食べるスキンケアvol.17
血行促進レシピ「レバーと旬野菜のハーブバターグリル」
Hadamanma編集部
日を追うごとに気温が下がり、手足のかじかむ季節になりました。風邪やインフルエンザはもちろん、肌のくすみやシワなどの肌トラブルにも気をつけたいですね。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第17回は、肌に血液をしっかり届けるための、血行促進ハーブグリル。
寒さで全身の血行が悪くなると、指先など末端が冷えるとともに、顔色が悪くなったり肌に酸素や栄養が届かずカサつき、シミやシワが増えるなどさまざまな肌老化につながります。
そこで、体内への吸収率が高いヘム鉄の豊富なレバーと、じっくり焼いた季節の根菜類で、体を内側から温めて、冬に滞りがちな血流を元気に促進します。
【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素
レバー 200g(ヘム鉄・ビタミンA,B1,B2・葉酸)
カブ 中1個(ビタミンC・カリウム)
さつまいも 1本(ビタミンB1,C・カリウム)
レンコン 1節(ビタミンC・ポリフェノール・カリウム)
かぼちゃ 1/4個(ビタミンA,C,B群・カリウム)
エリンギ 2本
塩 適量
〈ハーブバター〉
バター 40g
お好きなハーブ 小さじ1
すりおろしニンニク 小さじ1
【作り方】
〈下準備〉
・バターを室温に戻し、刻んだハーブとすりおろしたニンニクを混ぜておく
・レバーはひたひたの牛乳につけ、30分ほど経ったら軽く洗っておく
1 食べやすい大きさに切ったレンコン、さつまいも、かぼちゃを、油をしいたフライパンでじっくりと焼き、火が通ったら軽く塩を振り、ハーブバターを絡める
2 カブ、エリンギ、レバーも同様に焼き、火が通ったら軽く塩を振り、ハーブバターを絡める
※レバーにはハーブバターを多めに絡めるとおいしいです
※ハーブはディルやローズマリー、オレガノ等、香りの高いものがオススメです。乾燥でも良いですが、フレッシュの方が色がきれいです
※ハーブバターは冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。色々なお肉や野菜に合うので、ご活用ください。香りがポイントなので、早めの消費をオススメします
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。