食べるスキンケアvol.15
保湿&体あたためレシピ「根菜ときのこのアラビアータグラタン」
Hadamanma編集部
体の冷えは、万病のもとと言われます。血流が悪くなり、肌荒れも気になりますね。
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第15回は、秋になると特に食べたくなるきのこを使った、あったか保湿グラタン。
トマトでじっくりコトコト煮込んだ野菜やきのこを、大人も子供も大好きなグラタンにしました。
肌の保湿に良いとされるチーズをかけて、こんがり焼き上げてください。たっぷりの根菜は大きめにカットして、食べ応えをアップするとさらに満腹感が増します。
火の通りにくい根菜ですが、レンジで一気に火を通さず、根気よくフライパンで焼くことで旨味が存分に引き出されます。時間と手間をかけて、ぜひ季節の味わいを楽しんでください。
【材料・3~4人前】 ※( )内は摂れる栄養素
レンコン 100g(ビタミンC・ポリフェノール・カリウム・ムチン)
さつまいも 80g(ビタミンB1・ビタミンC・カリウム)
エリンギ 大1本(ビタミンD・ナイアシン)
しめじ 1パック(ビタミンD・ビタミンB1、B2・リジン・ナイアシン)
舞茸 1パック(ビタミンB群・カリウム・ナイアシン)
ウインナー 5~6本(タンパク質)
トマトの水煮缶 400g(ビタミンA・リコピン・ビタミンC、E)
ニンニク 1片(タンパク質・ミネラル・アミノ酸)
唐辛子 適量(カプサイシン)※お子様も食べる場合はお好みで
タイム 適量
塩・こしょう 各適量
シュレッドチーズ 適量
〈ホワイトソース〉
バター 40g
小麦粉 大さじ3
牛乳 400ml
塩・こしょう 各適量
【作り方】
〈ホワイトソース〉
1 牛乳を鍋か電子レンジで人肌に温める
2 鍋にバターを入れ弱火で溶かす
3 ほぼ溶けたところに小麦粉を入れ、焦げないよう気をつけながらへらで混ぜる
4 温めた牛乳を1/4程度入れてさっと混ぜ、残りの牛乳を一気に入れる
5 絶えずかき混ぜながら、7~8分弱火で加熱を続ける
6 へらを動かしたとき、鍋底が一瞬見える程度の硬さになったら火を止める
〈具材の下準備〉
・根菜は一口大の乱切りにする
・きのこは食べやすい大きさにほぐしておく
・ニンニクはみじん切りにしておく
1 フライパンに油を敷き、根菜を火が通るまで蒸し焼きにする
2 鷹の爪を半分にちぎり、種ごと(お好みで)入れ、ニンニク、きのこを入れ、軽く塩をする
3 きのこがしんなりし出したら、ウインナーとトマト、タイムを入れ、トマトが煮立ったら2分程度煮込む
4 塩・こしょうで味を整える
5 耐熱皿に入れ、ホワイトソースをかけチーズをのせたら、チーズが溶けるまでオーブンやオーブントースターで焼く
※タイムは乾燥でもフレッシュでも良いです。お好みでオレガノやローズマリーなど、何でも。
レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)
「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。