取り入れていってくださいね。量を摂るのが難しい方は、スムージーにしたり、ビタミンCサプリメントを活用してはいかがでしょうか。

    * * * 

    今回は、コラーゲンを内側から補給するお話をメインにお伝えしましたが、外側からのケアも大切です。

    特に紫外線は、せっかく作ったお肌の奥のコラーゲンも次々破壊してしまいます。秋口になり日差しが優しくなっても、しっかり日焼け止めを塗ってUV対策を続けましょう。

    お肌の潤いを守るためにも、毎日の丁寧なスキンケアも欠かさないようにしたいですね。

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    ひにまけぬ」「やさいのおまもりUVクリーム

    野菜や植物由来エキスをたっぷり配合した、食品屋さんの日焼け止め。お肌に潤いを与えながら、紫外線ダメージからしっかり守ります。

    もうすぐ厳しい夏が終わります。

    季節の変わり目で気候も乱れやすくなりますので、お肌だけでなく体調にも気をつけてくださいね。

  • 化粧崩れは「化粧前」に防ぐ!1日を美しくする、夏の朝スキンケア

    化粧崩れは「化粧前」に防ぐ!
    1日を美しくする、夏の朝スキンケア

    暑い日が続き、メイク崩れが悩ましいですね。

    朝、化粧をしている最中から汗でベタベタして、ファンデーションが塗りづらい!ということもあるでしょう。せっかくきれいに仕上げていても、ちょっと時間が経つと皮脂ですぐドロドロになってしまう……

    汗や皮脂に強い夏用のコスメを使うのも手ですが、いつものメイクを崩れにくくするポイントは、実は化粧そのものでなく、その前に行う「スキンケア」にあるのです。

    ドロドロと過剰な皮脂。
    原因は、実は「乾燥」!

    夏は「インナードライ」に要注意!

    ウェットにベタついているように見えても、実は乾いているのが、夏の肌。インナードライという言葉をご存じの方も多いでしょう。

    夏は紫外線ダメージやエアコンなどの影響で、隠れ乾燥が進みやすい季節ですが、秋冬に比べると保湿ケアは油断しがち。

    乾いた肌は自らを守ろうと過剰に皮脂を分泌してしまうので、余計にベタベタ・ドロドロになるという悪循環に陥っています。

    メイク前の丁寧な保湿ケアこそ、1日中サラサラ肌で過ごせる秘訣。

    夏も、とにかく保湿をしっかりと! 化粧水で潤いを届けるだけでなく、油分で「潤いを閉じ込める」のも大切なので、乳液もきちんと使いましょう。

    ベタつきを嫌がって乳液を少なめにする方も多いと思いますが、まずは一度メーカーの規定量(推奨量)をしっかりと使って、肌によく馴染ませたあと、ベタつくところだけをやさしくティッシュオフすると良いでしょう。

    おでこや鼻はテカテカになるのに、目元や口周りは乾燥してしまう、という部分乾燥・混合肌の方は、部位によって保湿や油分補給の量を調整して。

    ベタつきやすいTゾーンは、化粧水の重ね付けやローションパックなどで、特に念入りな水分補給を行い、油分は軽めに。カサつきやすいUゾーンは、たっぷり保湿したあと、乳液やクリームなどの油分補給をしっかりと行いましょう。

    化粧水や乳液は
    「冷やして」使おう

    ベジローション&ベジミルク

    お風呂上がりや暑い日は、汗に邪魔されてスキンケアがなかなか浸透せず、化粧にも手間取りますね。何をするでもなく汗が噴き出し、なかなか引いてくれず、顔がベタベタ……急いでいる時などたまりません。

    そんな時は、化粧水や乳液などのスキンケア用品を冷やしておいて、ケアと同時に「クールダウン」を図るのも一案です。ボトルごと、冷蔵庫に保管してみませんか。

    コスメの品質も保たれて、一石二鳥です。

    ただ、いくら冷やしておいても、温かい手に出した時点で化粧品は一瞬で温まってしまいますので、手に直接取らずにコットンを使うのがおすすめです。

    NG習慣4 強いパッティングで、化粧水を肌に叩きこむ

    冷やした化粧水で丁寧にパッティングしたり、冷やしたシートマスクでじっくりと肌を落ち着かせながら、潤いをしっかり仕込むことで、その後の化粧ノリが良く、日中の皮脂分泌も落ち着きます。

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    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

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    Wセラミドや椎茸エキスなど、質の高い保湿成分を贅沢に配合した、保湿化粧水&保湿美容乳液。潤いと栄養をたっぷり届ける“お肌のごちそう”です。

    明日からさっそく丁寧なスキンケアに取り組めるように、いつもより5分だけ早起きしてはいかがでしょうか。潤いたっぷりのお肌を作って、化粧崩れ知らずの美しい夏を過ごしたいですね。

  • バレンタインには手をつなごう!手足の先まで全身うるおう冬になる。

    バレンタインには手をつなごう!
    手足の先まで全身うるおう冬になる。

    もうすぐバレンタインデー。大切なデートの約束をしている人もいらっしゃるでしょう。そんな日に、思い切ってつないだ手がカサカサしていたり、乾燥しすぎて指先が触れた瞬間にバチバチ!なんてこと、絶対に避けたいですね。

    だから、今回のテーマは全身の保湿です。お顔だけでなく全身をしっかりケアして、バレンタインはいつにも増して「うるうるつやつや」の肌でイキイキと輝いていたいですね!

    1 バスタイムで、全身あったか&うるおいチャージ

    バスタイムは、全身のケアに最適な時間。

    でもこの時期は湯上りの寒さから、ついついボディケアもそこそこに厚着をしてしまいがちです。保湿をせずに服を着ると、ほてって蒸れるだけでなく、それが乾くときに肌表面の水分まで奪って余計に乾燥してしまいます。そうならないために、まずはゆっくり湯船に浸かり、体の芯までしっかり温めて。血圧や心臓などのリスクがない方は、ぜひ「全身浴」を習慣にしてください。

    冬は、体をあたためる入浴剤がたくさん出ていますし、美容や保湿効果があるものを選べば、手っ取り早く全身スキンケアができますね。湯船に植物性のオイルを数滴垂らすだけでも、乾燥を防ぎ、温もりが持続しやすくなるのでおすすめです。

    熱いお湯に短時間浸かるより、低めの温度にじっくり浸かったほうが、お肌への刺激も少なく湯冷めもしにくくなります。飽きずに長時間浸かれるように、ジップ袋などに入れて防水したスマホや本、飲み物などをトレイに乗せて持ち込んでも良いですね。

    また、体をゴシゴシ洗いすぎると、必要な皮脂まで奪ってしまうことがあります。湯船にしっかり浸かるだけでもある程度の汚れや皮脂は落とせるので、特にひどい乾燥肌にお悩みの方は、この時期はスポンジでなく手のひらで洗う、ボディソープの使用を週2回くらいに抑えるなど、試してみてはいかがでしょうか。足や脇など、ニオイや汚れが気になるところ以外はお湯洗いを基本にして、石鹸やボディソープを使う場合も、冬場は保湿効果の高いものを選びたいですね。

    2 お風呂上がりは、全身しっとり対策を!

    お風呂から出ると、肌はすぐに乾燥し始めます。特にしっかりと温めた肌はどんどん水分が蒸発するので、保湿のタイムリミットは30分程度とも言われています。ボディケアは湯上りすぐに始めましょう!

    ボディミルクやクリーム、オイルなどを、背中や腰回り、ひじやひざなど、乾燥やかゆみの気になるところを中心に全身に塗ります。もし脱衣所が寒ければ、浴室内でケアするのもおすすめですが、高温多湿の浴室内は化粧品の保管には不向きですので、使用するたびに持ち込むようにしましょう。

    ●ボディローション

    いわゆる化粧水です。肌に潤いを与えますが、油分がないので冬場の乾燥ケアには物足りないかもしれません。そのあとにミルクやクリームで蓋をすると、潤いが持続します。

    ●ボディミルク・ボディクリーム

    ボディミルクは乳液です。水分と油分のバランスが良く伸びが良いので、全身に使いやすいでしょう。ただ、乾燥しやすい部分や特に乾燥しやすい方には、より保湿力の高いボディクリームがおすすめ。テクスチャに合わせて、デイケアはミルク、ナイトケアはクリームと使い分けても良いでしょう。

    ●ボディオイル

    保湿力が高く、肌を柔らかくしてくれ、マッサージにも使えます。お風呂上がりに体を拭く前、オイルを塗り広げて体にすりこむと、潤ったもっちり肌になります。

    3 指先までしっとりするには?

    冬はひび・あかぎれなど、手の悩みも多くなります。せっかくのバレンタインデート、指先までうるうるの手で、自信を持って挑みたいですね。

    指先までうるおいをしっかりと閉じ込めるなら、とにかく濡れたらすぐにしっかり拭き取り、こまめにハンドクリームを塗ることです。

    お手洗いの後は備え付けのエアータオルだけでなく、ハンカチを使って指の股や爪の間の水気もしっかりと拭き取りましょう。お湯や洗剤を使った食器洗いの後は、特に乾燥しやすいにも関わらず、すぐに次の家事に取りかかってしまい保湿が後回しになりがち。キッチンにハンドクリームを置いて、ついでにすぐ塗れるようにしておきましょう。

    「濡れたままにすると、濡らす前より乾く」!これを肝に銘じましょう。

    ハンドクリームを塗る際は、手指だけでなく爪の根元まで軽くマッサージするようにつけると、指先が温まり、ささくれなどのケアにもなります。ネイルケアをしっかりしたい時は、先にネイルケア専用のオイルを塗ってから、ハンドクリームを塗りましょう。

    おすすめ商品

    手粧水

    
化粧水とクリームがダブルで働く、顔と同発想のハンドケア。豊富な植物エキスの力で、手肌にたっぷり潤いを与え、やさしく守ります。ベタつきが苦手な方にも、ひどい手荒れに悩んでいた方にも、選ばれているハンドクリームです。

    乾燥に悩む季節ですが、日々の丁寧なケアでしっかり潤っていたいですね。来たるバレンタインデーに向けて、うるうるつやつやな肌を磨きましょう!

  • パチパチにさよなら! 美髪のための静電気対策。

    パチパチにさよなら! 美髪のための静電気対策。

    下敷きで髪をこすって、静電気遊びをしたことはありませんか。冬場は特に髪の毛がモワモワと立ち上がって、面白かったものです。

    子供のころは楽しかった静電気も、大人には不快でしかありません。冬場は特に静電気が起こりやすく、セーターを脱いだりドアノブを触ったりするたびに、痛い思いをしている方も多いでしょう。

    それだけでなく、特に大人の女性にとって静電気はヘアケアの天敵。乾燥した髪に、バチバチの静電気はさらなるダメージを与えてしまいます。

    静電気が髪に与える深刻な影響

    静電気の影響で髪の毛にダメージが与えられることも。

    静電気は一年中発生しているのですが、湿度が高く汗をかきやすい夏と比べて、乾燥した冬は電気の逃げ道となる水分が少ないため、体に電気がたまりやすくなります。

    冬の乾燥した髪の毛も、静電気がたまりやすい場所。

    静電気が発生すると、髪が広がってヘアスタイルがまとまりづらいだけでなく、髪表面のキューティクルが剥がれやすくなり、髪にダメージを与えることもあります。

    キューティクルが剥がれるとクシの通りが悪くなり、枝毛や切れ毛になりやすくなります。

    キューティクルが剥がれると、そこからタンパク質や水分が流れ出し、さらにパサつきが悪化します。また、静電気で毛先がもつれたり絡んだりすると、クシ通りが悪くなり、枝毛切れ毛になりやすくなります。

    さらに、静電気を帯びた髪や頭皮はホコリを吸い寄せてしまうため、汚れがち。空気中のホコリの中には、さまざまな雑菌も混じっていますから、それが頭皮の皮脂と化学反応を起こすことで、頭皮にダメージを与え、健康な発毛の妨げになります。

    パチパチして不愉快なだけでなく、静電気は多くの髪ダメージを引き起こす原因になるのですね。

    パチパチにさよなら!3つのケアで、静電気を防ごう。

    1 とにかく保湿ケアが第一!

    静電気のケアにはとにかく「保湿」がカギ!

    静電気を防ぎたければ、まずは髪をしっかり保湿すること! 乾燥ダメージは静電気の大好物です。

    毎日のお風呂では、いつもより丁寧にヘアケアに取り組んでみて。パサパサが気になる人は、普段のシャンプーやトリートメントを見直し、保湿やダメージ補修効果の高いものを使ってみましょう。

    ●おすすめの商品


    Yasaiヘアパック

    Yasaiヘアパック

    食べ物由来の濃厚な栄養たっぷりの、贅沢なトリートメント。ダメージを補修し、髪に潤いを与えます。

    アウトバスのトリートメントや、ヘアオイルも効果的です。

    お風呂上がりはもちろん、おでかけ前にもひと塗りしておきましょう。髪の潤いを守り、パサつきを落ち着けることで、帯電を防ぐことができます。

    ●おすすめの商品


    髪サラダ

    髪サラダ(ヘアオイル)

    数種類の天然ハーブオイルを配合。ひと塗りでうるツヤの髪へ仕上げます。

    また、部屋の乾燥も静電気を招きます。

    加湿器などを使って50%以上の湿度を保つようにすると、髪や衣服が帯電しても、空気中の水分を伝って自然に放電されやすくなります。加湿器のない部屋でも、洗濯物を室内干しや、お風呂上がりのバスタオルを椅子の背にかけるだけで、室内の湿度を上げることができます。

    2 帯電しにくい髪環境をつくろう

    髪と衣服との摩擦で、パチパチと静電気が起こることも多いですね。

    綿や麻などの帯電しにくい素材を選びたいところですが、特に暖かい冬服には帯電しやすい素材が多く、避けてばかりもいられません。そこで、髪と衣服の摩擦を少なくするため、髪を結んでまとめるだけでもかなり違います。

    髪の毛を結んでまとめるだけでも帯電を防ぐことができます。

    髪と衣服との接触面を減らせるだけでなく、髪同士の摩擦も抑えられるので、静電気やダメージ予防に効果的。最近は静電気防止のヘアゴムも開発されているので、気になる方は探してみては。

    また、髪のパサつきが気になったときは、ブラッシングで髪を整えましょう。

    髪のもつれや絡みが取れるだけでなく、余計なホコリを取り、皮脂を髪全体になじませることでパサつきが抑えられるので、静電気が発生しにくくなります。適度なブラッシングは頭皮にも良い刺激になります。

    乾燥の時期は、一気にブラシを通そうとすると髪にダメージを与えることがあるので、まず毛先から優しく丁寧にほぐして、ゆっくり全体をとかすようにしましょう。

    またブラシを選ぶ際、プラスチック素材のものは静電気が発生しやすいので、豚毛ブラシやツゲのクシなど、ナチュラルな素材のものがおすすめです。

    ブラシの素材はプラスチックではなく豚毛やツゲなどのナチュラルな素材がおすすめ

    3 食事で、すこやかな髪を目指そう

    食事で髪に嬉しい栄養をしっかり摂ろう。

    静電気に負けないために、食べ物の栄養から元気な髪を育てることも大切です。

    髪の大部分はケラチンというタンパク質で構成されているので、まずは肉や魚、卵、大豆などから、タンパク質やアミノ酸をしっかり補いましょう。また、ミネラルも重要。カルシウムやカリウムをはじめ、特に亜鉛は、髪の強い味方です。亜鉛は牡蠣や豚レバーに豊富ですので、毎日は難しい食材ですが機会のあるとき積極的に食べたいですね。

    そのほか、モズクやワカメに含まれるフコイダンや、ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜に豊富なビタミンA(βカロテン)も、髪に良い栄養です。

    おやつをスナック菓子からチーズやナッツ類にするだけでも、タンパク質やミネラル分を補給しやすくなります。プロテインやサプリメントなど、補助食品を活用するのも良いですよ。

    美しい髪をつくるには、まずバランスのとれた健康的な食生活が大切。髪の静電気ダメージが気になる冬も、やっぱりヘルシーな食事が良いのですね。

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    タンパクオトメ

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    ソイ&ホエイのWタンパク質に、ビタミン・ミネラル、美容成分をたっぷり配合。女性のための美容プロテインです。

    ***

    髪が広がるだけでなく、潤いや栄養まで奪ってしまう、怖い静電気。

    保湿以外にも、いろいろな対策ができることが分かりました。静電気にお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した習慣を取り入れて、不快なパチパチを遠ざけましょう。

  • クリスマス間近!聖夜に向けたツヤ髪づくり。

    クリスマス間近!
    聖夜に向けたツヤ髪づくり。

    肌だけでなく、髪にも厳しい乾燥の季節です。北風だけでなく暖房の風にも、日々潤いを奪われて、髪はパサつきがち。さらに寒さで血管が縮んで、酸素や栄養が毛根に行き渡りにくいという三重苦。

    でも、もうすぐクリスマス。そんなことは言っていられません。しっかりとケアをして、うるうるキラキラの艶髪で、特別な日を迎え撃ちましょう!

    まず敵を知る。パサパサ髪の原因とは?

    冬のヘアダメージの原因は、第一に乾燥。

    湿度が低いうえに、室内は暖房でさらに乾燥しているため、髪は常にカラカラの空気に襲われています。また、寒い時期は体を温めるために熱いお風呂に入る方も多いですが、シャワーの温度も熱々にしていると髪の潤いまで洗い流してしまいます。

    乾燥した髪は、キューティクルがはがれやすくなり、その隙間から潤いが逃げてしまうのです。切れ毛や枝毛が起こりやすくなり、見た目にもパサつきが目立つようになります。

    血行不良と栄養不足も、パサパサ髪の原因。冬は汗をかきにくい季節だからと、シャンプーの回数を減らしていませんか?

    ただでさえ寒くて血行が滞りがちなのに、シャンプー時の頭皮マッサージの機会が減ることで、ますます血流が悪くなり、毛根の栄養状態が悪くなってしまうのです。

    そんな厳しい冬の中、どうすれば美しい髪になれるのでしょうか?

    艶髪ポイント1
    毎日のバスタイムで、丁寧なヘアケアを!

    丁寧に汚れを落として、トリートメントでしっかりと補修

    美しい髪づくりを決めるのは、毎日のバスタイム。「髪の汚れを落とす」「潤いを与える」「潤いを閉じ込める」この3ステップが、艶髪づくりに欠かせません。順にチェックしていきましょう。

    1.シャンプーで、頭皮の汚れを落とす

    

まずは頭皮を整えて、髪が健康的に育つ土壌をつくりましょう。シャンプーのときは髪の汚れを落とすだけでなく、頭皮マッサージをしっかりと行い、血液や栄養、酸素が行き渡っていることをイメージしましょう。





    地肌をマッサージするようにシャンプーします。

    

ぬるま湯で髪をしっかりすすいだあと、よく泡立てたシャンプーで頭皮を優しく洗います。こするのではなく、指の腹で頭皮を揉み込むように洗うのがポイント。







    

頭皮を清潔にすることは、気になるフケやニオイの対策にもなるので、クリスマスの接近戦の前に、きちんとケアしておきたいですね。いつものシャンプーを使うのも良いですが、頭皮ケア用のヘアケア用品を使うのも効果的です。








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髪の「土壌」を育てる、植物生まれのスキャルプケア。

    


2.トリートメントで、潤いを与える




    シャンプーをしっかりすすいだあとは、トリートメントを忘れずに。シャンプーが汚れを落とすのに対し、トリートメントは髪の内部に栄養成分を届けてダメージを修復し、潤いを与えます。トリートメントは頭皮にはつけず、毛先から丁寧につけていきましょう。





    頭皮につけず、毛先を中心に塗りましょう。

    トリートメントをつけるときの、スペシャルな方法をご紹介します。



    まずは、髪の毛一本ずつにムラなくつける裏ワザ。
    毛先全体にトリートメントをつけたあと、指一本分程度の毛束を片手に取り、もう片方の手で数回手ぐしを入れるようにしてトリートメントをなじませます。これを繰り返すことで、髪一本一本がトリートメントを纏うようになります。

    丁寧にトリートメント。

    しっかりなじませたあと、できるだけ時間を置きましょう。
蒸しタオルで包むことで、スチームエステのような効果を狙うことができます。湯船に浸かって体を温めながら過ごすと良いですね。



    洗い流しはしっかりと、トリートメント剤を髪に残さないようにすすぎましょう。





    Yasaiヘアパック

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    3.ヘアオイルで潤いを閉じ込める



    特にパサつく、まとまらない、ツヤがほしいといった悩みがある方には、ヘアオイルがおすすめ。

    

ヘアオイルは、髪に潤いを閉じ込め、ダメージから髪を守る働きをする心強いアイテム。お風呂上がりのドライヤー前につけると、熱ダメージや過乾燥を防いでくれます。

    お出かけ前にはスタイリング剤や保湿ケアとしても活躍。流行の濡れたような質感のスタイリングも、ヘアオイルなら簡単に叶えることができます。

    ヘアオイルをつけるときのポイントは、まず手のひらにワンプッシュをしっかり伸ばし、髪の内側から塗り広げていくこと。いきなりベタッと髪の表面につけると、髪が脂っぽくなるので要注意です。まずは全体になじませたあとに、気になるところに薄く重ねづけていくようにしましょう。


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    また、全身の血行は頭皮にも影響します。さっとシャワーだけで済ませるのではなく、なるべく日頃からゆっくりと湯船に浸かって、血行を促進しましょう。代謝が上がると頭皮のターンオーバーも促進され、栄養が隅々まで行き届きやすくなります。

    毎日の丁寧なバスタイムで、美しい髪を作っていきたいですね。

    艶髪ポイント2
    髪の材料を、しっかり補給。

    短期間で効果的なのは外側からのケアですが、せっかくなら内側から長期的なケアもはじめてみませんか?


    髪の基本成分は、ケラチン。その素になるのは、上質なアミノ酸を含むタンパク質です。まずは髪の材料を補給するため、肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などを毎日食べるようにしましょう。

    美しい髪の毛を作る為にはタンパク質・ヨード・ビタミンA・Eが効果的

    髪の発育に良いヨードを含む食品もおすすめ。わかめ、ひじき、昆布などの海藻類に豊富です。

    さらに血行を助けるビタミンAやビタミンE。緑黄色野菜や玄米、植物性の油などを積極的に摂りたいものです。青魚も、血液を固まらせにくくするEPAが含まれた、血流に良い食べ物です。

    艶髪ポイント3
    頭の防寒対策で、ダメージから髪を守ろう。

    冬の寒さで、頭皮の血管も縮こまります。血行不良の状態が続くと当然栄養状態も悪くなり、次に生えてくる髪の健康が奪われやすくなります。

    真冬にセーターや分厚いコートで防寒対策をするように、頭もなるべく温かい帽子などで守ってあげてください。

    帽子をかぶることで紫外線ダメージをカット

    帽子をかぶることで、北風などの乾燥や、外気汚れ、紫外線ダメージなどから髪を守ることもできます。

    ただし頭皮が蒸れるのは良くないので、暖かい室内で長時間汗をかくようなら無理は禁物。また、帽子も清潔なものをかぶるようにしましょう。

    静電気が発生しやすい時期なので、できるだけ髪の摩擦が少なくなるように、髪を結っておくのも効果的。帽子と合わせて、おしゃれにスタイリングを楽しんでみてくださいね。

    * * *

    うるうるツヤツヤの髪なら、薄化粧でもとっても華やかに見えますよね。そんな憧れの髪に近づくために、厳しい冬こそきちんとケアしたいですね。

    冬本番。寒さは女性につらいですが、おいしく食べて、しっかり体を温めて、美しさに磨きをかけて、笑顔で乗り切ってください。そうすれば春にはきっと、去年よりきれいになっているはず!

  • グッタリくたびれお肌に、癒しのスペシャル・コットンパック!

    グッタリくたびれお肌に、
    癒しのスペシャル・コットンパック!

    年の瀬押し迫る中、仕事にお付き合いにプライベートにお忙しいことでしょう。宴席も増え、お疲れ気味ではありませんか。

    また、寒さと乾燥にさらされる季節でもあります。内からも外からも、お肌がくたびれてしまうこの冬を、なんとか乗り切って美しさを維持したいものですね。

    今回は、いつもの化粧水で今夜からできる、癒しのコットンパックをおすすめします。週末やお出かけの前日だけでも、この冬から取り入れてみませんか? ツヤ肌なら、きっとパーティがもっと楽しくなりますね。

    コットンパックに期待できること

    化粧水は手よりもコットンでつける方が、よりまんべんなくすみずみまで化粧水を浸透させることができます。さらに時間をおく「コットンパック」は、さらなる浸透を期待できます。

    化粧水がしっかりと行き渡れば、キメが整い角質が柔らかくなって、乾燥による毛穴の開き、大人ニキビなどが改善されるでしょう。乾燥はくすみやちりめんジワの原因でもあるので、肌の加齢にブレーキをかけるために、毎日は無理でも、できるだけ頻繁に行いたいものです。

    では、基本的なコットンパックの方法をご紹介します。

    1 めくれる大判タイプのコットンを使う

    顔をしっかり覆える大判タイプがおすすめです。

    コットンパックには、フチのない、めくれるタイプの大きなコットンが使いやすいでしょう。

    薄いコットンの間に綿を挟んでフチを止めてあるタイプのコットンは、厚すぎて重みですぐに落ちてしまいますし、フチの部分が固くて肌にフィットしません。また、顔をしっかり覆えるように、大判タイプがおすすめです。

    フチのないコットンのほうがコットンパックにぴったり。

    めくれる大判コットンが見つからない時は、薬局やドラッグストアで「脱脂綿(カット脱脂綿)」として販売されているものでも良いでしょう。コットンよりも安く手に入ります。

    既にお持ちの普通サイズのコットンを使う場合は、枚数を増やしたり、繊維と平行方向に引っ張って伸ばしたりすると良いでしょう。

    2 パック前にしっかりと洗顔し、保湿する

    パックの前に汚れをしっかり洗い流し、保湿をしましょう

    コットンパックを始める前に、化粧水の浸透を高めるため、しっかりとした洗顔が必須です。クレンジングと洗顔を丁寧に行い、柔らかいタオルで優しくしっかりと水滴を拭き取りましょう。そして、いきなりパックするのでなく、化粧水を顔全体になじませ整えましょう。

    3 コットンの貼り方

    それでは、いよいよ具体的なコットンパックのやり方です。

    コットンの端まで化粧水をたっぷり染み込ませてから、一枚ずつ丁寧にめくります。脱脂綿の場合は厚さが均等になるように、薄く裂きましょう。裂いて5枚くらいまで増やせると良いですが、難しい場合はコットン枚数をプラスして、顔全体に貼れる数を用意します。これを乾燥しやすい場所に貼っていきます。

    コットンを伸ばしながら貼ります。

    まず、左右の目の下に貼ります。このとき、顔の中心からコットンを伸ばしながら、ほお全体を覆うように貼ると、ぴたっと密着します。それから、額にも一枚広く貼りましょう。残る鼻周りと顎にも貼り、顔全体がコットンで覆われるようにします。

    特に乾燥がひどい場合は、この上からラップで包むと、さらにしっかりとした浸透が期待できるでしょう。

    コットンパックの時間は、化粧水の保湿力にもよりますが、大体3分前後。いずれの場合も、5分以上放置するとコットンの乾燥がはじまり肌から水分を奪ってしまうので逆効果です。長時間貼りっぱなしにしないよう気をつけてください。

    4 乳液やクリームで、潤いを閉じ込める

    乳液やクリームでしっかりと水分に蓋をしましょう

    化粧水は、乳液や美容液などと違い、水分の蒸発を防ぐ油分が配合されていないものが多いため、たとえ丁寧なパックでしっとりしたとしても、そのままでは水分の蒸発を免れません。せっかく浸透させた水分を逃さないため、すぐに乳液や保湿クリームなどを使ってケアしましょう。

    いかがでしたか?

    乾燥の季節だからといって、特別なクリームや高価な化粧品を買い足さなくても、いつもの化粧水の使い方を少し工夫するだけで、見違えるようなツヤ肌になれるかも知れません。いつもの化粧水のポテンシャルを最大限に引き出すために、ぜひお試しいただきたいと思います。

    また、さらなるディープケアとしては、以前にご紹介した乳液パック(リンク:https://hadamanma.com/archives/1108)も有効です。併せてご参照ください。

    オススメ商品:とれたてベジローション

    Hadamanmaとれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

  • 年末のお疲れ肌をレスキュー!美肌を作る栄養補給とは?

    年末のお疲れ肌をレスキュー!
    美肌を作る栄養補給とは?

    肌にとって、厳しい寒さが続きますね。寒さで血管が縮むと、酸素や栄養が肌のすみずみまで行き渡りにくい上に、冬は冷たい北風で水分も奪われがち。毎日がんばる肌はきっと、お疲れ気味です。

    そんな時こそ、正しいスキンケアに加えてたっぷりの栄養補給で、いつも以上に肌をいたわり、元気づけてあげたいものですね。

    お疲れ肌に足りない栄養とは?

    パーティや外食が続く季節。カロリーはオーバーしがちな反面、必要な栄養は不足しがちという、アンバランスさが肌荒れを招く季節でもあります。

    肌疲れのタイプによって、足りていない栄養素を知るところから始めましょう。

    1 カサカサ乾燥肌

    2 目元に慢性クマ

    3 顔色どんよりくすみ肌

    4 パサパサ髪の毛

    5 パンパンむくみボディ

    肌や髪の悩み別に、足りない栄養素を上手に取り入れて、普段から美と健康のバランスを保ちたいものですね。

    1 カサカサ乾燥肌タイプ
    コラーゲンとビタミンを補って、うるおいアップ!

    人間の体を構成するタンパク質のうち、約30%を占めるコラーゲン。特に、肌のハリや弾力を支える真皮層の約70%が、コラーゲンと言われています。保水力の高いコラーゲンが不足すると、肌はカサカサに乾燥します。乾燥が気になる方は、まずコラーゲンを補いましょう。

    コラーゲンを多く含む食材を上手く取り入れてみましょう。

    コラーゲンを多く含む食品は、お肉などの動物性食品。豚足、鶏皮、手羽先、牛すじなどに豊富です。海洋性食品としてはスッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ、クラゲなど。その他ゼラチンやプリン、杏仁豆腐などにも豊富に含まれています。

    お気づきかと思いますが、コラーゲンが豊富な食材には高カロリーなものが多いので、美容を気にかける方は少し抵抗を感じるかも知れません。食事から摂取が難しい場合は、サプリメントを活用されると良いでしょう。

    サプリメントであれば、コラーゲンそのものは低カロリーですし、食事よりも効率的に摂取できます。特におすすめなのは、分子量の小さなコラーゲンペプチド。普通のコラーゲンよりも体内での吸収率が良いと言われています。

    また、コラーゲンはビタミンCの助けがないと正しく分解・吸収・再合成されません。(詳しくは、過去記事「食べたコラーゲン、本当にお肌に届いてる?」をお読みください。)

    お肉だけでなく野菜もしっかり摂る、サプリメントもビタミンや酵素を併せて摂るといった工夫をしたいですね。

    2 目元に慢性クマ
    ビタミンA・C・Eを中心に、タイプ別のケアを!

    気になる「クマ」のケア方法

    目の下の慢性的なクマ、悩ましいですね。夜更かしが続いて寝不足になったり、目を酷使する仕事をしている方には、特に多い悩みではないでしょうか。

    目周りの皮膚は薄くてデリケートなので、お肌や健康状態が顕著に現れる場所。一口にクマと言っても、影が落ちている「黒クマ」・血行不良による「青クマ」・色素沈着による「茶クマ」などのタイプがあるので、それぞれ違ったアプローチが必要です。

    アイクリームでケアするのも良いですが、それ以前にまず食生活でできることがあります。どのクマにも共通して効果的な栄養は、抗酸化トリオの「ビタミンA・C・E」。肌はもちろん健康に欠かせないビタミンで、美容トラブルを改善する強い味方です。このトリオを基本に、クマのタイプ別に効果的な栄養をプラスしていきましょう。

    目の下のクマは3タイプ。

    「黒クマ」は、影の原因となるたるみ・むくみの改善を。

    たるみには、エイジングケアのためにポリフェノール、肌の原料であるたんぱく質(アミノ酸、コラーゲン)を摂取しましょう。むくみにはカリウムが効果的。パセリ・納豆・里芋・ほうれん草などに豊富です。過剰な飲酒や塩分摂取にも気をつけましょう。

    「青クマ」は、とにかく血行を促進すること。

    血液づくりには、たんぱく質・鉄分・ビタミンB群を中心に。小松菜や動物性レバーを食べるのがおすすめです。血液をサラサラにする成分が豊富な玉ねぎや、DHAが豊富なサバやサンマも良いですね。カシスなどに豊富なポリフェノールも、血行やクマ改善に効果的と言われています。冷えを避け、体をしっかり温めましょう。

    「茶クマ」は、色素沈着の改善を。

    寝ても温めても取れないクマは、このタイプ。乾燥や紫外線による影響や、洗顔やメイク時にこすったり、合わない化粧品の刺激を受けたりすることで色素沈着を起こしています。刺激を極力抑えることはもちろん、ターンオーバーを促進し、美白効果のある栄養を摂ることが大切。ビタミンA・C・E、リコピンなどの抗酸化作用のある栄養を基本に、緑黄色野菜が多めの健康的な食事を心がけて。

    3 顔色どんよりくすみ肌
    ビタミンB2、Eと鉄分補給が必須です。

    くすみが気になる季節。栄養でケアしよう。

    イベントが続くシーズン、どんよりした顔色は、なんとかしたいですね。

    くすみの原因は、古い角質の蓄積や色素沈着。パーティなどで普段より濃いメイクをした時は、いつものクレンジングでは落としきれない汚れにご注意を。また、肌の保湿が足りずに乾燥した場合も、ツヤがなくなって肌色がどんよりした印象になります。

    毎日の十分な洗顔と保湿はもちろん、大切なのは“食べるスキンケア”です。色素沈着には茶クマと同じく、ターンオーバーを促進するビタミンA・C・E、ポリフェノールを。ビタミンB2や、コラーゲンも良いですよ。また、血行不足もくすみを招くので、生理中に顔色が悪くなりやすい方は、積極的に鉄分を摂取してください。

    ビタミンB2・ビタミンE・鉄分をしっかりと補給しましょう

    特に鉄分は、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収が良くなります。野菜や果物もしっかり摂るように心がけたいですね。体の内側から栄養をしっかり補うことで、くすみを脱ぎ捨てクリア肌になりましょう。

    4 パサパサ髪の毛
    ケラチンやコラーゲンで、元気な髪を育てよう!

    美しい髪を育てる栄養は?

    パーマやカラー、スタイリング剤で酷使された髪は、表面のキューティクルが傷みがち。すると髪の内側からタンパク質や脂質も流れ出し、水分を保てなくなってパサパサになってしまいます。

    また、寒さや栄養不足で血流が悪くなることでも、栄養が行き渡らなくなって髪が痩せる場合もあります。いずれにしても、残念ながら傷んでしまった髪に、自己補修能力はありません。日々伸びてくる髪を、元気にしていきましょう。

    そのために必要な栄養は、皮膚や髪の毛の材料である前述のコラーゲンのほか、ケラチンがあります。かつお、まぐろ、豚ももにく、豆腐や納豆に豊富です。また、髪の健康にはビタミンB群の一種であるビオチンも有効。やはり魚肉卵、豆類に豊富です。

    ミネラルの一種である亜鉛や銅も補いたいところ。亜鉛は牡蠣、ほたて、海藻類、玄米など。銅は牛レバーやしゃこ、ほたるいか、いくら、カシューナッツ、ココアでも補うことができます。

    5 パンパンむくみボディ
    カリウムとビタミンB1で撃退!

    栄養でむくみケアを始めませんか?

    太ったわけでもないのに、顔がパンパンに腫れたり脚が膨らんだりして見えるのは、とても嫌なものですね。そんなむくみは、余分な水分が全身や体の一部に溜まってしまうことで起こります。

    心臓を出てから全身に栄養を届けた血液は、通常であればふくらはぎの筋肉がポンプのような役割を果たして心臓に戻っていきますが、それがうまく働かないと、血液の巡りが悪くなり、あちこちに水分や老廃物を残している状態となります。

    特に筋肉量の少ない女性は、男性よりむくみやすく、さらに生理中は妊娠に備えて体が水分を溜め込もうとするため、普段よりむくみやすくなります。生理中にお酒を飲むと、その症状に拍車がかかるため、注意が必要です。

    特に足のむくみは女性にとって大きなお悩みの一つですよね。

    むくみを防ぐためにはお酒を飲みすぎないこと、水分を抱え込みやすい塩分を摂りすぎないこと、血行促進のため体を温め、適度に運動することが大切ですが、むくんでしまったらカリウムが強い味方。

    体内の水分を調整する作用のあるカリウムは、溜まってしまった水分もどんどん排出してくれます。生野菜や果物、海藻を積極的に摂りましょう。

    またビタミンB1は、炭水化物からエネルギーを作るのに必要な栄養素。不足するとむくみの原因になります。豚肉、レバーや大豆、米ぬかに含まれます。抗酸化作用のあるポリフェノールも、むくみに良いとされています。ブルーベリーやコーヒーに豊富です。

    いかがでしたか?

    突き詰めればいつも、バランスの良い食事なしに健やかな美しさはない、という結論になります。とは言え、宴会やパーティの多い季節に、毎日節制を続けるのは難しいものです。

    そんな時、昨日や一昨日食べたものを思い出して、不足しているものを補ったり、今の自分の状態を見て、必要な栄養で食事を選んだり、そんな丁寧な暮らし方が、きっと明日の美しさにつながると考えています。

    さあ、ランチは何にする? そう、自分の体や肌に問いかけてみてはいかがでしょうか。

  • もう乾燥も怖くない! 冬のメイク崩れ対策テクニック。

    もう乾燥も怖くない! 冬のメイク崩れ対策テクニック。

    イベントシーズン到来。忘年会やパーティ、イベントなど目白押しのこの季節を忙しくお過ごしのことでしょう。

    そんなときのメイク崩れは、ストレスですね。ランチ終わりに鏡を覗くとTゾーンがテカっていたり、仕事が終わってお出かけ前に口の周りが乾燥したり、シワの溝にファンデーションが入り込んでいたりしたら、がっかりですよね。

    楽しいパーティに出かけるなら、いつもよりもキレイに過ごしたいもの。

    そこで今回は、「化粧崩れしにくいメイク法」と、「乾燥メイク崩れの効果的なお直し法」の2点についてまとめます。

    崩れにくいメイク法をご紹介します。

    1 朝はまず、崩れにくいメイク法を採用。

    ひどく崩れてしまったメイクを直すのは、なかなか大変。朝のメイク時、ちょっと一手間を加えると、メイク崩れしにくい肌に仕上げることができます。肌タイプ別にご案内します。

    乾燥肌さん

    暖房や冷たい北風などの影響で、冬の肌は乾燥が進みがち。ひどい時は、痛みを感じるほど乾燥するという方もおいででしょう。

    乾燥すると、特にほうれい線が目立ってきます。また目尻、おでこなど、表情豊かによく動くところほど、シワが目立ってしまいます。

    そこで、ファンデーションの塗り方にひと工夫します。

    ・均一に塗るのではなく、シワが目立つ部分は薄くのばす

    ・パウダリータイプでなく、リキッドやクリームタイプを選ぶ

    もちろん、ベースメイクの前前には保湿ケアをしっかり行っておくことが大前提。化粧水・乳液はしっかりとお肌になじませて。化粧水は一度塗ったあとに少し時間をおいて、重ねづけするのも良いですね。乳液パックもおすすめです。

    乾燥肌さんは、保湿が一番大切。保湿力の高い下地を使用しましょう

    下地も、保湿力の高いものを。ただし塗りムラはメイク崩れの原因になるので、適量を均一に伸ばすのがポイントです。

    オイリー肌さん

    Tゾーンはテカリや化粧崩れが気になるのに、Uゾーンは乾燥する……悩ましいですね。実はこのTゾーンのテカリも、乾燥が原因。乾いた肌を守るために、必要以上に皮脂が分泌されている可能性があります。オイリー肌だからといって、朝の保湿ケアを怠らないようにしましょう。

    またファンデーションは、乳液や化粧下地がお肌に十分馴染んでから乗せるようにします。どうしても時間がない時は、ティッシュで軽くオフするのもOKです。

    Tゾーンなど、化粧崩れしやすいところは、特にファンデーションの後にルーセントパウダーなどでしっかり押さえておきましょう。

    オイリー肌さんは、仕上げにルーセントパウダー等でテカリやすいところを押さえておきましょう

    2 崩れてしまったメイク、きれいに直すには?

    どんなに朝しっかりと対策しても、やはり長時間が経過すると必然的にメイクは崩れてきてしまいます。

    メイク崩れを軽くティッシュオフしてお直し……という方法では、乾燥したメイク崩れはキレイになりません。また、ティッシュオフだけでは汚れの上からメイクを重ねることになるので、余計に肌が汚くなってしまうこともあります。

    一度クレンジングして、最初から美しくメイクし直したい!と思うこともあるでしょう。確かにそれが理想ですが、現実的ではありませんね。

    そこで、おすすめしたいのが、「乳液」を使ったメイク直し法。

    Hadamanma 乳液「ぜいたくベジミルク」

    乳液をコットンに含ませ、メイクの崩れた部分を一度優しく拭き取り、その上からファンデーションを塗り直します。乳液が乾燥をケアし、メイク直しがきれいにできます。

    アイメイクや口角の口紅など、細かい箇所のお直しは、乳液を含ませた綿棒で拭き取ってから行います。一度パウダーでおさえて肌を整えて色を乗せると、きれいに仕上がります。

    冬の「ケータイ乳液」は、あれこれお役立ち!

    乳液を持ち歩く習慣のない方もいらっしゃるかと思いますが、この時期の乳液はいろいろと重宝するので、小さな容器に小分けしてポーチに入れておくことをお勧めします。

    乳液を小分けにして、ポーチに入れて持ち歩くのもオススメ

    日中は普段の薄化粧、夜は豪華なパーティメイクでお出かけする日もあるでしょう。そんな時、一度きちんとベースメイクを整えてからメイクを施すことで、華やかなメイクがより一層引き立つはずです。

    ぜひ今回ご紹介したメイク崩れ対策のテクニックを、今年のパーティシーズンから取り入れてみてください。

  • とれたて野菜でスキンケア。ベジローションでプリプリ肌へ。

    とれたて野菜でスキンケア。
    ベジローションでプリプリ肌へ。

    冷えや乾燥で肌トラブルを起こしやすい季節です。しかし大人の肌には、忙しい朝だって、疲れ切った夜だって、スキンケアは欠かせませんね。丁寧なスキンケアは、翌朝の肌を輝かせます。

    特に、洗顔後の化粧水は、肌の潤いをキープするために欠かせないアイテム。その後のケアの土台を作る重要なポイントです。

    化粧水は、使い方だけでなくその成分も重要です。

    そこで今回は、Hadamanmaの「とれたてベジローション」をご紹介します。

    Hadamanma「とれたてベジローション」

    とれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

    鍵はしいたけ。
    驚異の保湿力を、肌づくりに。

    Hadamanmaは、自然食品屋・タマチャンショップが手がけるスキンケアブランドです。

    もともと宮崎のしいたけ農家としてスタートしたお店で、今でも宮崎県都城市でしいたけを原木栽培しています。

    自然食品屋として、「食」の栄養たっぷりのスキンケア商品を作りたい!という想いがつねづねあり、開発に2年を費やし、念願かなって完成したのが「Hadamanma Cosmetics」シリーズです。

    特に化粧水「とれたてベジローション」には、タマチャンの原点であるしいたけのエキスをはじめ、食の力をたっぷりと閉じ込めました。

    カラカラに乾いた干ししいたけも、水で戻すと元どおり、プリプリでジューシーな食感を取り戻しますね。この優れた力を、肌づくりに活かしたかったのです。

    化粧水にしいたけ? 意外かも知れませんが実は美容にうれしい栄養いっぱいのスーパー食材なんです。



    特に注目したいのが、その保水力。カラカラに乾いた干ししいたけも、水で戻すと元どおり、プリプリでジューシーな食感を取り戻しますね。この優れた力を、肌づくりに活かしたかったのです。


    また、しいたけには抗酸化作用があり、美容やエイジングケアにもってこい。しいたけのエキスにはビタミンDやβ-グルカンなどの保湿成分、美容成分も多く含まれているため、肌を潤し若々しさをサポートします。

    

タマチャンショップは、化学肥料・農薬不使用の極めて自然に近い環境で、2年以上かけて原木しいたけを育てています。ひとつひとつ大切に育てたしいたけから、独自技術でエキスを抽出。Hadamanmaの「とれたてベジローション」には、オリジナルのシイタケエキスが配合されています。


    まさに、しいたけ農家でもあるタマチャンショップだからこそできた、ぜいたくな化粧水なのです!

    まさに、しいたけ農家でもあるタマチャンショップだからこそできた、ぜいたくな化粧水なのです!

    細胞間で水分油分を保つ、
    保湿の要・セラミドをW配合。

    また、化粧水には何よりも保湿力が大切だから、「とれたてベジローション」には「セラミド」をW配合。

    醤油粕由来で、本来ヒトの皮フに存在するのと同じ構造の「天然ヒト型セラミド」と、ユズやパイナップルを由来とした「植物性セラミド」を配合して、角質層をケア。キメの整った潤い肌をつくります。

    さらに、ミネラルを多く含む「酒粕エキス」や「酵母エキス」など、食べ物由来の贅沢な美肌成分がたっぷり詰まっています。

    まるで、産直の新鮮な野菜をふんだんに使ったディナーをいただくような気持ちで、リラックスして使っていただける肌のごちそう。それが、「とれたてベジローション」です。

    合成の添加物や保存料が入っていないものを選ぶ方は増えていますが、原材料の産地や鮮度にまで安心したい方には、ぜひお勧めしたい化粧水です。

    合成の添加物や保存料が入っていないものを選ぶ方は増えていますが、原材料の産地や鮮度にまで安心したい方には、ぜひお勧めしたい化粧水です。

    とれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

    ぜひ、同じくたっぷりの植物成分やシイタケエキスを配合した「ぜいたくベジミルク」とともにお使いください。もちろんスキンケアのはじめには、クレンジングと泡洗顔で、お肌を清潔にするのも忘れずに。

    また同時に、内側には肌の材料となる栄養補給も大切。

    とれたてベジローションをはじめ、Hadamanmaのスキンケア化粧品や美容ドリンクがセットになった、三日間のトライアルセットもありますので、ぜひ一度おためしくださいね。

    Hadamanmaトライアルセット

    「Hadamanma」3日間トライアルセット

    http://tamachanshop.jp/hm-trial

    いかがでしたか? 化粧水を変えれば肌そのものが変わってきます。忙しいからと言ってパパッと済ませず、上手に「ながら美容」を取り入れて、潤い素肌を守りましょう。

  • 秋の乾燥に負けない。乳液パックのディープケア

    秋の乾燥に負けない。乳液パックのディープケア

    日に日に寒くなり、乾燥が気になるこの季節。

    秋冬の季節は、春夏とは使う化粧品自体を変えて保湿に励んでいる方もいらっしゃることでしょう。

    しかし普段から良い製品を使っているのであれば、スキンケアに重要なことは何を使うかより、どう使うか。

    今までのケアでは乾燥が気になるからと、よりリッチなテクスチャの化粧品に手を広げるよりも、今手元に持っている化粧品を効果的に使いましょう。

    手作りパックは化粧水だけじゃない。

    市販のフェイスマスクやコットンを使ったローションパックは、今や常識。日常的に行なっている方も多いでしょう。

    しかし、「乳液パック」はいかがですか。

    肌に浸透する化粧水と違って、肌表面にとどまる乳液にはべたつきを感じると、つい避けてしまう方もあるかも知れません。

    しかし、水分と油分をバランスよく配合した乳液は、肌にうるおいをキープするための、大切なアイテム。

    一度やってみたらその仕上がりはうれしくなるくらい。肌がぷるんと喜ぶのが分かるでしょう。

    こんな方にオススメです。

    1 乾燥が気になる方

    2 毛穴やたるみが気になる方

    3 化粧ノリが落ちた気がする方

    今日から始める乳液パック

    乳液パックは簡単。ですが、まずはしっかりとした洗顔と、化粧水でのたっぷり保水が前提です。

    拭き取り洗顔で済ませてすぐパック、などということがないようにしましょう。時間のある日は、ローションパックの後に行うディープケアもオススメです。

    洗顔後化粧水で肌を整え、顔全体に乳液をたっぷり塗ります。さらにたっぷりの乳液を肌に乗せ、化粧水か浄水を染み込ませたコットンかティッシュで顔を覆い10〜15分ほど置きましょう

    1 洗顔後、化粧水で肌を整える

    2 顔全体に乳液をたっぷり塗る。

    3 さらにたっぷりの乳液を、肌の上に乗せる

    4 化粧水か浄水を染み込ませたフェイスマスクかコットンで顔を覆い、10〜15分ほど置く

    5 マスク(コットン)を剥がす。ベタつきが気になるようならティッシュで優しくオフする

    特別な日の前の「Specialケア」二枚のラップで鼻から上と下を覆います。

    フェイスマスクやコットンの代わりに、ラップで覆うディープケア。鼻の部分に穴をあけるか、2枚のラップの鼻の上と下に貼りつけます。保温されるため乳液が角質層により浸透しやすくなります。

    ※ただし、顔が火照りやすい方は、コットンやフェイスマスクのパックのほうがオススメです。

    朝のケアにもプチ乳液パックをプラス!

    丁寧に化粧水を染み込ませたあと、乾燥が気になるところに乳液パックをしましょう

    忙しい朝にも、カサつきが気になるときは乳液パックを軽くプラスしましょう。

    いつもの洗顔、化粧水の後、コットンに化粧水か浄水を染み込ませ、乳液を乗せてカサつく部分に貼りつけます。

    コットンが乾いてきたと感じたらすぐ剥がし、顔全体に乳液をなじませてからいつもの下地を塗り、メイクを行います。

    コットンを貼っている間にお弁当を作ったり、出かける準備を整えるなどして、忙しい時間を有効活用してください。

    もちろん、帰宅後の素早い洗顔は絶対条件。陽射しや皮脂の影響で、メイクは肌表面で化学変化を起こしています。なるべく早く落としてあげましょう。

    Hadamanmaの化粧水・乳液の保湿セット。

    Hadamanmaのオススメは、たっぷりの「とれたてベジローション」の後「ぜいたくベジミルク」で乳液パック。肌が生まれ変わるのを感じてください。

    とれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

    ぜいたくベジミルク

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-emulsion/