2019.08.08

紫外線に負けない!
6つの生活習慣

curator
Hadamanma編集部

夏本番。ギラギラと照りつける太陽に、否応でも日々の紫外線対策が欠かせませんね。

日焼け止めクリームを塗ったり、UV対応のファンデーションを使ったり、さまざまな工夫をしていらっしゃることでしょう。

このHadamanmaのコラムでも、日焼け止めの重要性や、日焼け後のスキンケア方法は繰り返しお伝えしてきました。


実は、そういった直接的な「スキンケア」以外にも、紫外線からお肌を守る術があります。

夏の紫外線に負けない美肌をつくる、6つの方法をご紹介しましょう。



1 室内でも油断できない!
外出しない日の紫外線対策

紫外線対策は室内でも油断大敵

地上に届く紫外線はA波(UVA)とB波(UVB)がありますが、中でも肌の奥・真皮にまで達して肌細胞を傷つけるUVAは波長が長く、窓を通して室内にも入ってきます。日当たりの良いリビングはとても気持ちの良いものですが、気づかないうちに日焼けをしているかもしれません。


お出かけをしない日でも、できるだけ日焼け止めを塗っておくことはもちろん、UVカット加工のされた窓フィルムやカーテンの使用もおすすめです。


ただしUVカット機能には統一規格がなく、製品により効果や特性が異なります。製品の販売店やメーカーに確認しながら、効果的に使っていきたいですね。




2 意外な落とし穴!
「目」から受ける紫外線ダメージ

顔や腕などに気を使う方は多いですが、「目周り」の紫外線対策はできていますか?

顔や体は、日焼け止めや洋服でしっかりと対策していても、「目」からの紫外線に気をつけている人は、意外と少ないのではないでしょうか。

目からの紫外線ダメージは意外と大きく、白内障やドライアイなど、多くの健康トラブルの原因となります。


また、直接お肌が紫外線を受けていなくても、強い日差しを見るだけで日焼けしてしまうってご存知でしたか?

強い紫外線が目に入ることで、脳が肌を守ろうとメラニン色素を作るように命令を出し、その結果、肌が黒く焼けてしまうのです。


これを防いでくれるのは、もちろんサングラス。UVカット機能のついたサングラスなら、目から入る紫外線を大幅にカットしてくれます。


ただし、注意したいのはその選び方。

あまり濃い色のサングラスをかけていると、より多くの光を取り込もうとして瞳孔が開き、サングラスの隙間から入ってくる紫外線を最大限に取り込んでしまいます。

眩しさを抑えながらも、濃すぎない明るい色のサングラスを選ぶようにしましょう。




3 おしゃれに楽しくUVケア!

ストールなどおしゃれなアイテムがお店にいっぱい並んでいます。紫外線対策こそおしゃれにしましょう。

日焼け対策をがんばるあまり、全身黒づくめで爽やかさとは程遠い姿になっていませんか?


おおげさなアームカバーで見るからに暑苦しい、顔がすっぽり隠れるサンバイザーで誰だか分からない……そんな完全武装では、せっかくのきれいな肌も活かせず、楽しい季節がもったいないですね。


最近では、UV機能のついたおしゃれなアイテムがたくさん出ています。薄手で明るい色のロングカーディガンや、涼しげな素材のストール、大きめの麦わら帽子など、見た目にも爽やかなアイテムを上手に活用して、夏のファッションも楽しみたいですね。




4 毎日の食生活で、食べる日焼け止め



体は、食べたものからしか作られません。食欲が落ちて、ついついそうめんなど冷たくさっぱりとしたものばかり食べてしまいがちな季節ですが、栄養不足はお肌から元気を奪います。

お肌が弱っていると、当然紫外線のダメージも受けやすくなりますね。


夏に不足しがちなのは、タンパク質。

お肌を作っている大切な原料なので、本当はダメージを受けやすいこの時期にこそ、積極的に摂りたい栄養です。タンパク質の豊富なお肉や大豆などを意識的に摂取するよう、献立を工夫してみましょう。


また、ビタミンCはそれ自体が美容の味方であるだけでなく、体内でのタンパク質の分解や再合成を助けます。せっかく摂ったタンパク質を余すことなく活用するためにも、ビタミンCもたくさん摂るよう心がけましょう。

食欲がないときは、サプリメントに頼るのも一手ですよ。


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5 マッサージで、血行促進。

血液を流すイメージでマッサージ

夏は薄着をしている上に、商業施設やオフィスの強いエアコンで冷えやすい時期です。特に女性は男性より筋肉量も少ないため、冷えで悩む方は多いでしょう。


血行が悪くなると、肌の再生スピードも落ち、紫外線ダメージがいつまでも肌の深部に残り続けてしまいます。暑い時期には手薄になりがちですが、実は夏こそ「冷え対策」がとても大切なのです。


毎日のお風呂も、ついシャワーでささっと済ませがちですが、なるべく毎日湯船に浸かって体を温めましょう。お風呂上がりには血行促進のマッサージを行うと効果的です。


血流が元気なら、肌のすみずみにまで酸素や栄養が行き渡って、ターンオーバーも促されます。今日受けたダメージを、なるべく明日に残さないよう、夏もマッサージを習慣にしてくださいね。


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6 快適な睡眠で、一日を終えよう。

快適な睡眠をとることで、綺麗なお肌を保つことができます。

そして何より、お肌の大敵は睡眠不足。寝苦しい夜も多い季節ですが、快適な睡眠はぜひ守ってください。


「寝るときにはエアコンを使わない方が良い」と思っている方も多いのですが、この猛暑の中では熱中症の危険もありますし、単純に寝つきが悪くなる原因にもなるため、無理は禁物です。


エアコンをつける場合は、温度を28℃前後に設定し、顔や体に風が直接当たらないように気をつけてください。扇風機やサーキュレーターを併用して、あまり温度を下げ過ぎないようにする工夫を。


エアコンが苦手な方は、凍らせたペットボトルを扇風機の前に置くだけでも、風がひんやりとして寝苦しさを軽くしてくれます。保冷剤をきんちゃく袋などに入れて、扇風機のフードにくくり付けるのも、短時間ですが涼しさをアップします。


熱を逃がして快適な肌触りを保つ寝具もたくさん出ているので、ぜひ活用を。シーツや枕カバーを変えるだけで、不快指数は抑えられます。保冷剤で首の後ろを冷やすと全身が涼しく感じられるので、氷枕を使うのも良いですね。きちんとタオルに包んで冷やし過ぎないように気をつけてください。




***


まだ行っていない日焼け対策は、ありましたか?

万全を期しても100%は防げないのが、紫外線。でも、屋外でも屋内でも対策を怠らないことで、そのダメージを最小限に抑えることはできます。


気持ちよく、おしゃれに、楽しみながら紫外線対策して、5年後、10年後も美しく過ごしましょう。

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