2019.02.21

やってはいけない!
NGスキンケア6選。

curator
Hadamanma編集部

今のあなたの スキンケアは、いつから続けているものですか? そのスキンケアで、あなたの肌はベストなコンディションを保っていますか?

人の肌は季節や環境、また年齢でも変わり続けています。また、医療研究や美容技術の進歩で、スキンケアのセオリーや常識が塗り変わることも多いもの。


良かれと思って続けているケアが逆効果だったり、ケア内容と肌年齢が合わなくなったりしないよう、ときどき見直すことが大切です。

今回は、こんなNG習慣がないかな?と振り返ってみましょう。




NG習慣1 朝の洗顔に、洗顔料は使わない

NG習慣1 朝の洗顔に、洗顔料は使わない

夜はしっかりダブル洗顔していても、朝は洗顔料を使わず、水洗いだけで済ませていませんか? 特に乾燥や敏感肌が気になる方に多いようです。洗いすぎると必要な潤いまで奪ってしまうから、水洗いの方が肌に良さそうなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、メイクや外出をしていなくても、夜の間にお肌は意外と汚れているもの。

寝ている間にも汗や皮脂は常に分泌されますし、前晩のスキンケアで使った基礎化粧品の成分が、それらと混ざって肌の表面で酸化や化学変化を起こしていることもあります。こういった汚れは、水洗いだけでは落とすことができません。


そんなものを肌に残したまま上からメイクを重ねたり、外出して紫外線を浴びたりしたら、肌荒れの原因になりますね。朝のスキンケアの効果を最大化するためには、まずはしっかり泡洗顔をして、夜に溜まった汚れをリセットしましょう。


必要な潤いはキープできるように、朝の洗顔料はできるだけ刺激の少ない、お肌にやさしいものを選ぶと良いですね。


朝の洗顔料はできるだけ刺激の少ない、お肌にやさしいものを選ぶと良いですね

ただし、どうしても肌が弱くて洗顔料を使えない方や、水洗顔の方が肌に合う方もいらっしゃるかもしれません。もし水洗いだけで済ませるときは、「すすぎの回数」に気をつけてください。

ちょっと濡らしただけでは、汚れはきちんと落とせません。たっぷりの流水で(39℃以下のぬるま湯がおすすめ)、最低でも20〜30回はしっかりとすすぎましょう。角質層の水分を全部入れ替えるような気持ちで洗ってくださいね。

そして洗顔のあとは、しっかり保湿を忘れずに。



●おすすめ商品

こなゆきコラーゲン フェイシャル

コラーゲンや塩、アミノ酸など、肌に近い成分で作った洗顔パウダー。やさしい洗浄成分で、肌に必要な潤いを保ちながら、汚れはすっきり落とします。




NG習慣2 脂性肌だから、化粧水や乳液はあまりつけない

NG習慣2 脂性肌だから、化粧水や乳液はあまりつけない

すぐに脂が浮いてテカテカしてしまう悩みのある方の中には、乳液を避けたがる方がいらっしゃいますが、化粧水や乳液を使わない、あるいは少ししか使わないでいると、かえって脂性肌が悪化することがあるので、おすすめできません。


そもそも皮脂が分泌されるのは、肌内部の潤いを守るため。洗顔後に十分な保湿ケアがされていないと、潤い不足を感じた肌は、これ以上乾燥させないためにがんばって余計に脂を出してしまいます。これが、脂性肌の原因の一つです。


外からたっぷり水分と油分を与えてあげることで、次第に皮脂の過剰分泌を抑えられます。脂性肌でも化粧水と乳液は規定量を使って、しっかり保湿ケアに取り組んでみましょう。



NG習慣3 熱いシャワーで洗顔してしまう

NG習慣3 熱いシャワーで洗顔してしまう

ダメと頭で分かっていても、つい手軽でやってしまいがちなシャワー洗顔。お風呂で、シャンプーのついでに洗ってしまうのは、確かに楽ですよね。 でも、シャワー洗顔は肌を老化させます


まずは「温度」。体を温める気持ちの良い温度は、顔に当てるには熱すぎます。熱いお湯は、肌に必要な油分まで洗い流してしまうので、肌の乾燥を進めます。皮脂の取りすぎによる乾燥はタルミを招くので、要注意です。


それから、シャワーの「水圧」も、肌にとってはダメージが大きいものです。お風呂で柔らかくふやけた肌にとっては、特に強い刺激になってしまいます。


面倒でも流水をきちんと手ですくって、パシャパシャと顔にかけて洗うようにしましょう。お湯の温度も、35度前後のぬるま湯がおすすめです。



NG習慣4 強いパッティングで、化粧水を肌に叩きこむ

NG習慣4 強いパッティングで、化粧水を肌に叩きこむ

洗顔後、コットンを使って化粧水をつけるのは良いのですが、しっかり奥まで浸透させようと強く叩き込んだり、ゴシゴシ擦ったりしていませんか。これはNG


顔の表皮はとても薄く、角質層はわずかティッシュ1枚分の厚みしかありません。しかも、洗顔後の肌はとってもデリケート。そこにペチペチ・ゴシゴシと刺激を与えてしまっては、お肌に良いはずがありませんね。その刺激が、やがてシワやたるみ、乾燥、シミなど、さまざまな肌トラブルの原因となってしまいます。


化粧水をたっぷりコットンに染みこませたら、肌から5mm以上は離さないようにしながら優しくパッティングしてください。時間のあるときは、しばらくコットンを貼り付けてパックしても良いですね。乾燥が気になるところに5分ほど貼れば、乾燥シワ対策になります。

お肌をいたわるように、やさしくスキンケアしてください。




NG習慣5 気になる毛穴をタオルでこする

NG習慣5 気になる毛穴をタオルでこする

「いちご鼻」と呼ばれる毛穴の黒ずみや、ぽこっと飛び出した角栓。気になりますよね。ついしっかりクレンジングして洗い落そうとしたり、引っ張れば取れそうだからとタオルでこすったりしがち。

でも、それでは根本的な解決にはならないどころか、かえって症状を悪化させてしまいます。

タオルで顔を拭く時は絶対にゴシゴシせずに、やさしく押し当てるように。

毛穴が目立ってくるのは、肌のターンオーバーの乱れや、乾燥、色素沈着など、さまざまな原因によるもの。解決するには、肌全体の代謝を上げてターンオーバーを整え、お肌をすこやかに保つことが大切です。ていねいな洗顔、スキンケアはもちろん、肌の材料になるコラーゲンと、その働きを助けるビタミンCなどの栄養をしっかり摂ること。


そしてタオルで顔を拭く時は絶対にゴシゴシせずに、やさしく押し当てるように。タオル自体も清潔で、柔らかいものを使いましょう。


▼毛穴ケアの詳細は、こちらもチェック!

毛穴の目立たない肌をつくるには? 食事とスキンケアの法則。




NG習慣6 何年も同じスキンケアを続けている

NG習慣6 何年も同じスキンケアを続けている

あれこれ迷ったり悩んだりして、やっと見つけたベストスキンケア! それが永遠に自分を輝かせてくれると信じたいですよね。でも、季節ごとにも体調によっても年齢によっても、合うスキンケアは変わるものです。


中学生の時かわいかったセーラー服やお下げ髪が似合わなくなるように、お肌のケアも変化するのが当たり前。


季節や体調、年齢によって、肌状態はどんどん変化していきます。

最近くすんできたかな?とか、乾燥しやすくなったかな?と思ったら、毎日のスキンケアを見直してみましょう。使うアイテムをまるごと変えなくても、使い方や使う量を変えたり、悩みに応じた美容効果をプラスすることで、改善することもあります。


特に、年齢肌は潤いやハリが不足してくるので、若い頃よりも保湿に重点を置いて。外側からのお手入れだけでなく、内側から「食」によるケアも意識すると良いですね。


今のスキンケアを永遠と信じずに、その時々の肌の声を聴いてあげましょう。



***


毎日のスキンケアは、きれいになるためのとても楽しい時間です。でもちょっとした勘違いのせいで、せっかく手をかけた努力がムダになっては勿体ないですね。


もしNG習慣があった方は、今日からスキンケアを見直してみて。正しくケアしてきれいになって、もっと大切にしたくなる肌になりましょう。明日のあなたが、今日よりきれいでありますように。

おすすめ商品RECOMMEND ITEM
Hadamanma編集部
Edited byHadamanma編集部