夏の強い日差しに、疲れ気味のお肌を癒したい、この季節。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第七回は、お疲れ肌を癒し、ダメージを秋に残さないための回復メニュー。
人気のパクチーが山盛りいただける、爽やかなレモン味のライスは、目にも鮮やかです。
さらにサモサとのワンプレートで、紫外線ダメージを回復するのに必要な栄養を取り入れます。
雑穀米とレモンのビタミンは、日焼け戻しに欠かせない栄養素。
パクチーのビタミン群やカリウム、鉄も有効です。
また、えびのタウリンは肝機能を向上するため肌も改善。
葉の部分だけ使いがちなパクチーの茎も、刻んでサモサの具にするため、無駄なくすべての栄養を吸収できます。
レモンライス
【材料】
米 1合
三十雑穀 黄(タンパク質・ビタミン) 大さじ1
ターメリック 小さじ1/4
塩 小さじ1/4
ショウガ汁 小さじ1/2
コンソメ 1個
レモン(ビタミンC) 1/2個
パクチーの葉 1束分(ビタミンA,B2,C・カリウム・鉄)
トッピング
レンコン(ビタミンB12,C・カリウム・ムチン・食物繊維) 適宜
紫キャベツの塩もみ(ビタミンK,U,C・アントシアニン・ジアスターゼ) 適宜
レモン くし切り1/2個分
【準備】
・レモン半個分を輪切りのスライスにする
・パクチーを葉と茎に分ける
・紫キャベツを千切りにして塩を振っておく
・レンコンをスライスにする
【作り方】
1 米を洗い、雑穀を入れたら1合分の水を入れ、ターメリック・塩・ショウガ汁・コンソメを入れて混ぜる。
2 レモンは輪切りのスライスにして、ご飯の上に並べて炊く(炊飯器の通常モードで炊きます)
※レモンから水分が出るので、雑穀を入れた分の水は足しません。
エビサモサ
【材料】
えび(タウリン・ビタミンE) 100g
パクチーの茎(ビタミンA,B2,C・カリウム・鉄) 1束分
クミンパウダー 小さじ1/8
カレー粉 小さじ1/4
塩 小さじ1/4
餃子の皮 15枚程度
【作り方】
1 エビは細かく切り、パクチーの茎はみじん切りにする
2 1とクミンパウダー・カレー粉・塩を混ぜ合わせる
3 2を餃子の皮に包む
4 160度の油で、きつね色になるまで2分ほどあげる(レンコンの素揚げをトッピングするなら、この時一緒に揚げる)
【盛付け方】
レモンライスが炊けたら、皿に盛り、パクチーを乗せる。エビサモサ・レンコンの素揚げ・紫キャベツ(水気を絞る)・レモンのくし切りを盛り合わせる
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、
広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。
「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。
地域野菜のPRなどを手がけるとともに、
季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。
今回のレシピに使用した商品
→ 三十雑穀(黄)