月: 2018年2月

  • 三大栄養素①「炭水化物」

    三大栄養素①「炭水化物」

    最近、「炭水化物抜きダイエット」や「糖質オフ」といった言葉をよく耳にします。

    つい「炭水化物って美容・健康に良くないの!?」と考えてしまいがちですが、実はとても大切な栄養素なんです。

    どんな特徴があって、足りないとどうなるのか、一緒に見ていきましょう。

    私たちの体にとって、
    最も重要なエネルギー源。

    炭水化物の代表格というと、白ごはんやパン、麺類、ジャガイモやさつまいもなどのイモ類、ケーキやスナックなどが思い浮かびますね。

    ダイエットの敵として敬遠されることも少なくない「炭水化物」ですが、人が活動する上で欠かせないエネルギー源のひとつ。

    消化がよくて、手軽にすばやくエネルギー補給できる点が特徴です。

    この「炭水化物」は、体の中で消化されてエネルギーとなる「糖質」と、体内で消化されずに排出されてしまう「食物繊維」から成り立っています。

    いわゆる「糖質」は、“炭水化物から食物繊維を除いたもの”なんですね。


    例えば、パンやごはんをしっかり噛んでいると甘く感じたり、疲れた時に甘いものを食べると元気になったりします。これは、炭水化物に「糖質」が含まれているから。

    人間にとって大切な脳の働きも「糖質」が変化した「ブドウ糖」をエネルギーにしているので、記憶力がぼんやりしたり、集中力が続かずグッタリしてきたら糖質不足の可能性が考えられます。

    また最近では、「炭水化物」の摂取を減らしすぎると腸内細菌が好む「糖質」と「食物繊維」が不足してしまうので、体内の「乳酸菌」が減ってしまうことが分かってきました。

    「乳酸菌」が減ると肌にも影響が出ますし、なにより痩せにくくなることも……。

    「炭水化物」を極端に制限したり、まったく食べない食生活を送ったりすると、このように体や肌にとって大きなデメリットになるんです。

    足りないのも問題だけど、
    摂りすぎにもご用心!

    「炭水化物」が生命維持に欠かせないことはよく分かりましたが、厄介なことに、摂りすぎによって悪影響があるのも事実。

    「炭水化物」の糖質は、エネルギーとして使われずに余ってしまうと、中性脂肪として肝臓などに蓄えられ、肥満を招いてしまいます。

    また、摂取によって血糖値が一気に上昇すると、いわゆる“糖化”の要因に。糖化はシワやくすみなどの肌老化を進めると言われています。


    摂りすぎにも注意が必要と分かっていても、「炭水化物」が多い食事はおいしいものが多いんですよね……。だからこそ、お肌や体のためにも上手な摂取を心がけたいものです。

    コツは一度にたくさん食べずに、できるだけ朝・昼・晩と回数を分けて摂ること。

    そして「少し足りないかな?」くらいの量が理想的。ごはんならお茶碗1杯で留め、精白されていない雑穀米や発芽米などがオススメです。

    健やかな体に欠かせない、効率の良いエネルギー源「炭水化物」。自分の体や活動量に合わせた、バランスのよい摂取を心がけたいですね!

  • 一生役立つ! 栄養のキホン。

    一生役立つ!
    栄養のキホン。

    毎日お腹いっぱいになるまで食べているのに、体が思うように動かなかったり、頭がボーッとしたり……。

    栄養素の過不足は、思っている以上に影響が大きいもの。

    私たちが健やかに日々を過ごすためには、毎日の食事を楽しみつつ、必要な栄養素をバランス良く補う必要があります。

    たかが食事、されど食事。

    人生80年とした時、1日3回×365日×80年。単純計算でも、人は8万8000回も食事をすると考えると凄いですよね。

    ただ、そのすべての食事で「腹八分目」を意識し、完璧な栄養バランスを実現するのは難しいものです。いろいろな食材や調理法を組み合わせて、なるべく適切な組み合わせを選ぶ知識が大切になってきます。

    そのためにも「栄養のキホン」について一緒に学びましょう!

    人が生きるうえで欠かせない6大栄養素。

    そもそも「栄養素」とは、食べ物に含まれている物質のうち、体にとって必要な成分のこと。

    栄養素はおよそ50種類ほどあると言われていますが、体の中での働きが似たものを分類するとだいたい5つの栄養素に分けられます。


    まず、私たちが活動するうえで欠かせない栄養素が「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」。この3つは、“3大栄養素”と呼ばれています。体や肌のもととなる大事なエネルギー源です。

    さらに“3大栄養素”の代謝を助けてくれるのが、「ビタミン」「ミネラル(無機質)」の“副栄養素”。“副栄養素”がなければ、いくら“3大栄養素”をたくさん摂っても健康な体は作られません。

    これら全ての名称を“5大栄養素”と呼びます。

    さらに昨今、6つ目の重要な栄養素として「食物繊維」を加えた“6大栄養素”が一般的になっています。

    この6つは、人が生きていくため特に必要不可欠なものとして、押さえておきたい栄養素です。

    健やかな美しさは、
    毎日のバランス食の積み重ねが作ります。

    「6つの栄養素をバランス良く摂る」

    なんとなく大変そうだな……と感じますよね。

    現代の日本では、インスタント食品に頼りすぎて食事をおろそかにしたり、1食のカロリーが少ない低エネルギー食を続けたりと、極端な食生活を送る方も増えています。

    また、栄養素は何か1つが不足すれば欠乏症となり、逆に摂りすぎても過剰摂取となってしまいます。

    残念ながら、体に必要な栄養素すべてを含む「魔法の食べ物」はなく、健やかな美しさは毎日の食事の積み重ねによって作られます。


    いきなりパーフェクトなバランス食は難しいかもしれませんが、「お昼は炭水化物が多めだったから、夜はたんぱく質と食物繊維を補わなくちゃ!」こんな“栄養素の足し算・引き算”なら始めやすいのではないでしょうか?

    また、“栄養素の足し算・引き算”の穴を埋めるために活用したいのが、現代ならではの知恵である「サプリメント」。上手に取り入れてあげれば、栄養管理の強力なサポーターとなること間違いなしです。

    さあ! 次回から、これら“6大栄養素”の働きや役割をくわしくお話ししていきます。

    お楽しみに!

  • UVA・UVB? 日焼けの違いは? 意外と知らない紫外線のおはなし

    UVA・UVB? 日焼けの違いは?
    意外と知らない紫外線のおはなし

    お肌の大敵と言われる紫外線

    美しい肌を維持するためには、日頃からの紫外線対策が欠かせませんね。

    そもそも紫外線とは、「太陽光線」のひとつ。ウルトラバイオレットライト(ultraviolet light)といい、「UV」と略されます。

    太陽光は私たちにとってなくてはならないものですが、紫外線を浴びすぎると沢山のデメリットが。黒く(または赤く)日焼けするだけでなく、実は肌老化の大きな原因でもあり、また時には健康被害を引き起こすこともあります。

    ただし、紫外線の影響は、ある程度ならば「防ぐことのできる肌ダメージ」です。紫外線から大切な肌を守るために、ぜひ知っておきたいことがいくつかあります。

    紫外線には、3種類がある!
    気をつけるべき波長は?

    ひと口に紫外線と言っても、種類があることをご存じですか?

    波長の長い順からUV-A波UV-B波UV-C波と3種類に分けられ、そのうちUVCはオゾン層に阻まれて地上には届かないので、私たちが気をつけるべきはUVAとUVBです。

    では具体的に、どのような影響があるのでしょうか。どちらも地上に届く紫外線ですが、UVAとUVBでは、お肌への影響の仕方に違いがあります。比較しながらみていきましょう。

    UVAとUVBの違いとは?

    UVAとUVBは、波長の違いによって肌への「影響スピード」と肌の奥への「到達レベル」に違いがあります。こちらの図をご覧ください。

    UVAは、じっくりと奥まで届く紫外線。

    地上に降り注ぐ紫外線の9割を占めるのがUVAで、UVBと比べると一撃の攻撃力は低いのですが、肌の奥深く「真皮」まで到達して、じわじわと肌に影響を及ぼすと言われています。

    肌の奥にUVAが入ってくると、その防御反応でメラニン色素が生み出され、「日傘」のように肌を守ろうとします。メラニン色素がたくさん生成されることで肌が黒くなり、時にはシミとなることがあります。

    また、真皮のコラーゲンやエラスチンといったハリや潤い成分を傷つけるので、シワやたるみの原因となってしまいます。

    一方、UVBは力強いスピードタイプ

    UVBが肌表面を攻撃することで、肌が「やけど」状態になり、サンバーンと呼ばれる赤い炎症が起こります。影響スピードが早く、炎症は太陽光を浴びてから半日ほどでピークを迎えると言われています。

    そして赤く炎症したあとは、UVA同様に黒い日焼けが起こります。夏の海水浴やプールのあと、真っ赤にヒリヒリ炎症して苦しんだあと、全身真っ黒になった……という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

    UVBは肌表面の細胞やDNAを傷つけるため、日焼けだけでなく皮膚ガンの原因になることも。ちょっと赤くなるだけと、油断してはいけません。

    UVAとUVBが増える時期と、対策方法は?

    UVAとUVB、どちらの紫外線も美肌には大敵ということがわかりましたね。知れば知るほど「とにかく紫外線を避けなくちゃ!」と焦ってしまいますが、UVBとUVAは、強さや降り注ぐ量にも違いがあります。

    紫外線のほとんどを占めるUVAのピークは、4月から8月まで

    ただ秋冬もピーク時の1/2以程度にはなりますが、ある程度の量がしっかり降り注いでいるので、1年を通してじわじわと私たちのお肌の奥を傷つけています。しかも雲やガラスにも遮断されないので、「曇り空だから大丈夫、室内だから平気」といった油断は禁物。

    少しスペックの弱い日焼け止めでも良いので、冬でも日焼け止めを塗るなどして紫外線対策を。また、肌の奥のダメージは、食事でビタミンなどの栄養をしっかり補給して、体の内側からケアすることが大切です。

    そして夏に多いのが、UVB

    波長が短い分、地上に到達する量は全紫外線の約10%と比較的少なめですが、とにかく肌表面を傷つける力が強いので、わずかな量でも影響があるのです。UVB量は5月頃から徐々に増え始め、夏がピークになります。

    日焼け止めはSPFやPA値が高いものをこまめに&しっかり塗って、さらに外出時はなるべく日傘を使うなど、できるだけ直射日光に当たらないようにして、UVBから肌を守りましょう。

    肌が黒くなる人、赤くなる人の違いは?

    日焼けといえば、日差しを浴びた後、肌がヒリヒリ赤く炎症する場合と、あとから黒く焼ける場合があります。

    肌色がこんがりと黒くなるのは、「サンタン」と呼ばれる日焼けのタイプで、UVA、そしてUVBによって引き起こされます。

    対して、肌がヒリヒリと真っ赤に炎症でするのは「サンバーン」と呼ばれ、主にUVBが引き起こす日焼けです。

    同じように日を浴びても、「赤くならずに黒くなる人」「黒くならないけれど真っ赤に炎症する人」「赤くなった上で黒くなる人」と、人によって日焼けの仕方が違う場合がありますね。

    これは体質の違いによるところが大きく、特に「黒くならないけれど真っ赤に炎症する人」は、紫外線に対する抵抗力が低いので、要注意。透き通るような白い肌が羨ましがられることも多いかもしれませんが、黒くならない=メラニン色素があまり生成されない、つまり、肌細胞がメラニン色素に守られず、直接ダメージを受けている、ということ。

    UVBによる炎症はもちろん、肌の奥を傷つけるUVAにも要注意です。

    紫外線のタイプを知ることが
    紫外線対策の第一歩

    やや難しいお話でしたが、紫外線についてちょっと詳しくなっていただけたでしょうか。

    紫外線はほんの短い時間でも体内に蓄積され、私たちのお肌に影響を与えてしまいます。今回ご紹介した以外でも、季節や生活シーンに合わせたこまやかな対策が必要です。

    Hadamanmaでは、これからも紫外線対策について記事を発信していきます。

    次回は季節に合わせた日焼け止めの選び方や塗り方のコツを、しっかりご紹介していきます! どうぞお楽しみに。

    ▼日焼け止めのSPFやPAとは?

    SPF・PAって? 「正しいUVケア」で、紫外線を防ごう!

    ▼やっぱり自然派がいいの? 日焼け止めの選び方

    ケミカル or ノンケミカル? 私に合った日焼け止め、どう選ぶ?

    ▼季節に合わせた紫外線対策を!

    秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    本当は怖い「冬の日焼け」!? 夏とは違うUV対策とは。

    ●おすすめ商品


    ひにまけぬ

    ひにまけぬ

    
自然食品屋さんが植物のバリア力をヒントにつくった、お肌に優しい日焼け止め。SPF50+という高スペックながら、潤いたっぷりで美容液代わりにも使えるので、季節を問わずに用意しておきたい。


  • これだけは知っておきたい!「お肌のしくみ」基本編

    これだけは知っておきたい!
    「お肌のしくみ」基本編

    トラブルに負けない、健やかな肌づくりのために大切なこと。

    それは「肌そのものを正しく知ること」だとタマチャンショップは考えます。

    実は肌のしくみを知ることで、自分の肌状態をあらためて確認できたり、いつものスキンケアを見直したりと、肌への理解がより深まるんです。

    さあ、私たちと一緒に、肌の構造を学びましょう!

    肌の構造と役割

    私たちの体の表面をおおっている肌(皮膚)。

    肌は、常に外気と接している境界線です。つい見過ごしがちですが、実はとても大切な働きをしています。

    特に重要な働きは「生まれ変わりながら、ダメージから体を守ってくれている」こと。どうやって生まれ変わり、どのように守ってくれているのでしょう?

    皮膚は、「表皮」と「真皮」の2段構造になっています。


    わずか0.2mm程度「表皮」は肌の最も外側にあり、全身をラップのようにおおって外気から体を守ってくれています。

    「表皮」は4層構造。

    一番内側から、「基底層(きていそう)」→「有棘層(ゆうきょくそう)」 →「顆粒層(かりゅうそう)」 →「角質層(かくしつそう)」となっています。

    この表皮の一番外側にある「角質層」が、保湿機能とバリア機能を担ってくれています。


    「角質層」の厚さはなんと0.02~0.03mm。

    こんなにも薄い層の中で、セラミドやNMF(天然保湿因子)が細胞をつなぎ合わせており、これが肌にみずみずしさをキープし、外敵をブロックする役割を果たしているんですね。

    まさにお肌のうるおいは、「角質層」で守られているといえます。

    実際、保湿ケアに欠かせない基礎化粧品は、ほぼ「角質層」までしか浸透しません。


    スキンケアは、この「表皮」を整えるためのケアであり、「真皮」のコンディションはインナーケアが重要になってきます。

    そして、もうひとつ大切なのが、肌の生まれ変わり。

    表皮の一番内側の「基底層」から、細胞は形を変えながら上へ上へと押し上げられ、最後は一番外側の「角質層」へ変化します。「角質層」で死んだ状態となった角化細胞は、アカとして剥がれ落ちる構造となっています。

    このサイクルを、ターンオーバー(新陳代謝機能)と呼びます。


    ターンオーバーの周期はだいたい28日ほど。

    ただし、この周期は年齢やホルモンバランス、紫外線によって左右されるんです。

    若い頃はすぐに消えていた小さな傷が治りにくくなったなぁと感じたことはありませんか?これは年齢を重ねるにつれ、ターンオーバーのサイクルが長くなっているから。

    お肌がカサカサする、シミやくすみのお悩みが増えてきたと感じたら、それは新陳代謝機能が低下しているサインかもしれません。


    古い角質が自然とはがれ落ち、フレッシュな角質細胞が常に肌の表面に並んでいると理想的。

    スムーズなターンオーバーこそ、美しく健やかなお肌の秘訣といえるでしょう。

    さらに肌には、発汗などをコントロールする「体温調節機能」や、温度や痛みをキャッチする「知覚機能」など、身体の健康と深く関わっています。

    こうした素肌に生まれつき備わっているさまざまな機能をバランスよく保ちたいものです。そのためにも、毎日のスキンケアとインナーケアがとても大切になってきます。

    あなたの体が「いま必要なもの」を内と外から補って、「過不足のない肌」を目指しましょう!

  • からだは、食べたものからしか作られないから。

    からだは、
    食べたものからしか作られないから。

    はじめまして、Hadamanmaです。

    はじめまして、Hadamanmaです。

    私たちタマチャンショップは、考えました。
    美しい人って、どんな人だろう。

    余計なものを重ねた、一時の美しさではなく、内から輝く、あなたそのものの美しさを持った人。

    タマチャンショップはニッポンのおかあちゃんとして、すべての女性たちに、 素肌への自信を持ってほしい。毎日をもっともっと笑顔で過ごしてほしいと願っています。

    私たちは、食品屋だから知っています。

    美しさは、コスメだけでは作れないということを。コスメはあくまでもサポート役。肌も髪も、体の一部です。

    何より大切なのは、やっぱり、食べるものの栄養なのです。例えば、美しい素肌づくりのためのスキンケア。

    タマチャンショップの定義は、「スキンケア=食べる+お手入れ+コスメ」です。食とコスメの間に境目はなく、丸ごとスキンケアだと考えます。

    食とコスメの間に境目はなく、丸ごとスキンケア

    もっともっとお伝えしたい。食のチカラ。

    タマチャンショップは、膨大な数の食品、そして栄養に関する情報を取り扱っています。それらは、食のチカラをふんだんに取り入れた美容アイテムや、品質にこだわり抜いたコスメの開発へとつながっています。

    そのなかで培ってきた知恵をぜひ皆さまにお伝えしたいと思いながら、今までなかなかお伝えしきれていませんでした。

    「食」と「コスメ」に、垣根はない。

    その強い想いを新たにし、Hadamanmaという新しい美容情報サイトをスタートさせました。

    Hadamanmaという新しい美容情報サイトをスタートさせました。

    美容のこと、食のこと、コスメのこと、肌のこと、栄養のこと。自信に満ちた美しさを作るためのお役立ち情報をどんどん更新していきます。

    食生活との継ぎ目のない、新しいスキンケアの世界と楽しみをご提案してまいります。

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    タマチャンショップ スタッフ一同

  • 食品屋さんが考える、 もっとも理にかなったスキンケア

    食品屋さんが考える、
    もっとも理にかなったスキンケア

    私たちタマチャンショップは、日々たくさんの食品、栄養に関する情報を取り扱っています。

    そのノウハウが蓄積されるにつれて実感するのは「カラダは、食べたものからしか作られない」という事実です。

    健康はもちろん、肌や髪、爪など、美容面でも同じです。

    つい外から与えることばかりを意識しがちなスキンケアですが、食のプロ・タマチャンショップは「美しい肌、健康な肌には、インナービューティーがなにより大切」だと考えています。

    そう、「キレイになりたい」なら「きちんと食べる」が基本です。

    現代の女性たち、実は栄養失調の危機⁈

    忙しい毎日。

    仕事が忙しいから、朝はギリギリまで寝ていたい。朝食はパッとドリンクで済ませて、お昼はついついコンビニパスタ。疲れを感じる午後半ばは甘いもので小腹を埋めて、夜こそ栄養補給!友達や同僚とカンパイして美味しいもの三昧!

    忙しい毎日。こんな食事をしていませんか?

    こうした食生活でも特に不調を感じないのは若さゆえかもしれません。

    そのうち、お肌はカサカサ、髪もパサパサ。お通じは悪いし、なんとなく顔色も悪い……。

    「あれ、ちょっとお疲れぎみ?最近なんか老けてない?」気の置けない友人にこんなことを言われる始末。

    「保湿ケアは毎日してるし、特別な美容ケアだって定期的にしてるのに……」こんなお悩みに心当たりがある方、もしかしたら『今どき栄養失調』になっているかもしれません。

    保湿ケアは毎日してるし、特別な美容ケアだって定期的にしてるのに肌が…

    おいしいものや好きなものを、どこでもいつでも食べられる今、「昔と違って、栄養は豊富に摂れているはず」と考えがちです。

    ですが、空腹を満たしているからといって、栄養素がバランス良く摂れているとは限りません。

    手軽だからお昼はパスタやサンドウィッチが多い。ヘルシー志向だから野菜中心の食事がメイン。つい、好物のお菓子でお腹を満たしている。

    これでは偏った栄養しか摂れていませんよね。

    これこそ現代の女性に多い『今どき栄養失調』。「ただお腹を満たすこと」と「栄養を摂ること」は違うんです。

    化粧品によるスキンケアをしのぐ結果にも。
    鍵はインナービューティー!

    肌を作るモトは、やはり食べ物。健康な肌に必要な栄養素を、バランスの良い食事から摂れていることが理想です。

    体の内側からキレイを磨くインナービューティーこそ、美への近道。

    これがタマチャンショップが考える「理にかなったスキンケア」です。

    外からのスキンケアだけでは手応えが感じられないという方は、何かが不足していたり、栄養バランスが偏っているかもしれません。

    ぜひ食生活を見直して、健康な肌=美しい肌を手に入れましょう!

  • 美しいお肌の条件 「う・な・は・だ・け」とは?

    美しいお肌の条件
    「う・な・は・だ・け」とは?

    「美しい肌」と聞いて、あなたが思い浮かべるのはどんな肌でしょう?

    色白な肌、若い頃の肌、女優さんのような肌など、いろいろな「美肌」が浮かんできますね。

    実は美容業界でよく知られている「美肌の条件」があります。

    それは、「う・な・は・だ・け」

    この言葉、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。美容のプロ達が「これこそ美肌を決定づける条件」と考える5つの条件です。

    この呪文のような言葉は、一体なんでしょう?

    ぜひ、この機会に「う・な・は・だ・け」をチェックしてみましょう!

    肌の状態を知るバロメーター。

    「う・な・は・だ・け」は、5つの美肌条件の頭文字をとったものです。


    「う」=「潤い」

    角質層の水分量と油分のバランスがとれており、みずみずしく潤っている肌

    潤いのもとは水分であり、キープするのが油分です。これらのバランスがうまく取れていると潤いが保たれます。

    ですが、肌の水分量は生まれたときがピークで、加齢とともに減っていく一方です。だから年齢を重ねるごとに潤い補給&持続のケアが大切になってきます。

    「な」=「なめらか」

    肌のキメが細かく均一に整っており、すべすべしている肌

    肌の表面は丘と山が連なるように溝が走っており、その溝が均一に走っている状態が理想です。その溝がいわゆるキメ。キメが乱れていると肌表面がガタガタで化粧ノリも悪くなりがち……。この溝が細かく均一に整った肌は、保水力が高く、肌色も明るく見えます。

    対策としては、やはり潤いを与えるケアが必要です。

    「は」=「ハリ」

    ターンオーバーがスムーズに行われており、引きしまっている肌

    新しい細胞に入れかわるターンオーバーが正常に行われている肌は、表面が健やかな細胞で覆われている状態です。

    新陳代謝がスムーズだと、古い角質が表面にたまりにくく、水分保持力もアップ。保湿はもちろん、質の良い睡眠、紫外線対策、良質なタンパク質摂取などでターンオーバーを正常化すると、シワやたるみに負けないハリへとつながります。

    「だ」=「弾力」

    重力に負けず、元に戻ろうとする力を持っている肌

    弾力とは、指で触れたときに跳ね返そうとする力。これが弱まると、たるみの原因に……。

    弾力のある肌と深く関わるのが真皮です。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった弾力成分を生み出す真皮を健やかにするには、やはり内側からの食事ケアが大切になってきます。

    「け」=「血行」

    くすみや色むらのない、血液のめぐりがよい肌

    肌の成長に欠かせない栄養は、日々の食事から摂取します。そして、その食べ物の栄養を肌へと運んでくれるのが血液です。

    肌に栄養がきちんとめぐるよう、血流を良くすることがとても重要です。この流れがスムーズであればあるほど、血色が良くなり、くすみ知らずのツヤ肌に。

    この5つが、美容の専門家が考える「美肌の条件=う・な・は・だ・け」です。

    いかがでしたか?

    こうして5つの条件を改めて見てみると、「美しい肌」とは、「健康な肌」なのだと実感しますね。


    肌が根本から健やかな状態というのは、それだけ肌トラブルが起きにくいというもの。

    「う・な・は・だ・け」の揃った肌を目指すには、外からの保湿ケア、内からの栄養ケア、そして健康的なライフスタイルなんですね。

    どれも美肌にとって欠かせないものなのです。

    ぜひ、これからのケアで「う・な・は・だ・け」を意識してみませんか?