月: 2018年9月

  • 秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    ギラギラの夏だけでなく、秋も冬も大人の肌に日焼け止めは必須。美意識の高い皆さまなら、きっとご存知ですね。

    秋の陽射しは、夏より弱く感じるかも知れませんが、波長の長いUV-Aが肌の奥まで届いて、シミやしわの発生に大きく影響を与えるので油断できません。

    それでは、秋冬と夏場では、効果的な日焼け止めの塗り方が違うというのは、ご存知ですか?

    今回は、季節ごとの日焼け止めの塗り方と注意点についてお話しします。

    秋冬の穏やかな陽射しの特徴を知る。

    1 陽射しの角度による問題

    夏場と秋冬での、陽射しの大きな違いとは、その強さだけでなく、射す角度。太陽が高い位置から照りつける夏と違い、これからどんどん陽射しは低くなります。

    夏場と秋冬での、陽射しの大きな違い。

    つまり、肌に感じる陽射しは穏やかに優しくなりますが、真上からだけでなく、斜めから横からと、さまざまな角度から紫外線が肌に当たるわけです。

    日傘や帽子では簡単に防げない、いろいろな角度の日光。その紫外線は、鼻や額などの高い位置だけでなく、顎下や首、手脚などにも直撃しています。

    2 陽射しの質による問題

    さらに、肌のハリを奪いシワの原因となる UV-Aの積算量は、夏場より秋から春にかけてのほうが多いというデータもあります。UV-Aは波長が長く、皮膚の奥まで入り込んで強力な光老化(フォトエイジング)を起こさせます。

    具体的には、

    ・角質層の保湿力を減弱させて、乾燥を引き起こす

    ・表皮のターンオーバーを遅らせて、肌の滑らかさを低下させる

    ・メラニンを増加させて、シミやくすみを増やす

    ・真皮のコラーゲンをはじめ、ヒアルロン酸なども減少させて、ハリや弾力を低下させる→たるみ・シワを増加させる

    涼しいからといって油断できないのが、この時期の紫外線なのです。

    刷り込んではダメ。軽く広げましょう。

    怪我したところに軟膏を塗りこむように、日焼け止めクリームを刷り込んでいませんか? それでは日焼け止め成分が薄く広がってしまい、効果は半減します。正しい塗り方は、軽くトントンと軽く置くように塗り広げます。

    顔なら額、両頰、鼻、顎に点で置いて、均一にムラなく塗るようにしましょう。ゴシゴシと指で塗り込まないように注意してください。この時、特に注意すべきことは下記。

    ・塗り直しをしないから、朝しっかりとムラなく。


    これからの季節は、涼しくて汗をかかない分、こまめな塗り直しをしなくなる人が多いでしょう。そのため、朝のメイク前にしっかりとムラなく塗っておくことが大切です。

    ・油分はしっかり馴染ませてから、少しずつ塗る。

    肌が乾燥する季節は、朝のスキンケアで入浴やクリームなどの油分を多めに使うことが増えます。このとき油分が肌に馴染みきっていないと、その上に塗る日焼け止めがよれたりムラになったりします。

    スキンケアで塗った油分がしっかりと馴染んでから、日焼け止めを塗るよう注意しましょう。

    ・うなじや耳の後ろも忘れずに。

    光老化をしっかり防ぎたいのに、つい塗り忘れがちなのが「うなじ」と「耳の後ろ」、「あごの下」「鼻柱」です。首は見た目年齢を左右する大事なポイントなので、きちんと守ってあげましょう。

    見た目年齢を左右する大事なポイント

    日焼けは乾燥を進めるお肌の大敵。

    これからの寒い時期は、乾燥が気になる方も多いでしょう。日焼けは、その乾燥をさらに加速させるのです。この時期は、日焼け止めを全身徹底させることと、十二分な保湿が、未来の肌のために何より大切。

    今夜も、しっかりと保湿してお休みくださいね。

  • 食べるスキンケア vol.10秋の食べる日焼け止め「きちんと出汁の揚げ浸し」

    食べるスキンケア vol.10
    秋の食べる日焼け止め「きちんと出汁の揚げ浸し」

    ついつい日焼け止めの塗り直しを怠りがちな秋ですが、実は紫外線A波が一日中降り注ぎ、油断は大敵な季節です。

    野菜ソムリエプロ、フードコーディネーターの古金陽子さんと考える、食べるスキンケア第10回目は、野菜をたっぷり食べられる揚げ浸し。

    きちんと取った出汁には、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富で美肌効果があると言われています。

    油で揚げることでビタミンAの吸収がアップ。冷やして食べても美味しいので、まとめて作って冷蔵していても。

    【材料】

    《漬け汁》

    昆布と鰹節の出汁 2カップ

    干し椎茸2枚の戻し汁 40cc

    薄口醤油 大さじ2

    みりん 大さじ2

    酒 大さじ2

    鷹の爪 1本

    生姜スライス 1枚

    《野菜》

    カボチャ(ビタミンA・C・B群、カリウム) 1/4個

    茄子(ポリフェノール・カリウム) 1本

    エリンギ(ナイアシン) 1パック

    レンコン(ビタミンC・ポリフェノール・カリウム・ムチン) 1~2節

    三つ葉(ビタミンA) 適宜

    揚げ油 適宜

    【作り方】

    ・いつもより濃いめに取った昆布と鰹節の出汁(各4分程度煮出す)と干ししいたけの戻し汁を合わせ、その他の材料を全て入れて漬け汁を作る

    ・固い材料(かぼちゃ、レンコンなど)は170℃でじっくり、柔らかい材料(茄子、エリンギ)などは180℃の油でカラリと素揚げする

    ・2を1に漬け込み、よく染みたらいただく。冷蔵庫で寝かせてもよい

    野菜はお好みで。いつもより長く煮出した出汁の味と香りをよく染み込ませていただきます。食べ終わった出汁はそうめん、にゅうめんにぴったり!

    古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。

    「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。

    地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • ケミカル or ノンケミカル? 私に合った日焼け止め、どう選ぶ?

    ケミカル or ノンケミカル? 私に合った日焼け止め、どう選ぶ?

    あの酷暑が嘘のように、ひんやりとした秋の空気が爽やかですね。

    さて、こんな時期に油断しがちなのが、日焼け対策。照りつけるギラギラの日光がなくても、紫外線という化学光線は日々降り注いでいます。特に、肌の乾燥を招く紫外線A波は、早朝から注いでおり、通勤通学のお肌を攻撃しています。

    出かける前に必ず、日焼け止めを塗りましょう。

    ケミカルとノンケミカルはどう違うの?

    市販の日焼け止めは、敏感肌用、子供用など、「ノンケミカル」が人気のようです。確かに「ケミカル」より「ノンケミカル」のほうが、肌に優しそうな印象がありますね。

    では、ケミカルとノンケミカルは何が違い、どう使い分ければ良いのでしょうか。

    日焼け止めに含まれる、紫外線カット成分は二種類。

    「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」です。

    紫外線散乱剤は、紫外線を反射して防ぎ、紫外線を肌に届けないようにするもの。紫外線吸収剤は、紫外線を一度吸収した後、熱エネルギーに変化させて放出します。

    ケミカルとノンケミカルの各紫外線に対する反応

    反射するだけの散乱剤はノンケミカルと呼ばれ、肌への負担が少ないとされます。それに対して吸収剤は、化学反応により肌に紫外線が当たるのを防ぐため、ケミカルと呼ばれます。肌の弱い方には、この化学反応によって生じる物質が刺激となるケースもあるため、「ケミカルな紫外線吸収剤は、肌に悪い」というイメージも広がっています。

    しかし、散乱剤にも吸収剤にもそれぞれにメリットとデメリットがあるため、これだけで「ノンケミカルの方が日焼け止めとして優れている」とは言い切れません。

    散乱剤は、主成分そのものが「白い」という特徴を持っているため、UVカット効果を高めようと配合量を増やすと白浮きしやすくなります。そのためつけ心地が重く、ムラになりやすい場合があります。また、スポーツなどで汗をかくと流れやすいので、肌にやさしい反面、長持ちしにくいというデメリットもあります。

    吸収剤は、無色透明な液状の素材なので、白浮きせず、サラサラと伸びが良いものが多いです。またUVカット効果が高くてもつけ心地が軽く、最近は技術的な改良が進み、肌への負担も軽いものが増えています。

    ケミカルとノンケミカルの違い

    肌が弱い人は、ノンケミカルでなきゃダメ?

    肌への刺激は少ない方が良いけれど、高いUVカット効果もほしい。使い心地も良いものでくちゃ! そんな人には、ケミカルでありながら肌への普段を極力少なくした、優しい日焼け止めがオススメです。

    それが、「ひにまけぬ」

    ひにまけぬ

    紫外線吸収剤は配合されていますが、それが直接肌に当たらないよう、シルクのベールで包んでいるのです。吸収剤が紫外線と化学反応を起こして刺激物質が発生しても、それが直接肌に当たることがないため、刺激が少ない。

    SPF50+の日焼け止めを、レジャーだけでなく一年中、毎日使ってほしいというコンセプトで作られた、高いUVカット効果を持ちながら肌への負担は少ない日焼け止めです。スルスルと伸びの良いテクスチャで白浮きもせず、塗りやすいのも特徴です。

    さらに、植物エキスを豊富に配合し、美容効果も高めました。つけ心地の良さと日焼けを防ぐ力をしっかりと実現した上で、普段使いしやすいようあえてウォータープルーフにせず、30℃以上のぬるま湯でやさしく落とすことができます。

    シチュエーションに合わせて選びましょう。

    このように、極端に肌が敏感な方でない限り、今の日焼け止めはすべてのケミカルタイプが刺激的で肌に悪いということはありません。

    長時間の屋外レジャーの時だけはウォータープルーフタイプを使うとか、肌が刺激を感じやすくなっている日はノンケミカルを選ぶなど、日焼け止めも、大切な肌と相談しながら選ぶと良いでしょう。

    ただし、どんな高スペックな日焼け止めでも、時間の経過とともに酸化して刺激物に変化してしまうという部分は同じです。家に帰ったら、できるだけ早く洗い落とすことも忘れずに。

    特に、日焼け止めの上にファンデーションを重ねていたり、皮脂がたくさん出て汚れを感じたりする時は、必ずクレンジング+洗顔を行いましょう。なるべく早いメイク落としは、美肌への近道です。

    日焼け止めの後は、クレンジング+洗顔が大切

    また、商品によりますが、日焼け止めが充分なUVカット効果を発揮するのは1シーズン程度です。古い日焼け止めクリームを塗り続けるのはやめて、3〜4カ月ごとに新しいものを使うようにしましょう。1シーズンで1本きちんと使い切るためにも、毎日塗りたいですね。

    次回は、夏とは違う、秋冬の日焼け止めの塗り方のポイントをお話しします。どうぞお楽しみに。

  • 食べるスキンケア vol.9夏ダメージ回復「トマトとオリーブのプロテイン・ケークサレ」

    食べるスキンケア vol.9
    夏ダメージ回復「トマトとオリーブのプロテイン・ケークサレ」

    夏の刺激でターンオーバーの乱れた肌を、早く戻したいこの季節。そんな美意識の高い人なら、たんぱく質たっぷりのプロテインが優秀な美容食品であることも、ご存じかもしれませんね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第9回は、ローカロリーで食べ応えも抜群、プロテインを入れたケークサレです。

    フランス生まれのケークサレは、ケーク=焼き菓子、サレ=塩という意味で、甘いお菓子ではなく、お食事用のおかずケーキ。今回は、お肌に嬉しいビタミンCやビタミンEが豊富なトマトやオリーブと、プロテイン「タンパクオトメ ピュアプロテイン100」を組み合わせました。

    ケークサレはお好みに切ってお楽しみください

    「タンパクオトメ ピュアプロテイン100」はたんぱく質100%のプロテインなので、加熱調理もOK。栄養をプラスするだけでなく、野菜だけのレシピにしっかりとしたコクを出してくれます。

    このケークサレは、好みの野菜やキノコ類を組み合わせて、味もボリュームもアレンジOK。朝食に、ティータイムに、好きなだけ切っていただきましょう。

    【材料】(パウンド型1本)

    玉ねぎ 中玉1/4程 (ビタミン・ミネラル・硫化アリル)

    ドライトマト 6g程度 (リコピン・ビタミンC,E)

    ブラックオリーブ 10個 (ビタミンE・オレイン酸・ポリフェノール)

    グリーンオリーブ 10個 (ビタミンE・オレイン酸)

    ミニトマト(生) 3~4個 (リコピン・ビタミンC,E)

    タイム 4枝

    a 薄力粉 100g

        ベーキングパウダー 小さじ1

        粉チーズ 25g

        タンパクオトメ ピュアプロテイン100 大さじ4

    b 卵 2個

        牛乳 大さじ4

        ヨーグルト 大さじ4

        オリーブオイル 大さじ2

        サラダオイル 大さじ2

        粒マスタード 大さじ1

    【作り方】

    〈下準備〉

    ・玉ねぎとドライトマトはみじん切りにする

    ・オリーブは種を取り除き、ブラックとグリーン各3粒ずつを縦半分に切り、トッピング用にする。残りは横半分に切る

    ・ミニトマト(生)はヘタを取り、洗って水気をよく切っておく

    ・タイムは、1枝をトッピング用に残し、残り3枝は葉だけを取っておく

    1 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいにかけた後、aの材料を混ぜ合わせる

    2 bの材料をすべて混ぜ合わせたあと、1に入れて、こねすぎないように混ぜる

    3 下準備でみじん切りにした玉ねぎとドライトマト、タイムの葉、横半分に切ったオリーブを、全て2に混ぜ合わせる

    4 3を型に入れ、トッピング用の食材(タイム1枝、縦半分にしたオリーブ、ミニトマト)をバランス良く乗せて、180度に温めたオーブンで35~40分焼く

    古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

    今回のレシピに使用した商品

    タンパクオトメ(ピュアプロテイン100)

    タンパクオトメ(ピュアプロテイン100)

  • 秋のスキンケアを考える。(夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)

    秋のスキンケアを考える。
    (夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)

    多くの自然災害に見舞われる大変な晩夏でしたが、いかがお過ごしでしょうか。

    被害を受けた方には心よりお見舞い申し上げます。

    ようやく涼しくなってきましたが、お肌は夏の間、強い紫外線ダメージを受けてまだ疲れているはずです。さて、紫外線ダメージとはどんなものでしょう。

    前回のおさらいです。

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    詳細は、前回の記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/916

    今日は、それらを改善するための「食べるスキンケア」をご紹介します。

    特に摂りたい栄養素は?

    この秋、特に摂りたい栄養素は?

    お肌の材料、コラーゲン

    コラーゲンは、肌だけでなく、骨や人体、腱、軟骨などを構成するタンパク質です。ヒトの体内の存在しているコラーゲンの総量は、全タンパク質の30%とも言われ、人体には欠かせない成分です。

    しかし年齢とともに体内のコラーゲンは減少し、また新しくコラーゲンを作り出す力も衰えてしまいます。壊れた組織を修復するのに、まずは材料がなければ話になりません。

    小じわ、たるみ、乾燥、肌のゴワつきなど、すべての改善に必要なコラーゲンを、食事やサプリメントでしっかりと摂るようにしましょう。

    お肌の調整役、ビタミンA

    ビタミンAは、肌コンディションの調整役を担っている栄養素です。不足すると肌が乾燥したり、ゴワついたり、シワになったりします。特に夏ダメージを引きずっている秋は、意識して摂取するようにしましょう。

    酸化ダメージを回復する、ビタミンCとE

    紫外線による肌のシミ、くすみが増えた方、心配な方にはこれらが不可欠。ビタミンCは、肌のコラーゲン合成に欠かせません。

    コラーゲンを摂っても、ビタミンCが不足していると「分解」「吸収」「再合成」が行われないため、肌の修復にならないのです。美白の友、ビタミンCを、野菜や果物、ジュースやスムージーでも、毎日積極的に摂りましょう。

    参照記事

    食べたコラーゲン、本当にお肌に届いてる?

    https://hadamanma.com/archives/735

    代謝調整役、ビタミンB群

    ビタミンB1、B2、B6、B12は、水分と脂質の代謝調整役です。強い紫外線を浴びて肌の乾燥の進んだ方、日焼けによるくすみが気になる方には、ぜひしっかりと摂っていただきたい栄養素です。

    お肌のすみずみに酸素を届ける鉄分

    鉄分は、血中酸素をすみずみに行き渡らせ、さらに老廃物を取り込んでくれる、とても重要なミネラル栄養素。体内の鉄が不足すると、栄養の運搬や老廃物の回収が滞り、新陳代謝が低下します。

    するとその結果、シミができやすくなります。また、体内でコラーゲンを合成する際にはビタミンCだけでなく鉄分も必須。不足すると、コラーゲンが合成できず、肌にハリがなくなりシワができやすくなります。

    鉄不足は、美容に悪いだけでなく、疲れやすい、肩こりなど体調にも悪影響を及ぼします。鉄は美容にも健康にも欠かせない大切な栄養素。日頃から意識して摂るよう、心がけましょう。

    代謝調整役、ビタミンB群

    そんなにたくさんの栄養素、毎日摂るなんて無理!と思われるかも知れません。毎日は無理でも、たまに鍋物などで多くの食材をいただいて、バランスの良い食事を心がけましょう。

    例えば水炊きやちゃんちゃん焼き。冷蔵庫の残り野菜を全部入れて、たっぷりいただくと身も心もお肌もほっこり。寒い時期の贅沢ですね。

    手羽先の水炊き

    手羽先の水炊き作り方

    手羽先にはコラーゲンがたっぷり。

    野菜と一緒にいただける鍋がオススメ。

    ちゃんちゃん焼き

    ちゃんちゃん焼き作り方

    鮭にもコラーゲンが豊富です。

    皮までいただいてお肌に栄養を届けましょう。

    また、不足しがちな鉄分は、手軽にナッツでも補うことができますよ。

    →「ななつのしあわせ ミックスナッツ」

    http://tamachanshop.jp/201506/214

    夏のダメージを払拭するミラクルパウダーたち。

    「みらいのこうそ」と「こなゆきコラーゲン」

    どんな肌トラブルも、上記栄養素をすべてバランスよく摂って元気な肌を作ることが、回復への近道です。でも、毎日摂るのは大変。栄養機能食品などで、手軽に補うのも良いでしょう。

    この時期にオススメなのは、たった一杯で1日分のビタミンミネラルをほぼ充足するという、スペシャルなスムージー「母なるスムージー」。

    ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、鉄分がたっぷり。夏に不足しがちな栄養を、ギュッと閉じ込めた使いやすい粉末スムージーです。

    http://tamachanshop.jp/201506/20

    また、補酵素ビタミンCを大量に、効率よく取れる「みらいのこうそ」もオススメ。
    http://tamachanshop.jp/201506/88

    食物だと高カロリーになりがちなコラーゲンも、パウダーならカロリーを気にせずたっぷり摂れますね。

    「こなゆきコラーゲン」

    http://tamachanshop.jp/201506/18

    美粉屋やドライフルーツを混ぜたフォンダンウォーター

    また、そのままでもおいしく、ドライフルーツを加えればフォンダンウォーターのようにお楽しみいただける、ポリフェノールの粉「いのちのワイン」も、紫外線対策にはオススメ。

    こちらに「みらいのこうそ」や「こなゆきコラーゲン」を混ぜても、味の相性はぴったりです。

    いかがでしたか?夏ダメージをなるべく早く回復して、やわらかなうるおい肌で、厳しい冷えと乾燥の季節を乗り越えたいですね。

    そのためにも、バランスの良い食事と丁寧なスキンケア、そしてなるべくストレスのない生活、充分な睡眠を心がけましょう。

    では今夜も、うるおいたっぷりチャージして、おやすみなさい。

  • 食べるスキンケアvol.8紫外線ダメージからの復活「タコのカルパッチョドレッシング」

    食べるスキンケアvol.8
    紫外線ダメージからの復活「タコのカルパッチョドレッシング」

    夏の間、大量に浴びた強い紫外線は、肌の奥までダメージを残しています。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんが今回教えてくださるのは、そんなダメージからの復活レシピ。

    アンチエイジング成分のタウリンや、老化と戦うポリフェノール、肌を整える葉酸、ビタミンCやビタミンEがたっぷり摂れる、嬉しい一皿です。

    ドレッシングをゴロゴロと具沢山のご馳走にするという新発想で、シンプルサラダが豪華になりました。

    後口さっぱりのサラダなので、いろいろなおかずと一緒に食べていただけます。

    【材料】

    タコ(タウリン・亜鉛) 50~100g

    クルミ(ポリフェノール・ビタミンE,B1,B6、葉酸) 適宜

    アーモンド(ビタミンE・亜鉛・マグネシウム・カルシウム・鉄) 適宜

    玉ネギ(ビタミン・ミネラル・硫化アリル) 大玉1/8程度

    a レモン果汁(ビタミンC) 大さじ1

        お酢(お好みで) 大さじ1

        ショウガ汁 小さじ1/4

        醤油 小さじ1/4

        塩 小さじ1/4

        オリーブオイル 大さじ1と1/2

        わさび 適宜

    【トッピング】

    バゲット 適宜

    バジルソース あればバゲットに塗ってトースト

    レタス、ベビーリーフなどお好きな野菜 食べたいだけ

    【作り方】

    1  タコをぶつ切りに、玉ネギをみじん切りにする

    2  aの調味料を混ぜ合わせる(しっかり混ぜ合わせる)

    3  2に1を加える

    4  お皿にレタスなどの野菜を盛り、トーストしたバゲットを乗せ、3をまわしかけたら、荒く刻んだクルミとアーモンドをのせる

    古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。

    「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。

    地域野菜のPRなどを手がけるとともに、 季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 秋のスキンケアを考える。(夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    秋のスキンケアを考える。
    (夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    「危険な暑さ」と連日報道されるほどの酷暑に苦しんだ夏も終わり、過ごしやすい時期が来ましたね。

    この夏は、楽しくお過ごしになりましたか?

    夏の終わり、秋の初めは、スキンケアで最も大事な時期です。

    夏のダメージはとても大きいのですが、特に今夏は猛暑で、高温による影響が強かったので、なるべく早く、しっかり回復させたいですね。

    冬は、乾燥という刺激がやってきます。

    その前の秋にしっかりお肌の元気を取り戻すことが大切。

    今回は、夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア、食でのケア、2回にわたって両方から取り上げていきます。

    今回は化粧品編です。

    夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア

    夏のダメージって?

    まず、夏の名残は、肌にどんな変化を及ぼしているのでしょうか。

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    なぜ、そうなるの?

    夏のダメージを受けた肌を放っておくと、いったいどんな状態になってゆくのでしょうか。

    原因別に、その影響を考えてみましょう。

    1.汗によるダメージ

    ・汗をかいてそのままにしておくと、肌のPHバランスが崩れてアルカリ性に傾き、刺激に敏感になります。

    ・毛穴の皮脂詰まりから、菌に対して弱くなった肌ではニキビや吹き出物が悪化しやすくなるのです。

    ・毛穴の開きも目立つようになります。

    2.紫外線によるダメージ

    ・メラニンの増加でシミ、くすみが増え、ニキビ跡やそばかすも濃くなります。

    ・保護作用によって角質が厚くなり、ゴワゴワとざらついて、透明感も失われます。

    ・角質の保湿因子がダメージを受けるので、肌が乾燥します。

    ・表皮細胞のはたらきが低下し、ターンオーバーのサイクルが遅れます。

    ・真皮細胞のはたらきが低下し、コラーゲンなどの組織のダメージで、肌のハリ、弾力が低下します。

    紫外線によるダメージ

    強い紫外線を浴びて肌が赤くなるサンバーンは、きちんと冷やせばそのうち白く戻りますが、サンタンは放っておくと、上記のような恐ろしい肌ダメージを引き起こすのです。

    3.温度・湿度によるダメージ

    ・クーラー病で自律神経が乱れ、肌の機能全体が低下します。
結果、ターンオーバーの遅れ、保湿力の低下、真皮コラーゲンの生産低下などが起こります。

    参照記事:エアコンに負けない肌づくり。
https://hadamanma.com/archives/801

    ・外気温で汗をかいた後、室内のクーラーで乾燥するため汗の処理が不足しがちになり、乾燥や敏感肌の原因を作ります。

    4.栄養不足と冷えによるダメージ

    ・暑さで食欲が低下して、食べ物はあっさり・さっぱりしたものに偏るため、油脂類に多く含まれるビタミンAとビタミンEが不足しがち。

    ・冷たいものの飲み過ぎやクーラーで体が冷えて血液循環が悪化。

    ・胃腸が弱り、栄養の吸収不足が起こり、肌への栄養と酸素供給が悪くなります。その結果、表皮のターンオーバーが遅れて角質の乾燥、肥厚が起こり、ハリや弾力が低下します。

    ・栄養や酸素が不足すると肌の抵抗力が低下して、刺激に敏感になります。

    5.手入れ不足によるダメージ

    ・夏は汗や皮脂の分泌が多くて肌表面がしっとりするため、潤いがあると感じて保湿を怠りがち。

    ・イベント続きで忙しく、疲れて帰宅後のケアを短時間で済ませてしまうことで、潤い不足から乾燥、かさつき、くすみが生じやすくなります。

    秋口のスキンケアのポイント

    保湿をたっぷり丁寧に。

    時間差でW使いも有効!

    いつもの化粧水パッティングを、時間差でもう一度行う“W使い”を。

    ダブルで行うことで、肌の奥までしっかりと保湿しましょう。

    時間のあるときは、ローションパックもオススメ。

    コットンやマスクを使って行いますが、この時期は特に、乾いてきたコットンにローションを継ぎ足して、5〜10分置くと良いでしょう。
化粧水を使うタイミングは、洗顔直後。
なるべく時間を置かず、すぐにつけることも忘れずに。

    優しくマッサージ。

    乳液も、時間差でW使いを!

    乳液やクリームは、普段の使用量を顔全体に伸ばした後、指先の力を抜いて顔の中心から外に向けて優しくマッサージするようになじませます。

    さらにその上から、普段の使用量の半分くらいを、乾きやすい部分を中心に重ね塗りしましょう。

    秋口のスキンケアのポイント

    いかがでしたか?

    今日は、この時期特に気をつけて行いたい外からのスキンケアについて、お話ししました。

    これらのケアは、夏のダメージに対策すると同時に、これから来る厳しい冬への備えにもなります。

    どうぞこの時期のスキンケアタイムを、大切にお過ごしください。

    次回は、食のケア「秋のスキンケアを考える(夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)」をお届けいたします。

    今日のお肌の調子はいかがですか。

    今夜もきちんとしっとりを実感して、お休みください。

  • 食べるスキンケア vol.7夏の紫外線ダメージ回復「レモンライスのパクチー盛りプレート」

    食べるスキンケア vol.7
    夏の紫外線ダメージ回復「レモンライスのパクチー盛りプレート」

    夏の強い日差しに、疲れ気味のお肌を癒したい、この季節。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第七回は、お疲れ肌を癒し、ダメージを秋に残さないための回復メニュー。

    人気のパクチーが山盛りいただける、爽やかなレモン味のライスは、目にも鮮やかです。

    さらにサモサとのワンプレートで、紫外線ダメージを回復するのに必要な栄養を取り入れます。

    雑穀米とレモンのビタミンは、日焼け戻しに欠かせない栄養素。

    パクチーのビタミン群やカリウム、鉄も有効です。

    また、えびのタウリンは肝機能を向上するため肌も改善。

    葉の部分だけ使いがちなパクチーの茎も、刻んでサモサの具にするため、無駄なくすべての栄養を吸収できます。

    レモンライス

    【材料】

    米 1合

    三十雑穀 黄(タンパク質・ビタミン) 大さじ1

    ターメリック 小さじ1/4

    塩 小さじ1/4

    ショウガ汁 小さじ1/2

    コンソメ 1個

    レモン(ビタミンC) 1/2個

    パクチーの葉 1束分(ビタミンA,B2,C・カリウム・鉄)

    トッピング

    レンコン(ビタミンB12,C・カリウム・ムチン・食物繊維) 適宜

    紫キャベツの塩もみ(ビタミンK,U,C・アントシアニン・ジアスターゼ) 適宜

    レモン くし切り1/2個分

    【準備】

    ・レモン半個分を輪切りのスライスにする

    ・パクチーを葉と茎に分ける

    ・紫キャベツを千切りにして塩を振っておく

    ・レンコンをスライスにする

    【作り方】

    1 米を洗い、雑穀を入れたら1合分の水を入れ、ターメリック・塩・ショウガ汁・コンソメを入れて混ぜる。

    2 レモンは輪切りのスライスにして、ご飯の上に並べて炊く(炊飯器の通常モードで炊きます)

    ※レモンから水分が出るので、雑穀を入れた分の水は足しません。

    エビサモサ

    【材料】

    えび(タウリン・ビタミンE) 100g

    パクチーの茎(ビタミンA,B2,C・カリウム・鉄) 1束分

    クミンパウダー 小さじ1/8

    カレー粉 小さじ1/4

    塩 小さじ1/4

    餃子の皮 15枚程度

    【作り方】

    1 エビは細かく切り、パクチーの茎はみじん切りにする

    2 1とクミンパウダー・カレー粉・塩を混ぜ合わせる

    3 2を餃子の皮に包む

    4 160度の油で、きつね色になるまで2分ほどあげる(レンコンの素揚げをトッピングするなら、この時一緒に揚げる)

    【盛付け方】

    レモンライスが炊けたら、皿に盛り、パクチーを乗せる。エビサモサ・レンコンの素揚げ・紫キャベツ(水気を絞る)・レモンのくし切りを盛り合わせる

    古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、

    広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。

    「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。

    地域野菜のPRなどを手がけるとともに、

    季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

    今回のレシピに使用した商品


    
三十雑穀(黄)