月: 2019年11月

  • 肌タイプ別、乾燥対策!潤いスキンケアと食事のアドバイス

    肌タイプ別、乾燥対策!
    潤いスキンケアと食事のアドバイス

    赤ちゃんを見ると、その吸いつくようにきめの細かい肌の美しさに、思わずうっとりしてしまいますね。私たちも、生まれた頃はそうだったはず。なのに、いつの間にこんなにいろいろな肌悩みを抱えるようになってしまったのでしょう。

    生まれたての赤ちゃんの肌は、水分たっぷりで油分とのバランスも取れている理想的な状態。トラブル肌の多くは、この水分と油分のバランスが崩れていると言われます。解決のためには、まず自分のトラブルタイプを知りましょう。

    今回は、トラブルタイプ別のスキンケアをはじめ、食品屋さんならではの「食」改善のアドバイスもご紹介してまいります。

    1. 慢性的な「乾燥肌」タイプ

    常に油分が少なくて、水分も少ない。典型的な「乾燥肌」タイプ。

    顔全体が乾燥し、手触りがカサカサ・ゴワゴワしたり、白っぽく粉吹きしてポロポロと薄皮が剥がれたりしやすい人です。特に洗顔や入浴の後は、つっぱり感などの不快感を覚えることもあるでしょう。

冬に限らず、夏場でも乾燥悩みが続く人も少なくありません。ひどくなると、かゆみやほてり、ひび割れやあかぎれなど、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。

    乾燥ダメージが深まると老化を加速させてしまうので、一刻も早くケアしてあげたいですね。こういったタイプは、水分と油分の両方が不足している状態なので、念入りな水分補給と、それを逃さないように油分での保護が必要です。

    まずは、水分を補うための丁寧な保湿ケア。自分が思っているよりもたっぷりの化粧水を使いましょう。メーカーの規定量を守って、特にカサつくところには追加して二度三度と重ねづけを。角質層が柔らかくもっちりと吸い付く感触になるまで、潤いを補ってあげます。

    しっかり潤ったら、水分が逃げないように油分でフタをします。乳液やクリーム、オイルなどを活用しましょう。

    高保湿タイプの化粧品を使っているのに、乾燥が改善されない……というときは、もしかすると化粧水のつけ方や、油分のフタが十分にできていない可能性があります。毎日のことでつい惰性になってしまいがちなスキンケア。たまに見直すと、改善点が見つかるかもしれません。

    スキンケアを見直したら、次は食事

    このタイプの方は、肌の保水力を高めて、低下気味のターンオーバーを活発にするために、有効な栄養を普段からたっぷり補給していきましょう。


    とにかく、美肌づくりに欠かせないのは「タンパク質」。肌細胞の材料になる大切な栄養です。肉、魚などの動物性タンパク質と、大豆などの植物性タンパク質があるので、バランスよく摂っていきましょう。

    よく聞く「アミノ酸」や「コラーゲン」も、タンパク質の一種です。肌の保水力をアップしたいなら積極的に摂取したいですね。コラーゲンの体内合成には「ビタミンC」も重要なので、ぜひ一緒に摂取してください。

    ビタミン類は美肌づくりに欠かせません。ビタミンCはもちろん、皮膚や粘膜をすこやかに保つ「ビタミンA」、血行促進と新陳代謝をUPさせる「ビタミンE」、そして肌代謝をサポートする「ビタミンB群」に注目です。

    Aは緑黄色野菜や、レバー、魚介類から。Eはナッツ類やアボカドに豊富です。ナッツやアボカドは良質な油分も摂取できるので、乾燥肌の方には特におすすめの食材。B群はレバーなどの肉や魚介類で摂取できます。

    各栄養素は普通の食事から摂るのが理想的ですが、鉄分やビタミンB群など食材からは摂取しにくいものもあるため、効率的に摂取したい場合はサプリメントを活用しましょう。中でもコラーゲンは「コラーゲンペプチド」を選ぶと、吸収効率が良いと言われています。

    食材をいろいろご紹介しましたが、特に魚はタンパク質、ビタミン、ミネラル、そして細胞膜を作るのに役立つ不飽和脂肪酸も摂れる、栄養の宝庫です。ヘルシーですし、美しくなりたいなら毎日でも食べたい食材ですね。

    ●Hadamanmaの栄養マメ知識!

    ダイエットの観点から避けられがちな「」ですが、実は保水成分として体に水分を抱え込む性質を持っています。だから、糖質をカットすると抱えていた水分を排出するので、急速に体重が減るのです。むくみは減りスッキリしますが、体内の水分量が極度に減って、肌の潤いやハリが失われる原因になることも。

    ダイエットやボディメイク目的の糖質制限はあくまで適度に行いましょう。もし実践するときは、十分な水分補給を心がけて。バランスの良い食事を、腹八分目で続けていきたいですね。

    2. 部分的に乾燥しやすい「混合肌」タイプ

    全体が乾いているわけではなく、目元・口まわりだけ乾燥しやすい人。「混合肌」とも言われるタイプです。

    目元、口まわりはそもそも顔の中でも皮膚が薄く、「弱い」部分です。体の不調が表れやすく、乾燥しやすいポイントなので、加齢とともにシワもできやすいのです。

    弱いところなのにポイントメイクを施す場所でもあるため、摩擦刺激を与えやすく、肌荒れの原因となります。アイシャドウやライナーなど、強く擦るような塗り方をしていませんか。また、髪の毛が触れることも多く、知らず知らずのうちにダメージが蓄積している可能性があります。

    顔の凹凸部分のため、スキンケアにムラが出やすいところでもあります。細かいところに洗い残しがあったり、化粧水がきちんと行き届いていなかったり……そんな小さなことの積み重ねが、ポイント乾燥や肌荒れを招いていることも。

    また、口まわりは乾燥しているのにニキビができる場合があります。乾燥によって角質層のターンオーバーが乱れ、毛穴がつまりやすくなることが主な原因とされます。あるいは胃腸の調子が悪かったり、ストレスなどでホルモンバランスが乱れたりすることでも、皮脂が過剰分泌される場合もありますが、肌が乾燥していると、より症状を悪化させてしまうのです。

    このタイプの方の改善方法は、下記のようなことが考えられます。

    まず目元・口まわりは顔の中でもっともデリケートな部位ということを念頭に、毎日のスキンケアを丁寧に行いましょう。化粧水や乳液も塗りムラがないように、細かいところまでしっかりケアしてあげます。摩擦にならないように、特にやさしく行いましょう。

    特に目の周りにかゆみや乾燥が出やすい人の中には、ポイントメイクの洗い残しが原因となっている人もいらっしゃいます。しっかりマスカラやメイクをした日は、専用のリムーバーを活用するなどして、クレンジングを念入りに。逆に、薄化粧の日はあまり強いリムーバーを使わず、優しく落としてあげてください。できるだけ刺激を与えないことが大切です。

    スキンケアやメイクには、いつも清潔な道具を使いましょう。メイクブラシやスポンジ、チップをこまめに洗い、古くなったら交換するなどして、清潔に保つようにしてください。

    そして、普段の生活の中でもなるべく顔を触らない。汚れた手で、うっかりほおづえをついたり、まぶたをこすったりしていないか、自分のクセをチェックしてみましょう。目元やフェイスラインに髪の毛が触れないようにまとめておくのも効果的です。

    目元、口まわりの肌荒れはホルモンバランスの乱れが主な原因ということもあるので、睡眠などの生活習慣を見直すことで、改善が期待できます。

    3・脂性肌? 実は「隠れ乾燥」タイプ

    テカりやすい脂性肌の方は、乾燥とは無縁だと思いがちですが、肌がベタついているからと言って、潤っているとは限りません。ベタつきと潤いはまったく別もの。もしかするとベタつく皮膚の内部で、「隠れ乾燥」が進んでいるかもしれません。

    皮脂は多いけれど、肌内部の水分が少ないという方はよくいらっしゃるものです。テカテカと脂っぽいのに、ハリがなくシワシワしている、肌色がくすみがち、といった方はこのタイプを疑ってみましょう。肌の水分量が少ないのに、油分は多いタイプです。

    実は乾燥しているのに、それに見合ったケアがきちんと行われていないため、肌が乾燥から身を守ろうと皮脂を過剰分泌しているのです。男性によく見られますが、スキンケアの習慣のない方にも多い状態です。

    春は温度が変わりやすいので肌が敏感になったりトラブルがあることも

    こういった方は乾燥肌の自覚がなく、ベタベタする基礎化粧が苦手なため、使う化粧水の量が少なすぎたり、乳液のステップを省いたりして保湿を軽くしてしまいがち。そうして肌はますます皮脂を分泌するという、悪循環に陥りやすいのです。

    こまめにあぶらとり紙でケアするだけではなく、基本的なスキンケアを見直してみましょう

    化粧水は、一度メーカーの規定量を見直し、いつもより多めに使ってみてください。潤いをたっぷり行き渡らせたら、乳液でしっかり水分を閉じ込めてあげましょう。ベタつきを怖がって薄く伸ばすようなつけ方をすると意味がないので、たっぷりつけることが基本です。

    スキンケアの他にできる対応策としては、基本的には1の乾燥肌タイプと同じく、水分保持力が高く、栄養たっぷりの食事を心がけましょう。タンパク質、コラーゲンなど肌の原料になるものを意識的に摂ることで、ハリやくすみが改善されてきます。また、ビタミンB群をしっかりと摂取することで、皮脂分泌の抑制になり、タンパク質代謝にも効果的です。

    * * *

    美肌の敵である乾燥にも、タイプがあることがわかりましたね。しかし、季節や年齢によって、肌タイプが変化することもあります。

    私は脂性肌だから、私は乾燥肌だからと決めつけて、変化に気づかず何年も同じスキンケアをしていると、いつの間にか暗くくすんだ肌になってしまう、深いシワが刻まれるなど、深刻な肌トラブルを抱えてしまうかもしれません。

    毎日のスキンケアを、しっかりと鏡を覗き込んで行い、肌を細かくチェックして変化に気づくようにしましょう。肌は、丁寧に手をかければかけるだけきれいになるものです。変化を楽しみ、毎日すこやかに美しくお過ごしください。

  • 食べるスキンケアvol.50冬の美容健康レシピ「カリフラワーのミルク煮」

    食べるスキンケアvol.50
    冬の美容健康レシピ「カリフラワーのミルク煮」

    おいしい食べ物がいっぱいで、食欲の増す季節ですね。一方、寒くて体が縮こまり、運動不足になりやすい時期でもあります。少し、体型が気になり始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    そこで今回は、低糖質・低カロリーなカリフラワーを使ったレシピのご案内です。

    免疫力をアップさせ、疲労回復や風邪予防、エイジングケアに良いと言われるカリフラワー。ビタミンCの他にカリウムも豊富で、摂りすぎた塩分を排出してくれます。不溶性の食物繊維も多く含み、お通じにお悩みの方には積極的に取り入れていただきたい食材です。

    加熱具合によってコリコリ食感からホロホロ食感まで楽しめます。好みの柔らかさに煮て、バゲットなどを添えてお楽しみください。

    材料 (1~2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    カリフラワー 200~250g(ビタミンC・カリウム・食物繊維)

    バター 5g(ビタミンA)

    牛乳 100ml(タンパク質)

    水 100ml

    コンソメキューブ 1個

    塩 適量

    ブラックペッパー 適宜

    パプリカパウダー 適宜

    作り方

    〈下準備〉

    カリフラワーは小房に分けておく。

    1 フライパンにバターを溶かし、カリフラワーを炒める

    2 牛乳と水、コンソメ、塩を加え、煮立たせないように弱火で15~20分煮る

    3 器によそい、ブラックペッパーとパプリカパウダーを振る

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 働く「手」は、老けやすい?ハンドクリームの正しい塗り方で、うるすべ手肌へ!

    働く「手」は、老けやすい?
    ハンドクリームの正しい塗り方で、うるすべ手肌へ!

    11月。空気が乾燥し、手肌のカサつきが気になるシーズンになりました。

    そんなときに役立つアイテムが、先日Hadamanmaから新たに発売されましたが、もうチェックされましたか? 「とろける木の実ハンドクリーム」と「もぎたて果実手ハンドクリーム」です。

    手荒れの悩みが多くなる秋冬こそ、ぜひ、ハンドケアも見直しを。そこで今回はこの新しい2つのハンドクリームを活用しながら、毎日やっていただきたい「ハンドケアの基本」をご紹介します。

    実は、手は顔以上に年齢が出やすい「老け」ポイント。

    衣服に守られることのない手は、常に外気に晒されて紫外線を浴び続けています。さらに、汚れはもちろん水や洗剤、紙、スマホと、さまざまな材質のものに触れ続けることで、少しずつダメージを蓄積しているのです。

    もしかすると体の中で、もっとも酷使されていると言っても過言ではないパーツかもしれません。そんな働き者の手には、本当は顔と同じか、それ以上のケアが必要なのです。

    特に空気が乾燥する秋冬は、ひび・あかぎれなどの手肌の悩みが増えます。そんなトラブルが出た時はもちろん、そうなる前から毎日スキンケアして、指先まで潤った美しい手肌を保ちたいですね。

    乾燥から守る、だけじゃない!
    ハンドクリームで「手の美容」に取り組もう。

    手肌も、顔と同じように化粧水や乳液でケアしても良いのですが、忙しい日中や外出先で、手を洗ったり、洗い物をしたりするたびに化粧水や乳液を取り出して……というのは、現実的に難しいですね。また、いろんな刺激から手肌を守るため、高いガード力もほしいところです。

    そこで役立つのが、保水と保護の機能を備えた「ハンドクリーム」です。

    ハンドクリームは手肌に潤いを与え、乾燥や刺激から守るためのアイテムですが、最近では美容機能の高い製品も増えてきました。

    Hadamanmaの「木の実」「果実手」ハンドクリームも、保湿・保護・そして美容の三つを叶えるために、安心な食べ物や植物由来の美容成分たっぷりで作られています。かさつきを癒し、手肌を守りながら美容まで叶えてくれる。年齢の出やすい手にとって、これほど心強いものはありませんね。

    では、ハンドクリームをしっかり活用するために、まずは基本の使い方を確認してみましょう!

    意外と知らない?
    ハンドクリームの基本の使い方

    1.いつでもどこでも、こまめにケア!

    塗り方のポイントは、まずこまめに塗ること。

    外出の前後、仕事の合間、家事や入浴後、おやすみ前などを習慣づけて、ほかにもかさつきが気になったらその都度塗るようにしましょう。乾燥対策だけでなく、ダメージへの保護になります。

    塗りたい時に手元にないと、つい「ま、後でいいか」となりがち。家中のあちこちに置く、化粧ポーチに入れておく、オフィスのデスクにも常備するなど、欲しい時に必ず持っておくようにすると良いですね。

    ベッドサイドや職場のデスク、持ち歩くポーチの中にハンドクリームを常備することをお勧めします。

    2.手指を清潔にして、温めよう

    ハンドクリームを塗る前には、手を清潔にします。顔に化粧水を塗る前に、洗顔するのと同じですね。

    仕事の合間など、いちいち手を洗いに立つのが億劫な場面でも、ウェットティッシュで拭いて手指を清潔にしてからハンドクリームを塗ると、浸透力が違いますし、容器に残っているクリームも清潔に保つことができます。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    オフィスなどには除菌用アルコールが常備されていることも多いものですが、刺激の強いアルコール消毒は肌の乾燥に拍車をかけてしまいます。できるならノンアルコールタイプで手肌にやさしいものを使うか、普通の手洗いをしっかり行ってください。手を洗って水気を拭き取るときは、肌を傷つけないようゴシゴシ強くこすらず、柔らかいハンカチやタオルでポンポンとやさしく水気を押さえましょう。

    また、ハンドクリームを塗る前には、できるだけ手を温めておきます。油分の多いハンドクリームは冷えた手では伸びが悪くなりますし、冷えきってカサカサになった手は角質が固くなっているので、せっかくのハンドクリームがうまく浸透しません。

    手洗いを冷水でなく、ぬるま湯で行うと一石二鳥です。熱いお湯で洗うと、必要な皮脂まで奪われて乾燥するので、「熱くも冷たくもない」温度に抑えておきましょう。時間があれば、手全体を1分ほど蒸しタオルで包んで温めておくと血行が良くなり、角質層がほどよく柔らかくなってハンドクリームが浸透しやすくなります。

    3.ハンドクリームは、手の甲から広げる!

    準備ができたら、いよいよハンドクリームを塗っていきます。

    「木の実」「果実手」ハンドクリームの場合、1回分の目安は大体1円玉大。乾燥が気になるときはもちろん多めに使ってもOKです。

    寒い時期はハンドクリームが固くなっていることがあるので、一度手のひらで包んで温め、柔らかくしてから使ってください。

    クリームは手の甲から伸ばしていきましょう。

    全体にクリームが行き届くように、まんべんなく塗り広げます。

    ささっと広げて終わるのでなく、よくなじむようにかるく揉み込みながら塗っていくと効果的です。ただしゴシゴシこすらず、クリームですべらせながら、やさしく行ってください。

    4.指の先、爪までしっかりと。

    広いところのあとは、指へ。美容効果の高いハンドクリームはネイルケアにも最適。爪までしっかり塗りこみましょう。

    ささくれやあかぎれの予防にもなるので、爪の横や生え際、関節のシワの間など、細かいところにもしっかりと行き渡るようにしてください。

    よりしっかりネイルケアしたい場合は、先にキューティクルオイルを塗っておいてからハンドクリームでフタをするように使うと効果的です。

    これで、基本のケアは完了です。

    潤いが物足りないところや、手荒れが特に気になる部分、乾燥がひどく皮膚が硬くなっているようなところには、たっぷりと二度塗り、三度塗りをしましょう。

    いつものハンドクリームも、こうしてしっかり使うと、きっと潤い方が全然違うはず。ハンドクリームを塗りながら軽くマッサージをすると、血行促進になって冷えも解消できますし、リラックス&リフレッシュ効果もあるので、ちょっと休憩したいときや、おやすみ前のケアとして是非取り入れてくださいね。

    「木の実」と「果実手」、使い分けは?

    ハンドクリームの基本の塗り方を踏まえて、Hadamanmaの「木の実」&「果実手」ハンドクリームの使い分け方と特徴をご紹介します。

    まず「とろける木の実ハンドクリーム」は、保湿と美容効果が高いので、特に手肌のエイジングケアがしたい方にイチオシです。また、しっとりと保護力の高いハンドクリームをお探しの方にもおすすめです。

    こっくりとしたクリームですが、驚くほど伸びが良いので少量でもしっかり手肌を守ることができるでしょう。塗っているときは油分がしっかりした印象ですが、塗ってしばらくすると、つけているのを忘れるくらいにサラサラの仕上がりになります。

    もぎたて果実手ハンドクリーム」は、さっぱりとした潤い感が特徴のクリーム。あまり重い感触のハンドクリームが好きではない方や、よりみずみずしい潤いがほしい時におすすめ。使用感はさっぱりしていますが、保湿・保護力は「木の実」と同等レベルです。

    塗り広げていくと手肌の熱に反応して潤いが出てくるので、この水っぽさがあるうちに手肌全体にクリームをなじませましょう。指先まで塗り込んで少し経つと、次第に水気が落ち着き、しっとりとクリームの保護力が発揮されます。

    どちらも保湿・保護力は高いので、お好きな使用感で選んでいただくと良いでしょう。日中や春夏はさっぱりした「果実手」、夜や秋冬は「木の実」でしっかり美容ケア。そんな使い分けも良いですね。

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    とろける木の実/もぎたて果実手ハンドクリーム

    7種のナッツとはちみつの力でしっとりと潤う「木の実」と、化粧水+クリームの効果でさっぱり潤う「果実手」。ともにお顔用の高級クリーム品質。長くしっかりうるおうのに、塗ってすぐにスマホを触れるほどサラリとした仕上がりで、働く手を荒れとダメージから守ります。

    毎日の食器洗いも、スキンケアに。

    季節を問わず、食器洗いなどの水仕事が原因で手荒れに悩んでいる方も多いでしょう。作業の前後にハンドクリームでこまめにケアするのも大切ですが、キッチン洗剤自体を肌に優しいものに見直してみるもの良いかもしれません。

    「食器用洗剤で手が荒れるのは仕方のないこと」と諦めず、「手肌用の“スキンケアソープ”で食器を洗う」と、大胆に発想を転換してはいかがでしょうか。

    手肌に優しいのに、食器の汚れをしっかり洗い上げる食器用洗剤「サラエステ」

    食品屋であるタマチャンショップが作った「サラエステ」は顔も全身も洗えるほど、化粧品レベルに手肌にやさしい、化粧品レベルの洗剤です。手肌の潤いを奪わず、むしろケアしながら、“食器も”洗うことができるというユニークなアイテム。

    洗浄成分はすべて植物由来で、赤ちゃん用製品に使われるほど優しいものを採用。手肌を刺激から守る7種類のハーブエキスを配合するなど、手肌へのやさしさをとことん考えて作られています。

    もともとはシャンプーの開発技術者が、手荒れに困っている美容師さんのために開発したもの。汚れは洗浄成分で包み込んで落とし、手肌には保湿成分を残してなじませる画期的なハイブリッド手法。

    毎日の水仕事は避けられないもの。手荒れに悩んでいる方は、ぜひこういったアイテムも検討してみてはいかがでしょうか。

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    サラエステ

    キッチンをエステに!? 自然食品屋さんがつくった、お皿を洗える、新発想のスキンケアソープ。手肌と自然にやさしい洗浄成分で、使うたびに肌を美しく整えます。

    * * *

    手荒れが特に気になる季節です。乾燥状態に長く晒すことは、顔と同じで深刻なシワやくすみの原因となります。こまめにハンドクリームで潤いを与え、大切にケアしてあげましょう。

    
もし、オフィスで紙を触る機会が多ければ指サックをしたり、外出時は清潔な手袋をつけたりと、日頃から手肌をいたわってあげたいですね。


    この冬、Hadamanmaから発売された二つの自信作が、デリケートな皆さまの手肌を守るため、お役に立てることを願っています。

  • 食べるスキンケアvol.49ぽかぽか美容鍋「タッカンマリ風!コラーゲンたっぷり鍋」

    食べるスキンケアvol.49
    ぽかぽか美容鍋「タッカンマリ風!コラーゲンたっぷり鍋」

    手足やお腹の冷えが悩ましい今日この頃。

    「万病の元」とも言われる冷えは、美容にとっても大敵です。毎日の食卓では、体を温めるものを積極的にいただくようにしたいですね。

    今回は、鶏肉、きのこ、生姜など、体を温める食材を使った“ぽかぽか鍋”レシピのご紹介。鶏のコラーゲンたっぷりで、美容にも嬉しい鍋です。

    本場のタッカンマリは鶏を一羽丸ごと使いますが、骨つき鶏で代用することで、より手軽に、しかし本格的なコク深いスープを取ることができます。

    つゆや薬味も韓国風にしていますが、日本の水炊きのほうがお好きな方は、ポン酢と柚子胡椒などでお召し上がりください。パクチーやニラなどの香草をたっぷり使うと、エスニックな味わいをお楽しみいただけます。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    〈鶏スープ〉

    骨つき鶏肉 400g(タンパク質・コラーゲン・ビタミンA・B群・K)

    水 3カップ

    酒 1/2カップ

    生姜 1片(ジンゲロール・マグネシウム)

    にんにく 1片(アリシン・ビタミンB6)

    〈鍋具材〉

    白舞茸 1パック(ナイアシン・ビタミンD・食物繊維)

    豆苗 1パック(β-カロテン・ビタミンB群、K・食物繊維)

    レタス 1玉(ビタミンC、E・カリウム・食物繊維)

    クコの実 適宜(ビタミンB1、B2・アミノ酸)

    緑豆春雨 適宜

    〈つゆ・薬味〉

    みらいのしょうが 適宜(ジンゲロール・ショウガオール)

    醤油 適量

    酢 適量

    コチュジャン 適量

    ニラ 適量

    パクチー 適量

    ゴマ 適宜

    作り方

    1 鍋にスープの材料をすべて入れて水から温める。沸騰したら20分、アクを取りながら煮る

    2 野菜を入れ、好みのつゆと薬味でいただく

    3 シメは、水で戻した緑豆春雨を加えて煮る

    ※「みらいのしょうが」は鍋で煮るのでなく、食べる直前に加えた方が鮮烈な香りを楽しめます

    ※具材の白舞茸、豆苗、レタスは、どれも火の通りが早くあっさりといただけるのでオススメですが、お好みの野菜にアレンジいただいて結構です

    ※春雨は芋デンプンの春雨でも可ですが、緑豆春雨の方が豆苗の風味と相性が良くなります

    このレシピに使用した商品

    みらいのしょうが

    みらいのしょうが

    九州産の黄金生姜でつくった、生姜パウダー。黄金生姜を蒸して熟成させた「黒ショウガ粉末」をブレンドしたことで、辛味と風味、ぽかぽかの巡り成分が倍増しています。毎日の料理・ドリンクに加えて、いつでもどこでも「温活」を楽しんで。

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 「木の実」と「果実手」、あなたはどっち?食品屋さんのハンドクリーム新発売。

    「木の実」と「果実手」、あなたはどっち?
    食品屋さんのハンドクリーム新発売。

    この秋、タマチャンショップから新たに2つのハンドクリームが同時リリースされます。その名も、「とろける木の実ハンドクリーム」と「もぎたて果実手ハンドクリーム」。

    家事に仕事に、いつもがんばる皆さまの手を癒し、キレイにしたい!という思いから開発されたこのハンドクリームには、自然食品屋であるタマチャンショップ独自の研究と試行錯誤を重ねた工夫がいっぱい。

    食品屋がつくったハンドクリームというだけあって、どちらにも食べ物や植物由来の栄養成分がたっぷり活用されています。では詳しくご紹介していきましょう。

    7種のナッツをハンドクリームに!
    「木の実」の栄養で、手肌のエイジングケア。

    まずご紹介するのは、「とろける木の実ハンドクリーム」。こちらの特徴は、なんといっても7種類ものナッツオイルを配合しているところ。

    タマチャンショップで7種類のナッツといえば、食品「ななつのしあわせミックスナッツ」。おかげさまで、楽天市場ランキングで1位を獲得したり、たくさんの雑誌でご紹介されたりと、大変好評をいただいている人気商品です。

    ナッツはいまや、タマチャンショップには欠かせない存在。そして私たちタマチャンショップは、すっかりその魅力の虜になっている「ナッツマニア」でもあります。

    美味しいだけでなく、栄養価にも大変優れたスーパーフードでもあるナッツ。健康はもちろん、美容にも嬉しい栄養がいっぱいです。

    実はタマチャンショップのナッツ工場では、働く女性達がキレイになっていくというウワサがあります。働き出して1ヶ月ほど経つと、周りから「肌がキレイだね!」と褒められるようになるのだとか。

    仕事はどちらかと言えばハードだし、スキンケアも変えていないのに……変わったのは、仕事中、品質チェックのためにナッツを試食する機会が増えたこと。

    「美容の油」と呼ばれる不飽和脂肪酸や、ビタミン、ミネラルが豊富なナッツ。その栄養をしっかり摂れるようになるから、みんな自然とキレイになっていくんですね。ナッツが美容食材と呼ばれる理由を、私たちは身をもって体験しています。

    ナッツの素晴らしい力を、もっと美容に活かしたい! ナッツを愛している私たちだからこそ、この栄養をたっぷり詰め込んだコスメを作りたかったのです。

    そして完成したのが、「とろける木の実ハンドクリーム」。実はこの前に発売した乳液の「ぜいたくベジミルク」にも4種類のナッツオイルを使用していますが、今回のハンドクリームではたっぷり7種類ものナッツオイルを採用しました。

    「とろける木の実ハンドクリーム」に使われているナッツオイルは、アーモンド、クルミ、マカデミアナッツ、ヘーゼツナッツなど、普段おやつとしても愛される身近なナッツから抽出されたもの。これらのナッツオイルは大変優秀な美容成分で、肌をしっとりと保湿して、美しく整えてくれます。

    さらに、ハチミツやコラーゲン、スクワランなど、食品由来の優秀な保湿成分をたっぷり配合。美肌づくりに役立つビタミンEやビタミンC誘導体、ダイズ種子エキスなど、多数の美容成分もプラスして、とっても贅沢に仕上げました。

    手肌に潤いを与えるだけでなく、美容効果も非常に高いハンドクリームなので、手肌の「エイジングケア」をしたい方にもイチオシです!

    手は顔以上に年齢が出ると言われるパーツ。この冬は贅沢な木の実のハンドクリームで、手肌のエイジングケアをはじめてみませんか?

    果実の潤いを、手肌にも!
    植物バリアに着目した「果実手」。

    次にご紹介するのは、「もぎたて果実手ハンドクリーム」。

    もしかすると、「あれ?なんとなく見覚えがある……」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

    実はこの「果実手」、今回が初登場ではありません。最初の発売は2014年冬。当時も大変ご好評をいただき、その後「手粧水」という名前にリニューアルして、これまで5年間タマチャンショップで愛されてきたハンドクリームです。

    そして今回再び、名前を「果実手」に戻し、装いを新たに再登場しました。

    「果実手」は、その名の通り「果実」にヒントを得たハンドクリーム。

    自然の果実は、過酷な自然環境の中でもたくましくその身を守っています。どんなに強い紫外線や雨風を受けても、一皮剥けば、中の果実は潤いたっぷり。そんな果実のように、手肌の潤いをしっかり守れるハンドクリームを作れたら……。

    そこで、ミカンやライチといった果物の果皮エキスをはじめ、ビルベリーやヒマワリ、大豆、ハトムギの種子エキスなど、多数の植物由来成分を採用。自然食品屋さんだから作れた、栄養いっぱいのハンドクリームで、美しくぷるぷるの手肌へ導きます。

    何よりも特徴的なのが、その使い心地。

    ジェル状のクリームを手肌に伸ばすと、まるで化粧水のようにヒタヒタと水分が溢れ出し、手肌にたっぷりと潤いを与えます。なじませるうちに再びクリーム状のこっくりとした使用感に。手肌に潤いを閉じ込め、外からの刺激からもしっかり手肌を守ってくれるのです。

    まるで化粧水とクリームを一緒に使うような、不思議な感覚。さっぱりした使い心地なので、あまり重たい感触のハンドクリームが苦手な方や、夏場にも使っていただきやすいアイテムです。

    毎日がんばる手には、顔以上のスキンケアを!

    今回の「木の実」「果実手」は、どちらも顔用のスキンケアと同等かそれ以上のクオリティを目指して開発されました。

    私たちの手は、想像以上に日々酷使されています。常に外気に晒され、紫外線や大気汚染のダメージを蓄積し、家事や仕事、おやすみの時間まで、いつも何かに触れています。そうして刺激を受け続けている手は、顔以上に年齢が現れるパーツと言われています。

    でも、顔はみんな一生懸命ケアしてあげるのに、ハンドケアはまだそれほど注目されていません。適切なお手入れができず、手荒れに悩んでいる方も多いのです。
    タマチャンショップの中でも、紙やダンボールを扱う梱包・発送業務や、カフェで水仕事に勤しむスタッフたちの手荒れは深刻な悩みでした。

    がんばるほどに荒れてしまう手を、なんとかキレイにしてあげたい。

    そんな思いから、今回のハンドクリーム商品の開発がスタートしました。

    前述したように、これまでタマチャンショップで実績のあった食材や植物由来の栄養成分をたっぷり使って、顔用のスキンケアコスメにも勝るとも劣らない、スペシャルなハンドクリームを作ることができたのです。

    良いものを、もっと気軽に。
    “コストカット”の裏話。

    一般的なハンドクリームよりもかなり贅沢な成分で、しかも使用感にも心を注いで作った2種類のハンドクリーム。正直なところ、お値段もその分アップしてしまいます。でも、ハンドクリームは毎日こまめに使っていただくもの。あまり高いものを、ずっと使い続けるのは難しいですよね。

    本当に良いものでありながら、お値段はお求めやすく。その折衷案として、パッケージや通販の配送コストのカットをがんばりました。

    「果実手」がリニューアルする前の「手粧水」は、持ち運びにも便利なしっかりしたチューブタイプでしたが、今回はシンプルなジャー容器へ変更しています。

    この容器、ペタンコで軽く、飾り気もないので、コスメとしてはちょっと物足りなく感じる方もいらっしゃるでしょう。実際、開発中には女性スタッフからも「この容器じゃトキメキが足りない」「やっぱりチューブじゃないと使いにくい」「せめて、もっとしっかりした形の容器が良い」といった声も上がりました。

    しかし、容器の質を上げて形や素材にもこだわると、その分のコストが上乗せされてしまいます。厚みのある容器では、配送コストも上がります。

    今回、私たちがこだわったのは「1,000円ぽっきり」の販売価格。さすがに中身のクオリティを考えると数百円台は難しく、だけど必要以上に高くなりすぎない、ぎりぎりのラインを目指した価格です。それをなんとか叶えられるのが、今回のシンプルなジャー容器でした。

    容量も一見少なく感じると思いますが、他社の小ぶりなハンドクリーム商品と同程度の量は入っていますし、どちらも少量でも伸びの良いクリームなので、意外なほどしっかり使っていただくことができるでしょう。

    お手元に届いたときの印象は、最初はちょっと質素に、物足りなく感じられるかもしれません。でも、一度使っていただければ、きっとご満足いただける内容になっているはずです。

    食品屋・タマチャンショップの新しいハンドクリームのご紹介でした。

    このページ、パッと見、まるで料理レシピかのようにおいしそうな果実やナッツの写真が並んでいましたよね。食べて良し、塗って良し。これだけたくさんの厳選食材から自然の栄養をいただいて作ったハンドクリームは、なかなか他にはないものだと、自信を持ってお届けします。

    食品屋さんのハンドクリーム、あなたの手に“おいしく”でき上がりました。きっと、喜んでいただけると思います。ぜひ、その大切な手に取ってみてくださいね。