月: 2019年12月

  • 脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?乾燥の季節のうるうるパーツケア

    脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?
    乾燥の季節のうるうるパーツケア

    顔は毎日鏡で見るし、スキンケアもしているけれど、首は? 手足は? 背中は?と言うと、いまひとつ自信のない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    特に寒い季節は、お風呂上がりにもすぐに服を着てしまい、全身の保湿を怠ってしまうこともあるかもしれません。

    でも、この季節こそ乾燥対策が重要! 乾燥状態が長く続くと、くすみやシミ、シワの原因になってしまいます。春夏の肌は、冬作られるのです。来年の春夏シーズンに自信を持って「肌見せ」できるように、いまからしっかりボディケアしておきたいですね。

    今回は、冬場の“全身保湿”について、パーツごとのケア方法を考えます。

    顔から首、デコルテまではひと続きですが、すべてをしっかりスキンケアしている人は少ないのではないでしょうか?

    首元は露出の機会が多く、紫外線や乾燥などのダメージを受けやすいため、シワやたるみ、くすみといったトラブルが目立ち、年齢が出やすい部位です。できるだけ、顔と同レベルのスキンケアがほしいところですね。首のケアについては過去にも詳しく特集しているので、ぜひそちらもチェックしてください。

    冬の間は洋服で隠れるので日焼け止めは必要ないかもしれませんが、毎日の保湿ケアはしっかり行いましょう。空気の乾燥はもちろん、ハイネックやマフラーといった衣類による摩擦や、静電気などの刺激によって、肌が荒れやすい時期です。

    顔のケアと同じ流れで、化粧水、乳液をたっぷりデコルテまで塗り広げて、やさしく潤いを与えてあげましょう。

    また、皮脂分泌が活発な体の正中線沿いにあるデコルテは、ニキビもできやすい場所です。胸元や首まわりは洗い残しやすいところなので、毎日のお風呂でしっかり洗うようにしてください。寝間着や寝具もこまめに交換して、清潔を保つこと。それでもニキビができてしまったら、早めにケアしてあげましょう。

    ●Recommend Item

    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    とれたてベジローション」「ぜいたくベジミルク

    食品屋さんがつくった、保湿化粧水と美容乳液。宮崎産の原木椎茸から抽出した椎茸エキスをはじめ、ハトムギやキクラゲなど、多数の「食」由来の成分を贅沢に使用しています。天然ヒト型セラミドやヒアルロン酸など、潤い成分もたっぷりだから、リッチな使い心地で冬の乾燥ケアにも活躍します。

    美しい背中は、ドレスなどを着たとき本当に素敵です。しかし自分では見えづらく、普段は服で隠れていて気を配りにくいところ。

    特に多いトラブルは「背中ニキビ」です。お風呂に入るとき、鏡に映してチェックしてみてください。ニキビや毛穴開き、ブツブツができてはいませんか?

    その主な原因は「雑菌」。顔と同じ「アクネ菌」の繁殖もありますが、治りにくい背中ニキビの場合は「黄色ブドウ球菌」や「マラセチア菌」が毛穴に入り込み、炎症しているケースが多いそう。

    これらはもともと人の体にいる常在菌ですが、紫外線や乾燥といった外的ダメージやホルモンバランスの乱れなどによって体が弱ると、増殖して肌トラブルの原因になると言われています。乾燥する冬場は体調も崩しやすいですし、チクチクする素材の服を我慢して着ていたために、皮膚に細かい傷がついて雑菌が入りやすくなっていることも。

    また、お風呂での洗い残しも肌荒れの原因です。

    特にシャンプーやトリートメント剤が十分にすすげておらず、背中についたままになっている方が多いようです。洗う順序は、髪が先。トリートメントまでしっかりと洗い流し、髪の長い方は背中に髪が触れないよう高い位置でまとめてから、ボディをしっかりと洗ってくださいね。

    背中は特に見えづらいところですが、泡が残らないように、お風呂から上がる前にはしっかりと洗い流すことも大切です。

    洗い方も、肌の状態に合わせて対応を。

    この季節は乾燥で肌が弱っている方も多いでしょうから、普通のバスアイテムさえ刺激になってしまう場合があります。いつもの洗い方を続けて肌の調子がイマイチなときは、やさしいコットンタオルや手洗いに切り替えたり、石鹸やボディーソープを見直してみたり、自分の肌と相談してみるようにしましょう。

    乾燥肌の人は、熱いお風呂にも注意が必要です。

    高温のお湯に長く浸かると、皮脂やセラミドといった大切な肌の潤い成分が流出してしまいますし、肌がほてると乾燥が加速します。お湯の温度はなるべく40℃以下に設定して、長くても15〜20分程度で上がるようにしましょう。

    保湿効果のある入浴剤を使ったり、ベビーオイルをお湯に垂らして入るのも乾燥予防になりますね。

    お風呂上がりには、背中にも保湿ケアすることをおすすめします。顔と同じ化粧水や乳液はもちろん、ボディローションやミルクなど、ボディケア用品を活用しましょう。手の届きにくいところだけに、お風呂上がりの良いストレッチになりますね。

    体が硬くて届かない!という方は、化粧水をスプレーボトルに詰め替えてパジャマを着る前にシュッと吹きかけるだけでも違います。なかには、調理用のシリコンヘラを使っているという人も! ちょっと工夫して、背中のかゆみやブツブツ、ニキビを防ぎましょう。

    ※雑菌の増殖による背中ニキビは、セルフケアだけで改善が難しい場合があります。どうしても治りが悪いときは、早めに皮膚科に相談するか、市販されている背中ニキビ用の治療薬などを活用してください

    腕や脚は体の中でも油分が少ない部位なので、特に乾燥によるかゆみやくすみ、毛穴の開きといった悩みが出やすいところ。肘や膝の黒ずみが気になっている方も多いのではないでしょうか。

    乾燥や、それによるかゆみ、毛穴目立ちは保湿で対策! くすみは血行不良によるものも多いので、マッサージで対策できます。

    肘・膝の黒ずみも、乾燥により角質が溜まってしまうことが原因。常に水分や油分を補い、マッサージをすることでターンオーバーを促進しましょう。また、肘をつく癖があると、常に刺激を受けるため皮膚が厚くなり、色素沈着も起きやすくなります。一度、座っている時の姿勢を見直してみるのも良いですね。

    顔に化粧水や乳液を塗ったり、手にハンドクリームを塗ったりするたびに、余った化粧品を手脚に伸ばしておくと、だんだんと肌がやわらかく、なめらかになってくるものです。

    お風呂上がりは、服を着る前にしっかり保湿を。

    冬場は脱衣所も寒く湯冷めしやすいので、理想はあたたかい浴室内で体を拭いて、そのままケアしてしまうこと。高温多湿になりやすい浴室に化粧品を長期保管することはおすすめできないので、お風呂に入る前に、脱衣所の手が届きやすいところにボディローションやオイル、クリームなどをあらかじめ準備しておくと便利です。

    服を着たあとにもできるケアとして、ふくらはぎマッサージもおすすめです。

    血液を流すイメージでマッサージ

    「第二の心臓」とも言われるふくらはぎをマッサージすることは、脚の保湿とは別に全身の血行を促し、体をあたためる効果もあります。

    クリームをたっぷり使って保湿するついでに、心臓に血液を戻すイメージでしっかりマッサージしてください。血流が良くなり、くすみがちだった脚の色が白くなるのがわかるでしょう。むくみ対策にもなりますよ。

    パーツケア、最後にご案内するのは、手・指です。

    体の中でも特に働き者なのに、意外とないがしろにされがちなパーツ。首と同じく年齢が出やすいところですし、特に冬場はささくれやあかぎれなど、乾燥によるトラブルが多くなります。指先までしっかりうるうるにしてあげたいですね。

    やはり、役に立つのはハンドクリームです。この時期は常に持ち歩いて、手洗いのあとやカサつきを感じたとき、こまめに塗り直せるようにしたいですね。ささくれが気になる指先、爪の付け根や周囲、節くれ立ちやすい関節には、念入りに重ね塗り。これが手のエイジングケアになります。

    台所仕事をするときは、連続して水やお湯を扱うため、なかなか保湿が追いつきませんね。キッチンにもハンドクリームを置いてこまめに塗るのが理想ですが、それもなかなか難しい場合も多いでしょう。

    水仕事で手が荒れる原因は、洗剤によって手肌の皮脂やセラミドなど、潤いの成分まで奪われてしまうから。特に寒い時期は冷たい水での作業はつらいですし、油汚れが落ちやすいようにと、お湯を使って食器を洗う方が少なくありません。

    しかし、背中の項目でお話したように、熱いお湯では余計に潤いが奪われてしまうので、ますます乾燥を悪化させる原因になります。お風呂のときと同じく、熱すぎる温度は避けて。とはいえ、冷たいのもつらいですから、35℃前後の“熱くも冷たくもない”ぬるま湯が良いですね。

    手肌にやさしい洗剤を使ったり、水や洗剤に直接触れないようにゴム手袋を使ったりと、できる限り手肌の潤いを奪わない工夫をしましょう。

    そして、作業がひと段落つくごとにハンドクリームで潤いの補填をしてあげましょう。

    特にカサつきがひどい人や、ハンドクリームのベタつきが苦手な人は、化粧水で保湿してから少量のクリームを塗っても気持ち良いものです。最近では化粧水テクスチャのクリームや、ベタつきの気にならないクリームもありますので、好みのテクスチャを探してみてはいかがでしょうか。

    ●Recommend Item


    とろける木の実ハンドクリーム

    とれたて果実手ハンドクリーム

    https://hadamanma.com/archives/2273

    安心の“食べ物”由来の成分たっぷりの、何ともおいしそうなレシピで作られたハンドクリームです。7種のナッツオイルたっぷりでリッチに潤う「とろける木の実ハンドクリーム」と、果汁が弾け、まるで化粧水のようにみずみずしく潤う「もぎたて果実手ハンドクリーム」。冬のカサつく肌に、食品屋さんのハンドケアをどうぞ。

    ところで、毎日清潔なハンカチを持ち歩いていますか?

    今はエアータオルやペーパータオルを置いているトイレが多いため、ハンカチを忘れても困ることは少なくなりましたね。

    しかし、冬の乾燥から手肌を守るなら、備え付けのエアータオルだけで済ませるのは不十分です。細かい指の股や爪の間に水気が残っていると、そこから乾燥の原因に。「濡れたままにすると、濡らす前より乾く」! これを肝に銘じましょう。

    ある程度水気を飛ばしたら、きちんとタオルやハンカチで細かいところまでしっかり拭き取って、ハンドクリームで丁寧にケアしてあげてくださいね。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    * * *

    ボディケアの習慣がない方にとっては、今回紹介した方法も、はじめは面倒に思うかもしれません。でも、毎日、全身をくまなくお手入れすることで、不調にもいち早く気づけるようになりますし、自分を手のひらで大切にいたわることで、心のリラックスにもつながります。

    きちんと手をかければ、肌は必ず答えてくれるもの。昨日よりキレイな自分に気づいたら、きっと楽しく続けられるでしょう。ぜひ今日から、全身保湿を習慣にしてくださいね。

  • 食べるスキンケアvol.52大人ニキビ解消レシピ「イチゴのさっぱりマリネ」

    食べるスキンケアvol.52
    大人ニキビ解消レシピ「イチゴのさっぱりマリネ」

    パーティや会食など、華やかな集まりの多い12月。

    外食が増え、普段より遅い時間に食べたり、たくさんお酒をいただいたりと、食生活が不規則になりやすい季節です。

    栄養バランスの乱れ、夜更かし、気遣いによるストレス……そんな疲れが、デリケートな肌に現れ始めていませんか? せっかくドレスアップするのに、大人ニキビが……なんて、避けたいですよね。

    そこで今回は、肌の大好物、ビタミンCをたっぷり摂れるサラダメニューです。実はみかんよりもビタミンC含有量が多いというイチゴを使って、パーティーの副菜にもぴったりな、華やかなマリネを作ります。消化酵素・アミラーゼが豊富なカブとの相性も抜群!

    おいしく爽やかな一品で、大人ニキビを撃退しましょう。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    イチゴ 150g(ビタミンC・アントシアニン)

    小カブ 正味100g(ビタミンC・アミラーゼ)

    レモン 1個(ビタミンC・クエン酸)

    フルーツビネガーまたはワインビネガー レモン汁と合わせて50ml

    はちみつ 大さじ1

    塩・胡椒 適宜

    ミント 適量

    作り方

    イチゴとカブの食感の違いが楽しい

    1) イチゴとカブは食べやすい大きさに切る。レモンは真ん中部分を3~4枚スライスする

    2) カブは塩ひとつまみ(分量外)をまぶして15~20分置いて水抜きし、キッチンペーパーで水気を拭き取る

    3) 1の残りのレモンは絞り、ビネガーを合わせ、好みで塩・胡椒を加える

    4) イチゴ、カブ、レモンスライスを3で和え、30~60分程度漬けて味をなじませる

    5) 千切りにしたミントを4に和える

    ※レモンのスライスを一緒に漬けることで、皮の香りが移り深みが増します

    ※ミントの葉は漬け込むと色が変わるので、お召し上がりの直前に加えてください。千切りの際に1〜2枚残し、仕上げに飾ると見た目がさらに華やかになります

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。

  • 予定もカロリーも過多な年末。楽しみながら美肌と美ボディをゲットしよう!

    予定もカロリーも過多な年末。
    楽しみながら美肌と美ボディをゲットしよう!

    今年も一年でいちばん忙しくも楽しい時期がやってまいりました。すでに早めの忘年会のあった方もいらっしゃるでしょう。

    ごちそうを食べたりお酒を飲んだりする機会が増え、食事の時間帯も遅く、長くなりがち。栄養バランスを特に崩しやすい時期でもありますね。

    さらに仕事や勉学も忙しく、運動する時間を取りにくい、代謝が落ちて冷えやすい、睡眠が不足しがち、ストレスや疲れが溜まってくる……と、体にとってはなかなか厳しい時期です。肌の調子がすぐれないことも多いでしょう。

    そんな季節だからこそ、体のメンテナンスが大切です。ちょっとした食事の取り方から、忙しい毎日の中でも美しくなれるポイントがあります。早速ご紹介しましょう。

    “美しく飲む”会食テクニックと
    おやつ選びのポイント。

    忘年会やパーティなどの席では、「栄養バランスを考えて、私はヘルシーな定食を……」なんてオーダーはできません。あらかじめメニューを決められていることも多く、十分にバランスのとれた食事をすることは困難です。

    せめて、野菜から食べ始める「ベジファースト」を実践してはいかがでしょう。糖質が多い食品の前に、ヘルシーな野菜をおなかに入れることで、血糖値の急上昇を抑える方法です。

    サラダがなくても、肉料理に添えられているレタスやパセリをさりげなくいただいたり、お刺身と一緒にツマもいただくようにしたり、貴重な野菜を逃さないよう意識してみましょう。

    理想は、お肉や揚げ物を食べるとき、同じ量の野菜を食べることですが、パーティ料理でそれは難しいかもしれません。そんなときはサプリメントを活用して、ビタミンや食物繊維不足を補うことも有効です。

    あまり「こうすべき!」「あれは禁止!」と固く考えると、ストレスが溜まってしまいます。夜のパーティに備えて、朝昼にヘルシーメニューをチョイスしたり、食べ過ぎた翌日は食事量を調整したり、トータルでバランスを取ると良いでしょう。

    3日を1クールとして、「昨日の不足分を取り戻そう」「明日に備えて控えよう」など、ゆるめに考えると気持ちが楽になりますね。

    たとえば、タマチャンショップには栄養いっぱいの美容ドリンクや、ドライフルーツやナッツなどの健康的なおやつがいっぱい。

    無理に節制しようと厳しく考えず、おいしく栄養補給ができるヘルシーなアイテムを活用しながら、栄養コントロールを楽しんでください。

    ▼毎日の食事に、気軽にプラス!


    ナチュラルな30種類の素材でつくった食物繊維パウダー「八百屋ファイバー」で、野菜不足の不安を解消! 毎日のドリンクや料理にパパッと混ぜるだけで、食物繊維を手軽に補給できます。


    栄養不足を補いたい方は、豊富な野菜・果物発酵エキスや、補酵素ビタミンCがたっぷりの酵素ドリンク「みらいのこうそ」や、生野菜を超えるビタミン・ミネラルの含有量を誇る「母なるスムージー」がおすすめ。

    ▼おやつ選びもヘルシーに!


    仕事や家事でクタクタのとき、適量のおやつは良い気分転換になりますね。しかし、おやつ選びを間違うと、肌荒れや肥満で、別のストレスを抱えることに。砂糖や化学調味料たっぷりのスナック菓子ではなく、なるべく健康的なものを選んでみましょう。

    いりことアーモンドのぽりぽり食感が美味しい「OH! オサカーナ」や、塩や油も不使用、無添加ナッツ7種を使った「ななつのしあわせミックスナッツ」 がおすすめです。

    体を芯からあたためて、
    太りにくい体質をつくろう。

    これまでもたびたびお伝えしてきたように、「冷え」は美容の大敵です。

    体が冷えて代謝が落ちると、太りやすくなるだけでなく、体の隅々まで酸素や栄養が行き渡りにくくなり、肌や髪にダメージを与えます。血流が悪くなるため、くすみがちにもなります。肌の色が沈んでいると、せっかくのパーティでもおしゃれがイマイチ決まりづらいですよね。

    普段の生活習慣で、内側から「冷えない体」を作るよう心がけましょう。ゆっくりお風呂に入ったり、手足やお腹まわりを温めたり。口にするものも、体を冷やさない食材を選んでください。

    たとえば、大好きなコーヒーを冬の間だけ我慢して、紅茶を飲むようにする。コーヒーは血管を縮め、体を冷やす飲み物だからです。水分やカリウムの多いきゅうりやトマトも体を冷やすので、寒い時期は生食は避け、加熱調理して温かくいただきましょう。

    辛い食べ物は体が温まるイメージがありますが、唐辛子のカプサイシンには発汗作用があるため、一時ぽかぽか暖まったように感じても、かえって体が冷えることがあります。他の「あたため食材」をうまく取り入れながら、もし汗をかいたらしっかり拭くなどして、体を冷やさないように注意しましょう。

    ごぼう、人参、レンコンなどの「根菜」や、「冬が旬のもの」「寒い地域でとれるもの」も、体を温める食材です。白菜、ねぎ、カリフラワー、りんご、さくらんぼなどです。まぐろ、鮭、鯖、カツオなど北の海の魚も該当します。

    あたため食材の代表格である「生姜」は、飲み物や料理に活用しやすいアイテム。紅茶に入れて生姜紅茶にするもよし、お鍋に入れるもよし。和食なら紅生姜が合いますね。

    生姜は安い時にたくさん買って、すりおろしやみじん切りなど使いやすい状態で小分けにして冷凍保存しておくと、使いたい時にパッと使えて便利です。チューブやパウダー状のものを活用するのも一手ですね。特にパウダー生姜は常温保存ができて、持ち歩きにも適しています。

    ▼体を温める生姜アイテム!


    みらいのしょうが

    九州産生姜を100%使用した、無添加の生姜パウダー。通常の約4倍の辛味・香りを誇る「黄金生姜」と、それをさらに熟成・発酵させ、巡り成分ショウガオールが約23倍にも増した「熟成黒生姜」をW配合。普段の料理やドリンクに少量入れるだけで、ぽかぽかのジンジャーメニューに早変わり!

    また体を芯から温めて癒すには、ぐっすり眠るのがいちばんです。

    冷えていると眠りにくく、さらに睡眠不足が加速します。睡眠不足と冷えの悪循環を断ち切らなければ、お肌までグッタリ疲れてしまうのですね。「良い眠り」のために、どうぞHadamanmaの過去の記事もご参照ください。

    * * *

    食べ物が美味しく、ご馳走をいただく機会が多くて栄養過多になりがちな冬は、少し気をつけるだけで栄養不足を解消しやすい季節でもあります。

    日頃から栄養バランスに気を配り、駅やオフィスではなるべく階段を使うなど運動不足にも気をつけて、スキマ時間には好きな本を読んだり音楽を聴いたりしてストレスを溜めずに暮らすことで、楽しく美肌と美ボディを叶えられると良いですね。

    さあ、できることから少しずつ、一緒に今日から始めましょう。

  • 2019 SUPER WINTER SALE!年末セール開催中です!

    2019 SUPER WINTER SALE!
    年末セール開催中です!

    《 SUPER WINTER SALE 》

    ただいま「タマチャンショップ」通販サイトでは、年末の大セールを開催中! Hadamanmaのスキンケアが、とってもお買い得になっていますよ。

    注目は、「Hadamanma4点セット」と「タマチャンコスメ福袋」!

    4点のフルスキンケアが、Xmas限定プライス!

    まずは「Hadamanma4点セット」。

    クレンジング+洗顔パウダー+化粧水+乳液の4点が、通常合計13,068 円のところ、 今だけのXmasスペシャル価格で→ なんと 9,800円 に!

    しかも今なら、食品屋さんのヘアケアシリーズ「Yasaiシャンプー&ヘアパック」の体験セットもついてきます。これで送料無料だから、嬉しいですね。4点買うと素敵なデザイン箱入りで届くので、1年がんばった自分へのご褒美や、クリスマスギフトとしてもオススメです!

    ▼公式オンラインストアをはじめ、各通販サイトで販売中です。

    → 商品ページを見る(公式オンラインストアへ)

    セール期間:2019/12/4〜12/25

    選べる3点! 楽天スーパーSALE限定の福袋

    そして楽天市場店で展開中の「タマチャンコスメ福袋」は、Hadamanmaをはじめ、これまでタマチャンショップが作ってきたシャンプーや日焼け止め、ハンドクリームとったコスメ商品の中から、お好きな3種類を選べるというもの。 最大11,000円相当分が→ なんと5,980円という、スーパーSALEプライス!

    気になっていたコスメをお試しできるチャンスです。楽天市場はスーパーSALEも開催中なので、この機会にぜひお試しくださいね。

    → 商品ページを見る(タマチャンショップ楽天市場店へ)

    販売期間:2019/12/4〜12/25

    単品セールも同時開催中なので、気にコスメをまとめ買いしてみてはいかがでしょうか?

    2.食の力を活かした化粧品「Hadamanma Cosmetics」

    ※ご注意※

    公式オンラインストアのほか、楽天市場店など、各通販サイトでセール実施中です。実店舗はセール対象外となりますので、予めご了承ください。また、セール企画や価格・割引率はサイトにより異なる場合があります。

  • 知られざる「椎茸」の美容パワー!自然食品屋が惚れ込んだ、最高の美容食材。

    知られざる「椎茸」の美容パワー!
    自然食品屋が惚れ込んだ、最高の美容食材。

    自然食品屋、タマチャンショップがプロデュースする「Hadamanma Cosmetics」。食や植物由来の美容成分たっぷりのスキンケアシリーズですが、実はこの化粧水と乳液には、椎茸のエキスが使われています。

    「え? スキンケアに椎茸?」

    そう驚く方も少なくありません。化粧品に椎茸を使うなんて、あまり聞いたことがないかもしれませんね。

    でも実は、椎茸は“最高の美容食材”!

    肌づくりに役立つ素晴らしい栄養がたっぷり含まれているんです。

    椎茸はどんなにカラカラに乾燥していても、水につけるとプリプリの弾力を取り戻しますよね。あの驚異的な保水力を美容に活かせるとしたら、とても魅力的ではありませんか?

    今回は、食品屋さんが手がけるHadamanmaだからこそ知っている、椎茸の驚くべき美容パワーについてお話しします。

    実はタマチャンショップは、自然食品屋でありながら、宮崎県都城市で親子三代に渡り、50年以上も椎茸を育てている椎茸農家でもあります。

    誰よりも椎茸を知り尽くしているわたしたちが、椎茸を“最高の美容食材”と考える理由のひとつは、その栄養価の高さ。椎茸には、美容に嬉しい栄養がいっぱいです。

    まず、椎茸の食物繊維である「β-グルカン」は、腸に働きかけて免疫力をアップすると言われている、美容と健康の強い味方。保湿力の高いスキンケア成分としても知られています。

    そして、カラカラの干し椎茸が水でプリプリに甦るのは、「トレハロース」という糖の力のおかげ。NMF(天然保湿因子)産生をサポートするので、肌に潤いと弾力を与えてくれます。

    椎茸にはビタミン類も豊富で、特に不足しがちな「ビタミンD」が摂れるのも嬉しいところ。丈夫な体作りに欠かせない栄養で、肌を美しくするのにも大切なビタミンです。さらに皮膚を健康に保つ「ビタミンB類」も多く、妊婦さんに必要と言われる「葉酸」も豊富です。

    椎茸って本当に、おいしいだけではないんです。

    この素晴らしい椎茸の力を、もっと皆さんに知ってほしい。もっと美容にも活かしていただきたいのです。

    椎茸の魅力は、単純な栄養価だけではありません。わたしたちがそのすごさを実感したエピソードがあります。

    突然ですが、椎茸がどんなふうに栽培されているかご存知ですか?

    その方法は2通り。まず、おがくずを固めた“菌床”に種ゴマを打って室内で育てる「菌床栽培(人工栽培)」。そして、ほだ木と呼ばれる“原木”に種ゴマを打って、自然のまま、森の畑で育てる「原木栽培」があります。

    人工的に栄養を与えながら育てる「菌床栽培」は、数ヶ月のサイクルで効率よく収穫できるため、流通が安定していてスーパーでも安価に手に入ります。一方「原木栽培」は、なんと収穫まで2年以上の年月が必要です。

    まず原木を伐採、乾燥処理するところから始まり、それに種ゴマを打って椎茸の菌を植えつけ、原木に菌が回るのを待ちます。椎茸が育ちやすい、暗く静かな自然環境に原木を並べたら、あとは椎茸が自然に発生して育っていくのをじっくり待つのです。

    タマチャンショップの椎茸は、原木栽培によるもの。これが本当にすばらしく、その強い生命力には何度も驚かされてきました。中でも面白いのが、原木の「若返り」現象です。

    伐採された原木は、何もしなければそのまま朽ち果てていくものですが、種ゴマを打ち込まれて菌が回ると、朽ちるどころか、活き活きと若返っていくのです。蘇った原木の栄養分をぐんぐん吸って、椎茸は育っていきます。

    生産者の間では当たり前に受け止められている話ですが、枯れ木が蘇るなんて、なんとも不思議な現象ですよね。椎茸の生命力、エイジングケア力に驚かされるエピソードです。

    知れば知るほど、椎茸のあふれんばかりのパワーには圧倒されます。こうした椎茸のエナジーを、わたしたちの肌にも少し分けてもらうことはできないか。タマチャンショップはそう考えました。

    椎茸の原木栽培は、本当に大変です。原木の伐採は命の危険が伴う重労働ですし、収穫まで2年はかかるので、効率もよくありません。椎茸が育つまで、枯れないようにこまめに水を与えたり、日当たりを調整して温度管理をしたりと、大変な手間がかかります。

    それでもタマチャンショップが原木椎茸にこだわるのは、それが本当に素晴らしい食材だから。見た目も味わいも栄養も、安価な菌床椎茸や外国産とはまったく違います。

    ずっしりと肉厚で、プリッと噛みごたえ充分。噛んだ瞬間にじゅわっと旨味が広がり、鼻腔の奥まで一気に広がる森の香り。もちろん、美容に嬉しい栄養価も段違いで、いいことづくめ。2年以上の歳月をかけて、大自然の中で育てているからこその魅力です。

    森の栄養を濃縮したような椎茸は、豊かな土壌でしか育ちません。宮崎には、そんな環境がまだまだ守られています。そこで農薬や化学肥料を使わずに手間ひまかけて作られているから、食べるのはもちろん、化粧品の原料としても安心で、抜群のクオリティ。これだけ良いものを、活かさない手はありません。

    椎茸を誰よりも愛するタマチャンショップの長年の課題であり、夢でもある「椎茸の力を活用した化粧品」。実現するまでには、原木椎茸と同じように、想像以上の手間と時間がかかりました。

    既存の美容成分を使えば簡単でしたが、どうしても自分たちで育てた原木椎茸を使いたかった。試作を繰り返しながら、研究に研究を重ね、ついに完成したのが「とれたてベジローション」と「ぜいたくベジミルク」です。

    この2商品には、自社農園で育てている原木椎茸から丁寧に抽出した「しいたけエキス」を保湿成分として配合しています。プリプリとした肉厚の椎茸のように、栄養と水分いっぱいの肌になれるようにと想いを込めました。

    Hadamanmaコスメには、その他にもさまざまな食や自然のパワーを詰め込んでいます。自然の栄養をいっぱいに吸収して育った食材や植物を活用したコスメは、まさに「お肌のごちそう」!

    農家であり、自然食品屋であるタマチャンショップだからこそご提案できる、スペシャルなスキンケアです。ぜひ、お手にとっていただければと思います。

    * * *

    今回は、わたしたちが椎茸とHadamanmaコスメにこめた熱い想いを、長々と語らせていただきました。

    最初は「椎茸の化粧品?」と不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、こんなすごい椎茸パワーを活かさない手はない! という気持ちを、お分かりいただけたのではないでしょうか。

    未体験の方にもぜひ一度、お試しいただけるとうれしいです。

    これからしばらく続く乾燥の季節、きっと強い味方になってくれるでしょう。

    ▼お買い物は、タマチャンショップ公式オンラインストアから!


    とれたてベジローション

    新鮮な“食”の栄養をたっぷり使った保湿化粧水。椎茸エキスをはじめ、食べ物由来のWセラミドや、酒粕や酵母エキス、はとむぎ、レモン、ざくろなど、豊富な食由来の美容成分が、お肌を潤し、美しく整えます。


    ぜいたくベジミルク

    まさに、贅沢な“肌ごはん”! タマチャンの椎茸エキスをはじめ、3種のナッツオイルに、アスタキサンチン、セラミド、スクワラン、はとむぎなど、数十種の食由来の美容成分を配合した「集中美容乳液」です。

    ▼お得なセットや定期便も!

    Hadamanma保湿セット

    化粧水と乳液を、お得なセット価格でお届けします。

    Hadamanma 保湿セット(定期便)

    化粧水と乳液のセットが、定期便でさらにお得に続けられます。

    ▼タマチャンショップの原木椎茸はこちら!

    九州産 乾しいたけ(原木栽培)

  • 食べるスキンケアvol.51美容食材!椎茸レシピ「贅沢しいたけピザ」

    食べるスキンケアvol.51
    美容食材!椎茸レシピ「贅沢しいたけピザ」

    鍋物や煮物など、秋冬のグルメにぴったりの「椎茸」。実はおいしいだけでなく、美容食材としても優秀なきのこです。

    食物繊維・β-グルカンは、腸内環境を整え、お通じ改善&免疫力アップに効果的。美肌や骨づくりに欠かせないビタミンB1、B2、Dも豊富です。きのこ特有のエリタデニンという成分には、総コレステロール値を下げる働きも期待されています。

    和のイメージが強い椎茸ですが、今回は洋風アレンジに挑戦してみましょう。干し椎茸を贅沢にたっぷり使った、上品なピザのご紹介です。味噌やゴマを使ったピザソースによって、ほんのり和風テイストも味わえます。

    トッピングのモッツァレラチーズも、低カロリー&高タンパクで、アミノ酸やカルシウムが豊富。さらに栄養豊富な緑黄色野菜・ルッコラをたっぷり乗せて、よりヘルシーに仕上げました。

    材料 (2人前)

    ※( )内は摂れる栄養素

    干し椎茸 4~5枚/20g前後 
(β-グルカン・ビタミンD・B群・エリタデニン他)

    水 200ml

    ピザ生地 1枚 ※1

    バター 5g

    ルッコラ 適量(βカロテン・ビタミン・ミネラル)

    モッツァレラチーズ 適量(タンパク質・ビタミンB12)

    A・ソース材料

    |お好きな味噌 大さじ1/2(必須アミノ酸・ミネラル)

    |干し椎茸の戻し汁 小さじ1

    |マヨネーズ 小さじ1

    |すりゴマ 小さじ1(セサミン)

    ※1 ピザ生地は市販のものでも可。手作りする場合は記事後半を参照

    作り方

    〈下準備〉

    ・干し椎茸を戻す

    干し椎茸は軽くゴミをとる程度にサッと水洗いし、水200mlに浸けて一晩冷蔵庫に置き、しっかり戻す。(ジップ式保存袋を使うと、少ない水で戻せるので戻し汁の濃度が上がります。なるべく空気を抜いて封をしてください)

    ・ ピザ生地を準備する

    市販のものを使っても良いですが、手作りする場合は記事後半のレシピを参考にしてください

    1 オーブンを250℃に予熱する(※2)

    2 椎茸を厚めの細切りにし、バターで炒める

    3 Aのソース材料を全て混ぜ合わせ、ピザ生地に塗る

    4 2とモッツァレラチーズを乗せる

    5 余熱しておいたオーブンで5分程度焼く ※2

    6 チーズがとろりと溶けたら、仕上げにルッコラをトッピングする

    ※2 オーブン温度・焼き時間は、手作りピザ生地を基準に記載しています。市販のピザ生地を使う場合は、商品に合わせて調整してください

    余裕のある方は、ぜひピザ生地から手作りしてみてください。ここにも椎茸の戻し汁を使うため、さらに奥深い風味を楽しめます。

    〈ピザ生地の材料〉

    強力粉 80g

    薄力粉 40g

    ドライイースト 小さじ1/2

    干し椎茸の戻し汁 80ml(目安)

    オリーブオイル 大さじ1

    塩 ひとつまみ

    打ち粉 適量

    〈作り方〉

    1 ボウルに強力粉・薄力粉・ドライイーストを入れ、軽く混ぜ、人肌に温めた椎茸の戻し汁を加え、ざっくりと混ぜ合わせる。(粉の種類や、気温・湿度・乾燥具合によって、戻し汁の量は調整してください)

    2 水分が粉になじんだら、オリーブオイルと塩ひとつまみを加え、手でまとめるように混ぜる。粉っぽさがなくなり、表面が滑らかになるまでしっかりと捏ねて生地をまとめる


    3 生地をボウルから捏ね台(まな板でOK)に移し、転がしたり打ちつけたりしながら、生地にハリと弾力が出るまで捏ねる


    丸くまとめた生地を指先で軽く押したとき、じんわりと戻ってくるくらいが目安です

    4 生地をボウルに戻し、濡れ布巾をかけ、さらにふんわりとラップをする。オーブンに発酵機能があれば40℃で30分、なければ部屋の暖かいところで1時間~1時間半ほど置き、発酵させる

    ★うまく発酵すると、生地が1.5倍程度にふくらみ、ふんわりとした様子になります

    5 オーブンを260℃に予熱する

    6 発酵した生地に打ち粉をし、手やめん棒で直径25センチ程度の円に伸ばしたら、表面にフォークなどでランダムに穴を空ける

    ★穴を空けるのは、生地がふくらみすぎるのを防ぐためです。それでもふくらんでしまった場合は、焼き上がりにラップをかけると落ち着きます

    7 余熱していたオーブンで10分程度焼く

    ▼オーブン温度・時間の目安

    ・ピザ生地を発酵させるとき

     40℃/30分

    ・手作りのピザ生地を空焼きする

     260℃/10分

    ・具材を乗せて焼くとき

     250℃/3~5分

    ※上記の温度と時間は、あくまで目安です。オーブンの種類、部屋や生地の温度・湿度などによって、発酵加減や火の通り方は異なってきます。生地の状態を見ながら調整してください

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードスタイリスト。二児の母でもあり、「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。野菜ソムリエプロの資格を持ち、地域野菜のPRなども手がける。