まだまだ暑い日が続きますね。
毎日がんばっているお肌はきっと、そろそろかなり疲れていることでしょう。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第五回は、夏の冷房負け、冷えすぎ対策のあったかメニュー。
さらに、夏に受けた紫外線の酸化ダメージを、元気に回復する栄養素がたっぷりです。
季節の野菜を使うことで、根菜を煮込む冬野菜よりも、短時間で仕上がります。
とうもろこしやトマトなどの出汁が爽やかで、夏らしい味わい。
このひと皿で、お肌の材料であるたんぱく質、セラミドや、お肌のダメージを総合的に回復するビタミンB、ビタミンC、ミネラルなどを、ふんだんに摂ることができます。
しっとり肌を作るセラミドは、こんにゃく芋を乾燥させた粉を使った「製粉こんにゃく」でなく、生芋こんにゃくを使うことで、しっかり摂ることができる上に風味よく仕上がります。
原材料名に「こんにゃく粉」でなく「こんにゃく芋」と書かれたものを選んでください。
夏ポトフ
【材料】
豚スペアリブ(ビタミンB群) 300g
水 500cc白ワイン 50cc
とうもろこし(ビタミンC・葉酸) 1本
ミディトマト(リコピン・ビタミンC、E) 4個
オクラ(葉酸・カルシウム・カリウム) 1袋
生芋こんにゃく(セラミド・ミネラル) 100g
ニンニク(タンパク質・ミネラル・アミノ酸) 1片
ローリエ 2枚
昆布 5×4cm
塩 小さじ1/2
醤油 小さじ1/2
カレー粉 小さじ1
こしょう 少々
【作り方】
1 豚スペアリブを茹でこぼす(水から煮て、沸騰したら茹で汁を捨てる)。
2 豚肉、水、白ワイン、ニンニク、ローリエ、昆布を入れ、煮立ったら弱火で20分程煮こむ。
3 2にとうもろこし、こんにゃくを入れ10分程煮こむ。
4 3に塩、醤油、カレー粉,、トマトを入れ5分程煮こむ。
5 オクラを入れ火が通ったら塩(分量外)こしょうで味を整える。
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、
広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。
「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。
地域野菜のPRなどを手がけるとともに、
季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。