2018.03.02
三大栄養素②「脂質」
curator
Hadamanma編集部

「脂質」と聞くと、どうしても「=油」のイメージから太る原因でしょ?体に悪いのでは?と思うかもしれません。


私たちは毎日の食事によって、さまざまな種類の「油=脂質」を摂取しています。その中には体によいものと摂りすぎないほうがよいものがあることを知っていますか?


「脂質」はやみくもに避けるのではなく、上手に賢く摂取したい栄養素。美容と健康のためにも質のよい「脂質」を摂りたいものです。そのためにも、どんな働きをしていて、どんな摂り方がいいのか一緒に学んでいきましょう!



3大栄養素のなかで
一番大きなエネルギー源。

「脂質」を含む食品ってとても多いんです。


サラダ油やオリーブオイル、ごま油のように常温で液体のもの。バターやラード、マーガリンのように固体のもの。さらに、魚や肉などの動物性食品や、卵、種実類、チーズや生クリームなどの乳製品にも含まれています。


「脂質」は日常の食品の中でも、かなり無意識に摂っている栄養素かもしれません。そして、「脂質」は3大栄養素のなかで最も高いエネルギーを生み出します。



どれだけエネルギーが高いかというと、「炭水化物(糖質)」のエネルギーが1gあたり約4kcalのところ、「脂質」はなんと約9kcalもあるんです!いかに効率のよいエネルギー源か分かりますね。


だから、消費されなかった分はしっかり脂肪として蓄えられてしまいます。脂肪がどんどんたまっていくと、当然ながら肥満を引き起こしてしまい、生活習慣病などにかかりやすくなってしまうので要注意です。


ここまで聞くと、ダイエット中の方にとっては敬遠したくなる栄養素ですよね。


ですが、「太っちゃう!」という特徴は、「脂質」の一面に過ぎず、美容や健康にとって重要な役割を担っています。



女性の美と健康に
深く関わっている栄養素。

体内の「脂質」は主に中性脂肪、コレステロール、リン脂質の3つに分けられます。


中性脂肪には体温を保つ役割があります。また、リン脂質とコレステロールには脂溶性ビタミンの吸収を助ける作用があり、アンチエイジングに欠かせないものです。


特に、つい悪者にされがちなコレステロールは、なめらかな肌とツヤツヤの髪を育む「女性ホルモン」の材料となります。また「脂質」の中にある必須脂肪酸は、美肌に欠かせない「セラミド」の原材料です。



このように、美容のために大切な働きをしている「脂質」。

極端にオフする食生活を続けていると、肌のハリや髪のツヤがなくなり、ホルモンバランスも乱れがちに……。


「脂質」を上手に摂取することが、女性の美と健康にとっての鍵となります。



体のために摂りたい油と、
できるだけ減らしたい油とは?

肌の潤いやホルモンバランスのために適度に摂りたい「脂質」にも、健康のために“摂りたい油”と、体に悪影響とされる“減らしたい油”があります。


ぜひ摂取したいのが「オメガ3系」と呼ばれる油。


エゴマ油や亜麻仁油といった植物性油に豊富に含まれている「α-リノレン酸(オメガ3)」や、魚油中に多く含まれる「ドコサヘキサエン酸(DHA)」と「イコサペンタエン酸(EPA)」は、中性脂肪に働きかけ、流れをサラサラにする作用があります。


また、オリーブオイルなどの「オレイン酸(オメガ9)」には、悪玉コレステロール値を健やかにする働きも。



逆に、摂りすぎ要注意なのが「オメガ6系」と「トランス脂肪酸」。


外食や加工食品などで多く使われているコーン油や紅花油などの「リノール酸(オメガ6)」は、酸化すると炎症促進物質になりやすく、肌荒れやアレルギーを悪化させてしまうことも……。


また、スナック菓子や洋菓子、加工食品などに多く含まれる「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールを増やしてしまい、生活習慣病などのリスクが高まるほか、肌の弾力ダウンなどの“老化”を招く要因になってしまいます。


「脂質」はとにかく多種多様。

体によいものを選んで、適度に摂ることが上手に付き合うコツですね!

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Edited byHadamanma編集部