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  • 乾燥、シミ、老化の原因は「冬の紫外線」!5年後の美肌のために、真冬のUVケアはじめよう

    乾燥、シミ、老化の原因は「冬の紫外線」!
    5年後の美肌のために、真冬のUVケアはじめよう

    毎日の日焼け対策は、万全ですか?

    「日焼け」と言えば夏のイメージで、寒い季節の対策はついつい手薄になりがち。しかし、冬も紫外線は常に降り注ぎ、私達の肌へダメージを与え続けています。

    穏やかな冬の日差しはとても気持ちが良いものですが、何の防御もせず浴びることは、肌にとっては“負の貯金”を続けることに他なりません。5年後、10年後の美しい肌を守るために、いま一度、冬の紫外線対策を見直してみましょう。

    夏とは違う、冬の紫外線。
    じわじわダメージの「UVA」に要注意!

    冬は夏と比べると日差しも柔らかいし、黒い日焼けも起きにくいので、紫外線対策なんて必要ないように思ってしまいますね。しかし、そこが冬日焼けの落とし穴! 目に見える被害が少ないからと油断しているうちに、肌の奥にはダメージが積み重なっていきます。

    その原因となるのが、紫外線の中でも波長の長い「UV-A波(UVA)」。

    地上に届く紫外線の実に95%を占め、肌老化の大きな原因であると言われています。夏場に集中的に増える「UV-B波(UVB)」が肌表面を短時間で強く攻撃するのに対して、UVAは一年中降り注ぎ、肌の奥をじっくりと傷つけていくのが特徴です。

    表皮を通過して奥の真皮層まで届いたUVAは、コラーゲンやエラスチンといった、肌の潤いやハリのもとを破壊してしまいます。これがシワやたるみを引き起こし、老化の原因に。さらに肌の奥に紫外線が入り込むと、防御のために肌細胞からメラニン色素が生み出されるので、シミ、くすみにもつながってしまいます。

    夏の紫外線は肌の反応が急激でわかりやすいため、多くの人が自然に対策を取るようになりますが、UVAメインとなる冬の紫外線は、日を浴びてすぐに大きな変化が見えないので油断しがち。気づかないうちに、私たちの肌を徐々に老化させていくのです。

    また、冬だからと油断して無防備に紫外線に肌を晒していると、還元美白で無色化したメラニンが再び黒く色づいてしまうこともあります。せっかく薄くなったシミが復活してしまっては、がっかりですよね。

    シミやシワ、たるみといった老化予防のために、冬もしっかり紫外線対策に取り組んでいきましょう。

    雨の日や室内でも、油断大敵。
    夏とは違う、冬日焼けの要注意ポイントは?

    体を冷やさないように温かいドリンクを飲むのもおすすめ。

    冬になると全体的な紫外線量は少なくなりますが、UVAは一年中、天候に関係なく降り注いでいます。冬でもピーク時の1/2程度の量が降っていて、雲やガラス窓を通過してくるため、天気の悪い日でも、室内にいても、油断は禁物です。

    晴れていない日でもきちんと日焼け止めをつけたり、室内ではできるだけUVカット素材のカーテンを使ったりと、冬場も気を抜かずに対策していきましょう。

    また、冬は夏と比べると太陽の位置が低くなるので、あご下や鼻柱など、普段見落としがちなところにも直接日が当たるようになります。うなじや耳の後ろ、タートルネックから出ている首まで、きちんとケアできているでしょうか?

    顎の下や首、手足もしっかりと日焼け止めを塗りましょう

    厚着で守られ、日差しを浴びる面積は夏ほど多くありませんが、こういった細かいところのうっかり日焼けが将来の老化につながってしまいます。細かいところまで丁寧に日焼け止めを塗って、ケアしてあげましょう。

    手や、ズボンとパンプスの間からのぞく足の甲なども、意外と見落としがちなポイントです。特に手は、最も酷使されて肌老化が進みやすいパーツ。普段から日焼け止めやハンドクリームで、しっかり守ってあげたいですね。

    また、乾燥した肌は紫外線ダメージをより深く受けてしまいます。念入りな保湿も、この時期には欠かせません。日焼け止めも保湿力の高いものがオススメです。たっぷりと潤いを与えながら、紫外線をケアしてくれるものを選びましょう。

    ●Reccomend


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    自然食品屋さんが植物のバリア力をヒントにつくった、お肌に優しい日焼け止め。SPF50+という高スペックながら、潤いたっぷりで美容液代わりにも使えるので、季節を問わずに用意しておきたい。

    メラニンを無色化&ターンオーバー!
    “食べるスキンケア”で、美白を取り戻そう。

    雪焼けに要注意!

    せっかくなら、食事で内側からの紫外線対策も行っていきましょう。肌を作るのは、毎日の食事。栄養たっぷりのおいしいごはんを食べることが、キレイな肌を育てる近道です。

    紫外線や乾燥に負けない肌がきちんと作られるように、肌の材料となるたんぱく質やコラーゲンをしっかり摂取していきましょう。肉や魚、大豆製品、ときにはプロテインなどの補助食品も活用すると良いですね。

    肌がきちんと作られ、新陳代謝(ターンオーバー)が整えば、メラニンは自然と剥がれ落ちていきます。

    また、蓄積してなかなか代謝できないメラニンも、酸化を防ぐことで無色化することができます。そのために活躍するのが、抗酸化力の高いビタミンC。ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜や、キウイや柑橘系のフルーツを積極的に取り入れていきましょう。

    こうしてみると、肉、魚、野菜と、バランスの良い食事が浮かびますね。美肌づくりには、やはり健康的な食事が一番大切なことがわかります。

    小さな積み重ねで、10年後の肌を守ろう!

    マッサージをすることで血行が促されます。

    肌老化の外的要因のうち、約80%が紫外線による影響だと言われます。怖い数字ですが、逆に言えば、紫外線にさえ気をつけていれば、肌老化の大半は解決できるかもしれません。小さな積み重ねが5年後、10年後の肌年齢を大きく左右します。

    紫外線は美容の面だけでなく、皮膚ガンなど無視できない病気につながりかねない問題なので、日焼けをさして気になさらない方にも、ぜひ気をつけていただきたいと思います。

    いつまでも美しく元気であるために、今日からぜひ、冬の紫外線対策に取り組んでみてくださいね。

  • 脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?乾燥の季節のうるうるパーツケア

    脚・ひじ・背中、全身カサカサ!?
    乾燥の季節のうるうるパーツケア

    顔は毎日鏡で見るし、スキンケアもしているけれど、首は? 手足は? 背中は?と言うと、いまひとつ自信のない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    特に寒い季節は、お風呂上がりにもすぐに服を着てしまい、全身の保湿を怠ってしまうこともあるかもしれません。

    でも、この季節こそ乾燥対策が重要! 乾燥状態が長く続くと、くすみやシミ、シワの原因になってしまいます。春夏の肌は、冬作られるのです。来年の春夏シーズンに自信を持って「肌見せ」できるように、いまからしっかりボディケアしておきたいですね。

    今回は、冬場の“全身保湿”について、パーツごとのケア方法を考えます。

    顔から首、デコルテまではひと続きですが、すべてをしっかりスキンケアしている人は少ないのではないでしょうか?

    首元は露出の機会が多く、紫外線や乾燥などのダメージを受けやすいため、シワやたるみ、くすみといったトラブルが目立ち、年齢が出やすい部位です。できるだけ、顔と同レベルのスキンケアがほしいところですね。首のケアについては過去にも詳しく特集しているので、ぜひそちらもチェックしてください。

    冬の間は洋服で隠れるので日焼け止めは必要ないかもしれませんが、毎日の保湿ケアはしっかり行いましょう。空気の乾燥はもちろん、ハイネックやマフラーといった衣類による摩擦や、静電気などの刺激によって、肌が荒れやすい時期です。

    顔のケアと同じ流れで、化粧水、乳液をたっぷりデコルテまで塗り広げて、やさしく潤いを与えてあげましょう。

    また、皮脂分泌が活発な体の正中線沿いにあるデコルテは、ニキビもできやすい場所です。胸元や首まわりは洗い残しやすいところなので、毎日のお風呂でしっかり洗うようにしてください。寝間着や寝具もこまめに交換して、清潔を保つこと。それでもニキビができてしまったら、早めにケアしてあげましょう。

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    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

    とれたてベジローション」「ぜいたくベジミルク

    食品屋さんがつくった、保湿化粧水と美容乳液。宮崎産の原木椎茸から抽出した椎茸エキスをはじめ、ハトムギやキクラゲなど、多数の「食」由来の成分を贅沢に使用しています。天然ヒト型セラミドやヒアルロン酸など、潤い成分もたっぷりだから、リッチな使い心地で冬の乾燥ケアにも活躍します。

    美しい背中は、ドレスなどを着たとき本当に素敵です。しかし自分では見えづらく、普段は服で隠れていて気を配りにくいところ。

    特に多いトラブルは「背中ニキビ」です。お風呂に入るとき、鏡に映してチェックしてみてください。ニキビや毛穴開き、ブツブツができてはいませんか?

    その主な原因は「雑菌」。顔と同じ「アクネ菌」の繁殖もありますが、治りにくい背中ニキビの場合は「黄色ブドウ球菌」や「マラセチア菌」が毛穴に入り込み、炎症しているケースが多いそう。

    これらはもともと人の体にいる常在菌ですが、紫外線や乾燥といった外的ダメージやホルモンバランスの乱れなどによって体が弱ると、増殖して肌トラブルの原因になると言われています。乾燥する冬場は体調も崩しやすいですし、チクチクする素材の服を我慢して着ていたために、皮膚に細かい傷がついて雑菌が入りやすくなっていることも。

    また、お風呂での洗い残しも肌荒れの原因です。

    特にシャンプーやトリートメント剤が十分にすすげておらず、背中についたままになっている方が多いようです。洗う順序は、髪が先。トリートメントまでしっかりと洗い流し、髪の長い方は背中に髪が触れないよう高い位置でまとめてから、ボディをしっかりと洗ってくださいね。

    背中は特に見えづらいところですが、泡が残らないように、お風呂から上がる前にはしっかりと洗い流すことも大切です。

    洗い方も、肌の状態に合わせて対応を。

    この季節は乾燥で肌が弱っている方も多いでしょうから、普通のバスアイテムさえ刺激になってしまう場合があります。いつもの洗い方を続けて肌の調子がイマイチなときは、やさしいコットンタオルや手洗いに切り替えたり、石鹸やボディーソープを見直してみたり、自分の肌と相談してみるようにしましょう。

    乾燥肌の人は、熱いお風呂にも注意が必要です。

    高温のお湯に長く浸かると、皮脂やセラミドといった大切な肌の潤い成分が流出してしまいますし、肌がほてると乾燥が加速します。お湯の温度はなるべく40℃以下に設定して、長くても15〜20分程度で上がるようにしましょう。

    保湿効果のある入浴剤を使ったり、ベビーオイルをお湯に垂らして入るのも乾燥予防になりますね。

    お風呂上がりには、背中にも保湿ケアすることをおすすめします。顔と同じ化粧水や乳液はもちろん、ボディローションやミルクなど、ボディケア用品を活用しましょう。手の届きにくいところだけに、お風呂上がりの良いストレッチになりますね。

    体が硬くて届かない!という方は、化粧水をスプレーボトルに詰め替えてパジャマを着る前にシュッと吹きかけるだけでも違います。なかには、調理用のシリコンヘラを使っているという人も! ちょっと工夫して、背中のかゆみやブツブツ、ニキビを防ぎましょう。

    ※雑菌の増殖による背中ニキビは、セルフケアだけで改善が難しい場合があります。どうしても治りが悪いときは、早めに皮膚科に相談するか、市販されている背中ニキビ用の治療薬などを活用してください

    腕や脚は体の中でも油分が少ない部位なので、特に乾燥によるかゆみやくすみ、毛穴の開きといった悩みが出やすいところ。肘や膝の黒ずみが気になっている方も多いのではないでしょうか。

    乾燥や、それによるかゆみ、毛穴目立ちは保湿で対策! くすみは血行不良によるものも多いので、マッサージで対策できます。

    肘・膝の黒ずみも、乾燥により角質が溜まってしまうことが原因。常に水分や油分を補い、マッサージをすることでターンオーバーを促進しましょう。また、肘をつく癖があると、常に刺激を受けるため皮膚が厚くなり、色素沈着も起きやすくなります。一度、座っている時の姿勢を見直してみるのも良いですね。

    顔に化粧水や乳液を塗ったり、手にハンドクリームを塗ったりするたびに、余った化粧品を手脚に伸ばしておくと、だんだんと肌がやわらかく、なめらかになってくるものです。

    お風呂上がりは、服を着る前にしっかり保湿を。

    冬場は脱衣所も寒く湯冷めしやすいので、理想はあたたかい浴室内で体を拭いて、そのままケアしてしまうこと。高温多湿になりやすい浴室に化粧品を長期保管することはおすすめできないので、お風呂に入る前に、脱衣所の手が届きやすいところにボディローションやオイル、クリームなどをあらかじめ準備しておくと便利です。

    服を着たあとにもできるケアとして、ふくらはぎマッサージもおすすめです。

    血液を流すイメージでマッサージ

    「第二の心臓」とも言われるふくらはぎをマッサージすることは、脚の保湿とは別に全身の血行を促し、体をあたためる効果もあります。

    クリームをたっぷり使って保湿するついでに、心臓に血液を戻すイメージでしっかりマッサージしてください。血流が良くなり、くすみがちだった脚の色が白くなるのがわかるでしょう。むくみ対策にもなりますよ。

    パーツケア、最後にご案内するのは、手・指です。

    体の中でも特に働き者なのに、意外とないがしろにされがちなパーツ。首と同じく年齢が出やすいところですし、特に冬場はささくれやあかぎれなど、乾燥によるトラブルが多くなります。指先までしっかりうるうるにしてあげたいですね。

    やはり、役に立つのはハンドクリームです。この時期は常に持ち歩いて、手洗いのあとやカサつきを感じたとき、こまめに塗り直せるようにしたいですね。ささくれが気になる指先、爪の付け根や周囲、節くれ立ちやすい関節には、念入りに重ね塗り。これが手のエイジングケアになります。

    台所仕事をするときは、連続して水やお湯を扱うため、なかなか保湿が追いつきませんね。キッチンにもハンドクリームを置いてこまめに塗るのが理想ですが、それもなかなか難しい場合も多いでしょう。

    水仕事で手が荒れる原因は、洗剤によって手肌の皮脂やセラミドなど、潤いの成分まで奪われてしまうから。特に寒い時期は冷たい水での作業はつらいですし、油汚れが落ちやすいようにと、お湯を使って食器を洗う方が少なくありません。

    しかし、背中の項目でお話したように、熱いお湯では余計に潤いが奪われてしまうので、ますます乾燥を悪化させる原因になります。お風呂のときと同じく、熱すぎる温度は避けて。とはいえ、冷たいのもつらいですから、35℃前後の“熱くも冷たくもない”ぬるま湯が良いですね。

    手肌にやさしい洗剤を使ったり、水や洗剤に直接触れないようにゴム手袋を使ったりと、できる限り手肌の潤いを奪わない工夫をしましょう。

    そして、作業がひと段落つくごとにハンドクリームで潤いの補填をしてあげましょう。

    特にカサつきがひどい人や、ハンドクリームのベタつきが苦手な人は、化粧水で保湿してから少量のクリームを塗っても気持ち良いものです。最近では化粧水テクスチャのクリームや、ベタつきの気にならないクリームもありますので、好みのテクスチャを探してみてはいかがでしょうか。

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    とろける木の実ハンドクリーム

    とれたて果実手ハンドクリーム

    https://hadamanma.com/archives/2273

    安心の“食べ物”由来の成分たっぷりの、何ともおいしそうなレシピで作られたハンドクリームです。7種のナッツオイルたっぷりでリッチに潤う「とろける木の実ハンドクリーム」と、果汁が弾け、まるで化粧水のようにみずみずしく潤う「もぎたて果実手ハンドクリーム」。冬のカサつく肌に、食品屋さんのハンドケアをどうぞ。

    ところで、毎日清潔なハンカチを持ち歩いていますか?

    今はエアータオルやペーパータオルを置いているトイレが多いため、ハンカチを忘れても困ることは少なくなりましたね。

    しかし、冬の乾燥から手肌を守るなら、備え付けのエアータオルだけで済ませるのは不十分です。細かい指の股や爪の間に水気が残っていると、そこから乾燥の原因に。「濡れたままにすると、濡らす前より乾く」! これを肝に銘じましょう。

    ある程度水気を飛ばしたら、きちんとタオルやハンカチで細かいところまでしっかり拭き取って、ハンドクリームで丁寧にケアしてあげてくださいね。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    * * *

    ボディケアの習慣がない方にとっては、今回紹介した方法も、はじめは面倒に思うかもしれません。でも、毎日、全身をくまなくお手入れすることで、不調にもいち早く気づけるようになりますし、自分を手のひらで大切にいたわることで、心のリラックスにもつながります。

    きちんと手をかければ、肌は必ず答えてくれるもの。昨日よりキレイな自分に気づいたら、きっと楽しく続けられるでしょう。ぜひ今日から、全身保湿を習慣にしてくださいね。

  • 予定もカロリーも過多な年末。楽しみながら美肌と美ボディをゲットしよう!

    予定もカロリーも過多な年末。
    楽しみながら美肌と美ボディをゲットしよう!

    今年も一年でいちばん忙しくも楽しい時期がやってまいりました。すでに早めの忘年会のあった方もいらっしゃるでしょう。

    ごちそうを食べたりお酒を飲んだりする機会が増え、食事の時間帯も遅く、長くなりがち。栄養バランスを特に崩しやすい時期でもありますね。

    さらに仕事や勉学も忙しく、運動する時間を取りにくい、代謝が落ちて冷えやすい、睡眠が不足しがち、ストレスや疲れが溜まってくる……と、体にとってはなかなか厳しい時期です。肌の調子がすぐれないことも多いでしょう。

    そんな季節だからこそ、体のメンテナンスが大切です。ちょっとした食事の取り方から、忙しい毎日の中でも美しくなれるポイントがあります。早速ご紹介しましょう。

    “美しく飲む”会食テクニックと
    おやつ選びのポイント。

    忘年会やパーティなどの席では、「栄養バランスを考えて、私はヘルシーな定食を……」なんてオーダーはできません。あらかじめメニューを決められていることも多く、十分にバランスのとれた食事をすることは困難です。

    せめて、野菜から食べ始める「ベジファースト」を実践してはいかがでしょう。糖質が多い食品の前に、ヘルシーな野菜をおなかに入れることで、血糖値の急上昇を抑える方法です。

    サラダがなくても、肉料理に添えられているレタスやパセリをさりげなくいただいたり、お刺身と一緒にツマもいただくようにしたり、貴重な野菜を逃さないよう意識してみましょう。

    理想は、お肉や揚げ物を食べるとき、同じ量の野菜を食べることですが、パーティ料理でそれは難しいかもしれません。そんなときはサプリメントを活用して、ビタミンや食物繊維不足を補うことも有効です。

    あまり「こうすべき!」「あれは禁止!」と固く考えると、ストレスが溜まってしまいます。夜のパーティに備えて、朝昼にヘルシーメニューをチョイスしたり、食べ過ぎた翌日は食事量を調整したり、トータルでバランスを取ると良いでしょう。

    3日を1クールとして、「昨日の不足分を取り戻そう」「明日に備えて控えよう」など、ゆるめに考えると気持ちが楽になりますね。

    たとえば、タマチャンショップには栄養いっぱいの美容ドリンクや、ドライフルーツやナッツなどの健康的なおやつがいっぱい。

    無理に節制しようと厳しく考えず、おいしく栄養補給ができるヘルシーなアイテムを活用しながら、栄養コントロールを楽しんでください。

    ▼毎日の食事に、気軽にプラス!


    ナチュラルな30種類の素材でつくった食物繊維パウダー「八百屋ファイバー」で、野菜不足の不安を解消! 毎日のドリンクや料理にパパッと混ぜるだけで、食物繊維を手軽に補給できます。


    栄養不足を補いたい方は、豊富な野菜・果物発酵エキスや、補酵素ビタミンCがたっぷりの酵素ドリンク「みらいのこうそ」や、生野菜を超えるビタミン・ミネラルの含有量を誇る「母なるスムージー」がおすすめ。

    ▼おやつ選びもヘルシーに!


    仕事や家事でクタクタのとき、適量のおやつは良い気分転換になりますね。しかし、おやつ選びを間違うと、肌荒れや肥満で、別のストレスを抱えることに。砂糖や化学調味料たっぷりのスナック菓子ではなく、なるべく健康的なものを選んでみましょう。

    いりことアーモンドのぽりぽり食感が美味しい「OH! オサカーナ」や、塩や油も不使用、無添加ナッツ7種を使った「ななつのしあわせミックスナッツ」 がおすすめです。

    体を芯からあたためて、
    太りにくい体質をつくろう。

    これまでもたびたびお伝えしてきたように、「冷え」は美容の大敵です。

    体が冷えて代謝が落ちると、太りやすくなるだけでなく、体の隅々まで酸素や栄養が行き渡りにくくなり、肌や髪にダメージを与えます。血流が悪くなるため、くすみがちにもなります。肌の色が沈んでいると、せっかくのパーティでもおしゃれがイマイチ決まりづらいですよね。

    普段の生活習慣で、内側から「冷えない体」を作るよう心がけましょう。ゆっくりお風呂に入ったり、手足やお腹まわりを温めたり。口にするものも、体を冷やさない食材を選んでください。

    たとえば、大好きなコーヒーを冬の間だけ我慢して、紅茶を飲むようにする。コーヒーは血管を縮め、体を冷やす飲み物だからです。水分やカリウムの多いきゅうりやトマトも体を冷やすので、寒い時期は生食は避け、加熱調理して温かくいただきましょう。

    辛い食べ物は体が温まるイメージがありますが、唐辛子のカプサイシンには発汗作用があるため、一時ぽかぽか暖まったように感じても、かえって体が冷えることがあります。他の「あたため食材」をうまく取り入れながら、もし汗をかいたらしっかり拭くなどして、体を冷やさないように注意しましょう。

    ごぼう、人参、レンコンなどの「根菜」や、「冬が旬のもの」「寒い地域でとれるもの」も、体を温める食材です。白菜、ねぎ、カリフラワー、りんご、さくらんぼなどです。まぐろ、鮭、鯖、カツオなど北の海の魚も該当します。

    あたため食材の代表格である「生姜」は、飲み物や料理に活用しやすいアイテム。紅茶に入れて生姜紅茶にするもよし、お鍋に入れるもよし。和食なら紅生姜が合いますね。

    生姜は安い時にたくさん買って、すりおろしやみじん切りなど使いやすい状態で小分けにして冷凍保存しておくと、使いたい時にパッと使えて便利です。チューブやパウダー状のものを活用するのも一手ですね。特にパウダー生姜は常温保存ができて、持ち歩きにも適しています。

    ▼体を温める生姜アイテム!


    みらいのしょうが

    九州産生姜を100%使用した、無添加の生姜パウダー。通常の約4倍の辛味・香りを誇る「黄金生姜」と、それをさらに熟成・発酵させ、巡り成分ショウガオールが約23倍にも増した「熟成黒生姜」をW配合。普段の料理やドリンクに少量入れるだけで、ぽかぽかのジンジャーメニューに早変わり!

    また体を芯から温めて癒すには、ぐっすり眠るのがいちばんです。

    冷えていると眠りにくく、さらに睡眠不足が加速します。睡眠不足と冷えの悪循環を断ち切らなければ、お肌までグッタリ疲れてしまうのですね。「良い眠り」のために、どうぞHadamanmaの過去の記事もご参照ください。

    * * *

    食べ物が美味しく、ご馳走をいただく機会が多くて栄養過多になりがちな冬は、少し気をつけるだけで栄養不足を解消しやすい季節でもあります。

    日頃から栄養バランスに気を配り、駅やオフィスではなるべく階段を使うなど運動不足にも気をつけて、スキマ時間には好きな本を読んだり音楽を聴いたりしてストレスを溜めずに暮らすことで、楽しく美肌と美ボディを叶えられると良いですね。

    さあ、できることから少しずつ、一緒に今日から始めましょう。

  • 肌タイプ別、乾燥対策!潤いスキンケアと食事のアドバイス

    肌タイプ別、乾燥対策!
    潤いスキンケアと食事のアドバイス

    赤ちゃんを見ると、その吸いつくようにきめの細かい肌の美しさに、思わずうっとりしてしまいますね。私たちも、生まれた頃はそうだったはず。なのに、いつの間にこんなにいろいろな肌悩みを抱えるようになってしまったのでしょう。

    生まれたての赤ちゃんの肌は、水分たっぷりで油分とのバランスも取れている理想的な状態。トラブル肌の多くは、この水分と油分のバランスが崩れていると言われます。解決のためには、まず自分のトラブルタイプを知りましょう。

    今回は、トラブルタイプ別のスキンケアをはじめ、食品屋さんならではの「食」改善のアドバイスもご紹介してまいります。

    1. 慢性的な「乾燥肌」タイプ

    常に油分が少なくて、水分も少ない。典型的な「乾燥肌」タイプ。

    顔全体が乾燥し、手触りがカサカサ・ゴワゴワしたり、白っぽく粉吹きしてポロポロと薄皮が剥がれたりしやすい人です。特に洗顔や入浴の後は、つっぱり感などの不快感を覚えることもあるでしょう。

冬に限らず、夏場でも乾燥悩みが続く人も少なくありません。ひどくなると、かゆみやほてり、ひび割れやあかぎれなど、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。

    乾燥ダメージが深まると老化を加速させてしまうので、一刻も早くケアしてあげたいですね。こういったタイプは、水分と油分の両方が不足している状態なので、念入りな水分補給と、それを逃さないように油分での保護が必要です。

    まずは、水分を補うための丁寧な保湿ケア。自分が思っているよりもたっぷりの化粧水を使いましょう。メーカーの規定量を守って、特にカサつくところには追加して二度三度と重ねづけを。角質層が柔らかくもっちりと吸い付く感触になるまで、潤いを補ってあげます。

    しっかり潤ったら、水分が逃げないように油分でフタをします。乳液やクリーム、オイルなどを活用しましょう。

    高保湿タイプの化粧品を使っているのに、乾燥が改善されない……というときは、もしかすると化粧水のつけ方や、油分のフタが十分にできていない可能性があります。毎日のことでつい惰性になってしまいがちなスキンケア。たまに見直すと、改善点が見つかるかもしれません。

    スキンケアを見直したら、次は食事

    このタイプの方は、肌の保水力を高めて、低下気味のターンオーバーを活発にするために、有効な栄養を普段からたっぷり補給していきましょう。


    とにかく、美肌づくりに欠かせないのは「タンパク質」。肌細胞の材料になる大切な栄養です。肉、魚などの動物性タンパク質と、大豆などの植物性タンパク質があるので、バランスよく摂っていきましょう。

    よく聞く「アミノ酸」や「コラーゲン」も、タンパク質の一種です。肌の保水力をアップしたいなら積極的に摂取したいですね。コラーゲンの体内合成には「ビタミンC」も重要なので、ぜひ一緒に摂取してください。

    ビタミン類は美肌づくりに欠かせません。ビタミンCはもちろん、皮膚や粘膜をすこやかに保つ「ビタミンA」、血行促進と新陳代謝をUPさせる「ビタミンE」、そして肌代謝をサポートする「ビタミンB群」に注目です。

    Aは緑黄色野菜や、レバー、魚介類から。Eはナッツ類やアボカドに豊富です。ナッツやアボカドは良質な油分も摂取できるので、乾燥肌の方には特におすすめの食材。B群はレバーなどの肉や魚介類で摂取できます。

    各栄養素は普通の食事から摂るのが理想的ですが、鉄分やビタミンB群など食材からは摂取しにくいものもあるため、効率的に摂取したい場合はサプリメントを活用しましょう。中でもコラーゲンは「コラーゲンペプチド」を選ぶと、吸収効率が良いと言われています。

    食材をいろいろご紹介しましたが、特に魚はタンパク質、ビタミン、ミネラル、そして細胞膜を作るのに役立つ不飽和脂肪酸も摂れる、栄養の宝庫です。ヘルシーですし、美しくなりたいなら毎日でも食べたい食材ですね。

    ●Hadamanmaの栄養マメ知識!

    ダイエットの観点から避けられがちな「」ですが、実は保水成分として体に水分を抱え込む性質を持っています。だから、糖質をカットすると抱えていた水分を排出するので、急速に体重が減るのです。むくみは減りスッキリしますが、体内の水分量が極度に減って、肌の潤いやハリが失われる原因になることも。

    ダイエットやボディメイク目的の糖質制限はあくまで適度に行いましょう。もし実践するときは、十分な水分補給を心がけて。バランスの良い食事を、腹八分目で続けていきたいですね。

    2. 部分的に乾燥しやすい「混合肌」タイプ

    全体が乾いているわけではなく、目元・口まわりだけ乾燥しやすい人。「混合肌」とも言われるタイプです。

    目元、口まわりはそもそも顔の中でも皮膚が薄く、「弱い」部分です。体の不調が表れやすく、乾燥しやすいポイントなので、加齢とともにシワもできやすいのです。

    弱いところなのにポイントメイクを施す場所でもあるため、摩擦刺激を与えやすく、肌荒れの原因となります。アイシャドウやライナーなど、強く擦るような塗り方をしていませんか。また、髪の毛が触れることも多く、知らず知らずのうちにダメージが蓄積している可能性があります。

    顔の凹凸部分のため、スキンケアにムラが出やすいところでもあります。細かいところに洗い残しがあったり、化粧水がきちんと行き届いていなかったり……そんな小さなことの積み重ねが、ポイント乾燥や肌荒れを招いていることも。

    また、口まわりは乾燥しているのにニキビができる場合があります。乾燥によって角質層のターンオーバーが乱れ、毛穴がつまりやすくなることが主な原因とされます。あるいは胃腸の調子が悪かったり、ストレスなどでホルモンバランスが乱れたりすることでも、皮脂が過剰分泌される場合もありますが、肌が乾燥していると、より症状を悪化させてしまうのです。

    このタイプの方の改善方法は、下記のようなことが考えられます。

    まず目元・口まわりは顔の中でもっともデリケートな部位ということを念頭に、毎日のスキンケアを丁寧に行いましょう。化粧水や乳液も塗りムラがないように、細かいところまでしっかりケアしてあげます。摩擦にならないように、特にやさしく行いましょう。

    特に目の周りにかゆみや乾燥が出やすい人の中には、ポイントメイクの洗い残しが原因となっている人もいらっしゃいます。しっかりマスカラやメイクをした日は、専用のリムーバーを活用するなどして、クレンジングを念入りに。逆に、薄化粧の日はあまり強いリムーバーを使わず、優しく落としてあげてください。できるだけ刺激を与えないことが大切です。

    スキンケアやメイクには、いつも清潔な道具を使いましょう。メイクブラシやスポンジ、チップをこまめに洗い、古くなったら交換するなどして、清潔に保つようにしてください。

    そして、普段の生活の中でもなるべく顔を触らない。汚れた手で、うっかりほおづえをついたり、まぶたをこすったりしていないか、自分のクセをチェックしてみましょう。目元やフェイスラインに髪の毛が触れないようにまとめておくのも効果的です。

    目元、口まわりの肌荒れはホルモンバランスの乱れが主な原因ということもあるので、睡眠などの生活習慣を見直すことで、改善が期待できます。

    3・脂性肌? 実は「隠れ乾燥」タイプ

    テカりやすい脂性肌の方は、乾燥とは無縁だと思いがちですが、肌がベタついているからと言って、潤っているとは限りません。ベタつきと潤いはまったく別もの。もしかするとベタつく皮膚の内部で、「隠れ乾燥」が進んでいるかもしれません。

    皮脂は多いけれど、肌内部の水分が少ないという方はよくいらっしゃるものです。テカテカと脂っぽいのに、ハリがなくシワシワしている、肌色がくすみがち、といった方はこのタイプを疑ってみましょう。肌の水分量が少ないのに、油分は多いタイプです。

    実は乾燥しているのに、それに見合ったケアがきちんと行われていないため、肌が乾燥から身を守ろうと皮脂を過剰分泌しているのです。男性によく見られますが、スキンケアの習慣のない方にも多い状態です。

    春は温度が変わりやすいので肌が敏感になったりトラブルがあることも

    こういった方は乾燥肌の自覚がなく、ベタベタする基礎化粧が苦手なため、使う化粧水の量が少なすぎたり、乳液のステップを省いたりして保湿を軽くしてしまいがち。そうして肌はますます皮脂を分泌するという、悪循環に陥りやすいのです。

    こまめにあぶらとり紙でケアするだけではなく、基本的なスキンケアを見直してみましょう

    化粧水は、一度メーカーの規定量を見直し、いつもより多めに使ってみてください。潤いをたっぷり行き渡らせたら、乳液でしっかり水分を閉じ込めてあげましょう。ベタつきを怖がって薄く伸ばすようなつけ方をすると意味がないので、たっぷりつけることが基本です。

    スキンケアの他にできる対応策としては、基本的には1の乾燥肌タイプと同じく、水分保持力が高く、栄養たっぷりの食事を心がけましょう。タンパク質、コラーゲンなど肌の原料になるものを意識的に摂ることで、ハリやくすみが改善されてきます。また、ビタミンB群をしっかりと摂取することで、皮脂分泌の抑制になり、タンパク質代謝にも効果的です。

    * * *

    美肌の敵である乾燥にも、タイプがあることがわかりましたね。しかし、季節や年齢によって、肌タイプが変化することもあります。

    私は脂性肌だから、私は乾燥肌だからと決めつけて、変化に気づかず何年も同じスキンケアをしていると、いつの間にか暗くくすんだ肌になってしまう、深いシワが刻まれるなど、深刻な肌トラブルを抱えてしまうかもしれません。

    毎日のスキンケアを、しっかりと鏡を覗き込んで行い、肌を細かくチェックして変化に気づくようにしましょう。肌は、丁寧に手をかければかけるだけきれいになるものです。変化を楽しみ、毎日すこやかに美しくお過ごしください。

  • 働く「手」は、老けやすい?ハンドクリームの正しい塗り方で、うるすべ手肌へ!

    働く「手」は、老けやすい?
    ハンドクリームの正しい塗り方で、うるすべ手肌へ!

    11月。空気が乾燥し、手肌のカサつきが気になるシーズンになりました。

    そんなときに役立つアイテムが、先日Hadamanmaから新たに発売されましたが、もうチェックされましたか? 「とろける木の実ハンドクリーム」と「もぎたて果実手ハンドクリーム」です。

    手荒れの悩みが多くなる秋冬こそ、ぜひ、ハンドケアも見直しを。そこで今回はこの新しい2つのハンドクリームを活用しながら、毎日やっていただきたい「ハンドケアの基本」をご紹介します。

    実は、手は顔以上に年齢が出やすい「老け」ポイント。

    衣服に守られることのない手は、常に外気に晒されて紫外線を浴び続けています。さらに、汚れはもちろん水や洗剤、紙、スマホと、さまざまな材質のものに触れ続けることで、少しずつダメージを蓄積しているのです。

    もしかすると体の中で、もっとも酷使されていると言っても過言ではないパーツかもしれません。そんな働き者の手には、本当は顔と同じか、それ以上のケアが必要なのです。

    特に空気が乾燥する秋冬は、ひび・あかぎれなどの手肌の悩みが増えます。そんなトラブルが出た時はもちろん、そうなる前から毎日スキンケアして、指先まで潤った美しい手肌を保ちたいですね。

    乾燥から守る、だけじゃない!
    ハンドクリームで「手の美容」に取り組もう。

    手肌も、顔と同じように化粧水や乳液でケアしても良いのですが、忙しい日中や外出先で、手を洗ったり、洗い物をしたりするたびに化粧水や乳液を取り出して……というのは、現実的に難しいですね。また、いろんな刺激から手肌を守るため、高いガード力もほしいところです。

    そこで役立つのが、保水と保護の機能を備えた「ハンドクリーム」です。

    ハンドクリームは手肌に潤いを与え、乾燥や刺激から守るためのアイテムですが、最近では美容機能の高い製品も増えてきました。

    Hadamanmaの「木の実」「果実手」ハンドクリームも、保湿・保護・そして美容の三つを叶えるために、安心な食べ物や植物由来の美容成分たっぷりで作られています。かさつきを癒し、手肌を守りながら美容まで叶えてくれる。年齢の出やすい手にとって、これほど心強いものはありませんね。

    では、ハンドクリームをしっかり活用するために、まずは基本の使い方を確認してみましょう!

    意外と知らない?
    ハンドクリームの基本の使い方

    1.いつでもどこでも、こまめにケア!

    塗り方のポイントは、まずこまめに塗ること。

    外出の前後、仕事の合間、家事や入浴後、おやすみ前などを習慣づけて、ほかにもかさつきが気になったらその都度塗るようにしましょう。乾燥対策だけでなく、ダメージへの保護になります。

    塗りたい時に手元にないと、つい「ま、後でいいか」となりがち。家中のあちこちに置く、化粧ポーチに入れておく、オフィスのデスクにも常備するなど、欲しい時に必ず持っておくようにすると良いですね。

    ベッドサイドや職場のデスク、持ち歩くポーチの中にハンドクリームを常備することをお勧めします。

    2.手指を清潔にして、温めよう

    ハンドクリームを塗る前には、手を清潔にします。顔に化粧水を塗る前に、洗顔するのと同じですね。

    仕事の合間など、いちいち手を洗いに立つのが億劫な場面でも、ウェットティッシュで拭いて手指を清潔にしてからハンドクリームを塗ると、浸透力が違いますし、容器に残っているクリームも清潔に保つことができます。

    手を洗ったら、水分をしっかり拭き取りましょう。

    オフィスなどには除菌用アルコールが常備されていることも多いものですが、刺激の強いアルコール消毒は肌の乾燥に拍車をかけてしまいます。できるならノンアルコールタイプで手肌にやさしいものを使うか、普通の手洗いをしっかり行ってください。手を洗って水気を拭き取るときは、肌を傷つけないようゴシゴシ強くこすらず、柔らかいハンカチやタオルでポンポンとやさしく水気を押さえましょう。

    また、ハンドクリームを塗る前には、できるだけ手を温めておきます。油分の多いハンドクリームは冷えた手では伸びが悪くなりますし、冷えきってカサカサになった手は角質が固くなっているので、せっかくのハンドクリームがうまく浸透しません。

    手洗いを冷水でなく、ぬるま湯で行うと一石二鳥です。熱いお湯で洗うと、必要な皮脂まで奪われて乾燥するので、「熱くも冷たくもない」温度に抑えておきましょう。時間があれば、手全体を1分ほど蒸しタオルで包んで温めておくと血行が良くなり、角質層がほどよく柔らかくなってハンドクリームが浸透しやすくなります。

    3.ハンドクリームは、手の甲から広げる!

    準備ができたら、いよいよハンドクリームを塗っていきます。

    「木の実」「果実手」ハンドクリームの場合、1回分の目安は大体1円玉大。乾燥が気になるときはもちろん多めに使ってもOKです。

    寒い時期はハンドクリームが固くなっていることがあるので、一度手のひらで包んで温め、柔らかくしてから使ってください。

    クリームは手の甲から伸ばしていきましょう。

    全体にクリームが行き届くように、まんべんなく塗り広げます。

    ささっと広げて終わるのでなく、よくなじむようにかるく揉み込みながら塗っていくと効果的です。ただしゴシゴシこすらず、クリームですべらせながら、やさしく行ってください。

    4.指の先、爪までしっかりと。

    広いところのあとは、指へ。美容効果の高いハンドクリームはネイルケアにも最適。爪までしっかり塗りこみましょう。

    ささくれやあかぎれの予防にもなるので、爪の横や生え際、関節のシワの間など、細かいところにもしっかりと行き渡るようにしてください。

    よりしっかりネイルケアしたい場合は、先にキューティクルオイルを塗っておいてからハンドクリームでフタをするように使うと効果的です。

    これで、基本のケアは完了です。

    潤いが物足りないところや、手荒れが特に気になる部分、乾燥がひどく皮膚が硬くなっているようなところには、たっぷりと二度塗り、三度塗りをしましょう。

    いつものハンドクリームも、こうしてしっかり使うと、きっと潤い方が全然違うはず。ハンドクリームを塗りながら軽くマッサージをすると、血行促進になって冷えも解消できますし、リラックス&リフレッシュ効果もあるので、ちょっと休憩したいときや、おやすみ前のケアとして是非取り入れてくださいね。

    「木の実」と「果実手」、使い分けは?

    ハンドクリームの基本の塗り方を踏まえて、Hadamanmaの「木の実」&「果実手」ハンドクリームの使い分け方と特徴をご紹介します。

    まず「とろける木の実ハンドクリーム」は、保湿と美容効果が高いので、特に手肌のエイジングケアがしたい方にイチオシです。また、しっとりと保護力の高いハンドクリームをお探しの方にもおすすめです。

    こっくりとしたクリームですが、驚くほど伸びが良いので少量でもしっかり手肌を守ることができるでしょう。塗っているときは油分がしっかりした印象ですが、塗ってしばらくすると、つけているのを忘れるくらいにサラサラの仕上がりになります。

    もぎたて果実手ハンドクリーム」は、さっぱりとした潤い感が特徴のクリーム。あまり重い感触のハンドクリームが好きではない方や、よりみずみずしい潤いがほしい時におすすめ。使用感はさっぱりしていますが、保湿・保護力は「木の実」と同等レベルです。

    塗り広げていくと手肌の熱に反応して潤いが出てくるので、この水っぽさがあるうちに手肌全体にクリームをなじませましょう。指先まで塗り込んで少し経つと、次第に水気が落ち着き、しっとりとクリームの保護力が発揮されます。

    どちらも保湿・保護力は高いので、お好きな使用感で選んでいただくと良いでしょう。日中や春夏はさっぱりした「果実手」、夜や秋冬は「木の実」でしっかり美容ケア。そんな使い分けも良いですね。

    ▼お買い物はこちら

    とろける木の実/もぎたて果実手ハンドクリーム

    7種のナッツとはちみつの力でしっとりと潤う「木の実」と、化粧水+クリームの効果でさっぱり潤う「果実手」。ともにお顔用の高級クリーム品質。長くしっかりうるおうのに、塗ってすぐにスマホを触れるほどサラリとした仕上がりで、働く手を荒れとダメージから守ります。

    毎日の食器洗いも、スキンケアに。

    季節を問わず、食器洗いなどの水仕事が原因で手荒れに悩んでいる方も多いでしょう。作業の前後にハンドクリームでこまめにケアするのも大切ですが、キッチン洗剤自体を肌に優しいものに見直してみるもの良いかもしれません。

    「食器用洗剤で手が荒れるのは仕方のないこと」と諦めず、「手肌用の“スキンケアソープ”で食器を洗う」と、大胆に発想を転換してはいかがでしょうか。

    手肌に優しいのに、食器の汚れをしっかり洗い上げる食器用洗剤「サラエステ」

    食品屋であるタマチャンショップが作った「サラエステ」は顔も全身も洗えるほど、化粧品レベルに手肌にやさしい、化粧品レベルの洗剤です。手肌の潤いを奪わず、むしろケアしながら、“食器も”洗うことができるというユニークなアイテム。

    洗浄成分はすべて植物由来で、赤ちゃん用製品に使われるほど優しいものを採用。手肌を刺激から守る7種類のハーブエキスを配合するなど、手肌へのやさしさをとことん考えて作られています。

    もともとはシャンプーの開発技術者が、手荒れに困っている美容師さんのために開発したもの。汚れは洗浄成分で包み込んで落とし、手肌には保湿成分を残してなじませる画期的なハイブリッド手法。

    毎日の水仕事は避けられないもの。手荒れに悩んでいる方は、ぜひこういったアイテムも検討してみてはいかがでしょうか。

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    サラエステ

    キッチンをエステに!? 自然食品屋さんがつくった、お皿を洗える、新発想のスキンケアソープ。手肌と自然にやさしい洗浄成分で、使うたびに肌を美しく整えます。

    * * *

    手荒れが特に気になる季節です。乾燥状態に長く晒すことは、顔と同じで深刻なシワやくすみの原因となります。こまめにハンドクリームで潤いを与え、大切にケアしてあげましょう。

    
もし、オフィスで紙を触る機会が多ければ指サックをしたり、外出時は清潔な手袋をつけたりと、日頃から手肌をいたわってあげたいですね。


    この冬、Hadamanmaから発売された二つの自信作が、デリケートな皆さまの手肌を守るため、お役に立てることを願っています。

  • 「すっぴん力」を上げる!正しいクレンジング&洗顔法

    「すっぴん力」を上げる!
    正しいクレンジング&洗顔法

    毎日欠かすことのできない、クレンジングや洗顔。クタクタに疲れているときや、忙しくて手いっぱいのときは、つい手間だなぁ、めんどくさいなぁ、と思ってしまうこともありますね。

    でも、美容の基本は「落とす」こと。

    「化粧したまま寝ると肌が荒れてしまう!」

    「洗顔をきちんとしないと、くすんで老け顔になる!」

    そんなイメージをお持ちの方は多いと思います。では、クレンジングや洗顔をきちんとせずに過ごしていたら、私たちの肌では具体的にどんなことが起きるのでしょう? 今回は、クレンジングや洗顔の大切さと、正しいやり方をしっかり見直してみましょう。

    洗顔不足はなぜ悪い?
    肌荒れのメカニズム。

    気になる肌荒れの原因は?

    1日を終えた肌の表面には、さまざまな汚れが付着しています。

    お化粧をしている方なら朝塗った日焼け止めやファンデーションが残っているでしょうし、何もしていなくても、自分自身の汗や皮脂、古い角質などの汚れがたまったり、空気中の埃や花粉が付着したりして、肌は必ず汚れてしまいます

    それらの汚れは時間と共に酸化したり、混ざりあって化学反応を起こしたりすることで、肌に刺激を与えるようになります。顔を洗わずに寝てしまうということは、そんな刺激物質をつけたままにするということ。当然、肌には大変な負担となります。

    また、汚れが肌表面に留まっていると、毛穴をふさいで吹き出物などの炎症を引き起こすほか、正常な肌のサイクル(ターンオーバー)を邪魔するので、きれいな肌が作られなくなります。古い角質が蓄積してゴワゴワした厚い皮膚になり、くすみやシミ、シワやたるみにもつながってしまいます。不潔な状態は、老化の原因にもなるんですね。

    肌が汚れていると、さまざまな美容トラブルの原因となります。

    そればかりか、こんな状態の肌では、どんなに良い化粧品を使っても美容成分がしっかり浸透できず、十分な効果を発揮できません。もったいないですね。

    常に肌を清潔に保っていれば、化粧水や美容液がスイスイ浸透し、角質層をしっかりと潤してくれます。ターンオーバーも正常に行われるようになり、いつもピカピカ素肌。

    これが、「すっぴん力」です。すっぴん力さえあれば、濃いファンデーションで肌を隠さなくて良いし、やみくもに化粧品を取り替えてお金をかける必要もありません。明るく透明感のある素肌で、より美しく、若々しくなれるはずですね。

    「帰宅後すぐ」が基本!
    クレンジングで1日の汚れを落とそう。

    では、すっぴん力を向上させるための「正しいクレンジングと洗顔法」とは?

    ポイントを具体的にご紹介していきましょう。

    まずは洗うタイミング。

    1日を過ごした肌には、前述した通り、汚れと刺激成分がたっぷりと付いています。手を洗うのと同じように、顔も「帰宅後すぐ」に洗って、汚れから解放してあげましょう。

    帰宅後、すぐにクレンジング・洗顔をしてお肌を解放しよう!

    よく手を洗ったあと、油溶性の汚れを落とすためにクレンジングをします。

    クレンジングはメイク汚れだけでなく、角栓の詰まりや化学的な大気汚染物質なども落としてくれます。

    メイクをせず1日外出もしなかった日は、肌質によっては泡洗顔だけで済ませても良いかもしれませんが、日焼け止めを塗ったならクレンジングもしてください。また、皮脂分泌が多めでニキビや角栓詰まりができやすい方も、泡洗顔の前にクレンジングで皮脂をリセットするのも良いですね。

    オイルやミルクタイプなど、いろいろなクレンジングがありますが、肌質に合わせて好みのものを選んでください

    クレンジング力が強いオイルベースのものは、濃いメイクをしっかり落としたい日や、皮脂や角栓が気になる時に向いています。ただし必要な潤いまで奪うこともあるので、乾燥しやすい方にはミルクやジェルなど、肌にやさしいタイプがおすすめです。基本はミルクやジェルで、Tゾーンはオイルなど、部位によって使い分ける方法もあります。

    自分のお肌に合ったクレンジングを選びましょう。

    シートタイプのものはとても便利ですが、肌をこすりやすく、洗い流すものと比べて汚れ落ちが十分でない場合もあるので、なるべく常用は避けた方が良いでしょう。

    また、オイルやミルクでも汚れ落ちがいまいち、という方は、使い方が誤っている可能性があります。商品によって量や使い方は細かく違う場合があるので、メーカーの説明をしっかり読んで使いましょう。
    特に、手や顔が濡れた状態でクレンジングを使っても、汚れとクレンジング剤が十分になじみません。濡れた手でもOKという商品でない限り、乾いた状態でクレンジングしましょう。逆に、クレンジング剤を洗い流す際は、まず少量の水でクレンジングと水をなじませる「乳化」の一手間を忘れずに。きちんと乳化できていないと、せっかくの汚れ落ちが半減する場合があります。

    クレンジングや洗顔の際、よく耳にするタブーは「強くこすらない!」「指でゴシゴシ触らない!」ということ。

    こすりすぎを防ぐため、マスカラやアイライナーなどを使用している方は、先にポイントメイクを専用リムーバーで落としておきましょう。この時も、ゴシゴシこすると色素沈着を招きますので、優しく行ってくださいね。

    洗顔の前に「たっぷり予洗い」しよう!

    洗顔の前にたっぷり予洗いをしよう

    泡洗顔の前に大切なのは、「予洗い」です。洗顔料を使う前に、きれいな水でしっかりとすすぎ洗いを行いましょう。クレンジングのあとはもちろん、朝の洗顔前にも大切なステップです。

    ここを手抜きせず丹念に行うことで、角質層が柔らかくなり、スムーズに汚れを落とせるようになります。

    予洗いは溜めた水でなく、流水で行いましょう。水の温度は冷たすぎず、熱すぎず、35°C前後の人肌くらいが、肌に刺激を与えず、汚れが落ちやすい温度です。

    特にクレンジングのあとは、指先に感じるヌルつきがなくなってからも、さらに数回すすいでおきます。クレンジングが肌に残っていると泡洗顔の邪魔になってしまうため、角質層の汚れをリセットするつもりで、しっかりとすすぐことが大切です。

    泡洗顔の前に、しっかりすすぎ洗い!

    正しい洗顔のポイントは
    「泡だて」と「プラス20回のすすぎ」

    たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。

    予洗いがしっかりできたら、続いて泡洗顔です。

    クレンジングをしっかりすれば泡洗顔はいらないのでは? と思ってしまいますが、クレンジングが油溶性の汚れを落とすのに対して、泡洗顔には古くなった角質や皮脂、汗やホコリなど、水溶性の汚れを落とす役割があります。

    洗顔料は、きめの細かい泡をたっぷりと作ってから肌に乗せましょう。

    この時に水分が多すぎると、すぐに流れてしまう、柔らかい泡しかできません。ボリューム不足でつぶれやすい泡だと肌をこする原因になりますし、粗い泡では毛穴の汚れもしっかり落とせません。

    ちょっとずつ水分を加減しながら、キメの細かいもっちり泡を作るようにしてください。泡立てネットや洗顔用の泡立て器を使うと簡単です。

    手のひらに乗せた泡が、ひっくり返しても簡単に落ちないくらいの弾力を持っている状態が理想です。

    たっぷりの泡を肌の上で転がすように洗いましょう

    この泡を指の腹で転がすようなイメージで洗います。たっぷりの泡で顔全体を包むようにして、肌を直接指でこすらないことがポイント。デリケートな肌を、優しく洗ってあげましょう。

    たっぷりのきめ細かい泡で洗いましょう。

    頬やおでこといった顔の広い範囲はもちろん、Tゾーン、小鼻のキワや口元などの細かい凸凹部分までしっかりと。髪の生え際、首や耳の周辺などまで洗い残しのないようにします。

    そして、しっかりとすすぎを行いましょう。

    ここが不十分で肌トラブルが起きている方も多いので、「泡が落ちたな」と思ってからもプラス20回を目安に、たっぷりの流水ですすいでください。

    泡が落ちてからプラス20回すすぎましょう。

    角質層の中の水を全部入れ替える気持ちで、きれいな流水を使って顔中すみずみまですすぎましょう。この時、浄水器の水を使えたら理想的です。

    すすいだ後は、必ず鏡を見ながら顔を左右に振って、生え際やあごのラインまで泡や汚れの残りがないかチェックしましょう。すすぎ残しが吹き出物の原因になる場合もあります。

    清潔なタオルでやさしく水分をとりましょう

    タオルで顔を拭くときも、ゴシゴシこすらずにやさしく水分をおさえるだけ。せっかくきれいにした肌を汚してしまわないように、タオルは洗いたての清潔なものを使ってくださいね。

    肌が乾かないうちに、素早く化粧水&乳液での保湿ケアしましょう。

    「やりすぎ」で肌刺激に?
    美容意識が高い人ほど陥りがちなNGポイント。

    正しい洗顔方法で、ダメージを最小限に抑えましょう

    クレンジング・洗顔の正しいステップをご説明してきましたが、最後にちょっと見落としがちな、意外なNGポイントをご紹介します。

    1・時間をかけて「やりすぎ」ている

    力が強すぎる・雑すぎるクレンジングがいけないことは、皆さんよくご存知ですが、美容意識が高い人が陥りがちな失敗として特に多いのは、「丁寧すぎる」クレンジング。その念入りな行為が、かえって肌に刺激を与えていることがあるのです。

    たとえばあなたは、クレンジングや洗顔料を顔に乗せてから洗い流すまで、どのくらいの時間をかけていますか?

    しっかり丁寧に……と思うあまり、3分、5分と時間をかけている人がいらっしゃいますが、クレンジングや洗顔料はあまり長く肌に乗せていると負担になり、乾燥の原因にもなります。

    クレンジングも泡洗顔も、目安は1分程度。

    長く乗せているほど汚れが落ちるわけではないので、優しく手早く行いましょう。力の入りやすい人差し指ではなく、中指と薬指の二本をくっつけた状態で使うと、軽い力で洗うことができます。

    ……………………………………………………………………………………

    2・化粧品の「量」が少ない

    それから見落としがちなのが、使う「化粧品の量」です。

    高くて良いものだからと、ちまちまと使っていませんか? 少量でも十分だと、自己判断で量を加減していませんか?

    クレンジングや洗顔料は、量が少ないと指が肌に直接触れやすくなり負担になりますし、第一、十分な効果が得られません。適切な量は製品により異なりますので、きちんとメーカーの推奨量を確認して使うようにしましょう。

    ……………………………………………………………………………………

    3・「洗いすぎ」にも要注意

    汚れをきちんと落とすことは大切ですが、「洗いすぎ」によって乾燥やくすみを招くこともあります。きれいにしたいからと、1日に何度も必要以上に洗ったり、毛穴の黒ずみを落とそうと洗浄力の強いアイテムを使い続けたりしていないでしょうか。

    必要以上の洗顔は肌をこすって傷つけてしまいますし、皮脂を奪いすぎるのもよくありません。
    もともと、皮脂は肌が自分自身を守るためのバリア機能として分泌しているものなので、洗いすぎていると肌のバリア機能が弱まり、潤いが逃げて乾燥しやすい肌になってしまうのです。

    また、乾燥肌を守ろうとして皮脂が過剰分泌されるようになり、余計に角栓詰まりを起こしやすくなることがあります。

    ご存じのようにスキンケアに厳密な決まりはありません。肌質やその日の体調、季節、天候などの状況と相談しながら、必要なケアを行うのが理想です。

    基本は、朝も夜も泡洗顔を行うのがおすすめですが、肌質や調子によっては、朝はすすぎ洗いだけの方が具合が良いという場合もあるでしょう。

    クレンジングや洗顔料を選ぶときも、クチコミや評判に頼りすぎず、「今の自分の肌に合うかどうか」を基準にしたいですね。

    ●Recommend

    Hadamanma こなゆきコラーゲンクレンジング・こなゆきコラーゲン フェイシャル

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    こなゆきコラーゲン フェイシャル

    アミノ酸・コラーゲン・岩塩などの「食」の成分で作った、ミルクタイプのクレンジングと、弱酸性の洗顔パウダー。デリケートな肌にもやさしくなじみながら、汚れをしっかり落とします。

    * * *

    少し長くなりましたが、今回はクレンジングと洗顔の基本をおさらいしました。

    毎日のことなので面倒くさく感じることもあると思いますが、「汚れを落とす」ことは一番の美への近道です。

    「調子どう?」「今日は疲れたね」と自分の肌に語りかけるように、指先で肌の状態を確認しながら、肌が満足してくれるまで丁寧なケアを行ってくださいね。

  • 季節の変わり目は要注意!乾燥だけじゃない、秋肌トラブルの原因とは

    季節の変わり目は要注意!
    乾燥だけじゃない、秋肌トラブルの原因とは

    肌のカサつきに秋の訪れを感じて「ああ、もう夏のスキンケアでは足りないのね」と、しっとりタイプの化粧水や保湿クリームを取り出す。

    そんな哀しい乾燥肌に、お悩みではありませんか。

    秋に肌コンディションが悪くなるのは、やっぱり空気が乾燥しているから? もちろんそれも大きな要因ですが、実は原因は他にもあるんです。

    季節の変わり目には、さまざまなトラブル要因が次々に私たちの肌を襲います。どんなものがあるかチェックして、ぜひ対策していきましょう。

    トラブル要因1
    夏肌から冬肌への切り替わり

    季節の変わり目は、肌が不安定な状態が続きます。

    実は、もっとも大きな要因は環境でなく、私たち自身にありました。

    夏のあいだは紫外線や暑さ、汗や雑菌への抵抗力優位だった肌ですが、冬には乾燥や寒さから身を守り、体温や潤いを保つ肌になります。その切り替わり期間である秋の肌は、戦闘力も落ちつつ守備力も完全ではない、不安定で弱い状態になっていると考えられます。

    そして、季節が秋へ移ろうとき、真っ先に気になり始めるのが「寒暖差」。時節の挨拶でも「朝晩寒くなりましたね」などと言われるように、日中は汗ばむほど暑くても、明け方は毛布が必要なほど冷えるのが、この時期の気候の特徴です。

    冬肌へ切り替わる途中の不安定な状態に加え、激しい寒暖差が続くと肌が対応しきれなくなって、普段より敏感になってしまうのです。体なら上着を一枚持ち歩いたり、オフィスに膝掛けを置いたりすることで対応できますが、顔はそうはいきません。

    激しい寒暖差に日々さらされるままにしていると、肌のターンオーバーは乱れがちになり、肌細胞が順調に生まれ変わってくれません。放っておくと、シミやくすみ、赤み、シワなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。

    敏感肌の人はもちろん、そうでない人もこの時期は肌トラブルを起こしやすいので、特に注意が必要です。

    トラブル要因2
    肌の奥に残る夏ダメージ

    肌の奥には、夏に受けたダメージがひそんでいます

    さらに、この時期は夏の間に蓄積された肌ダメージがあることも、忘れてはいけません。

    強い日差しによる紫外線ダメージ、食欲減退によるたんぱく質不足など、深刻なダメージが肌の内部で滞っていることは、前回の記事でもお伝えした通りです。

    ▼こちらもご参照ください。

    「秋を迎える前に!
    原因別『夏バテ肌』6つのレスキュー法」

    https://hadamanma.com/archives/2036

    肌の奥のシミのもとやインナードライなどは、汗ばむ夏の間は気づきづらいものですが、秋になるとだんだん実感を伴ってきます。特に空気が乾燥する秋は、そんなトラブルを実感しやすい季節と言えるでしょう。

    暑い時期には入浴の際に湯船に浸からず、シャワーだけで済ませていた方も多いと思いますが、シャワーだけでは体がしっかり温まらず、代謝が悪くなります。夏の間に溜まった老廃物が、吹き出物の原因になる可能性もあります。

    また、汗や皮脂を拭くため1日に何度もハンカチや汗拭きシート、あぶらとり紙を肌に当てたり、念入りな洗顔を繰り返したり、良かれと思ってしていたことが摩擦を与え、肌を傷つけてしまったかもしれません。

    こうして見ると、夏は肌トラブルの種でいっぱいの季節なんですね。

    トラブル要因3
    知らず知らずに陥っている、水分不足

    水分をたっぷり摂って、内側から潤いを与えましょう。

    秋の肌について、夏との意外な違いがもうひとつ。

    それは「水分不足」です。

    暑くて汗をかく夏は、喉が渇いて皆さんよく飲み物を口にしますね。汗をいっぱいかいたあとは熱中症や脱水症状を起こさないようにと、多くの方が意識的に十分な量の水分を摂っていたことでしょう。

    しかし涼しい秋になると、さほど汗もかかないので水分補給を意識しなくなり、知らず知らずのうちに水分摂取が少なくなります。

    でも実は、秋になっても私たちはかなり汗をかいています。夏と違って空気が乾燥していて、かいた汗がすぐに蒸発するため実感しづらいのですが、日中の暑い時は無自覚にたくさん汗をかいて、体内の水分が奪われています。

    そうしたことが続くと、いつの間にか体内の水分が不足気味になります。

    当然、肌にも潤いが足りていません。肌のバリア機能は、水分が十分に行き渡っていてこそ本領を発揮できます。水分不足のカサついた状態では、外からの刺激にも弱くなってしまうのです。

    繊細な季節の曲がり角。
    効果的な秋のスキンケア方法は?

    秋もしっかり保湿ケアを!

    以上のように、秋は気がつきにくいところに肌トラブルの要因が潜んでいます。

    意識してケアをしていく必要がありますね。

    夏と冬の境目は、肌がデリケートになりやすい時期なので、普段のクレンジングから保湿の仕上げまで、スキンケアをいつも以上にていねいに行いましょう。

    決してこすらず、やさしく。コットンや清潔な柔らかいタオルを使うようにして、メイクに使うブラシやスポンジも、ときどき専用の洗剤で丁寧に洗って、清潔に保ちましょう。

    特に保湿は重要です。カサカサに乾いた肌は、乾燥や冷気といった刺激に弱く、ダイレクトにダメージを受けてしまいますが、たっぷりと潤った肌は刺激に対して柔軟です。

    そして何より、美しい肌づくりのため食事による栄養補給も忘れずに。

    Hadamanmaがいつも申し上げている通り、毎日のスキンケアの効果を最大化するためには、体の内側からも元気になることが大切です。旬の野菜や、タンパク質豊富な食材を積極的に取り入れましょう。

    ▼こちらもご参照ください。

    「それでも焼けてしまったら…
    5つの日焼け肌レスキュー法」

    https://hadamanma.com/archives/1755

    「秋の乾燥に負けない。
    乳液パックのディープケア」

    https://hadamanma.com/archives/1108

    「冬の美肌を目指して!
    秋から始める『ビタミンA』摂取のススメ」

    https://hadamanma.com/archives/1091

    最後に、繊細なお肌にもやさしく使えるお役立ちアイテムをご紹介します。

    栄養たっぷりのスキンケアコスメ

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」・「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    こなゆきコラーゲン クレンジング

    こなゆきコラーゲンフェイシャル
」

    人肌に近い成分で、大切な潤いを守りながら汚れを落としてくれる、ミルクタイプのクレンジングと弱酸性の洗顔パウダー。毛穴の奥まですっきりと洗い肌を清潔に保つことは、日焼け戻しにも大切です。

    Hadamanmaとれたてベジローション・ぜいたくベジミルク

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    Wセラミドや椎茸エキスなど、質の高い保湿成分を贅沢に配合した、保湿化粧水&保湿美容乳液。潤いと栄養をたっぷり届ける“お肌のごちそう”です。

    自然食品屋さんの美容・健康ドリンク

    「美粉屋シリーズ」

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    自然食品屋さんがつくった、栄養たっぷりの美容・健康ドリンクパウダー。さまざまな種類があるので、自分のほしい栄養を楽しみながらチョイスできます。

    タンパクオトメ

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    「タンパクオトメ」は、不足しがちなタンパク質と美容成分を配合した、美容のためのプロテイン。運動習慣だけでなく、普段の美容食をしても活躍します。

    肌が不安定で敏感になりやすい秋ですが、きちんとケアすれば日焼けも戻せて美肌になれるチャンスの時期でもあります。おしゃれや旬のグルメを楽しみながら、ハッピーな冬支度を始めましょう。

  • 夏の日焼け戻しのポイントは、「代謝美白」と「還元美白」にあり!

    夏の日焼け戻しのポイントは、
    「代謝美白」と「還元美白」にあり!

    あんなに暑かった夏も、ようやく遠ざかったようですね。

    すっかり涼しくなっても、安心はできません。この夏ついつい日焼けしてしまって、なかなか肌色が元にもどらない、くすみがとれない、とお悩みではありませんか?

    夏が終わると、肌色が沈んだり、シミが増えたような気がしたり、といった声も聞こえてきます。

    本来の美しい肌色にいち早く戻そうとスキンケアに励む方も多いと思いますが、実は美白にも二つの方法があることをご存じですか?

    それは、「代謝美白」と「還元美白」。

    ポイントを抑えてケアに取り組むことで、日焼け戻しがよりスムーズに。

    気をつけていたつもりがうっかり焼けてしまった! という人も、これをチェックすれば大丈夫です。早速見て行きましょう。

    肌の生まれ変わりで美白を目指す!
    「代謝美白」について


    日焼け肌を元に戻すため、やはりいちばん重要なのは「肌の生まり変わり」。

    そもそも、日焼けをすると黒くなるのは「メラニン」の働きによるもの。

    紫外線を浴びると、お肌の奥にあるメラノサイト(色素形成細胞)から黒く色づいたメラニン色素が大量に作り出されることで肌が黒くなります。

    “日焼けの素”であるメラニンは一見悪者のように思われがちですが、実は「天然のサンスクリーン」とも呼ばれ、大切な肌細胞を紫外線ダメージから守っています。お肌にとっては「帽子」のような、大切な存在なんですね。

    通常、肌内部で生成されたメラニンは、お肌のターンオーバー(新陳代謝)と共に自然とはがれ落ちます。肌の生まれ変わりが正常に行われていれば、メラニン色素も徐々に肌の表面まで押し上げられて、古い角質と一緒に排出されていくのです。

    これが、「代謝美白」です。

    健康な肌であれば、この働きのおかげで一ヶ月もすれば自然と肌色は元に戻るのですが、ターンオーバーが正常に行われていないと、メラニンがスムーズに排出されずに肌にとどまってしまうので、いつまでも色黒くくすんだ印象が残ってしまいます。

    ターンオーバーの乱れは日焼け残りだけでなく、他の肌トラブル原因にもなります。美しいお肌になるために、ターンオーバーのサイクルを整えて、メラニンをいち早く排出しましょう。

    毎日の丁寧なスキンケア、健康的な食事と睡眠が、美肌づくりのカギとなります。

    うまく代謝できないメラニンは、
    「還元美白」でケア!


    肌色を取り戻すもう一つの方法は、メラニンを還元する「還元美白」です。

    還元……というと何やら難しいですが、ようするに黒くなったメラニンの色を淡く無色化して、目立たなくする方法です。

    前述のとおり、メラニンはターンオーバーによって自然と排出されますが、そのサイクルが乱れるとうまく肌色が元に戻りません。また、肌が弱っている時や、紫外線を大量に浴びた場合には、黒色メラニンが過剰生成され、表皮にどんどん蓄積されてしまうことがあります。

    これが、シミやソバカスになるのです。

    ただでさえ紫外線の強い刺激で肌が弱っているうえに、このようにメラニンが表皮に滞留してしまうと、なかなか代謝されず本来の肌色を取り戻すのが難しくなります。

    そこで、メラニンの色をなるべく薄く、できることなら無色化して目立たなくすることが有効になるのです。

    そのために活躍するのが、美白成分「ビタミンC」。

    肌のメラニンは紫外線によって酸化して黒くなる性質がありますが、ビタミンCには強力な抗酸化作用があるので、黒くなったメラニンを元の透明な状態に戻すことができます。シミ対策や美白にビタミンCが効果的と言われるのは、このためなんですね。

    日焼けやシミが気になる時は、特に積極的に摂取したい栄養素です。ビタミンCが豊富な柑橘類を食べたり、ビタミンC配合のサプリメントや化粧品を活用してみましょう。

    「白くなった!」と思っても、油断禁物。
    秋冬もUVケアが必須!?

    「代謝美白」と「還元美白」。ちょっと難しい話でしたが、日焼けのメカニズムが少しおわかりいただけたでしょうか?

    これらを意識してスキンケアに取り組んで、無事にきれいな肌色を取り戻せたとしても、ここで油断は禁物です。

    表皮内に残ったメラニン色素は、還元美白によって一度目立たなくなっても、再び紫外線をたくさん浴びるとまたすぐに黒く戻ってしまいます。日差しが弱まっても紫外線は常に降り注いでいるので、日頃からしっかり日焼け止めを塗って、肌を紫外線から守っていきましょう。

    きちんと日焼け止めを塗っているつもりでも、涼しくなるとついつい日焼け止めの量を減らしてしまう方は少なくありません。日焼け止めの効果を十分得るようにメーカーの推奨量を守りながら、秋冬もしっかり紫外線対策しましょう。

    ▼こちらもご参照ください

    秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    そして、今はまだ目に見えて現れていない紫外線ダメージも、実は肌の奥に潜んでいて、これから時間差でシミやくすみとして現れるかもしれません。正常にターンオーバーができていれば徐々に消えていくので、根気よくケアしていきましょう。

    日焼けやくすみが残ったり、シミができてしまうのは、ターンオーバーが乱れて肌が弱くなってるから。一つひとつの対策も大切ですが、何より重要なのは根本的に「肌を強くする」美肌づくりです。

    栄養バランスのとれた食事に、毎日の丁寧なスキンケア。そして適度な運動や睡眠でストレスケアもして、心身を健康に保つように心がけましょう。

    * * *

    最終的には規則正しい生活がいちばん! と、スキンケア法としてはごく基本的なご案内となりましたが、忙しくストレスの多い生活を送っていると、ついどこかがおろそかになってしまいますよね。

    夏の疲れを秋に持ち越さないためにも、この時期は特に気をつけて、二種類の美白を意識していただければと思います。

  • 秋を迎える前に!原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    秋を迎える前に!
    原因別「夏バテ肌」6つのレスキュー法

    肌も夏バテする? 夏の終わりは、トラブル急増!

    ずいぶん秋めいてきた地域もあると思いますが、夏の終わり、お肌の調子はいかがでしょうか。蒸し暑かった今夏。過酷な季節をくぐった肌も、ぐったり「夏バテ」していませんか?

    たとえば、朝起きたばかりなのに肌ツヤが悪く、くすみを感じたり。原因のわからない吹き出物ができたり。毛穴が目立ってきたり、シミが濃くなってきたり……

    今回は、そういった夏の肌トラブル原因を細かく分析し、今からできるレスキュー法までご案内いたします。本格的な秋になる前に、夏ダメージをしっかりケアしていきましょう!

    原因1 紫外線

    原因1 紫外線

    この夏も紫外線の強い日が続きましたね。

    地上に降り注ぐ紫外線にはUVAUVBがありますが、そのどちらも5~8月が紫外線量のピークでした。気をつけていても、レジャー先でうっかり日焼けしてしまった方も多いのではないでしょうか。

    紫外線は黒い日焼けだけでなく、お肌にたくさんのダメージを与えます。

    生活紫外線」と呼ばれるUVAは、波長が長いため雲や窓ガラスを通過し、気づかないうちにじわじわと肌の真皮層までダメージを与えます。大切なハリや潤い成分を破壊し、肌老化の大きな原因に。

    波長が短いUVBは「レジャー紫外線」とも呼ばれ、短時間で肌表面に強いダメージを与えます。大量に浴びるとヒリヒリと赤く炎症を引き起こし、皮膚ガンなどの原因にもなります。

    UVの図解

    紫外線から細胞を守ろうとメラニン色素が生成されるので、お顔全体がくすんだ印象に。はっきりと日焼けした自覚がなくても、なんとなくお肌がごわついたり、かさついたりするのは、紫外線ダメージのせいかもしれません。

    【レスキュー法】

    ダメージをいち早くケアするため、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートしましょう。

    まずは、日頃のスキンケアでしっかり潤いを与えて。潤い不足だと肌の修復がうまくいかず、本来のバリア機能も十分に働きません。日に焼けて火照った肌をクールダウンするためにも、化粧水をたっぷり使ってください。軽いやけどや炎症状態になっていることもあるので、余計な刺激を与えないようにやさしくお手入れしてくださいね。

    食生活では、たんぱく質やビタミンCを積極的に摂取しましょう。紫外線ダメージを受けた肌細胞の修復を助ける、大切な美肌成分です。ビタミンCには黒くなったメラニン色素を薄くする働きもあります。

    もちろん、これから秋になっても紫外線は降り注ぎ続けるので、毎日の日焼け止めもお忘れなく。

    原因2 乾燥

    原因2 乾燥

    インナードライ」という言葉をご存知でしょうか。「隠れ乾燥」とも言いますね。

    汗で肌表面がしっとり濡れていたり、皮脂でテカっていたりすると気がつきにくいのですが、潤って見えるのは表面だけで、肌の奥は乾いていることが多いのです。インナードライになると、かゆみが出たり、ニキビやあせもなど炎症を起こしやすくなります。

    原因はいろいろあるのですが、まずひとつは、汗をかくので体内の水分が奪われやすいこと。自覚なく脱水状態になっている人は少なくありません。
    次にエアコン。涼しい室内は空気が乾燥していて、特に風があたる席では絶えず肌表面の水分が奪われ続ける状態になります。さらに前述したような紫外線のダメージによって、お肌の潤いを抱え込む力が弱まり、乾燥しやすくなっています。

    そして、ベタベタするからと保湿をおざなりにしてしまうのも、大きな原因のひとつ。油断しているうちに、知らぬ間に肌の奥がどんどん乾いているかもしれません。

    【レスキュー法】

    やはり、もっとも大切なのは保湿ケア。化粧水をたっぷり使うのはもちろん、乳液も忘れずに。この季節は乳液のベタつきを嫌う方も多いのですが、油分でフタをすることで潤いを肌に閉じ込めることができます。毎日たっぷりの化粧水で水分補給したら、オイルや乳液を上手に使って油分の調整を。

    また、肌の奥の潤いを復活させるため、肌の材料となるコラーゲンやタンパク質をしっかりと摂ることも欠かせません。

    食欲が落ちやすい夏は、知らず知らずに栄養不足に陥っている人も少なくありません。その影響は時間差で肌に表れてくるので、摂りそびれた栄養を補給するためにも、毎食の栄養バランスには気をつけていきましょう。

    原因3 毛穴の開き

    原因3 毛穴の開き

    暑い日が続くと気になってくるのが、毛穴

    気温や湿度が上がると皮脂分泌が活発になり、毛穴が開きやすくなります。紫外線やエアコンの乾燥によっても、肌のキメが乱れて毛穴が目立つようになります。

    そこに皮脂などの汚れが詰まると、ザラつきやポツポツ黒ずんだイチゴ鼻の原因に。夏バテで肌のターンオーバーが乱れるのも、角質がつまりやすくなる原因です。悪化するとニキビなどの炎症になることもあります。

    【レスキュー法】

    やはり、毛穴の汚れをしっかり落とすことが大切です。もうしばらくは残暑が続き、汗や皮脂などで肌が汚れやすいため、毎日の洗顔をていねいに行いましょう。

    洗顔の様子

    洗顔の際は、絶対に刺激を与えないように「やさしく」行うのがポイント。どんなに角栓が気になっても、毛穴のいじりすぎはNG!ゴシゴシこすったり、無理やり毛穴をつつくような行為は肌を傷つけ、かえって毛穴を目立たせてしまいます。

    洗顔料をたっぷり泡だてて、軽い力でくるくると洗いましょう。人差し指など力を入れやすい部分を使わず、中指と薬指の腹を使うと良いですよ。洗顔前に蒸しタオルなどで顔を温めて(熱いタオルは必ず冷まして!)肌を柔らかくしておくと、汚れ落ちも良くなります。

    もちろん、こちらも保湿が重要です。冷たい化粧水で、毛穴を引き締めながら水分をしっかりと与えましょう。肌の油分が足りないと皮脂の過剰分泌の原因になるので、乳液やオイルも活用してくださいね。

    原因4 汗と雑菌

    紫外線や乾燥ほど注目されないものの、夏の肌トラブルの大きな原因になっているのが、と、それによる雑菌の繁殖です。

    汗にはわずかながら塩分やアンモニアなどが含まれているため、弱っている肌にはそれだけで刺激になることがあります。特に水分が蒸発するとその濃度が高くなるので、かゆみやヒリヒリ感が生じやすくなります。ベタベタ汗にはホコリ汚れも付着しやく、さらなる刺激となる場合も。

    そして弱酸性の肌に対して汗はアルカリ性のため、かいた汗を放っておくと肌のpHバランスが乱れて雑菌が繁殖しやすくなります。かいたばかりの汗は臭いが気にならないのに、時間が経つと汗臭くなりますね。これは雑菌が繁殖したせい。

    保湿や洗顔に気をつけているのに、最近顔のかゆみや吹き出物が気になる……という方は、汗や雑菌の影響を受けているかもしれません。

    【レスキュー法】

    汗トラブルを解決するには、清潔さを保つのが一番!

    9月になると大分涼しくなりますが、日によっては夏が戻ったように暑い日もあるでしょう。じんわりかいた汗の方がベタつきやすく、肌刺激にもなりやすいと言われています。汗をかいたら、ハンカチやタオルでこまめに拭き取りましょう。使い捨ての汗拭きシートも便利です。

    汗を拭く女性

    そして、帰宅したらすぐに洗顔。クレンジングとたっぷりの泡洗顔で汚れをしっかりリセットして、肌を清潔に保つようにしてください。

    原因5 冷え

    原因5 冷え

    意外と多くの人が悩んでいる、夏の冷え。これも、肌トラブルの要因です。

    夏の間、冷たい食べ物や飲み物ばかり口にして、内臓から冷やしていませんでしたか。つい薄着で出かけてしまい、オフィスのエアコンに震えていませんでしたか。

    体が冷えると代謝が下がり、ターンオーバーが乱れて肌ツヤにも悪影響が出ます。お肌の生まれ変わりがうまくいかないと、紫外線や乾燥ダメージもうまく修復できません。

    【レスキュー法】

    「寒い」と思う前に、日頃から体を冷やさないような生活を心がけましょう。

    部屋の冷やし過ぎに注意して、オフィスにはストールや靴下を常備しておくと便利です。これからの時期は1日のうちの温度変化も激しいので、脱ぎ着しやすい羽織ものを持ち歩き、上手に体温調節を。

    入浴はなるべくシャワーで済ませず、湯船に浸かって芯から温めるようにしましょう。マッサージで血行を促すのも効果的です。

    普段の水分補給でも、常温や温かい飲み物をチョイスしたり、生姜の入ったブレンドティーなどを常備したり、体を冷やさないように気をつけてください。

    体を冷やさないように温かいドリンクを飲むのもおすすめ。

    また、炭水化物(糖質)を控えると代謝がアップすると言われていますが、完全にカットすると逆効果に。脂質を制限しすぎるのも、冷えの原因になります。夏、無理なダイエットによって糖質や脂質を制限しすぎることで、かえって冷えを招いているかもしれません。バランスの良い食生活も忘れずに。

    原因6 栄養不足

    原因6 栄養不足

    暑くて疲れていると、食欲も減退しがち。お肉が好きな人も、この時期はちょっと敬遠してしまいませんか。

    そんなわけで、タンパク質やビタミン類が不足していないかチェックしてみてください。昨日、お肉やお魚は食べましたか? 野菜は足りていますか? そうめんや冷やし中華など、さっぱりした麺料理ばかり食べていると、栄養にも偏りが出てしまいます。

    タンパク質は、肌の材料。紫外線や乾燥によりダメージを受けた肌を修復するのに、必要不可欠な栄養です。それを肌に活かすためにまた絶対必要なのが、ビタミン類。これらが不足した状態では、当然キレイな肌は作られません。

    【レスキュー法】

    結局は、バランスの良い健康的な食事がいちばん、ということになりますね。「分かってはいるけれど、なかなか……」という方、どうぞHadamanmaの美容レシピ「食べるスキンケア」連載も参考にしてください。

    →これまでのレシピ記事は、こちらからチェック!

    毎日の食事でどうしても取りこぼしがちな栄養は、市販のサプリメントで補っても良いでしょう。その際は、できるだけ品質が良く、原材料など信頼できるものを選びたいですね。

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    ソイ+ホエイのWタンパク質に、25種以上の美容素材を配合した、美容専門プロテイン。選べるフレーバーで、おいしく楽しみながら栄養補給が可能に。スポーツ時はもちろん、ダイエットの置き換え食や、不足しがちな栄養を補う美容食としてもおすすめです。

    * * *

    ようやく秋が見えてきました。

    「夏バテ肌」を「秋枯れ肌」にしないために、大切なのは毎日の生活習慣。丁寧なお手入れと栄養たっぷりの食事が、明日の肌を決めるのです。

    毎日鏡を覗いて「今日のわたしは輝いているかな?」とスマイルチェックしましょう。がんばっている自分のお肌の不調にいち早く気づいて、大切にケアしてあげてくださいね。

  • 日焼けだけじゃない!10年後の肌を左右する「光老化」とは?

    日焼けだけじゃない!
    10年後の肌を左右する「光老化」とは?

    日焼けの季節、毎日きちんとUVケアできていますか? 日焼け止めを塗る習慣のない方や、「別に日焼けしても良いかな」と考えて、特に対策されない方も少なくありません。

    でも、紫外線を避けなければならない理由は、単に「日焼けで黒くならない」ためだけではありません。

    実は、紫外線は「あなたを老けさせる」大きな原因なのです。

    いま紫外線をどれだけ対策するかが、10年、20年後の肌年齢を大きく左右します。

    今回は、少し怖い「光老化」のお話です。

    人は「光」で老化する!?

    「紫外線を浴びすぎると、肌に良くない」

    それはなんとなく分かっていても、その具体的なメカニズムをご存知ですか?

    代表的な影響はもちろん肌が黒くなる「日焼け」ですが、紫外線は、肌内部の大切な組織までを壊してしまうのが怖いところ。

    地上に届く紫外線はA波(UVA)とB波(UVB)がありますが、中でもUVAは肌の奥・真皮にまで達して肌細胞を傷つけます。

    真皮では、コラーゲンやエラスチンという成分が網のように張っていて、肌のハリや弾力を保っていますが、UVAによってこれらが破壊されると、潤いやハリがなくなり、たるみ・シワの原因になります。

    これが、「光老化」のメカニズムです。

    UVAの怖いところは、はっきりとした日焼けの自覚がなくても、じわじわと肌細胞を傷つけて老化を進行させるところ。

    一年を通じて降り注いでいる上に、雲や普通のカーテン・ガラスでは遮断されないので、「冬だから」「曇っているから」「室内だから」と油断しているうちに、徐々に影響は蓄積し、いつの間にか深いダメージが肌に現れてくるのです。

    全然嬉しくない、まさに「負の貯金」!

    シミ、シワ、たるみ、毛穴の開き、乾燥、くすみ……

    紫外線ダメージの貯金がもたらすのは、悲しい老化現象ばかり。

    今すぐに影響が出ないものだからといって、油断は禁物です。

    「光老化」を防ぐには?
    毎日のUVケアで、未来の美肌づくり!

    肌老化の外的要因のうち、なんと80%は紫外線による影響だと言われています。

    しかし逆に言えば、UVケアをしっかり行っていれば、肌老化をかなり軽減できるということですね。

    日焼け止めは夏だけでなく、一年中。

    特に紫外線の増える春夏は日傘を併用するなどして、きちんとガードしたいですね。

    室内にも影響するUVAへの対策として、紫外線カット機能のあるカーテンを吊るしたり、でかけない日もスキンケアの最後に日焼け止めだけは塗っておいたり、常日頃からのケアがものを言います。

    毎日コツコツと紫外線対策を行うことが、未来の美肌を作るカギなのです。

    ●Recommend

    Hadamanma-やさいのおまもりUVクリーム ウォータープルーフ日焼け止め SPF50+ PA++++

    やさいのおまもりUVクリーム

    20種類以上の野菜・植物由来成分を配合した、SPF50+・PA++++の日焼け止め。ウォータープルーフなのに、するっと伸びがよく美容液レベルの優しい使い心地だから、顔・からだに毎日どんどん使えます。

    小麦肌美人も、UV対策は欠かさない!?

    日焼けくらい、別に気にしない! と思っていた人も、将来「早く老ける」と聞いたら、ちょっと紫外線が気になってきたのでは?

    とはいえ、小麦色のツヤ肌に憧れる方もいるでしょう。しかし美しい小麦肌をつくるには、やみくもに日差しを浴びれば良いわけではありません。

    日焼けをしたい人たちがよく塗っている「サンオイル」は、日焼けを促進しているように思われがちですが、実は“日焼け止め”の一種。

    ボトルをよく見ると、通常の日焼け止めよりかなり低い数値ですが、SPF値が記載されていることが確認できるでしょう。紫外線による炎症(やけど)を防ぎ、肌ダメージを軽減しながらキレイに焼くためのアイテムなのです。

    紫外線は、浴びすぎると美容に悪影響が出るだけでなく、皮膚ガンなど重大な病気を引き起こすこともあります。日焼けしたい人も、サンオイルなどを上手に活用しながら、きちんとUVケアを行うようにしてくださいね。

    毎日のこまめなケアが、将来の美しいあなたを作ってくれるでしょう。

    ***

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  • 食べるスキンケアvol.30ぽかぽかメニュー「ジンジャーガパオ」

    食べるスキンケアvol.30
    ぽかぽかメニュー「ジンジャーガパオ」

    春間近とは言え、毎日寒いですね。体調を崩してはいらっしゃいませんか。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第30回は、寒さに負けない体を作るぽかぽかメニューです。生姜に含まれるショウガオールと、鶏肉のタンパク質が冷えやすい体を穏やかに温めてくれます。

    体を温めて血流が良くなると、肌にも栄養や酸素が行き渡ります。さらに野菜のビタミンも一緒に摂ることで、コラーゲンの吸収が良くなります。くすみがちな冬の肌を、生き生きと元気にしましょう。

    【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素

    鶏ミンチ 150g(ミネラル・鉄分・コラーゲン)

    レッドオニオン 1/2個(ポリフェノール・硫化アリル)

    たけのこ 100g(アミノ酸・カリウム)

    にんにく 1片

    オイスターソース 大さじ1

    ナンプラー 大さじ1

    シーズニングソース(なければ醤油) 小さじ1

    乾燥バジル 小さじ2

    みらいのしょうが 小さじ1

    ご飯 適宜

    〈トッピング〉

    卵 2個

    ミックスリーフ 適宜

    ミニトマト 適宜(ビタミンA、C、E・リコピン)

    赤カブ 適宜(アミラーゼ)

    かぼす 適宜

    【作り方】

    1 レッドオニオン、たけのこ、にんにくはみじん切りにして油を敷いたフライパンで炒め、鶏ミンチを加えて炒める。肉の色が変わったらオイスターソース、ナンプラー、シーズニングソースで味付けする

    2 火を止めてから乾燥バジル、みらいのしょうがを加えて混ぜる

    3 フライパンをサッと拭き、目玉焼きを作る

    4 器にご飯とミックスリーフをよそい、2をかけて3をのせる。トマト、カブ、かぼすをトッピングする

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

    今回のレシピに使用した商品

    みらいのしょうが

    http://tamachanshop.jp/201506/138

  • 本当は怖い「冬の日焼け」!?夏とは違うUV対策とは。

    本当は怖い「冬の日焼け」!?
    夏とは違うUV対策とは。

    冬になると、夏より手薄になりがちな日焼け対策。

    特に何もしていない方、季節を問わず同じ対策しかしていない方も、いらっしゃるかもしれません。しかし、夏と冬では陽射しの質も注ぎ方も違います。正しくケアで<きていないと、気がつかないうちにじわじわとダメージが蓄積しているかも!?

    今回は、美しい肌づくりに欠かせない“真冬の紫外線対策”についてお話しします。

    冬の日焼け止め、なぜ必要?
    この時期の紫外線が怖い理由。

    冬にも日焼け止めが必要な理由は、いくつかあります。ここではその代表的な理由と、正しい対策をご紹介します。

    1. 弱い陽射しでも、紫外線はたっぷり!

    陽射し自体は弱くても、冬も紫外線への油断は大敵です。

    特に肌のハリを奪いシワの原因になる「UV-A」は、冬の曇りの日でもしっかり降り注いでいます。また、夏は暑いため陽射しを避けようとしますが、冬はあたたかな陽射しが心地よく、ついつい夏以上に日光を浴びていることも。

    また、冬は夏より低い位置からの日照が多いため、ななめや横からの、日傘や帽子では防ぎにくい紫外線が肌に当たるようになります。

    夏場と秋冬の日差しの大きな違い。夏場は地面に対し70〜87度程の位置だが、秋冬は23〜40度と低い位置に太陽がある

    特に顔の側面はメイクでもカバーしきれないので、日焼け止めを塗っていないととても無防備。気づかないうちにじわじわと焼けてしまいます。あごの下や首、手脚などにも、日焼け止めを塗りましょう。

    顎の下や首、手足もしっかりと日焼け止めを塗りましょう

    2. かさかさ乾燥で、ダメージ倍増!

    かさかさ乾燥で、さらに紫外線ダメージが倍増!

    この時期、特に気になる「乾燥」。

    かさかさに乾燥した肌は、バリア機能が低下する上に代謝機能も乱れがち。そんな時に紫外線を浴びると、肌機能が回復しにくく、シミやシワ、くすみに繋がりやすくなります。

    もともと私たちの肌は、夏場は紫外線に強い抵抗力を持っていますが、冬はその力が弱まります。そこに乾燥ダメージが加わると一層無防備な状態となるので、冬場の比較的おだやかな陽射しでも、夏以上のダメージを受ける可能性があるのです。

    紫外線が「しわ・しみ・たるみ・くすみ」などの悩みの原因に。

    3. 雪焼けにも、油断は禁物!

    雪焼けに要注意!

    北国の方やスキー、スノーボードをする方にはお馴染みの「雪焼け」。積もった白い雪が白い雪はよくできたレフ板のような働きをして、紫外線を反射することで起こる日焼けです。

    この反射率は90%とも言われているため、直射日光+反射光を浴びると、普通の2倍近くもの紫外線ダメージを受けることになります。美しい銀世界では、実は上から下から横からと、紫外線が全身をくまなく襲っているのですね。

    この冬、大寒波に襲われ例年より雪深い地域も多いようです。日焼け止めを塗っていない乾燥肌で、雪景色の中に出かけることのないよう、ご注意ください。

    冬の日焼け止め、使い方&選び方は?

    そんなわけで、冬でも毎日しっかりと日焼け止めを使う大切さがお分かりいただけたと思いますが、気をつけたいのが、夏場とは違うその使い方

    「冬の陽射し」の項でもお話したように、冬の紫外線は低い位置からまんべんなく降り注ぎますので、顔の正面だけでなく、耳の後ろやうなじ、あごの下、鼻柱といった細かいところまで、ていねいに日焼け止めを塗るようにしましょう。「ファンデーションを塗らない部分にも塗る」ことを意識してみてください。

    日焼け止めを塗り残しやすい、「耳の後ろ・うなじ・あごの下、鼻柱」は忘れずにしっかりと

    ▼こちらも併せてチェック!

    秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    また、冬だからといって少なく使うと日焼け止めの効果が出ないので、規定量をしっかり使ってください。特に日焼けしやすいTゾーンや頰には、重ねづけもおすすめです。

    最後に、日焼け止めの選び方。夏は、汗などで流れにくいウォータープルーフタイプや、強烈な紫外線から守る力の強い日焼け止めが理想ですが、冬に使う日焼け止めの最大のポイントは、「保湿力」ですね。

    乾燥した肌はトラブルの元ですから、保湿力のある優しい日焼け止めが必要です。たっぷりと潤いを与えながら、紫外線をケアしてくれるものを選びましょう。

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    ひにまけぬ

    ひにまけぬ

    
自然食品屋さんが植物のバリア力をヒントにつくった、お肌に優しい日焼け止め。SPF50+という高スペックながら、潤いたっぷりで美容液代わりにも使えるので、季節を問わずに用意しておきたい。


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    冬の日焼け止めの大切さ、お分かりいただけましたでしょうか。

    美しさを保つためには、日々の積み重ねが何よりも大切。真皮の奥深くまで届いて長期戦でダメージを与えてくるUV-Aの多い季節だからこそ、丁寧なケアで5年後、10年後の肌を守りたいですね。

  • 新年は、もっと美しく。タイプ別美容ガイド2019

    新年は、もっと美しく。
    タイプ別美容ガイド2019

    肌のお悩みは、人それぞれ。すべてを一刀両断に解決する特効薬はありません。

    また、同じ人でも年齢によって悩みも内容も変化することがあります。「今まで使っていた化粧品が、どうも合わなくなってきた」、「今までのお手入れでは足りない気がする」……そんな小さな変化に、気づいていますか?

    新年を迎えたこのタイミングで、一度肌悩みを見直し、これからのお手入れを考えてみてはいかがでしょうか。

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    ▼悩み別に、解決方法をチェック!

    1)赤み・毛穴の目立ち

    2)シミ・くすみ

    3)乾燥

    4)脂性・ニキビ

    5)シワ・たるみ

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    1 赤み・毛穴の目立ち

    顔の赤み毛穴の目立ちは、メイクではなかなか隠しにくい悩みの一つですね。

    体質的な敏感肌や病気の可能性もありますが、メイクや過剰なスキンケアによる刺激が原因になっていることも。一度、日頃のスキンケアを見直してみませんか。赤みも毛穴悩みも、改善への近道は「やさしい洗顔」と「しっかり保湿」です。

    まず、赤みは肌が炎症を起こして大変デリケートになっているので、刺激は避けたいところ。赤みを隠そうと念入りにメイクするあまり、余計な刺激が加わってより症状が目立ってしまう、ということもあります。

    毛穴悩みも、気になるからといってゴシゴシ洗いすぎると、刺激でかえって毛穴が開いたり、色素沈着を起こしたりするため要注意です。

    赤みや毛穴が目立つ部分は、刺激を与えないように気をつけましょう。

    化粧品はできるだけ刺激の少ないものを選び、肌をこするようなメイクは控えて。洗顔やクレンジングは肌をいたわるように、優しく行います。毛穴汚れを落とすだけでなく、肌を清潔に保つことで肌のバリア力を回復させましょう。

    洗顔後は、柔らかなタオルを使って、こすらず抑えるように水気を拭き取ること。そして十分に保湿をすることで、ターンオーバーが整い、毛穴も徐々に目立たなくなってくるはずです。

    
▼こちらの記事も合わせてチェック!

    「毛穴の目立たない肌をつくるには? 食事とスキンケアの法則」

    ▼赤み・毛穴悩みさんにおすすめのアイテム

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    「こなゆきコラーゲン クレンジング」

    トロリとした柔らかなミルクタイプのクレンジングで、メイクを優しく包んでオフ。


    「こなゆきコラーゲン フェイシャル」

    お肌に近い成分で作った粉洗顔で、潤いを保ちながら、汚れをすっきり洗い流しましょう。

    2 シミ・くすみ

    シミくすみの大きな原因のひとつが、紫外線。紫外線を浴びると、肌内部では細胞を守るためにメラニンが大量に作られ、肌全体が日焼けをしてくすんでしまいます。

    それでもターンオーバーが正しく行われていれば、メラニンは自然と垢となって剥がれ、肌も元の色に戻ります。しかし、加齢やホルモンバランスの影響でターンオーバーが乱れたり、肌トラブルでメラニンが一部で過剰生成されたりすると、シミとなって残ってしまうことがあるのです。

    紫外線・乾燥対策はしっかりと行いましょう。

    また、乾燥でキメが荒くなることでも肌はくすんで見えますし、メイク汚れや誤ったスキンケアによって色素沈着を起こしている場合も。寒い季節は血行不良にも要注意です。

    
シミ・くすみの対策として、冬も油断しないで紫外線対策をすること。そして正常なターンオーバーを促すために、肌を清潔に保ち(お手入れの際は優しく!)、コラーゲンビタミンCを積極的に摂取し、内側からのケアにも取り組みましょう。

    適度な運動や入浴で体をあたためる習慣をつけると、血行がよくなるだけでなく、ホルモンバランスや代謝が整い、ターンオーバーの促進にもなりますよ。

    ▼シミ・くすみ悩みさんにおすすめのアイテム

    ひにまけぬ

    「ひにまけぬ」

    高いSPF効果でありながら、お肌にやさしい日焼け止め。年中バッグに入れておきたいアイテムです。

    3 乾燥

    ちゃんと保湿しているのに、夕方には乾燥して小鼻周りが粉を吹いたり、ほうれい線がくっきり目立ったり……冬場は特にひどくなる方もいらっしゃるでしょう。乾燥には、外側と内側から、Wの対策が必要です。

まずは外側、化粧水と乳液による保湿ですが、たんに保湿力の高いアイテムに変えるだけでなく、その使い方も見直してみましょう。

    実は、トラブル肌の方の多くが、化粧水や乳液を正しく使えていないことが多いのです。基本をおさらいすると、「保湿しているつもりが、全然足りていなかった!」という発見があるかもしれません。

    ▼関連記事で、スキンケアの基本をチェック!

    「化粧水のバシャバシャ使い」

    「乳液パックのディープケア」

    そして、うるおいを逃さないためのお肌づくりを内側から。

    食事でも乾燥対策を。「コラーゲン・タンパク質」「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」

    タンパク質コラーゲンを摂取するために、乳製品や大豆製品、お肉、卵、魚などを毎日の食事に取り入れましょう。粘膜を保護するビタミンA、コラーゲンの生成を助けるビタミンC、血行や新陳代謝を良くするビタミンEも、潤い肌を支える栄養素です。

    ▼乾燥悩みさんにおすすめのアイテム

    とれたてベジローション

    
「とれたてベジローション」

    新鮮な食の栄養を、たっぷり配合。椎茸エキスの保水力とWセラミド配合で、お肌に潤いを与えます。


    4 脂性・ニキビ

    顔がテカテカとべたついてしまうオイリー肌(脂性肌)。メイクもくずれやすいし、ニキビもできやすくて悩ましいですね。遺伝的な体質による部分も大きいですが、お手入れで改善する場合もあります。

    オイリー肌だからといって、洗浄力の強いクレンジングで念入りに洗い、さっぱりタイプの化粧水を使い、べたつくのが嫌だから乳液は使わない。そんなお手入れは、実は逆効果かもしれません。

    雑菌の繁殖を防ぐために洗顔は大切ですが、過度な洗顔で大切な角質を剥がしたり、潤いまで流してしまうと、肌のバリア機能が低下し、さらなる肌トラブルの原因に。油分を補っていないため、肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

    オイリー肌でも、優しい洗顔十分な保湿を心がけましょう。最初は乳液などのベタつきに抵抗があるかもしれませんが、だんだんと皮脂バランスが整ってくるはずです。

    しっかりと保湿を心がけましょう

    また、食生活にも気を配って。チョコレートなど砂糖の多い食べ物や、バターや生クリームといった動物性脂肪の多いもの、小麦粉・白米などの精製した穀物、過度なアルコール摂取などは、オイリー肌を悪化させる天敵です。

    5 シワ・たるみ

    目元などのちりめんジワほうれい線など、若い頃には考えられなかった肌老化。たるみも含め、シワは皮膚だけでなく筋肉や皮下組織を含む、顔全体の構造が変化して起こります。

    残念ながら、加齢によるシワ・たるみは、基本的には避けることができません。生きて来た証ではありますが、なるべく穏やかにゆっくり刻みたいものです。

    乾燥はシワ・たるみを加速させるので、まず日々のスキンケアにしっかりと取り組んでみましょう。週末など時間のある日は、なるべくパックなどで入念な保湿ケアを。マッサージは適度にやると効果的ですが、誤ったやり方ではシワやたるみを促進させてしまいます。正しい方法をしっかりチェックしましょう。

    ▼関連記事で、マッサージの方法をチェック!

    「血行促進で肌トーンアップ!乳液マッサージという新習慣。」

    気になるシワ・たるみはスキンケアを見直してみましょう

    また、たるみは真皮を支える役割を果たす線維成分であるコラーゲンエラスチンが緩むことによって起こります。紫外線はそれらを壊すもとなので、まず徹底した紫外線対策を。そしてコラーゲンやビタミンCの積極的な摂取を心がけましょう。


    そして何よりも、眉間にできる不機嫌な表情ジワを作らないよう、しかめっ面せず、なるべく日々を機嫌よく穏やかに過ごしたいものですね。



    ▼シワ・たるみ悩みさんにおすすめのアイテム

    ぜいたくベジミルク

    「ぜいたくベジミルク」

    食の栄養を詰め込んだ、美容乳液。椎茸エキス、ヒト型セラミド、ナッツオイル配合で、お肌を整えながら潤いを守ります。

    * * *

    どんな肌悩みにも、きっと改善策はあり、またぴったりのアイテムもあります。

    悩みを諦めず、年齢のせいにせず、2019年はもっと美しいあなたになりましょう。

  • 【2018総集編】明日の美しさを作る、Hadamanma記事15選

    【2018総集編】明日の美しさを作る、Hadamanma記事15選

    いよいよ2018年もあとわずか。

    いつも当サイトをご覧いただいている読者の皆さまには、心より感謝申し上げます。肌のこと、内側から美しくなる方法など、お役に立てましたでしょうか。

    2019年もますます楽しくお役に立てる記事を企画していますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。

    その前に、今回は2018年の記事の中から特に大切なものを、ピックアップしてお届けします。見逃していた内容がありましたら、ぜひこの機会にチェックしてくださいね。


    まずは、お肌と化粧品の「基礎」を振り返ろう

    まずはお肌と化粧品について、基礎を振り返ろう

    美しくなる第一歩として、まずは自分のお肌について、そして毎日使う化粧品について、基本を学びましょう。わかっていたつもりでも、意外と知らない発見があるかも!?


    ▼ まずは、「お肌のしくみ」から。

    これだけは知っておきたい!「お肌のしくみ」基本編

    ▼美肌づくりの合言葉を覚えよう!

    美しいお肌の条件 「う・な・は・だ・け」とは?

    ▼「化粧品」って、そもそもどんなもの?

    「化粧品」のイロハを知ろう。

    肌の見た目を変えたいなら…スキンケアの基本ステップを見直そう

    肌の見た目を変えたいなら……スキンケアの基本ステップを見直そう

    「肌の見た目、今すぐ変えたい!」をテーマに、スキンケアで大切な「落とす」「潤す」「守る」という3ステップを特集したシリーズ記事。使う化粧品に関わらず役立つ基礎知識です。


    ▼素肌を輝かせる洗顔とは?

    肌の見た目、今すぐ変えたい!〜1 角質層の丸洗い〜

    ▼知っていますか? 化粧水の適量。

    肌の見た目、今すぐ変えたい! 〜2 化粧水バシャバシャ使い〜

    ▼肌の敵を知り、徹底的に肌を守りましょう。

    肌の見た目、今すぐ変えたい! 〜3 刺激から、徹底的に逃れよう。〜

    外側ケアだけでなく、「内側」からの栄養ケアも大切です

    外側ケアだけでなく、内側からの栄養ケアも大切です

    Hadamanmaのスキンケアは、外側だけでなく内側から肌を仕立てるのが基本です。ダメージを修復し肌を作る材料をきちんと摂取し、しっかりと磨きをかけましょう。


    ▼肌と体の元気を作る、6大栄養素。

    一生役立つ! 栄養のキホン。

    ▼紫外線ダメージに立ち向かう栄養とは?

    秋のスキンケアを考える。(夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)

    ▼カサつき、くすみ、むくみに喝!

    年末のお疲れ肌をレスキュー!美肌を作る栄養補給とは?

    ▼知っていますか? 正しいコラーゲンの摂取方法。

    食べたコラーゲン、本当にお肌に届いてる?

    大好評! 連載「食べるスキンケア」

    大好評! 連載「食べるスキンケア」

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考えるコーナー。肌を仕立てる栄養素を、季節の素材を使っておいしく楽しく食べるレシピをご紹介する、人気の連載です。

    
▼β-カロテン豊富なニンジンを、大人の味で。

    食べるスキンケア vol.4日焼け戻しレシピ「美白キャロットラペ」

    ▼夏の日焼けは、秋冬にケア! 作り置きできる野菜メニュー。

    食べるスキンケア vol.10秋の食べる日焼け止め「きちんと出汁の揚げ浸し」

    ▼クリームチーズは美肌食材。見た目も美しいデザート!

    食べるスキンケア vol.13肌サビ対策レシピ「ポリフェノールレアチーズケーキ」

    普段から、美容生活をはじめよう

    普段から、美容生活をはじめよう

    美容のために必要なのは、食事とスキンケアだけではありません。日常生活の些細な習慣が、実は肌に大きな影響を与えていることもあります。一度、見直してみませんか?

    ▼洗濯の習慣が肌荒れを改善する?! 美容生活を見直そう。

    肌荒れをシャットアウトする、5つの生活習慣とは?

    ▼肌に栄養を運ぶ血行を、今すぐ改善する三つのポイント

    冬も元気なツヤ肌でいたい! 血行促進ライフアドバイス

    読むだけでキレイになれそうな美容情報を、週に二回配信しているHadamanma公式サイト。

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  • グッタリくたびれお肌に、癒しのスペシャル・コットンパック!

    グッタリくたびれお肌に、
    癒しのスペシャル・コットンパック!

    年の瀬押し迫る中、仕事にお付き合いにプライベートにお忙しいことでしょう。宴席も増え、お疲れ気味ではありませんか。

    また、寒さと乾燥にさらされる季節でもあります。内からも外からも、お肌がくたびれてしまうこの冬を、なんとか乗り切って美しさを維持したいものですね。

    今回は、いつもの化粧水で今夜からできる、癒しのコットンパックをおすすめします。週末やお出かけの前日だけでも、この冬から取り入れてみませんか? ツヤ肌なら、きっとパーティがもっと楽しくなりますね。

    コットンパックに期待できること

    化粧水は手よりもコットンでつける方が、よりまんべんなくすみずみまで化粧水を浸透させることができます。さらに時間をおく「コットンパック」は、さらなる浸透を期待できます。

    化粧水がしっかりと行き渡れば、キメが整い角質が柔らかくなって、乾燥による毛穴の開き、大人ニキビなどが改善されるでしょう。乾燥はくすみやちりめんジワの原因でもあるので、肌の加齢にブレーキをかけるために、毎日は無理でも、できるだけ頻繁に行いたいものです。

    では、基本的なコットンパックの方法をご紹介します。

    1 めくれる大判タイプのコットンを使う

    顔をしっかり覆える大判タイプがおすすめです。

    コットンパックには、フチのない、めくれるタイプの大きなコットンが使いやすいでしょう。

    薄いコットンの間に綿を挟んでフチを止めてあるタイプのコットンは、厚すぎて重みですぐに落ちてしまいますし、フチの部分が固くて肌にフィットしません。また、顔をしっかり覆えるように、大判タイプがおすすめです。

    フチのないコットンのほうがコットンパックにぴったり。

    めくれる大判コットンが見つからない時は、薬局やドラッグストアで「脱脂綿(カット脱脂綿)」として販売されているものでも良いでしょう。コットンよりも安く手に入ります。

    既にお持ちの普通サイズのコットンを使う場合は、枚数を増やしたり、繊維と平行方向に引っ張って伸ばしたりすると良いでしょう。

    2 パック前にしっかりと洗顔し、保湿する

    パックの前に汚れをしっかり洗い流し、保湿をしましょう

    コットンパックを始める前に、化粧水の浸透を高めるため、しっかりとした洗顔が必須です。クレンジングと洗顔を丁寧に行い、柔らかいタオルで優しくしっかりと水滴を拭き取りましょう。そして、いきなりパックするのでなく、化粧水を顔全体になじませ整えましょう。

    3 コットンの貼り方

    それでは、いよいよ具体的なコットンパックのやり方です。

    コットンの端まで化粧水をたっぷり染み込ませてから、一枚ずつ丁寧にめくります。脱脂綿の場合は厚さが均等になるように、薄く裂きましょう。裂いて5枚くらいまで増やせると良いですが、難しい場合はコットン枚数をプラスして、顔全体に貼れる数を用意します。これを乾燥しやすい場所に貼っていきます。

    コットンを伸ばしながら貼ります。

    まず、左右の目の下に貼ります。このとき、顔の中心からコットンを伸ばしながら、ほお全体を覆うように貼ると、ぴたっと密着します。それから、額にも一枚広く貼りましょう。残る鼻周りと顎にも貼り、顔全体がコットンで覆われるようにします。

    特に乾燥がひどい場合は、この上からラップで包むと、さらにしっかりとした浸透が期待できるでしょう。

    コットンパックの時間は、化粧水の保湿力にもよりますが、大体3分前後。いずれの場合も、5分以上放置するとコットンの乾燥がはじまり肌から水分を奪ってしまうので逆効果です。長時間貼りっぱなしにしないよう気をつけてください。

    4 乳液やクリームで、潤いを閉じ込める

    乳液やクリームでしっかりと水分に蓋をしましょう

    化粧水は、乳液や美容液などと違い、水分の蒸発を防ぐ油分が配合されていないものが多いため、たとえ丁寧なパックでしっとりしたとしても、そのままでは水分の蒸発を免れません。せっかく浸透させた水分を逃さないため、すぐに乳液や保湿クリームなどを使ってケアしましょう。

    いかがでしたか?

    乾燥の季節だからといって、特別なクリームや高価な化粧品を買い足さなくても、いつもの化粧水の使い方を少し工夫するだけで、見違えるようなツヤ肌になれるかも知れません。いつもの化粧水のポテンシャルを最大限に引き出すために、ぜひお試しいただきたいと思います。

    また、さらなるディープケアとしては、以前にご紹介した乳液パック(リンク:https://hadamanma.com/archives/1108)も有効です。併せてご参照ください。

    オススメ商品:とれたてベジローション

    Hadamanmaとれたてベジローション

    http://tamachanshop.jp/hadamanma-toner/

  • 年末のお疲れ肌をレスキュー!美肌を作る栄養補給とは?

    年末のお疲れ肌をレスキュー!
    美肌を作る栄養補給とは?

    肌にとって、厳しい寒さが続きますね。寒さで血管が縮むと、酸素や栄養が肌のすみずみまで行き渡りにくい上に、冬は冷たい北風で水分も奪われがち。毎日がんばる肌はきっと、お疲れ気味です。

    そんな時こそ、正しいスキンケアに加えてたっぷりの栄養補給で、いつも以上に肌をいたわり、元気づけてあげたいものですね。

    お疲れ肌に足りない栄養とは?

    パーティや外食が続く季節。カロリーはオーバーしがちな反面、必要な栄養は不足しがちという、アンバランスさが肌荒れを招く季節でもあります。

    肌疲れのタイプによって、足りていない栄養素を知るところから始めましょう。

    1 カサカサ乾燥肌

    2 目元に慢性クマ

    3 顔色どんよりくすみ肌

    4 パサパサ髪の毛

    5 パンパンむくみボディ

    肌や髪の悩み別に、足りない栄養素を上手に取り入れて、普段から美と健康のバランスを保ちたいものですね。

    1 カサカサ乾燥肌タイプ
    コラーゲンとビタミンを補って、うるおいアップ!

    人間の体を構成するタンパク質のうち、約30%を占めるコラーゲン。特に、肌のハリや弾力を支える真皮層の約70%が、コラーゲンと言われています。保水力の高いコラーゲンが不足すると、肌はカサカサに乾燥します。乾燥が気になる方は、まずコラーゲンを補いましょう。

    コラーゲンを多く含む食材を上手く取り入れてみましょう。

    コラーゲンを多く含む食品は、お肉などの動物性食品。豚足、鶏皮、手羽先、牛すじなどに豊富です。海洋性食品としてはスッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ、クラゲなど。その他ゼラチンやプリン、杏仁豆腐などにも豊富に含まれています。

    お気づきかと思いますが、コラーゲンが豊富な食材には高カロリーなものが多いので、美容を気にかける方は少し抵抗を感じるかも知れません。食事から摂取が難しい場合は、サプリメントを活用されると良いでしょう。

    サプリメントであれば、コラーゲンそのものは低カロリーですし、食事よりも効率的に摂取できます。特におすすめなのは、分子量の小さなコラーゲンペプチド。普通のコラーゲンよりも体内での吸収率が良いと言われています。

    また、コラーゲンはビタミンCの助けがないと正しく分解・吸収・再合成されません。(詳しくは、過去記事「食べたコラーゲン、本当にお肌に届いてる?」をお読みください。)

    お肉だけでなく野菜もしっかり摂る、サプリメントもビタミンや酵素を併せて摂るといった工夫をしたいですね。

    2 目元に慢性クマ
    ビタミンA・C・Eを中心に、タイプ別のケアを!

    気になる「クマ」のケア方法

    目の下の慢性的なクマ、悩ましいですね。夜更かしが続いて寝不足になったり、目を酷使する仕事をしている方には、特に多い悩みではないでしょうか。

    目周りの皮膚は薄くてデリケートなので、お肌や健康状態が顕著に現れる場所。一口にクマと言っても、影が落ちている「黒クマ」・血行不良による「青クマ」・色素沈着による「茶クマ」などのタイプがあるので、それぞれ違ったアプローチが必要です。

    アイクリームでケアするのも良いですが、それ以前にまず食生活でできることがあります。どのクマにも共通して効果的な栄養は、抗酸化トリオの「ビタミンA・C・E」。肌はもちろん健康に欠かせないビタミンで、美容トラブルを改善する強い味方です。このトリオを基本に、クマのタイプ別に効果的な栄養をプラスしていきましょう。

    目の下のクマは3タイプ。

    「黒クマ」は、影の原因となるたるみ・むくみの改善を。

    たるみには、エイジングケアのためにポリフェノール、肌の原料であるたんぱく質(アミノ酸、コラーゲン)を摂取しましょう。むくみにはカリウムが効果的。パセリ・納豆・里芋・ほうれん草などに豊富です。過剰な飲酒や塩分摂取にも気をつけましょう。

    「青クマ」は、とにかく血行を促進すること。

    血液づくりには、たんぱく質・鉄分・ビタミンB群を中心に。小松菜や動物性レバーを食べるのがおすすめです。血液をサラサラにする成分が豊富な玉ねぎや、DHAが豊富なサバやサンマも良いですね。カシスなどに豊富なポリフェノールも、血行やクマ改善に効果的と言われています。冷えを避け、体をしっかり温めましょう。

    「茶クマ」は、色素沈着の改善を。

    寝ても温めても取れないクマは、このタイプ。乾燥や紫外線による影響や、洗顔やメイク時にこすったり、合わない化粧品の刺激を受けたりすることで色素沈着を起こしています。刺激を極力抑えることはもちろん、ターンオーバーを促進し、美白効果のある栄養を摂ることが大切。ビタミンA・C・E、リコピンなどの抗酸化作用のある栄養を基本に、緑黄色野菜が多めの健康的な食事を心がけて。

    3 顔色どんよりくすみ肌
    ビタミンB2、Eと鉄分補給が必須です。

    くすみが気になる季節。栄養でケアしよう。

    イベントが続くシーズン、どんよりした顔色は、なんとかしたいですね。

    くすみの原因は、古い角質の蓄積や色素沈着。パーティなどで普段より濃いメイクをした時は、いつものクレンジングでは落としきれない汚れにご注意を。また、肌の保湿が足りずに乾燥した場合も、ツヤがなくなって肌色がどんよりした印象になります。

    毎日の十分な洗顔と保湿はもちろん、大切なのは“食べるスキンケア”です。色素沈着には茶クマと同じく、ターンオーバーを促進するビタミンA・C・E、ポリフェノールを。ビタミンB2や、コラーゲンも良いですよ。また、血行不足もくすみを招くので、生理中に顔色が悪くなりやすい方は、積極的に鉄分を摂取してください。

    ビタミンB2・ビタミンE・鉄分をしっかりと補給しましょう

    特に鉄分は、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収が良くなります。野菜や果物もしっかり摂るように心がけたいですね。体の内側から栄養をしっかり補うことで、くすみを脱ぎ捨てクリア肌になりましょう。

    4 パサパサ髪の毛
    ケラチンやコラーゲンで、元気な髪を育てよう!

    美しい髪を育てる栄養は?

    パーマやカラー、スタイリング剤で酷使された髪は、表面のキューティクルが傷みがち。すると髪の内側からタンパク質や脂質も流れ出し、水分を保てなくなってパサパサになってしまいます。

    また、寒さや栄養不足で血流が悪くなることでも、栄養が行き渡らなくなって髪が痩せる場合もあります。いずれにしても、残念ながら傷んでしまった髪に、自己補修能力はありません。日々伸びてくる髪を、元気にしていきましょう。

    そのために必要な栄養は、皮膚や髪の毛の材料である前述のコラーゲンのほか、ケラチンがあります。かつお、まぐろ、豚ももにく、豆腐や納豆に豊富です。また、髪の健康にはビタミンB群の一種であるビオチンも有効。やはり魚肉卵、豆類に豊富です。

    ミネラルの一種である亜鉛や銅も補いたいところ。亜鉛は牡蠣、ほたて、海藻類、玄米など。銅は牛レバーやしゃこ、ほたるいか、いくら、カシューナッツ、ココアでも補うことができます。

    5 パンパンむくみボディ
    カリウムとビタミンB1で撃退!

    栄養でむくみケアを始めませんか?

    太ったわけでもないのに、顔がパンパンに腫れたり脚が膨らんだりして見えるのは、とても嫌なものですね。そんなむくみは、余分な水分が全身や体の一部に溜まってしまうことで起こります。

    心臓を出てから全身に栄養を届けた血液は、通常であればふくらはぎの筋肉がポンプのような役割を果たして心臓に戻っていきますが、それがうまく働かないと、血液の巡りが悪くなり、あちこちに水分や老廃物を残している状態となります。

    特に筋肉量の少ない女性は、男性よりむくみやすく、さらに生理中は妊娠に備えて体が水分を溜め込もうとするため、普段よりむくみやすくなります。生理中にお酒を飲むと、その症状に拍車がかかるため、注意が必要です。

    特に足のむくみは女性にとって大きなお悩みの一つですよね。

    むくみを防ぐためにはお酒を飲みすぎないこと、水分を抱え込みやすい塩分を摂りすぎないこと、血行促進のため体を温め、適度に運動することが大切ですが、むくんでしまったらカリウムが強い味方。

    体内の水分を調整する作用のあるカリウムは、溜まってしまった水分もどんどん排出してくれます。生野菜や果物、海藻を積極的に摂りましょう。

    またビタミンB1は、炭水化物からエネルギーを作るのに必要な栄養素。不足するとむくみの原因になります。豚肉、レバーや大豆、米ぬかに含まれます。抗酸化作用のあるポリフェノールも、むくみに良いとされています。ブルーベリーやコーヒーに豊富です。

    いかがでしたか?

    突き詰めればいつも、バランスの良い食事なしに健やかな美しさはない、という結論になります。とは言え、宴会やパーティの多い季節に、毎日節制を続けるのは難しいものです。

    そんな時、昨日や一昨日食べたものを思い出して、不足しているものを補ったり、今の自分の状態を見て、必要な栄養で食事を選んだり、そんな丁寧な暮らし方が、きっと明日の美しさにつながると考えています。

    さあ、ランチは何にする? そう、自分の体や肌に問いかけてみてはいかがでしょうか。

  • 食べるスキンケアvol.20二日酔い懺悔ランチ「豆乳ぶっかけうどん」

    食べるスキンケアvol.20
    二日酔い懺悔ランチ「豆乳ぶっかけうどん」

    パーティシーズンです。連日の楽しいお誘いに、胃腸がお疲れではありませんか。

    美容のためにも、どんより二日酔いは早めにケアしたいですね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第20回は、疲れた胃腸を休め、二日酔い回復に必要な栄養素を網羅した、優しいうどん。

    遅い朝食や、食欲のない日の昼食にいかがですか。

    二日酔いのときに低下しがちな血糖値をうどん(炭水化物)で上げて、アルコールで酷使した肝臓を卵でケア。つゆに豆乳を入れることで、塩分をカットしました。とろろ昆布に含まれるアルギン酸は、塩分を排出する働きも期待できます。余計なむくみやくすみにサヨナラして、美しさを取り戻しましょう。

    【材料・1人前】※( )内は摂れる栄養素

    うどん 1玉(炭水化物)

    卵 1個(タウリン・システイン)

    めんつゆ 大さじ2

    豆乳 50ml(タンパク質)

    梅干し 1個(クエン酸・ビタミンA、B1、B2、C)

    とろろ昆布 適量(ミネラル・アルギン酸)

    青のり 適量(カルシウム・メチルメチオニン)

    ごま 適量(ビタミンE・鉄分・必須アミノ酸)

    【作り方】

    1 マグカップなどにめんつゆと豆乳、梅干しを入れ、卵を割り入れて電子レンジ600wで1分半加熱する

    2 温めた茹でうどんの上に1をぶっかけ、とろろ昆布、青のり、ごまをトッピングする

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 冬も元気なツヤ肌でいたい! 血行促進ライフアドバイス

    冬も元気なツヤ肌でいたい! 血行促進ライフアドバイス

    冬場は寒さで血管が縮み、血流が滞りがちです。そのうえ運動不足が重なると、ますます血行は悪くなります。

    血液は、水分や酸素や栄養を体のすみずみに運び、老廃物や二酸化炭素を回収する働きをしているので、これが滞ると、肌のくすみや衰えにつながります。

    寒くても血色の良いツヤ肌で過ごすために、今回は血行を促進する方法を考えます。スキンケアの根本は健康。元気な肌を保つために、まずは血流から元気にしましょう。

    血流改善のために必要な三つのこと。

    血流の問題は、主に三つあります。それは、「血を作れない」「血を増やせない」「血の流れが悪い」の三つ。ですから、必要なことは以下の三つ。

    1 血を作ること

    2 血を増やすこと

    3 血を流すこと

    では、それら一つひとつの解決策を考えてみます。

    1 血を作る

    肌も体も、作るために必要なのはまず材料です。血の材料は、主に水分とタンパク質、鉄分です。お肉、特に鶏肉は血液の材料になりやすいと言われます。積極的に摂るようにしましょう。

    血の材料は、主に水分とタンパク質、鉄分です。お肉、特に鶏肉は血液の材料になりやすいと言われます。

    2 血を増やす

    女性は生理や授乳などで血液の量が不足しがちです。十分な血液量を保つためには、心身を健康に整えることがいちばん。ストレスや疲れがたまると内臓の働きが悪くなり、きちんと血が作られなくなります。十分な睡眠時間を取り、体とメンタルを整えましょう。

    十分な血液量を保つためには、心身を健康に整えることがいちばん。

    また、食事リズムが不規則だったり間食が多かったりして空腹状態になりにくいと、胃腸の働きが弱くなることも。栄養がうまく吸収されないと、血を作ることもできません。1日のうち1回は、しっかり「空腹」になる状態を作るようにしましょう。

    特に遅い時間に夕食を取るのは消化によくありません。朝昼をしっかり食べて、夕食を控えめにするのも良いですね。飲酒が多い方は、夕飯を白湯や野菜ジュースなどノンアルコールの飲み物だけで済ませて、胃腸とともに肝臓を休める日を設けるのもオススメです。

    胃腸とともに肝臓を休める日を設けるのもオススメです。

    3 血を流す

    寒くなると歩ける距離でも車や電車に乗ってしまったり、動くことが億劫になってウォーキングを休んだり、つい運動不足になりがちです。しかし運動すれば心拍が上がり血液を活発に送り出して血の巡りが良くなります。

    運動すれば心拍が上がり血液を活発に送り出して血の巡りが良くなります。

    何より「冷え」が血流の大敵!

    冬の健康と美容にとって最も大切なことは、体を温めることですね。寒いと血行が悪くなるだけでなく、万病の元とも言われ、呼吸が浅くなり気持ちに不安が生じやすくなるという説もあります。

    首や肩を温めるだけでなく、内側からぽかぽかと温まる食事を選ぶよう心がけたいものです。体を温める食べ物・飲み物をご紹介しますので、どうぞ参考にしてください。

    カラダを温める食べ物を積極的に食べましょう

    体を温める食べ物

    根菜(にんじん、ごぼう、大根、生姜など)

    発酵食品(味噌、ヨーグルト、酢、キムチ、納豆など)

    水分・油分が少なく固いもの(チーズ、漬物など)

    色が黒っぽい・濃いもの(黒砂糖、黒豆、ひじき、醤油など)

    寒い地域で取れるもの(鮭、まぐろ、鰹、鯖、りんごなど)

    カラダを温める飲み物も効果的

    体を温める飲み物

    発酵茶(紅茶・プーアル茶など)

    半発酵茶(烏龍茶)

    ポリフェノール(ココア、赤ワイン、ブランデーなど)

    米が原料のもの(日本酒、甘酒など)

    逆に、次のようなものが体を冷やす食べ物・飲み物です。食べたい時は、温め食材と組み合わせるなど工夫をすると良いでしょう。

    体を冷やす食べ物・飲み物の主な特徴

    ・地上で育つ夏野菜(トマト、レタス、きゅうりなど)

    ・暑い国で取れるもの(コーヒー、ゴーヤ、唐辛子、など)

    ・色が白い・薄いもの(豆腐、白砂糖、牛乳、スポーツドリンクなど)

    ・麦が材料のもの(麦茶、ビール、麦焼酎、ウィスキーなど)

    ふくらはぎをほぐして血行促進

    血行不良は、他にも「体を締め付ける服装をしている」「デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢でいる」ことが原因でも起こります。

    特に冷えやすいのが、脚。重力により血液が溜まりやすく、心臓から最も離れているため、重力に逆らって心臓へ勢いよく血液を送り返すのが困難な場所なのです。

    それが、「ふくらはぎは第二の心臓」と言われる所以です。普段から、なるべく体を締め付ける服装を避け、ふくらはぎをほぐして血流を促すよう心がけましょう。

    今日からできる! ふくらはぎをほぐす工夫

    ・よく歩くこと。特に坂道や階段を積極的に歩く

    エレベーターやエスカレーターではなく、階段がオススメ

    ・心臓に血液を戻すイメージでマッサージする

    血液を流すイメージでマッサージ

    ・デスクワークしながらつま先上げ、かかと上げ、また片足ずつ浮かせ、足首を回す運動

    デスクワークでもこっそりストレッチ

    ・立ち仕事の合間にかかとの上げ下げ背伸びの運動

    立ち仕事の合間にかかとの上げ下げ背伸びの運動

    ・寝るとき足をタオルや枕で少し高くし、血を心臓に戻りやすくする

    寝るときに足をタオルや枕で少し高くする

    いかがでしたか? 日常生活を大きく変えることなく、ちょっとした工夫で冷えを取り血行をよくすることができるのですね。ぜひ今から少しずつ取り入れて、活き活きツヤ肌になってください。

    みらいのしょうが

    オススメ商品:みらいのしょうが

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    すりおろすのが面倒な生姜を、使いやすいパウダーにしました。ほんの少量でピリリと辛いので、飲み物や料理が格段に変わります。

    いかがでしたか? 体をあたためて血流が良くなると、健康できれいになるだけでなく、気持ちも明るくなりますね。今回ご紹介した体あたため生活を少しずつでも実践して、この冬はぽかぽかハッピーにお過ごしください。

  • 食べるスキンケアvol.17血行促進レシピ「レバーと旬野菜のハーブバターグリル」

    食べるスキンケアvol.17
    血行促進レシピ「レバーと旬野菜のハーブバターグリル」

    日を追うごとに気温が下がり、手足のかじかむ季節になりました。風邪やインフルエンザはもちろん、肌のくすみやシワなどの肌トラブルにも気をつけたいですね。

    野菜ソムリエプロ・フードコーディネーターの古金陽子さんと考える「食べるスキンケア」第17回は、肌に血液をしっかり届けるための、血行促進ハーブグリル。

    寒さで全身の血行が悪くなると、指先など末端が冷えるとともに、顔色が悪くなったり肌に酸素や栄養が届かずカサつき、シミやシワが増えるなどさまざまな肌老化につながります。

    そこで、体内への吸収率が高いヘム鉄の豊富なレバーと、じっくり焼いた季節の根菜類で、体を内側から温めて、冬に滞りがちな血流を元気に促進します。

    【材料・2人前】 ※( )内は摂れる栄養素

    レバー 200g(ヘム鉄・ビタミンA,B1,B2・葉酸)

    カブ 中1個(ビタミンC・カリウム)

    さつまいも 1本(ビタミンB1,C・カリウム)

    レンコン 1節(ビタミンC・ポリフェノール・カリウム)

    かぼちゃ 1/4個(ビタミンA,C,B群・カリウム)

    エリンギ 2本

    塩 適量

    〈ハーブバター〉

    バター 40g

    お好きなハーブ 小さじ1

    すりおろしニンニク 小さじ1

    【作り方】

    〈下準備〉

    ・バターを室温に戻し、刻んだハーブとすりおろしたニンニクを混ぜておく

    ・レバーはひたひたの牛乳につけ、30分ほど経ったら軽く洗っておく

    1 食べやすい大きさに切ったレンコン、さつまいも、かぼちゃを、油をしいたフライパンでじっくりと焼き、火が通ったら軽く塩を振り、ハーブバターを絡める

    2 カブ、エリンギ、レバーも同様に焼き、火が通ったら軽く塩を振り、ハーブバターを絡める

    ※レバーにはハーブバターを多めに絡めるとおいしいです

    ※ハーブはディルやローズマリー、オレガノ等、香りの高いものがオススメです。乾燥でも良いですが、フレッシュの方が色がきれいです

    ※ハーブバターは冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。色々なお肉や野菜に合うので、ご活用ください。香りがポイントなので、早めの消費をオススメします

    レシピ:古金陽子(野菜ソムリエプロ・グラフィックデザイナー)

    「食卓が暮らしをデザインする」との考えを元に、広告の仕事をしながら、家庭料理を研究するフードコーディネーター。「作りこみすぎない美味しいご飯」がコンセプト。地域野菜のPRなどを手がけるとともに、季節の野菜やレシピを紹介する二児の母。

  • 血行促進で肌トーンアップ!「乳液マッサージ」という新習慣。

    血行促進で肌トーンアップ!「乳液マッサージ」という新習慣。

    リフトアップや血行促進に効果的なマッサージ。美しい肌づくりのために、毎日の美容習慣として取り入れたいところですが、やり方によってはメリットもデメリットも生じます。

    誤ったマッサージは、肌老化を招く危険をはらんでいます。今一度、正しく効果的な手順を確認して参りましょう。

    手軽な「乳液マッサージ」のポイントと注意点。

    一般的に、マッサージは専用のクリームやオイルで行うのが良いとされています。それは、肌に浸透しにくい化粧品を使うことで、指の滑りを保てるからです。

    しかしここでご提案するのは、いつもの「乳液」を使ったマッサージ。専用クリームやオイルに比べて肌になじんで浸透しやすい化粧品ですから、たっぷりの量を使用することと、短時間(2〜3分が目安)で行うことがポイントになります。

    たっぷりの乳液でマッサージしてあげましょう

    マッサージで期待できること

    1 血行促進
 肌細胞に酸素や栄養が行きわたり、同時に不要な老廃物が取り除かれます


    2 新陳代謝がアップ
 肌のターンオーバーがスピーディになり、くすみにくくなります


    3 筋肉の疲労回復
 表情ジワが軽減され、自然な表情が取り戻せます


    4 潤いとハリ
 使用する乳液の効果が上がり、なめらかで潤いのある肌になります

    効果的なマッサージは、血行を促進するため、気になる肌ぐすみを解消し、クリアにしてくれます。たっぷりの乳液を使えば、指滑りも良くなり潤いもしっかり届けられます。

    ただし、お肌はとってもデリケート。顔の表層の毛細血管は、少しの刺激で傷つきやすいもの。強くこすると炎症を起こし、赤みやシミの原因になったり、肌が敏感になったり、さらには刺激から保護するため肌が厚くなってしまうこともあります。

    また、顔の筋肉=表情筋も、体の筋肉に比べて特殊で衰えやすい、繊細な作りをしています。誤った方法でマッサージを行うと、かえってシワやたるみの原因になることも。

    ですからあくまでも、優しく「さする」程度を心がけ、絶対に強くこすらないことが最大のポイントです。指に力を入れないよう、また、同じところを何度もこすりすぎないよう気をつけましょう。そして、乳液はたっぷりと使うこと。

    それでは、具体的な方法をご紹介します。

    活き活きとした表情を維持する、フェイシャルマッサージ

    乳液マッサージの方法

    ・ほおを下から上へ持ち上げながら円を描くようにくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って4回)


    ・口角を引き上げるようにくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って2回)


    ・小鼻の周りを下から上へ引き上げながらくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って2回)


    ・目の周りを下から上へ優しくくるくるマッサージ(中指と薬指を使って軽い力で1〜2回)


    ・おでこを下から上へ引き上げながらくるくるマッサージ(親指以外の4本を使って2回)


    1〜5を2、3セット繰り返す。※やりすぎ注意

    〈ポイント1〉

    指が滑るようにたっぷりの乳液を使うこと。途中で指の滑りが悪くなったら、乳液を追加します

    〈ポイント2〉

    指の動きは、顔の「下から上」「内から外」を意識する

    〈ポイント3〉

    こすりすぎ、やりすぎに注意。肌にダメージを与えないように、やさしく短時間で済ませること

    全身に血を巡らせる、ボディマッサージ

    お風呂上がりの血行が良い状態での全身マッサージがおすすめ。

    いくら顔を丁寧にマッサージしていても、血流は全身のものですから、体が滞っていては効果が半減します。ボディマッサージも行いましょう。

    体は顔と比べて血管・筋肉ともに大きいため、ある程度力を加えてもOKです。肌を潤わせて滑らかにするだけでなく、むくみや疲れを和らげるには、手足の先端から付け根に向かって、擦り上げたり揉んだりします。

    先端から付け根に向かってマッサージするのは、末端から心臓に近い方へ血を送るためです。心臓に向かって流れる静脈の血行が滞ると、疲れが残りやすくなり、むくみの原因になるからです。

    お風呂上がりの、体が温まって血行が良くなったところで、乳液やボディクリームを使って行なってください。暖かい部屋で、血流を意識して行いましょう。

    いかがでしたか?

    冷えによって血行が滞りやすい季節こそ、なるべく意識して血流促進したいものですね。もちろん、体をあたためる食事や適度な運動も重要です。

    厚手のルームウェアやもこもこのスリッパなど、寒い時期をあたたかくしてくれるものに囲まれる秋冬ならではの贅沢を楽しみながら、健康で美しくお過ごしください。

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  • 秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    秋の日焼け止め、夏と同じ塗り方じゃダメ?

    ギラギラの夏だけでなく、秋も冬も大人の肌に日焼け止めは必須。美意識の高い皆さまなら、きっとご存知ですね。

    秋の陽射しは、夏より弱く感じるかも知れませんが、波長の長いUV-Aが肌の奥まで届いて、シミやしわの発生に大きく影響を与えるので油断できません。

    それでは、秋冬と夏場では、効果的な日焼け止めの塗り方が違うというのは、ご存知ですか?

    今回は、季節ごとの日焼け止めの塗り方と注意点についてお話しします。

    秋冬の穏やかな陽射しの特徴を知る。

    1 陽射しの角度による問題

    夏場と秋冬での、陽射しの大きな違いとは、その強さだけでなく、射す角度。太陽が高い位置から照りつける夏と違い、これからどんどん陽射しは低くなります。

    夏場と秋冬での、陽射しの大きな違い。

    つまり、肌に感じる陽射しは穏やかに優しくなりますが、真上からだけでなく、斜めから横からと、さまざまな角度から紫外線が肌に当たるわけです。

    日傘や帽子では簡単に防げない、いろいろな角度の日光。その紫外線は、鼻や額などの高い位置だけでなく、顎下や首、手脚などにも直撃しています。

    2 陽射しの質による問題

    さらに、肌のハリを奪いシワの原因となる UV-Aの積算量は、夏場より秋から春にかけてのほうが多いというデータもあります。UV-Aは波長が長く、皮膚の奥まで入り込んで強力な光老化(フォトエイジング)を起こさせます。

    具体的には、

    ・角質層の保湿力を減弱させて、乾燥を引き起こす

    ・表皮のターンオーバーを遅らせて、肌の滑らかさを低下させる

    ・メラニンを増加させて、シミやくすみを増やす

    ・真皮のコラーゲンをはじめ、ヒアルロン酸なども減少させて、ハリや弾力を低下させる→たるみ・シワを増加させる

    涼しいからといって油断できないのが、この時期の紫外線なのです。

    刷り込んではダメ。軽く広げましょう。

    怪我したところに軟膏を塗りこむように、日焼け止めクリームを刷り込んでいませんか? それでは日焼け止め成分が薄く広がってしまい、効果は半減します。正しい塗り方は、軽くトントンと軽く置くように塗り広げます。

    顔なら額、両頰、鼻、顎に点で置いて、均一にムラなく塗るようにしましょう。ゴシゴシと指で塗り込まないように注意してください。この時、特に注意すべきことは下記。

    ・塗り直しをしないから、朝しっかりとムラなく。


    これからの季節は、涼しくて汗をかかない分、こまめな塗り直しをしなくなる人が多いでしょう。そのため、朝のメイク前にしっかりとムラなく塗っておくことが大切です。

    ・油分はしっかり馴染ませてから、少しずつ塗る。

    肌が乾燥する季節は、朝のスキンケアで入浴やクリームなどの油分を多めに使うことが増えます。このとき油分が肌に馴染みきっていないと、その上に塗る日焼け止めがよれたりムラになったりします。

    スキンケアで塗った油分がしっかりと馴染んでから、日焼け止めを塗るよう注意しましょう。

    ・うなじや耳の後ろも忘れずに。

    光老化をしっかり防ぎたいのに、つい塗り忘れがちなのが「うなじ」と「耳の後ろ」、「あごの下」「鼻柱」です。首は見た目年齢を左右する大事なポイントなので、きちんと守ってあげましょう。

    見た目年齢を左右する大事なポイント

    日焼けは乾燥を進めるお肌の大敵。

    これからの寒い時期は、乾燥が気になる方も多いでしょう。日焼けは、その乾燥をさらに加速させるのです。この時期は、日焼け止めを全身徹底させることと、十二分な保湿が、未来の肌のために何より大切。

    今夜も、しっかりと保湿してお休みくださいね。

  • 秋のスキンケアを考える。(夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)

    秋のスキンケアを考える。
    (夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)

    多くの自然災害に見舞われる大変な晩夏でしたが、いかがお過ごしでしょうか。

    被害を受けた方には心よりお見舞い申し上げます。

    ようやく涼しくなってきましたが、お肌は夏の間、強い紫外線ダメージを受けてまだ疲れているはずです。さて、紫外線ダメージとはどんなものでしょう。

    前回のおさらいです。

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    詳細は、前回の記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/916

    今日は、それらを改善するための「食べるスキンケア」をご紹介します。

    特に摂りたい栄養素は?

    この秋、特に摂りたい栄養素は?

    お肌の材料、コラーゲン

    コラーゲンは、肌だけでなく、骨や人体、腱、軟骨などを構成するタンパク質です。ヒトの体内の存在しているコラーゲンの総量は、全タンパク質の30%とも言われ、人体には欠かせない成分です。

    しかし年齢とともに体内のコラーゲンは減少し、また新しくコラーゲンを作り出す力も衰えてしまいます。壊れた組織を修復するのに、まずは材料がなければ話になりません。

    小じわ、たるみ、乾燥、肌のゴワつきなど、すべての改善に必要なコラーゲンを、食事やサプリメントでしっかりと摂るようにしましょう。

    お肌の調整役、ビタミンA

    ビタミンAは、肌コンディションの調整役を担っている栄養素です。不足すると肌が乾燥したり、ゴワついたり、シワになったりします。特に夏ダメージを引きずっている秋は、意識して摂取するようにしましょう。

    酸化ダメージを回復する、ビタミンCとE

    紫外線による肌のシミ、くすみが増えた方、心配な方にはこれらが不可欠。ビタミンCは、肌のコラーゲン合成に欠かせません。

    コラーゲンを摂っても、ビタミンCが不足していると「分解」「吸収」「再合成」が行われないため、肌の修復にならないのです。美白の友、ビタミンCを、野菜や果物、ジュースやスムージーでも、毎日積極的に摂りましょう。

    参照記事

    食べたコラーゲン、本当にお肌に届いてる?

    https://hadamanma.com/archives/735

    代謝調整役、ビタミンB群

    ビタミンB1、B2、B6、B12は、水分と脂質の代謝調整役です。強い紫外線を浴びて肌の乾燥の進んだ方、日焼けによるくすみが気になる方には、ぜひしっかりと摂っていただきたい栄養素です。

    お肌のすみずみに酸素を届ける鉄分

    鉄分は、血中酸素をすみずみに行き渡らせ、さらに老廃物を取り込んでくれる、とても重要なミネラル栄養素。体内の鉄が不足すると、栄養の運搬や老廃物の回収が滞り、新陳代謝が低下します。

    するとその結果、シミができやすくなります。また、体内でコラーゲンを合成する際にはビタミンCだけでなく鉄分も必須。不足すると、コラーゲンが合成できず、肌にハリがなくなりシワができやすくなります。

    鉄不足は、美容に悪いだけでなく、疲れやすい、肩こりなど体調にも悪影響を及ぼします。鉄は美容にも健康にも欠かせない大切な栄養素。日頃から意識して摂るよう、心がけましょう。

    代謝調整役、ビタミンB群

    そんなにたくさんの栄養素、毎日摂るなんて無理!と思われるかも知れません。毎日は無理でも、たまに鍋物などで多くの食材をいただいて、バランスの良い食事を心がけましょう。

    例えば水炊きやちゃんちゃん焼き。冷蔵庫の残り野菜を全部入れて、たっぷりいただくと身も心もお肌もほっこり。寒い時期の贅沢ですね。

    手羽先の水炊き

    手羽先の水炊き作り方

    手羽先にはコラーゲンがたっぷり。

    野菜と一緒にいただける鍋がオススメ。

    ちゃんちゃん焼き

    ちゃんちゃん焼き作り方

    鮭にもコラーゲンが豊富です。

    皮までいただいてお肌に栄養を届けましょう。

    また、不足しがちな鉄分は、手軽にナッツでも補うことができますよ。

    →「ななつのしあわせ ミックスナッツ」

    http://tamachanshop.jp/201506/214

    夏のダメージを払拭するミラクルパウダーたち。

    「みらいのこうそ」と「こなゆきコラーゲン」

    どんな肌トラブルも、上記栄養素をすべてバランスよく摂って元気な肌を作ることが、回復への近道です。でも、毎日摂るのは大変。栄養機能食品などで、手軽に補うのも良いでしょう。

    この時期にオススメなのは、たった一杯で1日分のビタミンミネラルをほぼ充足するという、スペシャルなスムージー「母なるスムージー」。

    ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、鉄分がたっぷり。夏に不足しがちな栄養を、ギュッと閉じ込めた使いやすい粉末スムージーです。

    http://tamachanshop.jp/201506/20

    また、補酵素ビタミンCを大量に、効率よく取れる「みらいのこうそ」もオススメ。
    http://tamachanshop.jp/201506/88

    食物だと高カロリーになりがちなコラーゲンも、パウダーならカロリーを気にせずたっぷり摂れますね。

    「こなゆきコラーゲン」

    http://tamachanshop.jp/201506/18

    美粉屋やドライフルーツを混ぜたフォンダンウォーター

    また、そのままでもおいしく、ドライフルーツを加えればフォンダンウォーターのようにお楽しみいただける、ポリフェノールの粉「いのちのワイン」も、紫外線対策にはオススメ。

    こちらに「みらいのこうそ」や「こなゆきコラーゲン」を混ぜても、味の相性はぴったりです。

    いかがでしたか?夏ダメージをなるべく早く回復して、やわらかなうるおい肌で、厳しい冷えと乾燥の季節を乗り越えたいですね。

    そのためにも、バランスの良い食事と丁寧なスキンケア、そしてなるべくストレスのない生活、充分な睡眠を心がけましょう。

    では今夜も、うるおいたっぷりチャージして、おやすみなさい。

  • 秋のスキンケアを考える。(夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    秋のスキンケアを考える。
    (夏のダメージ回復〜化粧品編〜)

    「危険な暑さ」と連日報道されるほどの酷暑に苦しんだ夏も終わり、過ごしやすい時期が来ましたね。

    この夏は、楽しくお過ごしになりましたか?

    夏の終わり、秋の初めは、スキンケアで最も大事な時期です。

    夏のダメージはとても大きいのですが、特に今夏は猛暑で、高温による影響が強かったので、なるべく早く、しっかり回復させたいですね。

    冬は、乾燥という刺激がやってきます。

    その前の秋にしっかりお肌の元気を取り戻すことが大切。

    今回は、夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア、食でのケア、2回にわたって両方から取り上げていきます。

    今回は化粧品編です。

    夏に受けたダメージを回復するための、化粧品でのケア

    夏のダメージって?

    まず、夏の名残は、肌にどんな変化を及ぼしているのでしょうか。

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    夏のダメージ肌の具体例 〜こんな症状、ありませんか?〜

    なぜ、そうなるの?

    夏のダメージを受けた肌を放っておくと、いったいどんな状態になってゆくのでしょうか。

    原因別に、その影響を考えてみましょう。

    1.汗によるダメージ

    ・汗をかいてそのままにしておくと、肌のPHバランスが崩れてアルカリ性に傾き、刺激に敏感になります。

    ・毛穴の皮脂詰まりから、菌に対して弱くなった肌ではニキビや吹き出物が悪化しやすくなるのです。

    ・毛穴の開きも目立つようになります。

    2.紫外線によるダメージ

    ・メラニンの増加でシミ、くすみが増え、ニキビ跡やそばかすも濃くなります。

    ・保護作用によって角質が厚くなり、ゴワゴワとざらついて、透明感も失われます。

    ・角質の保湿因子がダメージを受けるので、肌が乾燥します。

    ・表皮細胞のはたらきが低下し、ターンオーバーのサイクルが遅れます。

    ・真皮細胞のはたらきが低下し、コラーゲンなどの組織のダメージで、肌のハリ、弾力が低下します。

    紫外線によるダメージ

    強い紫外線を浴びて肌が赤くなるサンバーンは、きちんと冷やせばそのうち白く戻りますが、サンタンは放っておくと、上記のような恐ろしい肌ダメージを引き起こすのです。

    3.温度・湿度によるダメージ

    ・クーラー病で自律神経が乱れ、肌の機能全体が低下します。
結果、ターンオーバーの遅れ、保湿力の低下、真皮コラーゲンの生産低下などが起こります。

    参照記事:エアコンに負けない肌づくり。
https://hadamanma.com/archives/801

    ・外気温で汗をかいた後、室内のクーラーで乾燥するため汗の処理が不足しがちになり、乾燥や敏感肌の原因を作ります。

    4.栄養不足と冷えによるダメージ

    ・暑さで食欲が低下して、食べ物はあっさり・さっぱりしたものに偏るため、油脂類に多く含まれるビタミンAとビタミンEが不足しがち。

    ・冷たいものの飲み過ぎやクーラーで体が冷えて血液循環が悪化。

    ・胃腸が弱り、栄養の吸収不足が起こり、肌への栄養と酸素供給が悪くなります。その結果、表皮のターンオーバーが遅れて角質の乾燥、肥厚が起こり、ハリや弾力が低下します。

    ・栄養や酸素が不足すると肌の抵抗力が低下して、刺激に敏感になります。

    5.手入れ不足によるダメージ

    ・夏は汗や皮脂の分泌が多くて肌表面がしっとりするため、潤いがあると感じて保湿を怠りがち。

    ・イベント続きで忙しく、疲れて帰宅後のケアを短時間で済ませてしまうことで、潤い不足から乾燥、かさつき、くすみが生じやすくなります。

    秋口のスキンケアのポイント

    保湿をたっぷり丁寧に。

    時間差でW使いも有効!

    いつもの化粧水パッティングを、時間差でもう一度行う“W使い”を。

    ダブルで行うことで、肌の奥までしっかりと保湿しましょう。

    時間のあるときは、ローションパックもオススメ。

    コットンやマスクを使って行いますが、この時期は特に、乾いてきたコットンにローションを継ぎ足して、5〜10分置くと良いでしょう。
化粧水を使うタイミングは、洗顔直後。
なるべく時間を置かず、すぐにつけることも忘れずに。

    優しくマッサージ。

    乳液も、時間差でW使いを!

    乳液やクリームは、普段の使用量を顔全体に伸ばした後、指先の力を抜いて顔の中心から外に向けて優しくマッサージするようになじませます。

    さらにその上から、普段の使用量の半分くらいを、乾きやすい部分を中心に重ね塗りしましょう。

    秋口のスキンケアのポイント

    いかがでしたか?

    今日は、この時期特に気をつけて行いたい外からのスキンケアについて、お話ししました。

    これらのケアは、夏のダメージに対策すると同時に、これから来る厳しい冬への備えにもなります。

    どうぞこの時期のスキンケアタイムを、大切にお過ごしください。

    次回は、食のケア「秋のスキンケアを考える(夏のダメージ回復〜食のスキンケア編〜)」をお届けいたします。

    今日のお肌の調子はいかがですか。

    今夜もきちんとしっとりを実感して、お休みください。

  • 食と化粧品で日焼けを戻そう。

    食と化粧品で
    日焼けを戻そう。

    毎日毎日、本当に暑い日が続きます。

    毎日きちんと日焼け止めを塗っていても、毎日しっかり洗顔をしていても、残ってしまういやな日焼け。

    肌は日々生まれ変わるから、いつかは白くなる。

    そう思っていませんか?

    日焼けをそのままにしておくと、シミやくすみ、肌のごわつき、肌老化などにつながります。

    くすみのない白い肌に戻すためには、食と化粧品両方でのケアが大切です。

    身体も肌も、食べたものでできているのですから、どちらが欠けても理想には近づけません。

    暑いけれど、秋は目の前。

    残すのは素敵な夏の思い出だけにして、肌の記憶はきれいに消してしまいたいですね。

    まずは「ていねいな」洗顔。

    なぜ、丁寧な洗顔が必要なのでしょうか。

    それは、汚れが溜まると肌の生まれ変わりを邪魔するため、ターンオーバーが乱れがちになるからです。

    ターンオーバーが乱れると、日焼けでどんよりくすんだ肌は、一向に透明感を取り戻せません。

    夏場は特に、皮脂や汗が多く分泌され、肌表面で酸化しやすくなっています。

    それらが洗い残されると、ターンオーバーが乱れるのはもちろんのこと、肌にもダメージを与えてしまいます。

    まずは徹底的な洗顔が基本です。

    特に重要なポイントは、次の五つ。

    1 予洗いはタイミングよく、しっかりと!


    通常皆さんも、クレンジングと洗顔料を使って正しく二度洗いをしていると思います。

    大切なのは、「予洗い」のタイミングです。

    まずはメイクや油性の汚れを落とすために、クレンジングを行います。

    使うクレンジング剤によりますが、基本的にこの時には、手や顔を濡らしません。

    乾いた手でクレンジングオイルやジェルを優しくなじませます。

    あまり長くマッサージをせず、しっかりと馴染んだらすぐに洗い流しましょう。

    予洗いのタイミングは、ここです。

    べたつきが取れたらすぐに洗顔料を手に取るのではなく、クレンジングを洗い流す時に、水やぬるま湯を何度も顔にかけます。

    こうすることで、角質層にしっかりと水分を含ませ柔らかくふやかすのです。

    次に水性の洗顔料をよく泡だてて使うことで、角質層の奥まで洗うことができます。

    2 泡だてはしっかり、指の力は10g。


    紫外線のダメージを受けた肌は、敏感になっています。

    洗顔料をしっかりたっぷり泡だてて、分厚い泡を転がすように使って、手指が直接肌に触れないように洗います。

    この時、肌に加わる力は10gを越えないこと。

    力を入れてこすると、肌の持つバリア機能を乱すこともあります。

    一度、キッチンスケールの上を洗顔しているつもりでマッサージしてみてください。

    ちょっと力を入れると、すぐに10gを超えてしまうこと、お分かりいただけると思います。

    3 シャワー洗顔するなら鉄則はこれ!


    暑い日は湯船に浸からず、シャワーだけという方も多いでしょう。

    そんなとき、やってしまいがちなシャワー洗顔。

    洗顔料を一気に流せて、確かに楽なものです。

    しかし、高い温度のお湯を直接顔に当てたり、強い水圧で肌を刺激したり、良いことはありません。

    どうしてもシャワーで洗いたい方は、体を洗う時とは温度も水圧も変えて、体温より低い温度の水を、弱い水圧で当てるように気をつけましょう。

    4 アイメイク落としはゆっくりと。


    アイライナーやマスカラやアイシャドウ。

    おしゃれなメイクは、特にアイメイクに凝っています。

    汗で落ちないようウォータープルーフタイプのマスカラを使っている人も多いでしょう。

    落ちにくいからってゴシゴシ洗っては、小じわの元です。

    洗顔前に専用リムーバーであらかた落としておくとか、他の部位より時間をかけて優しく洗うなど、年齢の出やすい目元だけに、普段から手をかけてあげましょう。

    5 タオルも肌には刺激物!

    角質層の奥まで水分を入れ替えて、しっかりと洗い上げたぴかぴか肌。

    一日でいちばん美しい肌ですが、同時にこの時いちばん敏感になっています。

    ゴワゴワのタオルで拭いたり、こすったりすると簡単に傷がつきます。

    刺激を感じた肌は、自らを守ろうと硬くなり、色素沈着を起こします。

    これではせっかくのお手入れが台無し。

    ふっくら柔らかい、乾いたタオルで、ポンポンと肌を軽く押さえるように拭きましょう。

    何よりも、保湿が命。


    日焼け戻しには、保湿が不可欠です。

    なぜでしょう?

    理由は洗顔と同じで、乾燥した肌のターンオーバーは低下し、メラニン色素を溜めてしまうから。

    また、肌が乾燥していると、紫外線ダメージをさらに受けやすくなってしまうのです。

    ですからこの時期、丁寧な保湿が特に必要です。

    正しい保湿の方法は、下記の記事をご参照ください。

    化粧水ばしゃばしゃ使いで肌、変わる。

    https://hadamanma.com/archives/668

    お風呂で洗顔をした場合、まだまだ肌がほてっていることがありますね。

    日焼けは軽いやけどですから、ほてったままでは乾燥が進み、なかなか治りません。

    しっかりと冷水で冷やしたり、ほてりがきになる日は氷で冷やすなどして、しっかりと熱を取ってください。

    体温も上がりがちなこの季節は、せっかく与えた化粧水も乾きがちです。

    意識して、たっぷりとあげてください。

    化粧水も、クールダウンの役割を果たします。

    たっぷりと与えてしっかりと冷やしてあげましょう。

    コットンにひたひたに染み込ませて肌に5分ほど貼る、化粧水パックも有効です。

    しっかりと冷やしてしっとりと吸い付くようなうるおいを感じたら、乳液を。

    暑いから、べたつくのがイヤだと言って、乳液の量を減らしすぎると、せっかくの化粧水が乾燥してしまいます。

    きちんとたっぷりと与えて、乾いた肌を包んであげてください。

    ●化粧水パックのススメ!

    コットンにひたひたに染み込ませて肌に5分ほど貼る、化粧水パックも有効です。

    しっかりと冷やしてしっとりと吸い付くようなうるおいを感じたら、乳液を。

    ●乳液の量にご注意!

    暑いから、べたつくのがイヤだと言って、乳液の量を減らしていませんか? それではせっかくの化粧水が乾燥してしまいます。

    夏こそ、きちんとたっぷりと乳液を与えて、乾いた肌を包んであげてください。

    洗顔後だけでなく、夜寝る前に、乳液が乾いていたらさらにつけるのも有効です。

    汗でべたついているのを、うるおっていると勘違いしては危険。

    保湿は、充分すぎるくらいがちょうど良いのです。

    食べ物でも、日焼け戻しを!

    化粧品でのお手入れをご説明してきましたが、これまでも、それだけでは不十分と繰り返してきました。

    お肌の生まれ変わりを活発にするには、まず、お肌の細胞そのものを元気にすることが大切。

    これらは「食べ物」でしか元気にできないのです。

    以前にもご紹介しましたが、人間の身体は、約60兆〜80兆個の細胞でできていて、細胞内部の大半は「水分」で、細胞の外側、細胞膜は「油分」(脂質)です。

    参照記事

    https://hadamanma.com/archives/754

    つまり、細胞の大半は水分と脂質でできていて、それが新陳代謝によって常に新鮮な状態に保たれています。

    ところが、日焼けにより肌内部で活性酸素が発生すると、それは肌を酸化させ、ダメージどころか新陳代謝まで鈍らせます。

    細胞の酸化と戦うには、「水分」「脂質」両方への対策が必要だということです。

    毎日の食事に、積極的に取り入れましょう。

    特に摂りたい栄養素2つ

    水分の酸化を防ぐビタミンC

    細胞内の水分の酸化を防ぎ、メラニン生成を抑制するビタミンCは、主に野菜や果物に多く含まれています。


    ビタミンCは水溶性で、熱に弱いので、茹でたり水に浸けすぎることで減少してしまいます。生で食べるのがオススメですが、茹でることで量を食べられるメリットもあります。切る前に茹でる(断面から流出しやすいため)、加熱時間を短縮するなど、ビタミンCの流出を防ぐよう考慮しましょう。

    油分の酸化を防ぐビタミンE

    細胞内の脂質の酸化を防ぐビタミンEは、主にナッツ類や植物油、大豆、雑穀、緑黄色野菜にも多く含まれています。


    具体的な食材は下記記事をご参照ください。

    https://hadamanma.com/archives/754

    さらに、お肌の「生まれ変わり」を活発にするには?

    もちろん、これらの栄養素だけを摂っていれば良いということではなく、大切なのはバランス。

    ビタミンA、B群、鉄分、コラーゲンもこの時期には特に摂りたい栄養素です。

    まんべんなく、さまざまな食材を摂るよう心がけたいですね。

    いかがでしたか?

    大人の肌は、子供のように放っておいても元気を取り戻してくれません。

    紫外線の刺激も、日焼け以外のいろんな形で残しがちなので、しっかりとケアしてあげましょう。

    大丈夫。

    肌は、きちんとしたらきちんと答えてくれます。

    答えを感じたら、手をかけることが楽しくなるはずです。

    明日の輝く自分のために、今日もしっかり手をかけましょう。

    次回は、「日焼けを戻そう、美白レシピ」。

    食べて美しくなる、野菜料理家・古金さんからのすてきな提案です。

    どうぞお楽しみに。

  • エアコンに負けない肌づくり。(乾燥・冷え対策)

    エアコンに負けない肌づくり。(乾燥・冷え対策)

    夏です! 海に山にイベントもたくさんで、楽しい季節。

    でも汗や皮脂がどっと出る暑さ、紫外線、ホコリ、クーラーと、

    お肌にとっては難敵だらけの季節でもあります。

    汗や皮脂で汚れがちな上に、紫外線の刺激で酸化が進み、

    さらにクーラーの風による乾燥も避けづらいですね。

    肌は、毎日声にならない悲鳴を上げているかも!?

    今回は、夏の難敵の中でも特に深刻な、

    エアコンによる「乾燥と冷え」について取り上げます。

    夏の寒さに備えましょう。
    オフィスの冷えは美肌の敵!


    この時期、キンキンに冷房を効かせているオフィスはありませんか。

    筋肉量が少ない女性は、自分で熱を作り出しにくいため

    体感温度が男性より2度、人によっては3〜5度も低いと言われています。

    男性の多い職場では、どうしても冷房の設定温度が低くなりがち。

    タイトスカートで寒い思いをしながら、

    冷房の温度設定を上げてくださいと言えない方もあるでしょう。

    クーラー病と言って、自律神経が乱れ頭痛や腰痛、便秘や下痢になる

    危険性もあります。

    そして何よりも、大切な「肌」に大きなダメージを与えるのです。

    クーラーがお肌に与える悪影響

    クーラーの危険①

    肌からツヤや輝きを奪います。

    クーラーによる冷えは、自律神経を乱し、全身の働きを低下させます。

    すると肌細胞の働きも低下します。女性ホルモンや成長ホルモンを

    低調にし、肌の滑らかさ、キメにも悪影響を及ぼします。

    クーラーの危険②

    肌がくすむ。硬くなる。

    体温の低下は血液循環を悪くし、肌のターンオーバーも遅れがちに。

    角質層の循環が悪くなった肌はくすみ、弾力は低下します。

    クーラーの危険③

    多くの肌トラブルの元凶・乾燥。

    何よりもクーラーの風は肌表面の水分を奪い、クーラーで乾燥した

    部屋の空気は肌全体の水分を蒸発させます。乾燥は肌荒れ、シワ、たるみ、

    シミ、皮脂の過剰分泌によるニキビなど、多くの肌トラブルを招きます。

    1 化粧品ケアのポイント

    乾燥に負けない元気な肌を作るには、徹底的な保湿が必要です。

    肌表面に注力して、毎日、常に最高の状態をつくり上げます。

    それが乾燥や冷えだけでなく、紫外線などの刺激にも強い肌なのです。

    特に洗顔、保湿は丁寧に。基本的なケアですが、

    ここを地道に行うことが、何よりも健やかな肌をつくる王道。

    洗顔の仕方、化粧水、乳液の使い方を再度復習して、徹底してみましょう。

    (参照記事)

    角質層の丸洗い

    https://hadamanma.com/archives/629

    化粧水のバシャバシャ使い

    https://hadamanma.com/archives/668

    さらに有効なのは、

    (1)マスクによる徹底保湿

    肌に化粧水をあげた後、さらにマスクに化粧水をたっぷり含ませて

    パックがわりにしたり、コットンに化粧水を含ませて

    乾燥しがちな目元や口元に貼ったりしても良いですね。

    専用のパックをわざわざ買わなくてもできる、肌と心の癒しタイムです。

    (2)追い乳液

    夏場はベタつきを嫌って、乳液の量を減らしがちな方も

    いらっしゃるかも知れません。しかし刺激の多い夏こそ、

    乳液で丁寧に保湿することで、お肌をダメージから守れるのです。

    Uゾーンは、特に念入りに。気になる方は、一度なじませた後。

    さらに重ね塗りをしてください。

    2 食事ケアのポイント

    乾燥や冷えに強い肌を作るには、すべての栄養バランスが特に重要です。

    断片的に栄養を摂るのではなく、さまざまな栄養素を作用させることで

    夏の過酷な環境に耐えられる、底力のある強く、元気な肌がつくられます。

    バランスの良い食事の中でも、特に意識して摂っていただきたい栄養素は

    〈肌の原料〉

    ・コラーゲン…豚足、鶏皮、手羽先、軟骨、牛すじ、ゼラチンなど

    〈肌のコンディションを保つ〉

    ・ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど

    〈脂質、水分の代謝調整役〉

    ・ビタミンB群

    ビタミンB1…豚肉、うなぎ、たらこ、ナッツ類など

    ビタミンB2…豚レバー、鶏レバー、牛レバー、牛乳など

    ビタミンB6…かつお、まぐろ、バナナなど

    ビタミンB12…牡蠣、さんま、あさり、ニシンなど

    〈酸化ダメージを回復〉

    ・ビタミンC…野菜、柑橘類など果物、焼き海苔など

    ・ビタミンE…植物油、ナッツ類など

    〈肌細胞にしっかり酸素を届ける〉

    ・ヘム鉄…豚レバー、鶏レバー、牛もも肉、しじみ、あさりなど

    「乾燥や冷えに強い肌づくり」とは、「元気な肌づくり」そのものなのです。

    日頃からの十分な栄養摂取と、洗顔と化粧品による丁寧なケアで、

    夏の刺激に強い、元気な肌は作られます。

    積み重ねることで、肌の状態が変わり、この秋からの肌に大きく差が出ますよ。

    食べ物で内側から温めよう。

    また、夏でもなるべく温かい飲み物を飲みましょう。

    苦手な方は、せめて常温の飲み物に慣れると良いですね。

    コーヒーや砂糖など、体を冷やすものはなるべく避けて

    普段の食事も、体を温めるものを意識して摂ると良いでしょう。

    1.暑い地域のものより寒い地域のもの

    2.地上のものより地下のもの

    3.加工物より素材そのもの

    食生活による美容・インナービューティは、スキンケアの要。

    体を温めると血流も良くなります。

    皮膚細胞は血液から栄養や酸素を受け取って働き、

    不要になった二酸化炭素や老廃物を血液に戻すので

    血行が良くなると、当然肌の輝きも変わってきます。

    くれぐれも、体を冷やさないでください。

    会社にロッカーがあるなら、ぜひカーディガンや肩掛けを常備、

    足元も、靴下を履く、温かい素材の室内履きを用意するなど

    対策しましょう。こっそり腹巻を巻いても良いですね。

    どうか今日からは、乾燥と冷えに注意してお過ごしください。

    いかがでしたか?

    お肌の敵は、日焼けだけではないのですね。

    夏は乾燥しやすい上に、紫外線ダメージがあるから肌を老化させやすい。

    でもこの季節さえ乗り切れば、秋まで美肌を維持できます。

    次回は先週に引き続き、おいしく食べてきれいになれる

    「食べるスキンケアシリーズ」の第二弾。

    「乾燥対策レシピ」をお届けします。

    日々のケアは、未来の美しい自分に贈る、素敵なプレゼント。

    面倒くさがるのはもったいないから、毎日を大切に楽しみましょう。

    今夜もしっかり保湿して、早めにお休みくださいね。

  • 腸の健康を左右する!「食物繊維」

    腸の健康を左右する!「食物繊維」

    6大栄養素”のひとつで、毎日のお通じに欠かせない栄養素として認知度の高い「食物繊維」。「食物繊維」は、『腸のお掃除屋さん』の名前がぴったりの栄養素です。

     

    では、どうしてお通じにいいのか、他にどんな働きをするのか、不足するとどうなってしまうのか……。ぜひこの機会に一緒に学びましょう!

     

    「食物繊維」には、
    『水溶性』と『不溶性』がある。

     

    「食物繊維」は大きく二つに分けられます。

     

    ひとつは水に溶ける『水溶性食物繊維』。そしてもう一つは、水に溶けない『不溶性食物繊維』です。

     

    「食物繊維」はほとんどの植物性の食品に含まれていますが、同じ「食物繊維」でも『水溶性』と『不溶性』では、多く含まれている食品、特徴や働きなどが違ってくるんです。

    まずは『水溶性食物繊維』です。

     

    海藻類や納豆、野菜、こんにゃくなどに多く含まれ、ヌルヌルネバネバ系で粘性と保水力が高いことが特徴です。

     

    腸内に溜まった有害物質を、ネバネバで包んで外に排出してくれる働きがあります。また、腸内の善玉菌のエサになるので、悪玉菌が増えるのを抑え、腸内の環境を整えてくれるんです。

     

    さらに血糖値が急上昇するのを抑えてくれたり、コレステロールを排出してくれたり……。ダイエット中の方の強い味方でもあります!

    そして『不溶性食物繊維』

     

    こちらは水に溶けにくいので、大腸に届くまでに水分を吸収して、膨張していく特徴があります。この動きによって腸が刺激され、排便を促します。

     

    『不溶性食物繊維』は、大豆やごぼう、穀類や芋類に多く含まれています。繊維質の強い食べ物が多いので、とにかくよく噛む必要があり、また、水分を含んで膨らむので、胃腸の中に留まる時間が長くなるんですね。そのおかげで満腹感が持続し、食べ過ぎを防いでくれます。

     

    どちらも腸内環境のために、重要な働きをしてくれることが分かりますね。

     

    「食物繊維」が不足するとどうなるの?

     

    腸内環境のためにも積極的に補いたい「食物繊維」、不足するとどういった影響が出るのでしょうか?

     

    まずお通じがスムーズにいかなくなり、腸内に有害物質が溜まってしまいます。便がきちんと排出されないと体中に毒素がめぐり、体の中から老化が加速してしまうんです。

     

    ついお通じにばかり悩みが集中してしまいがちですが、腸内環境が悪くなると、せっかく摂取した栄養もうまく吸収できず、結果的に肌荒れやゴワつき、くすみなどに悩まされることになり、美容視点でもいいことなし。

     

    また、太りやすくなる、生活習慣病にかかりやすくなるなど、健康面でも大きな影響が生じてしまいます。

     

    健康面でもエイジングケアの面でも、「食物繊維」は欠かせない栄養素なんですね。

    こんなに重要な栄養素なのに、最近は和食離れが進んでいるせいか、「食物繊維」が多く含まれた食品の摂取量は減少傾向。日常の食事だけでは、必要な量をうまく補えなくなっているそうです。

     

    「食物繊維」は意識して摂取しないと、あっという間に不足がちになる栄養素なのです。

     

    だから毎日の食事を工夫して、「食物繊維」を多く含む食品をいろいろと組み合わせたり、食べやすく調理したりするのが上手に摂るコツです。また、「食物繊維」のサプリメントなどもうまく活用したいですね。

     

    ぜひ健康と美容のためにも「食物繊維」を意識して、腸内環境を整えていきましょう!

  • 三大栄養素①「炭水化物」

    三大栄養素①「炭水化物」

    最近、「炭水化物抜きダイエット」や「糖質オフ」といった言葉をよく耳にします。

    つい「炭水化物って美容・健康に良くないの!?」と考えてしまいがちですが、実はとても大切な栄養素なんです。

    どんな特徴があって、足りないとどうなるのか、一緒に見ていきましょう。

    私たちの体にとって、
    最も重要なエネルギー源。

    炭水化物の代表格というと、白ごはんやパン、麺類、ジャガイモやさつまいもなどのイモ類、ケーキやスナックなどが思い浮かびますね。

    ダイエットの敵として敬遠されることも少なくない「炭水化物」ですが、人が活動する上で欠かせないエネルギー源のひとつ。

    消化がよくて、手軽にすばやくエネルギー補給できる点が特徴です。

    この「炭水化物」は、体の中で消化されてエネルギーとなる「糖質」と、体内で消化されずに排出されてしまう「食物繊維」から成り立っています。

    いわゆる「糖質」は、“炭水化物から食物繊維を除いたもの”なんですね。


    例えば、パンやごはんをしっかり噛んでいると甘く感じたり、疲れた時に甘いものを食べると元気になったりします。これは、炭水化物に「糖質」が含まれているから。

    人間にとって大切な脳の働きも「糖質」が変化した「ブドウ糖」をエネルギーにしているので、記憶力がぼんやりしたり、集中力が続かずグッタリしてきたら糖質不足の可能性が考えられます。

    また最近では、「炭水化物」の摂取を減らしすぎると腸内細菌が好む「糖質」と「食物繊維」が不足してしまうので、体内の「乳酸菌」が減ってしまうことが分かってきました。

    「乳酸菌」が減ると肌にも影響が出ますし、なにより痩せにくくなることも……。

    「炭水化物」を極端に制限したり、まったく食べない食生活を送ったりすると、このように体や肌にとって大きなデメリットになるんです。

    足りないのも問題だけど、
    摂りすぎにもご用心!

    「炭水化物」が生命維持に欠かせないことはよく分かりましたが、厄介なことに、摂りすぎによって悪影響があるのも事実。

    「炭水化物」の糖質は、エネルギーとして使われずに余ってしまうと、中性脂肪として肝臓などに蓄えられ、肥満を招いてしまいます。

    また、摂取によって血糖値が一気に上昇すると、いわゆる“糖化”の要因に。糖化はシワやくすみなどの肌老化を進めると言われています。


    摂りすぎにも注意が必要と分かっていても、「炭水化物」が多い食事はおいしいものが多いんですよね……。だからこそ、お肌や体のためにも上手な摂取を心がけたいものです。

    コツは一度にたくさん食べずに、できるだけ朝・昼・晩と回数を分けて摂ること。

    そして「少し足りないかな?」くらいの量が理想的。ごはんならお茶碗1杯で留め、精白されていない雑穀米や発芽米などがオススメです。

    健やかな体に欠かせない、効率の良いエネルギー源「炭水化物」。自分の体や活動量に合わせた、バランスのよい摂取を心がけたいですね!

  • これだけは知っておきたい!「お肌のしくみ」基本編

    これだけは知っておきたい!
    「お肌のしくみ」基本編

    トラブルに負けない、健やかな肌づくりのために大切なこと。

    それは「肌そのものを正しく知ること」だとタマチャンショップは考えます。

    実は肌のしくみを知ることで、自分の肌状態をあらためて確認できたり、いつものスキンケアを見直したりと、肌への理解がより深まるんです。

    さあ、私たちと一緒に、肌の構造を学びましょう!

    肌の構造と役割

    私たちの体の表面をおおっている肌(皮膚)。

    肌は、常に外気と接している境界線です。つい見過ごしがちですが、実はとても大切な働きをしています。

    特に重要な働きは「生まれ変わりながら、ダメージから体を守ってくれている」こと。どうやって生まれ変わり、どのように守ってくれているのでしょう?

    皮膚は、「表皮」と「真皮」の2段構造になっています。


    わずか0.2mm程度「表皮」は肌の最も外側にあり、全身をラップのようにおおって外気から体を守ってくれています。

    「表皮」は4層構造。

    一番内側から、「基底層(きていそう)」→「有棘層(ゆうきょくそう)」 →「顆粒層(かりゅうそう)」 →「角質層(かくしつそう)」となっています。

    この表皮の一番外側にある「角質層」が、保湿機能とバリア機能を担ってくれています。


    「角質層」の厚さはなんと0.02~0.03mm。

    こんなにも薄い層の中で、セラミドやNMF(天然保湿因子)が細胞をつなぎ合わせており、これが肌にみずみずしさをキープし、外敵をブロックする役割を果たしているんですね。

    まさにお肌のうるおいは、「角質層」で守られているといえます。

    実際、保湿ケアに欠かせない基礎化粧品は、ほぼ「角質層」までしか浸透しません。


    スキンケアは、この「表皮」を整えるためのケアであり、「真皮」のコンディションはインナーケアが重要になってきます。

    そして、もうひとつ大切なのが、肌の生まれ変わり。

    表皮の一番内側の「基底層」から、細胞は形を変えながら上へ上へと押し上げられ、最後は一番外側の「角質層」へ変化します。「角質層」で死んだ状態となった角化細胞は、アカとして剥がれ落ちる構造となっています。

    このサイクルを、ターンオーバー(新陳代謝機能)と呼びます。


    ターンオーバーの周期はだいたい28日ほど。

    ただし、この周期は年齢やホルモンバランス、紫外線によって左右されるんです。

    若い頃はすぐに消えていた小さな傷が治りにくくなったなぁと感じたことはありませんか?これは年齢を重ねるにつれ、ターンオーバーのサイクルが長くなっているから。

    お肌がカサカサする、シミやくすみのお悩みが増えてきたと感じたら、それは新陳代謝機能が低下しているサインかもしれません。


    古い角質が自然とはがれ落ち、フレッシュな角質細胞が常に肌の表面に並んでいると理想的。

    スムーズなターンオーバーこそ、美しく健やかなお肌の秘訣といえるでしょう。

    さらに肌には、発汗などをコントロールする「体温調節機能」や、温度や痛みをキャッチする「知覚機能」など、身体の健康と深く関わっています。

    こうした素肌に生まれつき備わっているさまざまな機能をバランスよく保ちたいものです。そのためにも、毎日のスキンケアとインナーケアがとても大切になってきます。

    あなたの体が「いま必要なもの」を内と外から補って、「過不足のない肌」を目指しましょう!

  • 美しいお肌の条件 「う・な・は・だ・け」とは?

    美しいお肌の条件
    「う・な・は・だ・け」とは?

    「美しい肌」と聞いて、あなたが思い浮かべるのはどんな肌でしょう?

    色白な肌、若い頃の肌、女優さんのような肌など、いろいろな「美肌」が浮かんできますね。

    実は美容業界でよく知られている「美肌の条件」があります。

    それは、「う・な・は・だ・け」

    この言葉、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。美容のプロ達が「これこそ美肌を決定づける条件」と考える5つの条件です。

    この呪文のような言葉は、一体なんでしょう?

    ぜひ、この機会に「う・な・は・だ・け」をチェックしてみましょう!

    肌の状態を知るバロメーター。

    「う・な・は・だ・け」は、5つの美肌条件の頭文字をとったものです。


    「う」=「潤い」

    角質層の水分量と油分のバランスがとれており、みずみずしく潤っている肌

    潤いのもとは水分であり、キープするのが油分です。これらのバランスがうまく取れていると潤いが保たれます。

    ですが、肌の水分量は生まれたときがピークで、加齢とともに減っていく一方です。だから年齢を重ねるごとに潤い補給&持続のケアが大切になってきます。

    「な」=「なめらか」

    肌のキメが細かく均一に整っており、すべすべしている肌

    肌の表面は丘と山が連なるように溝が走っており、その溝が均一に走っている状態が理想です。その溝がいわゆるキメ。キメが乱れていると肌表面がガタガタで化粧ノリも悪くなりがち……。この溝が細かく均一に整った肌は、保水力が高く、肌色も明るく見えます。

    対策としては、やはり潤いを与えるケアが必要です。

    「は」=「ハリ」

    ターンオーバーがスムーズに行われており、引きしまっている肌

    新しい細胞に入れかわるターンオーバーが正常に行われている肌は、表面が健やかな細胞で覆われている状態です。

    新陳代謝がスムーズだと、古い角質が表面にたまりにくく、水分保持力もアップ。保湿はもちろん、質の良い睡眠、紫外線対策、良質なタンパク質摂取などでターンオーバーを正常化すると、シワやたるみに負けないハリへとつながります。

    「だ」=「弾力」

    重力に負けず、元に戻ろうとする力を持っている肌

    弾力とは、指で触れたときに跳ね返そうとする力。これが弱まると、たるみの原因に……。

    弾力のある肌と深く関わるのが真皮です。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった弾力成分を生み出す真皮を健やかにするには、やはり内側からの食事ケアが大切になってきます。

    「け」=「血行」

    くすみや色むらのない、血液のめぐりがよい肌

    肌の成長に欠かせない栄養は、日々の食事から摂取します。そして、その食べ物の栄養を肌へと運んでくれるのが血液です。

    肌に栄養がきちんとめぐるよう、血流を良くすることがとても重要です。この流れがスムーズであればあるほど、血色が良くなり、くすみ知らずのツヤ肌に。

    この5つが、美容の専門家が考える「美肌の条件=う・な・は・だ・け」です。

    いかがでしたか?

    こうして5つの条件を改めて見てみると、「美しい肌」とは、「健康な肌」なのだと実感しますね。


    肌が根本から健やかな状態というのは、それだけ肌トラブルが起きにくいというもの。

    「う・な・は・だ・け」の揃った肌を目指すには、外からの保湿ケア、内からの栄養ケア、そして健康的なライフスタイルなんですね。

    どれも美肌にとって欠かせないものなのです。

    ぜひ、これからのケアで「う・な・は・だ・け」を意識してみませんか?