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  • 食べるスキンケアvol.52大人ニキビ解消レシピ「イチゴのさっぱりマリネ」

    食べるスキンケアvol.52
    大人ニキビ解消レシピ「イチゴのさっぱりマリネ」

    パーティや会食など、華やかな集まりの多い12月。

    外食が増え、普段より遅い時間に食べたり、たくさんお酒をいただいたりと、食生活が不規則になりやすい季節です。

    栄養バランスの乱れ、夜更かし、気遣いによるストレス……そんな疲れが、デリケートな肌に現れ始めていませんか? せっかくドレスアップするのに、大人ニキビが……なんて、避けたいですよね。

    そこで今回は、肌の大好物、ビタミンCをたっぷり摂れるサラダメニューです。実はみかんよりもビタミンC含有量が多いというイチゴを使って、パーティーの副菜にもぴったりな、華やかなマリネを作ります。消化酵素・アミラーゼが豊富なカブとの相性も抜群!

    おいしく爽やかな一品で、大人ニキビを撃退しましょう。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    イチゴ 150g(ビタミンC・アントシアニン)

    小カブ 正味100g(ビタミンC・アミラーゼ)

    レモン 1個(ビタミンC・クエン酸)

    フルーツビネガーまたはワインビネガー レモン汁と合わせて50ml

    はちみつ 大さじ1

    塩・胡椒 適宜

    ミント 適量

    作り方

    イチゴとカブの食感の違いが楽しい

    1) イチゴとカブは食べやすい大きさに切る。レモンは真ん中部分を3~4枚スライスする

    2) カブは塩ひとつまみ(分量外)をまぶして15~20分置いて水抜きし、キッチンペーパーで水気を拭き取る

    3) 1の残りのレモンは絞り、ビネガーを合わせ、好みで塩・胡椒を加える

    4) イチゴ、カブ、レモンスライスを3で和え、30~60分程度漬けて味をなじませる

    5) 千切りにしたミントを4に和える

    ※レモンのスライスを一緒に漬けることで、皮の香りが移り深みが増します

    ※ミントの葉は漬け込むと色が変わるので、お召し上がりの直前に加えてください。千切りの際に1〜2枚残し、仕上げに飾ると見た目がさらに華やかになります

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 正しい「洗顔術」で春ニキビにさよなら!

    正しい「洗顔術」で
    春ニキビにさよなら!

    長い冬が終わり、新しい季節のはじまりです。

    しかし春の肌はとてもデリケートで、何かとトラブルが起きやすいもの。せっかくの新生活、ぽつぽつニキビがあっては悲しいですね。

    美しい肌作りの基本は、「正しい洗顔」です。ここが間違っていると、後のケアも効果半減でとてももったいないですし、汚れ残りは正常な肌づくりを邪魔して、さらなる肌トラブルを引き起こします。

    春を美しい肌で気持ちよく過ごすために、普段の洗顔が正しいものか、ここで一度見直してみましょう!

    家に帰ったら、すぐに「洗顔」を!

    家に帰ったらまっさきに洗顔をしましょう

    おでかけから帰宅後、真っ先に「洗顔」できているでしょうか?

    1日過ごした肌の表面には、想像以上に汚れと刺激物質がいっぱい。メイクした日はもちろん、すっぴんで過ごしていても大気汚染の影響を受けますし、皮脂の酸化などで、肌は刺激を感じています。一刻も早く汚れを落として、疲れた肌を労わってあげたいですね。

    ではここで、基本の洗顔法を見直してみましょう。

    あなたの普段の洗顔は、正しくできているでしょうか?

    1 クレンジング&予洗い

    クレンジング:油性汚れを落とします。こすらずやさしくなじませましょう

    まずはクレンジング。油性の汚れにアプローチするので、メイクだけでなく、皮脂汚れや化学的な大気汚染物質なども落としてくれます。メイクをしなかった日は、やさしいタイプのクレンジングを使うと良いですね。

    肌をこすらないように、クレンジングは規定量をしっかり使いましょう。落ちにくいポイントメイクは専用リムーバーを使用して丁寧に落としてください。ゴシゴシこすると色素沈着の原因になるので要注意!

    また、油分を含んだクレンジングは、流す前の「乳化」を忘れずに。油と水は本来混ざり合わないため、いきなり水で流しても油性汚れは十分に落とせません。少量の水をクレンジングとよくなじませ、白っぽくとろりとした感触になってから洗い流しましょう。

    ●おすすめ商品

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    肌にやさしい、ミルクタイプのクレンジング。植物由来の洗浄成分が、油性汚れにしっかりなじんでするりと落とします。

    クレンジングが肌に残らないように、ヌルつきを取るだけでなく、角質層の汚れを一度リセットするつもりで流水でしっかりすすいでください。

    予洗い:ヌルつきがなくなっても流水でしっかりと洗います

    この「予洗い」は、次の泡洗顔のために大切なステップ。朝にクレンジングをしない時も、予洗いをしっかり行うことで、角質層が柔らかくなって洗顔で汚れを落としやすくなります。

    2 泡だて洗顔

    泡洗顔:きめ細やかなたっぷりの泡で優しく洗います

    次に行うのは、泡洗顔。汗や古い角質など、水性汚れを落とす作業です。

    ここで大切なのは、洗顔料をしっかりと泡立てること。粗い泡や、ボリュームの不足した泡では、手指で直接肌をこする原因になる上、毛穴奥の汚れをキャッチすることができません。

    泡だてネットなどを使って、少なめの水でしっかりと泡立てると、キメの細かい泡を作ることができます。洗顔中に流れにくい、しっかりとした泡を立てるのが理想です。

    たっぷりの泡を肌の上で転がすように洗いましょう

    この泡を指の腹で転がすようなイメージで洗います。たっぷりの泡で顔じゅうを包むようにして、肌を直接指でこすらないことがポイント。デリケートな肌を、優しく洗ってあげましょう。

    ●おすすめ商品

    こなゆきコラーゲン フェイシャル

    春先のデリケートな肌に、やさしい洗顔を。お肌にいいものは残しながら、汚れはしっかり落とす「理想の洗顔」を目指した洗顔パウダーです。

    3 すすぎはプラス20回

    泡が落ちたらプラス20回すすいで角質層の中の水を入れ替えます

    クレンジングを落とす時と同様、大切なのはすすぎ。

    汚れ残りは、肌の生まれ変わりを邪魔します。泡が完全に落ちたと感じてからも、プラス20回、流水でしっかりとすすぎましょう。角質層の中の水分を全部入れ替える気持ちで、しっかりと落とすことが大切です。

    しっかりとすすぎましょう

    髪の生え際・あごの下・耳の後ろなど、すすぎ残しのないように、鏡でしっかりチェックしましょう。しっかりきれいにすすぐことで、化粧水の効果も大きく変わってくるでしょう。

    4 清潔なタオルで優しく拭く

    タオルを丸めてふんわり優しく押し当てるようにします

    せっかくきれいに洗った顔を、使い回しのタオルで拭いては台無し。洗顔後は、洗いたての清潔なタオルを使ってください。

    しっかりと洗い上げた肌はふやけてとても柔らかく、普段以上に繊細になっています。タオルはできるだけ柔らかいものを選び、水滴をオフするときは決してゴシゴシこすらないように気をつけたいですね。分厚く畳むか、丸めた状態にしたタオルを、ふんわりと優しく押し当てるように使いましょう。

    もちろん、洗顔後の保湿はしっかりと行ってください。

    美意識の高い読者の皆さんなら、きっと毎日洗顔も丁寧に行っていることと思いますが、これを機に、さらに洗顔の時間を大切にしていただければうれしいです。

    洗顔は、どんな高級化粧品よりも、高額エステよりも重要な、最高のスキンケアです。明日の肌を左右する大切な時間ですから、毎日楽しみながら丁寧に行ってくださいね。

  • 脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?乾燥の季節のうるうるパーツケア

    脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?
    乾燥の季節のうるうるパーツケア

    顔は毎日鏡で見るし、スキンケアもしているけれど、首は? 手足は? 背中は?と言うと、いまひとつ自信のない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    特に寒い季節は、お風呂上がりにもすぐに服を着てしまい、全身の保湿を怠ってしまうこともあるかもしれません。

    でも、この季節こそ乾燥対策が重要! 乾燥状態が長く続くと、くすみやシミ、シワの原因になってしまいます。春夏の肌は、冬作られるのです。来年の春夏シーズンに自信を持って「肌見せ」できるように、いまからしっかりボディケアしておきたいですね。

    今回は、冬場の“全身保湿”について、パーツごとのケア方法を考えます。

    顔から首、デコルテまではひと続きですが、すべてをしっかりスキンケアしている人は少ないのではないでしょうか?

    首元は露出の機会が多く、紫外線や乾燥などのダメージを受けやすいため、シワやたるみ、くすみといったトラブルが目立ち、年齢が出やすい部位です。できるだけ、顔と同レベルのスキンケアがほしいところですね。首のケアについては過去にも詳しく特集しているので、ぜひそちらもチェックしてください。

    冬の間は洋服で隠れるので日焼け止めは必要ないかもしれませんが、毎日の保湿ケアはしっかり行いましょう。空気の乾燥はもちろん、ハイネックやマフラーといった衣類による摩擦や、静電気などの刺激によって、肌が荒れやすい時期です。

    顔のケアと同じ流れで、化粧水、乳液をたっぷりデコルテまで塗り広げて、やさしく潤いを与えてあげましょう。

    また、皮脂分泌が活発な体の正中線沿いにあるデコルテは、ニキビもできやすい場所です。胸元や首まわりは洗い残しやすいところなので、毎日のお風呂でしっかり洗うようにしてください。寝間着や寝具もこまめに交換して、清潔を保つこと。それでもニキビができてしまったら、早めにケアしてあげましょう。

    ●Recommend Item

    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    とれたてベジローション」「ぜいたくベジミルク

    食品屋さんがつくった、保湿化粧水と美容乳液。宮崎産の原木椎茸から抽出した椎茸エキスをはじめ、ハトムギやキクラゲなど、多数の「食」由来の成分を贅沢に使用しています。天然ヒト型セラミドやヒアルロン酸など、潤い成分もたっぷりだから、リッチな使い心地で冬の乾燥ケアにも活躍します。

    美しい背中は、ドレスなどを着たとき本当に素敵です。しかし自分では見えづらく、普段は服で隠れていて気を配りにくいところ。

    特に多いトラブルは「背中ニキビ」です。お風呂に入るとき、鏡に映してチェックしてみてください。ニキビや毛穴開き、ブツブツができてはいませんか?

    その主な原因は「雑菌」。顔と同じ「アクネ菌」の繁殖もありますが、治りにくい背中ニキビの場合は「黄色ブドウ球菌」や「マラセチア菌」が毛穴に入り込み、炎症しているケースが多いそう。

    これらはもともと人の体にいる常在菌ですが、紫外線や乾燥といった外的ダメージやホルモンバランスの乱れなどによって体が弱ると、増殖して肌トラブルの原因になると言われています。乾燥する冬場は体調も崩しやすいですし、チクチクする素材の服を我慢して着ていたために、皮膚に細かい傷がついて雑菌が入りやすくなっていることも。

    また、お風呂での洗い残しも肌荒れの原因です。

    特にシャンプーやトリートメント剤が十分にすすげておらず、背中についたままになっている方が多いようです。洗う順序は、髪が先。トリートメントまでしっかりと洗い流し、髪の長い方は背中に髪が触れないよう高い位置でまとめてから、ボディをしっかりと洗ってくださいね。

    背中は特に見えづらいところですが、泡が残らないように、お風呂から上がる前にはしっかりと洗い流すことも大切です。

    洗い方も、肌の状態に合わせて対応を。

    この季節は乾燥で肌が弱っている方も多いでしょうから、普通のバスアイテムさえ刺激になってしまう場合があります。いつもの洗い方を続けて肌の調子がイマイチなときは、やさしいコットンタオルや手洗いに切り替えたり、石鹸やボディーソープを見直してみたり、自分の肌と相談してみるようにしましょう。

    乾燥肌の人は、熱いお風呂にも注意が必要です。

    高温のお湯に長く浸かると、皮脂やセラミドといった大切な肌の潤い成分が流出してしまいますし、肌がほてると乾燥が加速します。お湯の温度はなるべく40℃以下に設定して、長くても15〜20分程度で上がるようにしましょう。

    保湿効果のある入浴剤を使ったり、ベビーオイルをお湯に垂らして入るのも乾燥予防になりますね。

    お風呂上がりには、背中にも保湿ケアすることをおすすめします。顔と同じ化粧水や乳液はもちろん、ボディローションやミルクなど、ボディケア用品を活用しましょう。手の届きにくいところだけに、お風呂上がりの良いストレッチになりますね。

    体が硬くて届かない!という方は、化粧水をスプレーボトルに詰め替えてパジャマを着る前にシュッと吹きかけるだけでも違います。なかには、調理用のシリコンヘラを使っているという人も! ちょっと工夫して、背中のかゆみやブツブツ、ニキビを防ぎましょう。

    ※雑菌の増殖による背中ニキビは、セルフケアだけで改善が難しい場合があります。どうしても治りが悪いときは、早めに皮膚科に相談するか、市販されている背中ニキビ用の治療薬などを活用してください

    腕や脚は体の中でも油分が少ない部位なので、特に乾燥によるかゆみやくすみ、毛穴の開きといった悩みが出やすいところ。肘や膝の黒ずみが気になっている方も多いのではないでしょうか。

    乾燥や、それによるかゆみ、毛穴目立ちは保湿で対策! くすみは血行不良によるものも多いので、マッサージで対策できます。

    肘・膝の黒ずみも、乾燥により角質が溜まってしまうことが原因。常に水分や油分を補い、マッサージをすることでターンオーバーを促進しましょう。また、肘をつく癖があると、常に刺激を受けるため皮膚が厚くなり、色素沈着も起きやすくなります。一度、座っている時の姿勢を見直してみるのも良いですね。

    顔に化粧水や乳液を塗ったり、手にハンドクリームを塗ったりするたびに、余った化粧品を手脚に伸ばしておくと、だんだんと肌がやわらかく、なめらかになってくるものです。

    お風呂上がりは、服を着る前にしっかり保湿を。

    冬場は脱衣所も寒く湯冷めしやすいので、理想はあたたかい浴室内で体を拭いて、そのままケアしてしまうこと。高温多湿になりやすい浴室に化粧品を長期保管することはおすすめできないので、お風呂に入る前に、脱衣所の手が届きやすいところにボディローションやオイル、クリームなどをあらかじめ準備しておくと便利です。

    服を着たあとにもできるケアとして、ふくらはぎマッサージもおすすめです。

    血液を流すイメージでマッサージ

    「第二の心臓」とも言われるふくらはぎをマッサージすることは、脚の保湿とは別に全身の血行を促し、体をあたためる効果もあります。

    クリームをたっぷり使って保湿するついでに、心臓に血液を戻すイメージでしっかりマッサージしてください。血流が良くなり、くすみがちだった脚の色が白くなるのがわかるでしょう。むくみ対策にもなりますよ。

    パーツケア、最後にご案内するのは、手・指です。

    体の中でも特に働き者なのに、意外とないがしろにされがちなパーツ。首と同じく年齢が出やすいところですし、特に冬場はささくれやあかぎれなど、乾燥によるトラブルが多くなります。指先までしっかりうるうるにしてあげたいですね。

    やはり、役に立つのはハンドクリームです。この時期は常に持ち歩いて、手洗いのあとやカサつきを感じたとき、こまめに塗り直せるようにしたいですね。ささくれが気になる指先、爪の付け根や周囲、節くれ立ちやすい関節には、念入りに重ね塗り。これが手のエイジングケアになります。

    台所仕事をするときは、連続して水やお湯を扱うため、なかなか保湿が追いつきませんね。キッチンにもハンドクリームを置いてこまめに塗るのが理想ですが、それもなかなか難しい場合も多いでしょう。

    水仕事で手が荒れる原因は、洗剤によって手肌の皮脂やセラミドなど、潤いの成分まで奪われてしまうから。特に寒い時期は冷たい水での作業はつらいですし、油汚れが落ちやすいようにと、お湯を使って食器を洗う方が少なくありません。

    しかし、背中の項目でお話したように、熱いお湯では余計に潤いが奪われてしまうので、ますます乾燥を悪化させる原因になります。お風呂のときと同じく、熱すぎる温度は避けて。とはいえ、冷たいのもつらいですから、35℃前後の“熱くも冷たくもない”ぬるま湯が良いですね。

    手肌にやさしい洗剤を使ったり、水や洗剤に直接触れないようにゴム手袋を使ったりと、できる限り手肌の潤いを奪わない工夫をしましょう。

    そして、作業がひと段落つくごとにハンドクリームで潤いの補填をしてあげましょう。

    特にカサつきがひどい人や、ハンドクリームのベタつきが苦手な人は、化粧水で保湿してから少量のクリームを塗っても気持ち良いものです。最近では化粧水テクスチャのクリームや、ベタつきの気にならないクリームもありますので、好みのテクスチャを探してみてはいかがでしょうか。

    ●Recommend Item


    とろける木の実ハンドクリーム

    とれたて果実手ハンドクリーム

    https://hadamanma.com/archives/2273

    安心の“食べ物”由来の成分たっぷりの、何ともおいしそうなレシピで作られたハンドクリームです。7種のナッツオイルたっぷりでリッチに潤う「とろける木の実ハンドクリーム」と、果汁が弾け、まるで化粧水のようにみずみずしく潤う「もぎたて果実手ハンドクリーム」。冬のカサつく肌に、食品屋さんのハンドケアをどうぞ。

    ところで、毎日清潔なハンカチを持ち歩いていますか?

    今はエアータオルやペーパータオルを置いているトイレが多いため、ハンカチを忘れても困ることは少なくなりましたね。

    しかし、冬の乾燥から手肌を守るなら、備え付けのエアータオルだけで済ませるのは不十分です。細かい指の股や爪の間に水気が残っていると、そこから乾燥の原因に。「濡れたままにすると、濡らす前より乾く」! これを肝に銘じましょう。

    ある程度水気を飛ばしたら、きちんとタオルやハンカチで細かいところまでしっかり拭き取って、ハンドクリームで丁寧にケアしてあげてくださいね。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    * * *

    ボディケアの習慣がない方にとっては、今回紹介した方法も、はじめは面倒に思うかもしれません。でも、毎日、全身をくまなくお手入れすることで、不調にもいち早く気づけるようになりますし、自分を手のひらで大切にいたわることで、心のリラックスにもつながります。

    きちんと手をかければ、肌は必ず答えてくれるもの。昨日よりキレイな自分に気づいたら、きっと楽しく続けられるでしょう。ぜひ今日から、全身保湿を習慣にしてくださいね。

  • 肌タイプ別、乾燥対策!潤いスキンケアと食事のアドバイス

    肌タイプ別、乾燥対策!
    潤いスキンケアと食事のアドバイス

    赤ちゃんを見ると、その吸いつくようにきめの細かい肌の美しさに、思わずうっとりしてしまいますね。私たちも、生まれた頃はそうだったはず。なのに、いつの間にこんなにいろいろな肌悩みを抱えるようになってしまったのでしょう。

    生まれたての赤ちゃんの肌は、水分たっぷりで油分とのバランスも取れている理想的な状態。トラブル肌の多くは、この水分と油分のバランスが崩れていると言われます。解決のためには、まず自分のトラブルタイプを知りましょう。

    今回は、トラブルタイプ別のスキンケアをはじめ、食品屋さんならではの「食」改善のアドバイスもご紹介してまいります。

    1. 慢性的な「乾燥肌」タイプ

    常に油分が少なくて、水分も少ない。典型的な「乾燥肌」タイプ。

    顔全体が乾燥し、手触りがカサカサ・ゴワゴワしたり、白っぽく粉吹きしてポロポロと薄皮が剥がれたりしやすい人です。特に洗顔や入浴の後は、つっぱり感などの不快感を覚えることもあるでしょう。

冬に限らず、夏場でも乾燥悩みが続く人も少なくありません。ひどくなると、かゆみやほてり、ひび割れやあかぎれなど、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。

    乾燥ダメージが深まると老化を加速させてしまうので、一刻も早くケアしてあげたいですね。こういったタイプは、水分と油分の両方が不足している状態なので、念入りな水分補給と、それを逃さないように油分での保護が必要です。

    まずは、水分を補うための丁寧な保湿ケア。自分が思っているよりもたっぷりの化粧水を使いましょう。メーカーの規定量を守って、特にカサつくところには追加して二度三度と重ねづけを。角質層が柔らかくもっちりと吸い付く感触になるまで、潤いを補ってあげます。

    しっかり潤ったら、水分が逃げないように油分でフタをします。乳液やクリーム、オイルなどを活用しましょう。

    高保湿タイプの化粧品を使っているのに、乾燥が改善されない……というときは、もしかすると化粧水のつけ方や、油分のフタが十分にできていない可能性があります。毎日のことでつい惰性になってしまいがちなスキンケア。たまに見直すと、改善点が見つかるかもしれません。

    スキンケアを見直したら、次は食事

    このタイプの方は、肌の保水力を高めて、低下気味のターンオーバーを活発にするために、有効な栄養を普段からたっぷり補給していきましょう。


    とにかく、美肌づくりに欠かせないのは「タンパク質」。肌細胞の材料になる大切な栄養です。肉、魚などの動物性タンパク質と、大豆などの植物性タンパク質があるので、バランスよく摂っていきましょう。

    よく聞く「アミノ酸」や「コラーゲン」も、タンパク質の一種です。肌の保水力をアップしたいなら積極的に摂取したいですね。コラーゲンの体内合成には「ビタミンC」も重要なので、ぜひ一緒に摂取してください。

    ビタミン類は美肌づくりに欠かせません。ビタミンCはもちろん、皮膚や粘膜をすこやかに保つ「ビタミンA」、血行促進と新陳代謝をUPさせる「ビタミンE」、そして肌代謝をサポートする「ビタミンB群」に注目です。

    Aは緑黄色野菜や、レバー、魚介類から。Eはナッツ類やアボカドに豊富です。ナッツやアボカドは良質な油分も摂取できるので、乾燥肌の方には特におすすめの食材。B群はレバーなどの肉や魚介類で摂取できます。

    各栄養素は普通の食事から摂るのが理想的ですが、鉄分やビタミンB群など食材からは摂取しにくいものもあるため、効率的に摂取したい場合はサプリメントを活用しましょう。中でもコラーゲンは「コラーゲンペプチド」を選ぶと、吸収効率が良いと言われています。

    食材をいろいろご紹介しましたが、特に魚はタンパク質、ビタミン、ミネラル、そして細胞膜を作るのに役立つ不飽和脂肪酸も摂れる、栄養の宝庫です。ヘルシーですし、美しくなりたいなら毎日でも食べたい食材ですね。

    ●Hadamanmaの栄養マメ知識!

    ダイエットの観点から避けられがちな「」ですが、実は保水成分として体に水分を抱え込む性質を持っています。だから、糖質をカットすると抱えていた水分を排出するので、急速に体重が減るのです。むくみは減りスッキリしますが、体内の水分量が極度に減って、肌の潤いやハリが失われる原因になることも。

    ダイエットやボディメイク目的の糖質制限はあくまで適度に行いましょう。もし実践するときは、十分な水分補給を心がけて。バランスの良い食事を、腹八分目で続けていきたいですね。

    2. 部分的に乾燥しやすい「混合肌」タイプ

    全体が乾いているわけではなく、目元・口まわりだけ乾燥しやすい人。「混合肌」とも言われるタイプです。

    目元、口まわりはそもそも顔の中でも皮膚が薄く、「弱い」部分です。体の不調が表れやすく、乾燥しやすいポイントなので、加齢とともにシワもできやすいのです。

    弱いところなのにポイントメイクを施す場所でもあるため、摩擦刺激を与えやすく、肌荒れの原因となります。アイシャドウやライナーなど、強く擦るような塗り方をしていませんか。また、髪の毛が触れることも多く、知らず知らずのうちにダメージが蓄積している可能性があります。

    顔の凹凸部分のため、スキンケアにムラが出やすいところでもあります。細かいところに洗い残しがあったり、化粧水がきちんと行き届いていなかったり……そんな小さなことの積み重ねが、ポイント乾燥や肌荒れを招いていることも。

    また、口まわりは乾燥しているのにニキビができる場合があります。乾燥によって角質層のターンオーバーが乱れ、毛穴がつまりやすくなることが主な原因とされます。あるいは胃腸の調子が悪かったり、ストレスなどでホルモンバランスが乱れたりすることでも、皮脂が過剰分泌される場合もありますが、肌が乾燥していると、より症状を悪化させてしまうのです。

    このタイプの方の改善方法は、下記のようなことが考えられます。

    まず目元・口まわりは顔の中でもっともデリケートな部位ということを念頭に、毎日のスキンケアを丁寧に行いましょう。化粧水や乳液も塗りムラがないように、細かいところまでしっかりケアしてあげます。摩擦にならないように、特にやさしく行いましょう。

    特に目の周りにかゆみや乾燥が出やすい人の中には、ポイントメイクの洗い残しが原因となっている人もいらっしゃいます。しっかりマスカラやメイクをした日は、専用のリムーバーを活用するなどして、クレンジングを念入りに。逆に、薄化粧の日はあまり強いリムーバーを使わず、優しく落としてあげてください。できるだけ刺激を与えないことが大切です。

    スキンケアやメイクには、いつも清潔な道具を使いましょう。メイクブラシやスポンジ、チップをこまめに洗い、古くなったら交換するなどして、清潔に保つようにしてください。

    そして、普段の生活の中でもなるべく顔を触らない。汚れた手で、うっかりほおづえをついたり、まぶたをこすったりしていないか、自分のクセをチェックしてみましょう。目元やフェイスラインに髪の毛が触れないようにまとめておくのも効果的です。

    目元、口まわりの肌荒れはホルモンバランスの乱れが主な原因ということもあるので、睡眠などの生活習慣を見直すことで、改善が期待できます。

    3・脂性肌? 実は「隠れ乾燥」タイプ

    テカりやすい脂性肌の方は、乾燥とは無縁だと思いがちですが、肌がベタついているからと言って、潤っているとは限りません。ベタつきと潤いはまったく別もの。もしかするとベタつく皮膚の内部で、「隠れ乾燥」が進んでいるかもしれません。

    皮脂は多いけれど、肌内部の水分が少ないという方はよくいらっしゃるものです。テカテカと脂っぽいのに、ハリがなくシワシワしている、肌色がくすみがち、といった方はこのタイプを疑ってみましょう。肌の水分量が少ないのに、油分は多いタイプです。

    実は乾燥しているのに、それに見合ったケアがきちんと行われていないため、肌が乾燥から身を守ろうと皮脂を過剰分泌しているのです。男性によく見られますが、スキンケアの習慣のない方にも多い状態です。

    春は温度が変わりやすいので肌が敏感になったりトラブルがあることも

    こういった方は乾燥肌の自覚がなく、ベタベタする基礎化粧が苦手なため、使う化粧水の量が少なすぎたり、乳液のステップを省いたりして保湿を軽くしてしまいがち。そうして肌はますます皮脂を分泌するという、悪循環に陥りやすいのです。

    こまめにあぶらとり紙でケアするだけではなく、基本的なスキンケアを見直してみましょう

    化粧水は、一度メーカーの規定量を見直し、いつもより多めに使ってみてください。潤いをたっぷり行き渡らせたら、乳液でしっかり水分を閉じ込めてあげましょう。ベタつきを怖がって薄く伸ばすようなつけ方をすると意味がないので、たっぷりつけることが基本です。

    スキンケアの他にできる対応策としては、基本的には1の乾燥肌タイプと同じく、水分保持力が高く、栄養たっぷりの食事を心がけましょう。タンパク質、コラーゲンなど肌の原料になるものを意識的に摂ることで、ハリやくすみが改善されてきます。また、ビタミンB群をしっかりと摂取することで、皮脂分泌の抑制になり、タンパク質代謝にも効果的です。

    * * *

    美肌の敵である乾燥にも、タイプがあることがわかりましたね。しかし、季節や年齢によって、肌タイプが変化することもあります。

    私は脂性肌だから、私は乾燥肌だからと決めつけて、変化に気づかず何年も同じスキンケアをしていると、いつの間にか暗くくすんだ肌になってしまう、深いシワが刻まれるなど、深刻な肌トラブルを抱えてしまうかもしれません。

    毎日のスキンケアを、しっかりと鏡を覗き込んで行い、肌を細かくチェックして変化に気づくようにしましょう。肌は、丁寧に手をかければかけるだけきれいになるものです。変化を楽しみ、毎日すこやかに美しくお過ごしください。

  • 「すっぴん力」を上げる!正しいクレンジング&洗顔法

    「すっぴん力」を上げる!
    正しいクレンジング&洗顔法

    毎日欠かすことのできない、クレンジングや洗顔。クタクタに疲れているときや、忙しくて手いっぱいのときは、つい手間だなぁ、めんどくさいなぁ、と思ってしまうこともありますね。

    でも、美容の基本は「落とす」こと。

    「化粧したまま寝ると肌が荒れてしまう!」

    「洗顔をきちんとしないと、くすんで老け顔になる!」

    そんなイメージをお持ちの方は多いと思います。では、クレンジングや洗顔をきちんとせずに過ごしていたら、私たちの肌では具体的にどんなことが起きるのでしょう? 今回は、クレンジングや洗顔の大切さと、正しいやり方をしっかり見直してみましょう。

    洗顔不足はなぜ悪い?
    肌荒れのメカニズム。

    気になる肌荒れの原因は?

    1日を終えた肌の表面には、さまざまな汚れが付着しています。

    お化粧をしている方なら朝塗った日焼け止めやファンデーションが残っているでしょうし、何もしていなくても、自分自身の汗や皮脂、古い角質などの汚れがたまったり、空気中の埃や花粉が付着したりして、肌は必ず汚れてしまいます

    それらの汚れは時間と共に酸化したり、混ざりあって化学反応を起こしたりすることで、肌に刺激を与えるようになります。顔を洗わずに寝てしまうということは、そんな刺激物質をつけたままにするということ。当然、肌には大変な負担となります。

    また、汚れが肌表面に留まっていると、毛穴をふさいで吹き出物などの炎症を引き起こすほか、正常な肌のサイクル(ターンオーバー)を邪魔するので、きれいな肌が作られなくなります。古い角質が蓄積してゴワゴワした厚い皮膚になり、くすみやシミ、シワやたるみにもつながってしまいます。不潔な状態は、老化の原因にもなるんですね。

    肌が汚れていると、さまざまな美容トラブルの原因となります。

    そればかりか、こんな状態の肌では、どんなに良い化粧品を使っても美容成分がしっかり浸透できず、十分な効果を発揮できません。もったいないですね。

    常に肌を清潔に保っていれば、化粧水や美容液がスイスイ浸透し、角質層をしっかりと潤してくれます。ターンオーバーも正常に行われるようになり、いつもピカピカ素肌。

    これが、「すっぴん力」です。すっぴん力さえあれば、濃いファンデーションで肌を隠さなくて良いし、やみくもに化粧品を取り替えてお金をかける必要もありません。明るく透明感のある素肌で、より美しく、若々しくなれるはずですね。

    「帰宅後すぐ」が基本!
    クレンジングで1日の汚れを落とそう。

    では、すっぴん力を向上させるための「正しいクレンジングと洗顔法」とは?

    ポイントを具体的にご紹介していきましょう。

    まずは洗うタイミング。

    1日を過ごした肌には、前述した通り、汚れと刺激成分がたっぷりと付いています。手を洗うのと同じように、顔も「帰宅後すぐ」に洗って、汚れから解放してあげましょう。

    帰宅後、すぐにクレンジング・洗顔をしてお肌を解放しよう!

    よく手を洗ったあと、油溶性の汚れを落とすためにクレンジングをします。

    クレンジングはメイク汚れだけでなく、角栓の詰まりや化学的な大気汚染物質なども落としてくれます。

    メイクをせず1日外出もしなかった日は、肌質によっては泡洗顔だけで済ませても良いかもしれませんが、日焼け止めを塗ったならクレンジングもしてください。また、皮脂分泌が多めでニキビや角栓詰まりができやすい方も、泡洗顔の前にクレンジングで皮脂をリセットするのも良いですね。

    オイルやミルクタイプなど、いろいろなクレンジングがありますが、肌質に合わせて好みのものを選んでください

    クレンジング力が強いオイルベースのものは、濃いメイクをしっかり落としたい日や、皮脂や角栓が気になる時に向いています。ただし必要な潤いまで奪うこともあるので、乾燥しやすい方にはミルクやジェルなど、肌にやさしいタイプがおすすめです。基本はミルクやジェルで、Tゾーンはオイルなど、部位によって使い分ける方法もあります。

    自分のお肌に合ったクレンジングを選びましょう。

    シートタイプのものはとても便利ですが、肌をこすりやすく、洗い流すものと比べて汚れ落ちが十分でない場合もあるので、なるべく常用は避けた方が良いでしょう。

    また、オイルやミルクでも汚れ落ちがいまいち、という方は、使い方が誤っている可能性があります。商品によって量や使い方は細かく違う場合があるので、メーカーの説明をしっかり読んで使いましょう。
    特に、手や顔が濡れた状態でクレンジングを使っても、汚れとクレンジング剤が十分になじみません。濡れた手でもOKという商品でない限り、乾いた状態でクレンジングしましょう。逆に、クレンジング剤を洗い流す際は、まず少量の水でクレンジングと水をなじませる「乳化」の一手間を忘れずに。きちんと乳化できていないと、せっかくの汚れ落ちが半減する場合があります。

    クレンジングや洗顔の際、よく耳にするタブーは「強くこすらない!」「指でゴシゴシ触らない!」ということ。

    こすりすぎを防ぐため、マスカラやアイライナーなどを使用している方は、先にポイントメイクを専用リムーバーで落としておきましょう。この時も、ゴシゴシこすると色素沈着を招きますので、優しく行ってくださいね。

    洗顔の前に「たっぷり予洗い」しよう!

    洗顔の前にたっぷり予洗いをしよう

    泡洗顔の前に大切なのは、「予洗い」です。洗顔料を使う前に、きれいな水でしっかりとすすぎ洗いを行いましょう。クレンジングのあとはもちろん、朝の洗顔前にも大切なステップです。

    ここを手抜きせず丹念に行うことで、角質層が柔らかくなり、スムーズに汚れを落とせるようになります。

    予洗いは溜めた水でなく、流水で行いましょう。水の温度は冷たすぎず、熱すぎず、35°C前後の人肌くらいが、肌に刺激を与えず、汚れが落ちやすい温度です。

    特にクレンジングのあとは、指先に感じるヌルつきがなくなってからも、さらに数回すすいでおきます。クレンジングが肌に残っていると泡洗顔の邪魔になってしまうため、角質層の汚れをリセットするつもりで、しっかりとすすぐことが大切です。

    泡洗顔の前に、しっかりすすぎ洗い!

    正しい洗顔のポイントは
    「泡だて」と「プラス20回のすすぎ」

    たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。

    予洗いがしっかりできたら、続いて泡洗顔です。

    クレンジングをしっかりすれば泡洗顔はいらないのでは? と思ってしまいますが、クレンジングが油溶性の汚れを落とすのに対して、泡洗顔には古くなった角質や皮脂、汗やホコリなど、水溶性の汚れを落とす役割があります。

    洗顔料は、きめの細かい泡をたっぷりと作ってから肌に乗せましょう。

    この時に水分が多すぎると、すぐに流れてしまう、柔らかい泡しかできません。ボリューム不足でつぶれやすい泡だと肌をこする原因になりますし、粗い泡では毛穴の汚れもしっかり落とせません。

    ちょっとずつ水分を加減しながら、キメの細かいもっちり泡を作るようにしてください。泡立てネットや洗顔用の泡立て器を使うと簡単です。

    手のひらに乗せた泡が、ひっくり返しても簡単に落ちないくらいの弾力を持っている状態が理想です。

    たっぷりの泡を肌の上で転がすように洗いましょう

    この泡を指の腹で転がすようなイメージで洗います。たっぷりの泡で顔全体を包むようにして、肌を直接指でこすらないことがポイント。デリケートな肌を、優しく洗ってあげましょう。

    たっぷりのきめ細かい泡で洗いましょう。

    頬やおでこといった顔の広い範囲はもちろん、Tゾーン、小鼻のキワや口元などの細かい凸凹部分までしっかりと。髪の生え際、首や耳の周辺などまで洗い残しのないようにします。

    そして、しっかりとすすぎを行いましょう。

    ここが不十分で肌トラブルが起きている方も多いので、「泡が落ちたな」と思ってからもプラス20回を目安に、たっぷりの流水ですすいでください。

    泡が落ちてからプラス20回すすぎましょう。

    角質層の中の水を全部入れ替える気持ちで、きれいな流水を使って顔中すみずみまですすぎましょう。この時、浄水器の水を使えたら理想的です。

    すすいだ後は、必ず鏡を見ながら顔を左右に振って、生え際やあごのラインまで泡や汚れの残りがないかチェックしましょう。すすぎ残しが吹き出物の原因になる場合もあります。

    清潔なタオルでやさしく水分をとりましょう

    タオルで顔を拭くときも、ゴシゴシこすらずにやさしく水分をおさえるだけ。せっかくきれいにした肌を汚してしまわないように、タオルは洗いたての清潔なものを使ってくださいね。

    肌が乾かないうちに、素早く化粧水&乳液での保湿ケアしましょう。

    「やりすぎ」で肌刺激に?
    美容意識が高い人ほど陥りがちなNGポイント。

    正しい洗顔方法で、ダメージを最小限に抑えましょう

    クレンジング・洗顔の正しいステップをご説明してきましたが、最後にちょっと見落としがちな、意外なNGポイントをご紹介します。

    1・時間をかけて「やりすぎ」ている

    力が強すぎる・雑すぎるクレンジングがいけないことは、皆さんよくご存知ですが、美容意識が高い人が陥りがちな失敗として特に多いのは、「丁寧すぎる」クレンジング。その念入りな行為が、かえって肌に刺激を与えていることがあるのです。

    たとえばあなたは、クレンジングや洗顔料を顔に乗せてから洗い流すまで、どのくらいの時間をかけていますか?

    しっかり丁寧に……と思うあまり、3分、5分と時間をかけている人がいらっしゃいますが、クレンジングや洗顔料はあまり長く肌に乗せていると負担になり、乾燥の原因にもなります。

    クレンジングも泡洗顔も、目安は1分程度。

    長く乗せているほど汚れが落ちるわけではないので、優しく手早く行いましょう。力の入りやすい人差し指ではなく、中指と薬指の二本をくっつけた状態で使うと、軽い力で洗うことができます。

    ……………………………………………………………………………………

    2・化粧品の「量」が少ない

    それから見落としがちなのが、使う「化粧品の量」です。

    高くて良いものだからと、ちまちまと使っていませんか? 少量でも十分だと、自己判断で量を加減していませんか?

    クレンジングや洗顔料は、量が少ないと指が肌に直接触れやすくなり負担になりますし、第一、十分な効果が得られません。適切な量は製品により異なりますので、きちんとメーカーの推奨量を確認して使うようにしましょう。

    ……………………………………………………………………………………

    3・「洗いすぎ」にも要注意

    汚れをきちんと落とすことは大切ですが、「洗いすぎ」によって乾燥やくすみを招くこともあります。きれいにしたいからと、1日に何度も必要以上に洗ったり、毛穴の黒ずみを落とそうと洗浄力の強いアイテムを使い続けたりしていないでしょうか。

    必要以上の洗顔は肌をこすって傷つけてしまいますし、皮脂を奪いすぎるのもよくありません。
    もともと、皮脂は肌が自分自身を守るためのバリア機能として分泌しているものなので、洗いすぎていると肌のバリア機能が弱まり、潤いが逃げて乾燥しやすい肌になってしまうのです。

    また、乾燥肌を守ろうとして皮脂が過剰分泌されるようになり、余計に角栓詰まりを起こしやすくなることがあります。

    ご存じのようにスキンケアに厳密な決まりはありません。肌質やその日の体調、季節、天候などの状況と相談しながら、必要なケアを行うのが理想です。

    基本は、朝も夜も泡洗顔を行うのがおすすめですが、肌質や調子によっては、朝はすすぎ洗いだけの方が具合が良いという場合もあるでしょう。

    クレンジングや洗顔料を選ぶときも、クチコミや評判に頼りすぎず、「今の自分の肌に合うかどうか」を基準にしたいですね。

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    Hadamanma こなゆきコラーゲンクレンジング・こなゆきコラーゲン フェイシャル

    こなゆきコラーゲン クレンジング

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    アミノ酸・コラーゲン・岩塩などの「食」の成分で作った、ミルクタイプのクレンジングと、弱酸性の洗顔パウダー。デリケートな肌にもやさしくなじみながら、汚れをしっかり落とします。

    * * *

    少し長くなりましたが、今回はクレンジングと洗顔の基本をおさらいしました。

    毎日のことなので面倒くさく感じることもあると思いますが、「汚れを落とす」ことは一番の美への近道です。

    「調子どう?」「今日は疲れたね」と自分の肌に語りかけるように、指先で肌の状態を確認しながら、肌が満足してくれるまで丁寧なケアを行ってくださいね。

  • 秋を迎える前に!原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    秋を迎える前に!
    原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    肌も夏バテする? 夏の終わりは、トラブル急増!

    ずいぶん秋めいてきた地域もあると思いますが、夏の終わり、お肌の調子はいかがでしょうか。蒸し暑かった今夏。過酷な季節をくぐった肌も、ぐったり「夏バテ」していませんか?

    たとえば、朝起きたばかりなのに肌ツヤが悪く、くすみを感じたり。原因のわからない吹き出物ができたり。毛穴が目立ってきたり、シミが濃くなってきたり……

    今回は、そういった夏の肌トラブル原因を細かく分析し、今からできるレスキュー法までご案内いたします。本格的な秋になる前に、夏ダメージをしっかりケアしていきましょう!

    原因1 紫外線

    原因1 紫外線

    この夏も紫外線の強い日が続きましたね。

    地上に降り注ぐ紫外線にはUVAUVBがありますが、そのどちらも5~8月が紫外線量のピークでした。気をつけていても、レジャー先でうっかり日焼けしてしまった方も多いのではないでしょうか。

    紫外線は黒い日焼けだけでなく、お肌にたくさんのダメージを与えます。

    生活紫外線」と呼ばれるUVAは、波長が長いため雲や窓ガラスを通過し、気づかないうちにじわじわと肌の真皮層までダメージを与えます。大切なハリや潤い成分を破壊し、肌老化の大きな原因に。

    波長が短いUVBは「レジャー紫外線」とも呼ばれ、短時間で肌表面に強いダメージを与えます。大量に浴びるとヒリヒリと赤く炎症を引き起こし、皮膚ガンなどの原因にもなります。

    UVの図解

    紫外線から細胞を守ろうとメラニン色素が生成されるので、お顔全体がくすんだ印象に。はっきりと日焼けした自覚がなくても、なんとなくお肌がごわついたり、かさついたりするのは、紫外線ダメージのせいかもしれません。

    【レスキュー法】

    ダメージをいち早くケアするため、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートしましょう。

    まずは、日頃のスキンケアでしっかり潤いを与えて。潤い不足だと肌の修復がうまくいかず、本来のバリア機能も十分に働きません。日に焼けて火照った肌をクールダウンするためにも、化粧水をたっぷり使ってください。軽いやけどや炎症状態になっていることもあるので、余計な刺激を与えないようにやさしくお手入れしてくださいね。

    食生活では、たんぱく質やビタミンCを積極的に摂取しましょう。紫外線ダメージを受けた肌細胞の修復を助ける、大切な美肌成分です。ビタミンCには黒くなったメラニン色素を薄くする働きもあります。

    もちろん、これから秋になっても紫外線は降り注ぎ続けるので、毎日の日焼け止めもお忘れなく。

    原因2 乾燥

    原因2 乾燥

    インナードライ」という言葉をご存知でしょうか。「隠れ乾燥」とも言いますね。

    汗で肌表面がしっとり濡れていたり、皮脂でテカっていたりすると気がつきにくいのですが、潤って見えるのは表面だけで、肌の奥は乾いていることが多いのです。インナードライになると、かゆみが出たり、ニキビやあせもなど炎症を起こしやすくなります。

    原因はいろいろあるのですが、まずひとつは、汗をかくので体内の水分が奪われやすいこと。自覚なく脱水状態になっている人は少なくありません。
    次にエアコン。涼しい室内は空気が乾燥していて、特に風があたる席では絶えず肌表面の水分が奪われ続ける状態になります。さらに前述したような紫外線のダメージによって、お肌の潤いを抱え込む力が弱まり、乾燥しやすくなっています。

    そして、ベタベタするからと保湿をおざなりにしてしまうのも、大きな原因のひとつ。油断しているうちに、知らぬ間に肌の奥がどんどん乾いているかもしれません。

    【レスキュー法】

    やはり、もっとも大切なのは保湿ケア。化粧水をたっぷり使うのはもちろん、乳液も忘れずに。この季節は乳液のベタつきを嫌う方も多いのですが、油分でフタをすることで潤いを肌に閉じ込めることができます。毎日たっぷりの化粧水で水分補給したら、オイルや乳液を上手に使って油分の調整を。

    また、肌の奥の潤いを復活させるため、肌の材料となるコラーゲンやタンパク質をしっかりと摂ることも欠かせません。

    食欲が落ちやすい夏は、知らず知らずに栄養不足に陥っている人も少なくありません。その影響は時間差で肌に表れてくるので、摂りそびれた栄養を補給するためにも、毎食の栄養バランスには気をつけていきましょう。

    原因3 毛穴の開き

    原因3 毛穴の開き

    暑い日が続くと気になってくるのが、毛穴

    気温や湿度が上がると皮脂分泌が活発になり、毛穴が開きやすくなります。紫外線やエアコンの乾燥によっても、肌のキメが乱れて毛穴が目立つようになります。

    そこに皮脂などの汚れが詰まると、ザラつきやポツポツ黒ずんだイチゴ鼻の原因に。夏バテで肌のターンオーバーが乱れるのも、角質がつまりやすくなる原因です。悪化するとニキビなどの炎症になることもあります。

    【レスキュー法】

    やはり、毛穴の汚れをしっかり落とすことが大切です。もうしばらくは残暑が続き、汗や皮脂などで肌が汚れやすいため、毎日の洗顔をていねいに行いましょう。

    洗顔の様子

    洗顔の際は、絶対に刺激を与えないように「やさしく」行うのがポイント。どんなに角栓が気になっても、毛穴のいじりすぎはNG!ゴシゴシこすったり、無理やり毛穴をつつくような行為は肌を傷つけ、かえって毛穴を目立たせてしまいます。

    洗顔料をたっぷり泡だてて、軽い力でくるくると洗いましょう。人差し指など力を入れやすい部分を使わず、中指と薬指の腹を使うと良いですよ。洗顔前に蒸しタオルなどで顔を温めて(熱いタオルは必ず冷まして!)肌を柔らかくしておくと、汚れ落ちも良くなります。

    もちろん、こちらも保湿が重要です。冷たい化粧水で、毛穴を引き締めながら水分をしっかりと与えましょう。肌の油分が足りないと皮脂の過剰分泌の原因になるので、乳液やオイルも活用してくださいね。

    原因4 汗と雑菌

    紫外線や乾燥ほど注目されないものの、夏の肌トラブルの大きな原因になっているのが、と、それによる雑菌の繁殖です。

    汗にはわずかながら塩分やアンモニアなどが含まれているため、弱っている肌にはそれだけで刺激になることがあります。特に水分が蒸発するとその濃度が高くなるので、かゆみやヒリヒリ感が生じやすくなります。ベタベタ汗にはホコリ汚れも付着しやく、さらなる刺激となる場合も。

    そして弱酸性の肌に対して汗はアルカリ性のため、かいた汗を放っておくと肌のpHバランスが乱れて雑菌が繁殖しやすくなります。かいたばかりの汗は臭いが気にならないのに、時間が経つと汗臭くなりますね。これは雑菌が繁殖したせい。

    保湿や洗顔に気をつけているのに、最近顔のかゆみや吹き出物が気になる……という方は、汗や雑菌の影響を受けているかもしれません。

    【レスキュー法】

    汗トラブルを解決するには、清潔さを保つのが一番!

    9月になると大分涼しくなりますが、日によっては夏が戻ったように暑い日もあるでしょう。じんわりかいた汗の方がベタつきやすく、肌刺激にもなりやすいと言われています。汗をかいたら、ハンカチやタオルでこまめに拭き取りましょう。使い捨ての汗拭きシートも便利です。

    汗を拭く女性

    そして、帰宅したらすぐに洗顔。クレンジングとたっぷりの泡洗顔で汚れをしっかりリセットして、肌を清潔に保つようにしてください。

    原因5 冷え

    原因5 冷え

    意外と多くの人が悩んでいる、夏の冷え。これも、肌トラブルの要因です。

    夏の間、冷たい食べ物や飲み物ばかり口にして、内臓から冷やしていませんでしたか。つい薄着で出かけてしまい、オフィスのエアコンに震えていませんでしたか。

    体が冷えると代謝が下がり、ターンオーバーが乱れて肌ツヤにも悪影響が出ます。お肌の生まれ変わりがうまくいかないと、紫外線や乾燥ダメージもうまく修復できません。

    【レスキュー法】

    「寒い」と思う前に、日頃から体を冷やさないような生活を心がけましょう。

    部屋の冷やし過ぎに注意して、オフィスにはストールや靴下を常備しておくと便利です。これからの時期は1日のうちの温度変化も激しいので、脱ぎ着しやすい羽織ものを持ち歩き、上手に体温調節を。

    入浴はなるべくシャワーで済ませず、湯船に浸かって芯から温めるようにしましょう。マッサージで血行を促すのも効果的です。

    普段の水分補給でも、常温や温かい飲み物をチョイスしたり、生姜の入ったブレンドティーなどを常備したり、体を冷やさないように気をつけてください。

    体を冷やさないように温かいドリンクを飲むのもおすすめ。

    また、炭水化物(糖質)を控えると代謝がアップすると言われていますが、完全にカットすると逆効果に。脂質を制限しすぎるのも、冷えの原因になります。夏、無理なダイエットによって糖質や脂質を制限しすぎることで、かえって冷えを招いているかもしれません。バランスの良い食生活も忘れずに。

    原因6 栄養不足

    原因6 栄養不足

    暑くて疲れていると、食欲も減退しがち。お肉が好きな人も、この時期はちょっと敬遠してしまいませんか。

    そんなわけで、タンパク質やビタミン類が不足していないかチェックしてみてください。昨日、お肉やお魚は食べましたか? 野菜は足りていますか? そうめんや冷やし中華など、さっぱりした麺料理ばかり食べていると、栄養にも偏りが出てしまいます。

    タンパク質は、肌の材料。紫外線や乾燥によりダメージを受けた肌を修復するのに、必要不可欠な栄養です。それを肌に活かすためにまた絶対必要なのが、ビタミン類。これらが不足した状態では、当然キレイな肌は作られません。

    【レスキュー法】

    結局は、バランスの良い健康的な食事がいちばん、ということになりますね。「分かってはいるけれど、なかなか……」という方、どうぞHadamanmaの美容レシピ「食べるスキンケア」連載も参考にしてください。

    →これまでのレシピ記事は、こちらからチェック!

    毎日の食事でどうしても取りこぼしがちな栄養は、市販のサプリメントで補っても良いでしょう。その際は、できるだけ品質が良く、原材料など信頼できるものを選びたいですね。

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    タンパクオトメ

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    ソイ+ホエイのWタンパク質に、25種以上の美容素材を配合した、美容専門プロテイン。選べるフレーバーで、おいしく楽しみながら栄養補給が可能に。スポーツ時はもちろん、ダイエットの置き換え食や、不足しがちな栄養を補う美容食としてもおすすめです。

    * * *

    ようやく秋が見えてきました。

    「夏バテ肌」を「秋枯れ肌」にしないために、大切なのは毎日の生活習慣。丁寧なお手入れと栄養たっぷりの食事が、明日の肌を決めるのです。

    毎日鏡を覗いて「今日のわたしは輝いているかな?」とスマイルチェックしましょう。がんばっている自分のお肌の不調にいち早く気づいて、大切にケアしてあげてくださいね。

  • 毎日のごはんが、食べる日焼け止め!夏の美肌食材・10選 

    毎日のごはんが、食べる日焼け止め!
    夏の美肌食材・10選 

    日に日に強くなる日差しに、紫外線や日焼けが気になりますね。毎日、日焼け対策は続けていらっしゃいますか。

    それ加えて、ジメジメした湿気、室内の乾燥や冷え。肌も髪も疲れやすいシーズンです。

    美肌を守るのは、日々のスキンケアや日焼け止めですが、そもそも美肌を作るのは、毎日の食事です。

    旬のおいしい食材をたっぷり楽しみながら、夏もきれいになりましょう。今回は、夏に是非食べていただきたい美肌食材を、その理由とともにご紹介します。

    1 美白・アンチエイジングには、トマト!

    1 美白・アンチエイジングには、トマト!  

    カロテノイドの一種で、優れた抗酸化作用で知られる「リコピン」が豊富なトマトは、美白&アンチエイジング食材の代表選手。紫外線による酸化ダメージ(活性酸素)と戦ってくれる、頼もしい野菜です。

    紫外線を浴びると、外的刺激から肌を守ろうとして「活性酸素」が発生しますが、多すぎると健康な肌細胞までサビ(酸化)させてしまいます。それを防ぐため、細胞の「日傘」であるメラニンが大量に発生した結果、日焼けやシミの原因に。

    トマトのリコピンは、その高い抗酸化力で活性酸素を除去し、さらにメラニン発生を抑制する働きがあるとも言われています。

    リコピンが「日焼けのもと」をケア!

    また、トマトにはビタミンCE食物繊維カリウムなど、美肌はもちろん健康にも良い栄養がたっぷりで、インナービューティにもってこい。

    トマトのビタミンCは加熱調理で失われやすいのですが、リコピンの吸収率は加熱により2〜3倍アップするので、生と加熱調理、両方でいただきたいですね。リコピンは赤い色素成分なので、トマトを買うときはしっかり赤くなったトマトを選ぶと良いでしょう。

    ▼おすすめレシピ 

    トマトとカマンベールのご飯」 

    2 味噌は、日本古来の美肌調味料。 

    2 味噌は、日本古来の美肌調味料。 

    日本人に身近な味噌。大豆タンパク質や大豆イソフラボンなど、美容に嬉しい栄養いっぱいの大豆を原料に、麹菌で発酵させて作られます。

    その発酵過程でつくられるセラミドは、肌の保湿力を高める働きが確認されているほか、味噌の豊富なミネラルは、肌の新陳代謝をサポートすると言われています。

    さらに味噌に含まれている「遊離リノール酸」という成分は、農林水産省の研究により、メラニン合成を抑制する働きがあることも分かっています。

    良いことづくめの味噌。塩分に気をつけながら、ぜひ毎日のお味噌汁習慣として取り入れたいですね。

    3 ビタミンCの宝箱、レモン! 

    3ビタミンCの宝箱、レモン! 

    強い抗酸化力を持つビタミンCは、言わずと知れた美白栄養素の代表格。

    肌の酸化を防いでメラニン生成を抑制するだけでなく、メラニンを還元することで、できてしまったシミの色を薄くしてくれます

    また、ビタミンCは体内でのコラーゲン生成を強力にサポート。食事やサプリメントで摂ったコラーゲンやタンパク質は体内で一度アミノ酸に分解されますが、それがお肌のコラーゲンとして再合成する助けをするのです。

    ビタミンCは体内でのコラーゲン生成を強力にサポート

    爽やかな風味と酸味のあるレモンは、肉や魚料理はもちろん、ご飯や麺など何にでも合います。暑くて食欲が減退する夏は、さっぱり食べられて栄養も摂れるレモン料理がぴったりですね。食物繊維も多いので、お通じ改善も期待できます。

    ▼おすすめレシピ

    レモンライスのパクチー盛りプレート

    個性的なレモンの炊き込みご飯。仕上げにレモンをたっぷり絞っていただきます。

    ※レモンのビタミンCは水溶性で、熱に弱いため加熱調理せず、生での使用がオススメ。

    ※柑橘類にはソラニンという光毒性のある成分が含まれます。朝や昼など、日差しを浴びる前に食べるのは避けて、夕食で摂取すると良いでしょう。

    4 お肉のタンパク質は、肌の主原料。 

    4 お肉のタンパク質は、肌の主原料。 

    暑さで食欲の落ちる時期、つい不足しがちなのがお肉や魚類です。サラダや冷たい麺類は良いけれど、暑いキッチンで長時間料理をするのも億劫ですよね。

    でも、タンパク質は肌づくりの材料ですから、不足すると紫外線や乾燥のダメージを補修できません。焼けてしまった肌を白く戻すのにも、タンパク質は欠かせない栄養素です。

    肌を規則正しくターンオーバーさせ、日焼けに負けない肌を作るため、夏も肉料理をしっかりと食べたいですね。

    ▼おすすめレシピ 

    コラーゲンたっぷり 鶏肉ケバブ

    どうしても食欲が出ない、肉料理が億劫……という時は、プロテインなどの補助食品を活用するのも良いでしょう

    ▼おすすめ商品 

    タンパクオトメ

    植物性と動物性のWたんぱく質に、ビタミンやミネラル、ヒアルロン酸など、美容に嬉しい成分をたっぷり配合した美容専門プロテイン。夏季限定のチョコミント味も発売中。

    5 ビタミンカラーが眩しいパプリカ

    5 ビタミンカラーが眩しいパプリカ 

    ピーマンと同じナス科・トウガラシ属のパプリカは、ハンガリー原産の野菜。抗酸化のビタミントリオ、A・C・Eをすべて含む、美容野菜でもあります。

    特に赤いパプリカには、ビタミンCをはじめ、加熱することでビタミンAになるβ-カロテンも豊富です。真っ赤な見た目からも、栄養価の高さが伺えますね。

    黄色いパプリカは赤やオレンジに比べてβ-カロテンは少ないものの、ビタミンCが豊富だと言われています。

    肉厚で、甘みがあって苦味が少ないパプリカ。生食でも加熱調理しても楽しめるので、いろいろな料理に使いやすいですね。

    ▼おすすめレシピ 

    大豆麺でつくるラタトゥイユパスタ

    6 肌と腸を元気にする「飲む点滴」、甘酒。 

    6 肌と腸を元気にする「飲む点滴」、甘酒。  

    正月に神社で振舞われるイメージもありますが、実は夏の季語でもある「甘酒」。その起源は古墳時代と言われ、昔から暑い時期の滋養強壮に利用されてきました。江戸時代に登場した甘酒売りは、夏の風物詩だったと言われています。

    近年では「飲む点滴」と呼ばれ、疲労回復や熱中症防止の栄養ドリンクとしてはもちろん、腸活や美容にも役立つスーパードリンクとしても再注目されています。 

    美肌ポイントは、代謝を促進する働きのビタミンB群の豊富さ。そして乾燥を防いで潤いを守るアミノ酸や、腸内環境を整えるオリゴ糖や食物繊維、乳酸菌が豊富なところも嬉しいですね。 

    酒粕由来か米麹由来かによって多少成分に差はあるものの、どちらも役立つ栄養がいっぱい。飲むことでニキビが減ったり血行が改善したりといった美容効果も確認されている、強力な美容ドリンクです。 

    ただし糖分が多いので、飲み過ぎには注意しましょう。 

    ▼おすすめレシピ

    甘酒とフルーツの美肌アイス

    7 ビタミン・ミネラル豊富!ズッキーニ

    7 ビタミン・ミネラル豊富!ズッキーニ 

    きゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間、ズッキーニ。生でも加熱しても、皮付きでもおいしく食べられる、人気の夏野菜です。 

    美白栄養のビタミンC肌を健やかに保つビタミンB2のほか、カリウムβ-カロテンも豊富です。 

    カリウムには、体内の水分量を調節する働きや、過剰な塩分を尿として排出する働きがあり、むくみの改善に役立ちます。そしてβ-カロテンには抗酸化作用があり、細胞が傷ついたり衰えたりするのを防ぎます。つまり、体の老化を抑えるということ。 

    良いことづくめのズッキーニは、食べ応えもあって食物繊維も豊富なため、ダイエットにも嬉しい食材です。積極的に取り入れたいですね。 

    8 食物繊維のネバネバが嬉しい、オクラ。

    8 食物繊維のネバネバが嬉しい、オクラ。 

    独特のぬめりが特徴のオクラ。あのネバネバの正体は、ペクチン、ガラクタンといった食物繊維(多糖類)です。水溶性の食物繊維のため保水力が高く、腸内で膨らんでおなかのお掃除をしてくれます。 

    腸内環境の改善は、美肌づくりの第一歩。また食物繊維が豊富だと腹持ちが良いので、ダイエット食でもありますね。 

    オクラにもβ-カロテンが豊富で、必要に応じて体内でビタミンAに変化し、髪や肌の新陳代謝を促します。さらに、カリウム、カルシウムも含まれていて、内側からキレイを実現するパワフル夏野菜なのです。 

    塩で板ずりをしてさっと洗うだけで、生でも食べられるオクラ。冷凍保存もできて便利です。ぜひ日々の食卓に取り入れてください。 

    9 にんじんは、まるで「食べる美容液」! 

    9 にんじんは、まるで「食べる美容液」! 

    緑黄色野菜の王様であり、美白の女王でもある、にんじん。本来の旬は秋冬ですが、通年手に入りやすくおいしいため、夏にもぜひ食べていただきたい野菜です。

     

    β-カロテンが豊富で、積極的に摂ることで肌が強くなります。ビタミンやミネラルもバランスよく含まれ、カリウムや食物繊維も摂れる、美容にも健康にも強い味方。

    食物繊維の中でも水溶性食物繊維不溶性食物繊維の両方が含まれていて、お通じの「出ない」悩みと「ゆるい」悩み、両方を改善できる整腸作用が期待できます。

    食物繊維やビタミンが豊富で、美容や健康にも嬉しい!

    オリーブオイルやココナッツオイルといった、質の良い油と一緒に食べるようにすれば、吸収率もアップ。苦手な方は、スープやカレーを作る際に、一部キャロットジュースを加えるなどしてはいかがでしょうか。 

    ▼おすすめレシピ

    美白キャロットラペ

    10 サラサラ血液の味方、いわし。

    10 サラサラ血液の味方、いわし。 

    8月から旬を迎えるいわしも、実は美容食材です。

     

    青魚の不飽和脂肪酸であるEPAやDHAは、血中のコレステロールや中性脂肪を減らすので、ダイエットに最適です。抗酸化作用の強い緑黄色野菜と一緒に食べるとアンチエイジング効果が期待できます。 

    タンパク質アミノ酸、そしてビタミンB2も豊富なので、美肌づくりにも一役買ってくれます。 

    パン粉で香ばしく焼き上げてトマトソースをたっぷり添える、にんじんやパプリカと一緒に南蛮漬けにするなど、今回ご紹介した他の美容食材と組み合わせるのも良いでしょう。じっくり弱火で揚げたりオーブン焼きにしたりすれば、小骨まで食べられてカルシウムも補給できます。 

    いわしの水煮やオイルサーディンの缶詰はスーパーでも比較的安価に手に入り、骨まで柔らかく手軽に食べられるので、常備しておくと大変便利なアイテムです。 

    ▼おすすめレシピ

    彩りフムスのブルスケッタ

    * * *

    10種の美容食材、どれも手に入りやすく、この時期に食べたいものばかりですね。 

    夏は食欲がなくなって、暑いキッチンに長く立つのも億劫になって、ついつい冷たいそうめんやサラダばかりになりがちです。しかし、強い日差しやエアコンの乾燥に肌も疲れやすい季節だからこそ、毎日の食事で肌を喜ばせてあげませんか。

     

    ツヤツヤに輝く肌で、元気に夏を乗り切りましょう! 

  • 雑菌に負けない美肌へ!梅雨のビューティハック

    雑菌に負けない美肌へ!
    梅雨のビューティハック

    今年もじめじめシーズンがやってきました。

    洗濯物は乾きにくいし、外出のたびに雨具の心配をしなければならないし、この時期が苦手な方も多いことでしょう。

    気温・湿度が高くじめじめした環境は、雑菌にとってはパラダイス。お風呂や窓がカビやすかったり、朝作ったお味噌汁が夜には食べられなくなったりと、この時期はカビや腐敗の心配が尽きません。

    実は、雑菌の影響が心配なのは、お肌も同じ。

    汗や皮脂分泌が増える梅雨は、肌表面で雑菌が繁殖しやすく、いつもよりも吹き出物や肌荒れが起こりやすくなります。また、間違ったケアや何気ない生活習慣が、さらなるトラブルを招いてしまっているかも?

    梅雨も美しくあるために、今回は、普段の生活習慣から基本のスキンケアまでを見直してみましょう!

    1 そのタオル、洗いたてですか?

    一度使ったタオルはこまめに交換しましょう。

    たとえば今朝、洗顔後に使ったタオル。昨日から続けて使っているものではありませんでしたか? フェイスタオルだけではありません。今使っている枕カバーやシーツを、最後に交換したのはいつでしょうか?

    一度でも使ったタオルや寝具は、汗や皮脂が付着し、そこから雑菌が繁殖します。雑菌だらけのタオルや枕に、デリケートな顔を押し付けていては、せっかくの洗顔も台無しです。

    タオルは何日も続けて使わず、こまめな交換を。枕カバーの交換が面倒ならば、枕の上にタオルを敷いて、タオルだけ毎日取り替える方法もあります。一年でいちばん菌が活発なこの時期は、身の回りのものをより清潔に保つように心がけたいですね。

    2 汗はこまめに拭きましょう。

    汗がきになる季節。こまめに拭き取りましょう。

    これからどんどん汗の量が増える時期ですが、こまめに汗を拭くことも、美肌を保つポイントです。

    汗をかいたまま放置すると、雑菌が繁殖して肌荒れや臭いの原因になりますし、汗が蒸発する際に肌の水分を奪って乾燥を招くことがあります。また、汗ばんだ肌には大気中のホコリや汚染物質が付着しやすいため、アレルギー反応を起こす人も少なくありません。

    清潔なハンカチなどでやさしくふんわりとこまめに汗を拭きます。

    清潔なハンカチやタオルでこまめに汗を拭きましょう。ゴシゴシこすらず、ふんわり優しく押さえるように拭き取れば、肌に余計なダメージを与えません。

    暑い時期だけでも、汗拭きタオルと手拭きハンカチを分けることは衛生面で理想的です。

    3 顔を触るクセ、ありませんか?

    顔を触るクセがある人は触らないように心がけましょう。

    頬杖をついたり、髪をかきあげたり、鼻をこすったり。無意識に顔まわりを触るクセのある人は多いものです。

    顔の皮膚は、特に薄くデリケート。あちこちに触って雑菌のついた手指でひんぱんに触れていると、刺激を受けてトラブルが起こりやすくなります。何気ないクセで、顔を触っていないか気にしてみましょう。

    肌が敏感なときは、髪の毛が触れるだけでも刺激になることがあります。ピンで留めたり、すっきりまとめ髪にしたり、顔に髪がかからないヘアスタイルにするのも良いですね。

    4 何よりもまず、洗顔で清潔に!

    毎日の洗顔を見直して、すっきり清潔に!

    いろいろ工夫しても、どうしても雑菌が増えやすいのがこの季節。肌を元気に保つことで、多少のことには負けない強さを備えることが何より大切です。

    まずは、毎日の「洗顔」から見直しましょう。朝と晩はしっかり丁寧に洗顔します。

    特に、1日を過ごした肌には汗や皮脂、空気中から付着した汚れがいっぱい。暑い季節は開いた毛穴に汚れが詰まりやすく、雑菌が繁殖しやすくなっています。帰宅したらあちこち触らず、まずは洗面所へ直行してクレンジングと洗顔をする習慣を。

    しかし、ベタつきを取ろうとゴシゴシ洗ったり、洗いすぎたりすると、肌を傷つけ、必要以上に潤いを奪ってしまいます。たっぷりの泡で、優しく洗いましょう。

    毛穴の開きやニキビは一朝一夕で良くなるものではありませんが、毎日適切なケアを続けていれば、必ずきれいになっていくはずです。

    ●おすすめ商品

    とれたてベジローション

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    こなゆきコラーゲン フェイシャル

    アミノ酸・コラーゲン・岩塩などの「食」の成分で作った、ミルクタイプのクレンジングと、弱酸性の洗顔パウダー。肌にやさしくなじみながら、汚れをしっかり落とします。

    5 じめじめ時期も、たっぷり保湿を!

    じめじめしていても「保湿」は怠らずに!

    そして、すこやかな肌のためには、保湿が何より大切!

    梅雨や暑い時期にはベタベタするからと、保湿を控えてしまう人がいますが、実は紫外線やエアコンの除湿機能などの影響で、肌の内側は乾きがち。ベタついて潤っているように感じても、実際は肌内部は潤い不足の「インナードライ」になっている方が少なくありません。

    保湿が足りないと、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されて、かえってベタついてしまいます。

    キメが乱れて、毛穴悩みなどがさらに悪化しかねません。

    正常な皮脂コントロールのためにも、化粧水できちんと潤いを与えた後は、乳液やクリームでしっかり保湿を行いましょう。

    ●おすすめ商品

    ぜいたくベジミルク

    
「とれたてベジローション」


    ぜいたくベジミルク

    圧倒的な保水力を持つ椎茸エキスをはじめ、Wセラミドや、保湿効果の高い数種類の植物由来エキスを配合しました。肌に潤いと栄養をたっぷりと与えて、すこやかな肌に導きます。

    「雑菌が繁殖」と言うと、とても怖いイメージがあるかも知れませんが、肌を健康に保つこと、そして肌に触れるものをなるべく清潔に保つことで、充分に防げるものです。

    肌荒れや吹き出物の予防・対策に欠かせない事柄ですので、ぜひ毎日の習慣を見直してみてくださいね。

    うっとうしい季節を、気持ちよく、美しく、乗り切りましょう!

  • 新年は、もっと美しく。タイプ別美容ガイド2019

    新年は、もっと美しく。
    タイプ別美容ガイド2019

    肌のお悩みは、人それぞれ。すべてを一刀両断に解決する特効薬はありません。

    また、同じ人でも年齢によって悩みも内容も変化することがあります。「今まで使っていた化粧品が、どうも合わなくなってきた」、「今までのお手入れでは足りない気がする」……そんな小さな変化に、気づいていますか?

    新年を迎えたこのタイミングで、一度肌悩みを見直し、これからのお手入れを考えてみてはいかがでしょうか。

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    ▼悩み別に、解決方法をチェック!

    1)赤み・毛穴の目立ち

    2)シミ・くすみ

    3)乾燥

    4)脂性・ニキビ

    5)シワ・たるみ

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    1 赤み・毛穴の目立ち

    顔の赤み毛穴の目立ちは、メイクではなかなか隠しにくい悩みの一つですね。

    体質的な敏感肌や病気の可能性もありますが、メイクや過剰なスキンケアによる刺激が原因になっていることも。一度、日頃のスキンケアを見直してみませんか。赤みも毛穴悩みも、改善への近道は「やさしい洗顔」と「しっかり保湿」です。

    まず、赤みは肌が炎症を起こして大変デリケートになっているので、刺激は避けたいところ。赤みを隠そうと念入りにメイクするあまり、余計な刺激が加わってより症状が目立ってしまう、ということもあります。

    毛穴悩みも、気になるからといってゴシゴシ洗いすぎると、刺激でかえって毛穴が開いたり、色素沈着を起こしたりするため要注意です。

    赤みや毛穴が目立つ部分は、刺激を与えないように気をつけましょう。

    化粧品はできるだけ刺激の少ないものを選び、肌をこするようなメイクは控えて。洗顔やクレンジングは肌をいたわるように、優しく行います。毛穴汚れを落とすだけでなく、肌を清潔に保つことで肌のバリア力を回復させましょう。

    洗顔後は、柔らかなタオルを使って、こすらず抑えるように水気を拭き取ること。そして十分に保湿をすることで、ターンオーバーが整い、毛穴も徐々に目立たなくなってくるはずです。

    
▼こちらの記事も合わせてチェック!

    「毛穴の目立たない肌をつくるには? 食事とスキンケアの法則」

    ▼赤み・毛穴悩みさんにおすすめのアイテム

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」

    トロリとした柔らかなミルクタイプのクレンジングで、メイクを優しく包んでオフ。


    「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    お肌に近い成分で作った粉洗顔で、潤いを保ちながら、汚れをすっきり洗い流しましょう。

    2 シミ・くすみ

    シミくすみの大きな原因のひとつが、紫外線。紫外線を浴びると、肌内部では細胞を守るためにメラニンが大量に作られ、肌全体が日焼けをしてくすんでしまいます。

    それでもターンオーバーが正しく行われていれば、メラニンは自然と垢となって剥がれ、肌も元の色に戻ります。しかし、加齢やホルモンバランスの影響でターンオーバーが乱れたり、肌トラブルでメラニンが一部で過剰生成されたりすると、シミとなって残ってしまうことがあるのです。

    紫外線・乾燥対策はしっかりと行いましょう。

    また、乾燥でキメが荒くなることでも肌はくすんで見えますし、メイク汚れや誤ったスキンケアによって色素沈着を起こしている場合も。寒い季節は血行不良にも要注意です。

    
シミ・くすみの対策として、冬も油断しないで紫外線対策をすること。そして正常なターンオーバーを促すために、肌を清潔に保ち(お手入れの際は優しく!)、コラーゲンビタミンCを積極的に摂取し、内側からのケアにも取り組みましょう。

    適度な運動や入浴で体をあたためる習慣をつけると、血行がよくなるだけでなく、ホルモンバランスや代謝が整い、ターンオーバーの促進にもなりますよ。

    ▼シミ・くすみ悩みさんにおすすめのアイテム

    ひにまけぬ

    「ひにまけぬ」

    高いSPF効果でありながら、お肌にやさしい日焼け止め。年中バッグに入れておきたいアイテムです。

    3 乾燥

    ちゃんと保湿しているのに、夕方には乾燥して小鼻周りが粉を吹いたり、ほうれい線がくっきり目立ったり……冬場は特にひどくなる方もいらっしゃるでしょう。乾燥には、外側と内側から、Wの対策が必要です。

まずは外側、化粧水と乳液による保湿ですが、たんに保湿力の高いアイテムに変えるだけでなく、その使い方も見直してみましょう。

    実は、トラブル肌の方の多くが、化粧水や乳液を正しく使えていないことが多いのです。基本をおさらいすると、「保湿しているつもりが、全然足りていなかった!」という発見があるかもしれません。

    ▼関連記事で、スキンケアの基本をチェック!

    「化粧水のバシャバシャ使い」

    「乳液パックのディープケア」

    そして、うるおいを逃さないためのお肌づくりを内側から。

    食事でも乾燥対策を。「コラーゲン・タンパク質」「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」

    タンパク質コラーゲンを摂取するために、乳製品や大豆製品、お肉、卵、魚などを毎日の食事に取り入れましょう。粘膜を保護するビタミンA、コラーゲンの生成を助けるビタミンC、血行や新陳代謝を良くするビタミンEも、潤い肌を支える栄養素です。

    ▼乾燥悩みさんにおすすめのアイテム

    とれたてベジローション

    
「とれたてベジローション」

    新鮮な食の栄養を、たっぷり配合。椎茸エキスの保水力とWセラミド配合で、お肌に潤いを与えます。


    4 脂性・ニキビ

    顔がテカテカとべたついてしまうオイリー肌(脂性肌)。メイクもくずれやすいし、ニキビもできやすくて悩ましいですね。遺伝的な体質による部分も大きいですが、お手入れで改善する場合もあります。

    オイリー肌だからといって、洗浄力の強いクレンジングで念入りに洗い、さっぱりタイプの化粧水を使い、べたつくのが嫌だから乳液は使わない。そんなお手入れは、実は逆効果かもしれません。

    雑菌の繁殖を防ぐために洗顔は大切ですが、過度な洗顔で大切な角質を剥がしたり、潤いまで流してしまうと、肌のバリア機能が低下し、さらなる肌トラブルの原因に。油分を補っていないため、肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

    オイリー肌でも、優しい洗顔十分な保湿を心がけましょう。最初は乳液などのベタつきに抵抗があるかもしれませんが、だんだんと皮脂バランスが整ってくるはずです。

    しっかりと保湿を心がけましょう

    また、食生活にも気を配って。チョコレートなど砂糖の多い食べ物や、バターや生クリームといった動物性脂肪の多いもの、小麦粉・白米などの精製した穀物、過度なアルコール摂取などは、オイリー肌を悪化させる天敵です。

    5 シワ・たるみ

    目元などのちりめんジワほうれい線など、若い頃には考えられなかった肌老化。たるみも含め、シワは皮膚だけでなく筋肉や皮下組織を含む、顔全体の構造が変化して起こります。

    残念ながら、加齢によるシワ・たるみは、基本的には避けることができません。生きて来た証ではありますが、なるべく穏やかにゆっくり刻みたいものです。

    乾燥はシワ・たるみを加速させるので、まず日々のスキンケアにしっかりと取り組んでみましょう。週末など時間のある日は、なるべくパックなどで入念な保湿ケアを。マッサージは適度にやると効果的ですが、誤ったやり方ではシワやたるみを促進させてしまいます。正しい方法をしっかりチェックしましょう。

    ▼関連記事で、マッサージの方法をチェック!

    「血行促進で肌トーンアップ!乳液マッサージという新習慣。」

    気になるシワ・たるみはスキンケアを見直してみましょう

    また、たるみは真皮を支える役割を果たす線維成分であるコラーゲンエラスチンが緩むことによって起こります。紫外線はそれらを壊すもとなので、まず徹底した紫外線対策を。そしてコラーゲンやビタミンCの積極的な摂取を心がけましょう。


    そして何よりも、眉間にできる不機嫌な表情ジワを作らないよう、しかめっ面せず、なるべく日々を機嫌よく穏やかに過ごしたいものですね。



    ▼シワ・たるみ悩みさんにおすすめのアイテム

    ぜいたくベジミルク

    「ぜいたくベジミルク」

    食の栄養を詰め込んだ、美容乳液。椎茸エキス、ヒト型セラミド、ナッツオイル配合で、お肌を整えながら潤いを守ります。

    * * *

    どんな肌悩みにも、きっと改善策はあり、またぴったりのアイテムもあります。

    悩みを諦めず、年齢のせいにせず、2019年はもっと美しいあなたになりましょう。

  • グッタリくたびれお肌に、癒しのスペシャル・コットンパック!

    グッタリくたびれお肌に、
    癒しのスペシャル・コットンパック!

    年の瀬押し迫る中、仕事にお付き合いにプライベートにお忙しいことでしょう。宴席も増え、お疲れ気味ではありませんか。

    また、寒さと乾燥にさらされる季節でもあります。内からも外からも、お肌がくたびれてしまうこの冬を、なんとか乗り切って美しさを維持したいものですね。

    今回は、いつもの化粧水で今夜からできる、癒しのコットンパックをおすすめします。週末やお出かけの前日だけでも、この冬から取り入れてみませんか? ツヤ肌なら、きっとパーティがもっと楽しくなりますね。

    コットンパックに期待できること

    化粧水は手よりもコットンでつける方が、よりまんべんなくすみずみまで化粧水を浸透させることができます。さらに時間をおく「コットンパック」は、さらなる浸透を期待できます。

    化粧水がしっかりと行き渡れば、キメが整い角質が柔らかくなって、乾燥による毛穴の開き、大人ニキビなどが改善されるでしょう。乾燥はくすみやちりめんジワの原因でもあるので、肌の加齢にブレーキをかけるために、毎日は無理でも、できるだけ頻繁に行いたいものです。

    では、基本的なコットンパックの方法をご紹介します。

    1 めくれる大判タイプのコットンを使う

    顔をしっかり覆える大判タイプがおすすめです。

    コットンパックには、フチのない、めくれるタイプの大きなコットンが使いやすいでしょう。

    薄いコットンの間に綿を挟んでフチを止めてあるタイプのコットンは、厚すぎて重みですぐに落ちてしまいますし、フチの部分が固くて肌にフィットしません。また、顔をしっかり覆えるように、大判タイプがおすすめです。

    フチのないコットンのほうがコットンパックにぴったり。

    めくれる大判コットンが見つからない時は、薬局やドラッグストアで「脱脂綿(カット脱脂綿)」として販売されているものでも良いでしょう。コットンよりも安く手に入ります。

    既にお持ちの普通サイズのコットンを使う場合は、枚数を増やしたり、繊維と平行方向に引っ張って伸ばしたりすると良いでしょう。

    2 パック前にしっかりと洗顔し、保湿する

    パックの前に汚れをしっかり洗い流し、保湿をしましょう

    コットンパックを始める前に、化粧水の浸透を高めるため、しっかりとした洗顔が必須です。クレンジングと洗顔を丁寧に行い、柔らかいタオルで優しくしっかりと水滴を拭き取りましょう。そして、いきなりパックするのでなく、化粧水を顔全体になじませ整えましょう。

    3 コットンの貼り方

    それでは、いよいよ具体的なコットンパックのやり方です。

    コットンの端まで化粧水をたっぷり染み込ませてから、一枚ずつ丁寧にめくります。脱脂綿の場合は厚さが均等になるように、薄く裂きましょう。裂いて5枚くらいまで増やせると良いですが、難しい場合はコットン枚数をプラスして、顔全体に貼れる数を用意します。これを乾燥しやすい場所に貼っていきます。

    コットンを伸ばしながら貼ります。

    まず、左右の目の下に貼ります。このとき、顔の中心からコットンを伸ばしながら、ほお全体を覆うように貼ると、ぴたっと密着します。それから、額にも一枚広く貼りましょう。残る鼻周りと顎にも貼り、顔全体がコットンで覆われるようにします。

    特に乾燥がひどい場合は、この上からラップで包むと、さらにしっかりとした浸透が期待できるでしょう。

    コットンパックの時間は、化粧水の保湿力にもよりますが、大体3分前後。いずれの場合も、5分以上放置するとコットンの乾燥がはじまり肌から水分を奪ってしまうので逆効果です。長時間貼りっぱなしにしないよう気をつけてください。

    4 乳液やクリームで、潤いを閉じ込める

    乳液やクリームでしっかりと水分に蓋をしましょう

    化粧水は、乳液や美容液などと違い、水分の蒸発を防ぐ油分が配合されていないものが多いため、たとえ丁寧なパックでしっとりしたとしても、そのままでは水分の蒸発を免れません。せっかく浸透させた水分を逃さないため、すぐに乳液や保湿クリームなどを使ってケアしましょう。

    いかがでしたか?

    乾燥の季節だからといって、特別なクリームや高価な化粧品を買い足さなくても、いつもの化粧水の使い方を少し工夫するだけで、見違えるようなツヤ肌になれるかも知れません。いつもの化粧水のポテンシャルを最大限に引き出すために、ぜひお試しいただきたいと思います。

    また、さらなるディープケアとしては、以前にご紹介した乳液パック(リンク:https://hadamanma.com/archives/1108)も有効です。併せてご参照ください。

    オススメ商品:とれたてベジローション

    Hadamanmaとれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

  • 冬の美肌を目指して! 秋から始める「ビタミンA」摂取のススメ。

    冬の美肌を目指して! 秋から始める「ビタミンA」摂取のススメ。

    すっかり肌寒くなって、セーターやコートを着る日も増えてきましたね。冬将軍の到来も、もうすぐです。

    紫外線や汗などのダメージを受けていた夏と違い、秋冬は冷えや乾燥が肌ダメージの主な原因。夏ダメージからの回復を急ぎ、秋冬に備えましょう。

    そこで、いま注目したいのが美肌づくりの栄養素・ビタミンA。ビタミンCやB群と比べると、あまり馴染みのないビタミンAですが、実は美容にとても重要な栄養素です。

    この時期すでに乾燥が気になっている方、お肌の調子が思わしくない方は、もしかしたらビタミンAが不足しているかも知れません。

    今回は、なぜお肌にビタミンAが大切なのか、冬の美肌づくりに、どのようにビタミンAを摂取すれば良いか、詳しくお話しします。

    美肌づくりの味方、ビタミンAとは?

    ビタミンAって何? どんな食材に多く含まれるの?と言われて、すぐにピンとこない方も多いでしょう。

    ビタミンAは、動物のレバーなどに多く含まれる、脂溶性ビタミンの一つです。厚生労働省の定める栄養機能表示でも、「ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」とあるとおり、皮膚や粘膜の細胞分裂を助け、正常に保ったり、その免疫力を高めたりする栄養素。

    健康面では目に良いとされますが、美容面では肌のターンオーバーをスムーズにする働きで注目されています。

    一般的にはビタミンAと一言で表現されますが、実はレチノール、レチナール、レチノレイン酸の総称です。特にレチノールは、医薬品や医薬部外品の化粧品などでもよく目にするのではないでしょうか。シワ改善のエイジングケア成分として、大変人気があります。

    ビタミンAが不足すると。肌荒れや乾燥、免疫力の低下により、ニキビなどのトラブルにもつながります。

    特に秋冬は、冷えや乾燥が原因となって肌のターンオーバーが停滞しやすい時期。ビタミンAをしっかり摂取して、冷えや乾燥に負けない肌を作っていきましょう。

    秋冬は、乾燥に負けない肌作りをしましょう。

    ビタミンAは、どうやって摂取すれば良いの?

    外用剤としても有効なビタミンAですが、肌から浸透する量はごくわずか。できるだけ、毎日の食事から栄養として欠かさず摂取するよう心がけましょう。

    ビタミンAが多く含まれる食材-パセリ・バジル・春菊・ほうれん草・人参・鶏肉・豚肉・牛肉などのレバー・あんこうの肝・ぎんだら・ホタルイカ・うなぎ

    レバーとうなぎはビタミンAの宝庫ですが、毎日食べるのは大変。そこで注目したいのが、「β-カロテン」。主にニンジン、ホウレンソウなどの緑黄色野菜にも多く含まれている成分で、体内でビタミンAに変換される“プロビタミンA”の一種です。

    ビタミンAが多い食品

    にんじん

    パセリ

    バジル

    たまご(卵黄に豊富)

    ほうれん草

    しゅんぎく

    鶏肉・豚肉・牛肉(特にレバーに豊富)

    あんこうのきも

    うなぎ(特に肝に豊富)

    ほたるいか(生)

    ぎんだら

    モロヘイヤ

    ビタミンAは油に溶ける性質があるため、炒め物や揚げ物など、油で調理されたものを選ぶか、マヨネーズやオイルドレッシングなどと一緒に摂るようにしましょう。特に、もともとβ-カロテンを含んでいるオリーブオイルはオススメです。

    ビタミンAを摂る際は、マヨネーズやオイルドレッシング・オリーブオイルを一緒に摂ると効率的です。

    外食やコンビニでも、効率的にビタミンA摂取!

    とはいえ、緑黄色野菜やお肉、卵を毎日続けて摂るのは、忙しい人、自炊派でない方には少し難しいかも知れません。外食やコンビニ利用の多い方でも、ビタミンAを効率よく摂取できるメニューをご紹介します。

    たとえばお惣菜ならほうれん草のバターソテーやおひたし、レバニラ炒め、春菊のナムル、パンプキンサラダなどをチョイス。カップ味噌汁なども、人参の入ったものを選んだり、ゆで卵や温泉卵をプラスするのも手軽ですね。

    ちょっと贅沢したいときは、うなぎやあなごのお弁当も良いでしょう。その際も、サラダなどで緑黄色野菜をプラスすると栄養バランスが取れますね。

    外食やコンビニをよくご利用する方は、ほうれん草のバターソテーやおひたし、レバニラ炒め、春菊のナムル、パンプキンサラダなどがおすすめ。

    少しだけ注意したいのは、ビタミンAの過剰摂取。脂溶性ビタミンのため、体に蓄積しやすい性質があります。摂りすぎは体調不良を引き起こすことがありますので、毎日の食事で適量を摂取するようにしましょう。

    しかしβ-カロテンはたくさん摂取しても、体に必要な分しかレチノール(ビタミンA)に変換されないので、過剰摂取が気になる場合は、緑黄色野菜などからβ-カロテンを摂取するようにしましょう。また、活性酸素から体を守る抗酸化の働きをすることも分かっているので、若々しさを保つため、積極的に摂りたいですね。

    いかがでしたか? 今回は、肌づくりに欠かせないビタミンAについてのお話でした。美しい肌作りは健康づくりから。バランスの良い食事がすべての基本です。

    化粧品による外側からのケアと違い、肌の生まれ変わりは一朝一夕にはいかない長期戦。冬の美肌のために、今から早めに取り組みたいですね。

    これから、パーティや会合の増える季節ですが、日々の食生活がしっかりしていれば、特別な日も思いきり楽しめるでしょう。今日のランチは何を食べようかな、と考えるときのヒントにしていただけると嬉しいです。

  • 肌荒れをシャットアウトする、5つの生活習慣とは?

    肌荒れをシャットアウトする、5つの生活習慣とは?

    肌荒れの季節ですね。乾燥は、毎日容赦なく大人の肌からうるおいとツヤを奪い、冷えは血流を滞らせ、栄養や酸素が肌へ行きわたるのを阻みます。

    こんな季節ですから、毎日のスキンケアにはきっと気遣っていらっしゃることでしょう。

    そこで今日は、いつもと少し趣向を変えて、「化粧品や食によるケア」以外にもお肌のためにできることがないか考えます。

    意外なところに、すこやか肌のヒントがあるかも知れませんよ。

    1.体を温め、肌表面は冷やすこと。

    寒い時期は肌のターンオーバーが低迷がちになり、肌がゴワゴワしやすくなります。洗顔パウダーを使って角質を優しく除去したり、パックしたりも大事ですが、体全体を温めて肌を代謝をアップするのも大切。

    半身浴でじんわり汗をかいて、古い角質を柔らかくしてあげましょう。自然と剥がれ落ちやすくなり、その分再生も早まります。シャワーで済ませず湯船に浸かって、芯から温まって。

    湯船に浸かって、体全体を温めましょう。

    しっかりと温まった後、肌を照ったままにしておくと、水分が蒸発しやすくなり、せっかくのうるおいを逃してしまいます。冷蔵保管していた化粧水をつける、コットンパックをするなど、肌表面をクールダウンしましょう。

    体を温め、肌表面をクールにする。「湯船に浸かる」→「コットンパック」

    2.寝る前に、副交感神経を優位にすること。

    ストレッチで体をほぐしたり、アロマでリラックスしましょう。

    体に疲れを溜めていると、自律神経が乱れがち。自律神経の乱れは、肌代謝の乱れも引き起こします。なるべく早めに就寝しましょう。

    休息の神経「副交感神経」を優位にすることで、寝つきが良くなります。副交感神経には血管を拡張させたり、ホルモン分泌を増加させる働きがあるため、ダメージを受けた肌の再生が促されます。

    昼間は集中してしっかりと仕事や勉強、運動をする。そして、食後や入浴後は徐々にテレビや音楽の音量を絞る、部屋の明かりを暗くするなど、心身の緊張をほぐしてゆくなど、メリハリが大切。

    ベッドに入ってまでスマホを触り続けるなど、交感神経優位な興奮状態を続けるのも、肌のことを考えると良くありません。軽いストレッチやアロマでリラックスしましょう。

    3.カーテンを洗濯すること。

    定期的にカーテンをキレイにしましょう。

    最後にカーテンを洗濯したのは、いつですか?

    肌着は毎日取り替えても、こうした大きなものはなかなか洗濯が億劫になるものですね。しかし肌は、カーテンを通った風に触れています。

    カーテンにはハウスダスト、いわゆる家の埃が付いています。その内訳は、花粉やダニの死骸、カビ、黄砂、人やペットのフケなどです。どこの家にもある普通の汚れです。

    こうしたハウスダストが風に乗って肌に付き、皮脂と混ざると毛穴汚れになります。これらは、ニキビや吹き出物の原因になります。

    ハウスダストに含まれるアレルゲンが免疫力を低下させると、できた吹き出物がなかなか治らないということも起こってきます。

    悪化するとかぶれやかゆみの原因ともなり、ひどい場合は皮膚炎を起こすこともあります。こまめに掃除しておきたいですね。

    カーテンの洗濯が面倒なときは、掃除機で吸っても良いですね。お部屋に掃除機をかけるついでに、カーテンも一緒に吸ってあげると手軽です。専用ノズルなどなくても、掃除機を弱にして片手でカーテンを押さえながら、下から上にかければスムーズです。

    たまにカーテンを洗濯した際は、干さずにそのままカーテンレールに戻して良いので、洗濯の間に、窓掃除をしておきましょう。汚れた窓に濡れたカーテンを戻しては、意味がないですよね。

    4.枕や布団カバーを洗濯すること。

    直接肌が触れる枕や布団カバーを定期的に洗濯しましょう。

    さて、では最後に枕カバーやシーツを取り替えたのはいつですか? 顔は、毎日枕や布団カバーに直接触れています。

    バスタオルも、寝間着もそうです。こうした、素肌に触れるものを常に清潔に保つことで、肌荒れが改善することもあるのです。

    枕カバーは、髪に付着した埃や皮脂を、どんどん吸着しています。これを放っておくと酸化し不潔になり、汚れや雑菌が頭皮や肌に付いて、薄毛や肌荒れの原因になります。特に、夜でなく朝起きてから入浴する習慣の人は、毎日でも取り替えたいもの。

    面倒なら、枕の上にタオルを置いて、そのタオルを毎日取り替えれば常に清潔ですね。

    5.なるべくティッシュで鼻をかまないこと。

    ティッシュの摩擦で肌を痛めることも。なるべく素手で鼻をかみましょう。

    風邪や鼻炎で鼻がつらい時、ティッシュで鼻をかみ続けて、小鼻周りが真っ赤になることはありませんか?

    デリケートな大人の肌に、ティッシュの刺激は大敵です。外出先では仕方ありませんが、できるだけ保湿ティッシュをデスクに置くなどして対策しましょう。

    そして家で鼻をかむ時は、なるべく「手」を使ってください。家なら人には迷惑をかけませんし、こまめに手を洗えば良いですね。その際も、鼻にワセリンやリップクリームなどを塗って、保護してあげると良いでしょう。

    鼻をかんだあとはしっかりと水分を拭き取らなければ、肌荒れの原因になります。化粧水で濡らしたコットンなどで、優しく拭き取ってください。

    いかがでしたか? 今回は、スキンケアを生活習慣の観点から考えてみました。私たちと外界の間にある肌は、生活のあらゆることと密接な関係があるのですね。

    今日から、一つでも実践していただけるとうれしいです。明日は、今日より良い肌になっていることを願っています。

  • 秋のスキンケアを考える。(夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    秋のスキンケアを考える。
    (夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    「危険な暑さ」と連日報道されるほどの酷暑に苦しんだ夏も終わり、過ごしやすい時期が来ましたね。

    この夏は、楽しくお過ごしになりましたか?

    夏の終わり、秋の初めは、スキンケアで最も大事な時期です。

    夏のダメージはとても大きいのですが、特に今夏は猛暑で、高温による影響が強かったので、なるべく早く、しっかり回復させたいですね。

    冬は、乾燥という刺激がやってきます。

    その前の秋にしっかりお肌の元気を取り戻すことが大切。

    今回は、夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア、食でのケア、2回にわたって両方から取り上げていきます。

    今回は化粧品編です。

    夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア

    夏のダメージって?

    まず、夏の名残は、肌にどんな変化を及ぼしているのでしょうか。

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    なぜ、そうなるの?

    夏のダメージを受けた肌を放っておくと、いったいどんな状態になってゆくのでしょうか。

    原因別に、その影響を考えてみましょう。

    1.汗によるダメージ

    ・汗をかいてそのままにしておくと、肌のPHバランスが崩れてアルカリ性に傾き、刺激に敏感になります。

    ・毛穴の皮脂詰まりから、菌に対して弱くなった肌ではニキビや吹き出物が悪化しやすくなるのです。

    ・毛穴の開きも目立つようになります。

    2.紫外線によるダメージ

    ・メラニンの増加でシミ、くすみが増え、ニキビ跡やそばかすも濃くなります。

    ・保護作用によって角質が厚くなり、ゴワゴワとざらついて、透明感も失われます。

    ・角質の保湿因子がダメージを受けるので、肌が乾燥します。

    ・表皮細胞のはたらきが低下し、ターンオーバーのサイクルが遅れます。

    ・真皮細胞のはたらきが低下し、コラーゲンなどの組織のダメージで、肌のハリ、弾力が低下します。

    紫外線によるダメージ

    強い紫外線を浴びて肌が赤くなるサンバーンは、きちんと冷やせばそのうち白く戻りますが、サンタンは放っておくと、上記のような恐ろしい肌ダメージを引き起こすのです。

    3.温度・湿度によるダメージ

    ・クーラー病で自律神経が乱れ、肌の機能全体が低下します。
結果、ターンオーバーの遅れ、保湿力の低下、真皮コラーゲンの生産低下などが起こります。

    参照記事:エアコンに負けない肌づくり。
https://hadamanma.com/archives/801

    ・外気温で汗をかいた後、室内のクーラーで乾燥するため汗の処理が不足しがちになり、乾燥や敏感肌の原因を作ります。

    4.栄養不足と冷えによるダメージ

    ・暑さで食欲が低下して、食べ物はあっさり・さっぱりしたものに偏るため、油脂類に多く含まれるビタミンAとビタミンEが不足しがち。

    ・冷たいものの飲み過ぎやクーラーで体が冷えて血液循環が悪化。

    ・胃腸が弱り、栄養の吸収不足が起こり、肌への栄養と酸素供給が悪くなります。その結果、表皮のターンオーバーが遅れて角質の乾燥、肥厚が起こり、ハリや弾力が低下します。

    ・栄養や酸素が不足すると肌の抵抗力が低下して、刺激に敏感になります。

    5.手入れ不足によるダメージ

    ・夏は汗や皮脂の分泌が多くて肌表面がしっとりするため、潤いがあると感じて保湿を怠りがち。

    ・イベント続きで忙しく、疲れて帰宅後のケアを短時間で済ませてしまうことで、潤い不足から乾燥、かさつき、くすみが生じやすくなります。

    秋口のスキンケアのポイント

    保湿をたっぷり丁寧に。

    時間差でW使いも有効!

    いつもの化粧水パッティングを、時間差でもう一度行う“W使い”を。

    ダブルで行うことで、肌の奥までしっかりと保湿しましょう。

    時間のあるときは、ローションパックもオススメ。

    コットンやマスクを使って行いますが、この時期は特に、乾いてきたコットンにローションを継ぎ足して、5〜10分置くと良いでしょう。
化粧水を使うタイミングは、洗顔直後。
なるべく時間を置かず、すぐにつけることも忘れずに。

    優しくマッサージ。

    乳液も、時間差でW使いを!

    乳液やクリームは、普段の使用量を顔全体に伸ばした後、指先の力を抜いて顔の中心から外に向けて優しくマッサージするようになじませます。

    さらにその上から、普段の使用量の半分くらいを、乾きやすい部分を中心に重ね塗りしましょう。

    秋口のスキンケアのポイント

    いかがでしたか?

    今日は、この時期特に気をつけて行いたい外からのスキンケアについて、お話ししました。

    これらのケアは、夏のダメージに対策すると同時に、これから来る厳しい冬への備えにもなります。

    どうぞこの時期のスキンケアタイムを、大切にお過ごしください。

    次回は、食のケア「秋のスキンケアを考える(夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)」をお届けいたします。

    今日のお肌の調子はいかがですか。

    今夜もきちんとしっとりを実感して、お休みください。

  • 毛穴の目立たない肌をつくるには?食事とスキンケアの法則。

    毛穴の目立たない肌をつくるには?
    食事とスキンケアの法則。

    Tゾーンや小鼻周りに起こりやすい、いやな毛穴の開き。

    どうすれば改善・予防できるのでしょうか。

    すぐに思いつくのは丁寧な洗顔!保湿!

    確かにその通りなのですが、残念ながらそれだけでは、大人の肌は輝きません。

    大切なのは、肌の内側からと外側からの、理にかなったスキンケア。

    食と化粧品の両面から、トータルケアをお伝えします。

    なぜ、毛穴が目立ってくるの?

    ちゃんとお手入れしているつもりなのに、

    なぜ毛穴って目立ってくるのでしょうか。

    毛穴の汚れを徹底的に落とすため、洗顔が大切だと思う方もあるでしょう。

    確かに洗顔も重要ですが、それだけではありません。

    まずは、毛穴が目立つ原因を考えましょう。

    原因1 皮脂の過剰分泌

    大量の皮脂が分泌されると、毛穴の周りの角質層が皮脂に覆われてしまうため、古い角質層が落ちにくくなり硬くなります。

    触るとざらつきを感じるなら、それは正常に落ち切れなかった古い角質。

    毛穴から出た皮脂が角質層を覆い、古い角質が剥がれ落ちることなく溜まってしまい、盛り上がってしまうのです。

    毛穴まわりだけ剥がれない角質が積み重なり、厚く、硬くなった状態ですね。

    これがあるとターンオーバーが乱れ、肌の生まれ変わりが鈍って、毛穴が目立ってきます。

    洗顔が正しく行われず、毛穴まわりの皮脂や汚れを落としきれていない場合も、このような状態になります。

    原因2 乾燥

    全体は乾燥しているのに、毛穴にだけ皮脂が多く、同じ箇所にニキビを繰り返すという方もあるでしょう。

    肌の表面には皮溝(ひこう)と皮丘(ひきゅう)と呼ばれる部分があり、これらがいわゆる「肌のキメ」を形成しています。

    「キメが細かい」肌というのは、皮丘に水分がたっぷり含まれてふっくらとしており、皮溝の幅が狭くなった肌のことです。

    このような肌の質感はなめらかでツヤがあり、毛穴も目立ちません。

    しかし乾燥すると、皮丘はしぼみ、皮溝の幅が広がり、肌はデコボコとして毛穴が目立つようになります。

    原因3 お肌のたるみ

    加齢に伴い、肌が弾力やハリを失うと、毛穴が垂れ下がり、涙型・縦型になり目立ってきます。

    こうなると、もう肌の表面の問題ではありません。

    肌の内側のたるみ、ハリや弾力不足から毛穴が目立ってきているのです。

    化粧品での外側のケアでなく、食事を通した内側からのお肌づくりで解決しましょう。

    開いた毛穴は、元に戻らないの?

    開いてしまった毛穴は、残念ながら、

    魔法のように瞬間的に閉じることはできません。

    しかし、お肌の外側からと内側からのケアをしっかりすれば、

    徐々に目立たなくすることは可能です。

    【1】 化粧品のケア

    まずはともかく、角質層を徹底的にケアすることが重要です。

    1 洗顔でターンオーバーを活発に!

    不十分な洗顔で汚れを残すと、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を鈍らせ、毛穴まわりの角質を厚く硬くしてしまいます。

    まずは、毎日の丁寧な洗顔で、汚れをきちんと落とすことが、毛穴を目立たなくするための第一工程です。

    時間が経つと、皮脂汚れの酸化が進みます。

    帰宅したらなるべく早く、汚れを落としましょう。

    汚れを落としたいからと言って、ゴシゴシこすっては逆効果です。

    刺激を与えないよう、優しく丁寧に。

    正しい洗顔法は、以前の記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/629

    2 しっかり保湿して絶対乾燥させない!

    化粧水、乳液を正しく使って、乾燥に強い肌づくりをしましょう。

    チャッチャッと表面を濡らすだけでなく、コットンを使って角質層全体をうるおすことが大切です。

    正しい保湿法は、以前の記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/668

    【2】食事のケア

    お肌のたるみに関しては、化粧品による外側からのケアではどうにもなりません。

    毎日の食事に気をつけましょう。

    ・肌をつくるための、材料となる栄養素

    ・乾燥に負けないため、肌の水分と脂質のバランスを保つ栄養素

    これらをバランスよく栄養を摂ること。

    特に下記の栄養素が重要です。

    〈肌の原料〉

    ・コラーゲン…豚足、鶏皮、手羽先、軟骨、牛すじ、ゼラチンなど

    〈肌のコンディションを保つ〉

    ・ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど

    〈脂質、水分の代謝調整役〉

    ・ビタミンB群

    ビタミンB1…豚肉、うなぎ、たらこ、ナッツ類など

    ビタミンB2…豚レバー、鶏レバー、牛レバー、牛乳など

    ビタミンB6…かつお、まぐろ、バナナなど

    ビタミンB12…牡蠣、さんま、あさり、ニシンなど

    〈酸化ダメージを回復〉

    ・ビタミンC…野菜、柑橘類など果物、焼き海苔など

    ・ビタミンE…植物油、ナッツ類など

    〈肌細胞にしっかり酸素を届ける〉

    ・ヘム鉄…豚レバー、鶏レバー、牛もも肉、しじみ、あさりなど

    「毛穴の目立たない肌づくり」とは、「元気な肌づくり」そのものなのです。

    日頃からの十分な栄養摂取と、洗顔と化粧品による丁寧なケアで、毛穴の目立たないキメの細かいツヤ肌は作られます。

    そしてなるべく甘いもの、脂っこいものを避けて、季節の、色の濃い野菜を摂ること。

    緑黄色野菜には、肌に必要なβカロテンが豊富です。

    たっぷり摂ることで、新陳代謝が上がり、肌が整ってきます。

    スキンケアは外側と内側両方のケアが基本ですが、特に毛穴の開きに関しては、角質層の奥の真皮の問題が無視できないのですね。

    夏は特に、色の濃い野菜が美味しい季節。

    楽しくもりもり食べることが、毛穴の目立たないきめ細かい肌づくりになるなんて、おいしい話だと思いませんか。

    今日も、おいしく楽しくきれいになりましょう!

  • エアコンに負けない肌づくり。(乾燥・冷え対策)

    エアコンに負けない肌づくり。(乾燥・冷え対策)

    夏です! 海に山にイベントもたくさんで、楽しい季節。

    でも汗や皮脂がどっと出る暑さ、紫外線、ホコリ、クーラーと、

    お肌にとっては難敵だらけの季節でもあります。

    汗や皮脂で汚れがちな上に、紫外線の刺激で酸化が進み、

    さらにクーラーの風による乾燥も避けづらいですね。

    肌は、毎日声にならない悲鳴を上げているかも!?

    今回は、夏の難敵の中でも特に深刻な、

    エアコンによる「乾燥と冷え」について取り上げます。

    夏の寒さに備えましょう。
    オフィスの冷えは美肌の敵!


    この時期、キンキンに冷房を効かせているオフィスはありませんか。

    筋肉量が少ない女性は、自分で熱を作り出しにくいため

    体感温度が男性より2度、人によっては3〜5度も低いと言われています。

    男性の多い職場では、どうしても冷房の設定温度が低くなりがち。

    タイトスカートで寒い思いをしながら、

    冷房の温度設定を上げてくださいと言えない方もあるでしょう。

    クーラー病と言って、自律神経が乱れ頭痛や腰痛、便秘や下痢になる

    危険性もあります。

    そして何よりも、大切な「肌」に大きなダメージを与えるのです。

    クーラーがお肌に与える悪影響

    クーラーの危険①

    肌からツヤや輝きを奪います。

    クーラーによる冷えは、自律神経を乱し、全身の働きを低下させます。

    すると肌細胞の働きも低下します。女性ホルモンや成長ホルモンを

    低調にし、肌の滑らかさ、キメにも悪影響を及ぼします。

    クーラーの危険②

    肌がくすむ。硬くなる。

    体温の低下は血液循環を悪くし、肌のターンオーバーも遅れがちに。

    角質層の循環が悪くなった肌はくすみ、弾力は低下します。

    クーラーの危険③

    多くの肌トラブルの元凶・乾燥。

    何よりもクーラーの風は肌表面の水分を奪い、クーラーで乾燥した

    部屋の空気は肌全体の水分を蒸発させます。乾燥は肌荒れ、シワ、たるみ、

    シミ、皮脂の過剰分泌によるニキビなど、多くの肌トラブルを招きます。

    1 化粧品ケアのポイント

    乾燥に負けない元気な肌を作るには、徹底的な保湿が必要です。

    肌表面に注力して、毎日、常に最高の状態をつくり上げます。

    それが乾燥や冷えだけでなく、紫外線などの刺激にも強い肌なのです。

    特に洗顔、保湿は丁寧に。基本的なケアですが、

    ここを地道に行うことが、何よりも健やかな肌をつくる王道。

    洗顔の仕方、化粧水、乳液の使い方を再度復習して、徹底してみましょう。

    (参照記事)

    角質層の丸洗い

    https://hadamanma.com/archives/629

    化粧水のバシャバシャ使い

    https://hadamanma.com/archives/668

    さらに有効なのは、

    (1)マスクによる徹底保湿

    肌に化粧水をあげた後、さらにマスクに化粧水をたっぷり含ませて

    パックがわりにしたり、コットンに化粧水を含ませて

    乾燥しがちな目元や口元に貼ったりしても良いですね。

    専用のパックをわざわざ買わなくてもできる、肌と心の癒しタイムです。

    (2)追い乳液

    夏場はベタつきを嫌って、乳液の量を減らしがちな方も

    いらっしゃるかも知れません。しかし刺激の多い夏こそ、

    乳液で丁寧に保湿することで、お肌をダメージから守れるのです。

    Uゾーンは、特に念入りに。気になる方は、一度なじませた後。

    さらに重ね塗りをしてください。

    2 食事ケアのポイント

    乾燥や冷えに強い肌を作るには、すべての栄養バランスが特に重要です。

    断片的に栄養を摂るのではなく、さまざまな栄養素を作用させることで

    夏の過酷な環境に耐えられる、底力のある強く、元気な肌がつくられます。

    バランスの良い食事の中でも、特に意識して摂っていただきたい栄養素は

    〈肌の原料〉

    ・コラーゲン…豚足、鶏皮、手羽先、軟骨、牛すじ、ゼラチンなど

    〈肌のコンディションを保つ〉

    ・ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど

    〈脂質、水分の代謝調整役〉

    ・ビタミンB群

    ビタミンB1…豚肉、うなぎ、たらこ、ナッツ類など

    ビタミンB2…豚レバー、鶏レバー、牛レバー、牛乳など

    ビタミンB6…かつお、まぐろ、バナナなど

    ビタミンB12…牡蠣、さんま、あさり、ニシンなど

    〈酸化ダメージを回復〉

    ・ビタミンC…野菜、柑橘類など果物、焼き海苔など

    ・ビタミンE…植物油、ナッツ類など

    〈肌細胞にしっかり酸素を届ける〉

    ・ヘム鉄…豚レバー、鶏レバー、牛もも肉、しじみ、あさりなど

    「乾燥や冷えに強い肌づくり」とは、「元気な肌づくり」そのものなのです。

    日頃からの十分な栄養摂取と、洗顔と化粧品による丁寧なケアで、

    夏の刺激に強い、元気な肌は作られます。

    積み重ねることで、肌の状態が変わり、この秋からの肌に大きく差が出ますよ。

    食べ物で内側から温めよう。

    また、夏でもなるべく温かい飲み物を飲みましょう。

    苦手な方は、せめて常温の飲み物に慣れると良いですね。

    コーヒーや砂糖など、体を冷やすものはなるべく避けて

    普段の食事も、体を温めるものを意識して摂ると良いでしょう。

    1.暑い地域のものより寒い地域のもの

    2.地上のものより地下のもの

    3.加工物より素材そのもの

    食生活による美容・インナービューティは、スキンケアの要。

    体を温めると血流も良くなります。

    皮膚細胞は血液から栄養や酸素を受け取って働き、

    不要になった二酸化炭素や老廃物を血液に戻すので

    血行が良くなると、当然肌の輝きも変わってきます。

    くれぐれも、体を冷やさないでください。

    会社にロッカーがあるなら、ぜひカーディガンや肩掛けを常備、

    足元も、靴下を履く、温かい素材の室内履きを用意するなど

    対策しましょう。こっそり腹巻を巻いても良いですね。

    どうか今日からは、乾燥と冷えに注意してお過ごしください。

    いかがでしたか?

    お肌の敵は、日焼けだけではないのですね。

    夏は乾燥しやすい上に、紫外線ダメージがあるから肌を老化させやすい。

    でもこの季節さえ乗り切れば、秋まで美肌を維持できます。

    次回は先週に引き続き、おいしく食べてきれいになれる

    「食べるスキンケアシリーズ」の第二弾。

    「乾燥対策レシピ」をお届けします。

    日々のケアは、未来の美しい自分に贈る、素敵なプレゼント。

    面倒くさがるのはもったいないから、毎日を大切に楽しみましょう。

    今夜もしっかり保湿して、早めにお休みくださいね。

  • 肌の見た目、今すぐ変えたい! 〜3 刺激から、徹底的に逃れよう。〜

    肌の見た目、今すぐ変えたい!
    〜3 刺激から、徹底的に逃れよう。〜

    肌の見た目を今すぐ変えるためのスキンケア、第二回目は「潤す」でした。
    たっぷりの化粧品を使って、贅沢に肌を保湿することが大切。
    角質層のいちばん奥までしっかりと潤すことで、
    見た目の透明感、ツヤ、柔らかさといった、肌の質感が変わるのです。
    さらに、潤いをしっかりと閉じ込めていれば、乾燥しにくく、
    刺激にも強くなれます。乾燥した肌には、刺激が入りやすいのです。

     

    さて今回は、肌の見た目を今すぐ変える3ステップの最終章、「守る」。
    紫外線をはじめとする外部からの刺激から、肌を守る方法です。

     

    生きていればどうしても避けられない、肌への刺激。
    しかし刺激を受けないよう、また刺激を受けた肌へのケアを徹底することで
    肌老化のマイナス要因を限りなくゼロに近づけましょう。
    するとダメージを受けた肌の状態も回復し、見た目は大きく変わってくるのです。

     

    最大の敵、それは紫外線。

    太陽の光の中には赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線があり、
    中でも紫外線はその波長の長さによってA波(UVA)とB波(UVB)、C波(UVC)に分けられます。
    紫外線は、化学光線とも呼ばれ、物の性質を変化させる力の強い光です。
    中でも波長の長いA波が肌や物に与える影響は強く、
    C波はオゾン層に阻まれ、地上に届くことはありません。
    地上に届く紫外線のうち、肌の奥まで届くのがA波、
    肌を赤くするのがB波です。

     

    B波は、長時間の日光浴で真っ赤に焼けたり水ぶくれができたり、
    いわゆる「サンバーン」の原因となりますが、日傘や帽子を使うなど
    直射日光を肌に当てないようにするだけで、ある程度防ぐことができます。
    一方、肌に深刻な影響を与えるA波は、早朝から降り注いでいます。
    肌に急激な変化は与えないものの、シミやしわの発生に大きく関わります。
    A波はB波の20倍以上も地上に届いており、ガラスなどの物質を通り抜けやすいので
    日当たりの良い屋内でも、肌はその影響を受け続けているのです。

    UVケアのポイントは、下記の3つです。

     

    1 日焼け止めは早朝から必須。

     

    2 ハンカチはガーゼなど柔らかいものを使う。

     

    3【重要】一刻も早く落とし、十分に保湿する。

     
     

    下記に詳しく解説します。

     

    1 日焼け止めは早朝から必須。

    前述のように、紫外線A波は太陽が出ている間じゅう降り注いでいます。
    炎天下だけでなく、外出前からきちんと日焼け止めを塗りましょう。

     

    2 ハンカチはガーゼなど柔らかいものを使う。

    タオル地や綿素材などのハンカチは、汗などを拭いたときに
    日焼け止めまで一緒に拭き取ってしまうので、ガーゼなどの柔らかいハンカチを持ち歩きましょう。
    塗り直しのタイミングは、日中を過ごす場所や天候にもよりますが
    一日中屋外で過ごす時や、汗を何度も拭くような日は、
    二時間おきくらいに塗り直すのが理想です。

     

    3【重要】一刻も早く落とし、十分に保湿する。

    日焼け止めは、肌に負担がないとは言いきれません。
    しかし、肌荒れを気にして日焼け止めを避けていては、
    紫外線という強い化学光線による、より深刻な影響を受けてしまいます。
    一日が終わって家に帰ったとき、まず何をしますか?
    5年後、10年後も若々しい肌を保つために、まずメイクを落としましょう。
    なぜそれが大切なのでしょう?

     
     

    肌の表面では「メイク成分」と「皮脂」と「汗」、そして空気中の「汚れ」が
    混ざり合い、紫外線を浴び、時間が経過するとともに酸化が進みます。
    こうして、一日が終わるころには、刺激の強い化学物質に変化しているのです。

    夕方6時に帰宅してすぐにメイクを落とすのと、
    夜10時にお風呂でやっと洗顔するのとでは、4時間の開きがあります。
    この4時間のタイムラグを1年積み重ねると、なんと1460時間。
    10年で14600時間。
    こんなに長い時間、化学物質を肌に乗せて放置しては
    肌の劣化スピードが加速するのは当然のことですね。

     

    重要な日焼け対策、保湿。

     

    日焼けの後は、まず冷やしましょう。洗顔後の仕上げすすぎを、
    冷たい水でいつもより丁寧に行うと良いでしょう。
    日焼けは軽いやけどのようなもの。しっかりと冷やすことで腫れや炎症を防ぎます。
    海水浴や屋外作業などで特に焼け方の激しいときは、氷水で冷やした
    布タオルを当てるなど、火照りが完全に引くまで冷やしてあげましょう。

     

    そして、丁寧な保湿。乾燥の気になる冬場と同じくらい、しっかりと。
    紫外線ダメージで敏感になっていますから、強くパッティングしたり
    こすったりせず、コットンを使って優しくたっぷりと化粧水を浸透させます。
    日焼け直後の肌は、水分の蒸発が早くなっていますから、化粧水が逃げないよう
    乳液もたっぷりと塗って、保護してあげてください。

    正しいケアは、ターンオーバーと言われる肌の生まれ変わりを促進するので、日焼けダメージから素早く回復できます。そのための保湿を、毎日しっかりと。

     

    紫外線ダメージは、シミやニキビ跡を直撃。

     

    ニキビ跡が黒く、または赤黒く残ってしまっている、ソバカスがある、
    またシミが気になるという方は、特に紫外線に要注意です。
    そういう部分に紫外線が当たると、シミやニキビ跡は濃くなります。
    ヒリヒリ、ムズムズするような刺激は感じなくても、
    シミ、ソバカスやニキビ跡は、紫外線の影響で微弱炎症を起こすのです。
    こうした場所は、特に敏感なため、表皮の細胞を作る基底層にあるメラノサイトが
    紫外線が真皮に入り込むのを防ごうとして、より多くのメラニンを生成。
    肌が本来持つ防衛機能ですが、それがシミやそばかすを増やし、濃くしてしまうのです。
    こする、触るなどの刺激にも敏感になっていますので、ほかの部分より
    優しく接するようにしましょう。洗顔の際も、こすらず泡を転がすように。

    シミやソバカスのケアは、他の部分より優しく、刺激を与えないように行いましょう。

     

    日傘や帽子、袖のある服で紫外線B波を防ぎ、日焼け止めや保湿で紫外線A波の影響から肌を守りましょう。

     

    3回に分けて、見た目を今すぐ変えるスキンケアをお話ししました。
    お肌の見た目をもっとも左右するのは角質層。
    いちばん効果の出やすいこの部分、徹底的に磨くこと。
    そうしてまずは、ご自身の肌の底力を感じてください。
    昨日より明るい素肌に気づけたら、
    もっともっときれいになりたい!と思えるはずです。
    いっしょに、スキンケアを楽しみましょう。

     

    今夜も、しっかり洗顔、保湿をしておやすみください。

  • 医薬部外品と化粧品のボーダーラインって?

    医薬部外品と化粧品のボーダーラインって?

    「化粧品」のイロハを知ろう

    前回のコラムで、化粧品にも種類があるとお話しました。

    美容目的の「化粧品」。予防効果が訴求できる「医薬部外品」。治療を目的とした「医薬品」。


    この3つですね。

    スキンケア用品やメイク用品を選ぶ時、この3つを判断材料にしている方もいらっしゃるかもしれません。

    「医薬品」は治療目的なので、処方箋が必要なものもあり、基本的には病院や薬局からしか購入できないと考えてよいと思います。

    ですが、「医薬部外品」となるとどうでしょう。コスメショップや通販で手軽に購入できますよね。

    「違いはよく分からないけど、医薬部外品ならなんとなく効果がありそう……。」そんなイメージ先行で選んでいるというお声も耳にします。

    医薬部外品の方が、いい化粧品とは限らない!?

    「医薬部外品」という存在、実は日本独自のものであり、ポジションとしては「化粧品」と「医薬品」の中間にあたります。

    「医薬部外品」は、厚生労働省が“安全性と効果の両方を認めた成分”を、“決められた範囲で配合していること”が条件です。

    だから「化粧品」と同じく、体への作用は穏やかであることが基本で、「化粧品」と「医薬部外品」の境目はかなり曖昧なのが実状です。

    そうなると、「医薬部外品というだけで、化粧品より優れていると言い切ってしまっていいのかな?」という疑問が出てきます。

    そうなんです。

    実はそうじゃないケースもあるんです。

    医薬部外品は有効成分の配合量に上限がある

    スキンケア用品としての「医薬部外品」の目的はシミ・ソバカスを防ぐ、ニキビを防ぐ、肌荒れの改善、肌の殺菌などがあげられ、これらは正式にアピールすることが認められています。

    商品の裏側にある成分表示をチェックしてみましょう。

    「医薬部外品」は有効成分が一番最初に表記されています。この厚生労働省から許可された有効成分こそ「医薬部外品」である証であり、一定量配合されていることが分かります。


    逆に「化粧品」では、この有効成分という表現ができません。

    たとえ「医薬部外品」と同じ有効成分を配合していたとしても、です。成分表示も、配合量が多い順に記載されているだけです。

    ここまで聞くと「それなら医薬部外品の方が効果があるのでは?」と思いますよね。

    そう一概に言いきれない理由があります。それは『有効成分の配合量はメーカーが独自に判断している』という事実です。


    長年研究を重ねている化粧品メーカーには、独自のノウハウがあります。そのノウハウから、成分配合量はメーカーが自分たちの判断で自由に決めることができます。

    ちなみに「医薬部外品」の場合は有効成分の配合量に決まりがあります。上限があるんですね。逆に「化粧品」の場合、配合の割合について上限がない、全くの自由です。

    例えば、美白対策の代表成分であるビタミンC誘導体の配合量ですが、「医薬部外品」は5%以上の配合ができません。ですが「化粧品」だと、配合量が自由なんですね。

    もし、あなたが化粧品の開発担当者だとして、「この化粧水にはどうしてもビタミンC誘導体を6%配合したい。配合量を優先するか、医薬部外品であることを優先すべきか……」

    こんな時、どうしますか?

    「よし、ビタミンC誘導体を6%配合して、化粧品として販売しよう!」

    こういった場合もあるでしょう。


    「化粧品」と「医薬部外品」で有効成分の配合量が逆転しているケースがあるんですね。

    「医薬部外品」はあくまでも、『厚生労働省が認めている有効成分が一定量含まれている』というだけで、製品価値の高さを示しているわけではないことが分かります。

    「化粧品」と「医薬部外品」、どう選べばいいの?

    こうなると「じゃあどうやって選べばいいの?」と悩んでしまいますね。

    肌質は人それぞれ、配合されている有効成分のどれかが肌に合わない、という場合もあります。

    大切なのは、「いま、あなたのお肌が何を求めているのか」をしっかり見極めること。そして、自分の肌に合ったスキンケア製品・配合成分を取り入れることではないでしょうか。

    そのためにも、大切なのは『あなたのお肌の声』です。

    肌状態を丁寧に観察して、今のあなたの肌に必要なものをじっくり探してあげてくださいね。

  • 三大栄養素の潤滑油!「ビタミン」

    三大栄養素の潤滑油!「ビタミン」

     

    「ビタミン」と聞くと、どんなイメージがわきますか?

    若々しさやみずみずしさ、美肌やエイジングケアのためといった、美容や活力のイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

    「ビタミン」という言葉はラテン語の「ビタ(VITA)=生命」からきており、生きていく上で不可欠だという意味を込めて名付けられたのだそうです。

    少量でも不足すると体の機能に影響が出てしまう、いわば潤滑油のような役割を持つ「ビタミン」。

    さまざまなビタミンの働きを知って、お悩み解消に役立てましょう!

    ビタミンはなくてはならない
    助っ人栄養素。

    若々しく健やかに過ごすために欠かせない「ビタミン」。

    タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラルと並ぶ“5大栄養素”のひとつです。

    それでは、「ビタミン」は具体的にどんな働きをしているのでしょう?

    まず、他の栄養素と大きく違うところは、体をつくる成分にはほとんどならず、他の栄養素がスムーズに働くように“サポートする副栄養素”であること。


    体内のさまざまな化学反応を助けたり、エネルギーを生みだすための代謝をサポートしたりと、「ビタミン」がなければ、体の機能を正常に維持することができません。

    「ビタミン」は、三大栄養素に比べると少ない摂取量で足りる『微量栄養素』の仲間ですが、その量が足りなくなると欠乏症となってしまうので、あなどれませんね!

    「ビタミン」が不足すると、3大栄養素が体の中でエネルギーに変わることができず、イライラしたり、疲れやすくなったり、ストレスを感じたり……。

    まさに「健康な体にとって、なくてはならない“助っ人”的存在」なんです。

    ビタミンは大所帯。
    たくさんの種類に、それぞれの働きが。

    「ビタミン」と一口に言っても、その種類は13種もあり、大きく2つのグループに分けられます。


    ひとつは『脂溶性ビタミン』。

    ビタミンA、D、E、Kの4種類です。

    熱に強く、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。過剰摂取は肝臓などに蓄積されてしまう側面があるので摂りすぎには注意したいですが、現代の私たちはどちらかというと不足ぎみ。

    健康な体には欠かせないビタミンなので、適度な摂取が望ましいビタミンです。

    そしてもう一つは『水溶性ビタミン』

    こちらは9種類あり、水に溶けやすくて、熱に弱いタイプ。ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)とビタミンCからなります。

    『脂溶性ビタミン』と違って、たくさん摂取しても体内に貯めておくことができないので、使われなかった分は体の外に排泄されてしまいます。

    だから、毎日こまめに摂取することが大切です。

    これらはどれも重要な働きを担っていますが、ぜひ『美容と健康のために知っておきたいビタミンの種類』をご紹介しますね。

    美肌のため、エイジングケアのため、
    注目したいビタミンって?

    どの「ビタミン」も健康維持には欠かせませんが、特に美容に気を使う方にオススメのものをピックアップ!

    まずは「ビタミンA」。

    目や肌、髪、爪の健康に欠かせないビタミンといわれます。

    シワやたるみをサポートする化粧品によく配合されているレチノールは、この「ビタミンA」のことなんです。

    うなぎや、レバー、緑黄色野菜に多く含まれていますよ。

    そして「ビタミンB群」。

    細胞にエネルギーを供給する大切な役割があります。

    肌荒れやニキビケアに欠かせない種類で、特に「ビタミンB2」が不足するとターンオーバーが乱れて、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

    発芽米や納豆、レバーなどに多く含まれています。

    さらに、美容に欠かせない「ビタミンC」。

    免疫力を高め、活性酸素を抑える働きがあります。

    また体内のコラーゲン生成を助けてくれるから、美肌づくりに欠かせません。

    美白化粧品などでよく目にするアスコルビン酸としてもお馴染みですね!

    レモン、パプリカ、ブロッコリーなどに多く含まれますが、熱に弱くて水に溶け出しやすいので、生食やさっと茹でる調理法がオススメです。

    最後は、「ビタミンE」。

    “若返りビタミン”や“アンチエイジングビタミン”と呼ばれている種類で、抗酸化作用成分として、医薬品、化粧品などに使用されているトコフェロールのことです。

    老化の原因となる『活性酸素』から細胞を守って、血行をスムーズにする働きをしてくれます。サビにくい体を作るためにも、ぜひ積極的に摂りたいですね。

    かぼちゃ、アーモンド、モロヘイヤなどに多く含まれています。

    いかがでしたか?

    生命維持のために欠かせないのに、体の中でほとんどつくることができない「ビタミン」。

    毎日の食事でバランスよく補いましょう!